JPH04504868A - 水系加硫接着剤 - Google Patents

水系加硫接着剤

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水系加硫接着剤 本発明は、加硫に対して安定な基材上で、種々のゴムを加硫させる改良された水 系バインダーに関する。
本発明に関係する接着剤における溶媒などの揮発性物質の存在を避けることが次 第に望ましくなってきている。従って、無溶媒の配合物を形成する努力がなされ ている。本出願人のヨーロッパ特許第21.186号において、ビニリデンクロ ライドのホモポリマまたはコポリマー、および/またはブタジェン/アクリロニ トリルコポリマー、芳香族ニトロソ化合物、ブロックされたイソシアネート、ポ リビニルピロリドンならびに他の助剤を合成することが提案されている。これら のような生成物は有用であるが、天然ゴムなどの非極性ゴムを包含する種々のゴ ムに対する結合強度を改良し、かつバインダーの経済性を向上させる必要がある 。
2.3−ジハロ−1,3−ブタジェン、芳香族モノアルケニルアルキルハライド および他のモノマーから成るターポリマーラテックスがドイツ国特許出願公開第 34 25 381号において既知である。
このターポリマーは、多官能性芳香族ニトロソ化合物、この技術分野におい典型 的に使用される固形物、およびフィルム形成剤とともに加工され、接着剤組成物 を形成し得る。このフィルム形成剤は酢酸ビニルのホモポリマーまたはコポリマ ーをも包含する。金属などの上でゴムを加硫するためのこれをベースとするバイ ンダーは有用な結果を与えるが、酢酸ビニルまたは酢酸ビニルのコポリマーを対 応ポリビニルアルコールへの部分的鹸化に付する場合に大きな改良が行われるこ とがわかった。
加硫に対して安定である基材の上でゴムを加硫させるための水系バインダーは、 ヨーロッパ特許第161,373号において既知である。しかし、これら既知の バインダーは、マスクされた多官能性イソシアネートを含有する。マスクされた イソシアネートは貯蔵において安定性の問題を生じさせるので、その使用は好ま しくない。
ヨーロッパ特許第161.373号の既知のバインダーは、ポリビニルアルコー ルをも含有してよいが、使用するポリビニルアルコールの種類および量について は、記載していない。このような配合物におけるポリビニルアルコールの機能は 、単に、成分を安定化させることにある。即ち、ポリビニルアルコールは、安定 化剤として使用されているのであって、バインダーの合成に重要な役割を果たす 反応性成分として使用されていない。
従って、本発明は、加硫に対して安定な基材上でゴムを加硫させるための水系分 散物バインダーであって、他の成分に加えてアルキル化芳香族モノアルケニルア ルキルノλライドを含有するハロゲン化コポリマー、多官能性芳香族ニトロソ化 合物、 顔料、カーボンブラック、抑泡剤、乳化剤および他の助剤を含んで成り、 酢酸ビニルの部分的に鹸化されたホモポリマーまたはコポリマー、ならびに要す れば他の標準的添加剤が結合強度を増加させるために存在するバインダーに関す る。
本発明のバインダーにおいて最も重要な成分は、アルキル化芳香族モノアルケニ ルアルキルハライドをベースとするハロゲン含有ポリマーである。好ましいこの 種のハロゲン化コポリマーは、60〜97重量%の2.3−ジハロ−1,3−ブ タジェン、2〜33重量%の式: [式中、Xは、水素、塩素、臭素またはヨウ素、Yは、水素、塩素または臭素、 Zは、水素、塩素または臭素、 Aは、水素、塩素、臭素またはC1〜3アルキル基、(ただし、YSZおよびA のうちの少なくとも1つは塩素または臭素であり、Aがアルキル基である場合に 、YおよびZのうちの少なくとも1つは塩素または臭素である。)aは、1また は2、 bは、0.1または2 (ただし、少なくとも1つのbは少なくとも1である。)である。]で示される 芳香族モノアルケニルアルキルハライド、0.5〜10重量%の少なくとも1種 のオレフィン性不飽和モノマー(ただし、このモノマーは、芳香族アルキルハラ イドと異なっており、共役ジエンモノマーと少な(とも共重合可能である。) から成るターポリマーである。
