JPH04506990A - ディーゼル型圧縮点火ニサイクル内燃機関の改良 - Google Patents

ディーゼル型圧縮点火ニサイクル内燃機関の改良

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JPH04506990A
JPH04506990A JP3503774A JP50377491A JPH04506990A JP H04506990 A JPH04506990 A JP H04506990A JP 3503774 A JP3503774 A JP 3503774A JP 50377491 A JP50377491 A JP 50377491A JP H04506990 A JPH04506990 A JP H04506990A
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アンドレ チェルー
エデルマン アンリ ベルナール
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ディーゼル型圧縮点火二サイクル内燃機関の改良本発明は、ディーゼル型圧縮点 火ニザイクル内燃機関であって、側部ポートを全く備えていない少なくとも1個 のシリンダと、このシリンダ内で往1勺動しかつシリンダおよびシリンダヘッド と共にlIJ変容変容撚焼室を規制する少なくとも]1個のピストンとを備え、 前記シリンダヘッドが給気管および排気ガス用排気管にそれぞれ適応した少なく とも1個の大口弁および少なくとも1個の排気弁を担持し、大口弁または各々の 入口弁の軸線がシリンダの軸線に対してほぼ30″ないし60″の範囲内の角度 をなし、それによりこの弁の弁棒がこの弁の頭部よりもシリンダの軸線から遠い 距離に配置され、そしてこの頭部がシリンダヘッドの少なくとも部分的に円筒形 の凹部の内側端部に配置され、この凹部中には燃焼噴射器からの燃料が噴射され 、そしてこの凹部の深さが燃焼室に向ってくびれ部分を構成することなく燃焼室 の中心に向ってその・周囲から一様に増大して、それによりこの人口弁が開いた ときにこの人口弁は掃気中に排気弁または複数個の排気弁から最も・遠・いシリ ンダの母面に沿いかっ該母面の・付近にビス1トンに向かう空気を導く際に該入 口弁の周囲・の約半分のみにおいて空気の流れを可能にし、さらに機関を起動し かつ低出力で運転する手段を備えたニサイクル内燃機関に関する。
それ故に、本発明は、点火が制御される機関の燃焼室には気化器中で発生せしめ られるかまたは機関の注入段階中に給気管中に注入することにより発生せしめら れる空気および燃料の均質な混合物が供給されるので、燃焼室内での混合物の均 質化については問題がないので、点火が制御される機関を除外している。
この明細書の序文に記載の型式の機関は伸開特許発明第2.33111.385 号明細書に記載されており、そしてこの機関を起動しかつ低出力で運転する手段 が特に伸開特許発明第2,589,518号明細書に記載されている。
本発明の一つの目的は、以下に引き続いて検討する次の二つの必要条件を十分に 折衷させることである。すなわち、 a)ピストンが下死点(LIL)C)の付近の位置にあり、かつ大口弁および出 口弁が同時に開かれたときに良好な掃気を達成すること。
b)この点について前記の伸開特許発明第2.338.385号明細書に記載の 機関を改良することにより、ピストンが上死点(TDC)の付近の位置にありか つ大口弁および排気弁が同時に閉ざされたときに高い効率で迅速な燃料の燃焼を 可能にすることである。
先づ、掃気については、シリンダヘッドは可能な限り新鮮な空気を流入させねば ならず、すなイつち、シリンダヘッドは給気口と排気口との間に所定の圧力差に 最大量の新鮮な空気を通過させることができなければならず、空気の利用効率( 英語では“trapping erfirleney ”(捕獲効率)と呼ばれ ており、すなわち、作動室により保留された新鮮な空気の質量と大口弁を通過す る新鮮な空気の質量との比)をできる限り高くしなければならない。このニサイ クル機関がタービンが排気ガスにより駆動されるタービン圧縮機ユニットにより 過給されるときに、前記の二つ′の基準を満たされると、さらに特に有利である 。その場合には、さらに、過給タービンのエネルギの平衡が改良され、それによ り機関の給入口と排気口との間の圧力差を減少することができ、その結果燃焼の 改善により空燃比を改良することができる。実際に、前記の圧力差を減少させる ことにより、 1−タービンに送られる排気ガスの希薄化が減少され、それにより過給される空 気の圧力を高めることができ(タービンの上流側におけるエネルギがより大きく なる。
