JPH0451208B2 - - Google Patents

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JPH0451208B2
JPH0451208B2 JP59254126A JP25412684A JPH0451208B2 JP H0451208 B2 JPH0451208 B2 JP H0451208B2 JP 59254126 A JP59254126 A JP 59254126A JP 25412684 A JP25412684 A JP 25412684A JP H0451208 B2 JPH0451208 B2 JP H0451208B2
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JP
Japan
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porous membrane
surfactant
present
pores
membrane
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JP59254126A
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Yoshiaki Nitori
Tooru Nakano
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Asahi Kasei Medical Co Ltd
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Asahi Medical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多孔質膜の細孔の律速孔径を拡大し
て物質の透過性を改良する方法に関する。 (従来の技術) 近年、高分子化合物を材料とした多孔質膜が、
水系溶液あるいは水系懸濁液のロ過に広く利用さ
れており、工業分野では電子工業用純水の製造、
医薬品製造原水の除菌等に、また医療分野では、
血液成分の分離用あるいは腹水中の悪性有形成分
の除去等に用いられている。 高分子化合物からなる多孔質膜の製造法として
は、湿式製膜法、可塑剤等の添加物を混合し溶融
成形した後、添加物を抽出除去する溶融相転法、
結晶性高分子の場合に用いることができる延伸開
孔法などが知られている。 延伸開口法は、結晶性高分子を溶融成形後、冷
延伸により結晶ラメラ間に開裂を生じさせ、さら
に熱延伸により孔拡大を行つたのち熱セツトで構
造を固定するもので、細孔は延伸方向へ細長く配
向したフイブリルと該フイブリルに対し、ほぼ直
角に連結した連結部により形成され、その細孔の
構造は短冊状構造の基本単位が積層し、膜の一方
の面から他方の面へ貫通した連続孔を形成してい
る。この方法で得られる多孔質膜は、製造過程で
有機溶剤や可塑剤のような添加物を加えないた
め、添加物抽出の操作が不用であり、また使用時
に残留添加物の溶出の心配もなく、医療用途など
に使用する場合も安全性の高い多孔質膜として有
用である。しかし、延伸開孔法で得られる多孔質
膜は、その開孔原理から明らかなように延伸方向
に配向した短冊状微小孔を有するため、延伸方向
に配列したフイブリルがスクリーンの役割を果
し、各穴の開孔面積としては比較的大きい面積を
示すにもかかわらず、低い分画分子量しか得られ
ないという欠点を有していた。この欠点を改良す
るため、多孔質膜の細孔に有機溶剤を含む液体を
満たし、しかる後に該液体を除去し、次いで乾燥
させる方法が特開昭58−61130号に開示されてい
る。 しかし、この方法では有機溶剤を処理剤として
使用するため、製造過程で有機溶剤を用いないと
いう延伸開孔法の最大の利点を減殺してしまうと
いう問題点を有する。 (問題点を解決するための手段) 本発明者らは、延伸開孔法により製造された多
孔質膜の上記欠点を解決すべく鋭意検討の結果、
本発明に到達した。即ち、本発明は多孔質膜の改
良法に関し、結晶性分子からなり、延伸開孔法に
より製造された多孔質膜の細孔内に、界面活性剤
を含む水溶液または水懸濁液を充填した後に、該
多孔質膜を乾燥させることを特徴とする多孔質膜
