JPH0450993Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450993Y2 JPH0450993Y2 JP1988059584U JP5958488U JPH0450993Y2 JP H0450993 Y2 JPH0450993 Y2 JP H0450993Y2 JP 1988059584 U JP1988059584 U JP 1988059584U JP 5958488 U JP5958488 U JP 5958488U JP H0450993 Y2 JPH0450993 Y2 JP H0450993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- press machine
- bar
- blank
- blanking
- moving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ブランキンキグレス機械で打ち抜か
れたブランクをトランスフアプレス機械に搬送す
る装置に関する。
れたブランクをトランスフアプレス機械に搬送す
る装置に関する。
〔従来の技術〕
本出願人は実開昭58−102233として、ブランキ
ングプレス機械とトランスフアプレス機械との間
に配置されるブランク搬送装置を提供した。この
装置は、ブランキングプレス機械からトランスフ
アプレス機械に向かつて延びる固定バーに対し移
動バーが前進、下降、後退、上昇を繰り返し、ブ
ランキングプレス機械でコイル材から打ち抜かれ
たブランクをトランスフアプレス機械に搬送する
ものであり、トランスフアプレス機械に送られた
ブランクはフイードバーのブランク搬送作動によ
り各加工ステージに順番に送られてプレス加工さ
れる。
ングプレス機械とトランスフアプレス機械との間
に配置されるブランク搬送装置を提供した。この
装置は、ブランキングプレス機械からトランスフ
アプレス機械に向かつて延びる固定バーに対し移
動バーが前進、下降、後退、上昇を繰り返し、ブ
ランキングプレス機械でコイル材から打ち抜かれ
たブランクをトランスフアプレス機械に搬送する
ものであり、トランスフアプレス機械に送られた
ブランクはフイードバーのブランク搬送作動によ
り各加工ステージに順番に送られてプレス加工さ
れる。
以上の従来装置においては、前記移動バーはト
ランスフアプレス機械のフイードバーに連結さ
れ、このフイードバーのブランク搬送作動のうち
前進、後退が移動バーに伝達されるようになつて
おり、フイードバーはトランスフアプレス機械の
スライドを上下動させるクランク軸等の駆動部材
によりブランク搬送作動を行うため、移動バーは
トランスフアプレス機械から伝達される駆動力に
よつて前記前進、後退を行うようになつている。
ランスフアプレス機械のフイードバーに連結さ
れ、このフイードバーのブランク搬送作動のうち
前進、後退が移動バーに伝達されるようになつて
おり、フイードバーはトランスフアプレス機械の
スライドを上下動させるクランク軸等の駆動部材
によりブランク搬送作動を行うため、移動バーは
トランスフアプレス機械から伝達される駆動力に
よつて前記前進、後退を行うようになつている。
トランスフアプレス機械にはクランク軸が一定
速度回転してスライドを上下動させるいわゆるシ
ングルモーシヨンプレスの他、クランク軸の1回
転中の速度をリンク機構で変速させ、これにより
例えば絞り加工する作業域でのスライド速度を低
下させるとともに、スライド下死点に達した後は
スライドを早戻しするためにスライド速度を早く
するようにしたいわゆるリンクモーシヨンプレス
がある。リンクモーシヨンプレスでは、フイード
バーのブランク搬送作動の1サイクル中における
前後進速度はスライド速度と対応して変化し、従
つて前記移動バーの前後進速度も変化することに
なる。具体的には、スライド下降時における移動
バーの後退速度は遅くなるが、スライド上におけ
る移動バーの前進速度は早くなる。
速度回転してスライドを上下動させるいわゆるシ
ングルモーシヨンプレスの他、クランク軸の1回
転中の速度をリンク機構で変速させ、これにより
例えば絞り加工する作業域でのスライド速度を低
下させるとともに、スライド下死点に達した後は
スライドを早戻しするためにスライド速度を早く
するようにしたいわゆるリンクモーシヨンプレス
がある。リンクモーシヨンプレスでは、フイード
バーのブランク搬送作動の1サイクル中における
前後進速度はスライド速度と対応して変化し、従
つて前記移動バーの前後進速度も変化することに
なる。具体的には、スライド下降時における移動
バーの後退速度は遅くなるが、スライド上におけ
る移動バーの前進速度は早くなる。
トランスフアプレス機械の運転速度、すなわち
1分間当りのスライドの上下動回数(SPM)は
プレス成形品の種類等に応じて変更され、リンク
モーシヨンプレスのトランスフアプレス機械では
SPMの大きい高速運転を行うと、スライド速度
が大きいときに移動バーの速度は極めて大きなも
のとなり、ブランキングプレス機械からトランス
フアプレス機械まで延びる移動バーを安定状態で
高速移動させることができる速度には限度がある
ため、従来装置ではこの移動バーによるブランク
の搬送を安定して行えなくなる虞れがあるという
問題があつた。
1分間当りのスライドの上下動回数(SPM)は
プレス成形品の種類等に応じて変更され、リンク
モーシヨンプレスのトランスフアプレス機械では
SPMの大きい高速運転を行うと、スライド速度
が大きいときに移動バーの速度は極めて大きなも
のとなり、ブランキングプレス機械からトランス
フアプレス機械まで延びる移動バーを安定状態で