既知の市販品である共役ジエンモノマーとしての2.3−ジハロ−1,3−ブタ ジェンに関して、ハロゲン成分は塩素、臭素およびヨウ素から成る群から選択さ れる。塩素が好ましいハロゲン置換基である。
共役ジエンモノマーと少な(とも共重合可能である少なくとも2種の異なった不 飽和モノマーの混合物に関して、これらモノマーは、α−ハロアクリロニトリル 、α−ハロアクリル酸、α−ハロアクリル酸エステル、α−ハロビニルケトン、 α−ハロビニルアセテート、ビニルハライド、ビニリデンハライド、スチレンお よび芳香族モノアルケニルアルキルハライドから成る第1群、ならびに少なくと も1つのオレフィン性不飽和基を有する七ツマー化合物から成る第2群から選択 できる。第2群のモノマーは、第1群のモノマーと異なっている。
式Iで示される化合物が好ましい。代表的な芳香族モノアルケニルアルキルハラ イドは、ビニルベンジルクロライド、p−トリクロロメチルビニルベンゼン、p −(α−クロロエチル)−ビニルベンゼン、p−(α−クロロブチル)−ビニル ベンゼン、α−クロロビニルベンゼンクロライド、2,3−ジー(α−クロロエ チル)−ビニルベンゼン、4−クロロメチルビニノはフタレン、対応する臭素i よびヨウ素類似体などを包含する。好ましい芳香族モノアルケニルアルキルハラ イドは、ビニルベンジルクロライド(4−クロロメチルビニルベンゼン)である 。
共重合可能なモノマー化合物の第2群に関して、第2群のエチレン性不飽和化合 物は、架橋しないという条件下、不飽和結合の付加によって重合し得るものであ る。すなわち、化合物中に1つのみの不飽和エチレン基が存在するか、または1 つを越える不飽和エチレン基が存在する場合にそれらはそのままあるいは交差す るように共役している。本発明のターポリマーにおいて使用してよいエチレン性 不飽和モノマーは1つまたはそれ以上のCH2=C<基を有するものである。
1つまたはそれ以上のCH2=C<基を有するエチレン性不飽和化合物は、スチ レン、p−クロロスチレン、3.5−ジクロロスチレン、p−メトキシスチレン 、アクリロニトリル、メタクリレートリル、ビニルブロマイド、ビニルフルオラ イド、ビニルアイオダイド、酢酸ビニル、ビニルプロピオネート、ビニルブチレ ート、ビニルベンゾエート、ビニリデンブロマイド、ビニリデンクロロフルオラ イド、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、メタクリルアミド、ビニ ルメチルケトン、ビニルピリジン、ビニルカルバゾール、ビニルメチルエーテル 、イソブチレン、エチレン、ビニルクロライド、ビニリデンクロライド、アルキ ルアクリレート(例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチルおよびオクチルア クリレート)、アクリル酸、メタクリル酸ならびに他の類似のモノオレフィン性 重合性化合物を包含する。本発明のターポリマーを製造するために共重合してよ い1つよりも多いオレフィン基を有する他の不飽和化合物は、共役ジエン、例え ば、1.3−ブタジェン、イソプレンおよび他の1,3−ブタジェン炭化水素、 クロロプレン、3−シアノ−1,3−ブチリデン、トリエン、例えば、ミルセン 、ならびにオレフィンおよびアセチレン結合を有する化合物、例えば、ビニルア セチレン、ビニルエチニル、ジエチルカルボニルなどである。
本発明において使用するターポリマーラテックスは、イオン性または混合イオン 性/非イオン性界面活性剤系の存在下で、水性媒体中、ハロゲン化共役ジエンを 少なくとも2種の異なった不飽和コモノマーと乳化重合することによって製造す ることができる。イオン性界面活性剤系が好ましい。本発明を実施するのに最も 適したターポリマーは、ハロゲン化共役ジエンを60〜97重量%、好ましくは 75〜97重量%、最適には93〜97重量%の量で含有する。
