JPH0450583Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450583Y2 JPH0450583Y2 JP13300686U JP13300686U JPH0450583Y2 JP H0450583 Y2 JPH0450583 Y2 JP H0450583Y2 JP 13300686 U JP13300686 U JP 13300686U JP 13300686 U JP13300686 U JP 13300686U JP H0450583 Y2 JPH0450583 Y2 JP H0450583Y2
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- switching
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 18
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Transmissions (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はテープレコーダ等の記録再生装置に関
するものである。
するものである。
巻戻しレバーと早送りレバーおよびこれら巻戻
しレバーと早送りレバーにそれぞれ設けた切換用
の凹部（凹溝）に嵌合する一対の凸部を両端部に
設けた切換レバーを備えていて、前記巻戻しレバ
ーを押圧すると前記切換レバーが枢支軸を支点に
して中立位置から右又は左の一方向に回動して、
該切換レバーに設けた切換ギヤが巻戻し用リール
レスト側の伝達ギヤと噛合して、該巻戻し用リー
ルレストを回転させてテープの巻戻しを行ない、
前記早送りレバーを押圧すると前記切換レバーが
枢支軸を支点として他方向（巻戻しレバーを押圧
したときと逆方向）に回動して、該切換レバーに
設けた切換ギヤが巻取り用リールレスト側の伝達
ギヤと噛合して、該巻取り用リールレストを回転
させてテープの巻取りを行なうようになつている
記録再生装置において、 前記巻戻しレバーと早送りレバーに設けた切換
用の凹部の一側を、レバー押圧時に前記凸部を押
圧して切換レバーを中立位置から右又は左方向に
回動させるカム面に形成し、他側を、レバー押圧
解除時に前記凸部を押圧して切換レバーを中立位
置に戻すカム面に形成すると共に、これら巻戻し
レバーの凹部又は早送りレバーの凹部のうち少な
くともいずれか一方の凹部の一側のカム面を巻戻
しレバー又は早送りレバーと一体のばね材で形成
することにより、 前記ばね材の弾発力を利用して、切換レバーに
取付けた切換ギヤを巻戻し用リールレスト側の伝
達ギヤ域は巻取り用リールレスト側の伝達ギヤに
所定の圧力で噛合させると共に、巻戻しレバーと
早送りレバーを同時に押圧した場合には、ばね材
を撓ませて、該ばね材にリミツターばねとしての
機能をもたせるようにしたものである。
しレバーと早送りレバーにそれぞれ設けた切換用
の凹部（凹溝）に嵌合する一対の凸部を両端部に
設けた切換レバーを備えていて、前記巻戻しレバ
ーを押圧すると前記切換レバーが枢支軸を支点に
して中立位置から右又は左の一方向に回動して、
該切換レバーに設けた切換ギヤが巻戻し用リール
レスト側の伝達ギヤと噛合して、該巻戻し用リー
ルレストを回転させてテープの巻戻しを行ない、
前記早送りレバーを押圧すると前記切換レバーが
枢支軸を支点として他方向（巻戻しレバーを押圧
したときと逆方向）に回動して、該切換レバーに
設けた切換ギヤが巻取り用リールレスト側の伝達
ギヤと噛合して、該巻取り用リールレストを回転
させてテープの巻取りを行なうようになつている
記録再生装置において、 前記巻戻しレバーと早送りレバーに設けた切換
用の凹部の一側を、レバー押圧時に前記凸部を押
圧して切換レバーを中立位置から右又は左方向に
回動させるカム面に形成し、他側を、レバー押圧
解除時に前記凸部を押圧して切換レバーを中立位
置に戻すカム面に形成すると共に、これら巻戻し
レバーの凹部又は早送りレバーの凹部のうち少な
くともいずれか一方の凹部の一側のカム面を巻戻
