JPH04506796A - ウィルス感染及び腫瘍の処理のためのD―アスパラギン酸β―ヒドロキサメート - Google Patents
ウィルス感染及び腫瘍の処理のためのD―アスパラギン酸β―ヒドロキサメートInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
ウィルス感染及び腫瘍の処理のためのD−アスパラギン酸β−ヒドロキサメート
本発明は、下記一般式:
で表わされるD−アスパラギン酸β−ヒドロキサメート(DAH)の医薬として
の適用に関する。
DAHは、アスパラギン酸のD異性体又はその誘導体の1つの活性化されたアシ
ル基とヒドロキシルアミンとの下記反応に従っての反応により形成され得る:(
ここでCOXは酸、アミド、エステル又は無水物基である)。
DAHはまた、D−アスパラギン酸から酵素的に調製され得る。それは、既知の
商業的に入手できる製品、たとえば1987年のカタログ(French ve
rsion)におけるCoo+panySIG?lAの製品A9009である。
好都合で且つ好ましい方法によれば、DAHは、D−アスパラギン又はD−アス
パラギン酸β−エチルエステルのヒドロキシアミン化により調製され、後者は、
下記反応配列に示されているようにD−アスパラギン酸のモノエステル化により
得られる:
DAHの化学的特徴化は、まず初めに、次のようなその元素分析から誘導化され
るニ
一般式: C4Ha Nz Oa
分子量:148.1
C=32.56% H=5.5% N=18.6% 0=41.98%
DAHは下記スペクトル分析によりさらに特徴づけられる:用いてBrucke
r装置上で、それぞれ50.4MHz及び200MHzでその13C及びIHN
MRスペクトルにより分析された。異なったシグナルに対応する化学シフトは、
外部対照として取られるテトラメチルシラン(TMS)に対してpp■で表わさ
れた。
13CNMRスペクトルは、それぞれ下記のものに対応する4種の特徴的なシグ
ナルを含むニ
ー酸官能基CC00H) : 172.8ppts−ヒドロキシメート官能基(
CONHOH) : 168. 4ppm−NHt官能基を担持する炭素 :
51. lppmCHを官能基を担持する炭素 : 32.2+)I)Ill。
’HNMRスペクトルにおいては、DAHのα−及びβ−位置での3個のプロト
ンがABXタイプのシステムを構成する。H3はHa (J=7.5Hz)と結
合し、そしてそれによって得られる2種のピークのそれぞれはHβ’(J=4.
5tlz)により再び分割され、そしてクオドラブレフトが4.2pp111で
得られる。Hβ′はHs (J=16Hz)によりそのピークの分割を受け、そ
して次にHa (J =4 、 5 Hz )によりそのピークの分割を受け、
2.9ppmでクオドラプレットを形成する。
酸素及び窒素原子に結合されるプロトンは、020により交換され、そしてそれ
らのシグナルは、そのピーク(HOD)において5 ppa+で生じる。
it立捉抜:
DAHの質量スペクトルは、DOeVのイオン化エネルギーによりVARIAN
MAT CHS上で確立された。DAHの分子イオンはゼロの相対存在量を有
する。
m/e(%) : M” 148(0) : 97(11)、 97(37);
54(35);44(100)i 43(91); 42(43);4N29
); 2B(75); 27(29);26(80); 1B(42); 17
(23)。
立光叉左失上
DAHのヒドロキサメート官能基は、Beclvan CU 70タイプの分光
光度計を用いて、550nmでの比色法により定量化される、赤−紫の配色を与
えるFe”−ヒドロキサメート錯により示される。
旦込」廊と組【汰:
pH及び温度の関数としてのDAHの安定法が、ヒドロキサメート官能基の特定
の比色アッセイにより1力月間にわたって決定された。下記表におけるその結果
は、水中において、DAHは50°Cの温度まで安定することを示す。生成物の
有意な分解は、下記第1表に示されるように、pHの極端な条件下でのみ観察さ
れる。
1土l
pH及び温度に従っての30日間にわたってのDAHの分解率(%)
+4 4% 0% 42%
