JPH0451843Y2 - - Google Patents

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JPH0451843Y2
JPH0451843Y2 JP1987194145U JP19414587U JPH0451843Y2 JP H0451843 Y2 JPH0451843 Y2 JP H0451843Y2 JP 1987194145 U JP1987194145 U JP 1987194145U JP 19414587 U JP19414587 U JP 19414587U JP H0451843 Y2 JPH0451843 Y2 JP H0451843Y2
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JP
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dust
sheet
sheet body
air
adsorbent
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JP1987194145U
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Filtering Materials (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術の利用分野〕 本考案は、除塵性シート体と活性炭素繊維を主
材とする吸着性シート体とが、通気相当方向に平
行してサンドイツチ構造に配設されたエアコン
(空気調節)用パネルフイルタに関するものであ
る。
本考案のものは、エアコンの用途において、空
気の浄化、脱臭、除塵等を同時に行うことができ
る多機能のパネルフイルタであつて、しかも、圧
力損失(圧損)の小さい効率的なパネルフイルタ
である。
〔従来技術及び問題点〕
従来のエアコン用フイルタは、エアコン運転時
に通気と対面する形で空気の除塵を行うにすぎな
い構造のものが主流をなしている。
しかし、時代の趨勢と共に、除塵と同時に脱臭
のできるフイルタが要求されるようになつてき
た。
この場合、前記したような除塵用フイルタに、
さらに、臭気物質を除去するためのフイルタを付
加すると、圧損の増大が避けられないという問題
があつた。エアコンはその機能上、圧損をできる
だけ小さくする必要があるが、圧損を小さくし
て、しかも、除塵と脱臭とを同時に有効に行うこ
とのできるフイルタは、これまで開発されていな
い。
〔考案の目的及び構成〕
本考案者は、上記した問題を克服したエアコン
用パネルフイルタを開発するため、鋭意検討を重
ねてきた結果、本考案を完成するに至つた。
本考案は、除塵性シート体と活性炭素繊維を主
材とする吸着性シート体とを組合せたパネルフイ
ルタであつて、該除塵性シート体と該吸着性シー
ト体とが通気相当方向に平行してサンドイツチ構
造に配設されてなるエアコン用パネルフイルタで
ある。
本考案のパネルフイルタは、除塵性シート体及
び吸着性シート体が通気方向と平行になるような
態様で使用されるが、運転時に流入された空気
は、これらシート体にあたり、空気中の塵埃など
は主として除塵性シート体で捕集され、臭気物質
は吸着性シート体で吸着される。本考案のパネル
フイルタにあつては、除塵性シート体と吸着性シ
ート体とが交互にサンドイツチ構造に配設されて
おり、各シート体の仕様、例えば厚さ、長さなど
を適宜選択することによつて、小さい圧損で、空
気の浄化、除塵、脱臭等を同時に有効に行うこと
ができる。また、必要により、圧損の小さい除塵
性フイルタを、本考案の前面に配設することがで
きる。
本考案の一例を、図面によつて説明する。
第1図は、エアコン用パネルフイルタの全体斜
視図、第2図は正面図、第3図は第2図のA−
A′部断面図、第4図は第2図のB−B′部断面図
を示す。
図中、1は除塵性シート体、2は吸着性シート
体、3はフレーム、4はネツト、5は保持具、6
の矢印は空気の流入側、7の矢印は流出側を示
す。また、点線部分は保持具5を示す。
除塵性シート体1は、除塵性を有する通気性材
料、例えばフオーム状体、ネツト状集合体などか
ら構成され、また、吸着性シート体2は、活性炭
素繊維を主材とするもので構成される。活性炭素
繊維だけでは吸着しにくい臭気物質(アンモニ
ア、アルデヒド等)が存在するときは、該臭気物
質を吸着できる吸着剤(粉状、粉状の活性炭、ゼ
オライト等)を除塵性シート体1及び/又は吸着
性シート体2に含ませておくことができる。
吸着性シート体2は、活性炭素繊維を主材とす
るフエルト、不織布、紙などのシート状のものが
使用できる。該シート体の厚さは1〜10mm程度の
ものがよく、シート体間隔は5〜15mm、好ましく
は10mm程度である。また、吸着性シート体2に使
用される活性炭素繊維は、アクリロニトリル系繊
維、ピツチ系繊維、レーヨン系繊維、フエノール
系繊維などをベースとして通常の方法で賦活した
ものが使用されるが、比表面積500〜2500m2/g
程度のものが好適である。フレーム3は、除塵性
シート体1及び吸着性シート体2を保持する働き
をしており、さらに、吸着性シート体2は除塵性
シート体1によつて挟持される形となつている。
この場合、保持具5を使用することによつて、一
層、除塵性シート体1及び吸着性シート体2の安
定性が増大する。
除塵性シート体1は、除塵性を有するプラスチ
ツク製のフオーム状体、ネツト状集合体等からな
るものが、通気性が良好で、圧損低減の点からも
好適である。吸着性シート体2は、活性炭素繊維
単独又は他繊維との組合せからなるフエルト、不
織布、紙などシート状のものが使用される。必要
により、該シートの片面又は両面に合成繊維製の
不織布などを配することによつて、取扱性、寸法
安定性のよい、強度保持に優れたシート体が得ら
れる。フレーム3及びネツト4は、金属製又はプ
ラスチツク製のものが使用される。保持具5とし
ては、一般的には、金属製、プラスチツク製、セ
ラミツク製などの棒状、パイプ状、線状のものな
どが使用できる。
〔考案の効果〕
本考案になるエアコン用パネルフイルタは、そ
の使用に当つて、除塵性シート体は、空気中の除
塵を行うと共に、除塵性シート内で空気は拡散効
果によつて、吸着性シートに接触する。吸着性シ
ート体は、空気中の臭気物質の吸着を有効に行
い、しかも吸着性シート体より通気性のよい除塵
性シート体を設けても有効に吸着されるため、全
体に吸着性シート体を配するのに比較して圧損が
小さい。
このように、本考案はエアコン運転時に通過す
る空気の浄化、除塵、脱出等を同時に行うことが
できる多機能のパネルフイルタであつて、しか
も、圧損の小さい効率的なエアコン用パネルフイ
ルタであるので、実用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体斜視図、第2図は正面図、第3図
は第2図のA−A′部断面図、第4図は第2図の
B−B′部断面図を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 除塵性シート体と活性炭素繊維を主材とする吸
    着性シート体とを組合せたパネルフイルタであつ
    て、該除塵性シート体と該吸着性シート体とが通
    気相当方向に平行してサンドイツチ構造に配設さ
    れてなるエアコン用パネルフイルタ。
JP1987194145U 1987-12-22 1987-12-22 Expired JPH0451843Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987194145U JPH0451843Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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JP1987194145U JPH0451843Y2 (ja) 1987-12-22 1987-12-22

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Publication Number Publication Date
JPH0199416U JPH0199416U (ja) 1989-07-04
JPH0451843Y2 true JPH0451843Y2 (ja) 1992-12-07

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JPH0199416U (ja) 1989-07-04

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