JPH0451995A - 自動洗濯機 - Google Patents
自動洗濯機Info
- Publication number
- JPH0451995A JPH0451995A JP2157952A JP15795290A JPH0451995A JP H0451995 A JPH0451995 A JP H0451995A JP 2157952 A JP2157952 A JP 2157952A JP 15795290 A JP15795290 A JP 15795290A JP H0451995 A JPH0451995 A JP H0451995A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- support plate
- spring support
- valve
- washing machine
- Prior art date
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は一般家庭で使用される自動洗濯機に関するもの
である。
である。
従来の技術
従来、この種の自動洗濯機は第4図、第5図に示すよう
な構造になっている。すなわち、脱水時の水を受けるた
めの外槽1の下部に減速機2が固着されており、この減
速機2は外槽1の下部に固着されたモータ3とベルトで
連結されている。減速機2の駆動軸は二重構造になって
おり、外側の輪には、外槽1内部に位置し、洗濯槽を兼
ねた脱水槽4が固定されている。内側の軸には、脱水槽
4内部に位置した撹拌翼5が固定されている。外槽1は
サスペンション6を介して洗濯機本体7から防振支持さ
れている。サスペンション6は第5図に示すように、吊
り棒8と円筒状のバネ押え9と、つるまきバネ10及び
可撓性のバネ支持円板11と、バネ支持円板11に装着
され変態温度以上の高温になると縮径してバネ支持円板
11の外周を前記円筒状のバネ押え9との摩擦が小さく
なるように縮小させる形状記憶合金リング12とにより
構成され、バネ支持円板11は円筒状のバネ押え9の下
端内周に摺動可能に嵌合している。バネ押え9には前記
外槽1が載置されている。以上のような構成で、給水・
洗濯・排水・遠心脱水を自動的に行うものであった。
な構造になっている。すなわち、脱水時の水を受けるた
めの外槽1の下部に減速機2が固着されており、この減
速機2は外槽1の下部に固着されたモータ3とベルトで
連結されている。減速機2の駆動軸は二重構造になって
おり、外側の輪には、外槽1内部に位置し、洗濯槽を兼
ねた脱水槽4が固定されている。内側の軸には、脱水槽
4内部に位置した撹拌翼5が固定されている。外槽1は
サスペンション6を介して洗濯機本体7から防振支持さ
れている。サスペンション6は第5図に示すように、吊
り棒8と円筒状のバネ押え9と、つるまきバネ10及び
可撓性のバネ支持円板11と、バネ支持円板11に装着
され変態温度以上の高温になると縮径してバネ支持円板
11の外周を前記円筒状のバネ押え9との摩擦が小さく
なるように縮小させる形状記憶合金リング12とにより
構成され、バネ支持円板11は円筒状のバネ押え9の下
端内周に摺動可能に嵌合している。バネ押え9には前記
外槽1が載置されている。以上のような構成で、給水・
洗濯・排水・遠心脱水を自動的に行うものであった。
発明が解決しようとする課題
一般に自動洗濯機においては、脱水槽4を回転させ遠心
脱水する際に、衣類の片寄りのため生じるアンバランス
が原因で大きな振動が発生する。
脱水する際に、衣類の片寄りのため生じるアンバランス
が原因で大きな振動が発生する。
特に起動時・共振点通過時に振動振幅は最大となる。こ
の共振の振動を抑えるため、前述したバネ押え9とバネ
支持円板11を摩擦摺動させ振動を減衰させている。こ
の摩擦減衰量を大きくすると、共振点の振幅は小きくな
るが、振動は洗濯機本体7に伝わりやすくなり振動音や
摺動音等の騒音が大きくなる。逆に摩擦減衰量が小さい
と騒音は小さくなるが、共振点での振幅が大きくなる。
の共振の振動を抑えるため、前述したバネ押え9とバネ
