JPH0451523B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0451523B2
JPH0451523B2 JP57185374A JP18537482A JPH0451523B2 JP H0451523 B2 JPH0451523 B2 JP H0451523B2 JP 57185374 A JP57185374 A JP 57185374A JP 18537482 A JP18537482 A JP 18537482A JP H0451523 B2 JPH0451523 B2 JP H0451523B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
parts
silicone oil
coating
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57185374A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5976009A (ja
Inventor
Fumihiko Sano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP18537482A priority Critical patent/JPS5976009A/ja
Publication of JPS5976009A publication Critical patent/JPS5976009A/ja
Publication of JPH0451523B2 publication Critical patent/JPH0451523B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/02Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/11Encapsulated compositions
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/89Polysiloxanes
    • A61K8/891Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なメークアツプ化粧料に関するも
ので、撥水性が強くさつぱり感と適度なしつとり
感を有し、化粧くずれが少なく、肌への密着感が
よく、経時による化粧の浮き、くすみ等を防止
し、更に製品系におけるケーキングを防止し、の
びが軽く拡がりやすいメークアツプ化粧料を提供
することを主な目的とする。
従来、一般に提供されているメークアツプ化粧
料特にルース状及びプレスト状メークアツプ化粧
料は、適用される粉体表面の親水化度と親油化度
の相違、粉体表面の活性化度の相違更には粉体の
表面に不均一に弱い力で付着或は吸着された油剤
の量や油剤の持つHLBの相違等により、肌へ塗
布しても化粧くずれや密着感に欠ける原因となつ
ているのが通例である。また粉体に混合される数
種の顔料間においては、その表面の親水化度、親
油化度、結晶形、表面活性度、親和度に伴う顔料
表面の濡れ現象などの相違により、経時と共に化
粧の浮き、くすみ等の化粧効果上の問題を生じ商
品の品質面で必ずしも満足し得るものではなかつ
た。
現在、水を使用しないで肌へ塗布し得るプレス
ト状メークアツプ化粧料の場合、塗布体であるパ
フが化粧料(ケーキ)の表面に常時置かれたり皮
脂や汗等で汚れたままパフを使用していると、パ
フに付着した油分、水分あるいは下地用フアンデ
ーシヨンの油分が化粧料の粒子の間に浸入し化粧
料のケーキング(塊状になりケーキの表面がひか
る状態)の原因になりやすく著しく製品価値を損
うものであつた。さらにこれらの化粧料は、肌へ
の塗布時に経時的に汗、水等で化粧くずれを起す
ことが多かつた。一方、水を使用して肌へ塗布す
るプレスト状メークアツプ化粧料の場合において
は、通常粉体と顔料との混合系に油剤、界面活性
剤を配合した油性系で構成され、この化粧料に水
を用いることにより水と油剤と界面活性剤が化粧
料表面で乳化されることを利用してこれを肌へ塗
布しているが、界面活性剤を配合した油性系の場
合、経時と共に化粧料表面に付着あるいは化粧料
中に浸入した水分との相互作用により可溶化現象
を起すため、油分が粉体、顔料を内包して硬いゲ
ル構造を形成し、化粧料表面が“ひかる”ような
感じのケーキングを生じるものであつた。
そこで本発明者は、これらの欠点を克服すべく
