JPH04506822A - 環境的保護および封止 - Google Patents

環境的保護および封止

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JPH04506822A JP2509448A JP50944890A JPH04506822A JP H04506822 A JPH04506822 A JP H04506822A JP 2509448 A JP2509448 A JP 2509448A JP 50944890 A JP50944890 A JP 50944890A JP H04506822 A JPH04506822 A JP H04506822A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 環境的保護および封止 本発明は、封止、例えば特に結合、隔離またはブロッキングによる特にケーブル の環境的保護に関する。
本発明は、一般的に封正に適用できるが、本発明を、基本的には特に重大な問題 点が存在する電気通信ケーブルの保護のためのケーブル付属品と関連して説明す る。
ケーブルが、20年またはそれ以上のことがある所望の寿命にわたり、適当に機 能する必要がある場合、環境的汚染物質、特に水を寄せ付けないようにする必要 がある。汚染物質がケーブル内に入るのを防止または阻止する方法がたくさんあ るが、埋設または地下ケーブルに適用できるその中の1つの方法は、内部加圧法 である二ケーブルの一端から乾燥空気をケーブルジャケット内にポンプで送り込 む方法であり、湿気の侵入を防止し、ケーブルに入っていた湿気を追い出すこと ができる。また、損傷部からすぐ下流では急激に圧力が降下するので、ケーブル に沿った地点で圧力を測定することにより、ケーブルジャケットの損傷の位置を 決定することができる。
大部分の電話ケーブルネットワーク分野では、加圧法は通常のことてあり、電話 会社の中央オフィスに入るケーブルの端部で乾燥空気がポンプにより供給される 。ケーブルネットワーク全体を加圧することは実際的ではなく、また、望ましく ない(電話加入者側の小さいペアーカウント(paircount)ケーブルや 引き込み線はグリースを充填されることがあり、小さ過ぎることがあり、あるい は地上に存在することがある。)ので、ケーブルを内部でブロック化してシステ ムの加圧する部分を隔離する必要がある。
また、非加圧ケーブルシステムのパーツを隔離してケーブルの損傷部分に入って いる汚染物質が他の部分に広がらないようにし、それにより必要以上のケーブル を交換する必要性を回避するには、ブロッキングが望ましい場合がある。
環境的保護に関連する形態は、ケーブル接続部において供給され、そこでは2本 またはそれ以上のケーブルが一体に接続される。そのような接続において、ケー ブルジャケットを除去して導体を露出させ、導体を電気的に(あるいは、光フア イバーケーブルの場合では、光学的に)接続できるようにする必要がある。接続 部を形成した後、接続部にわたってケーブルジャケットを良好に形成する必要が ある。
これは、いわゆる「スプライスケース1を接続部の周囲に形成して行われる。そ のような接続部ケースには封止材料を充填してよく、それにより接続された導体 の周囲の追加の保護が提供される。そのような充填は、ケーブルをブロックする ように作用し得るが、少なくとも原理的には、このような充填は必要ではない。
ケーブルブロックは、典型的には、ケーブル端部またはケーブルの長さ方向に沿 って選択された箇所においてケーブルジャケットを除去し、一般的には導体の間 で封止材料が流れることができないほど緊密に詰められていることがある導体を 露出させ、封止材料をケーブルのコア部分に駆動し、なんらかのカバーによりケ ーブルの裸部分を包囲してケーブルの機械的強度を良好にすることにより行われ る。この方法は、典型的には、20対または50対あるいは100対から何千対 (例えば3600対)もの導体を有する電気通信ケーブルに適用される。また、 高電圧ケーブルならびに船舶、自動車および航空機に見られる低電圧ケーブルハ ーネスにも適用できる。
ケーブルブロックの基本的な考えは簡単に説明できるが、ケーブルを損傷するこ となく典型的な周辺環境においてケーブルに適用でき、所望のように機能するブ ロックを設計することは全(容易ではない。ブロックすべきケーブルの温度はブ ロックを形成する時より低いことがあり、ブロックははるかに高い温度で機能す る必要があり、未熟練者によるケーブル損傷を避ける必要がある場合には、更に 高いが、ブロックの装着の間に適用される温度が制約され、また、ブロッキング に使用する材料は、使用前に相当の保存寿命を有する必要があるので問題点が生 じる。
使用の間、ブロックされたケーブルのブロックは、ある範囲の温度および圧力に 遭遇し、(ケーブルの寿命に匹敵する、例えば20年またはそれ以上の)十分な 寿命を有する必要がある場合、同等の長期間性能を目的とするある種の性能試験 に合格できなければならない。このような試験には、はるかに厳しい温度および 圧力範囲が含まれる。例えば、電気通信ケーブルのある試験では、70kPaの 圧力において、−40’C〜70℃、あるいは例えば−30°C〜600Cの1 2時間サイクルの10サイクル後に漏れがないことが必要とされる。それ故に、 60°Cまたは70℃において容易に流動する、即ち、低粘度のブロッキング材 料はこの用途では使用できない。
例えば60℃において材料が実質的に固体である場合、これをケーブルのコアの 中央部に流し込もうとする場合、恐らく、放熱要素(heat 5ink)とし て作用するケーブルの導体間の小さい隙間を介してそのような温度をはるかに越 える温度に加熱する必要があると考えられる。装着の場合には、低粘度が必要で ある。
ブロックすべきケーブルが非常に冷たい場合がある。例えば屋外ケーブルである 場合であり、特に冬では、多(の国々において冷温または低温が予想される。電 気ケーブルは、大きな質量、従って、熱容量を有する効率的な放熱要素であり、 殆ど全体として重量では非常に熱伝導性の銅である。直径が5cmまたはそれ以 上のことがあるケーブルの中央の封止材料が60°Cよりはるかに高い温度とな る必要がある場合、ケーブルの外側においては更に高い温度とする必要がある。
残念ながら、多くのケーブルは、低品質グレードのポリエチレンまたは他の被覆 およびジャケットを有し、これは必要とされるより高い温度において容易に損傷 を受ける。
この問題点は、初期混合時において非常に低粘度であり、従って、ケーブルの中 央に流れ込む硬化性液体を使用することにより従来技術では解決されてきた。全 てがうまく行けば、混合液体は、ケーブルの中央に到達して硬化し、多くの液体 が導体間の隙間に沿って長手方向に流れることにより浪費されない。硬化後、で きあがったケーブルブロックは、使用または試験に必要であると予想されるより 高い温度において流動しない。
そのような硬化系を開示している従来技術について以下に簡単に説明する。
ヨーロッパ特許第0115220号(スリーエム(3M))では、ケーブルの端 部においてケーブルジャケットにヒートシールされる可撓性熱収縮性外装におい て硬化性封止組成物を使用する、加圧電気通信ケーブルの成端においてブロック を形成する方法が記載されている。使用される封止組成物は、加熱によってより 大きい速度で硬化するようになっており、外装は、熱収縮性材料からできている 。
好ましい封止組成物は、スリーエムから商標「ポリウレタン・レシン(Poly urethane Re5in) 9403Jで市販されているポリウレタン系 組成物である。
米国特許第4500747号(ダブリュイル(D ubreuil)ら)では、 硬化プラグ組成物が個々に絶縁された導体を包囲し、径方向に弾性のスプリング が組成物の回りに配置され、組成物がスプリングを弾性的に膨張された状態で保 持して組成物を導体の個々の絶縁材に圧縮するケーブルプラグおよび方法が開示 されている。スリーブにより組成物を包囲してよい。プラグ材料は、ケムク・カ ナダ社(Chemque Canada Ltd、)により製造されて商標「Y プラグ−コンパウンド(P lug Compound)Jで知られているポリ エチレンポリオール組成物、商標4407−Alで知られているスリーエム社の プラグ組成物、またはパイワックス社(B iwax Corporation )から商標82.526として販売されているポリウレタンプラグ組成物であっ てよい。
