JPH0450658B2 - - Google Patents
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- JPH0450658B2 JPH0450658B2 JP61201403A JP20140386A JPH0450658B2 JP H0450658 B2 JPH0450658 B2 JP H0450658B2 JP 61201403 A JP61201403 A JP 61201403A JP 20140386 A JP20140386 A JP 20140386A JP H0450658 B2 JPH0450658 B2 JP H0450658B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light beam
- recording medium
- lens
- optical system
- detectors
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 27
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- 239000010408 film Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
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- Automatic Focus Adjustment (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、光ビームの投射によつて記録媒体に
情報を記録しまたそれを再生する光学的記録再生
装置に関する。
情報を記録しまたそれを再生する光学的記録再生
装置に関する。
反射率の高い表面を持つデイスク上に金属等の
薄膜を塗布したもの、または透明のデイスク上に
金属薄膜を塗布した記録媒体を用いる光学的記録
装置の開発がすゝめられている。この様な装置で
は、記録媒体面に対向した対物系(レンズ系)を
通して光ビーム(例えば、レーザ光ビーム)を記
録媒体面に投射し、媒体面の塗布膜を溶解したス
ポツトを選択的に形成し、このスポツトと非スポ
ツトとの組合せの形で情報を記録する。再生時
は、上記と同様にして比較的低エネルギーの光ビ
ームを投射し、媒体面からの反射光ビームまたは
媒体を透過した光ビームを検出しその強弱のパタ
ーンによつて情報を読出す。
薄膜を塗布したもの、または透明のデイスク上に
金属薄膜を塗布した記録媒体を用いる光学的記録
装置の開発がすゝめられている。この様な装置で
は、記録媒体面に対向した対物系(レンズ系)を
通して光ビーム(例えば、レーザ光ビーム)を記
録媒体面に投射し、媒体面の塗布膜を溶解したス
ポツトを選択的に形成し、このスポツトと非スポ
ツトとの組合せの形で情報を記録する。再生時
は、上記と同様にして比較的低エネルギーの光ビ
ームを投射し、媒体面からの反射光ビームまたは
媒体を透過した光ビームを検出しその強弱のパタ
ーンによつて情報を読出す。
ところで、かかる記録媒体上のデータトラツク
の幅は1μm、隣接トラツクとの間隔は2μm程度、
若しくはさらに微小寸法に選ばれる。このような
データトラツクに対して情報の記録・再生を行な
うためには、対物光学系の開口数を相当に大きく
しなければならず、当然の結果として対物光学系
の焦点架度も浅くなる。したがつて、対物光学系
を媒体面に精確に焦点合せする必要がある。しか
るに媒体の反り等によつて媒体面と対物光学系と
の距離はたえず変化するものであるから、この距
離の変化に応じて対物光学系の位置を調節する機
能が要求される。そこで従来は後述するように、
シリンドリカル・レンズ(かまぼこ形レンズ)を
用いて対物光学系と媒体面との距離を測定してい
たが、このような非球面レンズは通常の球面レン
ズに比べて製作が容易でなく高価である。
の幅は1μm、隣接トラツクとの間隔は2μm程度、
若しくはさらに微小寸法に選ばれる。このような
データトラツクに対して情報の記録・再生を行な
うためには、対物光学系の開口数を相当に大きく
しなければならず、当然の結果として対物光学系
の焦点架度も浅くなる。したがつて、対物光学系
を媒体面に精確に焦点合せする必要がある。しか
るに媒体の反り等によつて媒体面と対物光学系と
の距離はたえず変化するものであるから、この距
離の変化に応じて対物光学系の位置を調節する機
能が要求される。そこで従来は後述するように、
シリンドリカル・レンズ(かまぼこ形レンズ)を
用いて対物光学系と媒体面との距離を測定してい
たが、このような非球面レンズは通常の球面レン
ズに比べて製作が容易でなく高価である。
第1図に従来の光学的記録再生装置の概略構成
を示し、説明する。光源4から出力される光15
はレンズ5で収光され、光ビーム16となる。こ
の光ビーム16はハーフミラー6を透過して対物
レンズ7に至り、ことで収束されて光ビーム17