鋭意研究した結果、メークアツプ化粧料において
顔料等の粉体を特定の撥水剤により親油化処理し
たのち、更にこれを撥水剤にてコーテイングして
得られた組成物を配合したものが、特に使用時の
水の有無に拘わらず好適であることを見出し、こ
こに本発明の完成に到つた。
本発明は、顔料等の粉体を下記に表わされる高
分子量のシリコーン油により被覆し乾燥して第一
被覆処理層を形成して前記粉体を親油化表面処理
(以下、「親油化処理」という。)したのち、更に
これを少なくとも下記に表わされる高分子量のシ
リコーン油を含む撥水剤にてコーテイングして前
記第一被覆処理層の表面に前記撥水剤から成る第
二被覆層を形成して得られる二層処理粉体を1種
または2種以上含有することを特徴とするメーク
アツプ化粧料特にプレス状メークアツプ化粧料で
ある。この高分子量シリコーン油は一般式() (式中nは300〜2000の整数、Rは水素原子、
低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキシル
基、ナフチル基、またはフルフリル基から選択さ
れる基を示す)で表わされるシリコーン油から選
択される。
さらに本発明の第2の態様によれば、上記高分
子量シリコーン油の親油化処理に際し、前記粉体
100重量部及びシリコーン油1〜10重量部に対し、
重合度40以下のメチル水素ポリシロキサン1〜4
重量部を併用することにより、さらに同一の親油
性を得るのにより少量のシリコーン油によつて可
能となる。
本発明のいずれの態様によつても、従来法に比
し、改善された均一な撥水性を備えた処理粉体が
得られ、その1種以上を含有することにより、既
述の従来法の欠点を解消した化粧料、特にメーク
アツプ化粧料(例えばケーキ状おしろい、油性お
しろい等)が得られる。
高分子量シリコーン油は、前記の一般式()
で表わされるシリコーン油から選択されるが、中
でもジメチルポリシロキサンが好ましい。この場
合、重合度nと粘度η(cSt)との関係はn=300
でη≒750,n=350でη≒1000,n=530でη≒
3000,n=800でη≒10000,n=1500でη≒
100000と言う相関を有している。
シリコーン油で粉体を処理することまたシリコ
ーン処理した粉体を化粧料とすることは公知であ
る。例えば特開昭54−14528では低粘度シリコー
ン油を、撥水剤として用い粉体を処理した化粧料
を開示している。本出願のような高粘度のシリコ
ーン油を使用している先行技術はこれまで見られ
ていないがその理由は高粘度シリコーン油で粉体
を処理することが難しく、通常の方法ではコーテ
イングが不均一となるためである。特開昭54−
14528の方法で本出願の高粘度シリコーン油を無
理に処理しても、コーテイングは均一にならず、
結局化粧料は伸び広がりが悪く、ムラ付き等があ
り、すぐれた化粧料を得ることはできない。その
ため従来法においては低粘度のシリコーン油が用
いられていると解される。
本発明はこの様に適用が困難な高粘度シリコー
ン油を親油化処理、コーテイングという二段階工
程で処理することにより、均一なコーテイングを
実現し、高粘度シリコーン油本来の利点であるし
つとりした感触や、密着感を得ることに成功した
ものである。
本発明で親油化処理というのは、粉体のコーテ
イングに先だち、シリコーン油で粉体を予備的に
表面被覆処理し乾燥して粉体表面を親油性とする
ことを言うこの際前記の高分子量シリコーン油、
又はこれと共にメチル水素ポリシロキサン(メチ
ルHポリシロキサン、通例重合度40以下)及び有
機溶媒を用いる。即ち、粉体100重量部に対して
高分子量シリコーン油1〜10重量部、メチル水素
ポリシロキサン1〜4重量部を用い、適量の有機
溶媒(例えば30〜60重量部)の混合液を粉体とヘ
ンシエルミキサー、リボンブレンダー等で十分に
混合攪拌する。混合物はその後溶媒を留去され、
高温乾燥されて親油化粉体となり、次のコーテイ
ング工程へ回される。
ここに高分子量シリコーン油とは前記の一般式
()に示したもの(nは300から2000)をいう
が、その粘度は分子構造によつて異なるが大略
600〜750cSt以上である。好ましい粘度範囲とし
ては、1000〜10000cStである。高分子量シリコー
ン油は粉体100重量部に対し1〜10部(重量部、
以下同じ)使用されるが特に3〜5重量部が望ま
しい。1部以下では効果が不十分であり、また10
部以上添加することは処理の困難が増すだけで、
親油化効果は頭打ちとなる。
高温乾燥時等の加熱により重合可能な低粘度シ
リコーン油例えばメチル水素ポリシロキサンは粉