しレバー又は早送りレバーと一体のばね材で形成
することにより、 前記ばね材の弾発力を利用して、切換レバーに
取付けた切換ギヤを巻戻し用リールレスト側の伝
達ギヤ域は巻取り用リールレスト側の伝達ギヤに
所定の圧力で噛合させると共に、巻戻しレバーと
早送りレバーを同時に押圧した場合には、ばね材
を撓ませて、該ばね材にリミツターばねとしての
機能をもたせるようにしたものである。
この種の記録再生装置として実公昭57−47966
号公報が知られている。この装置は第７図に示し
たように巻戻しレバー１と早送りレバー２および
これら巻戻しレバー１と早送りレバー２にそれぞ
れ設けた切換用の凹部３，４に嵌合する凸部５，
６を両端部に設けた切換レバー７を備えていて、
前記巻戻しレバー１と早送りレバー２をそれぞれ
押圧すると、前記切換レバー７が枢支軸８を支点
にして中立位置から右又は左方向に回動し、該切
換レバー７に設けた切換ギヤ９が巻戻し用リール
レスト１０側の伝達ギヤ１１又は巻取り用リール
レスト１２側の伝達ギヤ１３と噛合して、巻戻し
又は早送りの切換えを行なうようになつている。
１４は切換ギヤ９の軸９ａに取付けられたプーリ
ーであり、該プーリー１４はベルト１５を介して
フライホイール１６に連結され、モータ１７で回
転されるようになつていると共に、該回転を前記
切換ギヤ９と伝達ギヤ１１又は伝達ギヤ１３を介
して巻戻し用リールレスト１０側又は巻取り用リ
ールレスト１２側に伝達するようになつている。
号公報が知られている。この装置は第７図に示し
たように巻戻しレバー１と早送りレバー２および
これら巻戻しレバー１と早送りレバー２にそれぞ
れ設けた切換用の凹部３，４に嵌合する凸部５，
６を両端部に設けた切換レバー７を備えていて、
前記巻戻しレバー１と早送りレバー２をそれぞれ
押圧すると、前記切換レバー７が枢支軸８を支点
にして中立位置から右又は左方向に回動し、該切
換レバー７に設けた切換ギヤ９が巻戻し用リール
レスト１０側の伝達ギヤ１１又は巻取り用リール
レスト１２側の伝達ギヤ１３と噛合して、巻戻し
又は早送りの切換えを行なうようになつている。
１４は切換ギヤ９の軸９ａに取付けられたプーリ
ーであり、該プーリー１４はベルト１５を介して
フライホイール１６に連結され、モータ１７で回
転されるようになつていると共に、該回転を前記
切換ギヤ９と伝達ギヤ１１又は伝達ギヤ１３を介
して巻戻し用リールレスト１０側又は巻取り用リ
ールレスト１２側に伝達するようになつている。
また１８は前記切換レバー７の枢支軸８に取付
けられたひねりばね（トーシヨンスプリング）で
あり、該ひねりばね１８の両端部は前記切換レバ
ー７の両端部の凸部５，６を弾発して、これら凸
部５，６をそれぞれ巻戻しレバー１と早送りレバ
ー２の一側面に形成した凹部３，４の上方に当接
させている。そして前記巻戻しレバー１を矢印ａ
方向に押圧してスライドさせると、前記凹部３が
凸部５の位置まで移動してくると共に、巻戻しレ
バー１の一側部に設けたばね係合部１９がひねり
ばね１８の一端部を押し上げて、切換レバー７を
右方向（時計方向）に回動させて、切換ギヤ８を
巻戻し用リールレスト１０側の伝達ギヤ１１に噛
合させ、また逆に早送りレバー２を押圧すると凹
部４が凸部６の位置まで移動してくると共に、早
送りレバー２の一側部に設けたばね係合部２０が
ひねりばね１８の他端部を押し上げて、切換レバ
ー７を左方向（反時計方向）に回動させて、切換
ギヤ８を巻取り用リールレスト１２側の伝達ギヤ
１３に噛合させるようになつている。
けられたひねりばね（トーシヨンスプリング）で
あり、該ひねりばね１８の両端部は前記切換レバ
ー７の両端部の凸部５，６を弾発して、これら凸
部５，６をそれぞれ巻戻しレバー１と早送りレバ
ー２の一側面に形成した凹部３，４の上方に当接
させている。そして前記巻戻しレバー１を矢印ａ
方向に押圧してスライドさせると、前記凹部３が
凸部５の位置まで移動してくると共に、巻戻しレ
バー１の一側部に設けたばね係合部１９がひねり
ばね１８の一端部を押し上げて、切換レバー７を
右方向（時計方向）に回動させて、切換ギヤ８を
巻戻し用リールレスト１０側の伝達ギヤ１１に噛
合させ、また逆に早送りレバー２を押圧すると凹
