JPH04504745A - 接続要素用案内装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 接続要素用案内装置 本発明は、接続要素用案内装置であって、該接続要素がスリーブ要素により棒の 一端に回転可能に締結可能なボルトを含み、該ボルトが案内スリーブの前方部分 に軸方向に摺動可能に接続され、これにより案内スリーブの回転運動がボルトに 伝達可能であるところの該接続要素用案内装置に関するものである。

この一般タイブの装置は欧州特許出願（Ｅ　Ｐ−Ａ　２）第０　２９７　０３３ 号から既知である。

この種の装置の異なるタイプを形成することが本発明の目的である。

本発明によれば、接続要素用案内装置であって、該接続要素がスリーブ要素によ り棒の一端に回転可能に締結可能なボルトを含み、該ボルトが案内スリーブの前 方部分に軸方向に摺動可能に接続され、これにより案内スリーブの回転運動がボ ルトに伝達可能であるところの該接続要素用案内装置において、スリーブの後方 部分に少なくともほぼ吊鐘形状のフランジリングが設けられ、該フランジリング が、その中にスリーブインサートのヘッドが収納可能なような寸法を有している 内部空間を形成していることを特徴とする該接続要素用案内装置が提供される。

本発明の他の有利な実施態様が従属項に記載されている。

以下に図面を用いて例示実施態様についてさらに詳細に説明しよう。ここで 図１ないし図３は本発明による種々の変更態様の装置を備えた種々の接続要素の 断面図；および図４および図５は図２による案内スリーブのための案内インサー トの図を示す。

図１に示す接続要素はフランジ形状のスリーブヘッド１とおよび管状部分２とか らなるスリーブインサート３を含み、ここで管状部分２には該管状部分２を三次 元骨組の棒の一端に締結するための外ねじ４が設けられている。ボルト５はスリ ーブインサート３の貫通孔の中で案内され、該ボルト５のヘッド６は管状部分２ の端壁に当接している。

ボルト５は平滑な伸長円形部分７とおよび端部部分８とを有し、端部部分８には ボルトを案内インサート１０（図４）に締結するための外ねじ９が設けられてい る。

図４は案内インサート１０の長手軸を含む側断面図を示し、該案内インサート１ ０はねじ部分１１を設け、該ねじ部分１１は該案内インサート１０を結合部分に ねじ込むためのものである。

ここで案内インサート１０はその一方側に六角部分１２（図５）を有し、該六角 部分にねじ内孔１３が設けられ、該ねじ内孔１３内にねじ付ボルトがねじ込み可 能である。案内部分１２の本体のほぼ中央に垂直方向ねじ穴１４が設けられ、該 ねじ穴１４を貫通してたとえば六角のソケットピンである図１に示すねじ付ピン １５がねじ込まれ、これにより案内インサート１０を組立状態で案内可能である 。

ボルト５は案内装置すなわち案内スリーブ１６の貫通孔の中で案内され、該案内 スリーブ１６から案内インサート１０のねじ部分１１が突出する。案内スリーブ １６の前方部分において、この貫通孔は案内部分１２に相補の形状を有し、これ により案内スリーブ１６の回転運動はできるだけ少ない遊びをもってねじ部分１ １に伝達可能である。

したがって、案内スリーブ１６の前方部分の貫通孔は多角形でもよく、このこと は案内インサートの案内部分についても同様である。しかしながら、これらの断 面は図４および図５に示すように六角形であることが好ましい。これとは逆に、 案内スリーブ１６はその後方部分において外側および後側に向かってフランジ形 状に形成され、これによりほぼ吊鐘形状のフランジ１７を形成し、該フランジの 内部空間１８内にスリーブヘッド１を収納することができる。さらに、案内スリ ーブ１６はその後方部分に半径方向に設けられたリング形状の壁１９を有し、こ の場合壁１９と案内インサート１０との間の案内スリーブ１６の内部空間内にお いてボルト５の周りにコイルばね２０が設けられ、該コイルばね２０は案内イン サート１０とおよびそれに接続されたボルト５とを前方に押し出している。