体100重量部に対し1〜4重量部使用されるが望
ましくは高分子量シリコーン油に対応して増減さ
れ高分子量シリコーン油1部に対し通常0.3〜0.4
部が好ましい。
メチル水素ポリシロキサンはその重合性により
高温乾燥時にポリマー化して高分子量シリコーン
油を粉体表面に固着させる効果があるものと推定
される。そのためメチル水素ポリシロキサンの親
油化処理の際の併用により好ましい結果を生じ
る。
親油化処理に使用される有機溶媒としてはシリ
コーン油を溶解し、留去しやすいものであれば特
に限定されない。その量は特に限定されないが、
シリコーン油1部に対し2〜20部が通常添加され
る。
親油化粉体はさらに撥水剤でコーテイング処理
が施される。本発明にいうコーテイング処理とは
親油化粉体の表面にさらに撥水剤を付着させ撥水
剤から成る被覆層を形成することであり、通常は
粉体を高速攪拌しつつ、撥水剤をスプレーするこ
とにより行なわれる。
この時、撥水剤は少くとも前記一般式()の
高分子量シリコーン油を含むが、親油化処理に使
用したものと同じであつても、別のものでもよ
い。また一般式()でnが250以下の低粘度シ
リコーン油および油剤を併用することもできる。
この併用の際、混合油の各成分の割合は粉体100
重量部に対して凡そ、 高分子量シリコーン油が2〜10重量部 低分子量シリコーン油が1〜4重量部 油剤は1〜10重量部である。
但し、これらの撥水剤全量中、高分子量シリコ
ーン油は少くとも40重量%以上であることが好ま
しい。
またここで用いられる油剤としては化粧品に適
用できる原料油剤で水との親和性がなく撥水効果
を有するものであればよく、スクワラン、流動パ
ラフイン、ワセリン、マイクロクリスタリンワツ
クス、オゾケライト、セレシン、ミリスチン酸、
パルミチン酸、ステアリン酸、オレインイソステ
アリン酸、セチルアルコール、ヘキサデシルアル
コール、オレイルアルコール、2−オクチルドデ
シルミリステート、2−オクチルドデシルガムエ
ステル、ネオペンチルグリコール−2−エチルヘ
キサネート、イソオクチル酸トリグリセライド、
2−オクチルドデシルオレエート、イソプロピル
ミリステート、イソステアリン酸トリグリセライ
ド、ヤシ油脂肪酸トリグリセライド、オリーブ
油、アボガド油、ミツロウ、ミリスチルミリステ
ート、ミンク油、ラノリン等の各種炭化水素、高
級脂肪酸、油脂類、エステル類、高級アルコー
ル、ロウ類などが挙げられそれぞれ選択して用い
られる。
なお前述のように高粘度シリコーン油で直接粉
体を表面処理することは困難であるが、低粘度シ
リコーンと高粘度シリコーンの混合油を使つて一
段工程でコーテイング処理することは必ずしも不
可能ではない。しかし、本発明の二段法と比較す
ると同一の撥水性を得るために要する高粘度シリ
コーンの量ははるかに多く、また感触も悪いもの
となる。低粘度シリコーン油として、ジメチルポ
リシロキサンを使用した場合で示せば、粉体100
部を高粘度シリコーン2部、メチル水素ポリシロ
キサン1部で親油化処理した後、高粘度シリコー
ン3.5部、低粘度シリコーン1.5部の混合油を使つ
て本発明の2段階の方法で得た処理粉体は、粉体
100部を低粘度シリコーン1.5部、高粘度シリコー
ン10.0部で一段階処理した粉体と同等の撥水性を
有している。また同量のシリコーン油で一段コー
テイングと二段階処理の粉体を比較すると、その
表面の撥水性に大差があることが判明している。
本発明に用いる顔料等とは、顔料、その他一般
に化粧料に用いられる粉体(後述)を包含し、顔
料としては平均粒子径0.01〜1.2μのものが好まし
く、酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸
化鉄(弁柄)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、
黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、マンゴバイ
オレツト、コバルトバイオレツト等の無機紫色系
顔料、酸化クロム、水酸化クロム、コバルトチタ
ン酸等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青
色系顔料、酸化チタンコーテイツド雲母、酸化チ
タンコーテイツドオキシ酸化ビスマス、オキシ塩
化ビスマス、酸化チタンコーテイツド硫酸バリウ
ム、酸化チタンコーテイツドタルク、魚鱗箔、着
色酸化チタンコーテイツド雲母等の真珠光沢顔
料、アルミニウムパウダー、カツパーパウダー等
