JPH04505896A - 静電印刷機の印刷品質と反復精度の改善方法および該方法を達成するための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 静電印刷機の印刷品質と反復精度の改善方法および該方法を達成するための装置 本発明は静電印刷機の印刷品質と反復精度の改善方法および装置に関し、かかる 静電印刷機においては、電気信号の潜像電荷パターンを電極マトリックスにより 生成し、電極間の通路を開閉させて電界を露出し、情報キャリアに原料粒子を付 着させるものである。

血皿立！量 国際特許出願ＰＣＴ　５Ｅ８８１００８５３号に、レーザープリンター等の光導 電性プリンターの場合のように、一時的に光学的エネルギーに変換して中間で記 憶する必要なしに、コンピュータ生成の電気信号から直接、情報キャリアの上に 絵や文章を顔料粒子を用いて現像する方法が開示されている。つまり、情報キャ リアと少なくともスクリーンまたは格子形状の好ましくは電極マトリックスとを 電気的に協同させることで解決されており、電極マトリックスは所望のパターン 形状に従って制御することにより、すくなくとも電圧源と電気的に接続してマト リックスをとおる通路を少なくとも部分的にＷ！ＩｒＲする事により、問題を解 決している。こうして開通した通路を介して電界が露出され情報キャリアに顔料 粒子が付着する。

前記特許出願に記載の方法（以下ＥＭＳコンセプトと称する）は、得られる印刷 の品質が十分でなく、特に連続して繰り返し使用すると品質に問題があった。

ＥＭＳコンセプトは、マトリックスを通る通路またはメツシュが簡単な電極によ って区画されていることにより、対称をなして隣接する電極にある顔料粒子上の 電界特性に対して個々の電極がすべて相当な影響を及ぼすことを特徴とする電極 マトリックスに関する。

現像、つまり、顔料の粒子（以下トナーと称する）の吸着が、電極によって取り 囲まれていて電極の電位によって一部または全部が開かれるべきメツシュで生ず るだけではなく（以下これを「黒ｊ電圧と称する）隣接するメツシュの通路も露 出してしまうことになる。

複数のメツシュ線をもつ電極マトリックスにおいては簡単な電極で囲まれたメツ シュが完全なドツトを所期のサイズと位ｌに現像するばかりでなく、その回りに 半分または４分の１のドツトを現像してしまう、このため、周辺がぼけるばかり か、場合によっては印刷したページ自体が「かすれるｊことにもなる。隣接する メツシュの通路を閉じる事（以下「白Ｊ電圧と称する）を意図する隣接電極の電 位をかえて、上記の電界に対する対称的な影響をスキュー（斜め）にセットして 望ましくない半分又は４分の１のドツトによる問題を減少させることも確かに可 能ではあるが、このようにすると、ｒ白」電圧と「黒」電圧との間の電位差が増 大しく以下コントラスト電圧と称する）、電極マトリックスのみならず、制御の ための電子手段などの製造コストが増加してしまう。

上記の問題点は、ＥＭＳ−コンセットに特有のものではなく、通路が電気的につ くられる静電画像プリンターコンセットでも、大なり小なり見られるものである 。

上記の問題や従来技術には共通して印刷品質の問題があり、そのため読み易さも 低下し、その結果競争力と消費者間の評判の低下を招いた。

本発明の目的は、保守やサービスなしに連続して使用しても、ＥＭＳその他の静 電画像プリンターのコンセットで質が高（読み易い印刷が可能になる方法を提供 することにある。こうした問題は、一つ以上の開かれた通路が閉じた通路に対し て静電気的に遮蔽されているような電極マトリックスの電極により解決される。