高速移動させることができる速度には限度がある
ため、従来装置ではこの移動バーによるブランク
の搬送を安定して行えなくなる虞れがあるという
問題があつた。
また、従来装置のようにトランスフアプレス機
械のフイードバーまたはこのフイードバーを駆動
させる駆動部材に移動バーを連結して移動バーの
前進、後退を行わせるように構成した場合、移動
バーの前後進ストロークはフイードバーのフイー
ドストロークと対応したものになる。トランスフ
アプレス機械におけるフイードバーのフイードス
トロークはプレス成形品等に応じて決定されるも
のであり、それぞれ異なる。このため移動バーを
含んで構成されて特定のプレス機械に付設された
従来のブランク搬送装置は、そのトランスフアプ
レス機械の専用のものとして使用されるものとな
り、このため従来では、それぞれのトランスフア
プレス機械毎にブランク搬送装置を用意しなけれ
ばならないという問題があつた。
械のフイードバーまたはこのフイードバーを駆動
させる駆動部材に移動バーを連結して移動バーの
前進、後退を行わせるように構成した場合、移動
バーの前後進ストロークはフイードバーのフイー
ドストロークと対応したものになる。トランスフ
アプレス機械におけるフイードバーのフイードス
トロークはプレス成形品等に応じて決定されるも
のであり、それぞれ異なる。このため移動バーを
含んで構成されて特定のプレス機械に付設された
従来のブランク搬送装置は、そのトランスフアプ
レス機械の専用のものとして使用されるものとな
り、このため従来では、それぞれのトランスフア
プレス機械毎にブランク搬送装置を用意しなけれ
ばならないという問題があつた。
本考案の目的は、ブランクの搬送を安定して行
え、また、フイードバーのフイードストロークが
異なるトランスフアプレス機械に共通して使用で
きるようになるブランク送り装置を提供するとこ
ろにある。
え、また、フイードバーのフイードストロークが
異なるトランスフアプレス機械に共通して使用で
きるようになるブランク送り装置を提供するとこ
ろにある。
このため本考案に係るブランク送り装置は、コ
イル材からブランクを打ち抜くブランキングプレ
ス機械と、このブランクをフイードバーで各加工
ステージに送つてプレス加工するトランスフアプ
レス機械との間にブランク搬送装置が配置され、
このブランク搬送装置の固定バーに対して移動バ
ーが前進、下降、後退、上昇を繰り返して前記ブ
ランクを前記ブランキングプレス機械側から前記
トランスフアプレス機械側に搬送するブランク送
り装置において、前記移動バーを前進、後退させ
る移動バー往復動機構を前記ブランキングプレス
機械の駆動部材に連結し、この駆動部材から伝達
されるブランキングプレス機械の駆動力により前
記移動バーを前進、後退させることを特徴とする
ものである。
イル材からブランクを打ち抜くブランキングプレ
ス機械と、このブランクをフイードバーで各加工
ステージに送つてプレス加工するトランスフアプ
レス機械との間にブランク搬送装置が配置され、
このブランク搬送装置の固定バーに対して移動バ
ーが前進、下降、後退、上昇を繰り返して前記ブ
ランクを前記ブランキングプレス機械側から前記
トランスフアプレス機械側に搬送するブランク送
り装置において、前記移動バーを前進、後退させ
る移動バー往復動機構を前記ブランキングプレス
機械の駆動部材に連結し、この駆動部材から伝達
されるブランキングプレス機械の駆動力により前
記移動バーを前進、後退させることを特徴とする
ものである。
移動バーの前進、後退はブランキングプレス機
械から伝達される駆動力により行われ、ブランキ
ングプレス機械を一定の速度で運転することによ
り移動バーはこの運転速度と運転することにより
移動バーはこの運転速度と対応した所定速度で前
進、後退し、トランスフアプレス機械がリンクモ
ーシヨンプレスの場合であつても、ブランクを安
定して搬送できる。
械から伝達される駆動力により行われ、ブランキ
ングプレス機械を一定の速度で運転することによ
り移動バーはこの運転速度と運転することにより
移動バーはこの運転速度と対応した所定速度で前
進、後退し、トランスフアプレス機械がリンクモ
ーシヨンプレスの場合であつても、ブランクを安
定して搬送できる。
また、移動バーの前後進ストロークはトランス
フアプレス機械のフイードバーのフイードストロ
ークと関係しなくなり、移動バーはフイードバー
にブランクを受け渡す位置までブランクを搬送す
ればよく、移動バーの前後進ストロークはフイー
ドバーのフイードストロークと対応したものであ
る必要はないため、フイードバーのフイードスト
ロークが異なる複数のトランスフアプレス機械に
ブランク搬送装置を共通して使用でき、ブランク
搬送装置をユニツト化して各種のトランスフアプ
レス機械に付設できる。
フアプレス機械のフイードバーのフイードストロ
ークと関係しなくなり、移動バーはフイードバー
にブランクを受け渡す位置までブランクを搬送す
ればよく、移動バーの前後進ストロークはフイー
ドバーのフイードストロークと対応したものであ
る必要はないため、フイードバーのフイードスト
ロークが異なる複数のトランスフアプレス機械に
ブランク搬送装置を共通して使用でき、ブランク
搬送装置をユニツト化して各種のトランスフアプ
レス機械に付設できる。
以上において、ブランキングプレス機械は断続
運転され、このときのブランキングプレス機械の
SPM(このSPMはブランキングプレス機械がそ
の速度で連続運転したと仮定した場合のスライド
の1分間当りの上下動回数である。)は、トラン
スフアプレス機械のSPMを調整できるようにこ
の調整されるSPMのうちの最大のものより大き
く設定され、ブランキングプレス機械のSPMと
トランスフアプレス機械のSPMとの差はブラン
