JPH0450972A

JPH0450972A - コントロンクリーニング装置

Info

Publication number: JPH0450972A
Application number: JP15808090A
Authority: JP
Inventors: Toshiichi Kageyama; 影山　敏一; Takeshi Ono; 猛小野
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 1990-06-15
Filing date: 1990-06-15
Publication date: 1992-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は電子写真方式の画像形成装置の帯電用、転写用
等として用いられるコロトロンのクリーニング装置に関
するものである。

〔従来の技術〕

コロトロンはケーシングに、例えばコロトロンワイヤを
張設すると共に、このワイヤに高電圧を印加してコロナ
放電させ、これによって感光体の表面を帯電させるもの
であり、繰返しコロナ放電することで、どうしてもコロ
トロンワイヤにトナーや紙粉が付着し感光体の表面を均
一に帯電できなくなって良好な画質が得られなくなって
しまう。

そこで、実開昭６０−７８０４５号公報に示すようなコ
ロトロンワイヤをクリーニングする装置か提案されてい
る。このような装置においては、ケーシングに沿ってホ
ルダを長手方向に移動自在に設け、このホルダに一対の
ワイヤクリーナを相対向して設け、その一対のワイヤク
リーナでコロトロンワイヤを挟持し、ホルダをモータ駆
動により移動させてコロトロンワイヤに付着したトナー
や紙粉等をかき落としてクリーニングするようにしてい
る。

〔発゛明が解決すべき課題〕

ところで、例えば複写機におけるコロトロンクリーニン
グ装置においては、通常チャージコロトロン、転写コロ
トロン、ブタツクコロトロン等、１つの装置でも異なる
形状のものが複数個使用されることが多く、その場合ク
リーナ本体はコロトロンの形状に応じてそれぞれ変える
必要があり、それに対応してクリーナ駆動用のモータ、
ギア等も形状を変え、駆動部とコロトロンとを一体に構
成することが行われていた。このようにクリーナ駆動部
とコロトロンを一体に構成すると、コロトロンのみが故
障した場合、あるいはモータのみか故障した場合のよう
にとちらか一方が故障しても全体を交換しなければなら
ず、結果的にコストか高くなってしまうという問題があ
った。また、コロトロン毎にそれに対応した駆動部をつ
くらなければならないために、多品種少量生産になりか
ちで高コスト化を招き、またそれぞれ形状か異なるため
に保守性も十分てないという問題があった。

本発明は上記課題を解決するためのもので、モータ駆動
部を独立させて共通化することにより、保守性、低コス
ト化を図るとともに、レイアウトの自由度を大きくする
ことがてきるコロトロンのクリーニング装置を提供する
ことを目的とする。

〔課題を解決するための手段および作用〕本発明はケー
シング内にモータ及びギア列を収納してモータをユニッ
ト化して独立させ、ギア列の出力歯車軸に被駆動軸と嵌
合する嵌合穴を設け、この嵌合穴に被駆動軸を差し込ん
で駆動することにより、クリーナをコロトロンの長手方
向に沿って往復移動させ、放電電極をクリーニングする
ようにしたことを特徴とするものである。

クリーナの駆動かスクリュータイプである場合には、ス
クリューの先端を出力歯車軸の嵌合穴に嵌合させれば良
く、ケーブルタイプのものである場合には出力歯車軸に
嵌合する軸の回転を傘歯車等を介してプーリー等の回転
軸に伝えるようにすれば、スクリュータイプ、ケーブル
タイプに対して同様の位置関係でモータブロックを取り
つけることができる。

このような構成とすることにより、モータブロック部分
は単に出力歯車の嵌合穴て被駆動軸と嵌合するだけであ
るので、簡単に分離することも結合することもでき、取
付は自由度が大きくなってレイアウト上の制約を極力受
けなくすることができる。また、様々なコロトロンの形
状、１本、２本ワイヤタイプ、ピンコロトロン等にも共
通して使用することができるので、低コスト化、保守性
の向上を図ることも可能となる。