第1群のモノマーの量は、2〜33重量%、好ましくは、3〜25重量%、最適 には3〜7重量%である。第2群のモノマーの量は0゜5〜10重量%、好まし くは2〜7重量%である。特に有用なものは、ポリマーの量に基づいて80〜9 5重量%の量の2,3−ジハロ−1,3−ブタジェン、好ましくは2,3−ジク ロロ−1,3−ブタジェン、2〜10重量%の量の芳香族モノアルケニルアルキ ルハライド、好ましくはビニルベンジルクロライド、および2〜10重量%の量 のエチレン性不飽和上ツマ−1好ましくは少なくとも1つの一〇〇〇H基を有す るモノマー、特にアクリル酸、メタクリル酸および/または2−ヒドロキシエチ ルメタクリレートモノホスフェートから製造されているターポリマーである。芳 香族モノアルケニルアルキルハライドの一部分、例えば10〜90モル%は、対 応するヒドロキシアルキル化合物に鹸化されていてさえもよい。
乳化重合は、反応混合物によって占められていない空間には酸素がなく、窒素な どの不活性ガスの層が存在する密閉容器において行うことができる。重合反応の 誘導時間は酸素の存在によって長くなり、酸素の実質的な不存在下で反応を行う ことが好ましいからである。一般的に言えば、乳化重合は、モノマー成分を相互 に混合し、混合物を乳化し、乳化物を穏やかな重合条件に付し、実質的に全ての モノマーパッチを重合させることによって行うことができる。しかしながら、本 明細書において説明する必要がない実際的理由から、三成分モノマー系の乳化重 合は、重合開始剤の水溶液または水性分散物を含有する重合域に、一定速度で、 ハロゲン化共役ジエン、第1群のモノマーおよび第2群のモノマーから成る乳化 物を加えることを含んで成る半連続的方法によってさらに効果的に行うことがで きる。重合条件は、バッチ重合のものと実質的に同様であり、詳細に説明しない 。重合反応は、発熱反応であり、反応温度は約75℃以下、好ましくは約60℃ 以下に保つ必要がある。既知のレドックス触媒系、例えば、過硫酸アンモニウム /メタ重亜硫酸ナトリウム、ベンジルパーオキサイド、過酸化水素、ジ−t−ブ チルパーオキサイド、アゾ−ビス−(イソブチロニトリル)、過硫酸アルカリ金 属およびアルキル金属アンモニウムパーボレートを包含する、ラジカルを形成す るいずれかの触媒または開始剤を共重合反応において使用してよく、反応の迅速 な開始および再現性のある結果が確実になる。重合反応の後、未反応揮発性成分 は、高温での減圧処理によって、またはスチーム蒸留によって除去できる。特定 の方法は任意に選択できる。
界面活性剤の選択は、満足できる接着性を確実なものにするラテックスの製造に とって特に重要である。無機界面活性剤あるいはアニオン性および非イオン性界 面活性剤の混合物を使用する。混合物が好ましい。カチオン性界面活性剤そのも のは有効な乳化剤であるが、本発明の弾性ターポリマーラテックスの製造におけ るカチオン性界面活性剤の単独の使用、アニオン性または非イオン性界面活性剤 と組み合わせた使用、ならびにこれらの両者と組み合わせた使用は、接着性に悪 影響を及ぼす。界面活性剤系は、使用モノマーの重量に基づいて、領01〜15 重量%、好ましくは1〜10重量%の量で使用する。1.2〜2.1:1、好ま しくは1.3〜2.0:1のアニオン性界面活性剤:非イオン性界面活性剤の比 を有する混合アニオン性/非イオン性界面活性剤系を使用することが好ましい。
代表的なアニオン性界面活性剤は、カルボキシレート、例えば、ラウリン、ステ アリンおよびオレイン酸の脂肪酸石鹸ならびにサルコシンのアシル誘導体、例え ば、メチルグリシン:スルフェート、例えばナトリウムラウリルスルフェート: 硫酸化天然油およびエステル、例えば、硫酸化油およびアルキルアリールポリエ ーテルスルフェート:アルキルアリールポリエーテルスルホネート;イソプロピ ルナフタレンスルホネート、スルホスクシネートおよびスルホスフシナネート; ホスフェートエステル、例えば、短鎖脂肪アルコールと錯体ホスフェートの部分 エステル;ならびにポリエトキシ化脂肪アルコールのオルトホスフェートエステ ルである。