JPH04507275A - 自動取付け型電磁式燃料噴射器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動取付は型電磁式燃料噴射器 本発明の背景及び概要 本発明は、内燃機関の燃料噴射装置に使用されている型式の、電磁作動式燃料噴 射器に関する。更に詳しく言えば、本発明は噴射器に燃料を供給する燃料噴射装 置の部分にそのような燃料噴射器を取り付けるための、新規で改良された手段に 関する。

噴射器に液体燃料を供給している燃料レールにトップフィードの燃料噴射器を取 り付けるために通常使用、されている手段は、別個の金属取付はクリップを必ず 使用している。この取付けは、燃料レールの部分であるコネクタ内又はキャップ 部内に燃料噴射器を揮入し、かつ次に噴射器をコネクタに支承せしめるためのク リップを組み込むことによって達成される。各クリップは別々の部分であり、そ のためクリップを排除することができれば、燃料噴射装置の組立に必要な部品の 数を減少させることができるであろう。またこのようなりリップは、燃料噴射器 の電気端子への接続を行っている電気コネクタの、機械的な障害の原因にもなり 得る。

本発明は、燃料噴射器を燃料レールへ自動的に取り付けるための新規の手段に関 しており、別々の金属取付はクリップを使用しなくて宣いようにすることを狙っ ている。自動取付は装置は非金属の取付はクリップによって達成されており、該 クリップは電気絶縁材料と１体に形成され、該絶縁材料は、噴射器本体内に注型 されて噴射器の電気端子周辺の絶縁を行っている。

本発明は、燃料噴射装置における部品の数を減少させることができるという利点 の外に、クリップと、噴射器の電気端子に接続されている電気コネクタとの、機 械的な障害の発生を阻止することができるという利点を有している。更に本発明 は、燃料レールへの噴射器の適正な調整がキャップに対する噴射器の組合せで必 然的に達成されるという利点も有している。

本発明の更なる特徴、利点及び便益は、既に説明したものと一緒に、図面を伴っ た次の説明と請求の範囲とで織ることができるであろう。図面は、現時点で本発 明を実施するために最良の型態と考えられているものに基く、本発明の有利な実 施例を開示している。

図面の簡単な説明 図１は、本発明の原理に基いて製作された新規の取付はクリップによって、燃料 レールに組み込まれている燃料噴射器の平面図である。

図２は、異なった取付はクリップの位置を示している図１の部分図であって、燃 料噴射器を燃料レールから取り外した時の図である。

図３は、図１の線３−３の方向で切断した時の横断面図である。

図４は、修正された形状を示す図３に頭似の図である。

図５は、異なった実施例を示している部分横断面図である。

図６１図７及び図８は、更に別の実施例の部分側面図である。

有利な実施例の説明 図１は、本発明を包含している燃料噴射器１０が燃料レール１２に取付けられた 場合の例を示している。

燃料レール１２はキャップ１４を包含しており、その内方に噴射器本体上６の片 方の端部が差し込まれている。この噴射器の端部は燃料入口１８を有し、１万反 対側の端部は燃料出口２０を有している。噴射器本体内には、内方の噴射器機構 を作動せしめているソレノイド２２が位置していて、入口１８と出口２０との間 で噴射器を貢通ずる燃料の流れを制御している。ソレノイド２２は、離れて位置 している電子機器的な制御ユニット（図示なし）により、噴射器に位置している 電気端子２４．２６　（図３）を介して励磁されている。

電気絶縁材料２８が噴射器本体上に形成されていて、該絶縁材料２８には本体係 合部分３０と端子被覆部分３２とが設けられている。これらの２つの部分３０゜ ３２は、噴射器本体の延長上で１体状に形成されている。端子被覆部分３２は、 端子２４．２６と協働して、特表平４−５０７２７５　（３） 対応するコネクタ３４（図１）と電子機器的な制御ユニットとを別々に接続して いる電気コネクタを形成している。