2−タービンにおける膨張率(expanslon rate)が増大して、そ れにより過給圧力が増大し、したがってシリンダ内の空気の圧力が増大する。
3−(シリンダの入口と排気口との間の圧力差が減少するので過給圧力により近 い)シリンダ内の圧力が増大せしめられる。
さて、燃焼については、燃焼室の形状は、この室の製造コストが安価であるのみ ならず、また(噴射された燃料の噴霧が到達し難い死角領域(dark zon es)およびポケットを回避するために)燃料噴射器により噴霧された燃料が燃 料室全体に到達することができるように簡単な構造でなければならず、またシリ ンダヘッドの頂部と協働するピストンの移動による空気の移動を容易にすること が望ましい。ピストンが上死点(TDC)の付近に達したときに充填された空気 の「押し込みJ (plnching)(英語で“5qulsb”)または横方 向への突進(ラッシュ)により空気の激しい移動が起こり、この空気の移動方向 はピストンが下降するときに逆になり、これらの空気の移動は空気と燃料との均 質な混合を助ける。
ニサイクル機関においては、−回転毎に一駆動サイクルが起こり、循環せしめら れる排気ガスの割合が大きく、その結果、大口弁および排気弁が同時に閉ざされ るときに燃料室内に捕獲されるガスの温度が高められるので、四サイクル機関よ りも一般的に多量の熱が投入される。
したがって、ニサイクル機関においては、四サイクル機関よりもガスと燃料室の 壁部との間の熱交換が高い。
最も冷却し難い機関の部分はピストンであるので、ピストンに向って熱が移動す る表面櫃を最小限にとどめる可能な限り平坦なピストン構造とすることが要求さ れる。
結論として、前述した折衷を達成するためには、燃焼室は、 一高度の新鮮な空気の充填(permeabi I fly)−短絡を最小限に とどめること(すなわち、新鮮な空気の給気口から排気口への素通りを最小限に とどめること) 一噴霧された燃料が燃料室全体に容易に到達すること一ピストンに向かう熱交換 面積を最小限にとどめること。
−また、付随的に高い容積比が得られることを簡単に達成できる形状に形成する ことが必要である。
この目的のために、本発明による機関は本質的には以下の点を特徴としている。
すなわち、 一排気弁または複数個の排気弁がそれらの周囲の少なくとも大部分における流れ を可能にするように配置されている。
一ピストンがシリンダヘッドの頂部と協働して上死点の付近においてピストンと 排気弁または複数個の排気弁が配置されたシリンダヘッドの頂部との間に作動用 隙間のみを残す。
一前記凹部がピストンが上死点付近に位置したときに事実上燃焼室のみを構成す るようになっている。
このようにして、本発明の目的を達成する内燃機関が得られる。
前記の説明から明らかであるように、掃気の問題、すなわち、シリンダ内の燃焼 ガスを新鮮な空気と最大限に置換し、その際この空気と前記燃焼ガスとの直接ま たは間接的な短絡を最小限にとどめる課題が伸開特許発明第2.338.385 号明細書においては大口弁によりその周囲の約半分において流れを可能ならしめ (たとえ、これが大口弁の昇降を2倍にすることによりその流れ部分の減少の補 正を含んでいるとしても)かつピストンに向かう空気の流れを排気弁から最も遠 いシリンダの母面に沿うように向けることにより十分満足に解決される。他方、 前記作図特許発明第2,338.385号明細書に記載の機関は空気の移動、空 気の旋回流の形成、好ましくは、シリンダヘッドに向かうピストンの移動により 生ずる速度の増大に役立っていない。