+25 36% 0% 78%
+50 100% 0% 100%
本発明の目的は、特にウィルス感染及びより特定にはレトロウィルス、特にAI
DSを引き起こすウィルスの処理のために、及び腫瘍の処理のために向けられる
、医薬として0DAHの適用である。
フランス特許第2.600,256号においては、DAHがL−アスパラギナー
ゼの抗腫瘍活性を可能にすることが示されている。L−アスパラギナーゼは抗腫
瘍剤であることは実際知られている。この活性は不十分であるので、L−アスパ
ラギナーゼと他の生成物とを組合すことによって強化する努力が行なわれて来た
。DAHとの組合せは、実際、開発され得る結果を生まなかった。
驚くべきことには、DAHが、特にAIDSの原因であるウィルスに対して抗レ
トロウイルス活性を単独で有することが見出された。特定の投与量で投与される
DAHは腫瘍に対、して阻害作用を有することもまた見出された。
ウィルス感染を攻撃することに関して行なわれる進歩にもかかわらず、抗生物質
のような安全且つ効果的な抗ウィルス剤はまで入手できないことが良く知られて
いる。
それらの作用H様に基づいて、抗ウィルス剤は、3種のシテゴリ−(その境界は
時々任意である);すなわち化学的物質、免疫システム刺激剤及び抗ウイルス細
胞状態の活性剤に広く分類され得る。
化学物質は最っとも広範であるが、しかしそれらの作用範囲は一般的にひじょう
に制限され、そしてそれらはしばしば、細菌により抗生物質を選択するのと同じ
態様で、結局、耐ウィルス変異体を選択する(DE CLERCQ E、、 B
iochem、J、、 206゜1〜13.1982 ; BECKERY、
and )IADAK J、、 Prog、Med、Virol、。
皿、1〜44.1980)。
種々のタイプのワクチンとは異なって、免疫応答活性剤は身体の非特異的防御(
マクロファージ、天然の“キラー°゛細胞)又は、まれな特異的防御(“B”又
は“T”リンパ球)を活性化することができる物質である。大部分、これらの物
質はまた実験的な段階で存在する。化学物質と比較すれば、それらの作用1!様
の実質な特徴は、ひじょうに広範囲の作用であり、そしてそれらが耐変異体を選
択することができない事実である。しかしながら、それらは現在、数的に制限さ
れ、そして比較的無効果であるが、但し、この方向への進歩は最近、進行してい
る(KOFF W、C,、SI’fOWALTERS、D、、 IIAMPAR
B。
and FIDLER1,J、、 5cience、 228.495〜496
.1985)。
、抗ウイルス細胞状態の誘発剤は、インターフェロン(IFN)、IFN誘発剤
及びIFN置換体を含んで成る。それらは、ウィルス感染に対する耐性状態を細
胞に発生せしめる特徴的な特徴を有するまだひじょうに制限された物質グループ
を含んで成る。これらの物質は、化学物質の細胞レベルでの作用及びひじょうに
広範囲の免疫システム活性剤の作用のための能力を同時に有する。それらはすべ
ての細胞(感染されていても、されていなくても)に対して作用するので、それ
らの効能における決定的な要因は、細胞に対する毒性のそれらの低い力である。
ウィルスの中で、レトロウィルスは、特に攻撃するのに重大且つ困難である条件
の原因であるグループを示す。
レトロウィルス及びそれらの発癌力は、新しい科学的な発見ではない。今世紀の
初期、何人かの研究者は、白血病及び固形腫瘍を引き起こすことができる伝染性
物質を動物において同定した(ROUS P、、J、Am、Med、As5oc
、、 ’56+ 198.1911)。続く10年間、レトロウィルスは、多く
の動物種に見出された。
研究者の不断の努力は、1980年、初めてのヒトレトロウ(HTLV−1)の
単離を導びいた(POIESZ R,J、など6、Proc、Natl、Aca
d、Sci、USA、 77、7415. 1980) 、HT L V −1
は、まれで且つ極端な悪性癌、すなわち成人のTリンパ球白血病(これは、日本
、アフリカ及びカリブのある地域において風土病である)を生ぜしめる。
レトロウィルスにより引き起こされるもう1つのひしよう記重大且つ重要な状態
は、AIDSである。
