JPH04505964A - スクリーニング方法 - Google Patents

スクリーニング方法

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JPH04505964A JP2504743A JP50474390A JPH04505964A JP H04505964 A JPH04505964 A JP H04505964A JP 2504743 A JP2504743 A JP 2504743A JP 50474390 A JP50474390 A JP 50474390A JP H04505964 A JPH04505964 A JP H04505964A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスクリーニング方法に関する。特に本発明は、特定の抗原に結合する能 力についてスクリーニングする抗体の生産方法のためのスクリーニング方法に関 する。本発明はまた、該スクリーニング方法を実施するための方法および材料; 該スクリーニング方法を使って生産される抗体;そのような抗体を使った診断方 法およびキット:並びにスクリーニング方法を実施するために前記材料をアッセ イ対照として使ったキットにも関する。
本発明は、単に例として本明細書中に例示され、そのようなスクリーニング方法 を使用することによるヒト乳頭腫ウィルス(HPV)に対するモノクローナル抗 体の生産に限定するつもりではなく、記載の技術が多数の抗体産生系において有 効に使用され得ることは当業者にとって明白であろう。
発明の背景 診断試験において好結果に抗体を使用するためには、該抗体が免疫原と分析用に 調製した試験試料(即ち凍結保存、切片化および固定といったような組織の前処 理の後)とに共通であるエピトニブを認識しなければならない。従って、例えば 多数のハイブリドーマ培養上清をスクリーニングするために選ばれる系は、それ が診断上有用な抗体の選択を助けるようなものでなければならない。
現在まで、特定の抗原、例えばHPVに対する抗体の生産(調査目的のだめの) は、細菌発現系において発現されるタンパク質、合成オリゴペプチドの形のタン パク質または精製タンパク質のいずれかを免疫原として使用し、そして該免疫原 またはそれらの種々の組合せを再利用することにより免疫原に対して生産された ′抗体について(例えばハイブリドーマ上清を)スクリーニングすることにより 、達成されている(Banks L、ら1987. J、Gen、Virol、  68.3081−3089 ; DoorbarJ、およびGallimor e P、ら1987. J、Virology 61.2793−2799)。
しかしながら、モノクローナル抗体の生産のためのそれらの既知のプロトコルは 、免疫細胞化学的診断試験において使用することになっているモノクローナル抗 体の生産には一般に不適当である。これは、それらのプロトコルにより生産され る抗体が必ずしもヒト感染細胞中の天然タンパク質と反応するとは限らないから である。より詳しくは、それらの抗体により認識されるエピトープは、臨床試験 品のサンプリング、固定および保存に必要である標準操作に耐性であるエピトー プであるとは限らないだろう。
本発明者らは、診断上有用である抗体を選択するために、スクリーニング材料を 臨床試料に厳密に似せることが望ましいことに気付いた。特にスクリーニング材 料は、診断アッセイ中に臨床試料により提示されるものと同じ形態の抗原を提示 しなければならない。
細胞スミアまたは組織切片といった臨床試料を抗体に基づく診断試験に使用する 前に、試料は通常1または複数の前処理段階にかけられる。それらの前処理段階 は、凍結保存、切片化および/または固定(例えばメタノールまたはホルムアル デヒド/塩溶液による)を含んで成ることができる。それらの操作のため、その ような前処理にかけられた臨床試料により発現される抗原は、生体内で発現され る抗原に比較した時、幾らか変形され得る。