支持円板11を摩擦摺動させ振動を減衰させている。こ
の摩擦減衰量を大きくすると、共振点の振幅は小きくな
るが、振動は洗濯機本体7に伝わりやすくなり振動音や
摺動音等の騒音が大きくなる。逆に摩擦減衰量が小さい
と騒音は小さくなるが、共振点での振幅が大きくなる。
そこで前記した従来例では、脱水行程に入って脱水槽4
が回転を始めて共振点を通過するまでは、バネ押え9と
バネ支持円板11との摩擦によって充分な減衰が得られ
、次に回転数が共振点を通過した後は摩擦熱のために形
状記憶合金リング12が加熱されて記憶された形状、す
なわちリング径が小さくなり、可撓性のバネ支持円板1
1か縮められ摩擦力が小さくなるような構成として、騒
音を小さく抑えていた。しかしながら前記構成のもので
は、形状記憶合金リング12が動作するまでは摩擦力が
大きく、それによって摺動音等の騒音も大きいものであ
った。また、形状記憶合金リング12の動作に摩擦熱を
利用しているため、動作が不安定になり、バネ押え9や
バネ支持円板11の耐久性も悪くなるという課題があっ
た。
が回転を始めて共振点を通過するまでは、バネ押え9と
バネ支持円板11との摩擦によって充分な減衰が得られ
、次に回転数が共振点を通過した後は摩擦熱のために形
状記憶合金リング12が加熱されて記憶された形状、す
なわちリング径が小さくなり、可撓性のバネ支持円板1
1か縮められ摩擦力が小さくなるような構成として、騒
音を小さく抑えていた。しかしながら前記構成のもので
は、形状記憶合金リング12が動作するまでは摩擦力が
大きく、それによって摺動音等の騒音も大きいものであ
った。また、形状記憶合金リング12の動作に摩擦熱を
利用しているため、動作が不安定になり、バネ押え9や
バネ支持円板11の耐久性も悪くなるという課題があっ
た。
そこで本発明は前記従来の課題を解決するものであり、
バネ押えとバネ支持板の摩擦を小さくして摺動音や振動
の歪から発生する騒音を小さくすると共に、耐久性を向
上させた自動洗濯機を得ることを第一の目的としている
。また第二に、前記第一の目的に関連して、脱水起動時
はダンバカを大きくして共振点の振動振幅を小さくし、
定常振動になった時には自動的にダンバカを小さくし、
振動を洗濯機本体に伝わりにくくすることによって騒音
を小さくする自動洗濯機を得ることを目的としている。
バネ押えとバネ支持板の摩擦を小さくして摺動音や振動
の歪から発生する騒音を小さくすると共に、耐久性を向
上させた自動洗濯機を得ることを第一の目的としている
。また第二に、前記第一の目的に関連して、脱水起動時
はダンバカを大きくして共振点の振動振幅を小さくし、
定常振動になった時には自動的にダンバカを小さくし、
振動を洗濯機本体に伝わりにくくすることによって騒音
を小さくする自動洗濯機を得ることを目的としている。
課題を解決するための手段
前記第一の目的を達成するための第一の発明は、洗濯槽
を兼ねた脱水槽の外側に位置して、脱水時の水を受ける
外槽をサスペンションを介して洗濯機本体から弾性支持
するとともに、前記各サスペンションを、吊り棒と、こ
の吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊り
棒に挿通され前記バネ支持板を覆う円筒状のバネ押えと
、前記バネ支持板と前記バネ押えとの間に介装された圧
縮バネとを有し、前記バネ押えの内壁をストレートに成
形するとともにバネ支持板に貫通孔を設け、バネ支持板
の上部に貫通孔を覆う弁板を載置しエアーダンパーを構
成した自動洗濯機とするもの、である。
を兼ねた脱水槽の外側に位置して、脱水時の水を受ける
外槽をサスペンションを介して洗濯機本体から弾性支持
するとともに、前記各サスペンションを、吊り棒と、こ
の吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と、前記吊り
棒に挿通され前記バネ支持板を覆う円筒状のバネ押えと
、前記バネ支持板と前記バネ押えとの間に介装された圧
縮バネとを有し、前記バネ押えの内壁をストレートに成
形するとともにバネ支持板に貫通孔を設け、バネ支持板
の上部に貫通孔を覆う弁板を載置しエアーダンパーを構