となる。この光ビーム17は記録媒体1上に焦点
を結び光点3を生じる。この光点3によつて媒体
1の表面に微細なスポツト群2が記録される。一
方、媒体1の表面からの反射光は対物レンズ7を
経てビームスプリツター6で反射されて反射光ビ
ーム18となり、シリンドリカル・レンズ100
に入射する。
を示し、説明する。光源4から出力される光15
はレンズ5で収光され、光ビーム16となる。こ
の光ビーム16はハーフミラー6を透過して対物
レンズ7に至り、ことで収束されて光ビーム17
となる。この光ビーム17は記録媒体1上に焦点
を結び光点3を生じる。この光点3によつて媒体
1の表面に微細なスポツト群2が記録される。一
方、媒体1の表面からの反射光は対物レンズ7を
経てビームスプリツター6で反射されて反射光ビ
ーム18となり、シリンドリカル・レンズ100
に入射する。
シリンドリカル・レンズ100は、第2図に示
すように、幅方向に対してはレンズ作用がある
が、長手方向にはレンズ作用がない。したがつ
て、反射ビーム18のうち一部はレンズ100で
屈折せずに直進し光ビーム101となり、他の一
部はレンズ作用を受けて光軸25上の一点に収束
する光ビーム102となる。検光器103は光ビ
ーム101,102を受光し、信号120を出力
する。
すように、幅方向に対してはレンズ作用がある
が、長手方向にはレンズ作用がない。したがつ
て、反射ビーム18のうち一部はレンズ100で
屈折せずに直進し光ビーム101となり、他の一
部はレンズ作用を受けて光軸25上の一点に収束
する光ビーム102となる。検光器103は光ビ
ーム101,102を受光し、信号120を出力
する。
検光器103は、正面から見ると、第3図に示
すように4個の受光素子105〜108に分割さ
れている。シリンドリカル・レンズ100の長手
方向に配列された受光素子107,108および
幅方向に配列された受光素子105,106はそ
れぞれ共通に接続される。すなわち、実質的に2
対の受光素子で検出器103が構成されており、
各対の出力信号が前記の検光器出力信号120と
して差動増幅器(レンズ比較器)121に入力さ
れる。差動増幅器121は2つの入力の差に相当
する信号122を出力する。図示しない対物レン
ズ7の焦点制御装置は、誤差信号122にしたが
つて対物レンズ7焦点つまりその位置を制御し、
光ビーム17が媒体1表面に正しく収束させる。
すように4個の受光素子105〜108に分割さ
れている。シリンドリカル・レンズ100の長手
方向に配列された受光素子107,108および
幅方向に配列された受光素子105,106はそ
れぞれ共通に接続される。すなわち、実質的に2
対の受光素子で検出器103が構成されており、
各対の出力信号が前記の検光器出力信号120と
して差動増幅器(レンズ比較器)121に入力さ
れる。差動増幅器121は2つの入力の差に相当
する信号122を出力する。図示しない対物レン
ズ7の焦点制御装置は、誤差信号122にしたが
つて対物レンズ7焦点つまりその位置を制御し、
光ビーム17が媒体1表面に正しく収束させる。
第3図AないしCの斜線部109は光ビーム1
01と102の合成光ビームによる投射範囲を示
している。対物レンズ7の焦点が正常な時は、第
3図Aのように投射範囲109が円形状になり、
全ての受光素子105〜108の受光量が等しく
なる。対物レンズ7の焦点が上下にずれると、投
射範囲109が第3図B,Cに示すように横、縦
方向に長い隋円状になり、各受光素子対の受光量
に差が生じる。つまり差動増幅器121からある
大きさと極性の誤差信号122が出力されること
になる。
01と102の合成光ビームによる投射範囲を示
している。対物レンズ7の焦点が正常な時は、第
3図Aのように投射範囲109が円形状になり、
全ての受光素子105〜108の受光量が等しく
なる。対物レンズ7の焦点が上下にずれると、投
射範囲109が第3図B,Cに示すように横、縦
方向に長い隋円状になり、各受光素子対の受光量
に差が生じる。つまり差動増幅器121からある
大きさと極性の誤差信号122が出力されること
になる。
本発明の目的は、上述の如き光学的記録再生装
置における対物光学系の焦点ずれ及びトラツクず
れを検出するための改良された手段を備え、焦点
ずれ検出用の検出器をトラツクずれ検出用にも兼
用することができる光学的記録再生装置を提供す
ることにある。
置における対物光学系の焦点ずれ及びトラツクず
れを検出するための改良された手段を備え、焦点
ずれ検出用の検出器をトラツクずれ検出用にも兼
用することができる光学的記録再生装置を提供す
ることにある。
本発明では、記録媒体からの反射ビームまたは
記録媒体を透過した光ビーム(以下、再生光ビー
ムと総称する)の収束点の前後に検出器をそれぞ
れ設け、これら両検出器の出力から両検出器をそ
れぞれ投射する光ビームの形状変化を検出するこ
とにより対物光学系の焦点ずれを検出すると共
に、両検出器の出力からトラツクと直交する方向
の光ビームの強度変化を検出することによりトラ
ツクずれを検出することを特徴とする。