米国特許第4102716号(グローブズ(G roves)ら)には、第1パ ートとして脂肪族または脂環式イソシアネ−1・および脂肪族/ナフテン系炭化 水素油、第2パートとしてポリアルカジエンポリオール、ジアルキルオルガノス ズ触媒および脂肪族/ナフテン系油を含んで成り、誘電性て熱安定であり、加水 分解安定性であり、感湿性のポリウレタンゲルを形成できる2バ一ト注入可能組 成物が記載されている。このゲルは、通信ケーブル接続部用の充填剤として適当 であると記載されている。それは、そのような接続部において使用されるある種 のコネクターに対して実質的に不活性であるからである。従来技術として、非結 晶性または半結晶性ポリオレフィンビチューメンまたはパラフィン性ワックスを 使用するホットポアー(hot pour)方法も記載されている。
「ワイヤーおよびワイヤー製品(Wire and Wire Product s) J(1970年5月、61頁)の論文[通信ケーブルにおける圧力ダム( Pressure Dams in Communication Cable s) J (ジェイ・ビー・マスタートン(J、 B、 Masterton) 著)にダムを形成する材料としてポリウレタンエラストマーを使用することが記 載されている。種々のポリウレタンが試験され、ゲル化時間および粘度VS温度 がプロットされれ、有効なダムを形成できる温度を比較している。理想的には、 組成物は、粘度が急激に増加する時点まで所定時間低い粘度を有する必要がある 。それにより所定時間内にケーブル内に完全に流れ込み、液体からゲルへの迅速 な状態変化が可能となり、その時点で更に流動しなくなる。
米国特許第4329442号(ポコーニ−(P okorny) )には、適当 な触媒の存在下、脂肪族または脂環式イソシアネート、ポリジオール、トリーま たはテトラ−官能性脂肪族ポリオールおよびモノー官能性脂肪族アルコールから 調製されるポリウレタン樹脂が記載されている。この樹脂は、通信および他の電 気ケーブルにおいて滑らかなワイヤーに対する適当な接着性を示す。主成分がポ リエステル−ポリエーテル−ポリオールまたはポリエステル−ポリオールであり 、ジイソシアネート成分がアリール、アルキルまたは(アル)アルキルジイソシ アネートである粘着性弾性ポリウレタン系充填剤も参照できる(ドイツ国特許第 2847387号参照)。
米国特許第4314092号(フレミング(F leming)ら)には、衝接 接続部上にチューブを装着し、混合して柔軟性固体となる2パートから形成され る室温硬化性再入可能油展ポリウレタンを有して成る耐水性材料を充填すること により電話ケーブルを修復することが記載されている。
米国特許第4461736号(タカギ(Takagi) )には、ジャケットの 一部分を除去し、露出導体を型により包囲し、型内で硬化するときに発泡する自 己硬化性樹脂を射出することによりケーブルにダムを形成する方法が記載されて いる。樹脂が発泡して硬化する速度は、ケーブルの導体間の隙間に樹脂が入り込 むときに発泡および硬化が進行するように決定される。[クリーム・タイム(c reamtime) J 、即ち、樹脂が反応熱によりクリーム状態を示すまで 樹脂の2つの成分が混合される時間を考慮する必要がある。
米国特許第3944183号(ミラー(Miller) )には、ケーブル束の 導体を分離し、ジャケットからケーブルシールドを分離して、ケーブルブロック を形成する時に硬化性樹脂または組成物がより自由に流動できる通路を形成する ためのチャンネリングエツジを使用することが記載されている。
ル可塑剤および場合により希釈剤を含み、25℃において少なくとも50分の硬 化時間および0.15〜1.5Pasの粘度を有するポリウレタン系ケーブル接 続部封入剤が記載されている。この封入剤は、強制封入システムで使用するのが 好ましい。この封入剤は、少なくとも1種のイソシアネート、少なくとも1種の ポリオール、少な(とも1種のエステル可塑剤および希釈剤を含んで成る。これ は、現場で硬化する場合、接続部位で混合して接続部エンクロージャーに流し込 んて使用するのが有利である。また、国際公開W○85100879号(ATT )も参照でき、これには、硬化性封入剤をケーブルの周囲に形成した弾性ハウジ ング内にポンプで加える通信ケーブル用封入システムが記載されている。
ドイツ国特許第253925号(カーベル・メタル(KabelMetal、)  )には、ケーブルジャケットの無いケーブル部分の周囲に熱収縮性スリーブを 装着し、スリーブの端部を収縮させてケーブルを封止し、液体硬化性樹脂をスリ ーブ内に供給し、樹脂を供給したスリーブの開口をブロッキングし、その後、ス リーブの残りを収縮させて樹脂をケーブルコアに駆動することにより通信ケーブ ルをブロックすることが記載されている。
これらの方法は、ある状況においては満足すべきものであるが、一般的には実施 するのが非常に困難であり、面倒なものである。不快であり、時には有害である 液体を現場において混合することを避けるのが望ましい。それは、時間を要し、 こぼれや汚染を避けるのが困難だからである。
英国特許第2127736号(ノーザン・テレコム(NorthernTele com) )には、ホットメルト封止材料を貯蔵して加熱し、ケーブルコアに迅 速に供給できるポンプが記載されている。
また、英国特許第2135139号(レイケム(Raychem) )に記載さ れている方法では、硬化性液体を避けることができる。ここには、長尺基材に熱 活性接着剤を適用するためのアッセンブリが記載されており、このアッセンブリ は、 熱回復性駆動スリーブ、 粒状熱活性接着剤、および スリーブが熱回復するまてスリーブの内側表面に隣接して接着剤を位置させるた めの、メツシュのような、一時的拘束手段を有して成る。
このアッセンブリに好ましい熱活性接着剤は、ホットメルト接着剤、特にポリア ミド、65〜80℃の活性温度および1〜3mmの平均粒子直径を有するもので ある。
レイケムの商標rDWBsJで知られいる、このようなアッセンブリ、特に18 〜30mmの範囲の直径のものにより良好な結果が得られる。しかしながら、好 ましくない条件では、特に低温においてより大きいケーブルをブロックする場合 、好ましいポリアミド接着剤を所望のようにケーブルコア内に流動させることが 困難なことがあるので、問題点が生じることがある。
我々は、低温、例えば0℃または一5℃あるいはある場合ではそれ以下の温度に おいて0.5mmまたはそれ以上の約1000対に一般的に対応する40または 5Qmmの直径までのブロッキングの方法およびそのための製品を発明した。こ の方法および製品は、他の分野、例えばパイプ、ハーネス、ベルおよびスピゴッ トならびに他のジヨイント、電気コネクター、隔壁および他のフィードスルー、 ターミナルブロックならびに特に電気通信分野における他のプラントにおいてブ ロッキング、アイソレーティング(隔離)およびポンディング(結合)を含む封 正に使用される。
我々は、例えば材料を有する熱収縮性スリーブに向けられる裸火トーチであって よい熱の量、材料が導体の間の隙間を流れる場合、その材料がケーブルに熱を失 っていく割合(速度)、材料の温度によるこの失われる熱の影響、粘度に対する 温度の影響および接着剤をケーブルコアの中央に駆動する熱収縮性スリーブ(ま たは他のもの)の性能に与える粘度の影響を考慮した。
3つのキ一温度に着目できるニブロックの装着の間の周辺温度(例えば−5℃と 低いこともある);使用温度、使用または試験の間にケーブルブロックが遭遇す る最高温度(例えば60℃または70℃)、および装着温度、ケーブル等に損傷 を与えることなく装着する間に見られる最高温度。最初は液体の封止材料の問題 点を避ける必要があるなら、封止材料は、周辺温度より高いが、装着温度より低 いかそれに等しい温度TMを有する。封止材料が必要である部分に流れた後、封 止材料は時間と共に周辺温度まで冷えて固化して所望のブロックを形成する。我 々は、更に、Tiiと材料の固化温度Tsとの大きな差を有する、自体既知の現 象である過冷却の程度が大きい封止材料を選択することによりこれを為し得るこ とを見出した。この解析は、周辺温度および装着温度を考慮している。