成した自動洗濯機とするもの、である。
また第二の目的を達成するための第二の発明は、バネ押
えの開口部を閉塞して密閉構造とし、このバネ押えには
バネ支持板の上下を接続してパイプを設け、バイブの途
中にロード状弁座と球状弁を設けた自動洗濯機とするも
のである。
えの開口部を閉塞して密閉構造とし、このバネ押えには
バネ支持板の上下を接続してパイプを設け、バイブの途
中にロード状弁座と球状弁を設けた自動洗濯機とするも
のである。
作用
第一の発明は以下のように作用する。バネ押えの内壁を
ストレートに成型してバネ支持板とバネ押えの摩擦を小
さくすることによって、バネ支持板とバネ押えの摩擦が
摺動範囲において小さくなり、摩擦音が減少するもので
ある。脱水起動時の共振振動はバネ支持板とバネ押えで
構成されるエアーダンパーによって減衰される。エアー
ダンパーの効果は、バネ支持板に設けられた貫通孔とバ
ネ支持板の上部に載置された弁板で構成される弁により
、外槽が下方へ移動する時のみ表れ、圧縮バネによって
外槽が上方へ移動す時は、空気圧によって弁が開き空気
の流れが発生してダンパー力が無くなり、スムーズに外
槽が上方へ移動し、摩擦ダンパーを使用した時の振動の
歪が無く、異常振動を防止することができる。共振点通
過後は、振動振幅及びバネ支持板の摺動量が小さくなり
、それによって移動する空気量も小さくなって、結果と
してダンパー力が小さくなる。さらに、弁の効果によっ
て、外槽が下方へ移動する時のみダンパー力が発生し、
その他の場合はダンパー力が無くなるので、振動が洗濯
機本体に伝わる量が小さくなる。また、バネ支持板とバ
ネ押えの摩擦が小さくなったことによってバネ支持板と
バネ押えの耐久性も向上できるものである。
ストレートに成型してバネ支持板とバネ押えの摩擦を小
さくすることによって、バネ支持板とバネ押えの摩擦が
摺動範囲において小さくなり、摩擦音が減少するもので
ある。脱水起動時の共振振動はバネ支持板とバネ押えで
構成されるエアーダンパーによって減衰される。エアー
ダンパーの効果は、バネ支持板に設けられた貫通孔とバ
ネ支持板の上部に載置された弁板で構成される弁により
、外槽が下方へ移動する時のみ表れ、圧縮バネによって
外槽が上方へ移動す時は、空気圧によって弁が開き空気
の流れが発生してダンパー力が無くなり、スムーズに外
槽が上方へ移動し、摩擦ダンパーを使用した時の振動の
歪が無く、異常振動を防止することができる。共振点通
過後は、振動振幅及びバネ支持板の摺動量が小さくなり
、それによって移動する空気量も小さくなって、結果と
してダンパー力が小さくなる。さらに、弁の効果によっ
て、外槽が下方へ移動する時のみダンパー力が発生し、
その他の場合はダンパー力が無くなるので、振動が洗濯
機本体に伝わる量が小さくなる。また、バネ支持板とバ
ネ押えの摩擦が小さくなったことによってバネ支持板と
バネ押えの耐久性も向上できるものである。
また、第二の発明は、バネ押えを密閉構造にし、パイプ
でバネ支持板の上下を接続し、パイプの途中にロード状
弁座を設け、そこに球状弁を載置して、脱水行程に入っ
て脱水槽が回転を始めて共振点を通過するまでの振動振
幅が大きくて周期が長い期間は、球状弁はロード状弁座
に安定に載置され弁として働き、外槽が下方へ移動する
時、バネ支持板が上方へ摺動しバネ押え上部から底板へ
空気が流れようとするが、前記弁により遮断され結果と
して外槽が下方へ移動するのを抑制するように働く。逆
に圧縮バネによって外槽が上方へ移動する時は、空気の
流れは逆になり球状弁は押し上げられ、空気の流れが発
生して外槽の移動を抑制することがなく、スムーズに移
動が行われ、摩擦ダンパー使用時に発生した振動の歪か
なく異常振動が防止される。共振点通過後、定常回転に
なると振動振幅が小さく周期が短いモードになるので、
球状弁が振動し、ロード状弁座に碇実に載置されること
がないので弁として機能せずダンバー効果が減少して、
振動を洗濯機本体に伝えにくくなり、騒音も小さく抑え
ることができるものである。
でバネ支持板の上下を接続し、パイプの途中にロード状
弁座を設け、そこに球状弁を載置して、脱水行程に入っ