部４が凸部６の位置まで移動してくると共に、早
送りレバー２の一側部に設けたばね係合部２０が
ひねりばね１８の他端部を押し上げて、切換レバ
ー７を左方向（反時計方向）に回動させて、切換
ギヤ８を巻取り用リールレスト１２側の伝達ギヤ
１３に噛合させるようになつている。
ところで上記従来の記録再生装置にあつては上
述したようにひねりばね１８を使用し、該ひねり
ばね１８で切換レバー７を左、右に回動させて巻
戻しと早送りの切換えを行なう構成になつていた
ために次に述べるような問題点があつた。
述したようにひねりばね１８を使用し、該ひねり
ばね１８で切換レバー７を左、右に回動させて巻
戻しと早送りの切換えを行なう構成になつていた
ために次に述べるような問題点があつた。
(1) ひねりばね１８を組付ける所謂ばね掛け作業
が必要となり記録再生装置の組立工数が増大す
る。
が必要となり記録再生装置の組立工数が増大す
る。
(2) ひねりばね１８を必要とするための部品点数
が増え、そのぶん記録再生装置のコストが高く
なる。
が増え、そのぶん記録再生装置のコストが高く
なる。
本考案は上記従来の問題点を解決することを目
的として為されたものである。
的として為されたものである。
巻戻しレバーと早送りレバーおよびこれら巻戻
しレバーと早送りレバーに、それぞれ設けた切換
用の凹部（凹溝）に嵌合する一対の凸部を両端部
に設けた切換レバーを備えていて、前記巻戻しレ
バーを押圧すると前記切換レバーが枢支軸を支点
にして中立位置から右又は左の一方向に回動し
て、該切換レバーに設けた切換ギヤが巻戻し用リ
ールレスト側の伝達ギヤと噛合して、該巻戻し用
リールレストを回転させてテープの巻戻しを行な
い、前記早送りレバーを押圧すると前記切換レバ
ーが枢支軸を支点として他方向（巻戻しレバーを
押圧したときと逆方向）に回動して、該切換レバ
ーに設けた切換ギヤが巻取り用リールレスト側の
伝達ギヤと噛合して、該巻取り用リールレストを
回転させてテープの巻取りを行なうようになつて
いる記録再生装置において、 前記巻戻しレバーと早送りレバーに設けた切換
用の凹部の一側を、レバー押圧時に前記凸部を押
圧して切換レバーを中立位置から右又は左方向に
回動させるカム面に形成し、他側を、レバー押圧
解除時に前記凸部を押圧して切換レバーを中立位
置に戻すカム面に形成すると共に、これら巻戻し
レバーの凹部又は早送りレバーの凹部のうちの少
なくともいずれか一方の凹部の一側のカム面を巻
戻しレバー又は早送りレバーと一体のばね材で形
成した。
しレバーと早送りレバーに、それぞれ設けた切換
用の凹部（凹溝）に嵌合する一対の凸部を両端部
に設けた切換レバーを備えていて、前記巻戻しレ
バーを押圧すると前記切換レバーが枢支軸を支点
にして中立位置から右又は左の一方向に回動し
て、該切換レバーに設けた切換ギヤが巻戻し用リ
ールレスト側の伝達ギヤと噛合して、該巻戻し用
リールレストを回転させてテープの巻戻しを行な
い、前記早送りレバーを押圧すると前記切換レバ
ーが枢支軸を支点として他方向（巻戻しレバーを
押圧したときと逆方向）に回動して、該切換レバ
ーに設けた切換ギヤが巻取り用リールレスト側の
伝達ギヤと噛合して、該巻取り用リールレストを
回転させてテープの巻取りを行なうようになつて
いる記録再生装置において、 前記巻戻しレバーと早送りレバーに設けた切換
用の凹部の一側を、レバー押圧時に前記凸部を押
圧して切換レバーを中立位置から右又は左方向に
回動させるカム面に形成し、他側を、レバー押圧
解除時に前記凸部を押圧して切換レバーを中立位
置に戻すカム面に形成すると共に、これら巻戻し
レバーの凹部又は早送りレバーの凹部のうちの少
なくともいずれか一方の凹部の一側のカム面を巻
戻しレバー又は早送りレバーと一体のばね材で形
成した。
〔作用〕
巻戻しレバーを押圧すると、該巻戻しレバーに
設けた切換用の凹部の一側のカム面で切換レバー
の凸部を押圧して、該切換レバーを右又は左の一
方向へ回動させ、該切換レバーに設けた切換ギヤ
を巻戻し用リールレスト側の伝達ギヤに噛合させ
る。
設けた切換用の凹部の一側のカム面で切換レバー
の凸部を押圧して、該切換レバーを右又は左の一