従って、第1の要旨において、本発明は、内部に隙間(一般的には多くの隙間) を有する基材(特にケーブルを含んで成るもの、特にケーブルブロックを形成す るもの)を封止する方法を提供し、該方法は、 (1)TM−T、が少なくとも15℃、好ましくは少なくとも20℃、より好ま しくは少なくとも25℃、特に少なくとも30℃、より特に少なくとも35℃で ある封止材料を供給する工程、(2)この材料を少なくともTMの温度まで加熱 する工程、(3)(好ましくは、寸法回復性物品、特に熱収縮性スリーブにより 駆動することにより)隙間内に材料を流し込む工程、および(4)材料を例えば 冷却(本明細書においては放冷することも含む)および/または硬化して材料を 固化することにより所望の封止を形成する工程 を含んで成る。
我々は、封止には特定の種類のポリマーが相当有利であることを見いだしたが、 いずれの理論によっても拘束されるものではないが、これらの種類の少なくとも 幾つかについては有用な結果の少なくとも幾らかは上述の過冷却による結果であ ると考えられる。
従って、本発明は、内部に隙間(一般的には多くの隙間)を有する基材(特にケ ーブルを含んで成るもの、特にケーブルブロックを形成するもの)を封止する方 法を提供し、該方法は、(1)固体ポリエステル系ポリウレタンを含んで成る封 止材料を供給する工程、 (2)この材料を少なくともTMの温度まで加熱する工程、(3)(好ましくは 寸法回復性材料、特に熱収縮性スリーブにより駆動することにより)隙間内に材 料を流し込む工程、および(4)材料を例えば冷却および/または硬化して材料 を固化することにより所望の封止を形成する工程 を含んで成る。
TMはTMA (thermo−mechanical analysis)の 良く知られた方法により測定され、デュポン(De Pant) 942サーモ メカニカル・アナライザー(Thermomechanical Anaiys er) /デュポン190サーマル(TherIIlal)・アナライザーを使 用して10℃/分の加熱速度および50gの荷重とする。1〜3mmの寸法の試 料を用いる必要がある。好ましくは関係する材料の試料から好ましくはカッティ ングにより厚さ1〜3闘のディスクを作り、装置のケージ内の2つの真鍮プレー トの開に配置する。装置のプローブを上のプレートに位置させる。試料を炉によ り包囲して温度が一30℃になると50gの荷重をウェイトトレイに配置する。
温度を10°C/分の割合で上げ、温度に対して寸法の変化のグラフを、好まし くは少なくともT(0%)、T(60%)、T(90%)およびT(100%) がわかるようにプロットする。T(90%)をグラフのベストラインからT、と して得る。これおよびT(60%)は、以下に説明するT、測定のためにも記録 しておく。
試料を非常に細かく分割されている、例えば微粉末で、材料の性質を変えること なく (例えば溶融および再固化により)上述のディスクを形成できない場合、 ASTM F766−82に記載されているようにテンベラチャー・プログラム ド・ホット・ステージ・マイクロスコピー(Temperature Prog rammed Hot Stage M]cro−scopy)によりT、を測 定できる。幾つかの参照試料について双方の試験を実施することにより上述のT MA試験と比較してこの試験を検定できる。従って、粉末についてTMA値を推 定できる。
結晶化温度であることがあるが、そうである必要はないT、は以下の方法により 測定する。等温複合粘度(I so−thermal complexvisc osity)測定を溶融物から好ましくはレオメトリックス・メルト・レオメー タ−(Rheometrics melt rheometer)を平行プレー ト内でオシレートリー・シア(oscillatory 5hear)モードで 使用する。
通常は厚さ2mmで直径25mmのディスク形状の材料の試料を平行プレートの 間に配置してT(90%)より30°C高い温度まで加熱して平衡させた。次に 、温度を一連の実験において一連の温度(例えば90.80.70,60.50 .40および30°C)にそれぞれリセットした。試験下において材料は幾らが 変化する(例えば硬化する)場合、これらの実験用に新しい試料が必要となる。
これらの実験のそれぞれにおいて、T(90%)+30℃から適当な等温温度T まて最大時間15分で冷却し、試料チャンバー内で合計45分間Tで保持しなが ら、試料粘度を時間の関数として測定した。
粘度測定は、IHzの振動周波数および10%歪で実施した。温度T、は、10 分間でT(60%)+20℃における平衡値がら2桁(100倍)粘度が増加す る温度として粘度/時間曲線から測定した。
多くの用途の場合、必要なTM−75を有し、また、使用温度より高いTMを有 する封止材料を選択してよい。しかしながら、好ましくはケーブル等に完全に入 り込んだ後、T、を上げる変化を起こすように材料をできるので、これは必要で はない。この変化は、硬化によりもたらされ得る。従って、本発明の第2の要旨 において、少なくとも15℃(等)のT M −T−を有する硬化性封止材料を ブロッキング等のために使用し、それにより、非硬化材料のTMより高い使用温 度を可能にする。
また、本発明は、 (1)寸法回復性(好ましくは熱収縮性)パーツおよび(2)少なくとも15℃ (等)のTM−T、を有し、好ましくはパーツの表面に例えば結合または機械的 固定により配置された封止材料 を有して成る物品を提供する。
回復性パーツは、好ましくは(最低回復温度TRを有する)熱回復性であり、T Mの回復温度を有し、TRおよびTMは30℃以下、特に20℃以下で異なり、 好ましくはTRがより大きい。回復温度は、好ましくは110〜130℃、より 好ましくは120〜125℃である。
更に、本発明は、基材(例えば通信ケーブル)の環境的保護(例えばブロッキン グ)に使用する物品を提供し、この物品は、(1)少な(とも15°C(等)の TM−T、を有する封止材料、(2)この材料を含む容器(例えば場合によりメ ツシュのような保持手段を有する寸法回復性スリーブ)、および(3)材料を移 動させて基材と(好ましくは隙間に入り込むことにより)係合させる(スリーブ のような)手段を有して成る。
更に、本発明は、少なくとも15℃(等)捏度のTM−T、を有する封止材料に よりブロックされている電気通信ケーブル、特に少な(とも50対、より特に少 なくとも100対、最も特に少なくとも200対、例えば3600対までの導体 のケーブルを提供する。
一般的に、TM以下の温度で封止材料を供給し、TM以下の温度で基材に隣接し て配置し、その後、T、4以上の温度まで加熱するのが保護すべき基材の少なく とも一部分の周囲に配置できるスリーブ(例えばラップアラウンドスリーブ、例 えば英国特許第1155470号参照)のような中空および/または寸法回復性 物品(好ましくはTMより大きいT、を有するもの)の一部分として、あるいは これと組み合わせて封止材料を供給するのが好ましい。スリーブの内側表面に封 止材料を供給してよく、好ましい場合には流れを改善するために粒状形態、好ま しくは実質的に球形であり(粒子寸法は好ましくは最大寸法が領5〜5mm、特 に2〜3mmである)、例えばスリーブが回復するまで、スリーブの内側表面に 少なくとも一時的に位置させておくことができる。位置付けは、加熱時に溶融す るか、移動するかしてよいが、そうである必要はない(編み、織り、網または他 の穿孔構造を含む)メツシュのような一時保持手段によってよい。このメツシュ は、装着の間残っていてよ(、封止材料は孔を通って移動する。
スリーブは、より小さい断面の端部領域およびより大きい断面の中間領域を有し てよく、スリーブを通る内部通路のような該中間領域に位置する封止材料は実質 的に円筒状である。
好ましい方法において、ケーブルブロックは、(1)ケーブルの端部または端部 の中間でケーブルジャケットの一部分を除去する工程、 (2)熱収縮性スリーブの内側表面に封止材料を供給する工程、(3)ジャケッ トの一部分を除去した部分てケーブルの周囲にスリーブを配置する工程 (4)スリーブが収縮して、封止材料がTMになり、収縮によりケーブルの導体 間で材料が流れる温度までスリーブを(例えばトーチ、ホットエアーガンまたは スリーブに取り付けられているか、あるいはその一部分である自蔵電気加熱手段 により)加熱する工程、ならびに (5)封止材料を冷却(放冷をふ(む)および/または硬化して固化させる工程 により形成される。