て脱水槽が回転を始めて共振点を通過するまでの振動振
幅が大きくて周期が長い期間は、球状弁はロード状弁座
に安定に載置され弁として働き、外槽が下方へ移動する
時、バネ支持板が上方へ摺動しバネ押え上部から底板へ
空気が流れようとするが、前記弁により遮断され結果と
して外槽が下方へ移動するのを抑制するように働く。逆
に圧縮バネによって外槽が上方へ移動する時は、空気の
流れは逆になり球状弁は押し上げられ、空気の流れが発
生して外槽の移動を抑制することがなく、スムーズに移
動が行われ、摩擦ダンパー使用時に発生した振動の歪か
なく異常振動が防止される。共振点通過後、定常回転に
なると振動振幅が小さく周期が短いモードになるので、
球状弁が振動し、ロード状弁座に碇実に載置されること
がないので弁として機能せずダンバー効果が減少して、
振動を洗濯機本体に伝えにくくなり、騒音も小さく抑え
ることができるものである。
実施例
以下、第一の発明の一実施例を添付図面にもとづいて説
明する。第1図において、脱水時の水を受けるための外
槽13の下部に減速機14が固着されており、この減速
機14は外槽13の下部に固着されたモータ15とベル
トで連結されている。減速機14の駆動軸は二重構造に
なっており、外側の軸には、洗濯槽を兼ねた脱水槽16
が固定されている。この脱水槽16の外側には前記外槽
13が位置している。また駆動軸の内側の軸には、脱水
槽16内部に位置した撹拌翼17が固定されている。外
槽13は防振のためにサスペンション18を介して洗濯
機本体19から弾性支持されている。サスベンジ目ン1
8は第2図に示スように、吊り棒20と、この吊り棒2
0の下端に取付けられたバネ支持板23と、前記吊り棒
20に挿通され前記バネ支持板23を覆う円筒状のバネ
押え21と、前記バネ支持板23と前記バネ押え21と
の間に介装された圧縮バネ22とを有しており、前記バ
ネ押え21の内壁は、バネ支持板23の摺動範囲におい
て上下の径がD =D1 の関係となっている。換
言すれば、この内壁はストレートに成型されており、円
筒状となっている。
明する。第1図において、脱水時の水を受けるための外
槽13の下部に減速機14が固着されており、この減速
機14は外槽13の下部に固着されたモータ15とベル
トで連結されている。減速機14の駆動軸は二重構造に
なっており、外側の軸には、洗濯槽を兼ねた脱水槽16
が固定されている。この脱水槽16の外側には前記外槽
13が位置している。また駆動軸の内側の軸には、脱水
槽16内部に位置した撹拌翼17が固定されている。外
槽13は防振のためにサスペンション18を介して洗濯
機本体19から弾性支持されている。サスベンジ目ン1
8は第2図に示スように、吊り棒20と、この吊り棒2
0の下端に取付けられたバネ支持板23と、前記吊り棒
20に挿通され前記バネ支持板23を覆う円筒状のバネ
押え21と、前記バネ支持板23と前記バネ押え21と
の間に介装された圧縮バネ22とを有しており、前記バ
ネ押え21の内壁は、バネ支持板23の摺動範囲におい
て上下の径がD =D1 の関係となっている。換
言すれば、この内壁はストレートに成型されており、円
筒状となっている。
従って前記バネ支持板23との摩擦は極めて小さいもの
となっている。また、バネ支持板23には、貫通孔24
が設けられており、バネ支持板23の上部に、貫通孔2
4を覆うように載置された弁板25とでエアーダンパー
が構成されている。
となっている。また、バネ支持板23には、貫通孔24
が設けられており、バネ支持板23の上部に、貫通孔2
4を覆うように載置された弁板25とでエアーダンパー
が構成されている。
26は圧縮バネ22と弁板25の間に介在される弁板固
定具である。
定具である。
以下本実施例の動作を説明する。脱水槽16が回転する
遠心脱水行程中において、衣類などの片寄りによってア
ンバランスが生じた場合、外槽13と脱水槽16は激し
く振動する。特に起動時において、共振点を通過する際
にその振幅が最大になる。本実施例の防振機構は、この
ピーク時に外槽13等が洗濯機本体19に接触しないよ
うに、外槽13が下方へ移動しようとするときに、バネ
