JPH0450740A - 平均値測定用測温抵抗体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明はプロセスや空調装置等に用いられる平均値測定
用測温抵抗体に関する。

（従来の技術） プロセスや空調装置等に用いられる平均温度測定装置と
して、従来、第２図に示す装置が知られている。

この図に示す平均温度測定装置は水槽１０１内に貯留さ
れた測温対象となる水１０２に浸される白金を使用した
′ｌＪ！ｌ温抵抗体１０３と、前記水１０２を攪拌する
攪拌機１０４とを備えており、攪拌機１０４によって水
１０２を攪拌して水槽１０１内の水温を平均化させなか
ら測温抵抗体１０３によって水１０２の温度を測定しこ
れを計算装置等（図示は省略する）に出力する。

また、このような平均温度測定装置の他にも、例えば第
３図に示す装置も知られている。

この図に示す平均温度測定装置は水槽１０１内に貯留さ
れた測温対象となる水１０２の各深さ部分に浸される白
金を使用した複数の測温抵抗体１０３ａ〜１０３ｍと、
これらの各測温抵抗体１０３ａ〜１０３ｍの出力を各々
取り込んでこれを所定形式の信号に変換する複数の信号
変換器１０５ａ〜１０５ｍと、これらの各信号変換器１
０５ａ〜１０５ｍによって得られた信号を取り込んでこ
れを平均化して前記水１０２の平均温度を求める平均値
演算器１０６とを備えており、各ｍ温抵抗体１０３ａ〜
１０３ｍによって水１０２の各部分の温度を測定し、こ
れらの各測定結果を各信号変換器１０５８〜１０５ｍに
よって所定形式の信号に変換した後、平均値演算器１０
６によって平均化させて前記水１０２の平均温度を示す
信号を生成しこれを計算装置等に出力する。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら上述した従来の各平均温度測定装置におい
ては次に述べるような問題があった。

このような従来の各平均温度測定装置においては、次に
述べるような問題があった。

すなわち、第２図に示す平均温度測定装置においは、攪
拌機１０４によって水槽１０１内の水１０２を攪拌して
水１０２の温度を平均化させるようにしているので、攪
拌機１０４を設ける分だけ費用がかかるとともに、攪拌
機１０４を設けるためのスペースを確保しなければなら
ない。

また、第３図に示す平均温度測定装置においては、複数
の測温抵抗体１０３８〜１０３ｍや複数の信号変換器１
０５ａ〜１０５ｍを使用し、さらに各信号変換器Ｉ　Ｑ
　５　ａ　＝　１０５　ｍによって得られた信号を平均
値演算器１０６によって演算するので、部品点数が多過
ぎて設備コストが高（なってしまうという問題があった
。

本発明は上記の事情に鑑み、攪拌機や信号変換器平均値
演算器等の部品を用いることなく水等の平均温度を測定
することができ、これによって平均温度測定時の省スペ
ース化や低コスト化を達成することができる平均値測定
用側温抵抗体を提供することを目的としている。

【発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 上記の目的を達成するために本発明による平均値測定用
側温抵抗体は、温度測定対象側に分散配置される複数の
測温抵抗素子と、これらの各測温抵抗素子を直列に接続
してその合成抵抗値を平均温度として外部に導くリード
線とを備えたことを特徴としている。

（作用） 上記の構成において、各リード線によって温度測定対象
側に分散配置される複数の測温抵抗素子を直列に接続し
て、これらの合成抵抗値を平均温度を示す値として外部
に導く。

（実施例） 第１図は本発明による平均値測定用測温抵抗体の一実施
例を示す構成図である。

この図に示す平均値測定用測温抵抗体は複数の測温抵抗
素子１　ａ−１ｍと、これらの各測温抵抗素子１ａ〜１
ｍを直列に接続する複数のリード線２８〜２ｎとを備え
ており、各リード線２８〜２ｎによって各測温抵抗素子
１８〜１ｍが直列に接続された状態で、もぐりせき形式
の水槽３内に貯留された測温対象となる水４の各深さ部
分に各測温抵抗素子１ａ〜１ｍが配置されているとき、
水槽３内にある水４の平均温度を測定し、この測定結果
を計算装置等（図示は省略する）に出力する。

各測温抵抗素子１　ａ　−１ｍは各々抵抗値Ｒの白金５
と、この白金５を覆うカバー６とを備えており、これら
各測温抵抗素子１ａ〜１ｍを直列に接続したとき、通常
の測温抵抗体の特性値である′″ｐｔ１００Ω″となる
ように各抵抗（１１！Ｈの値が設定されている。

そして、これらの各測温抵抗素子１ａ〜１ｍを水槽３内
で垂直および水平方向に分散配置することにより、水４
の温度が部分的に異なっていても、各部の平均温度を”
Ｐｔ１ＯＯΩ″特性で前記計算装置に出力する。

このようにこの実施例にお（１ては、各測温抵抗素子１
ａ〜１ｍの抵抗値Ｒを同じくし、かつこれらの合成抵抗
値が”Ｐｔ１ＯＯΩ″となるようにするとともに、各測
温抵抗素子１８〜１ｍを水槽３内の所定部分に分散配置
するようにしたので、水槽３内にある水４の各所定部分
温度の平均温度に応じた”Ｐｔ１ＯＯΩ″特性の信号を
前記計算装置に供給することができる。

また、この実施例においては、攪拌機や信号変換器平均
値演算器等の部品を用いることなく水４の平均温度を測
定することができるので、平均温度測定時の省スペース
化や低コスト化を達成することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、攪拌機や信号変換
器平均値演算器等の部品を用いることなく水等の平均温
度を測定することができ、これによって平均温度測定時
の省スペース化や低コスト化を達成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による平均値測定用測温抵抗体の一実施
例を示す構成図、第２図は従来から知られている平均温
度測定装置の一例を示す構成図、第３図は従来から知ら
れている平均温度測定装置の他の一例を示す構成図であ
る。 １ａ〜１ｍ・・・測温抵抗素子 ２８〜２ｎ・・・リード線 ３・・・水槽 ４・・・温度測定対象（水）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）温度測定対象側に分散配置される複数の測温抵抗
   素子と、 これらの各測温抵抗素子を直列に接続してその合成抵抗
   値を平均温度として外部に導くリード線と、 を備えたことを特徴とする平均値測定用測温抵抗体。