従って本発明者らは、いずれのスクリーニング方法においても2つの主な点でス クリーニング材料が診断試料を模倣することが望ましいことに気付いた。第一に 、スクリーニング材料はできる限り天然な材料を生産し、プロセシングし、そし て提示することができなければならない。第二に、スクリーニング材料は、スク リーニング材料をスクリーニング方法において使用する前に、診断分析前に臨床 材料に通常適用されるものと同じ前処理にかけることができるようなものでなけ ればならない。
上述したように、本発明をヒト乳頭腫ウィルスに関して例示する。
ヒト乳頭腫ウィルスは小さい(約8kb)DNAウィルスであり、40種以上が 皮膚または粘膜の上皮または繊維上皮の増殖を誘導すると報告されている(zu r Hausen、H,、1977゜Current Topics in M icrobiol、 and Immunol、 78.1−30)。
特に、幾つかのHPV型のDNAは、しばしばHPV 6bまたはHPVll  DNAを含む良性いぼ(尋常性いぼと性器いぼの両方)から(Gissmann  L、ら、1983. Proc、Nat、Acad、Sci、USA、80.  560−563)、しばしばHPV −16,−18,−33またバー35ゲ ノムを含む頚の侵食性偏平上皮癌(Durst M、ら1983. Proc、 Nat、Acad。
見つかっている。
子宮頚部スミアの細胞学的検査から、スミア試料を採取した女性の10%までを 異゛常な細胞学を有するものに選定することが可能である。そのような女性は、 しばしば侵食性診断方法を伴う更なる身体検査に差し出される。それらの女性の 成る比率は重大でないHPVに感染しており、そして他のものはより悪性のHP V型に感染している。従って、スクリーニング法には、存在する場合にはHPV 惑染を同定し且つ悪性のHPV惑染と非悪性のHPV感染とを区別する診断試験 を含めることが宵月であろう。装置および練習費用を最小にするために、任意の 新規診断試験が現存の技術を利用しそして本スクリーニング操作に容易に入れる ことが有利であろう。更に、そのような試験による客観的答え(主観的評価より も)の提示は自動化を可能にし、これは結局、関係する患者にとってストレスが かかる待ち時間および費用の両方を減少させるのに役立つだろう。
現在まで、HPV感染の検出に利用可能である、抗体に基づ(臨床的診断試験は 全くなかった。これは大部分は2つの問題点のためである。第一は、乳頭腫ウィ ルスの試験管内増殖のための寛容な組織培養系を確立することが今まで不可能で あった。第二に、臨床材料が入手困難であり、臨床病変中に通常はごく少量しか ウィルスタンパク質が存在せず、そして病変を引き起こすHPVは一般に未知の 型のものである。それらの2つの原因は、モノクローナル抗体の大量生産におけ る免疫原とスクリーニング剤の両方としての用途に、型の決まった(即ち既知の ”)HPVの確かで且つ十分な源が入手不可能であることを意味する。
発明の要約 本発明は、特定の抗原に結合する能力を有する抗体の生産方法において使用する ためのスクリーニング法であって、所望の抗体に特異的な抗原を発現する組換え ウィルスベクターで感染された細胞を用いて前記抗体がスクリーニングされ、前 記細胞が臨床試料の調製と同様な方法で前処理されていることを特徴とするスク リーニング法を提供する。好ましくは、前記抗体は、適当な宿主生物中において 組換えDNAから発現されたタンパク質または合成オリゴペプチドで免疫処置さ れている動物から得られ、ここで前記タンパク質またはオリゴペプチドはウィル スベクターによりコードされるエピトープと相同なエピトープを提示する。
エピトープに関係する用語「相同」とは、エピトープが実質的に同じアミノ酸配 列により表されることを示し、一方でそれらの異なる生産方式のため、それらは コンホメーションに関しては同一でないかもしれないと解釈される。本発明のス クリーニング方法は、相同エピトープの共通の構造的特徴を認識する抗体を同定 することを可能にし、従って調製した臨床試料により提示されるエピトープにお ける任意のフンホメーション変化により影響を受けにくい。該スクリーニング方 法の使用により得られた抗体は、既知の抗原性の調製臨床試料(例えば既知の型 のHPVに感染したもの)に対して更にスクリーニングし、該抗体がその状態で エピトープを認識する必要な能力を有することを確かめることができる。