代表的な非イオン性界面活性剤は、エトキシ化された(エチレンオキ シド誘導体)、−価アルコールおよび多価アルコール、エチレンオキシド/プロ ピレンオキシドブロックコポリマー;エステル、例えば、グリセロールモノステ アレート;ソルビトールの脱水生成物、例えば、ソルビタンモノステアレートお よびポリエチレンオキシドソルビタンモノラウレート:アミン、例えば、ラウリ ン酸、イソプロペニルハライドを包含する。アニオン性界面活性剤としてのナト リウムドデシルジフェニルエーテルジスルホネートおよび非イオン性界面活性剤 としてのノニルフェニルポリエチレングリコールの1.8:1混合物が好ましい 。本発明において使用できるアニオン性およびアニオン性/非イオン性界面活性 剤系は、「エマルジョンズ(E mulsions) :セオリー・アンド・プ ラクティス(Theory and Practice)J 、ポール・ベラチ ャ−(Paul Becher)著、6章、ラインホールド・パブリッシイング ・ローポレイション(Reinhold PublishingCorpora tion)、ニューヨーク、ならびにマクカチェン(MacCutcheon) の[ディタージェンツ・アンド・エマルジファイヤーズ(Detergents  and Emulsifiers) 、1972アニユアル(Annual)  Jにおいて詳細に記載されている。
ハロゲン化ジエン、第1群の不飽和モノマーおよび第2群の不飽和モノマーの乳 化共重合によって本発明に従って得られたターポリマーラテックスは、2〜3の 範囲のpH値を有する。好ましくはないが、受酸剤または緩衝剤、例えば、酸化 亜鉛、二塩基性リン酸鉛、酢酸ナトリウム/酢酸混合物などを用いて、pHを約 4〜11、好ましくは6〜10の値に調節することが可能である。二塩基性リン 酸鉛が好ましい受酸剤である。この種の安定化剤は、所望のpH値を保持するた めに充分な量で用いる。安定化剤の過剰量は好ましくないことがある。
本発明のバインダーは、他の重要な成分として芳香族ニトロソ化合物を含有する 。本発明を実施するのに適した芳香族ニトロソ化合物は、非隣接環炭素原子に直 接に結合した少なくとも2つのニトロソ基を有する芳香族炭化水素、例えば、ベ ンゼン、ナフタレン、アントラセンおよびジフェニルである。これらのようなニ トロソ化合物は、非隣接環炭素原子に直接に結合した2〜6のニトロソ基を有す る相互に環縮合した芳香族環を包含する、1〜3の芳香族環を有する芳香族ポリ −C−ニトロソ化合物として知られている。好ましいポリー〇−ニトロソ化合物 は、芳香族ニトロソ化合物、特にジニトロソベンゼンおよびジニトロソナフタレ ン、例えば、メタ−またはバラ−ジニトロソベンゼンおよびメタ−またはパラ− ジニトロソナフタレンである。芳香族環の環水素原子は、アルキル、アルコキシ 、シクロアルキル、アリール、アリールニトロソ、ハロゲンおよび類似の基によ って置換されていてよい。芳香族環におけるそのような置換基の存在は、本発明 におけるポリー〇−ニトロソ化合物の活性にほとんど影響しない。言うことがで きる限りにおいて、有機または無機であってよい置換基の性質に関しては限定は ない。したがって、「芳香族」ポリ−C−ニトロソ化合物、「ベンゼン」または 「ナフタレン」と言う場合に、特記しない限り、置換および非置換のニトロソ化 合物の両方を意味する。
本発明を実施するのに適したポリ−C−ニトロソ化合物の例は、これらに限定さ れるものではないが、m−ジニトロソベンゼン、p−ジニトロソベンゼン、m− ジニトロソナフタレン、p−ジニトロソナフタレン、2.5−ジニトロソ−p− シモール、2−メチル−1,4−ジニトロソベンゼン、2−メチル−5−クロロ −1,4−ジニトロソベンゼン、2−フルオロ−1,4−ジニトロソベンゼン、 2−メトキシ−1,3−ジニトロソベンゼン、5−クロロ−1,3−ジニトロソ ベンゼン、2−ペンシル−1,4−ジニトロソベンゼンおよび2−シクロへキシ ル−1,4−ジニトロソベンゼンを包含する。
本発明のバインダーは、他の特徴的な成分として酢酸ビニルの部分的に鹸化され たホモポリマーまたはコポリマーを含有する。これらのような化合物は、ポリビ ニルアルコールである。これらは、/くインダーに基づいて、1〜15重量%、 好ましくは1.5〜5重量%の量で使用される。使用ポリビニルアルコールの鹸 化度は、即ち、初めに存在したアセテート基に基づいた、ヒドロキシル基の数の ノく一センテージは、40〜98%であることが好ましい。特に好ましい結果が 、80〜90%の鹸化度で得られる。
