JPH04502815A - 酸素検知材料及び方法 - Google Patents

酸素検知材料及び方法

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JPH04502815A JP2503395A JP50339590A JPH04502815A JP H04502815 A JPH04502815 A JP H04502815A JP 2503395 A JP2503395 A JP 2503395A JP 50339590 A JP50339590 A JP 50339590A JP H04502815 A JPH04502815 A JP H04502815A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、試料中の酸素の存在を測定する方法及びこの方法を実施するためのセ ンサーに関する。本発明は、酸素を通すための膜として珪酸ヘテロ重縮合物を使 用し、それを酸素検知に使用することからなる。
背景技術 酸素測定のためのルミネセンス消光(quenching) 方法力、分析する 試料を破壊したり、その測定の間酸素を消費する古くて遅い方法よりも、潜在的 に多くの利点を与えることが、当該技術分野で認められている。例えば、ルミネ センス消光方法はより容易に自動化される。
英国特許第2,132,348B号には、酸素濃度の測定にルミネセンス化合物 を使用することが記載されている。このルミネセンス物質は、酸素透過性のポリ マーキャリヤー中に含有される。キャリヤーの目的は、ルミネセンス物質が汚染 物質や妨害物質に応答することを防止することである。このような使用のための ポリマーは、第8頁第8〜29行に記載されている。
上記の英国特許により示唆される種類のプラスチックフィルムには限界がある。
例えば、捕捉(trap)されたルミネセンス物質の励起状態は、有機マトリク スに有害な影響を与える。第二に、有機物質は環境劣化を受け易かったり、望ま しくない機械的問題点を呈する、例えば、機械的強度か小さかったり、或いは酸 素透過度範囲が狭かったりする。更に、有機物質を育する成る種のセンサー要素 は、酸素測定をしようとする物質により化学的攻撃を受ける。更に、多くの有機 物質は光学的に透明ではない。結局、これらは光透過が望まれる、例えば、光の 強度の測定に基づく分析測定で使用するのには十分適していない。換言すれば、 有機物質は光学的に均一でないフィルムを形成し、そのために測定できるルミネ センス信号の量が減少する。
米国特許第4.587.101号は、0.測定のための膜として使用するポリマ ーの適合性が、十分高くなくてはならないその酸素透過性に、主として依存して いることを教示している。
同特許にはまた、シリコーン(Pot−600X 10−”al s −’cm Hg−’)を除いて、非可塑化ポリマーの酸素透過性は低すぎ(Po□〈35x  10−”aIrs−’anHg−’)、若し表示体物質のルミネセンス壊変( decay)時間が長いとしても、酸素検知度に関して有用な結果を与えないこ とが述べられている。種々のポリマー/可塑剤組合せが、その第3欄、第1〜4 0行に示唆されている。このように、この文献は、可塑剤が酸素測定のために使 用されるプラスチック膜の必要な成分であることを教示している。
本発明で使用される珪酸へテロ重縮合物は可塑剤を必要としない。更に、酸素を 透過させるための膜として珪酸ヘテロ重縮合物を使用することは、この文献に示 唆されていない。
(1985年) 、395〜406頁には、有機蛍光染料をシリカ及びシリカ− チタニア薄膜フィルム内に取り込むためにゾル/ゲル法を使用することが開示さ れている。ヘテロ重縮合物は、金属アルコキシドの重合/縮合反応及びそれに続 く低温脱水により製造される。太陽又はレーザー光ガイドとしてこのフィルムを 使用することが示唆されている。この文献は、珪酸ヘテロ重縮合物が酸素検知シ ステム内で酸素透過膜として使用できることは示唆していない。
