JPH04503172A - コーヒーおよび／または茶機械 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コーヒーおよび／または茶機械 本発明は、調製に必要な分量の新鮮な水を受け入れるための上方水容器を有する とともに、下部に、作動時に例えば電気による加熱部材により水を加熱する下方 水容器に連通ずる少なくとも１個の出口開口を有するコーヒーおよび／または茶 機械に係わる。

そのような機械においては、水の中の石灰質の一部が当該機械の内面、特に加熱 部材に付着するために、作動時に湯垢が連続的に発生することが知られている。

その結果、調製に次第に不相応に長い時間がかかるようになり、またエネルギー の消費がかなり増大して度々機械の湯垢取りをしなければならなくなる。そのよ うな湯垢取りは、通常、機械に石灰質をゆるめる様々な化学薬品を添加すること によって行なわれる。石灰質は、それら化学薬品とともに、何回か洗い流すこと により機械から取り除かれる。しかしながらこの方法は、比較的高価でわずられ しく、時間がかかり、かてで加えて、全ての安全手段に係わらず、化学薬品が当 該機械の手の届かない箇所に残留する危険性がある。そのような化学薬品は、後 にコーヒーあるいは茶に入ってそれを飲めないもの、あるいは直接不健康なもの にしてしまう。

本発明の目的は、最初の段落で述べた型のコーヒーおよび／または茶機械であっ て、作動中、化学薬品を添加することなしに湯垢が自動的に防止されるように装 置したコーヒーおよび／または茶機械を提供することである。

この目的は、本発明のコーヒーおよび／または茶機械を、出口開口に装着された 適宜に強い磁石を備えることを特徴とすることによって達成される。そして、出 口開口の中および／または回りには、強い磁界が形成され、該磁界を、水がその 上方水容器から下方水容器への移動中に通過し、その結果その水の石灰分が既知 の仕方で当該機械の内面、特に加熱部材に付着するのが防止されるとともに、こ れらの面上にすでに沈澱していた可能性のある石灰が次第にゆるめられて当該機 械から取り除かれる。

さらに、本発明によると、磁石は、出口開口と軸方向に整列するとともに上方水 容器内に配置されたリング状の着脱可能に装着された永久磁石としてよい。これ により、最適で有利な流量が磁界を通して水に伝達されるとともに、磁石が新し い機械ならびに既存の機械に装着できる。

さらに、本発明によると、特に有利な実施態様においては、磁石は磁化可能なセ ラミック材料製としてよい。

以下には本発明を図面を参照してより詳細に説明する。図面において図１は本発 明によるコーヒーおよび／または茶機械を概略的に示し、図２は図１に示す機械 に関連したリング型の磁石の拡大図である。

図１は、上方水容器２および下方水容器３を備えたコーヒーおよび／または茶機 械ｌを概略的に示している。上方水容器２は、溝６を介して下方容器３に連通ず る出口開口５を備えた底面４を有する。機械を使用する際には、上方容器２に緩 着されたカバー７を取り外した後、ａｍ用の新鮮な水を該上方容器内に注入する 。するとその水は、出口開口５および溝６を介して連続して下方に移動して下方 容器３内に入り、そこで電気加熱部材８によって加熱される。すると水は、上昇 管９内を上昇し、予めある量のコーヒーあるいは茶を適当なフィルタ（図示して いない）上に位置させた漏斗１０内に落ち込む。最後に、水はコーヒーあるいは 茶の層を挿通し、フィルタを通過して、調製されたコーヒーあるいは茶の収集用 のポｌト１１内に入る。ポット１１は、コーヒーあるいは茶をそれが使いきられ るまで熱い状態に保持するための、電気により加熱された加熱板１２上に固定さ れずに立うている。

図示のように、図２により明白に示したリング状の永久磁石１３が上方水容器２ の底面上に載置されている。このリング１３は、開口５と軸方向に整列され、そ れにより水は、下方水容器３に向かう途中でリング１３の中央開口内の高度に集 中された磁界中を強制的に通過せしめされる。この移動中、水は、それ自体既知 の仕方で影響を受けて、その中の石灰分が機械の内面、例えば加熱部材に付蕾し な（なるとともに、これらの面上のそれ以前に沈澱した水垢がゆるめられ、機械 から除去できるようになる。

ついでながら、水の流量は重要な役割を演じるものであり、磁石が出口開口の延 長部を形成するように位置されたリングとして正確に形成されている場合には、 最適の有利な軟水化および湯垢取り効果が得られることになる。

リング１３は、その重量のみで出口開口５上の上方水容器２の底面４上に乗って いる緩やかなリングとしてもよく、このようにすれば、リングは、今日すでに使 用中の多数のコーヒーおよび／または茶機械内に容易に装着できるという利点が ある。

リング１３は電磁石でもよいが、適宜の磁化可能な材料製の永久磁石とするのが 好ましい。これは特に有利な実施例においては磁化可能なセラミ、り材料製とす るのがよい。

寸法的には、リングは、例えば外径を約４５ｍｍ、内径を約２２ｍｍ、　高さを ９ｍｍとする。

Ｆ／６／ 国際調査報告 国際調査報告

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. １．調製に必要な分量の新鮮な水を受け入れるための上方水容器を備えるととも に、下部に、作動時に例えば電気による加熱部材により水を加熱する下方水容器 に連通する少なくとも１個の出口開口を備えてなるコーヒーおよび／または茶機 械において、上記出口開口に装着された適宜に強い磁石を備えてなることを特徴 とするコーヒーおよび／または茶機械。
2. ２．上記磁石が着脱可能に装着された永久磁石であることを特徴とする請求項１ に記載のコーヒーおよび／または茶機械。
3. ３．上記磁石が、上記出口開口と軸方向に整列したリング状であることを特徴と する請求項２に記載のコーヒーおよび／または茶機械。
4. ４．上記磁石が上記上方水客器内に位置されていることを特徴とする請求項１、 ２あるいは３に記載のコーヒーおよび／または茶機械。
5. ５．上記磁石が磁化可能なセラミック材料よりなることを特徴とする請求項１な いし４のいずれかに記載のコーヒーおよび／または茶機械。