キングプレス機械が断続運転することにより解消
され、移動バーとフイードバーは1分間当り同じ
回数だけ前後進を繰り返す。
運転され、このときのブランキングプレス機械の
SPM(このSPMはブランキングプレス機械がそ
の速度で連続運転したと仮定した場合のスライド
の1分間当りの上下動回数である。)は、トラン
スフアプレス機械のSPMを調整できるようにこ
の調整されるSPMのうちの最大のものより大き
く設定され、ブランキングプレス機械のSPMと
トランスフアプレス機械のSPMとの差はブラン
キングプレス機械が断続運転することにより解消
され、移動バーとフイードバーは1分間当り同じ
回数だけ前後進を繰り返す。
また、断続運転における停止後の運転再開は、
フイードバーの前進が所定距離進んだ後に移動バ
ーの前進が始まるように行われ、このようなタイ
ミングによりブランキングプレス機械とトランス
フアプレス機械を運転すると、上述の通りブラン
キングプレス機械のSPMをトランスフアプレス
機械のSPMよりも大きくし、この結果、移動バ
ーの移動速度がフイードバーの移動速度よりも速
くなつても、ブランク相互が干渉することはな
い。
フイードバーの前進が所定距離進んだ後に移動バ
ーの前進が始まるように行われ、このようなタイ
ミングによりブランキングプレス機械とトランス
フアプレス機械を運転すると、上述の通りブラン
キングプレス機械のSPMをトランスフアプレス
機械のSPMよりも大きくし、この結果、移動バ
ーの移動速度がフイードバーの移動速度よりも速
くなつても、ブランク相互が干渉することはな
い。
第1図は本考案の実施例に係るブランク送り装
置を構成しているブランク搬送装置1を示す平面
図であり、このブランク搬送装置1はブランキン
グプレス機械2とトランスフアプレス機械3との
間に配置される。トランスフアプレス機械3はシ
ングルモーシヨンプレスでもよく、リンクモーシ
ヨンプレスでもよい。またトランスフアプレス機
械3はフイードバー4のフイードストロークが任
意な長さとなつているものでよい。このようにブ
ランク搬送装置1が使用されるトランスフアプレ
ス機械3は特定のものではなく、ブランク搬送装
置1は各種のトランスフアプレス機械3にユニツ
トとして使用できるものである。
置を構成しているブランク搬送装置1を示す平面
図であり、このブランク搬送装置1はブランキン
グプレス機械2とトランスフアプレス機械3との
間に配置される。トランスフアプレス機械3はシ
ングルモーシヨンプレスでもよく、リンクモーシ
ヨンプレスでもよい。またトランスフアプレス機
械3はフイードバー4のフイードストロークが任
意な長さとなつているものでよい。このようにブ
ランク搬送装置1が使用されるトランスフアプレ
ス機械3は特定のものではなく、ブランク搬送装
置1は各種のトランスフアプレス機械3にユニツ
トとして使用できるものである。
ブランク搬送装置1はブランキングプレス機械
2からトランスフアプレス機械3に延びる長尺の
固定バー5と、この固定バー5の両側の移動バー
6とを有し、第5図、第6図の通り固定バー5は
底部材5Aと上部材5Bとからなり、固定バー5
は第2図で示す支柱7により固定支持されてい
る。第1図の通り固定バー5と移動バー6の上面
には磁石等による吸着具8が等間隔で配置され、
固定バー吸着具8が配置された位置がステージS1
〜S8となつている。
2からトランスフアプレス機械3に延びる長尺の
固定バー5と、この固定バー5の両側の移動バー
6とを有し、第5図、第6図の通り固定バー5は
底部材5Aと上部材5Bとからなり、固定バー5
は第2図で示す支柱7により固定支持されてい
る。第1図の通り固定バー5と移動バー6の上面
には磁石等による吸着具8が等間隔で配置され、
固定バー吸着具8が配置された位置がステージS1
〜S8となつている。
第6図の通り移動バー6の外側面にはガイド溝
9が形成された横部材10が固設され、ガイド溝
9にはローラ支持部材11で回転自在に支持され
たローラ12が係合される。ガイド溝9は移動バ
ー6の長手方向に長いものとなつているため、移
動バー6はローラ12で支持されながら第1図中
左右方向に前進、後退できる。2個のローラ支持
部材11は連結部材13で連結され、この連結部
材13には案内部材15で案内されながら上下動
する昇降ロツド14が結合され、この昇降ロツド
14が上下動することにより移動バー6は固定バ
ー5に対し上昇、下降する。
9が形成された横部材10が固設され、ガイド溝
9にはローラ支持部材11で回転自在に支持され
たローラ12が係合される。ガイド溝9は移動バ
ー6の長手方向に長いものとなつているため、移
動バー6はローラ12で支持されながら第1図中
左右方向に前進、後退できる。2個のローラ支持
部材11は連結部材13で連結され、この連結部
材13には案内部材15で案内されながら上下動
する昇降ロツド14が結合され、この昇降ロツド
14が上下動することにより移動バー6は固定バ
ー5に対し上昇、下降する。
第2図の通り昇降ロツド14および案内部材1
5は移動バー6の長手方向に複数あり、それぞれ
の昇降ロツド14の下端にはリンク16を介して
回動レバー17が連結され、これらの回動レバー
17に連結バー18が掛け渡される。第7図の通
り連結バー18にはリンク19の一方の端部が軸
19Aで連結され、リンク19の他方の端部には
ロータリアクチユエータ20の回転軸21に設け
られた偏心ピン部12Aが連結される。偏心ピン
部21Aはlの偏心量を有するため、回転軸21
の回転により連結バー18は第2図中左右動し、
これに伴う回動レバー17の回動、昇降ロツド1
4の上下動により移動バー6は上昇、下降を繰り
返す。