フランジ１７の最大外径は外観をよくするように接続要素により接続されるべき 棒２１の外形と同じであることが好ましく、また吊鐘形状の空間内のフランジ１ ７の最小内径はスリーブヘッド１の最大断面より大きく、該スリーブヘッド１は それがスパナにより棒２１内にねじ込み可能なように円形でないことが好ましい 。リング形状の壁１９の内孔の直径はボルト５の直径より大でありかつコイルば ね２ｏの直径より小である。図１によるスリーブ１６は開口２２を有し、該開口 ２２内でビン１５が案内されている。

図１に示す要素の使用方法は本質的に欧州特許出願束０　２９７　０３３号から 既知であり、ただし本発明によればその後方部分に案内スリーブ１６が異なる構 造を有しているという違いがある。フランジ形状の構造は、棒２１の端部とスリ ーブ１Ｇとの間の移行が調和を有して実現可能であるという利点を有し、たとえ ば外側において案内スリーブ１６の前方部分が六角形であったりまたフランジ１ ７が円形であったりという種々の変更態様において実現可能である。

図２に示す接続要素は本質的に図１の実施態様に対応するので、同一部分に対し ては同一符号が使用されている。しかしながらこの実施態様の場合、案内装置す なわちスリーブ１６′はその本体内に開口を有していない。

図３に示す接続要素は図１の実施態様と共通のいくつかの特性を有し、またこの 場合同一部分に対しては同一符号が使用されている。図３に示す接続要素はとく に、スリーブインサート３とおよび管状部分２とからなるスリーブヘッド１を含 み、この場合管状部分２には外ねじ４が設けられている。スリーブインサート３ の貫通孔の中でボルト５が案内され、該ボルト５のヘッド６は管状部分２の端面 に当接している。

ボルト５は平滑な伸長円形部分７と、その断面が多角形でもよい案内部分２３と および端部部分９とを有し、該端部部分９には外ねじが設けられている。図面を 簡単にするために、結合部分２４および棒２５は単に破線で示されている。

ボルト５は案内スリーブ２６の貫通孔の中で案内され、該案内スリーブ２６から 端部部分９が突出している。案内スリーブ２６の前方部分においてこの貫通孔は ねじ付ボルト５の案内部分２３に相補の形状を有し、これにより案内スリーブ２ ６の回転運動ができるだけ遊びなしにボルト５に伝達可能である。

したがって案内スリーブ２６の前方部分の貫通孔は多角形でもよく、このことは ボルト５の案内部分についても同様である。しかしながら、これらの断面は六角 形であることが好ましい。これとは逆に、該貫通孔は案内スリーブ２６の後方部 分において円形断面を有することが好ましく、この場合にボルト５の円形部分７ と案内スリーブ２６の好ましい円筒形内壁との間に比較的大きい隙間が形成され 、これによりその中にコイルばね２７が収納可能な広い空間を形成する。

案内スリーブ２６の本体内に伸長開口２２が設けられ、該開口２２内でピン１５ が好ましくは該ボルトの案内部分８内で半径方向にゆるく挿入されかつ該ボルト ５に結合可能である。

隙間内にばね２７が装着され、ばね２７は、その一端において該ばね２７がブツ シュ２８に当接しまた他端においてピン１５に当接し、これによりたとえば該ば ね２７が案内スリーブ２６内に手で押し込まれたときに該ピン１５を前方に押し 付けこれにより端部部分９を案内スリーブ２６から外へ押し出すことになる。案 内スリーブ２６の前方部分の形状により回転運動の伝達が確実に行われる。他方 でピン１５が設けられ、これによりボルト５は指によりばね２７の作用に抗して 伸長開口２２に沿って押し出し可能である。