記録媒体を透過した光ビーム(以下、再生光ビー
ムと総称する)の収束点の前後に検出器をそれぞ
れ設け、これら両検出器の出力から両検出器をそ
れぞれ投射する光ビームの形状変化を検出するこ
とにより対物光学系の焦点ずれを検出すると共
に、両検出器の出力からトラツクと直交する方向
の光ビームの強度変化を検出することによりトラ
ツクずれを検出することを特徴とする。
しかして本発明によれば、再生光ビームの収束
点の前後にそれぞれ設けた検出器の出力から、焦
点ずれを検出すると共にトラツクずれを検出する
ので、焦点ずれ検出用検出器をトラツクずれ検出
用にも兼用することができる。
点の前後にそれぞれ設けた検出器の出力から、焦
点ずれを検出すると共にトラツクずれを検出する
ので、焦点ずれ検出用検出器をトラツクずれ検出
用にも兼用することができる。
以下、添付図面にしたがつて本発明を具体的に
説明する。
説明する。
第4図は本発明の参考例を示し、光学的記録再
生装置の一例の概略構成図である。図において、
対物系の焦点ずれの検出に関与しない部分は第1
図の従来装置と同様であるので同等部に同一符号
を付して説明に代える。
生装置の一例の概略構成図である。図において、
対物系の焦点ずれの検出に関与しない部分は第1
図の従来装置と同様であるので同等部に同一符号
を付して説明に代える。
ビームスプリツター6で屈折された再生光ビー
ム(本実施例では反射光ビーム)18は球面レン
ズ8で絞られて光軸25上のある点24に向つて
収束する。この収束点24の前方と後方に検光器
9と10がそれぞれ配置されている。レンズ8を
通過した再生光ビームのうち光軸25のほぼ上半
部19は検光器9で受光され、そこから先には進
まない。他方、レンズ8を通過した再生光ビーム
のうち検光器9で遮ぎられない部分20は収束点
24を通過したのち後方の検光器10で受光され
る。各検光器9,10の出力信号30,31は差
動増幅器11に入力され、そこで両者のレベルが
比較され、誤差信号32が作られる。また、記録
の再生の切換え等の制御に用いられる信号33が
差動増幅器11から出される。尚、検光器9,1
0の出力信号30,31は図示しない再生回路系
に送られる。
ム(本実施例では反射光ビーム)18は球面レン
ズ8で絞られて光軸25上のある点24に向つて
収束する。この収束点24の前方と後方に検光器
9と10がそれぞれ配置されている。レンズ8を
通過した再生光ビームのうち光軸25のほぼ上半
部19は検光器9で受光され、そこから先には進
まない。他方、レンズ8を通過した再生光ビーム
のうち検光器9で遮ぎられない部分20は収束点
24を通過したのち後方の検光器10で受光され
る。各検光器9,10の出力信号30,31は差
動増幅器11に入力され、そこで両者のレベルが
比較され、誤差信号32が作られる。また、記録
の再生の切換え等の制御に用いられる信号33が
差動増幅器11から出される。尚、検光器9,1
0の出力信号30,31は図示しない再生回路系
に送られる。
第5図は対物レンズ7の焦点ずれと各検光器
9,10への再生光ビームの入射量の変化を示す
図である。対物レンズ7が記録媒体1の表面に正
しく焦点を結んでいる時は、レンズ8を通過した
光ビーム19,20による検光器9,10の受光
面への投射範囲40,41は等面積(本実施例で
は、このようになるように各検光器9,10を収
束点24に対し対称的に配置している。)になり
(第5図A)出力信号30,31が同一レベルに
なる。対物レンズ7が記録媒体1の表面より上方
または下方に焦点を結ぶ時(対物レンズ7と記録
媒体1の表面との間隔が所定値より大きいまたは
小さい時)は、各検光器9,10上の光ビーム投
射範囲40,40の面積に差ができる(第5図B
またはC)。したがつて、各検光器9,10の出
力信号30,31のレベルに差ができる。
9,10への再生光ビームの入射量の変化を示す
図である。対物レンズ7が記録媒体1の表面に正
しく焦点を結んでいる時は、レンズ8を通過した
光ビーム19,20による検光器9,10の受光
面への投射範囲40,41は等面積(本実施例で
は、このようになるように各検光器9,10を収
束点24に対し対称的に配置している。)になり
(第5図A)出力信号30,31が同一レベルに
なる。対物レンズ7が記録媒体1の表面より上方
または下方に焦点を結ぶ時(対物レンズ7と記録
媒体1の表面との間隔が所定値より大きいまたは
小さい時)は、各検光器9,10上の光ビーム投
射範囲40,40の面積に差ができる(第5図B
またはC)。したがつて、各検光器9,10の出
力信号30,31のレベルに差ができる。
この参考例によれば、従来必要とされていた高
価なシリンドリカル・レンズの代りに通常の安価
な球面レンズ8を用いることができる。尚、この
レンズ8は不可欠のものではなく、検出精度を改
善する目的で設けられたものであり、省くことも
許される。また2つの検光器9,10を収束点2
4に対して光学的に対称に配置せずに、各検光器
の出力信号を比較する回路(前記の差動増幅器1
