JPH0450323Y2 - - Google Patents

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JPH0450323Y2
JPH0450323Y2 JP1986137101U JP13710186U JPH0450323Y2 JP H0450323 Y2 JPH0450323 Y2 JP H0450323Y2 JP 1986137101 U JP1986137101 U JP 1986137101U JP 13710186 U JP13710186 U JP 13710186U JP H0450323 Y2 JPH0450323 Y2 JP H0450323Y2
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steel
steel beam
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、鉄骨梁の位置決め装置に係るもので
ある。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 鉄骨鉄筋コンクリートや鉄骨構造の建築物で
は、第2図に示すように、柱・梁の仕口部におい
て、鉄骨柱1に接合した仕口プレート2と鉄骨梁
3のウエブ31とに、相互に連通する複数のボル
ト孔21,32を穿設して、両物を複数のボル
ト・ナツトを以て締結する。
鉄骨梁3は、通常、クレーンで吊つて建込み、
この際、鉄骨作業員が無線通信機、笛、手合図等
によりクレーンのオペレータに移動量を伝達する
とともに、仕口プレート2と鉄骨梁3のウエブ3
1とのボルト孔21,32に棒状の工具6を通し
て位置合わせしているが、上下左右の微妙な量は
思うように行かないことが大変に多い。また、危
険性も高い。
斯る位置合わせの不都合を解消するものとし
て、実開昭57−176508号公報の位置決め手段が開
発された。この位置決め手段は、柱に接合したガ
セツト板の下端から水平舌片を一体に折曲突出さ
せたものであり、該水平舌片の上に溝形材の梁を
載せかけて、位置合わせした後、ガセツト板と梁
のウエブとをボルト・ナツト接合するものであ
る。これによると、位置合わせがかなり容易にな
る。
しかし、斯様な手段は、梁が溝形材であるから
可能なのであつて、一般に広く用いられているH
形鋼の鉄骨梁の場合には実施不能である。
ところで、前記仕口プレート2を上方へと伸長
させて、その上端にH形鋼の上部フランジを載せ
かけることも考えられる。
しかし、こうすると、鉄骨梁3がロールH形鋼
の場合、第3図で明らかなように、仕口プレート
2の上端がフイレツトに当たつてしまう。また、
ビルドH形鋼の場合、第4図に示すように、仕口
プレート2の上端が溶接余盛に当たつてしまうこ
ととなる。したがつて、仕口プレート2を単に上
方へと伸長させることは、実際上不可能である。
なお、逃げ加工を施せばよいが、こうすると仕口
プレートが特殊なものとなつて、コスト高を招
き、かつ、汎用性が少なくなる。
本考案は、これらの問題点を解決しようとする
ものである。
「課題を解決するための手段」 本考案は、鉄骨柱1に接合した仕口プレート2
とH形鋼による鉄骨梁3のウエブ31とに、相互
に連通する複数のボルト孔21,32を穿設し
て、両者を複数のボルト・ナツト4にて結合する
柱・梁の仕口部において、その仕口プレート2の
鉄骨梁ウエブ接合面と反対側の面の上縁に、建込
んだH形鋼鉄骨梁3の上部フランジ33を載せか
ける位置決め用水平取付けピース5を溶接したこ
とを特徴とする。
「作用」 如上の構成であるから、H形鋼鉄骨梁3の建込
みに当たり、クレーンで吊つた鉄骨梁の上部フラ
ンジ33を水平取付けピース5の上に載せかけ
(第1図)、所定位置まで滑り込ませて、双方の
ボルト孔21,32を合致させ、これらのボルト
孔にボルト・ナツト4を通して締結する(第1図
)。
「実施例」 第1図,は、本考案の実施例を示してい
る。
図において、1は、鉄骨柱、2は、該鉄骨柱の
適所に溶接した仕口プレート、3は、該仕口プレ
ートにボルト・ナツト接合させるH形鋼の鉄骨
梁、5は、仕口プレートの開放面上縁に溶接して
上方へと突出させた水平取付けピースである。
仕口プレート2と鉄骨梁3のウエブ31には、
相互に連通させて複数のボルト孔21,32を穿
設している。
水平取付けピース5は、溶接後の上面高さを、
鉄骨梁3との関係で寸法的に厳格に設定してい
る。
而して、クレーンで吊つて建込んだ鉄骨梁3の
上部フランジ33を、第1図に示すように、仕
口プレート2に溶接した水平取付けピース5の上
に載せかけ、同図に示すように、その鉄骨梁3
を所定位置まで滑り込ませて、ウエブ31と仕口
プレート2のボルト孔21,32を合致させ、こ
れらのボルト孔にボルト・ナツト4を通して締結
する。
「考案の効果」 本考案によれば、H形鋼の鉄骨梁3であつて
も、その建込みにおいて上部フランジ33を水平
取付けピース5に載せかけることができ、該水平
取付けピースを基準にして所定箇所へとスムーズ
に滑り込ませることができて、建込み、位置合わ
せを、支障なく、短時間にて、きわめて容易に、
行うことができ、しかも、その水平取付けピース
5は、仕口プレート2の鉄骨梁ウエブ接合面と反
対側の面の上縁に溶接しているので、鉄骨梁3が
ロールH形鋼やビルドH形鋼であつても、フイレ
ツトや溶接余盛を確実に逃げることができて、何
らの支障も生ぜず、勿論、仕口プレート2は、逃
げ加工を施す特殊なものとする必要もなく、仕口
プレート2の汎用性を支障なく維持でき、コスト
ダウンを図ることができる。また、高所作業の危
険性を低減でき、頗る有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す構成要領截断
正面説明図、第2図は、従来例を示す截断正面説
明図、第3図、第4図は、それぞれ不具合が生ず
る場合を例示する要部の断面図である。 1……鉄骨柱、2……仕口プレート、3……鉄
骨梁、4……ボルト・ナツト、5……水平取付け
ピース、21,32……ボルト孔、31……ウエ
ブ、33……フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄骨柱1に接合した仕口プレート2とH形鋼に
    よる鉄骨梁3のウエブ31とに、相互に連通する
    複数のボルト孔21,32を穿設して、両者を複
    数のボルト・ナツト4にて結合する柱・梁の仕口
    部において、その仕口プレート2の鉄骨梁ウエブ
    接合面と反対側の面の上縁に、建込んだH形鋼鉄
    骨梁3の上部フランジ33を載せかける位置決め
    用水平取付けピース5を溶接したことを特徴とす
    る鉄骨梁の位置決め装置。
JP1986137101U 1986-09-05 1986-09-05 Expired JPH0450323Y2 (ja)

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JP1986137101U JPH0450323Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986137101U JPH0450323Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6342705U JPS6342705U (ja) 1988-03-22
JPH0450323Y2 true JPH0450323Y2 (ja) 1992-11-27

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ID=31040836

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JP1986137101U Expired JPH0450323Y2 (ja) 1986-09-05 1986-09-05

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57176508U (ja) * 1981-05-06 1982-11-08

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JPS6342705U (ja) 1988-03-22

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