JPH045028A - 合成樹脂成形体へのインサート埋設方法 - Google Patents

合成樹脂成形体へのインサート埋設方法

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JPH045028A
JPH045028A JP2108222A JP10822290A JPH045028A JP H045028 A JPH045028 A JP H045028A JP 2108222 A JP2108222 A JP 2108222A JP 10822290 A JP10822290 A JP 10822290A JP H045028 A JPH045028 A JP H045028A
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ring
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JP2108222A
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Atsuo Takeuchi
武内 醇雄
Yasuhiro Yomo
四方 康洋
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Nippo Sangyo Co Ltd
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Nippo Ltd
Nippo Sangyo Co Ltd
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、合成樹脂、殊に繊維強化プラスチックの成形
時に、例えばスタッドボルト等のインサートを、簡易な
手段により埋設させる方法に間する。
(従来の技術) 従来、ガラス繊維強化プラスチツク成形体に、スタッド
ボルト等を立設状態で埋設するには、第7図に示した様
に、スタッドボルト56の下端(図中で)のフランジ部
51を成形体52の表面の所定箇所に据え置き、フラン
ジ部51の上面と成形体52の表面とに跨がらせる様に
して、ガラス強化プラスチックの被覆層53を、ハンド
レイアップ法によりリング状に施していた。
(発明が解決しようとする課題) 然し乍ら、上記の様なインサートの取着方法によると、
場合によって凹凸の有る成形体52の表面に、スタッド
ボルト5oを正確に真っ直ぐに据え置くには、それなり
の手間を要するし、1つ1つのインサートを、ハンドレ
イアップ法によって埋設する作業は極めて非能率であっ
た。
そこで、本発明の目的は、例えばスタッドボルト等のイ
ンサートを、所定の取着位置と取着方向を保たせて、簡
単且つ迅速に埋設出来る様に構成された、合成樹脂成形
体へのインサート埋設方法を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記の目的を達成する為に、本発明による合成樹脂成形
体へのインサート埋設方法は、インサートAの埋設位置
に対応させて、成形型の型壁4に開口1を設け、 該開口1の開口面積より広い平面積を有する基部1.1
2と該基部6.12に連設された螺形成部1.11とか
ら成る前記インサートAの、該螺形成部1,11を成形
キャビティ5の外側に位置させ、前記基部6.12を成
形キャビティ5内に位置させ、 前記基部6.12と前記開口1の口縁部との間の間隙a
をシールするパツキンIllを配設し、前記螺形成部1
,11に螺着したナツト8又はボルト13により、前記
基部6.12と前記開口7の周縁部との間で、前記パツ
キン10を締め付け、 この状態て、成形キャビティ部内に原料樹脂を充填する
様にした。
(作 用) インサートAの螺形成部1,11を、成形型に設けた開
口1を通して成形キャビティ5の外側に位置させ、イン
サートAの基部6.12を成形キャビティS内に位置さ
せると共に、基部6,12と開口7の口縁部内面との間
の隙間aにパツキン10介在させた状態で、成形型を閉
じる。
そして、螺形成部1.11にナツト8又はボルト13に
螺じ込むと、パツキン10が隙間aの間で締付けられて
、インサートAが成形キャビティ5内の所定位置に固定
されると共に、開口1の周りの隙間がシールされる。
この状憩で、成形キャビティ5内に原料樹脂を充填すれ
ば、インサートAの基部6,12を一体に埋設した合成
樹脂成形体が得られる。
(実 施 例) 以下に、本発明の第1実施例に就き、第1図及び第2図
を参照し乍ら説明する。
この成形製品は、第2図に示した様に、インサートAを
構成するスタッドボルト1の下端部(図中で)を、ガラ
ス繊維強化プラスチツク成形体2に一体に埋設させた形
態を備えている。
成形体2を脱型する前の成形型の縦断面を示した第1図
に於いて、成形型Bは、夫々パネル状をした下型3と上
型4とから成り、下型3の上面に成形キャビテイキ5を
設けている。
スタッドボルト1の下端には、インサートAの別の構成
部材である円板状の座金6が同心状に溶接されている。
そして、上型4には、スタッドボルト1の埋設箇所に対
応する箇所に、円形の開口1を設け、その開口面積は座
金6の平面積より狭くしている。
8はスタッドボルト1に螺着されるナツト、9はそのワ
ッシャーである。
1gは○リングて、上型4の開口7の口縁部下面と座金
6の上面との間に生じる隙間aをシールするパツキンと
して役立つ。
次に、上記構成の作用を説明する。
先ず、上型4を取り除いた状態で、成形キャビティ5内
に、成形体2の補強材としてのガラス繊維マットCを配
設する。
次いで、このガラス繊維マットC上の所定の位置に、ス
タッドホルト1の下端の座金6部分を据え置き、この座
金6の上面に○リング1oを同心状に載せる。
然る後、下型3に上型4を被せて成形型Bを閉じると、
スタッドボルト1の上部は開口1を通して成形型Bの外
に突出される。
そこで、この突出部分にワッシャーSを嵌めたうえ、ナ
ツト8を螺し込んで行くと、図に示した様にOリング1
會が座金6の上面と、上型4の開口1の口縁部下面との
間で挟み付けられて、隙間aがOリング10によってシ
ールされると共に、インサートAの基部としての座金6
は、成形キャビティ5内の所定位置に宙吊支持された状
態となり、スタッドボルト1の上部は成形キャビティ5
の外側に位置される。
そこで、上型4に設けた図示されていない樹脂注入口か