AIDSの最初の患者は、1981年に診断された(GOTTREB。
M、S、など0、Weekly Record、 30.250.1981)。
原因物質、すなわちヒト免疫欠損ウィルス(HIV)(レトロウィルス)は、1
983年に発見された(BARRE 5INOUSSI F、など0.5cie
nce、 220.868.1983)、このレトロウィルスに対して活性的で
ある物質が、現在捜しめられている。近い将来においてワクチンの開発に関与さ
れる問題の点から、このレトロウィルスの複製を阻害することができる生成物の
研究が必要であるう
抗ウィルス活性に関する実験研究は、時々、フレンドウィルスにより誘発される
疾病を包含する。
FLYウィルスは、血球増生に対して急速な効果を生むタイCネズミレトロウィ
ルスであり、その赤芽球前駆体はこのウィルスの標的細胞である。フレンド複合
体は、l’ S F F V(肺臓病巣形成ウィルス)として知られる、複製を
欠失する形質転換性ウィルスを含んで成る。なぜならば、それは、感染された成
熟マウスの肺臓における形質転換された細胞及び複製のために作用する、F−M
uLV(フレンドネズミ白血病ウィルス)として知られるヘルパーウィルスの巨
大な病巣を誘発することができるからである。このウィルスの2種の変異体、す
なわち貧血症を誘発するFV−A及び赤血球増加症を誘発するFV−Pが存在す
る。FL−Vにより誘発される赤白血病は2つの相、すなわち増殖のために制限
された能力を有する比較的成熟した赤芽球前駆体の数の急速な上昇により特徴づ
けられる初期段階及び増殖のための高い能力を有する未分化前駆体の発生により
特徴づけられる後期段階を示す、4y 互主において、この疾病の現れは、肝腫
脹により、肺臓及び骨髄における赤芽球増殖により、赤血球増加症によ本発明に
よれば、DAHが、レトロウィルスの種類に属するウィルスの増殖、又は複製が
それらに関係されるウィルス、たとえば“ヘパドナビリダニ(Hepadnav
iridae) ”として言及されるウィルスの増殖の実質的な阻害を生成する
ことは知られている。これば、AIDSウィルス(HIV)により47旦上旦で
及びタイプCネズミレトロウィルスであるFRIENDウィルス(FLV−フレ
ンド白血病ウィルス)によりイン ビ±で示されて来た。
いづれか他のウィルスのようなレトロウィルスは、細胞の生合成装置をそれら自
体の利点に変えないで、複製することはできない。特別な特徴は、遺伝子情報の
正常な流れを逆にするためのそれらの能力に存在する。レトロウィルスにおいて
は、遺伝子材料は、RNAから成り、ここで酵素、すなわち逆転写酵素がDNA
を合成するために利用され;このウィルスDNAは、宿主細胞のゲノムに組込ま
れ得る。
本発明の目的:、i′また、ウィルス感染、特にAIDSに関連する感染の処理
及び腫瘍の処理のために向けられる新規の医薬組成物にも関し、その組成物は医
薬的に許容できるビークルに活性成分としてD−アスパラギン酸β−モノヒドロ
キサメート(DAH)を含むことによって特徴づけられる。本発明の組成物はま
た、不活性又は薬理学的に活性的な添加剤も含むことができる。
本発明の医薬組成物は、注射の目的のために生理学的溶液に使用するすぐ前で溶
解されるべき、活性物質の凍結乾燥粉末の形で取られ得る。次のその医薬は、非
経口的に、たとえば静脈内、腹腔内、を髄液内及び同様の態様で投与され得る。
注射のためには、活性成分は、投与のための所望する濃度が得られるまで、生理
学的溶液に溶解される。
本発明の医薬組成物はまた、経口投与のために適切な形を取ることができる。た
とえば、適切な形は、錠剤、硬質ゼラチンカプセル、糖剤、粉末及び顆粒である
。
本発明の医薬の投与量に関しては、投与されるべき量は、処理期間、投与の頻度
、宿主及び疾病の性質及び重症度に従って異なることが示されるであろう。1g
以上の量の投与及び制限された期間にわたっての間隔で活性物質数gまでの範囲
であり得る投与が、下記の詳細な説明から明らかになるであろうように、言及さ
れ得る。
本発明はまた、ウィルス感染及び腫瘍の処理のために向けられる医薬組成物を製
造するためへのD−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(DA)()の使