の金属粉末顔料、赤色104号の(1)、黄色4号、黄
色5号、緑色3号、青色1号、青色2号、赤色
202号、赤色226号、赤色227号、赤色230号の(1)、
橙色206号、橙色207号、黄色202号の(1)、緑色201
号、緑色204号、青色201号、緑色205号等のター
ル色素、カルミン酸、ラツカイン酸、カルサミ
ン、ブラジリン、クロシン等の天然色素をレーキ
化したもの、等が挙げられる。
また、その他の粉体としては平均粒子径1.0〜
20μ程度ものが好ましく、化粧品に用いられるも
のであれば特に限定はなく、例えばタルク、カオ
リン、セリサイト、白雲母、合成雲母、金雲母、
紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキユライ
ト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪ソウ
土、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸スト
ロンチウム、タングステン酸金属塩、α−酸化
鉄、水和酸化鉄、シリカ、ハイドロキシアパタイ
ト等の無機粉体、ナイロンパウダー、ポリエチレ
ン、ベンゾグアナミンパウダー、四弗化エチレン
パウダー、ジスチレンベンゼンピンホールポリマ
ーパウダー、微結晶性セルロース等の有機粉体が
挙げられる。これらの粉体はのびの軽さ、拡がり
やすさ、ケーキング防止に著しい効果を得るため
には球状のものを適宜選択して用いることがより
好ましい。
そして、前記顔料等の処理粉体のメークアツプ
化粧料中における含有量は、その剤型により異な
るが、5〜100重量%であり、特にルース状及び
プレスト状メークアツプ化粧料においては、80重
量%以上であることが好ましい。
次に本発明メークアツプ化粧料の実施例を述べ
る。配合割合は重量部である。
実施例1 フエースパウダー タルク10部、セリサイト30部、酸化チタン7
部、球状ケイ酸マグネシウム4部、弁柄4部、合
成雲母45部等粉体基剤計100部をヘンシエルミキ
サー、リボンブレンダー等の混合機で混合し、こ
れにジメチルポリシロキサン(1000〜3000cSt)
5.0部、メチル水素ポリシロキサン(20cSt)2.0
部をキシレン50部に溶解させたものを徐々に注入
し、低速回転にて攪拌混合する。次にこれを取出
し、130℃、3時間熱風乾燥する。得られた親油
化粉体をハンマーミル(パルペライザー)等の粉
砕機で粗粉砕し、更にヘンシエルミキサー中で混
合し、これにジメチルポリシロキサン(20cSt)
1.5部、同(3000cSt)4部、イソプロピルミリス
テート1.0部、ジイソオクタン酸ネオペンチルグ
リコール1.0部、からなるコーテイングオイルを、
高速攪拌下、スプレーしながら加えコーテイング
を行い、更に粉体機にて粉砕し製品フエースパウ
ダーとする。
実施例2 フアンデーシヨン A実施例1の処理粉体 ビーズワツクス ステアリルアルコール 流動パラフイン ラノリン 流動パラフイン 活性剤 ブチルパラベン BHT 10.0 2.5 4.0 2.0 2.0 14.0 5.5 0.1 0.1 B1,3ブチレングリコール 増粘剤 精製水 6.5 2.0 50.3 C{香料 1.0 製法:AとBとを別々に溶解して80℃に保持しA
にBを少しずつ添加し、充分に攪拌し乳化
する。乳化が終了した時点でCを添加し80
℃で3分間攪拌し水冷し40℃まで冷却し、
取り出し容器に充填して製品とする。
実施例3 固型フアンデーシヨン A{実施例1の処理粉体 85.0 B{オレイン酸アルミニウム 5.0 C流動パラフイン イソプロピルミリステート 活性剤 香料 5.5 1.5 2.5 0.5 製法:AにBをヘンシエルミキサーで3分間混合
した後粉砕機で粉砕する。その後、ヘンシ
エルミキサーに粉砕物をうつし、Cを添加
し7分間混合攪拌し、取り出し、ブロワー
シフターで均質化した後、容器に充填して
製品とする。
実施例4 プレストパウダー A{実施例1の処理粉体 95.5 Bステアリン酸マグネシウム シルクパウダー 2.0 2.0 C{香料 0.5 製法:Aをリンボンミキサー内に仕込みBとCを
添加し30分間混合する。その後取り出し、
粉砕機で粉砕しプレス充填して製品とす
る。
実施例5 ツーウエーケーキ セリサイト40部タルク20部酸化チタン10部、酸
化チタンコーテイング雲母2.0部、色素3.0部、ス
テアリン酸マグネシウム2.0部等の粉体基剤(小
計77部)をヘンシエルミキサー中で混合し、これ
にジメチルポリシロキサン(1000〜3000cSt)3.5