押え21とバネ支持板23により構成されるエアーダン
パーのダンパー力により移動が抑制され、振動に減衰を
与えている。また、外槽13が圧縮バネ22によって上
方へ移動する時には、弁板25が空気力で変形し貫通孔
24がら空気が漏れてダンパー力がなくなり、スムーズ
に移動が行われる。共振点通過後の定常回転時は、振動
振幅が小さくなりバネ支持板23の摺動量も小さくなる
ことから、発生するダンパー力も小さくなる。
遠心脱水行程中において、衣類などの片寄りによってア
ンバランスが生じた場合、外槽13と脱水槽16は激し
く振動する。特に起動時において、共振点を通過する際
にその振幅が最大になる。本実施例の防振機構は、この
ピーク時に外槽13等が洗濯機本体19に接触しないよ
うに、外槽13が下方へ移動しようとするときに、バネ
押え21とバネ支持板23により構成されるエアーダン
パーのダンパー力により移動が抑制され、振動に減衰を
与えている。また、外槽13が圧縮バネ22によって上
方へ移動する時には、弁板25が空気力で変形し貫通孔
24がら空気が漏れてダンパー力がなくなり、スムーズ
に移動が行われる。共振点通過後の定常回転時は、振動
振幅が小さくなりバネ支持板23の摺動量も小さくなる
ことから、発生するダンパー力も小さくなる。
さらに、弁板25の効果により、外槽13が下方へ移動
する時のみダンパー力が発生して、その他の場合はダン
パー力が無くなるので、振動が洗濯機本体19に伝わり
にくくなって、騒音が低減される。
する時のみダンパー力が発生して、その他の場合はダン
パー力が無くなるので、振動が洗濯機本体19に伝わり
にくくなって、騒音が低減される。
このように第一の発明の実施例の自動洗濯機によれば、
バネ押え21の内壁をストレートに成型したことによっ
て、バネ押え21とバネ支持板23の摩擦を小さくして
い名ため、脱水行程での摩擦音による騒音が低減する。
バネ押え21の内壁をストレートに成型したことによっ
て、バネ押え21とバネ支持板23の摩擦を小さくして
い名ため、脱水行程での摩擦音による騒音が低減する。
摩擦が小さいので、バネ押え21とバネ支持板23の耐
久性が向上する。また、バネ支持板23に貫通孔24を
設け、貫通孔24を覆うように弁板25をバネ支持板2
3に載置してエアーダンパーを構成し外槽13が下方へ
移動する時のみダンパー力が発生するようにしたことに
より、共振点を通過するまでの振幅が大きくバネ支持板
23の摺動量が大きい時に大きなダンパー力が発生して
、脱水起動時の振動を小さくし、外槽13が圧縮バネ2
2によって上方へ移動する時はダンパー力が発生せず、
スムーズに移動が行われ、摩擦ダンパー使用時に発生し
た振動の歪をなくし異常振動を防止することができる。
久性が向上する。また、バネ支持板23に貫通孔24を
設け、貫通孔24を覆うように弁板25をバネ支持板2
3に載置してエアーダンパーを構成し外槽13が下方へ
移動する時のみダンパー力が発生するようにしたことに
より、共振点を通過するまでの振幅が大きくバネ支持板
23の摺動量が大きい時に大きなダンパー力が発生して
、脱水起動時の振動を小さくし、外槽13が圧縮バネ2
2によって上方へ移動する時はダンパー力が発生せず、
スムーズに移動が行われ、摩擦ダンパー使用時に発生し
た振動の歪をなくし異常振動を防止することができる。
定常回転になると振動振幅、バネ支持板23の摺動量も
小さくなるのでダンパー力も小さくなる。さらに、弁に
よって外槽13が下方へ移動する時のみダンパー力が発
生し、その他の場合は発生しないので、振動が洗濯機本
体19に伝わりに<<シて騒音を低減することができる
。
小さくなるのでダンパー力も小さくなる。さらに、弁に
よって外槽13が下方へ移動する時のみダンパー力が発
生し、その他の場合は発生しないので、振動が洗濯機本
体19に伝わりに<<シて騒音を低減することができる
。
次に、第二の発明の一実施例について第3図を基に説明
する。第1図、第2図と同一部分については同一符号を
付している。図において、27はバネ押え21の開口部
を覆う底板、28はバネ押え21の上部と底板27を接