伸開特許発明第949.642号明細書には、本発明の請求の範囲第1項の序文 と異なっているけれども、その特徴の部分とほぼ合致した機関が記載されている ことに留意されたい。この特許は吸入行程中にシリンダ内に発生した空気の旋回 運動がピストンの移動により強められた状態に維持される構造を示している。他 方、この特許に記載の構造はシリンダ中に導入された空気と排気口を通れるガス との強い混合により生ずる給気口と排気口との間の大きい短絡、直接または間接 の短絡を防止していないので、排気特性が不良である。
本発明は、非常に簡単な改造により、伸開特許発明第2.338.385号およ び第949,642号明細書に記載の機関の利点(掃気の優れた特性および燃焼 を助ける空気の移動の発生)を組み合わせると共にこれらの特許の個々の欠点を なくすことをねらったものであるのに対して、当業者は逆にこれらの欠点が組み 合わされることをおそれてきたと思われる。
この機関は、好ましくは、タービンが排気ガスにより駆動されるターボ圧縮機ユ ニットにより過給される。
賢明な構造によれば、ピストンと凹部を除いたシリンダヘッドの頂部との間のひ ょうたん形の表面はピストンの横方向の表面の約半分ないし3/4の範囲を占有 し、それにより上死点における空気の排出の促進に寄与している。
空気人口弁または複数個の空気人口弁の軸線とシリンダの軸線との間の前記角度 は、前記母線に向かう空気の通過する部分を可能な限り障害物のない状態にする ために約40″に等しいことが好ましい。
空気人口弁または各々の空気人口弁の(弁頭部の直径に対する)相対昇程は、好 ましくは、排気弁または各々の排気弁の相対昇程のほぼ2倍であり、それにより 空気人口弁または各々の空気人口弁がその周囲のほぼ半分のみにおいて空気の流 れを許容する事実を補正可能ならしめている。
この機関は、有利な構造によれば、軸線がシリンダの軸線に対して平行であるか または僅が傾斜していることが好ましい単一の排気弁と、部分的に円筒形の四部 の内側端に配置された2個の空気人口弁とを備えている。
さて、本発明を添付図面に示した実施例の助けによりさらに詳細に説明する。
第1図は本発明の主要な要素を示した図である。
これらの図のうちの第2図および第3図はピストンが下死点および上死点のそれ ぞれの位置にある第1実施例により構成された機関の不可欠な要素の軸方向断面 図である。
第4図は下方から見た場合の第3図のシリンダヘッドを示した図である。
第5図は、第6図を5−5線に沿って裁った断面図において、第2実施例により 構成された機関の不可欠の要素がピストンが下死点および上死点に位置したとき にそれぞれ占める位置を実線および点・ダッシュ線で示している。
第6図は下方から見た場合の第5図のシリンダヘッドを示した図である。
第7図および第8図は第5図および第6図と同様な図により本発明の第3実施例 により構成された機関の不可欠な要素を示している。
最後に、第9図は第2図および第3図の一変型を示している。
本発明は、既知の機関(F R−A −2,338,385)を表わした第1図 に示すように、側部ボートを全く備えていない少なくとも1個のシリンダ2と、 このシリンダ2内で往復動せしめられがっ連結棒4によりクランク軸5と連結さ れた少なくとも1個のピストン3とを備えた圧縮点火ディーゼル型二サイクル内 燃機関1に関する。ピストン3は、シリンダ2およびシリンダヘッド6と共に、 可変容積燃料室を形成している。シリンダヘッド6は給気管9に適合した少なく とも1個の空気人口弁8と、排気管11に適合した少なくとも1個の排気弁1o とを担持している。排気弁1oを第1図において本発明によらないで既知の配置 で示しであることに留意されたい。大口弁8および排気弁10の往復動は既知の 態様でクランク軸5の往復動と同期して行イ〕れる。
人口弁8または各々の人[1弁8の軸線はシリンダ2の軸線X−Xに対してほぼ 30″ないし60″の角度Aをなしており、それにより大口弁8の弁棒12は概 入口弁の頭部13よりもシリンダ2の軸線X−Xから大きい距離に配置されてい る。この頭部13はシリンダヘッド6の少なくとも一つの部分的な四部14の内 側端部に配置され、モして凹部14中には、第1図に示しておらず、いくつかの 図に符号15で示した燃料、噴射器の噴射孔が設けられている。凹部14の深さ は該凹部の周囲から燃焼7の中心に向かってこの室7に向がうくびれを構成しな いように一様に増大し、それにより大口弁8が開かれたときに凹部の周囲の約半 分のみに空気の流れを発生させ、すなわち、第1図の左半分において、排気弁1 0から最も遠いシリンダ2の母線Gに沿いかつ母線Gの付近にピストン3に向か う空気の流れを導くようになっている。