発明の開示 本発明者らは、改良された酸素センサー及び酸素を検知する方法が、ある種の珪 酸ヘテロ重縮合物の膜を使用することによって与えられることを見出した。一つ の態様に於いて、本発明は試料中の酸素の存在を測定する方法に関し、この方法 は、 (A)試料にセンサーを曝し、センサーは、(i)可視光又は紫外光により励起 された場合にルミネセンスを発光し、そのルミネセンスの寿命又は強度が酸素に より消光され得るルミネセンス物質と、(ii)酸素に透過性であり、ルミネセ ンス物質がその中に埋め込まれている膜とからなり、 (B)試料からの酸素を膜を透過させて、ルミネセンス物質と接触させ、 (C)酸素によりひき起こされるルミネセンスの消光−関連減少(quench −related decrease)を測定し、そして、(D)それによって 得られた測定値を試料の酸素含有量を測定するために使用することを含んでなり 、膜は、式R31=のシラン単位を有し、該単位の遊離原子価が酸素により相互 連結されているように、有機変性された珪酸ヘテロ重縮合物から本質的になる。
他の態様に於いて、本発明は、可視光又は紫外光により励起された場合にルミネ センスを発し、そしてそのルミネセンスの寿命又は強度が酸素により消光される ルミネセンス物質からなり、式R8i:のシラン単位を有し、該単位の原子価か 酸素により相互連結されている珪酸ヘテロ重縮合物から本質的になる膜内に該ル ミネセンス物質が組み入れられているセンサーに関する。
当該技術に於ける上記の問題点を克服する本発明者らの研究に於いて、本発明者 らは酸素センサーのための膜としである種の珪酸ヘテロ重縮金物を使用した。こ の縮合物は全体が有機物質であるものよりも安定である。本発明の膜は、ルミネ センス消光による酸素検知のための多くの付加的な価値ある性質を有する。例え ば、これはガラスと同様に光を透過させ、そしてこれは使用濃度でリン光試薬を 容易に溶解する。
第二に、本発明で使用する膜は、熱的及び機械的安定性が改良されている。更に 、ヘテロ重縮合物により与えられる化学的安定性の改良によって、本発明の酸素 センサーは、他の酸素センサーが妨害問題を生ずる操作環境で使用できるように なる。更に、ヘテロ重縮合物の酸素透過性は、異なった官能基を使用することに よって変えることができる。即ち、この重縮合物は組成物を特定の酸素検知用に 「誂えるj又は微調整できるようにする。
即ち、本発明者らは、酸素検知用の方法及びセンサーを改良する。この改良され たセンサー及び方法は、上記の利点を有する。例えば、これらは、他のセンサー が妨害問題を有するような環境での酸素測定に使用でき、これらは必要とされる 酸素透過性を有する選択されたセンサー組成物を使用することによって酸素を広 範囲の濃度で検出できる。
本明細書の記述の目的のために、簡易表示法を本明細書で参照される種々の有機 変性された珪酸及びヘテロ重縮合物を記述するために採用した。採用した表示系 に於いて、ヘテロ重縮合物は、縮合物を作るために反応されたモノマーの相対的 パーセントにより同定される。即ち、例えば、名称「10〇−メチル」は、単独 のモノマーとしてメチルトリエトキシシランを使用して行った加水分解/縮合反 応(例1に示す)により作られた有機変性珪酸ヘテロ重縮合物を意味する。表示 [95−フェニル/ 5−03TEE Jは、95モル%のフェニルトリエトキ シシランと5モル%のテトラエトキシシランとのモノマー混合物から作られた珪 酸ヘテロ重縮合物を意味する。採用した名称を下記表に示す。
採用した名称 100−メチル 100%メチルトリエトキシシラン100−フェニル 100 %フェニルトリエトキシシラン100−オクチル 100%オクチルトリエトキ シシランフェニル(過度) 過度に(hypercritically)処理し た100%フェニルトリエトキシシラン (例2参照) フェニル/プロピル フェニルトリアルコキシシランとn−プロピルトリアルコ キシシランと の混合物から作られた市販の材料 95−フェニル15 95%フェニルトリエトキシシラン/−03TEE 5% のテトラエトキシシラン80−フェニル/15− 80%フェニルトリエトキシ シラン/Ph2/ 5−03TEE 15%ジクロロジフェニルシラン15%テ トラエトキシシラン EC−C−18オクタデシルジメチルクロロシランで末端閉塞された珪酸ヘテロ 重縮合物 本明細書の発明の記述の種々の個所で、珪酸ヘテロ重縮合物は「ゾル/ゲル」と 示すことがある。