方向へ回動させ、該切換レバーに設けた切換ギヤ
を巻戻し用リールレスト側の伝達ギヤに噛合させ
る。
また早送りレバーを押圧すると、該早送りレバ
ーに設けた切換用の凹部の一側のカム面で切換レ
バーの凸部を押圧して、該切換レバーを他方向
（巻戻しレバーを押圧したときと逆方向）へ回動
させて、該切換レバーに設けた切換ギヤを巻取り
用リールレスト側の伝達ギヤに噛合させる。
ーに設けた切換用の凹部の一側のカム面で切換レ
バーの凸部を押圧して、該切換レバーを他方向
（巻戻しレバーを押圧したときと逆方向）へ回動
させて、該切換レバーに設けた切換ギヤを巻取り
用リールレスト側の伝達ギヤに噛合させる。
また巻戻しレバーと早送りレバーを同時に押圧
した場合には、これら巻戻しレバー或は早送りレ
バーの少なくとも一方の凹部の一側のカム面を構
成するばね材が撓んで、該ばね材は所謂リミツタ
ーばねとして機能する。
した場合には、これら巻戻しレバー或は早送りレ
バーの少なくとも一方の凹部の一側のカム面を構
成するばね材が撓んで、該ばね材は所謂リミツタ
ーばねとして機能する。
次に本考案を第１〜６図を参照して説明する。
図において２１が本考案の記録再生装置である。
該記録再生装置２１は巻戻しレバー２２と早送り
レバー２３およびこれら巻戻しレバー２２と早送
りレバー２３に、それぞれ設けた切換操作用の凹
部（カム溝）２４，２５に嵌合する円柱状の凸部
（カム）２６，２７を両端部に設けた切換レバー
２８を備えていて、前記巻戻しレバー２２と早送
りレバー２３を、それぞれ押圧すると、前記切換
レバー２８が枢支軸２９を支点にして中立位置か
ら右又は左方向に回動し、該切換レバー２８に設
けた切換ギヤ３０が巻戻し用リールレスト（図示
省略）側の伝達ギヤ３１又は巻取り用リールレス
ト（図示省略）側の伝達ギヤ３２と噛合して、巻
戻し又は早送りの切換えを行なうようになつてい
る。
図において２１が本考案の記録再生装置である。
該記録再生装置２１は巻戻しレバー２２と早送り
レバー２３およびこれら巻戻しレバー２２と早送
りレバー２３に、それぞれ設けた切換操作用の凹
部（カム溝）２４，２５に嵌合する円柱状の凸部
（カム）２６，２７を両端部に設けた切換レバー
２８を備えていて、前記巻戻しレバー２２と早送
りレバー２３を、それぞれ押圧すると、前記切換
レバー２８が枢支軸２９を支点にして中立位置か
ら右又は左方向に回動し、該切換レバー２８に設
けた切換ギヤ３０が巻戻し用リールレスト（図示
省略）側の伝達ギヤ３１又は巻取り用リールレス
ト（図示省略）側の伝達ギヤ３２と噛合して、巻
戻し又は早送りの切換えを行なうようになつてい
る。
前記巻戻しレバー２２と早送りレバー２３に設
けた切換操作用の凹部２４，２５は互の先端部が
離間し、基端部に行くに従つて互に近接するよう
に形成されていると共に、これら凹部２４，２５
の一側は、レバー押圧時に前記凸部２６，２７を
押圧して切換レバー２８を中立位置から右又は左
方向に回動させるカム面３３に形成され、他側は
レバー押圧解除時に前記凸部２６，２７を押圧し
て切換レバー２８を中立位置に戻すカム面３４に
形成されていると共に、早送りレバー２３の凹部
２５の一側のカム面３３は、早送りレバー２３を
プラスチツク成形するし際にこれと一体的にモー
ルド成形したばね材３５で形成されている。
けた切換操作用の凹部２４，２５は互の先端部が
離間し、基端部に行くに従つて互に近接するよう
に形成されていると共に、これら凹部２４，２５
の一側は、レバー押圧時に前記凸部２６，２７を
押圧して切換レバー２８を中立位置から右又は左
方向に回動させるカム面３３に形成され、他側は
レバー押圧解除時に前記凸部２６，２７を押圧し
て切換レバー２８を中立位置に戻すカム面３４に
形成されていると共に、早送りレバー２３の凹部
２５の一側のカム面３３は、早送りレバー２３を
プラスチツク成形するし際にこれと一体的にモー
ルド成形したばね材３５で形成されている。
実施例の記録再生装置は上記のような構成であ
つて、前記巻戻しレバー２２と早送りレバー２３
のいずれをも押圧していない状態の下では第１〜
２図に示したように巻戻しレバー２２と早送りレ