部、メチル水素ポリシロキサン(20cSt)1.5部を
キシレン30部に溶解させたものを徐々に注入し、
低速回転にて攪拌混合する。次にこれを130℃、
3時間熱風乾燥し得られた親油化粉体をパルペラ
イザーに移し粗粉砕する。これを再度ヘンシエル
ミキサーに移し、これに更に球状ポリエチレン10
部を加え攪拌混合したものに、高速攪拌下ジメチ
ルポリシロキサン(20cSt)2.0部、同(1000cSt)
3.5部、2−オクチルドデシルオレート2.0部、
UV吸収剤0.15部、香料0.35部より成るコーテイ
ングオイルをスプレーしながら加え、コーテイン
グを行なう。得られた組成物をパルベライザーで
仕上げ粉砕し、プレス充填し製品とする。
評 価 次に前記実施例5(高粘度ジメチルポリシロキ
サン7.0%含有)とジメチルポリシロキサン
(1000cSt)7.0%単純コーテイング品のツーウエ
ーケーキ試作品並びに市販のパウダーフアンデー
シヨンのそれぞれについて、女性パネル200名を
対象として1ケ月の使用テストを行つた官能評価
の結果を第1表に示す。Xは本発明実施例5、Y
は実施例5と同じ成分を使つて一段で表面処理し
た比較例、Zは市販のパウダーフアンデーシヨン
である。
第1表の結果から明らかな様に、本発明品は従
来品に比較して充分な撥水性を有しており、しか
も親油化処理、それに続くコーテイング処理と言
う2段階処理で行うことにより、高粘度シリコー
ン油を用いた時の広がりの悪さ、むらづき等が解
決された優れたものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 顔料等の粉体を一般式() (式中nは300〜2000の整数、Rは水素原子、
    低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキシル
    基、ナフチル基、またはフルフリル基を示す)で
    表わされるシリコーン油で被覆し乾燥して第一被
    覆処理層を形成して前記粉体を親油化表面処理し
    た後、少なくとも一般式()で表わされるシリ
    コーン油を含む撥水剤により前記親油化表面処理
    した粉体のコーテイングを行なつて前記第一被覆
    処理層の表面に前記撥水剤から成る第二被覆層を
    形成して得られる二層処理粉体を1種以上含有す
    ることを特徴とするメークアツプ化粧料。 2 顔料等の粉体100重量部に対し、一般式() (式中nは300〜2000の整数、Rは水素原子、
    低級アルキル基、ベンジル基、シクロヘキシル
    基、ナフチル基、又はフルフリル基を示す)で表
    わされるシリコーン油1〜10重量部と重合度40以
    下のメチル水素ポリシロキサン1〜4重量部を用
    いて前記シリコーン油及び前記メチル水素ポリシ
    ロキサンで前記粉体を被覆し乾燥して第一被覆処
    理層を形成して前記粉体を親油化表面処理した
    後、少なくとも一般式()で表わされるシリコ
    ーン油を含む撥水剤により前記親油化表面処理し
    た粉体のコーテイングを行なつて前記第一被覆処
    理層の表面に前記撥水剤から成る第二被覆層を形
    成して得られる二層処理粉体の1種以上を含有す
    ることを特徴とするメークアツプ化粧料。
JP18537482A 1982-10-23 1982-10-23 メ−クアツプ化粧料 Granted JPS5976009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18537482A JPS5976009A (ja) 1982-10-23 1982-10-23 メ−クアツプ化粧料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18537482A JPS5976009A (ja) 1982-10-23 1982-10-23 メ−クアツプ化粧料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5976009A JPS5976009A (ja) 1984-04-28
JPH0451523B2 true JPH0451523B2 (ja) 1992-08-19

Family

ID=16169680

