JPH0450866Y2 - - Google Patents

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JPH0450866Y2
JPH0450866Y2 JP16836486U JP16836486U JPH0450866Y2 JP H0450866 Y2 JPH0450866 Y2 JP H0450866Y2 JP 16836486 U JP16836486 U JP 16836486U JP 16836486 U JP16836486 U JP 16836486U JP H0450866 Y2 JPH0450866 Y2 JP H0450866Y2
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hanger
ring
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shaped
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、リング状ハンガーを有するタオル等
の掛け具に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、かかるタオル等の掛け具として種々の構
造のものが知られており、その一形態として、実
公昭58−18791号公報に記載の掛け具がある。
同掛け具は、簡単に説明すると、壁面等の取付
面に中空状の掛け具本体を取付け、同掛け具本体
の両側側壁にハンガー挿入孔を設け、同ハンガー
挿入孔に、上部を切欠した弾性素材からなるリン
グ状ハンガーの両切欠端を挿入係合することによ
つて構成されている。
そして、リング状ハンガーの掛け具本体への取
付は、同ハンガーの有する弾性力を利用して同ハ
ンガーの両切欠端間の間隔を拡開し、その後、弾
性力を解除して両切欠端を中空状本体のハンガー
挿入孔に挿入係合させることによつて行われるも
のである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、かかるリング状ハンガーは、弾性力、
即ち十分な撓みを確保するため剛性を低くしてい
る。そのため、長年にわたる使用において、タオ
ル等の取り外し時の繰り返し引張力によつて、
徐々にリング状ハンガーの切欠端間の間隔が拡開
し、リング状ハンガーの切欠端と掛け具本体の側
壁との間にガタを生じ、使用に際して不快音を生
じたり、或いは、リング状ハンガーが、掛け具本
体から脱落するおそれもあつた。
また、近年、外観や質量感を向上するため、或
いは剛性を増すため、セラミツクや硬質剛性樹脂
製のリング状ハンガーを用いたものが開発されて
いる。しかし、かかるリング状ハンガーは、殆ど
弾性力ないし撓みを有しないため、掛け具本体に
取りつけるべくその切欠部間の間隔を拡開しよう
としても、容易に拡開することができず、無理に
拡開する場合は、リング状ハンガーの表面は勿
論、その内部にも亀裂を生じ、極端な場合は、リ
ング状ハンガーを破損するおそれもあつた。
本考案は、上記問題点を解決することができる
タオル等の掛け具を提供することを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、裏面を壁面等に取付可能な中空状の
掛け具本体と、上部に切欠部を有しかつその両切
欠端を掛け具本体の両側壁に連結可能なリング状
ハンガーとからなるタオル等の掛け具において、
掛け具本体の両側壁に軸挿通孔を穿設し、同軸挿
通孔に、側壁の内側から、本体側係合軸を挿通
し、その挿通端を側壁の外側面より突出し、同突
出部を、リング状ハンガーの両切欠端に取付けた
ハンガー側係合筒に係合連結したことを特徴とす
るタオル等の掛け具に係るものである。
(ホ) 作用 かかるリング状ハンガーの掛け具本体への連結
は、まず、リング状ハンガーの両切欠端を掛け具
本体の両側壁と整合させ、その後、掛け具本体の
内部から軸挿通孔を通して本体側係合軸を挿通
し、その挿通端である突出部をリング状ハンガー
の両切欠端に取付けたハンガー側係合筒に係合連
結することによつて行うものであり、これによつ
て、リング状ハンガーを掛け具本体へ、容易かつ
確実に連結することができる。
(ヘ) 効果 上記した構成により、本考案は、以下の効果を
奏する。
リング状ハンガーを、その切欠部を拡開する
ことなく掛け具本体に取付けることができるの
で、リング状ハンガーが硬質剛性樹脂素材やセ
