JPH0451896Y2 - - Google Patents

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JPH0451896Y2
JPH0451896Y2 JP1987069225U JP6922587U JPH0451896Y2 JP H0451896 Y2 JPH0451896 Y2 JP H0451896Y2 JP 1987069225 U JP1987069225 U JP 1987069225U JP 6922587 U JP6922587 U JP 6922587U JP H0451896 Y2 JPH0451896 Y2 JP H0451896Y2
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JP
Japan
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powder
container
cap
delivery pipe
container body
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JP1987069225U
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JPS63181469U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、握圧によつて粉末を噴出する粉末
噴出容器に関するものである。
(従来の技術) この種粉末噴出容器は、噴出量の調整に多大の
配慮が施される。例えば、実公昭60−28534号公
報に提案されている考案は、摺動栓の移動によつ
て流路を拡縮させるものであるが、口栓部材の存
する位置においてのみ、上記噴出量の調整機能を
担わせている。
(考案が解決しようとする問題点) 従つて、上記公報考案では、口栓部材に摺動栓
嵌合用の周状縦孔を形成すると共に粉末通過孔と
もされる上記周状縦孔の内壁にテーパを形成する
という複雑な構成を採らざるを得ず、成形用型が
複雑な形状となつて安価に製作提供できないとい
う問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決する目的でなされ、
下記技術手段を採用する。
すなわち、握圧によつて粉末を噴出する粉末噴
出容器であつて、上面に開口部を有する容器本体
を弾性材で形成し、前記容器本体の開口部に装着
される蓋体は、上面中央部に噴出口を形成すると
ともに、前記噴出口の下面には、送出管の嵌合時
に第2噴出口を形成し得る接続キヤツプを一体形
成し、前記接続キヤツプに垂下支持される送出管
の下端には、その嵌合時に誘導路を形成し得る吸
引キヤツプを嵌合してなることを、その特徴とす
る。
ここで上記第2噴出口の形成は接続キヤツプの
内壁若しくは送出管の外壁に縦溝を形成すること
によつて具体化され、誘導路の形成は、吸引キヤ
ツプの内壁若しくは送出管の外壁に縦溝を形成す
ることによつて具体化されるものである。
(作用) 本考案に係る粉末噴出容器は、容器本体内に粉
末を入れておき、該容器本体を強く握ることによ
り、蓋体の噴出口から粉末及び空気を噴出させる
如く使用する。
すなわち、握圧によつて容器本体内の空気が圧
搾され、該圧搾空気が第2噴出口から吹き出され
るとともに、他方において容器本体内の粉末を押
圧し、押圧力を受けた粉末が吸引キヤツプの誘導
路を通り、送出管を経て、接続キヤツプの存する
位置で空気流と合流し、噴出口から出て行く。か
ような粉末の噴出は、容器を逆様にした場合も同
様になされる。
(実施例) 以下、例示図面に基いて本考案を詳述する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は、同中央縦断面図、第3図は第2図における
X−X線若しくはY−Y線拡大断面図である。
図において、Aは粉末、Bは空気、1は樹脂等
弾性材からなる容器本体を示し、該容器本体1の
上面には開口部2が形成され、開口部2の外周縁
には蓋体4を螺着若しくは嵌着するための係止部
3が形成されている。そして上記蓋体4の上面側
中央部に、空気B及び粉末Aを噴出させるための
噴出口5を形成している。6は噴出口5の外周部
に形成された周突条で、該周突条6は、上記蓋体
4の一側に一体形成された閉塞キヤツプ7を係着
する部位として供される。8は閉塞キヤツプ7の
内周壁に形成された周溝である。9は上記噴出口
5の下面に蓋体4に一体として形成された接続キ
ヤツプで、該接続キヤツプ9は、送出管12の上
端を嵌合する部位として形成されたものである。
そして該接続キヤツプ9の内周壁には、接続キヤ
ツプ9に対し送出管12を内嵌した際、両者9,
12間に第2噴出口10が形成されるよう縦溝1
1が形成されている。尤も、縦溝11を送出管1
2の外周壁に形成しておいて両者9,12の嵌合
により第2噴出口10を形成するように構成して
もよい。
送出管12は、容器本体1の底面側に存する粉
末A若しくは空気B(容器本体1を逆様にして使
用する場合)を噴出口5に案内するための管であ
り、該送出管12の下端には、上記粉末A若しく
は空気Bの送出量を調整する吸引キヤツプ13が
外嵌されている。すなわち、該吸引キヤツプ13
の内周壁には、該吸引キヤツプ13を送出管12
に外嵌した際、両者13,12間に粉末A若しく
は空気Bを案内するための誘導路14が形成され
るよう縦溝15が形成されている。尤も、上記縦
溝15を送出管12の外周壁に形成しておいて両
者13,12の嵌合により誘導路14を形成する
構成としてもよい。
その他、16はリブで、容器本体1の変形を安
定して行わせるべく、容器本体1の上部及び下部
に形成され、17は押え周突起で、容器本体1に
対する蓋体4の係止を安定したものとなすべく、
蓋体4の外周縁や、内側に形成され、18は、蓋
体4の上面に対する閉塞キヤツプの係着外観を良
好となすべく蓋体4の上面に凹設した嵌合溝であ
る。
そして上記本考案に係る粉末噴出容器は、不使
用時には噴出口5に閉塞キヤツプ7を外嵌してお
き、使用時には、該閉塞キヤツプ7を外して容器
本体1を強く把持して粉末を噴出させる如く使用
する。勿論、容器本体1の使用姿勢は、図示する
向きに限らず、例えば噴出口5を下向きにして使
用してもよい。この場合には、誘導路14を経て
空気Bが送り出され、第2噴出口10を経て粉末
Aが送り出されることになる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、粉末及び空気の
送り出し装置が容器本体の上下部に2分され、噴
出量調整機能が上下2箇所に分割負担され得るの
で、必然的に構造が簡易化され、この種の粉末噴
出容器を安価に製作提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は中央
縦断面図、第2図は斜視図、第3図は第1図にお
けるX−X線及びY−Y線断面図である。 A……粉末、1……容器本体、2……開口部、
4……蓋体、5……噴出口、9……接続キヤツ
プ、10……第2噴出口、12……送出管、13
……吸引キヤツプ、14……誘導路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 握圧によつて粉末を噴出する粉末噴出容器であ
    つて、上面に開口部を有する容器本体を弾性材で
    形成し、前記容器本体の開口部に装着される蓋体
    は、上面中央部に噴出口を形成するとともに、前
    記噴出口の下面には、送出管の嵌合時に第2噴出
    口を形成し得る接続キヤツプを一体形成し、前記
    接続キヤツプに垂下支持される送出管の下端に
    は、その嵌合時に誘導路を形成し得る吸引キヤツ
    プを嵌合してなることを特徴とする粉末噴出容
    器。
JP1987069225U 1987-05-09 1987-05-09 Expired JPH0451896Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987069225U JPH0451896Y2 (ja) 1987-05-09 1987-05-09

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JP1987069225U JPH0451896Y2 (ja) 1987-05-09 1987-05-09

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JPS63181469U JPS63181469U (ja) 1988-11-22
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ID=30909761

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4978814U (ja) * 1972-10-25 1974-07-09
JPS61133Y2 (ja) * 1977-10-20 1986-01-07
JPS6028534Y2 (ja) * 1981-04-28 1985-08-29 株式会社吉野工業所 粉噴出容器
JPS57173859U (ja) * 1981-04-28 1982-11-02

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JPS63181469U (ja) 1988-11-22

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