続するパイプで、途中にロード状弁座29が設けられて
いる。30はロード状弁座29に当接し、バネ押え21
の上部から底板27へ流れる空気を遮断する球状弁であ
る。31はバネ押え21の開口部と底板27の間に設け
られたパツキンで、バネ押え21と底板27の気密性を
高めている。
する。第1図、第2図と同一部分については同一符号を
付している。図において、27はバネ押え21の開口部
を覆う底板、28はバネ押え21の上部と底板27を接
続するパイプで、途中にロード状弁座29が設けられて
いる。30はロード状弁座29に当接し、バネ押え21
の上部から底板27へ流れる空気を遮断する球状弁であ
る。31はバネ押え21の開口部と底板27の間に設け
られたパツキンで、バネ押え21と底板27の気密性を
高めている。
以下、本実施例の動作を説明する。脱水行程に入って脱
水槽16が回転を始めて共振点を通過するまでの振動振
幅が大きくて周期が長い期間は、球状弁30はロード状
弁座29に確実に当接して弁として働き、外槽13が下
方へ移動する時のみ空気の流れが遮断されてダンパー力
が発生し、振動が抑制される。共振点通過後、定常回転
になると振動振幅が小さく周期が短いモードになるので
、球状弁30も空気の流れと無関係に振動し、ロード状
弁座29に確実に当接することがなくなり、弁として機
能せずダンパー力も減少して、振動を洗濯機本体19に
伝えにくくなり、騒音も小さく抑えることができる。
水槽16が回転を始めて共振点を通過するまでの振動振
幅が大きくて周期が長い期間は、球状弁30はロード状
弁座29に確実に当接して弁として働き、外槽13が下
方へ移動する時のみ空気の流れが遮断されてダンパー力
が発生し、振動が抑制される。共振点通過後、定常回転
になると振動振幅が小さく周期が短いモードになるので
、球状弁30も空気の流れと無関係に振動し、ロード状
弁座29に確実に当接することがなくなり、弁として機
能せずダンパー力も減少して、振動を洗濯機本体19に
伝えにくくなり、騒音も小さく抑えることができる。
このように、この第二の発明の実施例の自動洗濯機によ
れば、バネ押え21の開口部に底板27を設けて密閉構
造としバネ押え21の上部と底板27をパイプ28で接
続して空気の流れをつくり、パイプ28の途中にロード
状弁座29と球状弁30で弁を構成し、脱水起動時に外
槽13が大きく下方へ移動する時のみ空気の流れを遮断
し、結果としてダンパー力が大きくなって起動時の振動
が減衰される。また、外槽13が圧縮バネ22によって
上方へ移動する時は、球状弁30が空気圧で移動し、空
気が流れてダンパー力が発生せず、スムーズに移動して
異常振動が発生することはない。共振点通過後の定常回
転時は振動の周期が短く、球状弁30が振動して確実に
ロード状弁座29に当接しなくなり、弁の機能が無くな
って結果としてダンパー力が減少して、振動が洗濯機本
体19に伝わりにくくなって、騒音も小さくなる。
れば、バネ押え21の開口部に底板27を設けて密閉構
造としバネ押え21の上部と底板27をパイプ28で接
続して空気の流れをつくり、パイプ28の途中にロード
状弁座29と球状弁30で弁を構成し、脱水起動時に外
槽13が大きく下方へ移動する時のみ空気の流れを遮断
し、結果としてダンパー力が大きくなって起動時の振動
が減衰される。また、外槽13が圧縮バネ22によって
上方へ移動する時は、球状弁30が空気圧で移動し、空
気が流れてダンパー力が発生せず、スムーズに移動して
異常振動が発生することはない。共振点通過後の定常回
転時は振動の周期が短く、球状弁30が振動して確実に
ロード状弁座29に当接しなくなり、弁の機能が無くな
って結果としてダンパー力が減少して、振動が洗濯機本
体19に伝わりにくくなって、騒音も小さくなる。
発明の効果
第一の発明は、バネ押えの内壁をストレートに成型する
ことによってバネ支持板とバネ押えの摩擦を小さくする
とともに、バネ支持板に貫通孔を設け、貫通孔を覆うよ
うに弁板をバネ支持板に載置して弁を構成し外槽が下方
へ移動する時のみダンパー力が発生するようにしたこと
により、バネ支持板の摺動量の大きい時に大きなダンパ