〔実施例〕

以下、実施例を図面を参照して説明する。

第１図は本発明のクリーニング装置を備えたワイヤコロ
トロンの実施例を示す図、第２図は本発明のモータブロ
ックを示す図、第３図はモータブロックと被駆動軸との
結合関係を示す図、第４図はクリーニング部材の詳細図
である。

図中、ｌはコロトロン、３はモータブロック、５はスク
リュー、７はクリーナ、９はベース、１１．１３はカバ
ー、１５．１７はケース、１９はチャージワイヤ、２１
はブラケットワイヤ、２３はプラグ、２５はフック、２
７はシールド、３０はハーネス、３１はモータ、３３は
０リング、３５はウオームギア、３７．３９はギア、４
１は駆動軸、４３は嵌合穴、４５はカバー、４７はケー
スである。

第１図において、コロトロンＩの端部にはモータブロッ
ク３が後述するような方法で分離可能に取り付けられて
おり、モータブロック３によりスクリュー５が回転駆動
されるようになっている。

このスクリュー５にはクリーナ７のベース９が嵌合して
おり、スクリュー５の回動によりクリーナ７は側板２７
，２９に沿ってコロトロンの長手方向に移動可能なよう
になっている。この移動は定速で行われ、端部に到達す
るとモータが逆回転して往復動するようになっており、
朝一番の時などに往復動されてクリーニングするように
なっている。クリーナ７には後述するように、クリーニ
ング用パッドか設けられ、チャージワイヤ１９を挟持し
、これに付着したトナーや紙粉をかき落とすようになり
いる。なお、コロトロンの両端には力／＜−１１，１３
か設けられ、その内部にはケース１５．１７か設けられ
、またチャージワイヤ固定用のフック２５．ブラケット
ワイヤ２１等が設けられており、ワイヤにはプラグ２３
を通して高電圧か印加されるようになっている。

第２図に示すように、モータブロック３内にはモータ３
１か０リング３３を介してケース４７に支持されており
、これにより防音効果が得られるようになっている。こ
のモータ３１の回転はウオームギア３５を介してギア３
７．３９等のギア列に伝達され、さらにギア３９の軸４
１が回転駆動される。この駆動軸４１には、第２図（ａ
）に示すように、矩形の嵌合穴４３か設けられており、
第３図に示すようにスクリュー５の端部５ａが嵌合する
ようになっている。この嵌合穴４３とスクリュ一端部５
ａとの嵌合は多少ガタをもたせて容易に嵌合、取外しか
できるようにし、また穴形状を矩形とすることによりス
リップせずに確実に動力伝達かできるようになっている
。

このようにモータブロック３の出力駆動軸の嵌合穴にス
クリューを単に挿入して結合するたけであるので、容易
に結合でき、また容易に分離も可能である。従って、被
駆動軸部分と嵌合穴とか適合するように構成してあれば
、モータブロックはあらゆるタイプのコロトロンに対し
て取付は可能であり、その結果、動力部を独立させて共
通パーツとして扱うことが可能となり、コストを低減化
するとともに、モータ故障時の交換等の保守性も向上さ
せることかできる。さらに他の機種への転用も容易とな
り、組立等の量産性も向上することができる。また、モ
ータブロックかコロトロンに固定関係になっていると装
置の他部材の配置との関係てレイアウトが困難になる場
合があるか、本発明ではこのような場合にもコロトロン
に対するモータブロックの取付は角度を変更するなとし
てモータ取り付は位置の自由度を大きくすることかでき
、レイアウト上の制限を極力受けないようにすることも
可能である。

第４図はクリーナ７の部分の詳細図で、クリーニング用
のパッド７ａ、７ｂをコロトロン長手方向にずらして相
対向させ、ワイヤ１９を挟持してトナーや紙粉等をかき
落とすことができる。