型皿の皿皿 本発明を以下に添付の図面に示した実施例についてさらに詳しく説明する。

第１図は、メツシュが二重の電極により区画されている電極マトリックスの断面 図である。

第２図は、電極マトリックスをある一定の電圧に設定して生ずる電界における第 １図の電極マトリックスの二次元横方向の図における等電位線の位置と形状をし めす。

第３図は、二重電極を編みこんだネットを透視図でしめす。

第４図は、キャリアの上の導体パターンである二重電極の電極マトリックスを示 す。

皇煎土工皿皿 図面中、符号は電極、本出願においてはプリント電極を表し、その延長部は用紙 の運動方向にほぼ平行している。符号２は、同じ電極マトリックス上の第２の電 極、本出願においては横方向電極であってその延長部は用紙の運動方向に対して ほぼ横方向であり、符号３は、電極１と２との間の多数の通路またはメツシュで あり、現像の際はトナーがこの通路をとおって運ばれる。符号７は、例えば１枚 の紙等の情報キャリアーであり、８は顔料粒子１１　（トナーとも称する）を電 極マトリックスの近くの容器１４から運ぶための現像ローラー９と（電極１０） との間の電界の等電位線であり、符号１０はいわゆる陽極などの背後電極である 。符号１２は、電極マトリックスのキャリアおよび／または接続導体と電気抵抗 器１３とのパターンである。

メツシュ一つ一つを取り囲んでいる電極の他に複数の平行な電極１．２を追加す ると、導体がすべて静電電界線のスクリーンとして作用するため、隣接する二つ のメツシュ３の間の相互結合やクロストークはかなり減少できる。第１ｒＭは、 両方の電極方向における二重電極１，２のついた電極マトリックスを示す。

電界の外観は、等電位線８により図示されている。第２図に一例を示すが、有限 要素法という数学的方法により計算されたものである。第２図において、電位を 表す等電位線でトナー粒子に対しては「吸着」する力となるものは、実線８ａで 示す、これにたいして、電位を表す等電位線でトナー粒子に対してはｒ反発」す る力となるものは、点線８ｂで示す、解りやすくするために図面の右側にのみ示 しであるが、トナーの粒子１１は、この例では、マイナスに帯電されている。二 つをのぞく全ての電極は、「白１電圧で一４００Ｖの電圧をもつ。Ｏｖのｒ黒」 電圧をもつ残りの二つの電極の間で、用紙７上のゾーンＤにドツトを生成しよう とする。第２図は、単線の電極マトリックスに存在した上記の望ましくないクロ ストークがもはや問題ではない事を明確に示している。第２図の現像をしようと している点Ａにおける等電位線８ａは、メツシュ３を通って下向きに貫通してお り、これによってトナーが現像ローラーから持ち上げられるに十分なだけ、電界 が拡張している。しかし、現像をする意図のないＢ点においては、線８ａはトナ ー粒子１１から上向きに離されていて、ｒ遮蔽ｊする等電位線８ｂといれかわっ ている。Ｂ点におけるプロセスにおいても外観と形状は図面の右側のメツシュに おけるものと同じである。

第３図と第４［！ｌは、本発明にかかる装置の実施例を示す。

本発明は上記の実施例に限定されない０本発明を例えばキャリアをもつ単成分ト ナー等の上記以外の現像顔料粒子システムに応用することもできる０本発明の一 部は、例えばＰＣＴ／５Ｅ８８１０ｏ６５３に開示されているように、用紙の後 ろに電極マトリックスを配置したものにも有効である。

Ｆｉｇ、　３ Ｆｉｇ、　４ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．電気信号の潜像電荷パターンを電極マトリックス等により生成し、電極間の 通路を開閉させて電界を露出し、情報キャリア（７）に顔料粒子（１１）を付着 させる静電印刷機の印刷品質と反復精度とを改良するための方法において、電極 マトリックスの電極（１、２）が一つ以上の開かれている通路（３）を、閉じて いる通路から静電気的に遮蔽するようになっていることを特徴とする方法。
2. ２．静電印刷機において電気信号の潜像電荷パターンを電極マトリックス等によ り生成するため、電極間の通路を開閉させて電界を露出し、情報キャリア（７） に顔料粒子（１１）を付着させるように配置した、特許請求の範囲第１項に記載 する方法を実施するための装置において、電極マトリックス（１、２）の電極が 長方形のパターンに配置され交差する電極の間に通路（３）を形成しており、電 極マトリックスの通路（３）は少なくとも二つの互いに電気的に分離されている 電極（１、２）によって最も近接している通路から分離されていることを特徴と する装置。