1に相当)で電気的に両検光器の位置関係を補償
してもよい。また記録媒体1が透過形の場合、記
録媒体の下方に上記の如き2つの検光器を配置す
ればよいことは勿論である。
価なシリンドリカル・レンズの代りに通常の安価
な球面レンズ8を用いることができる。尚、この
レンズ8は不可欠のものではなく、検出精度を改
善する目的で設けられたものであり、省くことも
許される。また2つの検光器9,10を収束点2
4に対して光学的に対称に配置せずに、各検光器
の出力信号を比較する回路(前記の差動増幅器1
1に相当)で電気的に両検光器の位置関係を補償
してもよい。また記録媒体1が透過形の場合、記
録媒体の下方に上記の如き2つの検光器を配置す
ればよいことは勿論である。
ところで上に述べたような対物光学系焦点(位
置)ずれ検出手段は、対物光学系のトラツキング
ずれ検出にも兼用できる。
置)ずれ検出手段は、対物光学系のトラツキング
ずれ検出にも兼用できる。
トラツキングずれの検出も可能にした本発明の
一実施例について第6図で説明する。図におい
て、それぞれ2つの受光素子50,51および5
2,53からなる検光素子9,10を第4図に示
すような位置に配置する。そして、対物レンズ7
(第4図)が媒体上のあるトラツク上に正しく焦
点を結んでいる時に、検光器9への入射ビーム1
9が各受光素子50,51の受光面を均等に投射
しまた検光器10への入射ビーム20が各受光素
子52,53を均等に投射するように各素子50
〜53を配置する。つまり、対物光学系のトラツ
キングずれがない時に各光ビーム19,20の中
心は各検光器9,10の中心線70,71上に一
致する。焦点ずれを検出する差動増幅器11へ
は、受光素子50,51の出力信号54,55を
加算器60で加算して得た信号64(第4図の信
号30に相当する)と受光素子52,53の出力
信号56,57を加算器61で加算し得た信号6
5(第4図の信号31に相当する)をそれぞれ入
力する。トラツキングずれを検出する差動増幅器
68へは、受光素子50,52の出力信号54,
56を加算器62で加算して得た信号66および
受光素子51,53の出力信号55,57を加算
器63で加算した信号67を入力する。
一実施例について第6図で説明する。図におい
て、それぞれ2つの受光素子50,51および5
2,53からなる検光素子9,10を第4図に示
すような位置に配置する。そして、対物レンズ7
(第4図)が媒体上のあるトラツク上に正しく焦
点を結んでいる時に、検光器9への入射ビーム1
9が各受光素子50,51の受光面を均等に投射
しまた検光器10への入射ビーム20が各受光素
子52,53を均等に投射するように各素子50
〜53を配置する。つまり、対物光学系のトラツ
キングずれがない時に各光ビーム19,20の中
心は各検光器9,10の中心線70,71上に一
致する。焦点ずれを検出する差動増幅器11へ
は、受光素子50,51の出力信号54,55を
加算器60で加算して得た信号64(第4図の信
号30に相当する)と受光素子52,53の出力
信号56,57を加算器61で加算し得た信号6
5(第4図の信号31に相当する)をそれぞれ入
力する。トラツキングずれを検出する差動増幅器
68へは、受光素子50,52の出力信号54,
56を加算器62で加算して得た信号66および
受光素子51,53の出力信号55,57を加算
器63で加算した信号67を入力する。
焦点ずれを示す誤差信号32の発生については
説明するまでもなく明らかであろう。
説明するまでもなく明らかであろう。
一方、トラツキングずれについては以下に簡単
に説明する。但し、焦点な適正な状態にあるとす
る。トラツキングずれがない時は、図から明らか
なように信号54,55が等しくまた信号56,
57が等しい。したがつて信号66,67は等し
く、したがつて差動増幅器68の誤差信号69は
零になる。トラツキングずれがあると(光ビーム
17の中心がトラツク中心より媒体1の半径方向
にずれた位置を投射する)、検光器9,10の投
影範囲40,41の中心が軸70,71よりX1
またはX2方向にずれる。例えばX1方向にずれる
と、信号54>信号55、信号56>信号57と
なり、したがつて信号66>信号67となる。ゆ
えに誤差信号69は正電圧になる。同様にX2方
向にずれると、誤差信号69が負電圧になる。こ
のように、誤差信号69によつてトラツキングず
れを検出できる。
に説明する。但し、焦点な適正な状態にあるとす
る。トラツキングずれがない時は、図から明らか
なように信号54,55が等しくまた信号56,
57が等しい。したがつて信号66,67は等し
く、したがつて差動増幅器68の誤差信号69は
零になる。トラツキングずれがあると(光ビーム
17の中心がトラツク中心より媒体1の半径方向
にずれた位置を投射する)、検光器9,10の投
影範囲40,41の中心が軸70,71よりX1
またはX2方向にずれる。例えばX1方向にずれる
と、信号54>信号55、信号56>信号57と
なり、したがつて信号66>信号67となる。ゆ
えに誤差信号69は正電圧になる。同様にX2方