工程(2)は、工程(3)の前に実施するのが好ましいが、これらを同時に実施 してもよ(、また、ある状況では、工程(3)を初めに実施してよい。最初に封 止材料を(例えば1つまたはそれ以上のバッグ、例えばケーブルの周囲に巻き付 けられるセグメントバッグ内に封止材料を入れることにより)ケーブルの周囲に 配置して、スリーブをその上に配置してよい。
第2(および引き続()熱収縮性または他のスリーブあるいは他のデバイスを第 1の説明したスリーブの周囲に装着してよく、例えば内部の封止材料を更に力を 加え、歪逃げまたは他の機械的もしくは環境的保護を提供できる。
熱収縮性スリーブは、ポリエチレンを有して成るもののような一体式押し出しポ リマー材料を有して成ってよく、これは架橋してよい。より強いスリーブは、複 合材料、例えば繊維およびマトリックス材料を有して成るものを有して成る。好 ましくは、繊維は収縮性であり、周方向に走っているのが好ましい。ガラスまた は他の強化繊維が長手方向に走っていてよい。繊維は、繊維製品から成っていて よい。
封止材料の好ましい物性を幾らか示す。
TMは好ましくは40〜110’C,特に45〜85℃、より好ましくは50〜 75℃であり、封止材料は、(先にT、について説明した方法により測定した場 合)50℃において好ましくは10〜104、より好ましくは50〜50 X  103poiseの溶融粘度を有する。
溶融粘度が小さ過ぎる場合、ケーブルの中央に入り込むことなく、材料はケーブ ルに沿って軸方向に流れてしまう。融点以下でTsに達するまで過冷却領域に冷 却する場合、粘度が大きく増加しないのが好ましい。
先に説明したように、より高い使用温度で使用でき、硬化後、材料は、流動する ことな(高温で使用できる、即ち、T、lが増えているので、封止材料が硬化性 であることは望ましいことがある。この特徴は、もちろん、過冷却の有用性を減 らすものではない。そのような現象は、ブロック形成を可能ならしめる、即ち、 大きく異なる装着および周辺温度を調和させる主たる用途があるからである。ま た、本明細書において参照した材料の少なくとも幾つかは、硬化後にゴムのよう な性質を有し、これは多くの封止用途、例えばブロッキング封入およびグロメッ トの形成のための封止用途において有用であることも見い出された。
保存寿命を考慮する必要があり、特に硬化系の場合にそうである。
これにより更に温度の問題が生じる場合がある。材料は、反応せずに例えば50 ℃にて1年間保存でき、装着温度で十分迅速に反応する必要がある。アレニウス の関係により単−成分系の場合、これは不可能であるが、温度T2まで加熱する と溶融して(a)温度T、1=で固化する組成物を形成し、(b)該固化後に加 熱するとT、より高い軟化温度を有する硬化組成物となる第1および第2混合粒 状材料として硬化性材料を供給できる。最初の加熱時にTMは一般的に未反応材 料に関係する一方、最初の冷却時のTsの値は、未反応材料、部分的に反応した 材料または全体的に反応した材料に関係する場合があることに着目する必要があ る。反応速度は、(反応した材料の固化点より)未反応材料のより低い固化点の 利点を少なくとも部分的に現実ならしめるように十分遅いのが好ましい。
好ましい封止材料の化学的およびポリマー的性質について以下に説明するが、本 発明は、特定の化学に限定されるものではないことを理解しておく必要がある。
例えば、本明細書において望ましいとされる物理的または官能的特徴のいずれの 1つまたはそれ以上を有する他の材料を使用できる。本明細書を読んだ当業者で あれば、開示された材料の化学的官能性および/またはポリマー構造に関して類 似物を容易に選択できる。しかしながら、以下に一般的に説明する。
封止材料は、1種またはそれ以上の(コポリマーを含む)ポリマー有機化合物を 含んで成るのが好ましく、2種以上の化合物を使用する場合、これらは実質的に 相溶性であるのが好ましく、これは、周辺温度と装着温度との間で相分離が生じ ないことを意味する。材料は、防湿性であり、従って、水に溶解せず、脆くなく 、電気的に絶縁性であり、小さい熱膨張係数または封止すべき基材と同様である 少な(とも1つのものを有するのが好ましく、ある用途では(ブロッキングには 必ずしも必要ではないカリ基材と良好な結合を形成することが好ましい。また、 ケーブルを充填するために使用する材料(例えば石油ゼリー)と相溶性であり、 滑らかな界面をそれとの間で形成しないのが好ましい。本明細書を読んだ当業者 であれば、このような性質を有するポリマー(ポリマーブレンドを含む)を容易 に選択できるであろう。
上述のような材料の望ましいレオロジー的性質は、当業者がポリマーを選択する 場合の指標となるであろう。例えば溶融粘度は、ある特定の分子量範囲を示唆す るであろうし、低い分子量は、一般的に小さい粘度を示唆する。
所望の程度の(充分に小さい溶融粘度を保持しながらも)過冷却度または固化時 間の長さあるいは他の性質を得るために、Ts以下に冷却された後に結晶または 半結晶であるポリマーを選択してよく、特に結晶度は、例えば結晶ドメインの形 成を制限するブロックにより分離または封じられた結晶ドメインを形成する規則 的なブロックにより、ポリマー鎖に沿った遮断された構造(interrupt ed 5truc−ture)から生じる。結果として、Ts以下に冷却された 後、ポリマーは非常に高い結晶質となり、TMまでの温度においてケーブルブロ ックまたは何等かの製品に安定性を付与する。それは、結晶ドメインを溶融する には多くの熱エネルギーが必要であるからである。
同時に、ポリマー鎖における「インターラブジョン(interruption )Jにより結晶ドメインが形成され得るルートの数または自由度が減少するので 、低いT、または固化への長い時間が達成され得る。各分−子の全ての部分が同 様であるので、再結晶性を容易に示す規則的で一様な構造のポリエチレンのよう な半結晶性ポリマーは対照的である。別の表現方法を用いるなら、好ましいのは 、熱力学的に安定である半結晶状態または結晶状態であるが、その形成は動力学 的には好ましくない。
結晶度に対する遮断は、好ましくは、ポリマーの他の部分が結晶し得るルートを 制限するポリマー主鎖に沿った1つまたはそれ以上のユニットから生じる。ある いは、遮断ユニットは、側鎖またはその部分であっても、あるいは別の分子であ ってもよい。
封止材料は、2種以上のポリマー材料、あるいは1種またはそれ以上のポリマー 材料と1種またはそれ以上のオリゴマーおよび/または1種またはそれ以上のモ ノマーもしくは他の化学種とのブレンドを含んで成ってよい。そのようなより複 雑な材料は、粘度、過冷却または他の物理的もしくは化学的性質を精密に調節す るのが望ましい場合に望ましい。例えば、ポリマーおよびオリゴマーもしくはポ リマーの有用なブレンドは、反応物質の相対的な量を正確に選択するなら、共重 合により得ることができる。低分子量の過冷却材料のような他の添加剤を含める ことも可能である。
封止材料が硬化性である必要がある場合、更に考慮することがある。一般的に、 これは2つの方法で行うことができる。第1に、所望の過冷却(または他の特性 )を有する材料を1種またはそれ以上の追加の材料とブレンドする。この追加の 材料は、硬化して架橋構造を形成するものである。第2に、封止材料が、自体硬 化するように適当に選択または修正できる。これは、アクリレートまたは他のエ チレン性不飽和のようなある種の末端基官能性をポリマーに付与することにより 行うのが好ましい。オリゴマーおよび/またはモノマーも(例えば粘度調節剤と して)存在する場合、それらも(好ましくは同じ)官能性を有してよ(、系全体 を硬化できる。
好適な材料を与える第1種の好ましいポリマーは、一般式:%式%() [式中、P、QおよびRのそれぞれは、同一または異なって、ジイソシアネート 、例えば、メチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネートおよび/また はイソホロンジイソシアネートを含んで成り:Aは脂肪族鎖、ポリエステル、ポ リエーテル、ポリカーボネートおよび/またはポリアミド(これらは、ヒドロキ シ、カルホン酸またはアミン末端基を有していてよい。)を含んで成り;Bは、 ジオール、例えば、ブタンジオールまたはヘキサンジオールを含んで成り;Xお よびnのそれぞれは1またはそれ以上の整数;yはOまたは1以上の整数;Eは 、例えば、末端の水素、ヒドロキシル、アミン、カルボン酸、アクリレート、例 えば、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメチルアクリレート、 アクリル酸またはメタクリル酸を有する基から誘導されている。]で示される。