本発明は、ここで提゛供するスクリーニング方法において使用するためのスクリ ーニング材料も提供する。該スクリーニング材料は、所望の抗体に特異的な抗原 を発現する組換えウィルスベクターにより感染された細胞を含んで成り、該細胞 は臨床試料の調製と同様な方法で前処理されている。
本発明はまた、上記スクリーニング方法を使用して生産された抗体を提供する。
a)記載のスクリーニング方法を使用して生産された抗体およびb)組換えウィ ルスベクターにより感染された細胞を含んで成るスクリーニング材料の両方また は一方と共に、該抗体が特異的であるエピトープを提示するタンパク質の存在に ついて臨床試料をアッセイするのに必要な1または複数の試薬を含んで成り、モ して数組換えウィルスベクターが該タンパク質により提示されるものと相同なエ ピトープを発現することを特徴とする、診断キットも提供される。スクリーニン グ材料の細胞は、臨床試料の調製と同様にして前処理することができる。そのよ うなキラ・トでは、アッセイ対照として使用するためにスクリーニング材料を含 めてもよい。
本発明は、記載のスクリーニング方法の使用により生産された抗体を用いて、該 抗体がそれに特異的であるエピトープを提示するタンパク質の存在について臨床 試料をアッセイする診断方法も包含する。
該方法は、異なる株の免疫原間を識別することができる抗体の生産に使用するこ とができる。これは、免疫原の特定株に特異的であるlまたは複数のエピトープ をコードするウィルス組換え体により感゛染された細胞を使って抗体をスクリー ニングすることにより、達成することができる。適当なウィルスベクターはワク シニアである。
開示される方法は、l)ウィルス組換え体で感染された細胞が抗原の良好な供給 を提供することができ;2)抗原が哺乳動物細胞中で発現され、そして天然の感 染において見つかる抗原と本質的に同じ形態にプロセシングされ;そして3)感 染細胞がハイブリドーマスクリーニング操作に使用する前に試験試料組織に適用 するのと同じ前処理にかけられるので、特に育利である。これは、選択される抗 体がそれらの前処理に対して耐性であって従って分析用に調製した試験試料上に 存在すると期待されるエピトープを認識するであろうことを保証する。典型的に は、前処置は、感染細胞を遠心によりペレット化し、固定し、そして切片として 調製することを含んで成ることができる。固定操作は、典型的には、臨床試料が 子宮頚部スミアである場合にはメタノールにより、または臨床試料がバイオプシ ー材料である場合にはホルムアルデヒド/塩溶液によるだろう。
本発明により提供されるスクリーニング方法およびウィルス感染細胞スクリーニ ング材料は抗体の再スクリーニングのために用いることができるが、最初にそれ らを調製しそして選択してもよい。
既に指摘したような問題を提供する乳頭腫ウィルスの他に、本発明はより一般的 に適用することが可能である。特に天然形態で生産することが通常困難である抗 原に対する抗体に関して。
スクリーニングまたは正の対照としてウィルス感染細胞を使用する特定の利点は 、それらが既知のレベルで、例えば1細胞がto、 oooに等しいレベルで、 抗原を提示するように調製することができることである。従って、特定のアッセ イに対する抗体の適切性、または正の対照を使ってアッセイにおける正のシグナ ルの強度を判断することができる。
図面の簡単な説明 図1は、融合β−ガラクトシダーゼ−HPL16−L1転写解読枠のための発現 プラスミドpHX2の作製を示す。
図2は、pUc18中での全長HPV16−L1転写解読枠の作製をポス3は、 ワクシニアウィルス4bプロモーターの調節下においてコード配列を発現させる ための挿入ベクターであるワクシニア発現プラスミドpRK19の作製を示す( Richard KentPhD Thesis、 ケンブリッジ大学、も参照 のこと)。
図4は、HPV16−Ll遺伝子がワクシニアウィルス4bプロモーターにより 調節される、pRK19からの発現プラスミドpRKL1の作製を示す(Bro wneら1988. J、Gen、Vivol、 69. ’1263−127 3も参照のこと)。