換言すると、空気人口弁8の傾斜および凹部14の形状および構成のため、空気 人口弁8の頭部13の約半分(第2図において左側半部分)が凹部14の表面に より僅かな隙間を保って包囲されて、それにより空気がこの左側半部分のまわり を通過することが阻止され、一方ピストン3がその上死点(TDC)から遠い位 置にあり、かつ空気人口弁8が開いているときに、頭部13の他方の半部性(第 2図において右側半部分)が凹部14から突出して燃焼室7中に入り、それによ り第2図に矢印で図解的に示したように、空気をこの右側半部分のまわりに通過 可能ならしめる。
この機関は機関を始動しかつ低出力で作動させる手段を備えている。このような 手段は、前述したように、既に知られているので、この明細書で説明する必要は ない。
機関1が排気管11から受け入れる排気ガスにより駆動されるタービン17とタ ービン17により機械的に駆動されかつ加圧空気を給気管9中に押出する圧縮機 18とにより構成されたターボ−圧縮機ユニット16により過給されることが必 ずしも必要ではないけれども、好ましい。
本発明によりかつ第2図ないし第4図に例示されかつ2個の空気人口弁8および 20・■の排気弁10を備えた実施例によれば、排気弁10は、第2図に矢印に より図解的に示したように、それらの周囲の少なくとも主要な部分において排気 ガスを吐出する(すなわち、燃焼室7からの排気を概排気弁を通して排気管11 中に吐出する)ようになっている。
換言すると、各々の排気弁10は、第1図に示した排気弁と対照的に、凹部14 と同様な四部と協働しないで、その周囲のシリンダヘッド6の頂部と同一レベル をなす弁座19と協働する。シリンダへラド6の頂部は燃焼室7の形成に寄与す るシリンダヘッド6の表面を意味する。
さらに、ピストン3は、シリンダヘッド6と協働して、上死点の付近の位置で第 3図に示すように、ピストン3と排気弁10が配置されたシリンダヘッドの頂部 との間に必要な作動用隙間を残すようになっている。
最後に凹部14は、第3図に示すように、ピストン3が上死点の付近の位置にあ るときに、実際に燃焼室7のみを構成するようになっている。
一般的には、ピストン3の頂部は、第2図に示したように平坦であり、そして排 気弁10が配置されたシリンダヘッドの頂部もまた平坦でありかつシリンダ2の 軸線X−Xに垂直な平面P内に配置されている。しかしながら、ピストン3の頂 部は、第9図に示したように、屋根の形状に構成することができ、すなわち、間 に鈍角を形成しかつ大口弁、すなわち、弁18および排気弁または複数個の排気 弁10と向き合う関係にそれぞれ配置された平坦な面20および21に終端し、 排気弁10の弁座または複数個の弁座19は対向面21と平行に配置されている 。いずれにせよ、前述した条件により、シリンダヘッドの頂部およびピストンの 頂部に、(前項の終りに述べたように)実際に燃焼室7のみを構成することがで きる四部14を除いて、燃焼室7に向かって開口する凹所を設けることを回避す ることが必要である。
ピストン3と凹部14を除くシリンダヘッドの1′f1部との間の押し込み(s qulsb)表面がピストン3の横方向の表面積の約半分から3/4を占Hする ことが好ましい。
この押し込み表面は第4図、第6図および第8図に斜交平行線をつけることによ り示しである。これらの図を複雑にすることを回避するために、排気弁10の頭 部をも網羅すべきである斜交平行線を省いである。
第2図ないし第4図の実施例は2個の大口弁8および2個の排気弁10を含んで いるけれども、第5図および第6図に示した実施例および第7図および第8図に 示した実施例の場合のように、2個の大口弁8と1個の排気弁10を設けること が好ましい。排気弁10の軸線はシリンダ2の軸線X−Xに平行であることが好 ましい。