図面の簡単な説明 図1゜時間の関数としての、(0)フェニル/プロピル及び(X) Ph10S TEE被覆中のPt0EP (白金オクタエチルポルフィリン)の正規化したリ ン光強度。酸素分圧は、窒素から空気まで5段階で変えた。
図2〜4゜種々のゾル/ゲル被覆についての、酸素濃度の関数としての、[1( N2)/l (02)−1)のプロットの集合。
図5゜窒素中でフェニル/プロピル被覆について測定した、時間−分割リン光壊 変曲線。強度は正規化した。最良合致曲線を実験データの上にプロットする。誤 差(residuals)を壊変曲線及び最良合致曲線の下にプロットする。
図6゜空気中で測定した以外は、図5と同じで実験系。
図7゜異なった露光(空気及び室内光)時間で測定した、フェニル/プロピル被 覆中のPt0EPの可視吸収スペクトル。
(A)及び(B)は、それぞれ熱前処理無し及び有りである。
発明を実施するための最良の形態 本発明で使用されるヘテロ重縮合物を製造するのに使用される加水分解/縮合反 応は、下記の式によって表すことかで(1) RySi(QC2H5)4−、4 −yH20> R,5i(OH)、、、+ 4−yC2H50!r縮合 y=lの場合、式(1)はフェニルトリエトキシシランのようなトリエトキシシ ランの完全な加水分解を示している。
上式に示したように、完全に加水分解されるトリアルコキシシランの各モル当量 について、3モル当量の水が消費される。
加水分解された生成物は比較的不安定であり、迅速に式(2)で表される縮合プ ロセスを受ける傾向がある。縮合は、3個のアルコキシド基が加水分解される前 に起き始め得ることが、当該技術に於いて知られている。
式(2)は極度に単純化しである。これは、工程(1)でそれぞれ形成された、 2個のシラノール基の間の縮合を示している。満たされていない原子価により示 されるように、他の基との間の次の縮合が生じ得る。
本発明は、気体、液体又は固体試料中の酸素の存在を測定する方法であって、 (A)試料にセンサーを曝し、センサーは、(i)可視光又は紫外光により励起 された場合に、ルミネセンスを発光し、そのルミネセンスの寿命又は強度が酸素 により消光され得るルミネセンス物質と、(ii)酸素に透過性であり、ルミネ センス物質がその中に埋め込まれている膜とからなり、 (B)試料からの酸素を膜を透過させて、ルミネセンス物質と接触させ、 (C)酸素によりひき起こされるルミネセンスの消光−関連減少を測定し、そし て、 (D)それによって得られた測定値を試料の酸素含有量を測定するために使用す ることを含んでなり、膜は、式R51=のシラン単位を有し、該式内の遊離原子 価が酸素により相互連結されているような珪酸ヘテロ重縮合物から本質的になる 。
本発明で使用するためのヘテロ型棒合物には、(1)シラン単位中のR基が、 (a)ハロゲン、例えば、フッ素で任意的に置換された約7個以下の炭素原子を 有する低級アルキル基、(b)約14個以下の炭素原子を有するアリール基並び に(c)(a)及び(b)の混合物 からなる群から選択されたもの。
(2)シラン単位中のR基が、ハロゲン、例えば、フッ素で任意的に置換された 約7個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基から選択されたもの。
(3)シラン単位中のR基が、(ハロゲン、例えば、フッ素で任意的に置換され た)約7個以下の炭素原子のアルキル基又はアミン基−NR1R2(但し、R3 及びR2は同じか又は異なっており、水素及び約4個以下の炭素原子を有する低 級アルキルから選択される)を有する約14個以下の炭素原子のアリール基であ るもの。
(4)例2により示される種類の高温、高圧処理に付された、上記の(1)、( 2)又は(3)群のへテロ重縮合物。
本発明の方法は、また、末端閉塞された珪酸ヘテロ重縮合物、即ち、繰り返し単 位Si=を有し、この単位の満たされていない原子価が酸素゛により相互連結さ れ、この縮合物がR55i−基(但し、各Rは同じか又は異なっており、上記と 同合物を使用して行うことができる。この副群(5)の中の縮合物は、非限定的 例、EC−C−18により示される。