図5は、融合β−ガラクトシダーゼ−HPV16 E7転写解読枠のための発現 プラスミドpExE7の作製を示す。
図6は、HPV16 E7転写解読枠がワクシニアウィルス4bプロモーターの 調節下にあ−る発現プラスミドpRKE7の作製を示す。
そして 図7は、本発明のスクリーニング方法の使用を概略的に示す。
発明の好ましい態様の詳細な説明 本発明がより容易に理解できるように、限定でなく例としてのみ、態様を記載す る。
HPV−16DNAのゲノムクローンを得た(完全ヌクレオチド配列の詳細につ いては、5eedorfら1985. Virology 145.181を参 照のこと:これは参考として本明細書中に組み込まれる)。
HPV−16L1転写解読枠の一部分(アミノ酸211からC末端まで)をHP V−16DNAのゲノムクローンからBamHI/St)旧断片(塩基6153 −7464)としてクローニングし、そしてベクターpEx−1(Stanle y & Luzio 1984. EMBOJ、 3.1429 ;これは参考 として本明細書中に組み込まれる)のBamHIおよび5alI部位に連結せし め、β−ガラクトシダーゼとHPV−16LlのC末端部分との融合転写解読枠 を生ぜしめた(図1)。得られたプラスミド(pHX2)を大腸菌POP 21 36中にトランスフェクトせしめ、そして熱誘導によりβ−ガラクトシダーゼ融 合タンパク質の生産を引き起こし、該融合タンパク質をゲル電気泳動により精製 した。
(b) HPV−16Llに対するモノクローナル抗体の生産不完全フロインド アジュバント中の100μgのβ−ガラクトシダーゼ−L1融合タンパク質(上 記(1a)で調製したもの)の1か月おきの3回の腹腔的注射によりマウスを免 疫処置した。最後の免疫処置の4日後、マウス牌細胞をミエローマNSO細胞と 融合せしめ、そして融合生成物を48×直径1.5anの組織培養ウェルに分配 した。
HPV−16L1転写解読枠を、HPV−16ゲノムクローンから誘導したKp nl−3phl断片(塩基5377−7464)においてベクターpUc18中 に導入した(図2)。次いでこの転写解読枠を部分EcoRI消化から生じる2 074 bp断片においてこのベクターから切り出し、この断片を、ワクシニア チミジンキナーゼコード配列が隣接したワクシニア後期プロモーター(4b後期 遺伝子のプロモーター)を含むベクターであるpRK19 (R,Kent、P h、D。
Thesis、ケンブリッジ、 1988;これは参考として本明細書中に組み 込まれ、下記に要約する)のEcoR1部位に導入した。
得られたプラスミドpRKL1 (図4)は、ワクシニア後期プロモーターの調 節下に完全HPV−16Ll遺伝子を含む。野性型ワクシニアウィルスにより感 染させたeV−1細胞中にI)RKLlをトランスフェクトせしめ、そして完全 なチミジンキナーゼ遺伝子を欠く組換えウィルスを5−ブロモデオキシウリジン 中での増殖により子孫から選択した。次いで組換えウィルスをHPV−16DN Aプローブどのハイブリダイゼーションにより同定し、そして制限酵素消化によ り更に特徴づけた。正しい方向で挿入されたHPV−16LL遺伝子を含む組換 えウィルスを同定し、VLIRK と命名した。
上記の(1)と(2)に要約した手順は、Browneら1988゜J、Gen 、Virol、69.1263−1273 (これは参考として本明細書中に組 み込まれる)に詳細に記載されている。
4b遺伝子プロモーターを含むプラスミドの作製段階は次の通りである(図3参 照): (a) 4b遺伝子コ一ド配列と228ヌクレオチドの5′配列(プロモーター と転写開始部位を含む)を、ワクシニアウィルス(WR株)のHindI[[A 制限断片から誘導した2、3kbのXba I断片において単離した。この2. 3 kb Xbal断片をM2S mp19のXba1部位にクローニングし、 そしてXho I開裂、Ba131消化および再連結により4bコ一ド配列の大 部分を除去した。生じたM13mp19中の挿入断片は、228ヌクレオチドの 「上流」配列と31ヌクレオチドの4bコ一ド配列を含んだ。