本発明の原理によれば、取付はクリップ３６は、１体状に形成された部分３０． ３２との１体成形体として、電気絶縁材料から形成されている。クリップ３６は 、細長い形状を有していて、キャップ１４の方に位置している末端部３８と、末 端部３８の反対側に位置している近接端部とから成っている６本体係合部分３０ に対するクリップの１体結合部は、ヒンジ状の部分を構成している絶縁材料のウ ェブ４２によって、クリップが図１及び図２に画かれている位置の間で枢着でき るようになっている。クリップの末端部にはキャッチ部４４が形成されており、 該キャッチ部４４は、図１に図示のようにキャップ１４内に形成されて相補的に 成形されている被キャッチ部４６にロックされる。

クリップが図２の位！に枢着された場合には、キャッチ部４４は被キャッチ部４ ６から離れて取付けが解除され、その結果噴射器が、これをキャップ１４から軸 方向に引と抜（ことによって燃料レールから分離できるようになる。クリップの 図１の位置から図２の位置への枢着替えは、クリップの近接端部４０を噴射器本 体の方へ押し付け、それによって末端部３８を横方向で外方に移動せしめること によって達成される。キャップへの噴射器の再取付けは、噴射器とキャップとを 整合せしめ、かつ噴射器の端部をキャップ内に挿入することによって達成される 。噴射器がキャップ内に再挿入されている時、クリップキャッチ部のテーパ付の 案内端部が、キャップの壁部に当接して、クリップが図１ｉ：ＩＮ示されている ように、時計方向で噛み合うようになる。そして両方のキャッチ部４４．４６が 整合し、その時点でヒンジ状ウェブ部分４２の弾性によって、クリップが反時計 方向で枢着せしめられ、かつ両キャッチ部が係合せしめられる。これによって噴 射器のキャップへの自動取付けが完成する。この代りに、クリップが噴射器のキ ャップへの再押入の間口２の位置で保持されていて、次いで両キャッチ部４４． ４６が一度に整合状態になるように解放されていても宣い。

クリップを製作するための工程は、適当に設計された射出成形空洞を使用するこ とによって行われており、それによってクリップ３６及びヒンジ状のウェブ４２ は、本体係合部分３０及び端子被覆部分３２と１体状に１回の操作で成形可能に なっている。これによって最も効率的な手順及び最適な構造体が達成可能になる 。

クリップを電気端子２４．２６の直径上で反対側に形成することにより、クリッ プとコネクタ３４との間の機械的な障害の危険性が除去される。絶縁材料２８と しては、例えばガラス付き又はガラスなしの６型ナイロン、６−６型ナイロン、 １２型ナイロンのような多（の材料が適合しており、又は燃料噴射装置を包含し てい、る自動車エンジンの環境下においてクリップのために適合した弾性的なヒ ンジ作用を提供することができるようなそれ以外の部材であっても宜い。

本発明の更に有利な点は、噴射器とキャップとの周方向の整合が保証されるとい う点である。キャップの被キャッチ部４６を特定の周方向に位置決めすることに 譜って、噴射器は適切な周方向方位に位置せしめられ、それによってクリップが 、キャップ内に挿入されてキャップのキャッチ部と係合するようになることが保 証される。噴射器が分割流型式である場合には、適切な周方向方位が特に重要で ある。

図３及び図４は、夫々非円形及び円形のキャップ１４の２つの型式を示しており 、クリップは各々の型式に適合して設計されている。

図５乃至図８はクリップ３６の付加的な実施例を示している。図５及び図６のク リップは、夫々クリップの近接端部４０にウェブ４２を有しており、これに反し て図７及び図８のクリップは、図１のクリップと同じ様に、そのウェブがその近 接端部と末端部との中間に位置している。また図５及び図６のクリップは、それ らの末端部にリップ部４８を有しており、該リップ４８を介してクリップは蝶着 されている。