好ましいポリマー(i)は、アクリレートまたは他の末端基を有する熱可塑性ポ リウレタン、例えば、ポリエステル、特にポリカプロラクトン単位を有するもの を包含する。例えば、商標「キセナクリル(XenaCryl)」、特にキセナ クリル273として、バクセンデン・ケミカルズ(Baxenden Chem icals Ltd、) (イギリス国イングランド、ランカシャー在)から得 られる材料(ポリマーブレンドからなるもの)が挙げられる。
好適な材料を与える第2種のポリマーは、一般式:%式%() [式中、A、BおよびDは、同一または異なって、脂肪族鎖、ポリエステル、ポ リエーテルおよび/またはポリアミド(これらは、ヒドロキシ、カルボン酸また はアミン末端基を有していてよい。)を含んで成り;a、bおよびdは0または 1以上の整数であり(ただし、a、bおよびdの少なくとも1つは少なくとも1 である。);Eは前記と同意義である。コ で示される。
好まじいポリマー(if)は、コポリエステルおよびコポリアミド、例えば、ダ イナミツト・ノーベル(Dynamit Nobel)から商標「ダイナボール (D ynapol) Jとして市販されているもの、およびEMSから商標「 グリルテックス(G riltex) Jとして市販されているものを包含する 。
好適な材料を与える第3種のポリマーは、ポリ−α−オレフィンホモポリマーま たはコポリマー、およびポリエチレンコポリマーである。
本発明で使用する材料は、本明細書で記載する2種またはそれ以上材料のブレン ド、または1種またはそれ以上のそのような材料と1種またはそれ以上の他の材 料とのブレンドを含んでなっていてよい。例えば、1種またはそれ以上の反応性 または非反応性材料、例えば、希釈剤、可塑剤、粘着付与剤、酸化防止剤などを 包含してよい。熱収縮性物品または他の物品の異なった部分で、1種またはそれ 以上の他の材料とともに、前記材料を使用してよい。
第1種の特に好ましい態様において、封止材料は、[式中、nは、ポリスチルブ ロックの分子量が2000〜7000、好ましくは3000〜5000、特に約 4000になるような数である。] を含んで成る。
このポリマーは、全重量に基づいて、5〜40重量%、好ましくは15〜25重 量%の低分子量材料、例えば、とともに使用してよし・。
そのような材料は、既知であり、商標「キセナクリル(Xenacryl)27 3」として、バクセンデン・ケミカルズ(B axenden Chemj − cals、 L td、 ) (イギリス国イングランド、ランカシャー在)か ら市販されている。
一般に、好ましい封止材料は、ポリウレタンおよびポリカプロラクトン単位を有 するアクリレートまたは他の末端基を有するコポリマー、好ましくはアクリレー トまたは他の末端基を有するウレタンダイマーを含んで成る。コポリ−およびダ イマーは前記式を有することが好ましい。
ポリウレタン系ポリマーを使用する場合に、ノ1−ドブロックを実質的に含有し ないことが好ましい。そのようなノ\−ドブロックの不存在によって、融点が好 ましい値に減少し、流動性を減少させる高粘度を防止する。好適なポリウレタン 単位は、メチレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネートおよび/または イソホロンジイソシアネートおよび/または2.4.4−トリメチルヘキサンジ イソシアネートを包含する。
ポリウレタンは、前記ようなポリカプロラクトン、ポリテトラメチレンアジペー トおよび/またはへキサメチレンアジペート単位などのポリエステル単位および /またはポリエーテル単位を有することが好ましい。このような材料が望ましい 結晶性および望ましい融点を有するからである。
多くの好ましい用途において、封止材料は、粒状(この用語は、一般に、粉末、 ペレットおよび繊維を包含する。)であることが好ましく、0.5〜5mm、特 に2〜3闘の最大粒子寸法を有することがより好ましい。粒子形状は、(例えば 、上に重なるスリーブの収縮によって)材料の転置および熱の移動を助け、これ はケーブルブロックの場合に特に有用であり、硬化性封止材料の場合に(溶融す るまで反応することなく)他の成分への1つの成分への良好な分散を可能にする 。
封止材料が硬化性であることが好ましく、例えば、封止材料の溶融、軟化または 劣化が生じることなく、封止基材を使用できる温度を増加できる。加えてまたは 代えて、硬化は他の性質の変化を生じさせ、例えば、硬化材料はよりゴム状であ ってよい。
第1の硬化態様において、封止材料は、基材に供給されるような単一の成分(こ れは1種を越える分子種を含んでなってよい)を含んで成る。該成分は、例えば 、加熱された場合におよび/または基材に噴霧することによってまたは他の態様 で適用することによって触媒を添加した場合に、それ自体で反応して硬化する。
封止材料は不飽和を有していてよく、例えば、前記末端基Eはアク1月ノートを 有して成っていてよい。反応は、単一の種の重合であってよく、あるいは架橋反 応であってよい。
第2の硬化態様において、封止材料は、親密な接触、一般に緊密な接触が溶融お よび次の流動によって生じる場合に一体に反応する2つ(またはそれ以上)の封 止成分として供給される。それぞれの成分は前記のような1種またはそれ以上の 分子種を含んで成ってよい。得られる硬化反応は熱および/または触媒によって 助けられてよい。封止成分の一方または両方が、前記の種々の構造または性質の 1つまたはそれ以上、例えば、TM−TS値を有していてよい。2つの成分が有 していてよい化学基の例は、エチレン性不飽和、エポキシド、アミン、ヒドロキ シル、カルボン酸およびイソシアネートを包含する。当業者は、2つの成分のた めに、これら基の反応性対を選択することができる。
第3の硬化態様において、封止材料は、2つ(またはそれ以上)の封止成分とし て供給されるが、硬化反応は、2つの成分が密接に接触された場合に、封止成分 の1つにおける(またはそれぞれで別個に)1つ(またはそれ以上)の種で生じ る。これは、2つの成分を一体にするまで硬化反応が開始しないように、成分の 1つにおいて反応性種、および他において硬化剤、触媒および/または開始剤を 供給することによって行うことができる。(前記のように、硬化反応は、成分の それぞれにおいて生じ得る:2つの反応は、異なりた化学種を一般に包含する。
さもなくば、それぞれの成分は、他の成分のための触媒を含有することによって 時期尚早に反応する。)この基本スキームは、1つの封止成分において硬化剤( 例えば、パーオキサイド)および他の封止成分において硬化剤のための触媒(例 えば、コバルトナフチネート)を含有することによって僅かに変えることができ る。2つの成分を密接に接触させるまで、反応は生じないが、同様の硬化反応が 2つの封止成分において生じてもよい。
前記のように、封止成分の一方または両方が、前記の種々の構造または性質のい ずれか1つまたはそれ以上を有していてよい。
硬化性封止材料は、所定の温度範囲において活性種を生成または放出し、硬化を 開始または硬化に参加する熱的分解性成分(例えば、ブロックされたイソシアネ ート)を包含してよい。
装着前の封止材料に関連してTMという場合に、1種を越える成分が供給される ならば、はとんどの目的において生成混合物のTMを考慮するするが、最高TM を意味することが好ましい。しかし、T5の計算において、T は、全ての関連 成分の混合物のもの90% をいう。
封止材料が硬化性である場合に、封止材料は、(f)粒状である、少なくとも1 5℃のTM−Tiを有する硬化性ポリマー、およびパーオキサイドなどの硬化剤 のブレンド;(if)粒状である、少なくとも15℃のTM−T、を有する硬化 性ポリマー、およびコバルトナフチネートなどの開始剤のブレンドから成る混合 物を含んで成ることが好ましい。