なお、前述の実施例においては１ワイヤタイプのコロト
ロンについて説明したか、もちろん２ワイヤタイプでも
ビンコロトロンでも可能である。

また、クリーナの移動もスクリューで行うタイプのもの
でなく、ワイヤタイプのものでもよい。

第５図は本発明のモータブロックをワイヤタイプのもの
に適用した場合の実施例を示している。

ワイヤタイプにおいては駆動ワイヤ５３をプーリー５１
で駆動するようにしており、このワイヤで図示しないク
リーニング部材か駆動されるようになっている。モして
モータブロック３の出力軸に嵌合する被駆動軸６１の回
転を傘歯車５７．５９でプーリー５１の駆動軸５５に伝
達して、駆動ワイヤ５３を駆動するようにすればスクリ
ュータイプの場合と同様の位置関係でモータブロックを
コロトロンに対して着脱可能に構成することがてきる。

第６図は本発明のクリーニング装置の駆動方法の例を示
す図である。本実施例においては、モータブロック３に
収納されているモータをＰＴＣ７３を介して駆動するよ
うにしだものである。即ち、コロトロンのクリーニング
装置の動力は通常小型ＤＣモータより得ており、複写機
の電源としては通常２４Ｖが使用され、ＤＣモータに対
してはドライバー（図示せず）を介して１２Ｖを印加す
るようにしているか、ドライバーが故障したような異常
時には２４ＶがそのままＤＣモータにかがりっばなしに
なってしまい、そのため高電流か流れ、モータか焼損す
る危険性がある。本実施例ではＰＴＣ７３を介してモー
タ駆動するようにしているので、所定以上の電流が流れ
た場合にはＰＴＣか０ＦＦＬ、電流がカットされるので
、モータの焼損を回避することができる。なお、このよ
うな焼損を回避するために、電流ヒユーズを使うことも
考えられるが、電流ヒユーズでは動作電流値にバラツキ
が多く、１２Ｖが印加される通常使用時には働かず、２
４Ｖがかかるような異常時に必ず動作するという確実な
保証か得られない。これに対して本実施例のようにＰＣ
Ｔ素子の導入によりモータの焼損を確実に回避すること
が可能となる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、動力部を独立させて共通
パーツとして扱い、動力部とコロトロンとを着脱可能と
することにより低コスト化、保守性の向上を図ることが
可能となる。また、他の機種への転用が容易となり、組
立等の量産性も向上すると共に、コロトロンの取り付は
自由度が拡がり、レイアウト上の制限を受けない等多大
の効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のクリーニング装置を備えたワイヤコロ
トロンの実施例を示す図、第２図は本発明のモータブロ
ックを示す図、第３図はモータブロックと被駆動軸との
結合関係を示す図、第４図はクリーニング部分の詳細図
、第５図は本実施例をワイヤタイプのものに適用した場
合の図、第６図は本発明のクリーニング装置の駆動方法
の例示す図である。１・・・コロトロン、３・・・モータブロック、５・・
・スクリュー、７・・・クリーナ、９・・・ベース、１
１．１３・・・カバー　１５．１７・・・ケース、１９
・・チャージワイヤ、２１・・・ブラケットワイヤ、２
３・・・プラグ、２５・・・フック、２７．２９・・・
側板、３０・・・ハーネス、３１・・・モータ、３３・
・・０リング、３５・つオームギア、３７．３９・・・
ギア、４１・・・駆動軸、４３・・・嵌合穴、４５・・
・カバー、４７・・・ケース。出　　願　　人　　富士ゼロックス株式会社代理人　弁
理士　　蛭　川　昌　信（外７名）第２図（ａ）（ｂ）第３図第図（ａ）（ｂ）（ｃ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）コロトロンケースに取付けられたモータブロック
の駆動によりクリーニング部材をコロトロンの長手方向
に沿って移動させ、コロトロン放電電極をクリーニング
するようにした装置において、前記モータブロックをコ
ロトロンに着脱可能に構成したことを特徴とするコロト
ロンクリーニング装置。
（２）前記モータブロックは、モータ回転に追従する歯
車列の出力歯車軸にクリーニング部材移動用の軸と嵌合
する嵌合穴を設けたことを特徴とする請求項１記載のコ
ロトロンクリーニング装置。