バー２３はそれぞれコイルスプリング３６，３７
により矢印ａ方向に弾発されて、所謂突出状態に
なつていて、前記凹部２４，２５の先端部に凸部
２６，２７を位置させて、切換レバー２８に設け
た切換ギヤ３０を中立状態（他の伝達ギヤ３１，
３２と噛合させない状態）に保つている。
つて、前記巻戻しレバー２２と早送りレバー２３
のいずれをも押圧していない状態の下では第１〜
２図に示したように巻戻しレバー２２と早送りレ
バー２３はそれぞれコイルスプリング３６，３７
により矢印ａ方向に弾発されて、所謂突出状態に
なつていて、前記凹部２４，２５の先端部に凸部
２６，２７を位置させて、切換レバー２８に設け
た切換ギヤ３０を中立状態（他の伝達ギヤ３１，
３２と噛合させない状態）に保つている。
そして上述の状態から巻戻しレバー２２をコイ
ルスプリング３６の弾発力に抗して反矢印ａ方向
に押圧すると凹部２４の一側のカム面３３により
凸部２６が押圧されて、切換レバー２８を枢支軸
２９を中心にして右方向（時計方向）に回動させ
て、切換ギヤ３０を巻戻し用リールレスト側の伝
達ギヤ３１に噛合させるようになつていると共
に、巻戻しレバー２２の上面に設けた突起３８
が、前記巻戻しレバー２２や早送りレバー２３に
対して略直交する方向にスライドするロツクレバ
ー３９の突起受溝３９ａに嵌合して、切換ギヤ３
０と伝達ギヤ３１を噛合状態にロツクするように
なつている。そしてこの状態の下でロツク解除レ
バー４０をコイルスプリング４１の弾発力に抗し
て反矢印ａ方向に押圧すれば、該ロツク解除レバ
ー４０に設けた突起４２で前記ロツクレバー３９
が矢印ｂ方向にスライドして巻戻しレバー２２の
ロツクが解除され、該巻戻しレバー２２は前記コ
イルスプリング３６で矢印ａ方向に弾発されて、
第１〜２図に示した突出状態になり、この際に凹
部２４の他側のカム面３４で切換レバー２８の凸
部２６は押圧されて、該切換レバー２８に設けら
れた切換ギヤ３０と伝達ギヤ３１の噛合が外れて
切換ギヤ３０は中立状態になる。
ルスプリング３６の弾発力に抗して反矢印ａ方向
に押圧すると凹部２４の一側のカム面３３により
凸部２６が押圧されて、切換レバー２８を枢支軸
２９を中心にして右方向（時計方向）に回動させ
て、切換ギヤ３０を巻戻し用リールレスト側の伝
達ギヤ３１に噛合させるようになつていると共
に、巻戻しレバー２２の上面に設けた突起３８
が、前記巻戻しレバー２２や早送りレバー２３に
対して略直交する方向にスライドするロツクレバ
ー３９の突起受溝３９ａに嵌合して、切換ギヤ３
０と伝達ギヤ３１を噛合状態にロツクするように
なつている。そしてこの状態の下でロツク解除レ
バー４０をコイルスプリング４１の弾発力に抗し
て反矢印ａ方向に押圧すれば、該ロツク解除レバ
ー４０に設けた突起４２で前記ロツクレバー３９
が矢印ｂ方向にスライドして巻戻しレバー２２の
ロツクが解除され、該巻戻しレバー２２は前記コ
イルスプリング３６で矢印ａ方向に弾発されて、
第１〜２図に示した突出状態になり、この際に凹
部２４の他側のカム面３４で切換レバー２８の凸
部２６は押圧されて、該切換レバー２８に設けら
れた切換ギヤ３０と伝達ギヤ３１の噛合が外れて
切換ギヤ３０は中立状態になる。
また早送りレバー２３はコイルスプリング３７
の弾発力に抗して反矢印ａ方向に押圧すると凹部
２５の一側のカム面３３により凸部２７が押圧さ
れて、切換レバー２８を枢支軸２９を中心にして
左方向（反時計方向）に回動させて、切換ギヤ３
０を巻取り用リールレスト側の伝達ギヤ３２に噛
合させるようになつていると共に、早送りレバー
２３の上面に設けた突起４３がロツクレバー３９
の突起受溝３９ｂに嵌合して、切換ギヤ３０と伝
達ギヤ３２を噛合状態にロツクするようになつて
いる。そしてこの状態の下でロツク解除レバー４
０を押圧すれば早送りレバー２３のロツクが解除
され、該早送りレバー２３は前記コイルスプリン
グ３７で矢印ａ方向に弾発されて第１〜２図に示
した突出状態になり、この際に凹部２５の他側の
カム面３４で切換レバー２８の凸部２７は押圧さ
れて、該切換レバー２８に設けられた切換ギヤ３
０と伝達ギヤ３２の噛合が外れて切換ギヤ３０は
中立状態になる。