封止材料は、追加的にまたは代替的に (i)粒状である、(a)少なくとも15℃のTM−T5を有するポリマー、お よび(b)硬化性ポリアミドまたは硬化性ポリエステルのブレンド; (if)粒状である、(a)少なくとも15℃のTM−T、を有するポリマー、 および(b)エポキサイドのブレンドから成る混合物を含んで成ることが好まし い。
以下に、添付図面を参照して、本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は、通信ケーブルの周囲にケーブルブロックを形成するスリ ーブを示す図である。
第3図および第4図は、本発明を使用してブロックされた高圧ケーブルスプライ スを示す図である。
第5図は、低対カウントケーブルの保護を示す図である。
第6図は、ワイヤの封止を示す図である。
第7図は、第1図および第2図の変形を示す図である。
第1fflは、英国特許第2135139号明細書に記載されているが、少なく とも15℃のTM−T、を有する粒状封止材料を含有する種類の熱収縮性スリー ブを示す図である。該明細書の開示を本明細書の開示の一部とする。
第1図は、スリーブの不均一な断面寸法から生じた環状空隙を有する寸法的熱回 復性、好ましくは熱収縮性のスリーブ1を有して成る物品を示す。この環状空隙 は、ネット2によって閉塞しており、粒状の封止材料3を含有する。
ケーブルブロックの形成を第2図に示T0ここて、図面の上半分は、ケーブル5 の裸部分4の周囲に位置するスリーブを示し、下半分は、スリーブ1の収縮後の 装着製品を示す。封止材料3が6でケーブルのコアに透過している状態が見られ る。
スリーブの寸法的回復性によって、封止材料がケーブルの周囲の位置からケーブ ルのコアへと転置される。満足なケーブルブロックが回復によって生じ得る。結 晶性または半結晶性材料(例えば、ポリエチレンを含んで成るもの)から形成さ れた回復性スリーブの場合に、一般により大きな力の収縮が寸法的回復後の冷却 によって生じ得る。材料が再結晶化するので、これが生じる。従来技術の材料に おいて、封止材料が再結晶化した後にスリーブの再結晶化が生じるので、再結晶 化から生じた力は封止材料の有用な転置に貢献しない。しかし、本発明において 、固化がかなり遅れ、封止材料は、スリーブの再結晶化力が封止材料をさらに転 置するように充分に低い粘度を有する。
スリーブは、ヨーロッパ特許出願公開第0116393号明細書に記載されたよ うな材料または物品を含んで成ることが好ましい。
この明細書の開示を本明細書の一部とする。この明細書は、高い収縮力および/ または比を有し得て、高温に加熱し得る回復性スリーブを開示している。特に、 材料をケーブル中に駆動させ、ケーブルブロックを形成するために、本明細書に 開示された材料とともに、そのようなスリーブを使用することによって驚Xべき 効果が得られる。
本発明において使用するのに好ましい物品は、熱回復性布および(a)熱回復性 布が、加熱時に回復する、高密度ポリエチレンなどの架橋ポリマー材料から形成 されていることが好ましい熱回復性繊維を含んで成り、繊維がその回復温度以上 (好ましくは結晶溶融転移温度以上)の温度において、少なくとも5X10−2 、好ましくはOX 10− ’ sより好ましくはIMPaの回復応力(Y)を 有し;および (b)繊維の回復温度(好ましくは結晶溶融転移温度)以上である温度(1)が 存在し、該温度においてポリマーマトリックス材料が20%を越える破断時伸び 、および少なくとも10−2MPaの20%セカンドモジュラス(X)を有しく 300%/分の歪み速度で測定)、値: [式中、Rは複合構造またはその関連部分の全容積に基づいて所定方向に沿った 複合構造における熱回復性繊維の平均有効容積分率が1未満、好ましくは0.5 未満、特に0.05未満であるような伸び/温度プロフィールをポリマーマトリ ックス材料が有することを特徴とする。
第3図は、通信ケーブルから区別するために、高圧ケーブルと本明細書において 呼ぶ分岐筒カケーブルの封入を示す。2つのケーブル7が、金属ブロック10に おいて導体9を一体に接続することによって分岐ケーブル8に接合されている。
接続において導電性材料が、空隙の無い状態で環境から保護されるべきであり、 ケーブル7および8に沿って移動する可能性のある湿分がスプライス領域に入る のが防止される。ケーブル7および8のジャケットの末端の周囲に第1封止材料 11が供給されてよく、スプライスの中央領域の周囲に封止材料12が供給され てよく、第1封止材料11に重なってよい(なお、重なる必要性はない)。ハウ シング、例えば、(第3封止材料の内部被覆を有していてよい)熱収縮性スリー ブ13が、第1および第2材料の周囲に供給されてよく、別の保護を供給し、お よび/または保護すべき要素と親密に接触するように第1および第2材料を転置 する。収縮前のスリーブ13を示す。封止材料は、はぼ正確な位置に位置してよ いが、出来上がりのスプライスに空隙が確実に存在しないように流動または他の 変形が一般に好ましい。
封止すべきスプライスの空隙の厄介な寸法および形状のために、および達成する ことが困難な放熱子の熱流動の寸法のために、この変形は多くの封止材料におい て達成するのが困難である。本発明者らは、本明細書で開示した材料が、第1、 第2および第3材料の1つまたはそれ以上として有用であり、本発明の他の要旨 がそのような電カケーブルおよびスプライスの封止のために有用であることを見 いだした。
第4図は、電カケーブル間のインラインスプライスを示す。ここで、それぞれの 導体9が、分離したコネクター14を使用して接続されている。絶縁クロス片ま たは他の充填剤片15が、コネクターを離して保つためにコネクター間に配置さ れている。一般に、そのような片15は溶融しないことが好ましく、片15のそ れぞれのくぼみにおいて導体9の周囲に封止を供給するために本発明を使用する ことが好ましい。一般に、幾つかの状況において、本明細書に開示された材料は 、片15の少なくとも一部分として使用してよい。
第4図に示された種類の封止スプライスの中央部分を第5図に示す。導体9がク ロス片15によって分離されており、本発明によって供給されてよい封止材料1 6中に封止されている。カバー、例えば、熱収縮性スリーブ17が材料16の周 囲に供給されていてよい。
第5図のアレンジメントは、電気導体以外のもの、例えば、パイプを封止または 保護するためにも使用でき、したがって、パイプを一体に保持するためのデバイ ス、あるいは隔壁を通過するパイプ、ワイヤまたはケーブルなどを保護するグロ メットまたは他のデバイスを有してなってよい。別の変形において、第5図のア レンジメントは、ダクト封止を有してなってよく、材料16はダクト17内の1 つまたはそれ以上の導管を封止する。
第6図は、ワイヤまたは他の長い基材18を封止する様子を示す。
基材をスナップ嵌めするまたは他の形態で嵌めるくぼみ2oを有するプロファイ ル19が成形または他の形態で形成されている。次いで、プロファイルを折り曲 げ、またはコイル状にする。要すれば、熱収縮性スリーブなどのカバーをその周 囲に装着してよい。プロファイルを加熱して、流動性にするかまたは他の形態で 変形可能にして、基材との緊密な封止を形成する。上にある収縮性スリーブの収 縮が、そのような変形をもたらしてもよい。プロファイル19は、本明細書で開 示した材料を含んで成ってよく、あるいは本発明の他の要旨は、そのようなプロ ファイルを装着するために使用してよい。
第7図は、熱収縮性または他のスリーブ21および粒状であることが好ましい封 止材料23を含有する可撓性バッグ22を示す。バッグは、スリーブの内表面に 付着した状態で供給されてよく、あるいは別個に供給されてよい。バッグは一般 に平坦であり、例えば、その縁の周囲に一体に取り付けられたメツシュからなる 2つの層(あるいは1つのメツシュ層および1つの非穿孔層)を有して成ってよ い。バッグは、一連の室を有してなってよく、封止材料の異なった成分を分離す るかおよび/または充填バッグの可撓性を改良し、ケーブルなどの周囲に巻き付 けるのが容易になる。巻き付けたバッグの上に熱収縮性ラップアラウンドまたは チューブ状スリーブを装着してよい。
以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明する。
実施例1 20℃にて以下に説明するように600対の導体を有する電話ケーブルにおいて ブロックを形成した。