5は移動バー6の長手方向に複数あり、それぞれ
の昇降ロツド14の下端にはリンク16を介して
回動レバー17が連結され、これらの回動レバー
17に連結バー18が掛け渡される。第7図の通
り連結バー18にはリンク19の一方の端部が軸
19Aで連結され、リンク19の他方の端部には
ロータリアクチユエータ20の回転軸21に設け
られた偏心ピン部12Aが連結される。偏心ピン
部21Aはlの偏心量を有するため、回転軸21
の回転により連結バー18は第2図中左右動し、
これに伴う回動レバー17の回動、昇降ロツド1
4の上下動により移動バー6は上昇、下降を繰り
返す。
以上の連結バー18からローラ12までの機構
により移動バー6を上昇、下降させるための移動
バー昇降機構22が構成され、この移動バー昇降
機構22の駆動源は前記ロータリアクチユエータ
20である。
により移動バー6を上昇、下降させるための移動
バー昇降機構22が構成され、この移動バー昇降
機構22の駆動源は前記ロータリアクチユエータ
20である。
第3図の通りブランキングプレス機械2の側面
からはこのブランキングプレス機械2のスライド
を上下動させる駆動部材になつているクランク軸
23の端部が突出し、この突出端部にベルクラン
クである回転部材24が固設され、回転部材24
に連結ロツド25が連結され、連結ロツド25の
下端には第4図の通りギヤボツクス26に上下摺
動自在に配置されたラツクバー27が連結され
る。このラツクバー27にはレバー29を備えた
ピニオン28が噛合する。クランク軸23が回転
してスライドを上下動させると、クランク軸23
の回転は回転部材24の回転、連結ロツド25お
よびラツクバー27の上下動となり、この結果、
ピニオン28およびレバー29は往復回動する。
からはこのブランキングプレス機械2のスライド
を上下動させる駆動部材になつているクランク軸
23の端部が突出し、この突出端部にベルクラン
クである回転部材24が固設され、回転部材24
に連結ロツド25が連結され、連結ロツド25の
下端には第4図の通りギヤボツクス26に上下摺
動自在に配置されたラツクバー27が連結され
る。このラツクバー27にはレバー29を備えた
ピニオン28が噛合する。クランク軸23が回転
してスライドを上下動させると、クランク軸23
の回転は回転部材24の回転、連結ロツド25お
よびラツクバー27の上下動となり、この結果、
ピニオン28およびレバー29は往復回動する。
第2図の通りレバー29の先端にはローラ30
が回転自在に設けられ、このローラ30は移動体
31の上下に長い案内溝32に係合される。第5
図の通り移動体31は2本の移動バー6を連結し
ている連結部材33の下面に接続され、レバー2
9が往復回動すると、移動体31の第2図中の左
右動により移動バー6は前述の通りローラ12で
支持されながら前進、後退する。
が回転自在に設けられ、このローラ30は移動体
31の上下に長い案内溝32に係合される。第5
図の通り移動体31は2本の移動バー6を連結し
ている連結部材33の下面に接続され、レバー2
9が往復回動すると、移動体31の第2図中の左
右動により移動バー6は前述の通りローラ12で
支持されながら前進、後退する。
以上の回転部材24から移動体31までの機構
により移動バー6を前進、後退させる移動バー往
復動機構34が構成され、この移動バー往復動機
構34はブランキングプレス機械2のクランク軸
23から駆動力が伝達されるため、移動バー往復
動機構34はブランキングプレス機械2によつて
駆動されるものとなつている。
により移動バー6を前進、後退させる移動バー往
復動機構34が構成され、この移動バー往復動機
構34はブランキングプレス機械2のクランク軸
23から駆動力が伝達されるため、移動バー往復
動機構34はブランキングプレス機械2によつて
駆動されるものとなつている。
なお、第5図の通り前記連結部材33に対する
移動体31の接続は、移動体31に上下摺動自在
に配置された駒部材35のテーパ頭部35Aが連
結部材33に形成されたテーパ孔36に挿入され
ることにより行われ、駒部材35がボルトヘツド
となつているボルト37に巻回されたばね38が
駒部材35を常時上方へ付勢し、これにより通常
時はテーパ頭部35Aがテーパ孔36に挿入され
ている。駒部材35がばね38に抗して押し下げ
られてテーパ頭部35Aがテーパ孔36から抜け
出た場合には、移動体31は連結部材33から分
離してガイド部材39でガイドされながら移動バ
ー6の長手方向に移動可能となる。
移動体31の接続は、移動体31に上下摺動自在
に配置された駒部材35のテーパ頭部35Aが連
結部材33に形成されたテーパ孔36に挿入され
ることにより行われ、駒部材35がボルトヘツド
となつているボルト37に巻回されたばね38が
駒部材35を常時上方へ付勢し、これにより通常
時はテーパ頭部35Aがテーパ孔36に挿入され
ている。駒部材35がばね38に抗して押し下げ
られてテーパ頭部35Aがテーパ孔36から抜け
出た場合には、移動体31は連結部材33から分
離してガイド部材39でガイドされながら移動バ
ー6の長手方向に移動可能となる。
第8図の通りブランキングプレス機械2のブラ
ンキングステージBSにはブランキングプレス機
械2のスライド40に取り付けられた上型41と
ともにコイル材43を打ち抜き加工する下型42
が配置され、またこのブランキングステージBS
には昇降装置45がベツド44に取り付けられて
配置される。この昇降装置45は第9図の通りシ
リンダ46のピストンロツド47の頂部にブラン
ク受け部材48を固設したものであり、ブランク
受け部材48にはピストンロツド47の昇降動に
よりガイドバー49で案内されながら下型42の