用も包含する。
本発明のもう1つの目的は、D−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(D
AH)の調製方法に関し、ここでその調製方法は、D−アスパラギン酸β−エチ
ルエステルを得る目的のためにD−アスパラギン酸のモジエステル化及びDAH
を導びく、D−アスパラギン酸β−エチルエステルのヒドロキシアミン化(si
c)を含んで成る。
最後に、本発明は医薬組成物を調製するための方法を包含し、ここで前記方法は
、D−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(DAH)が、注射の目的のた
めに生理学的溶液に使用するすぐ前で、溶解に向けられる凍結乾燥粉末の形で調
製され、又は他方、活性物質が経口投与のために適切な形に調製される(ここで
1又は複数の不活性又は薬理学的に活性的な添加剤と共に適切である)ことを特
徴とする。
HIVの ′Wに・ るDAHのt
本発明によれば、DAHがHIVのウィルス性増殖を完全に阻害することが示さ
れた。この阻害は投与量依存性である。
その試験はまず、健康なドナーのリンパ球を包含する(第1及び2図)、この活
性は、HIVの複製の2種のモデル:(a)精製されたウィルスにより感染され
た正常なリンパ球及び(b)AIDS患者のリンパ球及び正常なリンパ球の同時
培養物に対して示され得る。逆転写酵素の活性は、ウィルス増殖の基準として細
胞培養上清液中で22日間、測定された。DAHによる処理は、操作のDoから
り、まで72時間続いた(第3,4及び5図)。
リンパ球は生成物による処理の間、増殖し、そしてこの生成物はHIVウィルス
により感染されていないリンパ球に対して毒性でないことが見出された(第1及
び2図)。対照的に、DAHは、AIDSウィルスにより感染されたリンパ球に
対してより毒性であることが示された(第6及び7図)。
里上園■五皿
健康なドナーのリンパ球の増殖速度に対するDAHの効果。
(・)DAHの不在
(0)DAH濃度−0,5s+M
(ロ)DAH濃度=1−M
(Δ)DAH濃度=1.5aM
(◇)DAH濃度−2−阿
・横座標:培養時間(日数)
・縦座標:増殖速度
策又口坐畿所
健康なリンパ球の細胞死亡率に対するDAHの効果。
(・)DAHの不在
(0)DAH濃度=0.5d
(ロ)DAH濃度=11
(Δ)DAH濃度=1.5mM
(◇)DAH濃度=2a+M
・横座標:培養時間(日数)
・縦座wI:死んだ細胞の割合(%)
1主園旦説里
AIDS患者のリンパ球及び正常なリンパ球の同時培養物によるウィルス逆転写
酵素の生成に対する3日間のDAH処理の効果。
(・)DAHの不在(対照)
(○)DAH濃度=1mM
・(ロ)DAH濃度=1.5mM
・横座標: DAHの接種後の培養物の増殖時間(日数)・縦座標:逆転写酵素
活性(CPM/ミリオン個の細胞)里互皿箆反皿
精製されたウィルスにより感染されたリンパ球の培養物によるウィルス逆転写酵
素の生成に対する3日間のDAH処理の効果。
(・)DAHの不在(対照)
(0) DAHさ1度−0,5sM
(ロ)DAH濃度冨1.OmM
(Δ)DAH濃度−1,5s+M
(◇)DA)I濃度−2,O++eM
・横座標: DAHの接種後の培養物の増殖時間(日数)・縦座標:逆転写酵素
活性(CPM/ミリオン個の細胞)茅五辺ユ説1
ピークの逆転写酵素活性の最大に対する投与量効果。
(0)同時培養物
(ロ)精製されたウィルスにより感染された培養物・横座標:使用される投与量
(IIM)・縦座標:逆転写酵素活性
玉旦皿■望ユ
感染されたリンパ球の増殖速度に対するDAHの効果。
(・)DAHの不在
(0)DAH濃度=0.5a+M
(ロ)DAH濃度=101M
、(Δ)DAH濃度=l、5mM
(◇)DAH濃度=2mM
・横座標:培養時間(日数)
・縦座標:増殖速度
■1区立脱五
感染されたリンパ球の細胞死亡率に対するDAHの効果。
(・)DAHの不在
(○)DAH濃度=0.5−門
(ロ)DA’H濃度=1d
(△)DAH濃度=1.5w+M
(◇)DAH濃度=2111M