好適なポリビニルアルコールは、一方で酢酸ビニルのホモポリマーから、および 他方で酢酸ビニルのコポリマーから誘導される。好適なコポリマーは、酢酸ビニ ルと、オレフィン、ハロゲン化オレフィン、ビニルエーテル、オレフィン性不飽 和モノ−またはジカルボン酸および/または限定された程度のそれのエステルか ら成るコポリマーである。ポリ酢酸ビニルの鹸化生成物に加えて、好ましいもの は、ポリ酢酸ビニルーロービニルブチレートの鹸化生成物、酢酸ビニル/エチレ ン/ビニルクロライドコポリマーの鹸化生成物、酢酸ビニル/アクリレートコポ リマーの鹸化生成物、酢酸ビニル/マレイン酸ジブチルエステルコポリマーの鹸 化生成物、酢酸ビニル/スチレンアクリレートコポリマーの鹸化生成物および酢 酸ビニル/メチルアクリレートコポリマーの鹸化生成物である。前記の鹸化度を 有する酢酸ビニル、エチレンおよびビニリデンクロライドのコポリマーも適して いる。前記のコポリマーの中で、コポリマー全体中の酢酸ビニル含量(モル%) は、30モル%以上、好ましくは50モル%以上、より好ましくは70モル%以 上である。
本発明で観測される効果に対する理論的説明を行うものではないが、本発明に従 って存在しなければならないポリビニルアルコールのヒドロキシル基は、加硫条 件下で、結合形成時に他の成分と反応すると考えられる。
本発明によれば、14000〜100000の分子量を有するポリビニルアルコ ールを用いて好ましい結果が得られる。この点に関して、分子量は、得られる結 果に対して小さな重要性しか持たない。
しかし、当業者は分子量を増加することによって粘度を増加でき、従って、バイ ンダーの加工性質を変えることができる。しかし、かなり高い分子量を有するポ リビニルアルコールをベースとするバインダーが、自動化された適用方法のため に好ましいことが頻繁にある金属またはプライマーへの未硬化バインダーフィル ムの良好な接着性を示す。ポリビニルアルコールの分子量が30000〜750 00であるバインダーが、この目的のために首尾良い結果を与えるので、この分 子量が好ましい。
本発明のバインダーは、5〜20重量%のハロゲン化ポリマー、2〜20重量% の少な(とも1種の多官能性芳香族ニトロソ化合物、0.2〜15重量%のポリ ビニルアルコールおよび0,2〜6重量%の助剤を含有することが好ましい。調 製物の全固形含量は、10〜50重量%、好ましくは20〜30重量%である。
本発明の分散物は、典型的な接着性改良充填剤、より好ましくはカーボンブラッ クを0.2〜10重量%の量で、酸化亜鉛を0.1〜10重量%の量で、あるい は要すれば塩基性亜リン酸鉛などを含有してもよい。顔料をも含んでもよい。本 発明のバインダーの他の利点は、例えば、ドイツ国特許第2923 651号お よびドイツ国特許出願公開第3400851号に記載されているバインダーにお いて、調製物において不可欠であると記載されている、マスクされたイソシアネ ート化合物を使用する必要がないということである。
マスクされたイソシアネートの存在は、夏時の倉庫において生じることがあるよ うな高温において特に、バインダーの安定性を一般に左右する。本発明のバイン ダーを製造するため、アルキル化された芳香族モノアルケニルアルキルハライド をベースとするハロゲン化されたポリマーのラテックスは、初めには、乳化共重 合によって調製される。他の成分および要すれば水をラテックスに添加する。好 適なユニットにおける予備的分散の後に、ラテックスはボールミルにおいて粉砕 され、2ミル以下の微小さを得る。
本発明の水系バインダーは、多くの基材に、加硫可能なエラストマーを結合する のに好適である。基材は、例示すれば、多(の金属、例えば、鉄、ステンレス鋼 、鉛、アルミニウム、銅、しんちゅう、青銅、モネルメタル、ニッケル、亜鉛な どを包含する。本発明のバインダーは、処理された金属、例えば、リン酸化鋼、 亜鉛メッキ鋼にも適しており、ガラスおよびセラミック材料、高融点プラスチッ ク、例えば、アラミド繊維にも適している。特に、アラミド繊維または金属の上 での、極性ゴム、例えばニトリルゴムの加硫において好ましい効果を有する。