の透過性改良法であり、本発明により、多孔質膜
の律速性孔径が拡大され、分画分子量の向上が計
られるものである。本発明に使用する界面活性剤
は、水溶液あるいは水懸濁液の状態で使用される
ため、有機溶剤を必要とせず、製造過程で有機溶
剤を使用しない延伸開孔法多孔質膜の利点を最大
限に発揮できるものである。 また、多孔質膜の素材に疎水性高分子を用いる
場合は、本発明の処理により細孔表面が親水化さ
れ、乾燥後でも新たな親水化処理をすることなく
水溶液のロ過が可能になるという利点もある。 (作用及び効果) 本発明で使用される結晶性高分子とは、延伸開
孔法の原理が適用可能な程度の結晶性を有する高
分子であり、具体的にはフイルムまたは中空糸の
状態で少くとも20%以上、好ましくは50%以上の
結晶性をもつことができる高分子である。 本発明の結晶性高分子の代表的な例としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチ
ルペンテン−1等のポリオレフイン類、ポリオキ
シメチレンおよびその一部をオキシエチレン連鎖
で置換したポリオキシメチレンのランダムまたは
ブロツクポリマー、ポリ弗化ビニリデン、ポリテ
トラフルオロエチレン、ポリフエニレンオキシ
ド、ポリフエニレンスルフイドあるいはポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト等の芳香族ポリエステル、ナイロン6、ナイロ
ン66、ナイロン12等のポリアミド等があげら
れるが、特にポリエチレンは結晶性が高く、延伸
開孔法に適しており好ましい。 本発明で言う延伸開孔法とは、結晶性高分子か
らなる成形体を延伸することにより微細な貫通孔
を形成させる方法であり、例えば特公昭55−
32531号に開示されている。この方法は結晶性高
分子を溶融押出しにより、フイルム状、中空糸状
等に成形後、必要に応じてアニール処理を施して
結晶を成長させ、ついで冷延伸によりラメラ間に
開裂を生じさせ、さらに熱延伸により孔拡大を行
つたのち熱セツトで構造を固定する逐次的過程よ
りなる方法である。本発明で使用する多孔質膜と
しては、例えばフイルム状、中空糸状などがあげ
られるが、特に中空糸状のものは、小型で膜面積
の大きいロ過器の製造が可能であり好ましい。本
発明に用いる多孔質膜の細孔の平均孔径は特に限
定されたものではないが好ましい平均孔径の範囲
は本発明の処理を施す前の状態で0.05〜3.0μmで
ある。 平均孔径が0.05μm以下では律速孔径を広げて
も意味がなく、3.0μm以上の孔は延伸開孔法によ
る膜では、ほとんど得られない。 本発明に用いる界面活性剤はアニオン性界面活
性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤お
よび非イオン性界面活性剤から選ばれる少なくと
も一種である。アニオン性界面活性剤の例として
は脂肪酸塩、高級アルコール硫酸エステル塩、ポ
リオキシエチレンサルフエード塩、アルキルベン
ゼンスルホン酸塩、アルキルホスフエート塩等が
挙げられ、カチオン性界面活性剤の例としては、
アルキルアミン塩、第4級アンモニアウム塩、ポ
リオキシエチレンアルキルアミン等が挙げられ、
両性界面活性剤の例としてはアルキルアミノ酸
塩、アルキルベタイン等が挙げられる。また非イ
オン界面活性剤の例としては、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキ
ルフエニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸
エステル、多価アルコール脂肪酸エステルエチレ
ンオキサイド付加物、ポリオキシエチレン脂肪酸
アミド、脂肪酸アルカノールアミド、油脂のエチ
レンオキサイド付加物、オキシエチレンオキシプ
ロピレンブロツクポリマー、脂肪酸モノグリセリ
ド、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、シヨ糖脂肪酸エ
ステル等が挙げられる。 これらの界面活性剤の中でも非イオン性界面活
性剤は低毒性であり、多孔質膜を医療用途等に用
いる場合好ましいものである。本発明において界
面活性剤は水溶液または水懸濁液の状態で使用さ
れるが、水にある程度の溶解性があることが好ま
しく、非イオン界面活性剤の場合はHLB(親水性