(b) M2S mp19中のクローニング部位が4bプロモーターと転写解読 枠のすぐ3′側にくるように、残りの4bコ一ド配列を部位特異的突然変異誘発 により削除した。この領域の配列は次のようになる。
Bam Sma Kpn等 、 、 、 、 、 、 、 CGAATATAAATAAGGATCCCGG GTACC,、、、、、。
ワクシニア4bブDモーター配列 M2S mp19クローニング部位最後に、 ベクターか−らそれらの配列を取り出しくEcoRIおよびAce I消化によ り)、そしてそれらをpGs2Q (Mackettら。
1984、 Journal of Virology 49.857を参照の こと:これは参考として本明細書中に組み込まれる)に類似したベクター中のワ クシニアチミジンキナーゼ遺伝子の本体中に挿入することにより、pRK19を 作製した。pRK19は図3に示した性質を有する。このプロモーターは好都合 に入手できるために使用したが、理論上いずれのワクシニア後期プロモーターで も使用することができた。「後期」ワクシニアプロモーターの特徴は、多数のグ ループ、例えばRosel ら1986. Journalて本明細書中に組み 込まれる)。ワクシニアウィルス組換え体において外来タンパク質の発現を駆動 させるためにそれらのプロモーター配列を使用した幾つかの例、例えばBert holet書中に組み込まれる)がある。前記著者らにより記載されたベクター は、HPVコード配列を発現させるのにも適当であろう。4b遺伝子プロモータ ーは他の「後期」プロモーターに典型的な特徴を有する。4b遺伝子とそのプロ モーター領域は、RoselおよびMo5s 1985. Journal o f Virology 56.830 (これは参考として本明細書中に組み込 まれる)により配列決定されている。
(ii)モノクローナル抗体反応性の評価のための、ホルマリン固定、バラフィ ンワーツクス包埋お7よび組織切片化用のペレットとしてのワクシニア感染細胞 の調製予め形成させた標的細胞(107以上)の単層を、組換えワクシニアウィ ルスまたは野性型ワクシニアウィルス(負の対照)で感染させ、感染を8〜15 時間進行させた。子ハムスター腎臓細胞(BHK−21)およびVero細胞も また使用し、理論上は任意の感受性細胞系で十分であろう。感染多重度(Mol )は、必要とする抗原陽性細胞の比率に依存する。5のMOIは100%十ve 細胞を生じる。0.1のMOIは10%+ve細胞を生じ、そしてPolsso n分布により定義される+ve細胞の比率を与えるように最初にMOIを変える ことができる。スクリーニング材料として使用するためには、Molは高く、例 えば70〜100%であろう。
次いでテフロン製細胞スクラッパーを用いて細胞をかき取り、少量のPBS ( Dulbeccos A)中に収集した。細胞の懸濁液を卓上遠心話中で約20 Orpmで10分間回転させた。上溝液の除去後、ペレットを1.0mlのPB S中に再懸濁し、エッペンドルフ試験管に移した。細胞ペレット再懸濁液を遠心 話中で最高速度でS分間回転させた。上溝を除去し、1.0−の5%緩衝化ホル モ−ルー塩溶液で置換し、そして室温で5〜60分間置い装おいた。固体ペレッ トが液体中に浮いているため、細い注射針を使ってそれを注意深く排除した。少 量のペレットを使って、当業者に公知であるような脱水およびパラフィンワック ス包埋のための常用のプロトコルを実施し、そしてそれを少量のバイオプシーと して処理した。免疫診断用の切片は、標準プロトコルを°使って切断した。
(iii)モノクローナル抗体反応性の評価のための細胞スミアとしてのワクシ ニア感染細胞の調製 予め形成させた標的細胞(107以上)の単層を、組換えワクシニアウィルスま たは野性型ワクシニアウィルス(負の対照)で感染させ、感染を8〜15時間進 行させた。子ハムスター腎臓細胞(BHK−21)およびVero細胞もまた使 用し、理論上は任意の感受性細胞系で十分であろう。感染多重度(MOr)は、 必要とする抗原陽性細胞の比率に依存する。5のMOIは100%十ve細胞を 生じる。0.1のM(IIは10%+ve細胞を生じ、そしてPolsson分 布により定義される+ve細胞の比率を与えるように最初にMOIを変えること ができる。