・横座標:培養時間(日数)
・縦座標:死んだ細胞の割合(%)
フレンドウィルスによ 沃 れた に・t”6DAHΔ勉工
FLYウィルスは、血球増生に対して急速な効果を生成するタイプCネズミレト
ロウイルスであり、赤芽球前駆体はこのウィルスの標的細胞である。フレンド複
合体は5FFV(膵臓病巣形成ウィルス)として知られる、複製を欠失する形質
転換性ウィルスを含んで成る。なぜならば、それは、感染された成熟マウスの肺
臓における形質転換された細胞及び複製のために作用する、F−MuLV(フレ
ンドネズミ白血病つノルス)として知られるヘルパーウィルスの巨大な病巣を誘
発することができるからである。このウィルスの2種の変異体、すなわち貧血症
を誘発するFV−A及び赤血球増加症を誘発するFV−Pが存在する。FL−V
により誘発される赤白血病は2つの相、すなわち増殖のために制限された能力を
有する比較的成熟した赤芽球前駆体の数の急速な上昇により特徴づけられる初期
段階及び増殖のための高い能力を有する未分化前駆体の発生により特徴づけられ
る後期段階を示す。47YMにおいて、この疾病の現れは、肝腫脹により、肺臓
及び骨髄における赤芽球増殖により、赤血球増加症によ細胞培養物におけるフレ
ンドウィルスの複製に対するDAHの効果が研究された。
ポリブレンにより処理されたSCI細胞の培養物がFLYにより感染された(2
X10’個の細胞当たり5X10’個の感染性粒子)。次に、その細胞は、種々
の濃度のDAHと共に培養され、そしてFLY複製の活性が、感染後、2,4及
び6日で培養培地上清液に出現する逆転写酵素活性をアッセイすることによって
測定された。
DAHによるFLV複製の有意な阻害が観察される。逆転写酵素活性は、0.2
mMの濃度で0DAHにより約70%、0 、 ” 5mMの濃度でのDAHに
・jす80%及び工IIMの濃度でのDAHにより90%、低められる。
他方、0.2及び0.5n+M%DAHの投与量は、SCI細胞に対して細胞静
止効果を有さず、そしてld濃度のDAHのみが、細胞分割を適度に阻害するこ
とが観察される。従って、観察された抗−FLV効果は、細胞代謝に対するDA
Hの毒性効果に間接的に起因しないが、しかしレトロウィルスの複製に対して直
接的な効果に起因する。
逆転写酵素は種々の抗レトロウイルス剤の標的であるので、FLYの逆転写酵素
(RT)活性に対するDAHの効果を試験することが好都合である。、この試験
は1.RTO源としてひじょうに精製されたFLYの調製物及び基質としてポリ
(A)−オリゴ(dT)を用いて行なわれた。基質は次の順序で反応培地中に導
入された:所望する濃度でのDAH1精製されたウィルス、ポリ(A)ニオリボ
(dT)、、dTTP+ (’H)−dTTP。
その結果は、DAHが、抗レトロウイルス効果が細胞培地に観察される濃度でR
T活性に対する効果を有さないことを示す。従って、代謝されていない生来の形
でのDAHはRTインヒビターでない。
他の試験において、ウィルスがDBA/2マウスにおける連続的な腹腔的継代培
養により維持された。この維持は、動物の*臓から21日ごとに行なわれた。D
AI(の活性は、DAHと共に又はDAHを伴わないで、ウィルスにより注入さ
れた動物の生存時間を比較することによって評価された。
処理は、ウィルス感染の後、3日目で始まった。なぜならば、この時間の経過は
、感染されたウマスの赤芽球前駆体のゲノムにおけるウィルスの配列の存在のた
めに必要があると思われるからである。毎日の注入の数及び与えられた投与量の
ための処理期間を変えた後、最初の10日間、Ig/kg投与量0)DAHの3
回の注入及び次の20日間、Ig/kg投与量のDAHの2回の注入が239%
のT/Cを生成することが確立した。その結果は、次の表に記録される:1l
DAHIX3/d(1) DI−30239,865/10(1)動物は、Di
−10から1日当たり3度及びD 11−30から1日当たり2度処理される。
(2)T/C=対照動物の生存時間(C)に対する処理された動物の生存時間(
T)の割合。
125%に等しいか又はそれ以上の活性T/Cの基準が有意であることが注目さ
れる。
D A、 Hの ゝ