この実施態様の場合、吊鐘形状のフランジリング２９は実際の案内スリーブ２６ から分かれており、またフランジ２９をたとえばねじ込みまたはバヨネット継手 により案内スリーブ２６に締結するためにブツシュ２８が設けられている。この 場合フランジリング２９、ブツシュ２８および案内スリーブ２６は接続要素のた めの案内装置を形成する。

図３に示す実施態様は、もしたとえばブツシュ２８をねじ込むことによりスリー ブ２６が閉じられた場合に、ばね２７は該スリーブ内に常にクランプされた状態 にあるという性質を有する。したがって、ばね２７はスリーブ２６から容易に取 出し可能である。この性質は、ばね２７が容易に取替可能であるのできわめて好 ましい。この利点のほかに、図３の接続要素は、吊鐘形状のフランジリング２９ によって棒２５と案内スリーブ２６との間によりなめらかな移行部分が形成可能 であるという他の利点を有する。このタイプはきわめて容易に分解可能なので、 このタイプは案内スリーブ２６の本体内にいかなる開口２２も形成することなく 製作可能である。ピンの代わりに、部分７および／または２３内にボルトの突出 部を設けてもよく、この場合案内スリーブ２６の後方端部に至るまで開口２２も また設けられよう。

本発明の他の実施態様においては、フランジリング２９は案内スリーブ２６の後 方端部と一体部分を形成してもよい。

本発明の他の実施態様においては、フランジリング２９はブツシュ２８と一体部 分を形成してもよい。

最後に、コイルばねの代わりに側部から装着可能なたとえば蛇行形状ばねのよう なばねを用いることもまた可能であることと、および公差を維持する観点から、 フランジリングおよび／またはスリーブがたとえば青銅または亜鉛ダイカストの ようなダイカストメタルからなるものでもよいことと、を指摘しておこう。

Ｆｉｇ、　１ 要約 ロッド（２１）の一端にスリーブインサート（３）により回転自在に締結可能な ボルトを備えた案内装置に関する。前記ボルト（５）は、ガイドスリーブ（１６ −）の前部に、前記ガイドスリーブ（１６−）の回転動作が前記ボルト（５）に 伝達するように、軸方向に摺動可能に連結されている。スプリング（２０）は、 前記ボルトをガイドスリーブ（１６”’）の外へ押しやるようになっている。前 記ガイドスリーブ（１６−）の後端には、少なくとも１つの略ベル型のフランジ リング（１７）が設けられている。このフランジリングは、前記スリーブインサ ートのヘッドが収容可能な大きさに寸法状めされた内部スペースを区画形成する 。

国際調査報告 国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．接続要素用案内装置であって、該接続要素がスリーブ要素により棒の一端に 回転可能に締結可能なボルトを含み、該ボルトが案内スリーブの前方部分に軸方 向に揺動可能に接続され、これにより案内スリーブの回転連動がボルトに伝達可 能であるところの該接続要素用案内装置において、スリーブの後方部分に少なく ともほぼ吊鐘形状のフランジリングが設けられ、該フランジリングが、その中に スリーブインサートのヘッドが収納可能なような寸法を有している内部空間を形 成していることを特徴とする接続要素用案内装置。
2. ２．フランジリングが案内スリーブと一体部分を形成することを特徴とする請求 の範囲第１項記載の案内装置。
3. ３．フランジリングを案内スリーブに締結するためにブッシュが設けられている ことを特徴とする請求の範囲第１項記載の案内装置。
4. ４．フランジリングが貫通孔を設けた壁を有し、該貫通孔の直径がボルトの最大 直径よりやや大きいことを特徴とする請求の範囲第２項記載の案内装置。
5. ５．該壁上にボルトを案内スリーブから外へ押し出そうとするばねが当接するこ とを特徴とする請求の範囲第４項記載の案内装置。
6. ６．棒のより大きな円周を案内スリーブのより小さな円周に合わせるためにフラ ンジリングの外形が円錐形であることを特徴とする請求の範囲第１項ないし第５ 項のいずれかに記載の案内装置。