本発明で示されるヘテロ重縮合物は、式:(1) (エエ) (エエエ) (工 V)を育するものから選択された1種又はそれ以上のシランの分子を、加水分解 させ相互連結させることによって作られる。
この方法は、好ましくはこのシラン(類)が溶解する水混和性溶剤の存在下で行 われる。この反応はまた、好ましくは水をゆっくりか又は細い流れでシラン出発 物質に添加することによって行われる。水混和性溶剤の使用及び制御された水の 添加は、加水分解の間の均一性を維持する上で助けとなる。
使用される水の量は、好ましくは、反応させるべきシラン(類)中に存在する加 水分解性基(上記式でXて表される)の完全な加水分解のために必要な計算され た量である。溶剤の量は限定されない。一般に、2〜4容積の溶剤が使用される 。溶剤はアルコール、エーテル、ケトン又は酸、アミドなどであって良い。典型 的な溶剤は、メタノール、エタノール、ジオキサン、アセトン、酢酸及びジメチ ルホルムアルデヒドである。ジオキサンは、加水分解性基がハロゲンであるシラ ン類のための好ましい溶剤である。加水分解性基がアルコキシド類であるとき、 アルコール類は好ましい溶剤である。
本発明の目的のために、「加水分解性基」は、使用される反応条件下で水と反応 する全ての基又は基類を意味する。これらは水素、ハロゲン、アルコキシド及び 類似の基から選択できる。好ましくは、これらは、アルキル基がヒドロカルビル 基、即ち、単に炭素及び水素からなる基であるアルコキシド類である。好ましく は、アルコキシド基は約4個以下の炭素原子を有する。
この方法は、触媒、例えば、酸又は塩基の存在下で行うことかできる。この目的 のために適当な酸は、5未満又は5に等しいpK、を有する。好ましくは、これ らは塩酸及び酢酸のような揮発性の酸である。NaOH,KOH及びCa(OH ) 2のような無機塩基並びに低級アルキルアミン類、例えば、トリエチルアミ ンのような有機塩基が使用できる。酸が好ましい触媒である。
この方法は、約−25°C〜約130°Cの温度で行うことができる。好ましい 温度範囲は約20°C〜約65°Cである。この方法は好ましくは周囲圧力で行 われる。しかしながら、僅かに高い又は低い圧力が、所望により使用できる。一 般に、この方法は24時間未満で完結する。好ましい反応時間は約0.5時間〜 約5.0時間である。反応時間は真に独立の変数ではなく、少なくとも適当な範 囲で、使用されるその他の反応条件に依存することが理解されるべきである。例 えば、より高い温度及びより反応性の加水分解性基は、より短い反応時間の助け となる。より小さい反応性基及びより低い温度は一般により長い反応時間を必要 とする。
上記のように、本発明は、試料中の酸素の存在を測定するための方法からなる。
この方法は、可視光又は紫外光により励起された場合にルミネセンスを発し、そ のルミネセンス(強度又は寿命)が酸素により消光され得るルミネセンス物質を 含有する膜を提供することからなる。この方法はルミネセンスのどのような特別 の種類にも制限されない。即ち、本発明の方法は、光ルミネセンス、化学ルミネ センス又は熱ルミネセンスをベースにできる。使用されるルミネセンス物質は、 上記の方法により作られた珪酸ヘテロ重縮合物の中に組み入れられる。ヘテロ重 縮合物/ルミネセンス複合体は、酸素がヘテロ重縮合物を透過し、表示体のルミ ネセンスを消光するように、試料に曝される。消光の程度、即ち、酸素により消 光の量は、試料中の酸素の量を決定するために測定され、使用される。
ヘテロ重縮合物中にルミネセンス化合物を組み入れる方法は限定されない。その 一つの方法は下記実施例に述べる。
ヘテロ重縮合物/ルミネセンス化合物複合体がら作られたセンサーは、当該技術 分野で公知の種々の検知装置に組み込むことができる。即ち、本発明のセンサー は下記の文献に記載された装置及び方法で使用できる。
Herschfeld et al; Journal of Lightwa ve Technology。
Vol、 LT−5N(L7 (1987年7月)、1027〜1o32頁。
Ge1uch et al; IEEE Transactions on B iomedicalEngineering、 Vol、 BME−33Na3  (3986年2月)、117〜132頁。