長さ100m+aのケーブルジャケットの部分をケーブルに沿った適当な位置で 除去し、内部のケーブルラップおよびテープを解いて除去し、導体を僅かに離し て広げた。次に、露出導体の周囲に保護メツシュチューブを配置し、所望により 、導体の束を通ってチャンネリングピンを配置し、封止材料を流そうとする部分 の隙間の寸法を大きくした。
封止材料を含む仕切付きバッグ(第7図と同様のもの)を露出導体の周囲に配置 し、巻き付は構造でテープ止めした。露出導体の両端に隣接するケーブルジャケ ットを次に清掃して磨き、要すれば火炎ブラッシングした。収縮温度が115℃ の熱収縮性スリーブを封止材料のバッグの周囲に配置し、ケーブルジャケットの 磨いた部分に重ねた。次に、スリーブを収縮させてそれぞれの磨いた領域でケー ブルと封止係合させ、初めはバッグ上の中央領域を実質的に収縮させずに残した 。スリーブは、ホットメルト接着剤または他の接着剤、例えばポリアミド(ケー ブルへの結合を迅速に行うのが好ましいので、好ましくは小さいTM−T5を有 するもの、特に15℃以下のもの。)により被覆しておいてもよかった。次に、 スリーブの中央領域を加熱して封止材料の温度をTM以上に上げ、収縮している スリーブによりケーブルの導体間の隙間に変形させてケーブルブロックを形成し た。所望のようにスリーブを収縮させた後、要すれば第2スリーブをその上に装 着してよい。バッグの材料を照射または他の方法で架橋して収縮させることもで きる。再結晶時の収縮は、封止材料をケーブル内に駆動する力を(スリーブの場 合のように)加えることができる。
実施例1において、封止材料は、アクリレート化熱可塑性ポリウレタンとより小 さい分子量様とのブレンドであり、バクセンデン・ケミカルズから商標「キセナ クリル273」で市販されているものである。この材料は、60゜5℃のTM値 、30℃以下のTMおよび従って30.5℃以上のTM−T5を有する。
次に、できあがったケーブルブロックを流出圧力(flash pres−su re)試験した。
満足すべきブロックが得られた。
この材料の硬化仕種を用いて同様のブロックを形成し、ブロックは圧力/温度サ イクル試験に合格した。
実施例2−11 ケーブルブロックを含む種々の用途用に以下に示す材料を封止材料として使用し 、満足すべき結果を得た。
(Interox)製) 3 カール 231 ポリカプロラクトン 66.5 < 30 > 36.5 (インタロフクス製) 分子量30004 カー八 630 ポリカプロラクト ン 67 <40 >27(インタロブクス製) 分子量300005 ポリビ ニルステアレート 54.5 < 30 > 24.56 PA 1140 ポ リウレタン 61 <30 >31(ユセフイフクス(UCEFIX)、 UCB製) 7 pA 2250/1 ポリウレタン 107 <30 >77(UCB製) 8 PA 2240/1 ポリウレタン 81.5 < 30 > 51.5( UCB18り 9 DB 8910 ポリアルファオレフィン 99 50−60 39−49 (ソエル(Shell)製) 比較例10−12 ケーブルブロックを含む種々の用途用に以下の材料を封止材料として使用した。
この場合、封止は満足できるものではないことがわかり、また、特に大きいケー ブルをブロックできなかった。
害違男 囮−欅 化学物質煮 工上℃ エユ’C(T、−T、)10 ポリアミ 1゛接着剤 82 70−80 2−12コンバウンド 11 パラフィンワックス 64 50−70 < 14200対またはそれ以 上の導体を含むケーブルをブロックする場合に良好な結果が得られると判明した 他の組成物を以下に示す。それぞれの組成物は、9重量パーツのバートAおよび 1重量パーツのバートBの混合物を含んで成った。例外的に実施例22では割合 は60%および40%であり、実施例24および25ではバートBは存在しなか った。商品名を示す。
実施例 バートA バートB 13 キセナクリルEP9A/273 キセナクリル27314 キセナクリル 273 PA 114015 UCB IRR156エバテン2880016  キセナクリル273 エバテン2880017 UCB IRR156AC14 318UCB IRR156HC857119UCB IRR156AY607 020 UCB IRR156オポナルBIO21UCB IRR156ピッコ ポール10022 エバテン2880OAC143 23UCB IRR156PA ]、1.4024 ハークロスRCP 288 00 25 エバテン28800 26 キセナクリル273 カーノぐ24027 キセナクリル273 カーノ <63028 UCB IRR1,56 それぞれの組成物は、実施例22.24.25および28を除(sで加熱時に硬 化した。
PA1140はポリエステルウレタンであり、UCB IRRI56はウレタン アクリレートであり、二)くテン(Evatane) 28800はエチレンビ ニルアセテートであり、AC143はエチレンアクリル系コポリマーてあり、H C8571はエチレン−アクリル酸エステル−無水マレイン酸コポリマーであり 、AY6070i′lLエチレン−アクリル酸エステルコポリマーであり、オポ ナル(○pponal)BIOはポリブテンであり、ビツコポール(P 1cc opole)は粘着性樹脂であり、ハークロス(Harcros) RCP 2 880はウレタンアクリレートであり、また、カー/< (Capa) 240 およびカーノく630はポリカプロラクトンである。
結論として、本発明は、放熱子の隙間に移動できる封止材料を使用して、例えば ケーブルのような基材のブロッキング、ホンディングおよび/またはアイソレー ティングを包含する封止をするための方法、材料および物品を提供する。いずれ の1つまたはそれ以上の(ポリマーの種類、化学的官能性および/または物理的 機能性により規定される)材料、最終用途、スリーブまたは他の物品を単独また は組み合わせて選択することができる。ある場合では、15℃以下のTM−T、 を有する封止材料を使用でき、改善された配合および使用、特に硬化を含むもの を本明細書において開示している。
国際調査報告 1mer++mliwalApliical+asNa−PCTバ追90101 055国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.隙間を有する基材を封止する方法であって、(1)少なくとも15℃のTM −Tsを有する封止材料を供給する工程、 (2)少なくともTMの温度にこの材料を加熱する工程、(3)材料を隙間に流 動させる工程、および(4)材料を固化させて所望の封止を形成する工程を含ん で成る方法。 2.TM以下の温度において固体材料を基材に隣接して配置し、次に、TM以上 の温度に加熱する請求の範囲第1項記載の方法。 3.封止材料は、基材の少なくとも一部分の周囲配置できる中空物品の部分とし て、あるいはそれと組み合わせて供給される請求の範囲第1項または第2項記載 の方法。 4.中空物品は、内側表面に封止材料を有するスリーブを有して成る請求の範囲 第3項記載の方法。 5.封止材料は粒状形態である請求の範囲第4項記載の方法。 6.封止材料は、寸法回復性物品の部分として、あるいはそれと組み合わせて供 給される請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7.基材はケーブルを有して成り、工程(3)は、ケーブルの導体の間の隙間に 材料が流れるようにする請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8.(1)ケーブルの端部または端部の中間でケーブルジャケットを除去する工 程、 (2)熱収縮性スリーブの内側表面に封止材料を供給する工程、(3)ジャケッ トを除去した部分でケーブルの周囲にスリーブを配置する工程、 (4)スリーブが収縮して材料が少なくともTMになり、収縮により材料がケー ブルの導体の間に流動するような温度にスリーブを加熱する工程、および (5)材料を固化してブロックを形成する工程によりケーブルブロックを形成す る請求の範囲第7項記載の方法。 9.最初の熱収縮性スリーブの周囲に第2の熱収縮性スリーブを熱収縮させる工 程を更に含む請求の範囲第8項記載の方法。 10.基材は、少なくとも20対の導体を有する電気通信ケーブルまたは高電圧 ケーブルを有して成る請求の範囲第1〜9項のいずれかに記載の方法。 