ら、成形キャビティ5内に原料樹脂を充填し硬化させる
樹脂硬化後に、ナツト8をスタッドボルト1から螺脱し
たうえ、上型4を取り外せば、インサートAの基部の座
金6部分を一体に埋設させた、所望の成形体2を取り出
すことが出来る。
そして、ナツト8とワッシャーSは、その後の成形時に
反復利用出来る。Oリング10も、離型剤を塗布する等
して置けば可使可能である。
この様に、上記構成によれば、予めスタッドボルト1の
下端に座金6を熔接して置き、この座金6部分を成形キ
ャビティ5内の所定位置に配設し、座金6の上面にOリ
ング10を載せたうえ、上型4の開口1から外部に突出
させたスタッドボルト1にナツト8を螺め付けるだけで
、成形キャビティ5内の所定位置にインサートAを配設
する作業は、極めて藺草・迅速且つ確実に行われる。
第3図及び第4図は本発明の第2実施例を示すものて、
上記第1実施例との相異点は、インサートAとして、ス
タッドボルト1に替えて、ナツト11の底面に座金12
を熔接した形態のものを用いている。この座金12の平
面積は、上型4に設けた開口1の開口面積より広くして
いる。
13は、前記実施例のナツト8に変わる役割を果たすボ
ルトで、ナツト11に螺合される。
この構成の作用は、上記実施例と基本的に同一なので、
その説明は省く。
第5図及び第6図は本発明の第3実施例を示している。
第1実施例との相異点は、インサートAとしてのスタッ
ドボルト1の配設・固定手段にある。
即ち、上型4の開口7の口縁部には、口金14が一体に
埋設されており、この口金14の内周面には、0リング
15を嵌着させる環状溝14aを設けている。
1GはインサートAとしてのスタッドボルト1を成形キ
ャビティ5内の所定の位置に保持するリテーナである。
このリテーナ−16は、口金14の内周面に設けた0リ
ング15に摺接される外周面を有して、スタッドボルト
1に螺合される長ナツト部16aと、その上端に連設し
た把手部IGbとから成り立っている。
そして、スタッドボルト1の座金6の上面と、長ナツト
部IG&の下端面との間の間隙aには、Oリング10が
介在される。
この実施例と、第1実施例との相異点は、ナツト8に替
えてリテーナIGを用いたことと、このリテーナ1Gの
下方部の長ナツト部11iaを、開口7に嵌着した口金
14の内空部に挿入して、その外周面と、口金14の内
周面との間に0リング15を介在させることによって、
成形時の原料樹脂の漏防を防ぎ、且つワッシャーツを不
要化した処にある。
尚、上記各構成に於いて、インサートAは、勿論図示の
形状に限られず、要は、成形体2を様々な構造物の躯体
等に螺着手段により取着する為の、輝部を備えたインサ
ートであれば、本発明を適用することによって、上記の
如き本発明の特徴を十分に活用出来る。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかな様に、本発明の合成樹脂成
形体へのインサート埋設方法によれば、殊に、繊維強化
プラスチックの成形体に、スタッドボルト等の様な螺形
成部と基部とから成るインサートの、基部を一体に埋設
する場合には、基部を成形キャビティの内側に位置させ
、螺形成部を成形型に設けた開口を通して成形キャビテ
ィの外側に位置させると共に、基部と開口の口縁部内面
との間にパツキンを介在させたうえ、螺形成部にナツト
又はボルトを螺着させるだけで、インサートは成形キャ
ビティ内の所定位置に、簡単・迅速且つ確実に固定され
る。
そこで、成形キャビティ内に原料樹脂を充填し硬化させ
れば、インサートを一体に埋設した合成樹脂成形体が一
挙にして得られる。
従って、従来の、成形体の表面にハンドレイアンプ法に
よって盛り付けた繊維強化プラスチツク層中に、スタッ
ドボルトの基部を包埋させるといった、極めて非能率な
埋設作業に比べて、遥かに能率的に所望の製品を製作出
来ると言う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本発明の第1実施例を示すもので
、第1図は成形体を脱型する前の成形型の要部の縦断面
図、第2図は成形体の要部の縦断面である。 第3図及び第4図は、同第2実施例を示すもので、第3
図は第1図相当図、第4図は第2図相当図である。 第5図及び第6図は、同第3実施例を示すもので、第5
図は第1図相当図、第6図は第2図相当図である。 第7図は、従来例を示す要部の縦断面図である。 号   表 1 スタ・/ドボルト(螺形成部) 2 成形体      3 下型 4 上型       5 成形キャビティ6.12 
座金(基部) 1 間口       8 ナツト 3 ワッシャー10.15 0リング(パツキン)11
 ナツト(螺形成部) 13 ボルト     14 口金 16 リテーナ−16a  長ナツト部1’Gb  把
手部 A インサート     B 成形体 Cガラス繊維マット   隙間 符

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)インサートAの埋設位置に対応させて、成形型の
    型壁4に開口7を設け、 該開口7の開口面積より広い平面積を有する基部6、1
    2と該基部6、12に連設された螺形成部1、11とか
    ら成る前記インサートAの、該螺形成部1、11を成形
    キャビティ5の外側に位置させ、前記基部6、12を成
    形キャビティ5内に位置させ、 前記基部6、12と前記開口7の口縁部との間の間隙a
    をシールするパッキン10を配設し、前記螺形成部1、
    11に螺着したナット8又はボルト13により、前記基
    部6、12と前記開口1の周縁部との間で、前記パッキ
    ン10を締め付け、 この状態で、成形キャビティ5内に原料樹脂を充填する
    ことを特徴とする合成樹脂成形体へのインサート埋設方
    法。
JP2108222A 1990-04-24 1990-04-24 合成樹脂成形体へのインサート埋設方法 Expired - Lifetime JP2955874B2 (ja)

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Cited By (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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