高さ位置から移動バー6の高さ位置まで上下動す
る。ブランク受け部材48には磁石による吸着具
50が設けられている。
ンキングステージBSにはブランキングプレス機
械2のスライド40に取り付けられた上型41と
ともにコイル材43を打ち抜き加工する下型42
が配置され、またこのブランキングステージBS
には昇降装置45がベツド44に取り付けられて
配置される。この昇降装置45は第9図の通りシ
リンダ46のピストンロツド47の頂部にブラン
ク受け部材48を固設したものであり、ブランク
受け部材48にはピストンロツド47の昇降動に
よりガイドバー49で案内されながら下型42の
高さ位置から移動バー6の高さ位置まで上下動す
る。ブランク受け部材48には磁石による吸着具
50が設けられている。
次に作用について述べる。
第1図の通りコイル材43は図示しないアンコ
イラから矢印の方向にブランキングプレス機械2
に供給され、ブランキングステージBSにおいて
スライド40の上下動により上型41と下型42
とで打ち抜かれる。打ち抜かれたブランクBは上
昇しているブランク受け部材48に吸着具50で
吸着支持され、ブランク受け部材48の下降によ
り第9図の通り移動バー6の吸着具8に受け渡さ
れる。この後、ブランク受け部材48は次に打ち
抜かれるブランクBを受け取るために上昇する。
イラから矢印の方向にブランキングプレス機械2
に供給され、ブランキングステージBSにおいて
スライド40の上下動により上型41と下型42
とで打ち抜かれる。打ち抜かれたブランクBは上
昇しているブランク受け部材48に吸着具50で
吸着支持され、ブランク受け部材48の下降によ
り第9図の通り移動バー6の吸着具8に受け渡さ
れる。この後、ブランク受け部材48は次に打ち
抜かれるブランクBを受け取るために上昇する。
一方、移動バー6はスライド40が1回上下動
する毎に前記移動バー往復動機構34および移動
バー昇降機構22により前進、下降、後退、上昇
のブランク搬送作動を行い、このブランク搬送作
動を繰り返すことによりブランクBを固定バー5
の前記ステージS1、S2、S3…に順次送り、次のブ
ランクBも同様に送る。このブランク搬送時にお
ける移動バー6でのブランクBの支持は吸着具8
で行われ、固定バー5におけるステージS1、S2、
S3…でのブランクBの支持も吸着具8で行われ
る。
する毎に前記移動バー往復動機構34および移動
バー昇降機構22により前進、下降、後退、上昇
のブランク搬送作動を行い、このブランク搬送作
動を繰り返すことによりブランクBを固定バー5
の前記ステージS1、S2、S3…に順次送り、次のブ
ランクBも同様に送る。このブランク搬送時にお
ける移動バー6でのブランクBの支持は吸着具8
で行われ、固定バー5におけるステージS1、S2、
S3…でのブランクBの支持も吸着具8で行われ
る。
ステージS8に達したブランクBはトランスフア
プレス機械3の2本のフイードバー4が接近する
ことによりフインガ51でクランプされ、この
後、第12図の通りフイードバー4が前進a、ブ
ランクBのアンクランプのための離間b、後退
c、近接dのブランク搬送作動を繰り返し、フイ
ードバー4が三次元運動を行う場合には接近dと
前進aとの間に上昇、前進aと離間bとの間に下
降をそれぞれ行い、ブランクBはトランスフアプ
レス機械3の各加工ステージに順番に送られてこ
のトランスフアプレス機械3の図示しないスライ
ドの上下動によりプレス加工される。なお、以上
のフイードバー4のブランク搬送作動は、トラン
スフアプレス機械3のスライドを上下動させる駆
動部材となつているクランク軸から取り出された
駆動力により行われる。
プレス機械3の2本のフイードバー4が接近する
ことによりフインガ51でクランプされ、この
後、第12図の通りフイードバー4が前進a、ブ
ランクBのアンクランプのための離間b、後退
c、近接dのブランク搬送作動を繰り返し、フイ
ードバー4が三次元運動を行う場合には接近dと
前進aとの間に上昇、前進aと離間bとの間に下
降をそれぞれ行い、ブランクBはトランスフアプ
レス機械3の各加工ステージに順番に送られてこ
のトランスフアプレス機械3の図示しないスライ
ドの上下動によりプレス加工される。なお、以上
のフイードバー4のブランク搬送作動は、トラン
スフアプレス機械3のスライドを上下動させる駆
動部材となつているクランク軸から取り出された
駆動力により行われる。
第10図、第11図は以上述べた移動バー6と
ブランク受け部材48の作動タイミングを示した
図で、第10図はブランキングプレス機械2のク
ランク角度を基準とし、第11図はトランスフア
プレス機械3のクランク角度を基準としている。
ここで、クランク角度が0度のときにスライドは
上死点に達し、クランク角度が180度のときにス
ライドは下死点に達している。
ブランク受け部材48の作動タイミングを示した
図で、第10図はブランキングプレス機械2のク
ランク角度を基準とし、第11図はトランスフア
プレス機械3のクランク角度を基準としている。
ここで、クランク角度が0度のときにスライドは
上死点に達し、クランク角度が180度のときにス
ライドは下死点に達している。
以上において、トランスフアプレス機械3は連
続運転されているが、ブランキングプレス機械2
は断続運転されている。また、トランスフアプレ
ス機械3の運転速度は20〜35SPMの範囲の任意
な値に設定され、ブランキングプレス機械2の運
転速度はトランスフアプレス機械3の運転速度の
うちの最大のものより大きい37SPM(この値はブ
ランキングプレス機械2がその速度で連続運転し
たと仮定した場合におけるスライドの1分間当り
の上下動回数である。)に設定される。第11図
は前記20〜35SPMのうちの35SPMでトランスフ
アプレス機械3を運転しているときを示す。
続運転されているが、ブランキングプレス機械2
は断続運転されている。また、トランスフアプレ
ス機械3の運転速度は20〜35SPMの範囲の任意
な値に設定され、ブランキングプレス機械2の運
転速度はトランスフアプレス機械3の運転速度の
うちの最大のものより大きい37SPM(この値はブ
ランキングプレス機械2がその速度で連続運転し
たと仮定した場合におけるスライドの1分間当り
の上下動回数である。)に設定される。第11図
は前記20〜35SPMのうちの35SPMでトランスフ
アプレス機械3を運転しているときを示す。
トランスフアプレス機械3とブランキングプレ
ス機械2のSPMの差はブランキングプレス機械
2が断続運転することにより解消され、フイード
バー4と移動バー6は1分間当り同じ回数の前
進、後退を行う。
ス機械2のSPMの差はブランキングプレス機械
2が断続運転することにより解消され、フイード
バー4と移動バー6は1分間当り同じ回数の前
進、後退を行う。
第10図中、ブランキングプレス機械2の断続
運転における停止はクランク角度がαのときに行
われ、この角度はトランスフアプレス機械3のク
ランク角度では第11図中θ1であり、ブランキン
グプレス機械2の断続運転における運転再開はθ2
のときに行われる。また、トランスフアプレス機
械3におけるフイードバー4の前記前進aはθ3の
ときに開始されてθ4のときに終了する。
運転における停止はクランク角度がαのときに行
われ、この角度はトランスフアプレス機械3のク
ランク角度では第11図中θ1であり、ブランキン
グプレス機械2の断続運転における運転再開はθ2
のときに行われる。また、トランスフアプレス機
械3におけるフイードバー4の前記前進aはθ3の
ときに開始されてθ4のときに終了する。
以上のように連続運転しているトランスフアプ
レス機械3に対してブランキングプレス機械2を
断続運転し、かつ、トランスフアプレス機械3の
最大のSPMよりも大きい値にブランキングプレ
ス機械2のSPMを設定しておけば、移動バー6
の前進、後退を行わせる駆動力をトランスフアプ
レス機械3ではなくブランキングプレス機械2か
ら取り入れ、これにより移動バー6をトランスフ
アプレス機械3のスライドやフイードバー4と同
調作動させず、ブランキングプレス機械2のスラ
イドと同調作動させるようにしても、プレス成形
品の種類等に応じてトランスフアプレス機械3の
SPMを調整できるようになる。
レス機械3に対してブランキングプレス機械2を
断続運転し、かつ、トランスフアプレス機械3の
最大のSPMよりも大きい値にブランキングプレ
ス機械2のSPMを設定しておけば、移動バー6
の前進、後退を行わせる駆動力をトランスフアプ
レス機械3ではなくブランキングプレス機械2か
ら取り入れ、これにより移動バー6をトランスフ
アプレス機械3のスライドやフイードバー4と同
調作動させず、ブランキングプレス機械2のスラ
イドと同調作動させるようにしても、プレス成形
品の種類等に応じてトランスフアプレス機械3の
SPMを調整できるようになる。
また、前述の通りブランキングプレス機械2の
SPMをトランスフアプレス機械3のSPMよりも
大きくし、これにより移動バー6の前進速度がフ
イードバー4の前進速度よりも速くなつても、第
10図、第11図の通りブランキングプレス機械
2の断続運転における停止後の運転再開による移
動バー6の前進開始がフイードバー4の前進開始
よりもβ遅れて始まるようにし、これにより第1
2図の通りフイードバー4をLの距離進めておく
ことにより、移動バー6でステージS7からS8に送
られるブランクBがフイードバー4でステージS8
からS9に送られるブランクBと干渉する問題をな
くすることができる。
SPMをトランスフアプレス機械3のSPMよりも
大きくし、これにより移動バー6の前進速度がフ
イードバー4の前進速度よりも速くなつても、第
10図、第11図の通りブランキングプレス機械
2の断続運転における停止後の運転再開による移
動バー6の前進開始がフイードバー4の前進開始
よりもβ遅れて始まるようにし、これにより第1
2図の通りフイードバー4をLの距離進めておく
ことにより、移動バー6でステージS7からS8に送
られるブランクBがフイードバー4でステージS8
からS9に送られるブランクBと干渉する問題をな
くすることができる。
移動バー6の前進、後退は前述の通りブランキ
ングプス機械2から伝達される駆動力により行わ
れ、ブランキングプレス機械2の運転速度は一定
であるため、移動バー6はこの運転速度と対応し
た所定速度で前進、後退し、トランスフアプレス
機械3がたとえリンクモーシヨンプレスの場合で
あつても移動バー6は安定して前進、後退を行う
ため、ブランクBの搬送を安定して行なえる。
ングプス機械2から伝達される駆動力により行わ
れ、ブランキングプレス機械2の運転速度は一定
であるため、移動バー6はこの運転速度と対応し
た所定速度で前進、後退し、トランスフアプレス
機械3がたとえリンクモーシヨンプレスの場合で
あつても移動バー6は安定して前進、後退を行う
ため、ブランクBの搬送を安定して行なえる。
また、移動バー6によるブランクBの搬送がス
テージS8まで行われれば、このステージS8でブラ
ンクBはフイードバー4に受け渡されるため、本
実施例に係るブランク搬送装置1はフイードバー
4のフイードストローク(第12図のステージS8
とS9の間隔距離)が異なるトランスフアプレス機
械3に使用できる。
テージS8まで行われれば、このステージS8でブラ
ンクBはフイードバー4に受け渡されるため、本
実施例に係るブランク搬送装置1はフイードバー
4のフイードストローク(第12図のステージS8
とS9の間隔距離)が異なるトランスフアプレス機
械3に使用できる。
すなわち、ブランク搬送装置1はシングルモー
シヨンプレスやリンクモーシヨンプレスのトラン
スフアプレス機械3に使用できる他、任意なフイ
ードバーのフイードストロークを有するトランス
フアプレス機械3に使用でき、これらのトランス
フアプレス機械3にユニツト化して適用できるこ
とになる。
シヨンプレスやリンクモーシヨンプレスのトラン
スフアプレス機械3に使用できる他、任意なフイ
ードバーのフイードストロークを有するトランス
フアプレス機械3に使用でき、これらのトランス
フアプレス機械3にユニツト化して適用できるこ
とになる。
以上の他、本実施例に係るブランク搬送装置1
では、移動バー6の前進または後退中に移動バー
6に過負荷が作用してこの前進または後退が阻止
されても、前記レバー29から前記移動体31に
作用する力により第5図で示すテーパ孔36から
駒部材35のテーパ頭部35Aが押し下げられ、
この結果駒部材35による移動体31と連結部材
33との接続が解除されるため、移動体31は単
独で動き、フイードバー搬送装置1は過負荷から
保護される。すなわち、駒部材35等は過負荷安
全機構を構成している。
では、移動バー6の前進または後退中に移動バー
6に過負荷が作用してこの前進または後退が阻止
されても、前記レバー29から前記移動体31に
作用する力により第5図で示すテーパ孔36から
駒部材35のテーパ頭部35Aが押し下げられ、
この結果駒部材35による移動体31と連結部材
33との接続が解除されるため、移動体31は単
独で動き、フイードバー搬送装置1は過負荷から
保護される。すなわち、駒部材35等は過負荷安
全機構を構成している。
また、ブランキングプレス機械2から伝達され
る駆動力で移動バー6が前進、後退するとき、レ
バー29の配置箇所において移動バー6の前進、
後退方向の移動量は時間軸に対してサインカーブ
で変化することになり、これと同様なことは第3
図で示す回転部材24の配置箇所でも行われ、サ
インカーブが2回重ねられることにより、移動バ
ー6の前進限、後退限で行われる移動バー6の上
昇、下降のための時間を長く取ることができる。
また、第4図の通りレバー29の回動限を水平位
置を越えたT1とT2とすることによつても、この
時間を長く取ることができる。
る駆動力で移動バー6が前進、後退するとき、レ
バー29の配置箇所において移動バー6の前進、
後退方向の移動量は時間軸に対してサインカーブ
で変化することになり、これと同様なことは第3
図で示す回転部材24の配置箇所でも行われ、サ
インカーブが2回重ねられることにより、移動バ
ー6の前進限、後退限で行われる移動バー6の上
昇、下降のための時間を長く取ることができる。
また、第4図の通りレバー29の回動限を水平位
置を越えたT1とT2とすることによつても、この
時間を長く取ることができる。
さらに、移動バー6の上昇、下降は第7図で示
すロータリアクチユエータ20の偏心ピン部21
Aの偏心回転により行われ、この偏心ピン部21
Aは配置箇所において移動バー6の上昇、下降方
向の移動量は時間軸に対してサインカーブで変化
することになり、上昇限近く、下降限近くでの移
動速度が低下するため、移動バー6と固定バー5
との間のブランクBの受け取り、受け渡しをスム
ーズに行わせることができる。また、第2図の通
り、前記昇降ロツド14の外周にはばね52が設
けられているため、このばね52で移動バー6等
の重量が支持されながら移動バー6は上昇、下降
を安定して行う。
すロータリアクチユエータ20の偏心ピン部21
Aの偏心回転により行われ、この偏心ピン部21
Aは配置箇所において移動バー6の上昇、下降方
向の移動量は時間軸に対してサインカーブで変化
することになり、上昇限近く、下降限近くでの移
動速度が低下するため、移動バー6と固定バー5
との間のブランクBの受け取り、受け渡しをスム
ーズに行わせることができる。また、第2図の通
り、前記昇降ロツド14の外周にはばね52が設
けられているため、このばね52で移動バー6等
の重量が支持されながら移動バー6は上昇、下降
を安定して行う。
以上述べた本実施例では、移動バー往復動機構
34はラツクバー27やピニオン28、さらにレ
バー29等により構成されていたが、この機構3
4の構成は任意であり、例えばカム機構式でもよ
く、要すればブランキングプレス機械2から伝達
される駆動力により移動バー6を前進、後退させ
ることができるものであればよい。また前記実施
例ではブランキングプレス2のクランク軸23か
ら駆動力を取り出していたが、駆動力が取り出さ
れる部材はこれに限らず、例えばクランク軸22
を回転させるためにブランキングプレス機械2に
設けられている駆動軸でもよい。
34はラツクバー27やピニオン28、さらにレ
バー29等により構成されていたが、この機構3
4の構成は任意であり、例えばカム機構式でもよ
く、要すればブランキングプレス機械2から伝達
される駆動力により移動バー6を前進、後退させ
ることができるものであればよい。また前記実施
例ではブランキングプレス2のクランク軸23か
ら駆動力を取り出していたが、駆動力が取り出さ
れる部材はこれに限らず、例えばクランク軸22
を回転させるためにブランキングプレス機械2に
設けられている駆動軸でもよい。
本考案によれば、ブランクの搬送を安定して行
なえるようになり、また、フイードバーのフイー
ドストロークが異なる各種のトランスフアプレス
機械に共通して使用でき、ブランク搬送装置の機
能を高めることができる。
なえるようになり、また、フイードバーのフイー
ドストロークが異なる各種のトランスフアプレス
機械に共通して使用でき、ブランク搬送装置の機
能を高めることができる。
第1図は実施例に係る装置の配置を示す平面
図、第2図は同装置の縦断面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は移動バー往復動機構を構成するレ
バー部分の縦断面図、第6図は第2図の−線
断面図、第7図は第2図の−線断面図、第8
図はブランキングプレス機械の縦断面図、第9図
は第8図の一部拡大断面図、第10図および第1
1図は移動バーと第8図で示されたブランク受け
部材の作動タイミングを示す図で、第10図はブ
ランキングプレス機械を基準としたもの、第11
図はトランスフアプレス機械を基準としたもの、
第12図は移動バーとフイードバーの前進開始タ
イミングを示す平面図である。 1……ブランク搬送装置、2……ブランキング
プレス機械、3……トランスフアプレス機械、4
……フイードバー、5……固定バー、6……移動
バー、12……ローラ、20……ロータリアクチ
ユエータ、22……移動バー昇降機構、23……
クランク軸、29……レバー、31……移動体、
34……移動バー往復動機構、40……スライ
ド、43……コイル材、45……昇降装置、48
……ブランク受け部材、S1〜S9……ステージ、
BS……ブランキングステージ。
図、第2図は同装置の縦断面図、第3図は第1図
の−線断面図、第4図は第3図の−線断
面図、第5図は移動バー往復動機構を構成するレ
バー部分の縦断面図、第6図は第2図の−線
断面図、第7図は第2図の−線断面図、第8
図はブランキングプレス機械の縦断面図、第9図
は第8図の一部拡大断面図、第10図および第1
1図は移動バーと第8図で示されたブランク受け
部材の作動タイミングを示す図で、第10図はブ
ランキングプレス機械を基準としたもの、第11
図はトランスフアプレス機械を基準としたもの、
第12図は移動バーとフイードバーの前進開始タ
イミングを示す平面図である。 1……ブランク搬送装置、2……ブランキング
プレス機械、3……トランスフアプレス機械、4
……フイードバー、5……固定バー、6……移動
バー、12……ローラ、20……ロータリアクチ
ユエータ、22……移動バー昇降機構、23……
クランク軸、29……レバー、31……移動体、
34……移動バー往復動機構、40……スライ
ド、43……コイル材、45……昇降装置、48
……ブランク受け部材、S1〜S9……ステージ、
BS……ブランキングステージ。
Claims (1)
- コイル材からブランクを打ち抜くブランキング
プレス機械と、このブランクをフイードバーで各
加工ステージに送つてプレス加工するトランスフ
アプレス機械との間に、固定バーに対し移動バー
が前進、下降、後退、上昇を繰り返して前記ブラ
ンクを前記ブランキングプレス機械側から前記ト
ランスフアプレス機械側に搬送するブランク搬送
装置を配置したブランク送り装置において、前記
ブランク搬送装置を前記トランスフアプレス機械
の最大の運転速度よりも大きい速度で断続運転さ
れる前記ブランキングプレス機械の駆動部材に連
結し、この駆動部材から伝達されるブランキング
プレス機械の駆動力により前記ブランク搬送装置
の前記移動バーを前進、後退させるとともに、前
記ブランキングプレス機械の断続運転再開による
前記移動バーの前進開始が前記トランスフアプレ
ス機械の前記フイードバーの前進開始よりも遅れ
ていることを特徴とするブランク送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988059584U JPH0450993Y2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988059584U JPH0450993Y2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01165131U JPH01165131U (ja) | 1989-11-17 |
JPH0450993Y2 true JPH0450993Y2 (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=31285341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988059584U Expired JPH0450993Y2 (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0450993Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514420U (ja) * | 1978-07-15 | 1980-01-29 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58102233U (ja) * | 1981-12-29 | 1983-07-12 | アイダエンジニアリング株式会社 | ブランク材の送給装置 |
-
1988
- 1988-05-02 JP JP1988059584U patent/JPH0450993Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514420U (ja) * | 1978-07-15 | 1980-01-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01165131U (ja) | 1989-11-17 |
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