テフロン製スクラッパーを用いて培養フラスコから細胞をかき取り、少量のPB S (Dulbeccos A)中に収集した。細胞の懸濁液を卓上遠心話中で 約2000rpmで5〜10分間回転させた。上溝液の除去後、洗浄を繰り返し た。最後に、細胞懸濁液を10’細胞/mj!の濃度にするのに十分な量のPB Sを添加し、そして細胞を再懸濁した。パスツールピペットを使って、1滴の細 胞懸濁液(100μm)をスライドガラス上に載せた。
このスライドは、細胞の接着を確実にするために3−アミノプロピルトリエトキ シシラン(APES)で前処理されている。次いで常用の木製またはプラスチッ ク製スパチュラを使って(子宮頚部スミアを採取するために使用)または細菌学 用スワブもしくはループを使って、細胞液滴をスライド上に平らに塗抹した。こ のスミアを90%(V/V)エチルアルコールにより即座に噴霧固定する゛か、 または90%エチルアルコール中に5分間入れた。それらのスミアを免疫染色す る直前に、5%緩緩衝化シルモール塩溶液中5分間浸し、次いでPBSで2回洗 浄した後、当業者に公知のような免疫染色プロトコルを実施した。本実施例では 、標的としてBHK−21(vLIRKで感染された繊維芽細胞)を使った免疫 蛍光アッセイにより、培養上清をHPV−16Ll特異抗体についてスクリーニ ングした。
(d)スクリーニング 記載のようにして調製した、高MO+を有する感染細胞を含んで成る切片(また は細胞スミア)を抗体スクリーニングにおける標的として使用した。該切片上で ハイブリドーマ培養上清を室温で30分間インキュベートし、PBSで洗浄した 後、結合した免疫グロブリンを、フルオレセイン接合ウサギ抗マウスIgGとの インキュベーションにより検出した。強い核の蛍光に基づいて陽性の培養物を同 定し、そしてこの培養物中の細胞を2回の限界希釈クローニングにかけた。得ら れたハイブリドーマをCAMVTR−1と命名した。分泌された抗体は、VLI RKに感染した細胞の溶解物から約55.000の見かけMrのタンパク質を免 疫沈澱させることがわかった。このタンパク質は、野性型ウィルスで感染させた 細胞の溶解物からは沈澱されなかった。この見かけMrは、約53.000のH PV−16、L1タンパク質の予想Mrと一致した。該抗体は、VLIRKで感 染させそしてホルムアルデヒドまたはメタノールで固定した細胞の強い核染色( 免疫蛍光法および/または免疫ペルオキシダーゼ染色法を使った)を与えること もわかった。
ハイブリドーマCAMVIP−1により生産されたモノクローナル抗体が強い核 染色を与えるという事実は、VLIRKを感染させた細胞により発現されるエピ トープの発現が、臨床試料に日常適用されている操作によって破壊されなかった ことを示す。
組換えワクシニアウィルスで感染させた細胞材料を、臨床試料に適用するような アッセイ前処理と同等の方法で処理されている標的抗原の入手源として使用する ことによって、要求される特異性を有する診断上有用な抗体の選択が可能になる 。次いで臨床試験品の免疫ペルオキシダーゼ染色により、それらの試験の有効性 を確かめた。抗体CAMVIP−1は、HPV−16について陽性であることが 知られている(核酸ハイブリダイゼーションにより評価)バイオプシー切片およ び子宮頚部スミア調製物の細胞核中のHPV抗原を検出したが、HPV−6また はHPV−11について陽性であることが知られている試験品においては検圧し なかった。
2、 HPV−16E7に対するモノクローナル抗体の生産同様なアプローチを 用いて、HPV−16のE7タンパク質に対するモノクローナル抗体を生産する 更に2つのハイブリドーマCAMVIP−2,−3および−4を更に調製した。
HPV−16E7遺伝子のクローニングおよび発現の詳細は次のようである。
(a)β−ガラクトシダーゼ−E7/β−ガラクトシダーゼ融合タンパク質(免 疫原)の調製 HPV−16DNAのゲノムクローン(5eedorfら、前掲)をPstlて 消化し、E7転写解読枠を含む得られた1776 bp断片(塩基7003−8 75)をpLlc13のPst1部位中にクローニングした。得られたプラスミ ドpJS32°゛(図5参照)をPstlとN5ilで消化し、313 bp断 片(ヌクレオチド562−875)をpEx−1(Stanley & Luz io。