ラミツク等の十分な弾性力や撓みを有しない素
材からなる場合であつても、強固かつ容易に掛
け具本体に連結することができる。
掛け具本体が陶器やセラミツクからなり製作
精度が出ていない場合や、長年の使用によつて
わずかに切欠端間の間隔が拡開しても、本体側
係合軸とハンガー側係合筒との係合量を調節す
ることによつて、リング状ハンガーを、掛け具
本体に、ガタを生じることなく、強固かつ容易
に連結することができる。
(ト) 実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本考案
を具体的に説明する。
第1図〜第3図において、10は陶器やセラミ
ツクを素材とする中空状の掛け具本体であり、同
掛け具本体10は、その内部に、上下部壁11,
12、前部壁13及び両側側壁(左右側壁)1
4,15とによつて内部空間Sを形成している。
また、内部空間Sは、その背部に取付金具嵌入
用開口部16を設けており、同開口部16の上方
には、上部壁11の後部と一体をなす垂れ下がり
壁17を設けている。
また、20は内部空間S内に配設したコ字状断
面の取付金具であり、上部片20a、下部片20
b及び垂直片20cとからなる。
そして、かかる取付金具20の壁面Wへの連
結・固定は、その垂直片20cを取付ボルト21
によつて壁面Wにねじこむことによつて行う。
また、取付金具20は、その下部片20bには
雌ねじ孔を設けるとともに、雌ねじ孔に締付調整
用ボルト22を螺着しており、一方、その上部片
20aを掛け具本体10の背部に設けた垂れ下が
り壁17の直下に位置させている。
かかる構成によつて、締付調整用ボルト22を
掛け具本体10の下部壁12の下方から回転する
と、取付金具20は壁面Wに固定されているので
回転することができず、従つて、取付金具20は
上方に移動し、同移動に伴つて、その上部片20
aを垂れ下がり壁17に押圧当接でき、取付金具
20と掛け具本体10とを一体化することができ
る。これによつて、掛け具本体10を壁面Wに容
易かつ確実に取付・固定することができることに
なる。
また、第1図から第3図において、30は例え
ば、真空蒸着メツキした硬質プラスチツクからな
るリング状ハンガーであり、同ハンガー30は上
部を切欠した環状体として形成されている。
そして、このリング状ハンガー30は、その両
切欠端31,31を連結構造Aによつて掛け具本
体10の両側壁14,15に回動自在に連結して
いる。
以下、第2図及び第4図を参照して、この連結
構造Aを具体的に説明する。
第2図から最も明らかなように、側壁15(側
壁14も同様である)は、その外側面15aを上
下部壁11,12及び前部壁13の側端面40よ
り内側に一定距離a後退させており、また、上下
壁11,12は、その後退部分を肉厚状態として
おり、これによつて、側壁15の外側に、背部を
開口したハンガー側係合筒案内用横溝Pを形成す
ることができる。
また、第2図及び第4図に示すように、側壁1
5は、その中央部に軸線方向に伸延する軸挿通孔
41を穿設しており、同軸挿通孔41内には、ね
じ軸を形成する本体側係合軸42が回転自在に挿
通している。
本体側係合軸42は、その内側端に、側壁15
の内側側面15bと当接可能な拡径頭部43を設
けており、同拡径頭部43には、本体側係合軸4
2の回転を容易にするためのドライバー挿入溝4
4を設けている。
そして、本体側係合軸42は、リング状ハンガ
ー30の切欠端31に取付けたハンガー側係合筒
45と係合するべく、その先端を側壁15の外側
面より外方向に突出させている。
なお、ハンガー側係合筒45は、本実施例で
は、ねじ筒として形成している。
次に、第2図及び第4図を参照して、ハンガー
側係合筒45のリング状ハンガー30への取付構
造について説明する。
図示するように、リング状ハンガー30の切欠
端31は、掛け具本体10方向に向けて伸延する
係合筒取付軸46を一体的に突設している。
そして、この係合筒取付軸46の外周面上に、
ポリアセタール等の自己潤滑性合成樹脂素材から
なるスリーブ47を介して、ハンガー側係合筒4
5が回動自在に取りつけられている。
なお、同係合筒取付軸46は、その基端に、ス
リーブ47の抜け止めを図るためのリテイナー4
8を装着している。
また、ハンガー側係合筒45は、その基端側
に、掛け具本体10の上下部壁11,12及び前
部壁13の側端面40と当接可能なフランジ49
を具備するとともに、その先端を本体側係合軸4
2に向けて伸延し、同係合軸42と螺合してい
る。