Wolfbeis et al; Mikrochimica Acta [W ien] (1984年)、153〜158頁。
Ruzecka et al; Analytica Chimica Act a 69. (1974年)、129〜】41頁。
Wolfbeis et al; Anal、 Chem、 (1985年)5 7.2556〜2561頁。
本発明により提供されるセンサーで使用されるルミネセンス化合物は、当該技術 分野で公知の広範囲の種々のルミネセンス物質から選択できる。典型的には、ア クリジン、ピレンなと又は白金とオクタエチルポルフィリンとの錯体であってよ い。他の適当な系には、Cu”、Zn”、vO++、Pd”又はPt”と錯体化 した、ポルフィリン、オクタエチルポルフィリン又はフタロシアニン配位子が含 まれる。クロム又は白金族金属との、1,10:フェナントロリン及びその誘導 体の錯体も使用できる。本発明で使用できる典型的なルミネセンス物質は、英国 特許第2.132.348 B号並びにLee et al: Anal、 C hem。
(1987年)59.279〜283頁及びAvnir et al; Jou rnal ofNon−Crystalline 5olids 74 (19 85年)、395〜406頁(supra)に開示されている。
一般的に、ヘテロ重縮合物中のルミネセンス化合物の濃度は、約0.01重量% 〜約0.4重量%、更に好ましくは約0.05重量%〜約0.2重量%の範囲内 にある。
例1 ゾル/ゲル(珪酸ヘテロ重縮合物)溶液を、実施例として80−フェニル/15 −Ph2/ 5−OSTHEを使用し、下記のような条件の標準セットにより調 製した。機械的攪拌機及び還流凝縮器を備えた、250m1の三ツロ丸底フラス コに、フェニルトリエトキシシラン40m1 (0,17モル)、ジクロロジフ ェニルシラン6、6 ml (0,031モル)、テトラエトキシシラン2.3 m1(0,010モル)及びエタノール49m1を入れた。この混合物を0.1 5M HCl 10.8m1(0,60モル)を滴加しながら、定温浴中で60 °Cで攪拌した。得られた溶液を1時間60℃で攪拌し、周囲温度で一夜装置し 、次いで更に1時間60’Cで攪拌した(このプロセスは全ての場合正確には続 けなかった。沈澱方法により分離できる十分な分子量を有する物質を作るために 、反応時間が必要であった。一般に、HCIを添加した後60°Cでの3時間の 攪拌で十分であった)。
上記の方法は、種々の組成物を作るために単純にモノマーを変えることによって 容易に修正した。添加されたエタノールの量はシランモノマーの体積と等しかっ た。添加された水の量は、0.15M HCIの形で、シランモノマーの加水分 解性基のモル数に等しかった。
Pt0EPはエタノールに溶解しないので、ゾル/ゲルポリマーを分離すること か必要であった。これは、上記のようにして調製したゾル/ゲル溶液を過剰の水 中に注ぐことによって行った。捕集できる粘稠な油として分離したポリマーを、 真空オーブン中で乾燥し、CH2Cl2中に10%固形分まで溶解した。
次いでこの貯蔵液は下記のようにしてPt0EPと共に使用できた。
重縮合物を末端閉塞することを望むとき、式■、■又は■の化合物から選択され たシラン類を重合し、次いて残留するシラノール基を、オクタデシルジメチルク ロロシラン(C+ aHstXc)I3)2SiC1のような式■の末端閉塞化 合物で閉塞することによって、中間生成物を調製できる。末端閉塞剤の量(モル )は、約0,5〜約8、更に好ましくは約2〜約4の範囲内の量で使用される。
末端閉塞に使用される温度及び反応時間は、それぞれ、約25°C〜約100° C及び約0.25時間〜約4.0時間、更に好ましくは約り0℃〜約70°C及 び約0.5時間〜約2時間の範囲内であって良い。
本例により示される方法に従って作られた末端閉塞されない又は末端閉塞された ヘテロ重縮合物は、(上記及び)下記の例により示されるように高められた温度 及び圧力でこれを加熱することによって品質を良くすることができる。