本発明の有利な実施例を図示しかつ説明したが、本発明の原理は別の形式でも実 施することができると理解して頂き度い。

国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＥＰ　９０１０１２６６ Ｓ＾　３８７９０

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．電磁式燃料噴射器であって、本体と、該本体内で加圧された燃料を噴射器に 案内している液体燃料入口と、該入口から前記本体を貫通して、燃料を噴射器か ら噴射している燃料出口へと案内している流れ通路と、該流れ通路を貫流する燃 料の流れを制御しているソレノイドコイルと、本体係合部分と端子手段被覆部と を形成して前記本体上に配置されている電気絶縁材料部と、から成っている形式 のものにおいて、噴射器自動取付け装置が、前記電気絶縁材料の取付けクリップ から成り、該クリップは、前記本体係合部分及び前記端子手段被覆部分と１体状 に形成されていて、前記本体係合部上で弾性状に蝶着されて支持されており、ま た前記クリップは、燃料を噴射器に供給している燃料噴射装置の部分上で燃料噴 射器を自動的に保持するために設けられていることを特徴とする自動取付け型電 磁式燃料噴射器。
2. ２．前記クリップが、前記端子手段被覆部分の直径方向で反対側に位置している ことを特徴とする、請求項１記載の装置。
3. ３．前記クリップが、前記クリップの近接端部と末端部との中間の位置において 、前記本体係合部上に弾性状に蝶着されて支持されていることを特徴とする、請 求項１記載の装置。
4. ４．前記クリップが、前記クリップの近接端部において前記本体係合部分上で弾 性状に蝶着されて支持されていることを特徴とする、請求項１記載の装置。
5. ５．電磁式燃料噴射器であって、本体と、前記本体の１方の軸方向端部で加圧さ れた燃料を噴射器に案内している液体燃料入口と、該入口から前記本体を貫通し て、燃料を噴射器から噴射している燃料出口へと案内している流れ通路と、該流 れ通路を貫流する燃料の流れを制御しているソレノイドコイルと、それを介して 該ソレノイドコイルを励磁している電気端子手段と、から成っている形式のもの において、噴射器自動取付け装置が、その内方に前記噴射器の１方の端部が挿入 されている燃料レール上に取り付けられており、また前記自動取付け装置が、近 接端部及び末端部を有している非金属クリップから成っており、それによって前 記末端部が、その内方に噴射器の前記１方の端部が差し込まれているキャップに 解離可能に係合するように適合せしめられており、また非金属の本体係合部分は 、噴射器本体に係合し、かつ非金属のウエブが、前記クリップと前記本体係合部 分とに１体状に結合し、前記クリップが前記ウエブの周リに弾性的に蝶着されて 前記クリップの末端部を横方向に変位せしめることができ、またそれによって前 記クリップの末端部が、その内方に噴射器の１方の端部が差し込まれているキャ ップを解離せしめ又は係合することができるようにしていることを特徴とする電 磁式燃料噴射器。
6. ６．非金属の端子手段被覆部分が、前記端子手段を被覆して前記非金属の本体係 合部分と１体状に形成されていることを特徴とする、請求項５記載の装置。
7. ７．前記ウエブが、前記クリップの近接端部と前記本体係合部分とを結合せしめ ていることを特徴とする、請求項５記載の装置。
8. ８．前記ウエブが、前記本体係合部分と前記クリップとを、クリップの近接端部 と末端部との間の前記クリップの位置で結合せしめていることを特徴とする、請 求項５記載の装置。
9. ９．電磁式燃料噴射器しであって、キャップを有している燃料レールに一般に同 軸的に取り付けられている形式のものにおいて、燃料噴射器の取付け部が、自動 取付けクリップを有しているキャップに取り付けられており、該クリップは前記 キャップの１つと前記噴射器とに統合されており、かつ取付け部は、特定の周方 向方位において前記キャップの前記１方の上及び前記噴射器の上に位置し、また 前記キャップの１つの上と前記キャップの上に弾性的に蝶着支持されて通常はロ ック位置をとっており、しかし非ロック位置では弾性的に蝶着することができ、 また別の前記キャップと前記噴射器とが前記自動取付けクリップのための特別な 周方向方位にあるキャッチ部を有しており、前記自動取付けクリップは、クリッ プがロック位置にあってかつ噴射器とキャップ部とが互いに周方向で正しく整合 している場合に、前記キャッチ部と係合していることを特徴とする電磁式燃料噴 射器。
10. １０．前記噴射器が分割流型式のものであり、そのため、自動取付けクリップが 前記キャッチ部に係合して周方向で適正に噴射器とキャップとに整合している場 合には、噴射器の流れが適切な方向に向くようになっていることを特徴とする、 請求項９記載の装置。