燃料噴射器15は燃料を四部14中にほぼ半径方において外側に向かい(第4図 )または内側に向かう(第6図および第8図)連続したまたは不連続の噴流また はシートとして噴霧するように配置されている。
大口弁または各々の大口弁8の軸線とシリンダ2の軸線X−Xとの間の角度(第 1図および第5図においてAで示した)については、約40″に等しく選択され ることが好ましい。この角度の選択は、種々の矛盾した必要条件、なかんずく、 凹部14の機械的加工を可能にすることと、大口弁、すなわち、弁8をシリンダ ヘッド6内に概シリンダヘッドの頂部を通しての取付けを可能にすることとを折 衷することにより行われる。第2図ないし第6図の実施例によれば、(勿論、こ の人口弁8の弁棒12が通常のロッカーまたはその移動を制御するその他の手段 との連結が、遮断されていると仮定すれば)各々の大口弁8の頭部13が下方へ の移動に対してなんら障害物に遭遇しないことが理解でき、それにより前述した 必要条件が満たされることが理解できよう。
それにもかかわらず、第7図に示したように、より大きい角度Aを選択すること ができるが、その場合には、四部14の壁部が越えることができない障害物を構 成しているので、大口弁8と、これらの弁8を燃焼室7から遠いシリンダヘッド 6の側を介して取り付けかつ取り外すことを可能にするポケット装置22とを組 み合わせることが必要である。
また、第8図に示したように、四部14から離れるにつれて横断面および/また は深さが減少する少なくとも一つのみぞ23を凹部14を除くシリンダヘッド6 の頂部に設けると有利である。このみぞ23は半三日月形の形状を有していると 有利である。
最後に、排気弁または複数個の弁10がそれらの周囲の一部分のみにおける流れ を可能にし、一方人口弁または複数個の弁8がそれらの周囲の少なくとも主な部 分における流れを可能にすることを考慮するために、大口弁または各々の大口弁 8の相対昇程を排気弁または各々の排気弁10の相対昇程のほぼ2倍にすると有 利である。
このようにして、次の態様で作動する機関から得られる。
掃気中(第2図参照)、大口弁または複数個の弁8を通して流れる空気が上記の 母面Gに沿いまたはこの母線Gに近くかつ平行に導かれ、それにより排気弁また は複数個の弁10と短絡するおそれを最小限にとどめることとができる。
燃焼中(ピストン3が第3図に示すように上死点と近付いたときに)、ピストン 3とシリンダヘッドの頂部の押し込み部分(第4図に斜交平行線を付けた部分) との間の空気の容積がゼロに近い値まで減少し、そしてこの空間内に閉じ込めら れた空気が凹部14に向って激しく追い出され、この空気と燃料噴射器15によ り以前に噴霧された燃料との混合物を均質化する旋回運動をひき起して、それに より最適の燃焼を保証することができる。
その他の実施例にも使用することができる第8図のみぞ、すなわち、みぞ23は 前記の旋回運動を強める。
以上の図面に関する説明は、機関1が単一のシリンダ2のみを有する場合に限定 したけれども、上記の構造がいかなる数のシリンダ2にも勿論適用できることは 明らかである。同様に、この説明は、ピストン3の頂部が平坦である場合および ピストン3の頂部が平坦である場合およびピストン3の頂部が二つの平坦面20 及び21により形成された場合に限定したけれども、シリンダヘッド6の凹部1 4と向き合う関係にある浅い凹部を有するピストン3を提供することも可能であ る。
□ FIG、2 FIG、3 FIG、4 FIG、7 要 約 書 ディーゼル型圧縮点火二サイクル内燃機関において、単数又は複数の排気弁(1 0)はその流れが、それ又はそれらの周囲の少なくとも大部分を通過するように 配置されており、シリンダヘッド(6)の頂部と協動するピストン(3)は上死 点の近傍において、ピストン(3)と前記単数又は複数の排気弁(10)が配置 されるシリンダヘッドの前記部分との間に必要な作動間隙しか残されず、内部に 吸入弁(8)のヘッド(13)が配置されそして内部に燃料噴射器からの流れが 指向される円筒状の凹部(14)が、ピストン(3)が上死点近傍にある時に実 際上それのみで燃焼室(7)を構成する。
