JPH04506128A - カセットテープレコーダに用いる洗浄カセット駆動用歯車機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カセットテープレコーダに用いる洗浄カセット駆動用歯車機構 本発明は、テープレコーダにカセットを置くと記録／再生ヘッドに係合し、かつ 一端が静止軸のまわりに旋回し他端が洗浄部材に接続された旋回アームによって 記録ヘッドに対して往復洗浄運動する洗浄部材を備えるカセットテープレコーダ 用洗浄カセットであって、前記旋回アームは伝達手段を経て、テープレコーダの コイル駆動軸の各々の軸と係合するためのハブ（ｈｕｂ）手段に接続する偏心ヘ ッドに係合するスロットを有し、洗浄部材がテープレコーダのコイル駆動軸の任 意の１つの回転によって前記洗浄運動に従い、前記伝達手段は２つの互いに係合 する駆動歯車機構を含み、駆動歯車機構のうちの１つは偏心ヘッドを運ぶもので あるカセットテープレコーダ用洗浄カセットに関する。

デンマーク特許番号１５１，６５６によって、洗浄部材が知られており、その洗 浄部材は各々のコイル駆動手段に通じるピニオンを含み、かつ洗浄部材が接続さ れる旋回アームを駆動する偏心カム手段に接続されたアイドルホイールに係合す る歯車機構によって両方のコイル駆動手段に接続されている。

米国特許番号４７１６４８５は２個の駆動歯車と結合する歯車に関し、旋回アー ムと係合する歯車に回転方向を与え、コイル駆動軸の各々はカセットテープレコ ーダが機能している開作動することができる。

この構造は洗浄カセットの向きに関係なく、テープレコーダに置かれたときに正 しく洗浄作用をできるようにするものであるが、伝達手段はカセットの第１ハブ 手段から第２ハブ手段へ直接的に駆動接続するという欠点の影響を受け、このた めにアクティブコイル駆動軸を介して、テープレコーダのモータは洗浄カセット 用の必要な動力のみならずテープレコーダの第２コイル駆動軸およびこれに接続 される伝達手段を必然的に連動回転させることになる。

ヨーロッパ特許番号０，１４４，３６４に開示された装置は、この欠点は除かれ ている。すなわち、洗浄部材の往復運動はハブ手段の一方に接続されたカム手段 によって駆動されるスプリングバイアスの旋回アーム手段によって供給される。

一方、第２旋回アームは洗浄部材用ホルダーと第２ハブ手段に接続されたカム手 段との間に位置し、これによって、第２ハブ手段とテープレコーダの実効的コイ ル駆動軸との間に係合によって洗浄部材のホルダーに直接的には接続されていな い第２旋回アームが、洗浄部材を第１旋回アーム上に付勢されたスプリングバイ アスに対して前方に動かすようにし、一方もどり運動はスプリングバイアスの力 によってのみ影響される。

これによってカセットの第１ハブ手段から第２ハブ手段への直接的な駆動接続が 防止される。しかし各々の駆動コイルと接続する２個の分離した旋回アームと一 方の一旋回アームの上のみに作用するスプリングパイアスカとに接続する２個の 分離した旋回アームのある伝達手段からなるこの構造は、比較的にワークを消耗 させるマウントを含み、この結果洗浄カセットの生産価格を増加させる。

デンマーク特許出願の番号３８２０／８８は同様に第２コイル駆動軸の連動回転 を除去した洗浄カセットを扱っている。このことは次のように達成される。すな わち、前記ハブ手段の各々の１つに伝達する第１および第２のピニオンが直接的 にあるいはアイドル車を介して共通軸のまわりに独立に回転する２個の転送歯車 の各々１つに接続されており、同じ結合方向を有する一方向結合手段を介して共 通軸のまわりに回転可能な同じシャフトビンに接続され、偏心ヘッドを運ぶ。

このカセットの機械的組立は、歯車や一方向結合器や旋回アームが３段階で重ね られているために、比較的に骨が折れる。

本発明の目的は、上述した既知の構造のうちの後者の機能的利点が維持されより 単純な組立てとよりじょうぶな伝達手段を得ることができ、より容易に生産公差 を補償できる洗浄カセットを提供することである。

このことは、駆動歯車が第１および第２のピニオンに各々一方向結合接続して用 いられるように配置されることによって得られる。この一方向結合は、ピニオン が各々、コイル駆動軸に係合するねじの切られたハブ手段に軸方向に変位できる ように取り付けられるようにし、これによって、ピニオンが実際の駆動歯車と係 合および係脱の各々をする位置の間で変位できるようになっている。