の弾発力に抗して反矢印ａ方向に押圧すると凹部
２５の一側のカム面３３により凸部２７が押圧さ
れて、切換レバー２８を枢支軸２９を中心にして
左方向（反時計方向）に回動させて、切換ギヤ３
０を巻取り用リールレスト側の伝達ギヤ３２に噛
合させるようになつていると共に、早送りレバー
２３の上面に設けた突起４３がロツクレバー３９
の突起受溝３９ｂに嵌合して、切換ギヤ３０と伝
達ギヤ３２を噛合状態にロツクするようになつて
いる。そしてこの状態の下でロツク解除レバー４
０を押圧すれば早送りレバー２３のロツクが解除
され、該早送りレバー２３は前記コイルスプリン
グ３７で矢印ａ方向に弾発されて第１〜２図に示
した突出状態になり、この際に凹部２５の他側の
カム面３４で切換レバー２８の凸部２７は押圧さ
れて、該切換レバー２８に設けられた切換ギヤ３
０と伝達ギヤ３２の噛合が外れて切換ギヤ３０は
中立状態になる。
また巻戻しレバー２２と早送りレバー２３を同
時に押圧した場合には、早送りレバー２３にこれ
と一体にプラスチツクでモールド成形したばね材
３５が撓んで、該ばね材３５はリミツターばねと
して機能することになるのである。なお４４は切
換ギヤ３０の軸３０ａに取付けられたプーリーで
あり、該プーリー４４はベルト４５を介してフラ
イホイール４６に連結され、該フライホイール４
６はベルト４７を介してモータ４８に連結され、
該モータ４８で回転されるようになつていると共
に該回転を前記切換ギヤ３０と伝達ギヤ３１又は
伝達ギヤ３２を介して巻戻しリールレスト又は巻
取りリールレスト側に伝達するようになつてい
る。４９はシヤシである。
時に押圧した場合には、早送りレバー２３にこれ
と一体にプラスチツクでモールド成形したばね材
３５が撓んで、該ばね材３５はリミツターばねと
して機能することになるのである。なお４４は切
換ギヤ３０の軸３０ａに取付けられたプーリーで
あり、該プーリー４４はベルト４５を介してフラ
イホイール４６に連結され、該フライホイール４
６はベルト４７を介してモータ４８に連結され、
該モータ４８で回転されるようになつていると共
に該回転を前記切換ギヤ３０と伝達ギヤ３１又は
伝達ギヤ３２を介して巻戻しリールレスト又は巻
取りリールレスト側に伝達するようになつてい
る。４９はシヤシである。
なお図面に示す実施例ではばね材３５を早送り
レバー２３側にのみ形成した場合を示したが巻戻
しレバー２２側にも形成してもよい。
レバー２３側にのみ形成した場合を示したが巻戻
しレバー２２側にも形成してもよい。
以上説明したように本考案は、前記巻戻しレバ
ーと早送りレバーに設けた切換操作用の凹部の一
側を、レバー押圧時に前記凸部を押圧して切換レ
バーを中立位置から右又は左方向に回動させるカ
ム面に形成し、他側を、レバー押圧解除時に前記
凸部を押圧して切換レバーを中立位置に戻すカム
面に形成すると共に、これら巻戻しレバーの凹部
又は早送りレバーの凹部のうち少なくともいずれ
か一方の凹部の一側のカム面を巻戻しレバー又は
早送りレバーと一体のばね材で形成し、該ばね材
の弾発力を利用して、切換レバーに取付けた切換
ギヤを巻戻し用リールレスト側の伝達ギヤ或は巻
取り用リールレスト側の伝達ギヤに所定の圧力で
噛合させると共に、巻戻しレバーと早送りレバー
を同時に押圧した場合には、ばね材を撓ませて、
該ばね材にリミツターばねとしての機能をもたせ
るようにしたものであるから、従来のひねりばね
を使用するものに較べて部品点数および組立工数
を削減することができるという効果がある。
ーと早送りレバーに設けた切換操作用の凹部の一
側を、レバー押圧時に前記凸部を押圧して切換レ
バーを中立位置から右又は左方向に回動させるカ
ム面に形成し、他側を、レバー押圧解除時に前記
凸部を押圧して切換レバーを中立位置に戻すカム
面に形成すると共に、これら巻戻しレバーの凹部
又は早送りレバーの凹部のうち少なくともいずれ
か一方の凹部の一側のカム面を巻戻しレバー又は
早送りレバーと一体のばね材で形成し、該ばね材
の弾発力を利用して、切換レバーに取付けた切換
ギヤを巻戻し用リールレスト側の伝達ギヤ或は巻
取り用リールレスト側の伝達ギヤに所定の圧力で
噛合させると共に、巻戻しレバーと早送りレバー