バインダーは、既知の方法、例えば、ディップ被覆、噴霧被覆、ブラシ被覆など によって、基材表面に適用できる。ある場合には、塩素化ゴム、フェノール樹脂 などのプライマーによる予備処理を行うことが推奨されることがある。被覆後、 基材表面を乾燥させ、次いで一体にする。表面を一体にした後、複合構造物を従 来どおりに加熱して、加硫を行ってよい。
実施例 試験において、本発明の製品について基本的接着性質を評価し、既知の製品と比 較した。
標準試験法、例えば、ASTM−D429、方法Aまたは方法Bを試験において 使用した。
金属を通常のとおり予備処理した。
表に示した加硫条件でプレス機中で加硫を行った。加硫の後、全ての複合物を約 24時間貯蔵し、個々の試験に付した。
第1表に示す配合物の中で、N001〜3の配合物が本発明の水系バインダーで あり、N014の配合物がヨーロッパ特許第161.373号に対応する製品で ある。
全ての試験において、水系バインダーを(フェノール樹脂をベースとする)プラ イマー上に適用した。
標準接着および腐食試験 この試験によって、結合の剪断強度をめ、同時に、形成した破壊形式を評価する 。
腐食試験において、結合線に2kg/インチの負荷を適用しながら、複合要素を 水中で85〜98℃で2時間貯蔵した。
第2表において100R(100R=ゴムの100%破壊)として表示した結果 は、全ての使用ゴム混合物に対して付着試験および腐食試験において滴定な接着 および強度を示す。
引張試験 ASTM−D 429、方法Aの試験によって、ゴム/金属複合物の引張剪断強 度をめる。
この試験の結果(第3表参照)は、ゴム混合物に種類に関係な(、ゴムの100 %破壊が引張試験において常に得られるということを示している。強度値の差は 混合物に依存する。
耐予備加熱性を試験するため、被覆試験板を加硫型中で153℃で予備加熱時間 にわたって加熱し、次いで、NR混合物上で直接に加硫した。
第4表に示す破壊形式は、バインダーN093がバインダーN094よりも顕著 に良好な耐予備加熱性を有していることを示す。たった8分間の加熱の後にさえ 、バインダーN014は確実な結合を形成できない。バインダーN023は、1 4分間の予備加熱の後にも満足に機能する。
加水分解安定性 自動車工業では、ラジェータの付近で使用されるEPDM複合要素が135℃で 42時間にわたってグリサンチン(G 1ysantin) (登録商標)/水 (1: 1)に耐え得ることが必要とされている。
130℃で7日間にわたるダンパー液[グリコセーフ(G 1ykosafe)  (登録商標)610.バスフ(BASF)の製品コに対する耐性がエンジンベ アリングに必要とされている(NR複合物)。
異なったEPDMまたはNR混合物をバインダーNo、3またはNo、4で結合 し、所望の安定性試験に付した。
第5表は、バインダーNo、3がバインダーNo、4よりも顕著に優れているこ とを示している。
耐沸騰水性 前記加水分解試験に加えて、(前記のように)沸騰水試験は安全な結合がどの程 度まで保持されるかを明確に示す。
第6表に示したように、全てのNR混合物はバインダーNo、3によって強固に 結合しており、満足な耐沸騰水性が得られる。バインダーNo、4では完全に破 壊した。
前記の試験は、限られた接着性および非常に低い安定性のみがヨーロッパ特許第 161,373号に従った既知のバインダーによって得られることを示す。
対照的に、本発明のバインダーは、全ての試験において満足に働いた。本発明の バインダーによって達成されるグリサンチンおよびグリコセーフ610に対する 耐性は、特に顕著なものである。
加えて、本発明のバインダーは、噴霧挙動、噴霧パターン、沈降または基材接着 性および耐剥離性に関して、満足なものである。