国際調査報告 ”’ PCT/F’R91100056国際調査報告 PCT/FR91100056

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディーゼル型圧縮点火二サイクル内燃機関であって、側部ポートを全く備 えていない少なくとも1個のシリンダ(2)と、このシリンダ(2)内で往復動 しかつシリンダ(2)およびシリンダヘッド(6)と共に可変容積の燃焼室(7 )を規制する少なくとも1個のピストン(3)とを備え、前記シリンダヘッド( 6)が給気管(9)および排気ガス用排気管(11)にそれぞれ適応した少なく とも1個の入口弁(8)および少なくとも1個の排気弁(10)を担持し、入口 弁または各々の入口弁(8)の軸線がシリンダ(2)の軸線(X−X)に対して ほぼ30°ないし60°の範囲内の角度(A)をなして、それによりこの弁(8 )の弁棒(12)が弁(8)の頭部(13)よりもシリンダ(2)の軸線(X− X)から遠い距離に配置され、この頭部(13)がシリンダヘッド(6)の少な くとも部分的に円筒形の凹部(14)の内側端部に配置され、この凹部(14) 中には燃料噴射器(15)からの燃料が噴射され、そして凹部(14)の深さが 燃焼室(7)に向ってくびれ部分を構成することなく燃焼室(7)の中心に向っ てその周囲から一様に増大して、それによりこの弁(8)が開いたときに弁(8 )は掃気中に排気弁または複数個の排気弁(10)から最も遠いシリンダ(2) の母面(G)に沿い、かつ該母面の付近にピストン(3)に向かう空気を導く際 に弁(8)の周囲の約半分のみにおいて空気の流れを可能にし、さらに、機関( 1)を起動しかつ低出力で運転する手段を備えた二サイクル内燃機関において、 排気弁、または複数個の弁(10)がそれらの周囲の少なくとも主要な部分にお いて流れを可能にするように配置されており、 ピストン(3)がシリンダヘッドの頂部と協働して上死点の付近においてピスト ン(3)と排気弁、または複数個の排気弁(10)が配置されたシリンダヘッド の頂部との間に作動用隙間のみを残するようになっており、前記凹部(14)が ピストン(3)が上死点の付近に位置したときに実際に燃焼室(7)のみを構成 するようになっていることを特徴とする二サイクル内燃機関。
  2. (2)請求の範囲第1項および第2項のいずれか一項に記載の機関において、概 機関がターボ圧縮機ユニット(16)により過給され、そしてターボ圧縮機ユニ ット(16)のタービン(17)が排気ガスにより駆動されることを特徴とする 機関。
  3. (3)請求の範囲第1項および節2項のいずれか一項に記載の機関において、ピ ストン(3)と凹部(14)を除くシリンダヘッドの頂部との間の押し込み表面 がピストン(3)の横方向の表面の約半分ないし3/4を占めることを特徴とす る機関。
  4. (4)請求の範囲第1項および第2項のいずれか一項に記載の機関において、入 口弁または各々の入口弁(8)の軸線とシリンダ(2)の軸線(X−X)との間 の前記角度(A)が約40°に等しいことを特徴とする機関。
  5. (5)特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか一項において、入口弁ま たは各々の入口弁(8)の相対昇程が排気弁または各々の排気弁(10)の相対 昇程のほぼ2倍であることを特徴とする機関。
  6. (6)請求の範囲第1項から第5項までのいずれか一項に記載の機関において、 概機関が単一の排気弁(10)を備え、排気弁(10)の軸線が好ましくはシリ ンダ(2)の軸線(X−X)に平行であるかまたは概軸線(X−X)に対して僅 か傾斜しており、かつ2個の入口弁(8)が同じ部分的に円筒形の凹部(14) の内側端部に配置されていることを特徴とする機関。
  7. (7)請求の範囲第1項から第6項までのいずれか一項に記載の機関において、 凹部(14)を除くシリンダヘッド(6)の頂部に少なくとも1個のみぞ(23 )が、設けられ、みぞ(23)の横断面および/または深さが凹部(14)から 離れるにつれて減少することを特徴とする機関。
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