−セーE7:l−ド配列を含b pEXE7を生ぜしめた。HPV−16Ll融 合タンパク質について記載したようにして、発現生成物を誘導しそして精製した (Browneら、前掲)。
(b) HPV−16E7モノクローナル抗体の生産1(b)欄においてHPV −16Ll融合タンパク質について記載したようにして、β−ガラクトシダーゼ −E7融合タンパク質(上記の2(a)で調製)を用いてマウスを免疫処置した 。
プラスミドpSJ2 (図5)をHindIIIで線状化し、Pvu IIで部 分消化した。pUC13のHindIII部位から始まりモしてHPV−16の pvu II部位(ヌクレオチド553)で終わる335 bp断片を精製し、 末端修復し、モしてE7遺伝子がワクシニア4b後期プロモーニングした(図6 )。CV−1細胞のトランスフェクションおよび組換えチミジンキナーゼ陰性ウ ィルスの単離は、Ll−組換え体の生産について記載したものと同様であった( hlackettら、前掲)。
HPV−16E7タンパク質を発現する組換えワクシニアウィルスヲ、HPV− 16Ll l:−ツイテ1 (cXii)および/または1(C)(iii)お よび1(d)の欄に記載したようにして使用し、HPV−16E7に対する診断 上゛有用な抗体を生産させた。スクリーニングにおいて使用する細胞以外はホル マリン中で手短に(即ち1時間未満)固定した。
図7は、診断上有用な抗体の選択のためのスクリーニング方法の使用を概略的に 示す。特定の抗原をコードする遺伝子配列を含む組換えウィルスベクターを用い て真核細胞の試料を感染させる。適当なインキュベーション後、それらの感染細 胞は抗原を生産し、発現し、そして提示する。次いで細胞を収得し、細胞ペレッ トを形成させる。この細胞ペレットを小さい臨床生検材料として処理することが できる(または細胞スミアを調製するための細胞の源として使用することができ る)。切片を取り、診断分析前に臨床試料に通常適用するようにして処理し、更 には感染細胞から作った切片に適用するようにして処理する。それらの処理また は前処理段階は、提示される抗原の性質を変えることがある。それらの前処理段 階は臨床試料に適用されるので、天然に発現される抗原も同様に変えることがあ る。
臨床試験品中に存在すると予想されるであろう形態において抗原に結合する診断 上有用な抗体について調査することができる。抗原−抗体結合は、当業者に周知 の技術により、例えばフルオレセイン、酵素または放射能標識第二抗体を使って 検出される。
着目の抗原をコードする遺伝子配列を含む組換えウィルスベクターにより感染さ せた細胞を含むペレット切片または細胞スミアは、対照とじて有効に診断アッセ イキットに組み入れることができる。この用途では、組換えウィルスベクターで 感染させた細胞は、例えば3%以下の低いMO+を育するであろう。例えば、対 照は、感染細胞を含む細胞ペレットの切片を担持した電子顕微鏡用スライド等の 形態で提供することができる。該細胞は着目の抗原を提示することが知られてい るものであろう。従って、対照を試験試料と同様に処理すると、対照は着目の抗 原を提示することが知られているため、正の試験結果を生ずるであろう。そのよ うな対照が正の試験結果を生じない場合には、アッセイが不全であり、この試料 について得られたいずれの負の結果も必ずしも真に負であると言えないことを指 摘するだろう。上記に例示した方法は他の抗原および他のウィルスベクターの使 用にも一般に適用可能である。
−一、□ 補正書の翻訳文提出書 (特許法第184条の8) 平成3年9月J7日

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.特定の抗原に結合する能力を有する抗体の生産方法において使用されるスク リーニング法であって、所望の抗体に特異的な抗原を発現する組換えウイルスベ クターで感染させた細胞を用いて前記抗体がスクリーニングされ、そして前記感 染細胞が前記抗原の存在についてアッセイすることになっている臨床試料の調製 に常用される1または複数の操作に最初にかけられることを特徴とするスクリー ニング法。