第1表のバインダーNo、1およびNo、2は、詳細に説明したバインダーNo 、3に相当する接着および耐性挙動を有する。これらは、粘度またチクソトロピ ー挙動においてバインダーNO63よりも劣っている。
市販品の化学的名称は、表の後に示しである。
NR混合物の配合 加硫:153℃710分 加硫2153℃730分 NBR混合物の配合 加硫:153℃/15分 CR混合物の配合 EPDM混合物N001の配合 第2表 基材: 鋼 試験法: ASTM−D 429.方法Bバインダー:プライマー上のNO63 バルカンフト(VulkacitX登録商標)L (亜鉛−N−ジメチルジチオ カーバメート)バルカンフト(Vulkacit)(登録商標)DM (ジペン ゾチアジルジスルフィド)nHノフト(VulkacitX登録商[)CZ ( ヘンジチアジル−2−ノクロヘ牛ツルスルフィンアミF) パルカシy)(Vulkacit)(登録商標)チウラム(Thiurai)M S (テトラメチルチウラムモノスルフィド)バルカンフト(Vulkacit X登録商標)チウラム(Thiuram) (テトラメチルジスルフィド)バル カシフト(VulkacitX登録商標)DOTG (ジー〇−トリルグC): /)エチルーテルラル(Ethyl−Tellural)(登録商標) (テル ルジエチルジチオカーバメート)パルhノ7クス(VulkanoxX登録商標 )HS (2,2,4−)リフチル−1,2−ソヒドローキノリン、ポリマー) バルカノフクス(vulkanox)(登録商標)MB (2−メルカプトへン ズイミダゾール)バルカノフクス(Vulkanox)(登録商標)4010  NA (N−イソプロピル−N−フェニル−p−7zニレンジアミン) バルカノフクス(Vulkanox)(登録商標)AP (アルドール/ナフチ ルアミンの縮合生成物) オラン劣化防止剤1フク1m (種々の炭化水素の混合物)tソy劣化防止剤A FD (不飽和x−fk)コラフクス(CoraxX登録商標)3 (カーボン ブラック ASTM N 330)CK(登録商標)3 (カーボンブラック  ASTM S 300)アo<ル(Arovel)(登録商標)FEF (カー ボンブラック ASTM N 550)リーガル(RegalX登録商標)R( カーボンブラック AST)l N 774)サーv、クス(Thermax) (登録商標)M丁 (カーボンブラック ASTM N 990)ガル7・セキ ュリテ(−(Gulf 5ecurityX登録商標)320 (パラフィン系 鉱物油)パインタール (松のタール) バラ7うyり2(ParafluxX登録商標) (飽和重合石油系炭化水素) イングラブラスト(Ingraplast)(登録商標)S (ナフテン系鉱物 油)ウィノフィル(WinnofilX登録商標)S Cカルシウムステ了レー トで被覆された炭酸カルシウム) レノソーブ(Rhenosorb)(登録商標)C(酸化カルシウム)BDMA (登録商標) (ブチルグ11コールゾメタクリレート)バーカFブクス(Pe rkadox)(登録商標)14/40 (1,3−ビス=(t−プチルバーオ キシイソブロビ1l)−ペンでン) 第3表 基材: 鋼 試験法: ASTM−D 429.方法Aバインダー:プライマー上のN083 第4表 基材: 鋼 試験法、 ASTM−D 429.方法Bバインダー: プライマー上のN00 3またはNo、4バインダ一層の厚さ:約18−20μ 混合物二 NR 加硫:153℃ 注: +):ヨーロッパ特許第161.373号に従った比較例第5表 基材: 鋼 試験法: ASTM−D 429.方法Bバインダー:プライマー上のNo、3 またはNo、 4グリサンチン(G 1ysantin)(登録商標)/水(1 :1)、3日/135゜□□−」 グリコセーフ(G 1ykosafe) (登録商標)610. 7日/130 ℃注二 +):ヨーロッパ特許第161.373号に従った比較例第6表 基材: 鋼 試験法: ASTM−D 429.方法Bバインダー:プライマー上のNo、3 またはNO34注: 十):E−0ツバ特許第161.373号に従った比較例国際調査報告 EP 90006:8 S^ 36021