本発明によれば、特定の用量で投与される場合、下記に定義されるように、腫瘍
に対する阻害作用を有することも示された。
フランス特許出願第2.600,256号(上記)において、3匹のネズミ腫瘍
モデル(上記腫瘍細胞により接種されている)、すなわち1210白血病、RB
’L5リンパ腫及びBI3黒色腫において5日間、600■/kg1日に基づい
てのDAHの処理後、そのDAHはインビボで活性を示さなかったことが報告さ
れている。他方、インビトロで行なわれた同じタイプの試験において、腫瘍細胞
の増殖の阻害率(50%IC)が、If!(sic)の細胞培地当たり0.8〜
1mMの間で始まるDAHの投与量により生じ、そして他方、治るのにひじよう
に困難である1210白血病のネズミ腫瘍モデルにおいて、1日当たり4回の割
合での3日間のIg/kg体重の投与が処理された動物の生存性のひじように有
意な拡張を導びくことか観察された。
これらの同じ投与量条件下で、L−アスパラギン酸β−ヒドロキサメートはひじ
ように毒性である。従って、L−誘導体に対しての前記り一誘導体の投与量の上
昇は、同じ投与量でのし一誘導体により示される毒性を示さないD−誘導体の活
性を示す(DAHのための50%LDは10 g/)cgであり、そしてLAH
のための50%LDは2.5g/kgである)。
マウスの処理の間使用される投与量は、3日間の最少期間(この期間は10日ま
で延ばされ得る) 、0.5 g/kgから1.5g/kgに変化した。
しかしながら、5 g/kgまでの高い投与量を使用することが可能であり、そ
して投与量が低い場合、より長い期間の処理が必要とされることが事実であるこ
とが判明した。
DAHびLAHのインビボでの 7
DAH及びLAHの抗腫瘍活性がL1210白血病モデルに対して研究された。
L1210白血病細胞は、雄のB6D2F1/Jマウスにおける腹腔的継代培養
により維持される。治療試験のために使用される細胞の数は、PB30.5dに
おいてマウス当たり105(sic)個の細胞である。観察期間は30日である
。
結果は次の第3表に示される:
玉主表
DAHIX3/d 1−10 347 315 +1.300DAH1,5x4
/d(1) 1.2.3.4 347 315 +1.000DAH1,5X4
/d 1.2.3 276 015 +1.200D/l)I 1x4/d 1
.2.3 171 015 +1.100DAHO,5x4/d 1.2.3
113 015 +1.400t、AH1,5x4/d 1 50 015 −
LAHIX4/d 1,2 65 015 −(1)動物は1日4回処理される
。
(2)T/C=対照動物の生存時間(C)に対する処理された動物の生存時間の
割合。
(3)30日日日。
(4)DIからD5への重量の変化(g)。
DAHはIg/kg以上の又はそれに等しい用量での1日3又は4回の投与量に
よりこのモデルにおいて有意な抗腫瘍活性を示すことが見出された。対照的に、
LAHに関しては、同じ手段は毒性のために適用できず、そして低い投与量での
手段を用いてさえ、抗腫瘍活性は観察されないが、しかし常にひじょうに実質的
に毒性である(対照グループの前、LAHにより処理された動物の死)。
DAHの抗腫瘍活性がまた、他の2種のネズミモデル:、L 5178 Yリン
パ腫及びP388白血病に対して研究された。
ネズミリンパ腫細胞(L5178Y)は、DBA/2マウスにおける連続的な腹
腔的継代培養により維持され、そしてマウス当たり104個の細胞の用量で試験
のために注入される。
P388白血病細胞は、DBA/2マウスにおける腹腔的継代培養により維持さ
れ、そしてマウス当たり105(sic)個の細胞の用量で、試験のために86
D2F1マウスに注入される。
結果は次の表に示される:
L5178Y リンパ腫
活 性 投与量 処理の T/CX 100 生存動物物 質 (g/kg体重
) 日数 (%) の数8DAHI X 4/d 1,2.3,4.5 576
515DAH1x3/d 1.2,3,4.5 576 515P388 白
血病
活 性 投与量 処ばの T/CX 100 生該動物物質(g/kg体) 日
(%)の1
DAH1,5X4/d 1.2.3.4.5 190 015DAH1,5X4