  2. 2.前記ウイルスベクターがワクシニアである、請求項1のスクリーニング法。
  3. 3.前記抗原がヒト乳頭腫ウイルス(HPV)のエピトープを含んで成るポリペ プチドである、請求項1のスクリーニング法。
  4. 4.前記エピトープがHPV−16LIタンパク質またはHPV−16E7タン パク質中に含まれる、請求項3のスクリーニング法。
  5. 5.前記抗体が、適当な宿主生物中で組換えDNAから発現されたタンパク質ま たは合成オリゴペプチドで免疫処置された動物から得られ、前記タンパク質また はオリゴペプチドがウイルスベクターによりコードされるエピトープと相同のエ ピトープを提示する、請求項1のスクリーニング法。
  6. 6.臨床試料の調製に常用される操作が、ペレット化、切片化、脱水および固定 のうちの1または複数を含んで成る、請求項1のスクリーニング法。
  7. 7.前記スクリーニング法により選択された抗体が、抗原を含むことが知られて いる1または複数の調製した臨床試料に対して更にスクリーニングされる、請求 項1のスクリーニング法。
  8. 8.請求項1のスクリーニング法とは異なることができる第一のスクリーニング 操作に抗体をかけることにより該抗体が最初に予備選択される、請求項1のスク リーニング法。
  9. 9.前記請求項のいずれか一項に記載のスクリーニング法により選択された抗体 を用いて、該抗体が特異的である抗原を提示するタンパク質の存在について臨床 試料をアッセイする診断方法。
  10. 10.所望の抗体に特異的な抗原を発現する組換えウイルスベクターにより感染 された細胞を含んで成るスクリーニング材料であって、前記感染細胞が、前記抗 原の存在についてアッセイしょうとする臨床試料の調製に常用される1または複 数の操作にかけられている、スクリーニング材料。
  11. 11.請求項1〜8のいずれか一項に記載のスクリーニング法により選択される 抗体、その誘導体または機能的等価体。
  12. 12.抗体が特異的である抗原の存在について臨床試料においてアッセイを実施 するのに必要な1または複数の試薬と共に、 a)請求項11に記載の抗体、その誘導体または機能的等価体;b)所望の抗体 に特異的である抗原を発現する組換えウイルスベクターにより感染させた細胞を 含んで成るスクリーニング材料、 の一方または両方を含んで成る診断キット。
  13. 13.前記スクリーニング材料をアッセイのための正の対照として使用すること ができる、請求項12に記載の診断キット。
  14. 14.前記細胞が、前記抗原の存在についてアッセイしょうとする臨床試料の調 製に常用される1または複数の操作に予めかけられている前記スクリーニング材 料を含んで成る、請求項12に記載の診断キット。
  15. 15.前記操作がペレット化、切片化、脱水および固定のうちの1または複数を 含んで成る、請求項14に記載の診断キット。
  16. 16.(i)特定の抗原に特異的な抗体;(ii)前記抗体を使って臨床試料中 の分析対象を検出するための試薬: (iii)前記抗原を発現する組換えウイルスベクターで感染させた細胞を含ん で成る正の対照の試験品;および(iv)前記抗体(i)と試験品(iii)中 の抗原との結合を検出するための試薬、 を含んで成る診断キット。
  17. 17.前記試薬(iv)が試薬(ii)中に含まれている、請求項16に記載の 診断キット。
  18. 18.前記試験品(iii)が臨床試料に適当であるものと同様な方法で処理さ れる、請求項16に記載の診断キット。
  19. 19.前記試験品(iii)が、細胞のペレット化、脱水、固定および切片化並 びに該切片の支持体上への提供の1または複数により調製される、請求項18に 記載の診断キット。
  20. 20.前記試験品(iii)が、抗原の発現の既知レベルおよび/または抗原を 発現する細胞の既知の比率を有する、請求項16に記載の診断キット。
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