そして、この本体側係合軸42とハンガー側係
合筒45との係合連結によつて、リング状ハンガ
ー30を掛け具本体10に回転自在に取付けるこ
とができる。
また、上記構成において、ハンガー側係合筒4
5と係合筒取付軸46はともに、側壁15の外側
に形成した背部開口のハンガー側係合筒案内用横
溝Pを通して、図示の本体側係合軸42との連結
位置まで外部から移動・配置することができる。
即ち、かかるハンガー側係合筒案内用横溝Pに
よつて、リング状ハンガー30を、掛け具本体1
0と連結することができる。
なお、第2図及び第4図において、ハンガー側
係合筒45のフランジ49の背面とリング状ハン
ガー30の切欠端31との間であつて、係合筒取
付軸46の外周面上には硬質塩化ビニル等を素材
とする衝撃吸収用ワツシヤ50が装着されてお
り、同ワツシヤ50は、ハンガー側係合筒45に
リング状ハンガー30の切欠端31が直接接触す
ることによつて生じる不快な硬質音を吸収緩和す
ることができる。
ついで上記構成を有するタオル等の掛け具にお
ける、掛け具本体10へのリング状ハンガー30
の取付手順を、第5図を参照して説明する。
まず、リング状ハンガー30の両切欠端31,
31をハンガー側係合筒案内用横溝Pを通して掛
け具本体10の両側壁14,15と整合させ、そ
の後、掛け具本体10の内部から軸挿通孔41を
通して本体側係合軸42を挿通し、その挿通端で
ある突出部をリング状ハンガー30の両切欠端3
1に取付けたハンガー側係合筒45に係合連結す
ることによつて、容易かつ確実に行うことができ
る。
なお、以上の実施例において、本体側係合軸4
2とハンガー側係合筒45は、それぞれねじ軸及
びねじ筒として形成したが、その他の係合構造、
例えば、弾性軸と弾性筒との嵌合連結とすること
もでき、また、本体側を係合筒とし、ハンガー側
を係合軸とすることもできる。また、ハンガー側
係合筒45はリング状ハンガー30と一体的に形
成することもでき、さらに、リング状ハンガー3
0の切欠端を陥設してハンガー側係合筒45を形
成することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るタオル等の掛け具の一部
切欠正面図、第2図は同一部切欠平面図、第3図
は同一部切欠側面図、第4図は要部拡大説明図、
第5図はリング状ハンガーの掛け具本体への取付
手順の説明図である。 図中、A……連結構造、P……ハンガー側係合
筒案内用横溝、S……内部空間、W……壁面、a
……距離、10……掛け具本体、11……上部
壁、12……下部壁、13……前部壁、14……
側壁、15……側壁、15a……外側面、15a
……内側面、16……取付金具嵌入用開口部、1
7……垂れ下がり壁、20……取付金具、20a
……上部片、20b……下部片、20c……垂直
片、21……取付ボルト、22……締付調整用ボ
ルト、30……リング状ハンガー、31……切欠
端、40……側端面、41……軸挿通孔、42…
…本体側係合軸、43……拡径頭部、44……ド
ライバー挿入溝、45……ハンガー側係合筒、4
6……係合筒取付軸、47……スリーブ、48…
…リテイナー、49……フランジ、50……衝撃
吸収用ワツシヤ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 裏面を壁面W等に取付可能な中空状の掛け具本
    体10と、上部に切欠部を有しかつその両切欠端
    31,31を掛け具本体10の両側壁14,15
    に連結可能なリング状ハンガー30とからなるタ
    オル等の掛け具において、 掛け具本体10の両側壁14,15に軸挿通孔
    41,41を穿設し、同軸挿通孔41,41に、
    側壁14,15の内側から、本体側係合軸42,
    42を挿通し、その挿通端を側壁14,15の外
    側面より突出し、同突出部を、リング状ハンガー
    30の両切欠端31,31に取付けたハンガー側
    係合筒45,45に係合連結したことを特徴とす
    るタオル等の掛け具。
JP16836486U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0450866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPS6373091U JPS6373091U (ja) 1988-05-16
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