/d 1,2.3 155 015* 30日間で。
次の説明においては、より完全な情報が医薬としてDAHの使用を与える。
前置床7負■理ヱ
DA)(が、3g/kgのDAHの腹腔的注入を受けた生後8週目の86D2F
1マウスの血清及び尿においてアッセイされた。DAHは、分光光度計により、
すなわち550n−でFe”−ヒドロキサメート錯体を検出することによってア
ッセイされた。
DAHの腹腔内注入後、6■/dの平均血漿ピークが20分で観察された。この
濃度における低下は、35分の半分で生じる。尿のピークは、220■/dの値
による注入後、250分で観察された。尿の排除は24時間にわたって維持され
る。尿に排除されたDAHはいづれの構造学的変性も受けなかった。従って、D
NAは、代謝を受けていないその生来の形で作用する。
皇生主並皿究
マウスにおける毒性:
非経口投与されたDAHの毒性が、20〜22gの重量の生後6週目の86D2
F1マウスで評価された。個々の投与れ、そして観察期間は14日であった。致
死量(LD)が、DAHの注入後24時間目で及び次に14日目で評価された。
これらの条件下で、LDIO(10%の死亡率)が8.5〜9g/kgの用量で
観察され;LD、。は11〜12g/kgに相当し、そしてLD?。は14〜1
5g/kgに対応した。死亡率における有意な差異は、与えられた投与量レベル
に関して1.24時間及び14日で観察されなかった。
DAHの維持された投与の耐性が、2g/kgの毎日の注入により30日間処理
された10匹のグループ及び同じ期間、1日当たりIg/kgの2回の注入を受
ける10匹のマウスのグループに対して評価された。その耐性は、毒性の臨床学
的症状を伴わないで、死亡率を伴わないで、卓越しており、そして体重は、同じ
年齢及び同じ初期体重の対照グループに対して+/−10%の範囲で存続した。
犬における毒性:
National Cancer In5titute (MCI)の推薦に従
って、次の決定を行なった:a)最大の非毒性投与量、b)最低の毒性投与量、
C)最大の非致死毒性投与量、d)致死投与量。
これらの研究は、6.5〜7.5kgの体重の生後6〜7力月目のピーグル大に
対して行なわれた。DAHの毒性効果を示すために、臨床学的、形態学的、生化
学的及び血液学的パラメーターが測定された。
心拍、心電図、動脈血圧(動脈内カーチーチル法により測定される)及び呼吸速
度の評価が、α−クロラロースにより麻酔をかけられた犬において測定された。
1〜5g/kgのDAHの静脈内投与を受けた動物においては、これらのパラメ
ーターの変化は観察されなかった。
即座の毒性効果の徴候:1〜Log/kg(10%溶液において)の投与量での
DAHの静脈内注入は、生成物の投与のの間維持され得る食欲不振を伴う。非耐
性に関する他の症状は、DAHの投与間、観察されなかった。
初期毒性効果の徴候:血液学的毒性。血小板系に対する毒性が、DAHの注入後
、3日目で最低39X109 (s i c)個の血小板/l及び7日〜10日
後、前処理レベルへの戻りを伴って、5g/kgの投与量で及びそれ以上で示さ
れた。9g/kgの投与量で、血小板減少症が、注入後22日目で、最低17x
l 09 (s ic)個の血小板/l及び2力月後、一部の回復率(56X1
0”#りを伴って、より進行した。
顆粒/単球又は赤血球系に対する毒性は、高い投与量(9g/kg)でさえ、示
されなかった。
肝機能に対する毒性は、上記投与量で示されなかった。
10g/)cg以上の投与量を受けた1匹の犬は、胃管におけるDAH結晶の沈
殿を示し、この合併症は、生理学的溶液による予備水和化により回避することが
可能であった。
1g/)cgの週5回の注入による、2週間にわたってのDAHのくり返しての
静脈内投与は、生成物の投与の期間、嘔吐以外の非耐性の徴候を引き起こさなか
った。生物学的試験は、代謝的又は血液学的障害又は止血の障害を示さなかった
。
これらの結果は、最大の非毒性投与量が2.5〜3g/kgの間にあり、低い毒
性投与量が5g/kgであり、そして最大の非致死的毒性投与量が、9g/kg
の程度であることの結論を集合的に可能にする。これは、DAHの低い毒性を示
