JPH04506Y2 - - Google Patents

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JPH04506Y2
JPH04506Y2 JP827885U JP827885U JPH04506Y2 JP H04506 Y2 JPH04506 Y2 JP H04506Y2 JP 827885 U JP827885 U JP 827885U JP 827885 U JP827885 U JP 827885U JP H04506 Y2 JPH04506 Y2 JP H04506Y2
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rotor
stopper
piece
wall
stopper piece
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JP827885U
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は電子機器、シーケンサー計測機等に取
付けて時間或いは温度の計数量の設定を行うデイ
ジタルスイツチに関連し、本考案は殊にロータの
ストツパ機構に関する。
〈考案の概要〉 本考案は、ロータに位置替え可能に配設固定し
たストツパピースと、プツシユ式操作軸に設けら
れ前記ストツパピースに当接して送りを阻止する
制動片にてロータのストツパ機構を構成し、特に
前記ストツパピースにはロータ送り爪がラチエツ
トギヤーに係合する前に制動片と衝合する位置、
高さに当たり壁および該当たり壁に制動片のすべ
りを阻止する突起を設けて、ロータの停止動作の
精度向上とデイジタルスイツチの小型化を実現す
るものである。
〈考案の背景〉 従来斯種デイジタルスイツチは、第6図および
第7図に示す如く、ケース6に対し、一対のプツ
シユ式操作軸7,7aおよび、外周面に文字80
を配設し且つ中心部に応じた歯数のラチエツトギ
ヤー81を形成したロータ8を組み込み、ロータ
8の接触子ユニツト82に対し導電パターン9を
連繋しており、操作軸7または7aをプツシユ操
作してロータ8を正、逆方向に歩進させ導電パタ
ーン9の固定接点をオン、オフ制御してデイジタ
ル信号を出力し、時間或いは温度の計数量を設定
している。かかるデイジタルスイツチにおいて、
ロータを設定位置にストツプさせる機構として、
第8図に示すようにロータ8には、ラチエツトギ
ヤー81のボス部に対し文字数に合わせ小孔83
を穿設し、スイツチの設定範囲に基づき対応する
小孔83,83にピン84,84を圧入し、ケー
ス6には、該ロータ8を軸支した枢軸60の基端
にストツパ61を突設し、該ストツパ61により
ピン84,84の移行を阻止してストツパ機構を
構成している。
ところが、最近、デイジタルスイツチの小型化
に伴いロータ8も必然的に小型となり、従つて、
ラチエツトギヤー81にはピン84を植設するに
十分な面積が得られない。しかも、ストツパ61
の幅lは、機能上、ロータに列設した小孔間隔よ
り小さくなさねばならず小型化に伴いストツパ幅
は更に小となつて十分な強度が得られず、これ等
がデイジタルスイツチの小型化を困難となしてい
る。
また、第7図において、操作軸7,7aの押圧
によりストツパ機構が作動したとき、押圧力はス
トツパピン84とストツパ61の当接部、および
送り爪70とラチエツトギヤー81の当接部に作
用し、特にこの場合、送り爪70は、スイツチの
小型化によつて当然に細軸化して強度がストツパ
強度より低下しており、従つて、十分なストツパ
強度が得られず且つ破損の虞れがある。
〈考案の目的〉 本考案はロータと、該ロータを歩進し且つ定位
置に制止する操作部材との間にストツパ機構を設
けることにより、デイジタルスイツチの大幅な小
型化および停止動作の精度を向上することを目的
とする。
〈考案の構成および効果〉 上記目的を達成するため、本考案ではロータの
ラチエツトギヤー溝と対向筒壁との間にストツパ
ピースを位置決め制動片に前記ストツパピースと
係合し、送り爪の動作を規制するストツパ機構を
構成した。上記構成によれば、小型ロータと雖も
ラチエツトギヤー溝と筒壁との間の空間へ十分な
大きさ、強度のストツパピースを圧入し且つ操作
部材の制動片はその機能上、撓み形状を要せず、
押圧力を大に設定でき、以て、デイジタルスイツ
チを大幅に小型化できる。また、ストツパピース
は、小型ロータの補強に機能する等、構成簡易に
して考案目的を達成した効果を有す。
〈実施例の説明〉 第1図は本考案のストツパ機構を適用したデイ
ジタルスイツチの内部機構を示す。
上記デイジタルスイツチは、合成樹脂材を以て
なす側面開口のケース1と、ケース1内へ組込ま
れた操作部材2およびロータ3と、ケース1の開
口面へ嵌着される多数固定接点子40を有す接触
子ユニツト4とからなる。
前記ケース1は、底板をなす側壁10の各辺に
前、後壁11,12および上、下壁13,14が
一体形成された合成樹脂成形ケースであつて、前
壁11には高さ中央に透視窓15、その上下対称
位置に抜孔16,16を開設し、後壁12には突
条17、側壁10には枢軸18が一体形成されて
いる。
操作部材2は、弾性を有す合成樹脂材を以てな
し、略前記抜孔16,16間隔を存して、平行す
る上下操作軸2a,2bの後部に一連のループ状
バネ部21,21、両バネ部21,21間を取付
板22にて連設した成形体であつて、各操作軸2
a,2bには、前端部にプツシユ軸部23a,2
3b、互いに対向する内側にはロータ3を正、逆
方向へ歩進させる送り爪24a,24bおよびロ
ータ3を歩進位置に制止させる制動片26を先端
に形成した制動アーム25a,25bが対称的に