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.加硫に対して安定な基材上でゴムを加硫させるための水系分散物バインダー であって、 他の成分に加えてアルキル化芳香族モノアルケニルアルキルハライドを含有する ハロゲン化コポリマー、多官能性芳香族ニトロソ化合物、 顔料、カーボンブラック、抑泡剤、乳化剤および他の助剤を含んで成り、 酢酸ビニルの部分的に鹸化されていてよいホモポリマーまたはコポリマー、なら びに要すれば他の標準的添加剤が結合強度を増加させるために存在するバインダ ー。
  2. 2.分散物全体に基づいて、 アルキル化芳香族モノアルキレンアルキルハライドをベースとするハロゲン化コ ポリマー5〜20重量%、多官能性芳香族ニトロソ化合物2〜20重量%、部分 的に鹸化されていてよい酢酸ビニルのホモポリマーまたはコポリマー1〜15重 量%、 顔料、カーボンブラック、抑泡剤、乳化剤および/または他の助剤0.2〜15 重量% 水残部 を含有する請求項1記載の分散物バインダー。
  3. 3.酢酸ビニルと、オレフィン、ハロゲン化オレフィン、ビニルエーテル、オレ フィン性不飽和カルボン酸および/またはジカルボン酸および/またはそれのエ ステルとのコポリマーを酢酸ビニルのコポリマーとして使用する請求項1または 2記載の水系分散物バインダー。
  4. 4.酢酸ビニルのホモポリマーまたはコポリマーに初めに存在するアセテート基 の40〜98%、好ましくは80〜90%が、対応ポリビニルアルコールに鹸化 されている請求項1〜3のいずれかに記載の水系分散物バインダー。
  5. 5.部分的に鹸化されていてもよい酢酸ビニルのホモポリマーまたはコポリマー の分子量が、14000〜100000、好ましくは30000〜75000で ある請求項1〜4のいずれかに記載のバインダー。
  6. 6.アルキル化芳香族モノアルケニルアルキルハライドをベースとするハロゲン 化ポリマーが、 60〜97重量%の共役ジエンモノマーとしての少なくとも1種の2,3−ジハ ロ−1,3−ブタジエン、2〜33重量%の式: I.▲数式、化学式、表等があります▼および II.▲数式、化学式、表等があります▼[式中、Xは、水素、塩素、臭素また はヨウ素、Yは、水素、塩素または臭素、 Zは、水素、塩素または臭素、 Aは、水素、塩素、臭素またはC1〜3アルキル基、(ただし、Y、ZおよびA のうちの少なくとも1つは塩素または臭素であり、Aがアルキル基である場合に 、YおよびZのうちの少なくとも1つは塩素または臭素である。)aは、1また は2、 bは、0、1または2 (ただし、少なくとも1つのbは少なくとも1である。)である。]で示される 芳香族モノアルケニルアルキルハライド、0.5〜10重量%の少なくとも1種 のオレフィン性不飽和モノマー(ただし、このモノマーは、芳香族アルキルハラ イドと異なっており、共役ジエンモノマーと少なくとも共重合可能である。) から成る請求項1〜5のいずれかに記載のバインダー。
  7. 7.アルキル化芳香族モノアルケニルアルキルハライドをベースとするハロゲン 化ポリマーが、成分としてカルボン酸基を有するモノマーを含有する請求項1〜 6のいずれかに記載のバインダー。
  8. 8.アルキル化芳香族モノアルケニルアルキルハライドをベースとするハロゲン 化ポリマーが、 80〜95重量%のジクロロブタジエン、特に、2,3−ジクロロ−1,3−ブ タジエン、 2〜10重量%のアクリル酸および/またはメタクリル酸、および2〜10重量 %のビニルベンジルクロライドから成る請求項1〜7のいずれかに記載のバイン ダー。
  9. 9.アルキル化芳香族モノアルケニルアルキルハライドをベースとするハロゲン 化ポリマーが、対応するヒドロキシアルキル化合物に部分的に鹸化されている請 求項1〜8のいずれかに記載のバインダー。
  10. 10.多官能性芳香族ジニトロン化合物として、シェトロンベンゼン、特に1, 3−および1,4−シェトロンベンゼンを使用する請求項1〜9のいずれかに記 載のバインダー。
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