親油性バランス)の値が5〜18の範囲のものが好
ましい。 本発明では、界面活性剤を含む水溶液または水
懸濁液を多孔質膜細孔内に充填した後に、該多孔
質膜を乾燥させることが必要である。単に界面活
性剤を含む水溶液または水懸濁液を細孔内に充填
しただけでは本発明の物質透過性改良の効果は得
られない。 また、単に界面活性剤を含まない水を充填し、
その水を乾燥しただけでも本発明の効果は得られ
ない。更に界面活性剤の代わりに従来から膜の湿
潤剤として知られているグリセリンやポリエチレ
ングリコール400等の水溶性、不揮発性得液体を
用いて本発明と同様の処理を行つても、本発明の
(物質透過改良の)効果は得られない。 本発明の詳細な作用は明らかでないが、次のよ
うに推定される。即ち、細孔内に界面活性剤を含
む水溶液または水懸濁液が充填されることによ
り、界面活性剤は細孔表面に移行し、親水基を露
出した状態で該表面を覆い、表面が親水化され
る。親水化された表面と水は強く相互作用をする
が、多孔質膜を乾燥させる際に、除去される水が
その界面張力により細孔表面を形成しているフイ
ブリルに強く作用し、易動性のあるフイブリルを
動かし、その結果細孔の律速部(貫通孔のうち最
も孔径が小さい部分)が拡大して透過性改良の効
果が得られるものと推定される。これは、延伸開
孔法で製造された多孔膜において顕著に見られる
現象であり、多孔膜の細孔が易動性のあるフイブ
リルで囲まれた短冊状構造を有することに起因す
るものと考えられる。 本発明で使用する水溶液または水懸濁液中の界
面活性剤の含有量は、少なくとも細孔表面を被覆
するに十分な量が必要であり、好ましい量は
0.001〜10重量%である。界面活性剤の量が多す
ぎても効果はさほど向上せず経済的にも無駄であ
り、むしろ多すぎると乾燥後界面活性剤が細孔内
に固型分として残り孔がつまる恐れがある。 より好ましい界面活性剤の含有量の範囲は0.01
〜5重量%である。水に完全に溶解しない界面活
性剤も懸濁液の状態で使用することができるが、
懸濁粒子の大きさは細孔径より小さくすることが
必要である。そのためには、機械的かく拌、超音
波処理等を行い十分に小さな粒子を得ることが好
ましい。界面活性剤の水溶液または水懸濁液に少
量の水溶性の無機塩類または水溶性の有機化合物
が含まれていても差しつかえない。 次に、本発明の具体的な方法について説明す
る。先ず多孔質膜の細孔に界面活性剤を含む、水
溶液または水懸濁液を充填する。充填の方法とし
ては、単に一定時間上記液体中に浸漬すればよい
が、時間短縮のために、細孔内の空気を真空下で
排除したのち、一定時間浸漬したり、多孔質膜が
変形しない程度の温度に加温することもできる。 液体の充填に要する時間は数分乃至数日であ
る。次いで細孔内より水を除去するために多孔質
膜を乾燥させる。多孔質膜の乾燥は、無緊張下で
も、あるいは、両端を接着剤で固定したような緊
張状態で行つてもよい。乾燥方法は例えば高温の
空気を吹きつけたり、真空乾燥したりすることが
できるが、乾燥温度は多孔質膜が熱により変形を
起さない程度以下に留めるべきであり、例えばポ
リエチレンの場合には80℃程度以下が好ましい。 また、多孔質膜の乾燥は、水分をほぼ完全に除
去する程度であればよく、これに要する時間は数
十分乃至数日である。 本発明の方法により処理された多孔質膜は律速
細孔径が拡大されているため、透水速度が大きく
向上し、また溶質の透過率も飛躍的に向上する。
また、本発明の方法により改良された多孔質膜は
乾燥膜として得られるが、表面の親水化も同時に
行われているため、素材としてポリエチレンのよ
うな疎水性高分子を用いた場合でも、有機溶剤を
浸透させた後、乾燥させて得た従来の多孔膜質と
は異なり、改めて親水化処理を施す必要がなくそ
のままで水溶液等のロ過に使用できるという効果
も合せ有するものである。 次に、本発明を実施例で説明する。 なお、諸物性の測定は下記の方法で行つた。 平均孔径(μm) 水銀ポロシメータにより求めた孔径−空孔容積
積分曲線上で、全空孔容積の1/2の空孔容積を示
す孔径。 透水速度(/hr・m2・mmHg) 純水を用い25℃、差圧50mmHgで測定。 溶質透過率(SC) SC=(Cf/Co)×100(%) Coは原液中の溶質濃度、Cfは透過液の溶質濃
度、溶質としてはブルーデキストラン(フアルマ