11.TM−Tsは少なくとも20℃である請求の範囲第1〜10項のいずれか に記載の方法。 12.TMは40〜110℃である請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の 方法。 13.封止材料は、TMから冷却した後に測定する場合、50℃にて10〜10 4poiseの溶融粘度を有する請求の範囲第1〜12項のいずれかに記載の方 法。 14.TM−Tsが少なくとも30℃であり、封止材料は50℃にて5〜5×1 03poiseの粘度を有する請求の範囲第1〜13項のいずれかに記載の方法 。 15.固化は、封止材料の冷却により起こる請求の範囲第1〜14項のいずれか に記載の方法。 16.固化は、封止材料の冷却および硬化により起こる請求の範囲第1〜15項 のいずれかに記載の方法。 17.基材の温度はTs以上である請求の範囲第1〜16項のいずれかに記載の 方法。 18.封止材料は、硬化性である成分を含んで成り、硬化性成分を硬化する工程 を含む請求の範囲第1〜17項のいずれかに記載の方法。 19.封止材料は、少なくとも第1および第2の混合される粒状材料を含んで成 り、第1および第2材料は、少なくとも得られる混合物の温度TMまで加熱され る場合、溶融して(a)温度Tsで固化する組成物を形成し、(b)硬化して、 加熱時および該固化後、第1および第2材料の低い方のTMより大きいTM値を 有する硬化組成物を形成する請求の範囲第18項記載の方法。 20.封止材料は、硬化時間を長くする物質を含む請求の範囲第18項または第 19項記載の方法。 21.封止材料は、ポリマーのブレンドならびに/またはポリマーおよび非ポリ マー性希釈剤のブレンドを含んで成る請求の範囲第1〜20項のいずれかに記載 の方法。 22.第1ポリマーならびに第2ポリマーおよび/または希釈剤は実質的に同じ 官能性を有する請求の範囲第21項記載の方法。 23.ポリマーおよび/または希釈剤は、アクリレートまたは他のエチレン性不 飽和官能性を有する請求の範囲第21項または第22項記載の方法。 24.封止材料は、結晶性または半結晶性ポリマーを含んで成る請求の範囲第1 〜23項のいずれかに記載の方法。 25.ポリマーは、その鎖に沿って遮断結晶性を有する請求の範囲第24項記載 の方法。 26.封止材料は、ポリウレタンユニットを含むポリマーを含んで成る請求の範 囲第1〜25項のいずれかに記載の方法。 27.ポリウレタンは、実質的にハードブロックを含まない請求の範囲第26項 記載の方法。 28.ポリマーは、ポリエステルーまたはポリエーテル−系ポリウレタンを含ん で成る請求の範囲第26項または第27項記載の方法。 29.ポリエーテル−系ポリウレタンのポリエーテルユニットは、ポリエチレン オキサイド、ポリプロピレンオキサイドおよび/またはポリテトラメチレンオキ サイドを含んで成る請求の範囲第28項記載の方法。 30.ポリエステルユニットは、ポリカプロラクトン、ポリテトラメチレンアジ ペートおよび/またはポリヘキサメチレンアジペートユニットを含んで成る請求 の範囲第29項記載の方法。 31.ポリエステルユニットは、2000〜7000の分子量を有する請求の範 囲第29項または第30項記載の方法。 32.ポリウレタンユニットは、メチレンジフェニレン、トルエンジフェニレン 、イソホロンジフェニレンおよび/または2,4,4ートリメチルヘキサンを含 んで成る請求の範囲第27〜31項のいずれかに記載の方法。 33.封止材料は、式(i): E〔(P(A))x(Q(B))yR]nE(i)[式中、P、QおよびBのそ れぞれは、同一または異なって、ジイソシアネートを含んで成り;Aは脂肪族鎖 、ポリエステル、ポリエーテルおよび/またはポリアミドを含んで成り;Bはジ オールを含んで成り;xおよびnのそれぞれは1またはそれ以上の整数であり; Eは、存在する場合、末端の水素、ヒドロキシル、アミン、カルボン酸またはア クリレートを有する基である。]で示される成分を含んで成る請求の範囲第1〜 32項のいずれかに記載の方法。 34.封止材料は、 ▲数式、化学式、表等があります▼ を含んで成る請求の範囲第33項記載の方法。 35.封止材料は、式(ii): E[(A)a(B)b(D)d]nE(ii)[式中、A、BおよびDのそれぞ れは、同一または異なって、脂肪族鎖、ポリエステル、ポリエーテルおよび/ま たはポリアミドを含んで成り;a、bおよびdのそれぞれは0または1もしくは それ以上の整数であり(ただし、a、bおよびdの少なくとも1つは少なくとも 1である。)、nは少なくとも1の整数であり;Eは、存在する場合、末端の水 素、ヒドロキシル、アミン、カルボン酸またはアクリレートである。] で示される成分を含んで成る請求の範囲第1〜34項のいずれかに記載の方法。 36.封止材料は、ポリアルファオレフィンホモーもしくはコーポリマーまたは ポリエチレンコポリマーを含んで成る請求の範囲第1〜35項のいずれかに記載 の方法。 37.封止材料を硬化する工程を更に含んで成り、硬化する封止材料は、場合に よりTM−Tsが少なくとも15℃である封止材料を含んで成る請求の範囲第1 〜36項のいずれかに記載の方法。 38.封止材料は、 (1)硬化性ポリマーおよび硬化剤の粒状形態のブレンド、(2)硬化性ポリマ ーおよび硬化剤用の開始剤の粒状形態のブレンド の混合物を含んで成る請求の範囲第1〜37項のいずれかに記載の方法。 39.封止材料は、 (1)(a)少なくとも15℃のTM−Tsを有するポリマーおよび(b)第1 硬化性ポリマーの粒状形態のブレンド、ならびに(2)(a)少なくとも15℃ のTM−Tsを有するポリマーおよび(b)第1硬化性ポリマーと反応する第2 硬化性ポリマーの粒状形態のブレンド の混合物を含んで成る請求の範囲第1〜38項のいずれかに記載の方法。 40.隙間を有する基材を封止する方法であって、(1)固体ポリエステル系ポ リウレタンを含んで成る封止材料を供給する工程、 (2)少なくとも温度TMまで材料を加熱する工程、(3)材料を隙間に流し込 む工程、および(4)材料を固化させて所望の封止を形成する工程を含んで成る 方法。 41.封止材料は、請求の範囲第1〜38項のいずれかに記載のものである請求 の範囲第39項記載の方法。 42.封止材料を寸法回復性物品の部分として、あるいはそれと組み合わせて供 給する請求の範囲第39項または第40項記載の方法。 43.(1)寸法回復性パーツ、および(2)少なくとも15℃のTM−Tsを 有する封止材料を有して成る物品。 44.回復性パーツは熱回復性であり、回復温度TRを有し、TRとTMは30 ℃以下異なる請求の範囲第43項記載の物品。 45.封止材料は、パーツの表面に配置される請求の範囲第43項または第44 項記載の物品。 46.封止材料は、一時的拘束手段によりパーツが回復するまで位置付けされて いる請求の範囲第45項記載の物品。 47.一時的拘束手段は、メッシュを有して成る請求の範囲第46項記載の物品 。 48.パーツは、熱収縮性スリーブを有して成り、封止材料はスリーブの内側表 面に配置されている請求の範囲第43〜47項のいずれかに記載の物品。 49.スリーブは、より小さい断面の端部領域およびより大きい断面の中間領域 を有し、封止材料は、スリーブを通る内側通路が実質的に円筒状となるように該 中間領域に配置されている請求の範囲第48項記載の物品。 50.スリーブはラップアラウンドスリーブである請求の範囲第48項または第 49項記載の物品。 51.封止材料は、請求の範囲第1〜40項のいずれかに規定されている請求の 範囲第43〜50項のいずれかに記載の物品。 52.基材を環境的に保護するための物品であって、(1)少なくとも15℃の TM−Tsを有する封止材料、(2)封止材料を含む容器、および (3)封止材料を移動させて基材と封止係合させるための手段を有して成る物品 。 53.封止材料は、請求の範囲第1〜40項のいずれかに規定されている請求の 範囲第52項記載の物品。 54.15℃以上のTM−Tsを有する封止材料によりブロックされているケー ブル。 55.封止材料が、請求の範囲第1〜40項のいずれかに規定されている請求の 範囲第53項記載のケーブル。 56.少なくとも50対の導体を有する電気通信ケーブルである請求の範囲第5 4項または第55項記載のケーブル。
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