を同時に押圧した場合には、ばね材を撓ませて、
該ばね材にリミツターばねとしての機能をもたせ
るようにしたものであるから、従来のひねりばね
を使用するものに較べて部品点数および組立工数
を削減することができるという効果がある。
第１図は本考案の記録再生装置の要部の底面
図、第２図は同平面図、第３図は早送りレバーを
押圧した状態の要部の底面図、第４図は同平面
図、第５図は巻戻しレバーと早送りレバーを同時
に押圧した状態の要部の底面図、第６図は同平面
図、第７図は従来例の要部の平面図である。 ２１……記録再生装置、２２……巻戻しレバ
ー、２３……早送りレバー、２４，２５……凹
部、２６，２７……凸部、２８……切換レバー、
２９……枢支軸、３０……切換ギヤ、３１，３２
……伝達ギヤ、３３，３４……カム面、３５……
ばね材。
図、第２図は同平面図、第３図は早送りレバーを
押圧した状態の要部の底面図、第４図は同平面
図、第５図は巻戻しレバーと早送りレバーを同時
に押圧した状態の要部の底面図、第６図は同平面
図、第７図は従来例の要部の平面図である。 ２１……記録再生装置、２２……巻戻しレバ
ー、２３……早送りレバー、２４，２５……凹
部、２６，２７……凸部、２８……切換レバー、
２９……枢支軸、３０……切換ギヤ、３１，３２
……伝達ギヤ、３３，３４……カム面、３５……
ばね材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 巻戻しレバーと早送りレバーおよびこれら巻戻
しレバーと早送りレバーにそれぞれ設けた切換用
の凹部に嵌合する凸部を両端部に設けた切換レバ
ーを備えていて、前記巻戻しレバーと早送りレバ
ーをそれぞれ押圧すると、前記切換レバーが枢支
軸を支点にして中立位置から右又は左方向に回動
し、該切換レバーに設けた切換ギヤが巻戻し用リ
ールレスト側の伝達ギヤ又は巻取り用リールレス
ト側の伝達ギヤと噛合して、巻戻し又は早送りの
切換えを行なうようになつている記録再生装置に
おいて、 前記巻戻しレバーと早送りレバーに設けた切換
用の凹部の一側は、レバー押圧時に前記凸部を押
圧して切換レバーを中立位置から右又は左方向に
回動させるカム面に形成され、他側はレバー押圧
解除時に前記凸部を押圧して切換レバーを中立位
置に戻すカム面に形成されていると共に、少なく
ともこれら凹部の一方の一側のカム面は巻戻しレ
バー又は早送りレバーと一体のばね材で形成され
ていることを特徴とする記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13300686U JPH0450583Y2 (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13300686U JPH0450583Y2 (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6340840U JPS6340840U (ja) | 1988-03-17 |
| JPH0450583Y2 true JPH0450583Y2 (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31032919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13300686U Expired JPH0450583Y2 (ja) | 1986-08-30 | 1986-08-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0450583Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-30 JP JP13300686U patent/JPH0450583Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6340840U (ja) | 1988-03-17 |
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