向にずれると、誤差信号69が負電圧になる。こ
のように、誤差信号69によつてトラツキングず
れを検出できる。
第1図は従来の光学的記録再生装置の概略構成
図、第2図は第1図中のシリンドリカル・レンズ
の斜視図、第3図は第1図中の検光器の拡大正面
図であり対物光学系の焦点ずれとこの検光器への
光ビームの入射範囲との関係を示す図、第4図は
本発明の参考例を示し、光学的記録再生装置の一
例の概略構成図、第5図は第4図中の検光器への
光ビームの入射範囲と対物光学系の焦点ずれとの
関係を示す図、第6図は本発明の一実施例を示す
要部構成図である。 1……記録媒体、4……光源、6……ビームス
プリツター、7……対物レンズ、8……レンズ、
9,10……検光器、11……差動増幅器、50
〜53……受光素子、60〜63……加算器、6
8……差動増幅器。
図、第2図は第1図中のシリンドリカル・レンズ
の斜視図、第3図は第1図中の検光器の拡大正面
図であり対物光学系の焦点ずれとこの検光器への
光ビームの入射範囲との関係を示す図、第4図は
本発明の参考例を示し、光学的記録再生装置の一
例の概略構成図、第5図は第4図中の検光器への
光ビームの入射範囲と対物光学系の焦点ずれとの
関係を示す図、第6図は本発明の一実施例を示す
要部構成図である。 1……記録媒体、4……光源、6……ビームス
プリツター、7……対物レンズ、8……レンズ、
9,10……検光器、11……差動増幅器、50
〜53……受光素子、60〜63……加算器、6
8……差動増幅器。
Claims (1)
- 1 対物光学系を通じて記録媒体上に光ビームを
投射し、該記録媒体からの反射光ビームまたは該
記録媒体を透過した光ビームから該記録媒体に記
録された情報をトラツクに沿つて再生する光学的
記録再生装置であつて、該反射光ビームまたは透
過光ビームの収束点の前後に検出器をそれぞれ設
け、これら両検出器の出力から該両検出器をそれ
ぞれ投射する光ビームの形状変化を検出すること
により該対物光学系の焦点ずれを検出すると共
に、該両検出器の出力からトラツクと直交する方
向の光ビームの強度変化を検出することによりト
ラツクずれを検出することを特徴とする光学的記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61201403A JPS62195734A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 光学的記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61201403A JPS62195734A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 光学的記録再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4666279A Division JPS55139640A (en) | 1979-04-18 | 1979-04-18 | Detecting method for defocusing and track shift of object optical system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195734A JPS62195734A (ja) | 1987-08-28 |
JPH0450658B2 true JPH0450658B2 (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=16440508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61201403A Granted JPS62195734A (ja) | 1986-08-29 | 1986-08-29 | 光学的記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62195734A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49126323A (ja) * | 1973-04-03 | 1974-12-03 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 1986-08-29 JP JP61201403A patent/JPS62195734A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JPS49126323A (ja) * | 1973-04-03 | 1974-12-03 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62195734A (ja) | 1987-08-28 |
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