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18537482A Granted JPS5976009A (ja) 1982-10-23 1982-10-23 メ−クアツプ化粧料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5976009A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60255714A (ja) * 1984-05-31 1985-12-17 Pola Chem Ind Inc 非水系アイメ−ク料
JPS6118708A (ja) * 1984-07-05 1986-01-27 Pola Chem Ind Inc 非水系メークアップ化粧料
JPS61189211A (ja) * 1985-02-16 1986-08-22 Shiseido Co Ltd メ−キヤツプ化粧料
JPH0699279B2 (ja) * 1985-08-02 1994-12-07 株式会社資生堂 化粧料
JPH01143822A (ja) * 1987-11-30 1989-06-06 Shiseido Co Ltd サンスクリーン化粧料
JP2022099546A (ja) * 2020-12-23 2022-07-05 株式会社 資生堂 油中水型乳化化粧料

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414528A (en) * 1977-07-05 1979-02-02 Kobayashi Kose Co Press state makeup composition
JPS5598261A (en) * 1979-01-17 1980-07-26 Pola Chem Ind Inc Pigment, preparing the same, and toilet article containing the same

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5414528A (en) * 1977-07-05 1979-02-02 Kobayashi Kose Co Press state makeup composition
JPS5598261A (en) * 1979-01-17 1980-07-26 Pola Chem Ind Inc Pigment, preparing the same, and toilet article containing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5976009A (ja) 1984-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1328220C (en) Method of incorporating cosmetic pigments and bases into products containing oil and water phases
US5928658A (en) Oil-free wax-free solid cosmetic composition
JPH0150202B2 (ja)
JPH0144683B2 (ja)
JPS623809B2 (ja)
US5897868A (en) Slurry composition for cosmetic product and method of use
JPS6249247B2 (ja)
US20060225617A1 (en) Surface-treated pigment and process for producing the same
JP5270207B2 (ja) 油性化粧料
JP2003146829A (ja) 改質粉体および化粧料
US4609545A (en) Compressing aid for compressing powders
JPH04128211A (ja) 下地化粧料
JPH0451523B2 (ja)
JP2544200B2 (ja) 化粧料
JPH02300109A (ja) メイクアップ用皮膚化粧料組成物
JPH1149657A (ja) 油性固型化粧料
JPH07173044A (ja) 化粧料
JPS59116210A (ja) 圧縮助剤、化粧用圧縮粉末及び圧縮生成物
JPS623123B2 (ja)
JPH01224309A (ja) 化粧料
JPH0576442B2 (ja)
JPH0780741B2 (ja) メ−クアツプ化粧料
JP2839278B2 (ja) 化粧料
JP2005343876A (ja) 固形粉末化粧料
JPH0377167B2 (ja)