本発明を添付する図面を参照してより詳細に説明する。

図１は本発明による洗浄カセットの実施例における関係する伝達手段を有する洗 浄部材の平面図であり、図２は図１の線１１−　Ｉ＋に沿った断面図であり、図 ３は本発明によるねじの切られた（　ｔｈｒｅａｄｅｄ）ハブ手段を示し、　図 ４は図２におけるピニオンの平面図であり、 図５は図の線ｖ−■に沿ったピニオンの断面図である。

開示した実施例において、洗浄部材１はホルダー２に装着され、ホルダー２は図 示しない例えばカセット壁の案内トラックによって矢印３によって示される方向 に洗浄カセットを往復運動できるように制御する。この運動は、洗浄部材、例え ば洗浄液体で湿らせたフェルトの詰め物として形成された洗浄部材をテープレコ ーダの図示しない記録／再生ヘッドを横切って掃除運動をさせ、洗浄部材が圧力 スプリング４によって隣接させておくようにする。

ホルダー２は旋回アーム５の自由端に接続され、旋回アーム５の反対の端部はカ セットの上に固着された旋回ピン６に旋回できるように軸支されている。旋回ア ーム５はスロット７を有し、そのスロット７は第２駆動歯車１６に硬く係合する 駆動歯車１４に支持された偏心ヘッド８に係合する。

図示されないテープレコーダのコイル駆動軸と係合させるために、カセットは一 般のテープカセットにあるコイル駆動軸に対応する２個のハブ手段１０．１１が 設けられている。ハブ手段１０．１１の各々は、ピニオン１２および１３が各々 駆動歯車１４および１６と係合または係脱する位置の間で軸方向の移動をするた めに／Ｘブ手段１０と１１の上にあるピニオン１２，１３の内部に位置するピン と係合する外部ねじ山を有する。

テープレコーダにカセットを置いてハブ手段１０または１１が有効コイル駆動軸 に伝達されると、矢印１８または１９で示すように、通常の回転方向にハブ手段 １０または１１が回転して、ピニオン１２または１３を駆動軸１４または１６に 係合するように変位する。これによってまた偏心ヘッド８が回転し旋回アーム５ は旋回ピン６のまわりに往復旋回運動をさせる。これによって矢印３で示す往復 すべり運動を洗浄部材ホルダー２にさせるようにする。他のハブ手段１１または １０は、ハブ手段１１または１０が静止しているように、テープレコーダの有効 でないコイル駆動軸に接続される。駆動歯車１５または１４によって、対応する ピニオン１３または１２が矢印１９または１８の方向に回転すると、ピニオン１ ２または１３は、カセットの壁、または実施例で示すように下方にはみ出るカム ２０に隣接することによって止まるまで、関係する駆動歯車１６または１４と軸 方向に変位して係脱する。

本発明は、テープレコーダの有効コイル駆動軸と係合するハブ手段のみが、有効 コイル駆動軸に接続されてないハブ手段を共に動かせることなく、回転させるよ うにする。実際に洗浄力セントを経たハブ手段の間には何の駆動上の接続がない 。

国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＩＸ　９０１００１５０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．テープレコーダにカセットを置くと記録／再生ヘッドに係合し、かつ一端が 静止軸（６）のまわりに旋回し他端が洗浄部材（１）に接続された旋回アーム（ ５）によって記録ヘッドに対して往復洗浄運動する洗浄部材（１）を備えるカセ ットテープレコーダ用洗浄カセットであって、 前記旋回アーム（５）は伝達手段を経て、テープレコーダのコイル駆動軸の各々 の軸と係合するためのハプ手段（１０，１１）に接続する偏心ヘッド（８）に係 合するスロット（７）を有し、 洗浄部材（１）がテープレコーダのコイル駆動軸の任意の１つの回転によって前 記洗浄運動に従い、前記伝達手段は２つの互いに係合する駆動歯車機構（１４， １５）を含み、駆動歯車機構（１４，１５）のうちの１つは偏心ヘッド（８）を 運ぶものであるカセットテープレコーダ用洗浄カセットにおいて、 駆動歯車機構（１４，１６）は第１および第２のビニオン（１２，１３）の各々 と１方向に結合して用いられるように配置されており、 前記１方向の結合は、ビニオン（１２，１３）の各々がコイル駆動軸に係合する ねじの切れたハブ（ｔｈｒｅａｄｅｄｈｕｂ）手段（１０，１１）の上に軸方向 に移動できるように取り付けられることによって与えられ、これによってビニオ ン（１２，１３）が実際の駆動歯車機構（１４，１６）と係合する位置と係脱す る位置の各々の位置の間で移動できるようになっていることを特徴とするカセッ トテープレコーダ用洗浄カセット。