ー力が発生するようにして脱水起動時の振動を小さくし
、バネ支持板の摺動量の小さい定常回転時は、ダンパー
力が小さく、かつ弁によって一方向しか発生しないよう
にしているため、振動が洗濯機本体に伝わりにくくなっ
て騒音を低減することができる。また、バネ支持板とバ
ネ押えの摩擦が摺動範囲において小さくなり、摩擦音が
減少するものである。従って、バネ支持板とバネ押えの
耐久性を増すことができるものである。
ことによってバネ支持板とバネ押えの摩擦を小さくする
とともに、バネ支持板に貫通孔を設け、貫通孔を覆うよ
うに弁板をバネ支持板に載置して弁を構成し外槽が下方
へ移動する時のみダンパー力が発生するようにしたこと
により、バネ支持板の摺動量の大きい時に大きなダンパ
ー力が発生するようにして脱水起動時の振動を小さくし
、バネ支持板の摺動量の小さい定常回転時は、ダンパー
力が小さく、かつ弁によって一方向しか発生しないよう
にしているため、振動が洗濯機本体に伝わりにくくなっ
て騒音を低減することができる。また、バネ支持板とバ
ネ押えの摩擦が摺動範囲において小さくなり、摩擦音が
減少するものである。従って、バネ支持板とバネ押えの
耐久性を増すことができるものである。
第二の発明によれば、バネ押えの開口部を閉塞して密閉
構造とし、このバネ押えにはバネ支持板の上下を接続し
てパイプを設け、パイプの途中にロード状弁座と球状弁
で弁を構成し、脱水起動時に外槽が大きく下方へ移動し
バネ支持板が上方へ摺動する時のみ空気の流れを遮断し
、結果としてダンパー力を太きぐして起動時の振動を減
衰することができる。また、外槽が圧縮バネによって上
方へ移動する時は、球状弁が空気圧で押し上げられ、空
気が流れてダンパー力が発生せず、スムーズに移動して
異常振動が発生することはない。共振点通過後の定常回
転時は振動の周期が短く、球状弁が振動して確実にロー
ド状弁座に当接しなくなり、弁の機能が無くなって結果
としてダンパー力が減少して、振動が洗濯機本体に伝わ
りにくくなって、定常回転時の騒音も小さくなるもので
ある。
構造とし、このバネ押えにはバネ支持板の上下を接続し
てパイプを設け、パイプの途中にロード状弁座と球状弁
で弁を構成し、脱水起動時に外槽が大きく下方へ移動し
バネ支持板が上方へ摺動する時のみ空気の流れを遮断し
、結果としてダンパー力を太きぐして起動時の振動を減
衰することができる。また、外槽が圧縮バネによって上
方へ移動する時は、球状弁が空気圧で押し上げられ、空
気が流れてダンパー力が発生せず、スムーズに移動して
異常振動が発生することはない。共振点通過後の定常回
転時は振動の周期が短く、球状弁が振動して確実にロー
ド状弁座に当接しなくなり、弁の機能が無くなって結果
としてダンパー力が減少して、振動が洗濯機本体に伝わ
りにくくなって、定常回転時の騒音も小さくなるもので
ある。
第1図は第一の発明の一実施例を示す自動洗濯機の断面
図、第2図は同サスペンションの断面図、第3図は第二
の発明の一実施例を示すサスペンションの断面図、第4
図は従来の自動洗濯機の断面図、第5図は同サスペンシ
ョンを示す断面図である。 13・・・外槽、16・・・脱水槽、18・・・サスペ
ンション、19・・・洗濯機本体、20・・・吊り棒、
21・・・バネ押え、22・・・圧縮バネ、23・・・
バネ支持板、24・・・貫通孔、25・・・弁板、27
・・・底板、28・・・パイプ、29・・・ロード状弁
座、30・・・球状弁。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名外 槽 脱水槽 サスペンシコン 吊 リ 怜 バネ 秤 文 圧wm t(キ 第2図 吊すデー バ年佇九 圧1mIでネ r(?支持憬 を通孔 IF 板 第 1 図 h−リゾ1 バ年押え (4114lX半 バキ支轡恒 冬 愉 Ifイプ
図、第2図は同サスペンションの断面図、第3図は第二
の発明の一実施例を示すサスペンションの断面図、第4
図は従来の自動洗濯機の断面図、第5図は同サスペンシ
ョンを示す断面図である。 13・・・外槽、16・・・脱水槽、18・・・サスペ
ンション、19・・・洗濯機本体、20・・・吊り棒、