形成され、該操作部材2は、両ブツシユ軸部23
a,23bを抜孔16,16に対し内側から挿通
してケース内へ嵌込み、取付板22の凹部27を
対応するケース1の突条17に係合してケース内
へ納まつている。
ロータ3は円形基板30の中央に枢止用ボス部
31、外周に筒壁32を形成した合成樹脂成形体
であつて、基板30の外側面には前記接触子ユニ
ツト40接触する導電パターン33が設けられ、
且つ筒壁32外面には導電パターンに対応した数
字等の文字34を配設すると共に、中心ボス部3
1には、文字数に応じた歯数のラチエツトギヤー
35を設けており、ボス部31をケース1の枢軸
18に軸支したとき、外周の1つの文字34が透
視窓15に位置し、各操作軸2a,2bの送り爪
24a,24bはラチエツトギヤー35の前周対
称位置に、制動アーム先端の制動片26はラチエ
ツトギヤー35の後周対称位置に係合している。
前記ラチエツトギヤー35と筒壁32との間の
一周する空間部36に本考案に係るストツパ機構
5を設けている。ストツパ機構5は、ラチエツト
ギヤー35におけるギヤー溝37と対応する筒壁
32内面の位置決め凹部38との間に係合固定さ
れるストツパピース50,50aと、前記操作部
材2における各制動アーム25a,25bの先端
に突設された制動片26,26とから構成する。
前記ストツパピース50は、凹部38とギヤー溝
37との間に突張り係合する側面が略扇形をな
し、筒壁32高さより低い合成樹脂成形体であつ
て、該ストツパピース本体51には、ロータ3の
回転軸方向に貫通したスリツト孔52を設けて弾
性をもたせ、ロータ3に圧入保持すると共に、該
ストツパピース50の外側端部に筒壁32の開口
側へ向けて突出した当たり壁53を設けており、
該当たり壁53の位置、および高さは、ストツパ
ピース50,50aが制動アーム25a,25b
の後方に位置し操作軸2a,2bをプツシユした
とき、送り爪25a,25bがラチエツトギヤー
35の送り動作以前に制動片26,26とストツ
パピース50が衝合して爪送り動作を阻止すべく
設定してなる。上記ストツパピースの当たり壁5
3には、第5図に示す如く、当接面に突起54を
設けてなり、制動片26と当たり壁53の衝合
時、当接部のすべりを阻止し、ストツパピースを
取付けたロータの矢印方向への回転を制止するこ
とによつてロータの停止位置、精度を向上したも
のである。
然して、操作軸2aまたは2bはプツシユ軸部
23a,23bを指定操作することによりバネ部
21の圧縮、復元力によつて前、後にスライド
し、かかるスライド時、送り爪24a,24b、
ラチエツトギヤー35の爪送り動作によつてロー
タ3を1文字宛正、または逆方向に回動させる。
ロータ3に圧入したストツパピース50または5
0aが制動アーム25a,25bの後方に達し、
ブツシユ軸部23a,23bを押圧するとき、操
作軸2a,2bは、ストツパピースの当たり壁5
3に対する制動片26の接合により後退の阻止、
および突起54により当接部のすべりが全くな
く、従つて、送り爪24a,24bの送り機能が
完全に停止し、更にロータの停止位置の精度が向
上する。然も、両ストツパピース50,50a
は、小型ロータ3の補強機能をも発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案のストツパ機構を
適用したデイジタルスイツチ4の内部構成を示
し、第1図は平常時の図、第2図はストツパ機構
の作動時の図、第3図は全体の分解斜視図、第4
図は一部の断面に表したロータの斜視図、第5図
は制動片とストツパピースとの関係を示す拡大
図、第6図〜第8図は従来製品を表し、第6図は
内部構成図、第7図はその分解斜視図、第8図は
ロータの斜視図である。 1……ケース、2a,2b……操作軸、24
a,24b……送り爪、25a,25b……制動
アーム、26……制動片、3……ロータ、30…
…基板、31……ボス部、32……筒壁、33…
…導電パターン、34……文字、4……接触子ユ
ニツト、40……固定接点子、5……ストツパ機
構、50……ストツパピース、51……本体、5
3……当たり壁、54……突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース中へ、側面に導電パターンおよび外周面
    に文字列および中心ボス部にラチエツトギヤーが
    構成されたロータを回転可能に軸承配備し、プツ
    シユ式操作軸にてロータを正、逆方向に歩進回動
    させて接触子ユニツトの固定接点子をオン、オフ
    制御しデイジタル信号を出力するスイツチにおい
    て、ロータのストツパ機構は、ロータに配設固定
    したストツパピースと、プツシユ式操作軸に設け
    られ前記ストツパピースに当接してギヤー送りを
    阻止する制動片とからなり、前記ストツパピース
    は合成樹脂材の成形加工により、ギヤー溝と対向
    筒壁との間に突張り係合する本体の側面に当たり
    壁を突設し、該当たり壁は送り爪がラチエツトギ
    ヤーに係合する直前に制動片と衝合する位置、高
    さに設定すると共に、当たり壁には、制動片のす
    べりを阻止する突起を設けて成るデイジタルスイ
    ツチのストツパ機構。
JP827885U 1985-01-23 1985-01-23 Expired JPH04506Y2 (ja)

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JPS61124931U JPS61124931U (ja) 1986-08-06
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