す。
DAHが、AIDSの患者に連続的に静脈内投与され得る。
このために、DAH粉末が、たとえば10%の濃度で生理学的溶液に溶解される
。個々のバイアルは一回の投与量のためにDAH10gを含む。次にDAHが末
梢静脈路を通しての連続的な潅流で24時間にわたって投与される。
上記の前臨床学的研究は、8.5g/kgのLD、。の値を提供する。マウス/
ヒトの相関要因を考慮すれば、ヒトにおける初期投与量の、体表イ当たり1.2
gであろう。
動物で行なわれた活性研究の点から、連続的な静脈潅流での投与は、患者が、連
続的な潅流による処理の前、30分間の潅流での毎日の投与量のl/24に等し
い1回の投与量を受けた後、15日間にわたって行なわれ得る。この手段は、ア
ジドチミジンの場合において使用された手段に類似する(Yarchoanなと
8、Lancet、 1986.575〜580)。投与量の上昇は、医学的管
理下において適用され得る。
前述の説明は、AIDSの処理においてDAHの実質的な価値を示す。さらに、
DAHの使用は、HIVウィルスに特異的に対する説明に例示され、そしてこの
使用は、AIDSに関連するすべての状態の処理に関連する。
日 数
悶驚橿喜報牛
一一一−1−−−−1紙 ■π/Fit On/I’In’l117国際調査報
告
Claims (13)
- 1.D−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(DAH)から成ることを特 徴とする医薬。
- 2.ウィルス感染、及びより特定にはレトロウイルスによる感染、特にAIDS を引き起こす感染の処理に向けられることを特徴とする請求の範囲第1項記載の 医薬。
- 3.腫瘍の処理のために向けられることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の 医薬。
- 4.医薬的に許容できるビークルに、活性成分としてD−フスパラギン酸β−モ ノヒドロキサメート(DAH)を含むことを特徴とする医薬組成物。
- 5.ウィルス感染、及びより特定にはレトロウイルスによる感染、特にAIDS を引き起こす感染の処理に向けられることを特徴とする請求の範囲第4項記載の 医薬組成物。
- 6.腫瘍の処理のために向けられることを特徴とする請求の範囲第4項記載の医 薬組成物。
- 7.注射の目的のための生理学的溶液に使用するすぐ前で溶解されるべき、前記 活性物質の凍結乾燥粉末の形を取ることを特徴とする請求の範囲第4〜6のいづ れか1項記載の医薬組成物。
- 8.経口投与のために適切である形を取ることを特徴とする請求の範囲第4〜6 のいづれか1項記載の医薬組成物。
- 9.ウィルス感染、特にAIDSの感染の処理のために向けられる医薬を製造す るためへのD−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(DAH)の使用。
- 10.腫瘍の処理のために向けられる医薬を製造するためへのD−アスパラギン 酸β−モノヒドロキサメート(DAH)の使用。
- 11.D−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(DAH)の製造方法であ って、D−アスパラギン酸β−エチルエステルを得る目的のためにD−アスパラ ギン酸のモノエステル化及びDAHを導びく、D−アスパラギン酸β−エチルエ ステルのヒドロキシアミン化を含んで成る方法。
- 12.D−アスパラギンのヒドロキシアミン化によりD−アスパラギン酸β−モ ノヒドロキサメート(DAH)の製造方法。
- 13.腫瘍の処理のために向けられる医薬組成物を製造するための方法であって 、D−アスパラギン酸β−モノヒドロキサメート(DAH)が、注射の目的のた めに生理学的溶液に使用するすぐ前で、溶解に向けられる凍結乾燥粉末の形で調 製され、又は活性物質が経口投与のために適切な形に調製される(ここで、1又 は複数の不活性又は薬理学的に活性な添加剤と共に適切である)ことを特徴とす る方法。
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