シア社製、分子量200万)を1%生理食塩水で用
いた。 (実施例) 高密度ポリエチレン(密度0.968、MI値5.5、商
品名ハイゼツクス2208J)を円形二重紡口を用い、
紡口温度155℃、紡速300m/分で紡糸し、得られ
た中空糸を115℃で2時間アニール処理した。更
にこの中空糸を室温で30%延伸、ついで102℃の
温度で350%熱延伸し、さらに110℃で熱固定を行
い、多孔質ポリエチレン中空糸を得た。得られた
中空糸の内径は300μm、膜厚50μm、細孔の平均
孔径は0.60μmであつた。この中空糸を束ね、両
端を接着剤で固定し膜面積50cm2のモジユールを作
成した。このポリエチレン多孔質中空糸モジユー
ルを表1に示す各種界面活性剤の水溶液、または
水懸濁液に、50℃で24時間浸漬し、細孔内に該液
体を充填した。液中から取出したモジユールを引
き続いて室温で24時間真空乾燥機で乾燥した。こ
のように本発明の処理の終えたポリエチレン多孔
質膜(実施例1、2、4〜8)はエタノールに浸
漬して親水化した後、膜の透過性能を透水速度と
ブルーデキストラインの透過率(SC)で、評価
した。 実施例3の多孔質膜については本発明の処理
後、エタノールに浸漬する代わりに水に浸漬し性
能を測定した。比較例1は、本発明の処理を行わ
ずにエタノールに浸漬して親水化した後、性能を
測定した。比較例2は本発明の処理を行わずにエ
タノールに浸漬して親水化した後、十分に水洗し
多孔質膜の細孔内充填液を水に置換後乾燥し再び
エタノールに浸漬して親水化した後、性能を測定
したものである。比較例3は、実施例1と同様の
条件で界面活性剤水懸濁液を充填後、水洗し乾燥
させずにそのままエタノールに浸漬して親水化し
た後、性能を測定したものである。 比較例4は界面活性剤の代わりにグラセリンを
用いた例であり、比較例2の方法に準じてエタノ
ールに浸漬して親水化した後、グリセリン水溶液
で置換し、乾燥させたものを再びエタノールに浸
漬して親水化した後、性能を測定したものであ
る。 結果を表1に一括して示す。表1から明らかな
ように、比較例1に示される本発明の処理を行わ
ない多孔質膜に比べ本発明の処理を行つた多孔質
膜は透水性、溶質透過性ともに大巾に向上してお
り、実施例3は乾燥膜の状態で親水化されてお
り、エタノールによる親水化処理なしでも十分な
透過性を有することが確認された。また比較例2
および3で示すように、界面活性剤を含まない水
を充填し乾燥処理した場合や、界面活性剤を含む
水溶液または水懸濁液を充填しても、乾燥処理を
行わなかつた場合には処理効果は認められなかつ
た。また、比較例4で示すように、界面活性剤の
代わりにグリセリンを用いた場合の処理効果も認
められなかつた。 【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結晶性高分子からなり延伸開孔法により製造
    された、ミクロフイブリルとラメラ構造を持つ多
    孔質膜の再孔内に、0.001〜10重量%の界面活性
    剤を含む水溶液または水懸濁液を充填した後に、
    該多孔質膜を乾燥させることを特徴とする多孔質
    膜の透過性改良方法。 2 結晶性高分子がポリエテレンである特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 3 細孔の平均孔径が0.05〜3.0μmの範囲にある
    多孔質膜を用いる特許請求の範囲第1〜2項のい
    ずれか1つに記載の方法。 4 界面活性剤が非イオン性界面活性剤である特
    許請求の範囲第1〜3項のいずれか1つに記載の
    方法。 5 非イオン性界面活性剤のHLBが5〜18であ
    る特許請求の範囲第4項記載の方法。 6 界面活性剤を含む水溶液または水懸濁液の濃
    度が0.01〜5重量%である特許請求の範囲第1〜
    5項のいずれか1つに記載の方法。 7 多孔質膜の形態が中空糸である特許請求の範
    囲第1〜6項のいずれか1つに記載の方法。
JP59254126A 1984-12-03 1984-12-03 多孔質膜の透過性改良方法 Granted JPS61133105A (ja)

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