21・・・バネ押え、22・・・圧縮バネ、23・・・
バネ支持板、24・・・貫通孔、25・・・弁板、27
・・・底板、28・・・パイプ、29・・・ロード状弁
座、30・・・球状弁。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名外 槽 脱水槽 サスペンシコン 吊 リ 怜 バネ 秤 文 圧wm t(キ 第2図 吊すデー バ年佇九 圧1mIでネ r(?支持憬 を通孔 IF 板 第 1 図 h−リゾ1 バ年押え (4114lX半 バキ支轡恒 冬 愉 Ifイプ
Claims (2)
- (1)洗濯槽を兼ねた脱水槽の外側に位置して、脱水時
の水を受ける外槽をサスペンションを介して洗濯機本体
から弾性支持するとともに、前記サスペンションは、吊
り棒と、この吊り棒の下端に取付けられたバネ支持板と
、前記吊り棒に挿通され前記バネ支持板を覆う円筒状の
バネ押えと、前記バネ支持板と前記バネ押えとの間に介
装された圧縮バネとを有し、前記バネ押えの内壁をスト
レートに成形するとともにバネ支持板に貫通孔を設け、
前記バネ支持板の上部に前記貫通孔を覆う弁板を載置し
てエアーダンパを構成した自動洗濯機。 - (2)バネ押えの開口部を閉塞して密閉構造とし、この
バネ押えにはバネ支持板の上下を接続してパイプを設け
、パイプの途中にロード状弁座と球状弁を設けた請求項
1記載の自動洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157952A JP2689692B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2157952A JP2689692B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 自動洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0451995A true JPH0451995A (ja) | 1992-02-20 |
| JP2689692B2 JP2689692B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15661050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2157952A Expired - Fee Related JP2689692B2 (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | 自動洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2689692B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101074529B (zh) | 2006-05-16 | 2010-06-16 | 松下电器产业株式会社 | 洗衣机 |
| CN112933361A (zh) * | 2021-03-22 | 2021-06-11 | 深圳迈瑞动物医疗科技有限公司 | 麻醉机及其apl阀 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP2157952A patent/JP2689692B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101074529B (zh) | 2006-05-16 | 2010-06-16 | 松下电器产业株式会社 | 洗衣机 |
| CN112933361A (zh) * | 2021-03-22 | 2021-06-11 | 深圳迈瑞动物医疗科技有限公司 | 麻醉机及其apl阀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2689692B2 (ja) | 1997-12-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |