JPH0450989Y2 - - Google Patents

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JPH0450989Y2
JPH0450989Y2 JP1990038771U JP3877190U JPH0450989Y2 JP H0450989 Y2 JPH0450989 Y2 JP H0450989Y2 JP 1990038771 U JP1990038771 U JP 1990038771U JP 3877190 U JP3877190 U JP 3877190U JP H0450989 Y2 JPH0450989 Y2 JP H0450989Y2
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JP
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base plate
heat dissipation
radiator
heat
plate
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JP1990038771U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は放熱器のベース板とその突条の変形
部とにより放熱フインの連結板を挟着固定した放
熱フイン付放熱器に関する。
(従来の技術) 従来の放熱フイン付放熱器ではベース板へ放熱
フインを固定するには、ベース板に設けた凹入溝
にフインの下端部に設けた折曲部を挿入した後、
前記ベース板の凹入溝の一側壁に突設された押え
板を、前記凹入溝内のフインの折曲部上へ押し倒
してフインの下端部をベース板に押圧固定してい
る(特公昭59−32213号)。また、放熱フインの孔
へベース板に形成したボスを嵌め込み、かしめに
より固着した考案も知られていた(実開昭59−
55283号)。
(考案により解決すべき課題) 前記従来の放熱フイン付放熱器の前者は、放熱
フインは各溝毎に独立していなければならないの
で、放熱フイン用の帯状薄板で屈曲形成した場合
には、これを切り放して個別の放熱フインにしな
ければならない問題点があつた。また、後者にお
いても、放熱フインの孔と、ベース板のボスとを
夫々嵌合しなければならない問題点があつた。従
つて放熱フインの固定に際しては、個別取扱いを
する為の手数が繁雑になることは避けられなかつ
た。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの考案は、ベース板に設けた突条に、
放熱フインの取付け板に設けた取付け溝を嵌着
し、前記突条の加圧変形により形成した押え突部
と放熱フインの取付け板とを挟着固定し、放熱器
を形成したので、作業性が著しく向上できると共
に、連続的に屈曲成形した放熱フインの場合で
も、正確、確実に固定し、放熱器とすることがで
きる。
即ちこの考案は、放熱器のベース板に放熱フイ
ンの取付溝に対応する突条が連続して設けられ、
該突条の上端面には溝が形成されると共に、前記
突条へ、放熱用の帯状薄板を屈曲して連続的に形
成した放熱フインの取付け板に設けた取付け溝が
嵌着され、前記取付け板の溝縁上の、前記ベース
板に設けた突条の加圧変形により形成した押え突
部と、前記ベース板とにより、前記放熱フインの
取付け板を挟着固定した放熱フイン付放熱器であ
る。前記における突条はベース板の上面又は上下
面に設けてあつて、放熱フインを上面又は上下面
に固定できるようになつているが、固定は単なる
プレス作業だけであるから、両面固定であつても
可能である。また放熱フインは放熱用の帯状薄板
を屈曲して連続的に形成したもので、必要長さ宛
連続した放熱フインを使用し得ることは勿論、数
個の放熱フインを一体化したものを一組とし、同
一ベース板に数組を挟着固定することもできる。
またベース板の成形手段は問題はないが、押し
出し成形、プレス成形、その他突条を成形し得る
従来公知の成形法を用いることができる。
(作用) この考案は放熱器のベース板に設けた突条へ、
帯状薄板を屈曲して連続的に形成した放熱フイン
の取付け板に設けた取付け溝を嵌着し、前記取付
け板の溝縁上に、前記突条の頂部両側端立上り部
を加圧変形により左右に変形させて形成した押え
突部を加圧したので、放熱フインは堅固に固定さ
れ、ベース板に対して前後左右の何れの方向に摺
動不可能となる。また突条と取付け溝とを嵌着す
るのは、突部と凹部の嵌着よりも容易であり、作
業性も良好である。
(実施例) 放熱器のベース板1に突条2を設け、突条2の
頂部へ溝3を設ける。一方帯状金属薄板を第3図
のように屈曲して放熱フイン4を形成する。放熱
フイン4の下部水平部取付け板6には、前記突条
2に遊嵌し得る溝5が夫々設けてある。
前記ベース板1上に、前記放熱フイン4を載せ
ると共に、ベース板1の突条2へ前記放熱フイン
4の取付け板の溝5を嵌装し(第8図)、突条2
をプレス型9を矢示7のように下降させて加圧
し、押え片8,8(突部でもよい)を形成して、
ベース板1の表面と押え片8,8との協同によ
り、取付け板6,6を固定する。例えば第6図々
示のように放熱フイン4の各突出部間の取付け板
6も全部固定し、放熱器を形成する。従つてベー
ス板1と、放熱フイン4とを堅固に固定した放熱
器ができる。
前記におけるプレス型9は、例えば第6図中鎖
線図示のように、放熱フイン4の隣接突出部間に
挿入すれば、該部の間隔規制具としての作用を奏
するので、間隔規制用の治具を別に用いる必要は
ない。
前記実施例によれば、帯状のフイン材を任意回
数屈折成形したものであつても、容易かつ確実に
固定することができる。従来多数の突部を有する
放熱フイン4を一度に固定することは困難であつ
たが、この考案によれば、突部の数に関係なく、
ほぼ同一操作で固定することができる。また実施
例においては、放熱フイン4をベース板1の上面
のみに固定したが、ベース板の上下面へ個別又は
同時に固定することもできる。
(考案の効果) この考案はベース板に設けた突条へ、放熱フイ
ンの取付け板に設けた取付け溝を遊嵌し、前記突
条を加圧変形により形成した押え片又は突起によ
り放熱フインの取付け板を挟着固定したので、放
熱フインとベース板とは堅固に固定され、また帯
状フイン材を連続成形した放熱フインであつても
そのまま容易に固定し得ると共に、固定作業は、
取付け板の溝をベース板の突条へ遊嵌し、かつ前
記突条を加圧変形すればよいので、全自動化が容
易であるなどの諸効果がある。また、多数の放熱
フインを同時にベース板に固定し放熱器を形成し
得る利点もある。次に、突条の上端面には溝が形
成されているので、突条の変形が容易であり、押
え突部が容易、確実に形成される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例のベース板の斜視
図、第2図は同じく側面図、第3図は同じく放熱
フインの正面図、第4図は同じく放熱フインの側
面図、第5図は同じく放熱フインの平面図、第6
図は同じく放熱器の正面図、第7図は同じく側面
図、第8図は同じく放熱フインの溝とベース板の
突条との遊嵌状態を示す一部拡大断面図、第9図
は同じく放熱フインの取付け板と、ベース板との
固定状態を示す一部拡大断面図である。 1……ベース板、2……突条、4……放熱フイ
ン、5……取付け溝、6……取付け板、9……プ
レス型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 放熱器のベース板に放熱フインの取付溝に対
    応する突条が連続して設けられ、該突条の上端
    面には溝が形成されると共に、前記突条へ、放
    熱用の帯状薄板を屈曲して連続的に形成した放
    熱フインの取付け板に設けた取付け溝が嵌着さ
    れ、前記取付け板の溝縁上の、前記ベース板に
    設けた突条の加圧変形により形成した押え突部
    と、前記ベース板とにより、前記放熱フインの
    取付け板を挟着固定した放熱フイン付放熱器 2 放熱器のベース板には上面又は上下面に突条
    を設けた実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    放熱フイン付放熱器 3 突条の加圧変形はプレス成形とした実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の放熱フイン付放熱
    器 4 突条付のベース板は、押出成形によつて形成
    した実用新案登録請求の範囲第1項記載の放熱
    フイン付放熱器
JP1990038771U 1990-04-11 1990-04-11 Expired JPH0450989Y2 (ja)

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JPH02133226U (ja) 1990-11-06

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