例2 フェニルトリエトキシシラン(60ml、0.25モル)を、例1に記載した方 法に従って、エタノール46.7ml及び水13.4m1(0,75モル)を使 用して重合した。酸触媒は使用しなかった。
製造した珪酸ヘテロ重縮合物のエタノール性溶液を、ステンレススチール製反応 容器へ移し、エタノールの臨界温度より高い温度で加熱することにより乾燥した 。
これは、溶液の温度を100℃/時間の速度で、280℃及び2000pSiの 圧力まで上昇させることにより完結させた。この時点で反応器を排気し、窒素を 流した。生成物を約16時間の期間をかけて周囲温度にまでゆっくり冷却させた 。
フェニル基含有珪酸は、塩化メチレンに可溶性である白色粉末状物質の形態であ った。
例3 有機変性した珪酸ヘテロ重縮合物1gを、Pt0EP 1■を添加したCH2C 1x 10m1に溶解させることにより、貯蔵液を調製した。貯蔵液に光が入ら ないようにした。この研究で、リン光強度を測定するために、光フアイバー分光 計(Guided WaveModel 200)を使用した。この市販の計器 には、中心軸に光を試料に導くための1本の入力ファイバー及びエツジに沿った 散乱光を集めそれを分光計に戻すように導くための6本の出カフアイバーを有す る分岐したファイバーが取り付けられている。このファイバーの末端はステンレ ススチール製プローブの中に入っている。ポリカーボネート又はポリメチルメタ クリレートのバレルをプローブにねじ込み、ガラスの円盤をジクロロメタンで筒 に接着した。25ミル厚さの板に、励起ビームの断面及び観察され得るリン光を 最大にする光ファイバーの開口数により定義される視野内に色素を載せた。Pt 0EP/ゾル−ゲルを先ずガラス円盤上に滴下被覆した。次いで、この被覆物を 60°C〜120°Cで1〜4時間加熱した。室温に冷却した後、このガラス板 を筒に「接着」した。測定の間、ファイバーを、2個の流量計に接続したガラス 瓶内に保持した。
2個の流量計は、全圧を一定に維持しながら、圧縮窒素と空気分圧との比率を制 御するために使用した。色素/ポリマーを、タングステンランプ及び550nm 未溝の波長を通過させるEaling干渉フィルターで励起した。リン光を10 nmの帯域幅を有する642nmでモニターした。リン光寿命は、非線形曲線合 致(nonlinear curve fitting)により、 (時間−分 割リン光により得られた)記録された壊変曲線から推定した。可視吸収スペクト ルはHP−4850A UV−VIS分光計で得た。
図1は、時間(分)の関数としての、窒素中で測定された対応する強度で正視化 された、(X) 、95−フェニル15−03THE及び(0)、フェニル/プ ロピル被覆物中に含有されたPt0EPのリン光強度の結果を示す。この図に於 いて、強度に於ける各段階の変化は、流量計を手動で調節することによって窒素 の酸素分圧に対する比率を変えたためである。測定は、窒素から空気まで5段階 で酸素分圧を増加させることによって行った。酸素分圧を増加させたとき、酸素 によりリン光の消光のためにリン光強度が減少した。窒素に切り替えて戻したと き、(0)、フェニル/プロピルの場合に示すように、強度は殆どその元の高い 値を回復している。窒素と空気との間で後ろ及び前へ切り替えたとき強度の僅か の減少は、後に示す含有されたPt0EPの不安定性から生じ得る。被覆厚さに 依存するこのセンサーの応答時間は、秒の範囲内(例えば、10〜40秒)であ り得る。酸素分圧の各段階変化での強度の変化での差異は、95−フェニル/  5−03THEとフェニル/プロピルとの間で有意である。この差異は、これら の二つの被覆物の間の酸素透過性に於ける差異の表示である。フェニル/プロピ ル被覆物は、95−フェニル/ 5−03THEよりも高い酸素透過性を示す。
(1(N2)/I (O□)−1〕対PO□のプロットの傾斜は、寿命τ1と透 過率Potとの積に比例する。図2〜4は、8個の異なったゾル/ゲル被覆物に ついての、これらのプロットの集合である。それらの組成の差異は前記した。図 2は、100−メチル及びフェニル(過度)か、フェニル/プロピル及び100 −フェニルよりも著しく酸素に透過性であることを示している。しかしながら、  100−メチル及びフェニル(過度)は非線形の性質を示す。他方、100− フェニル及びフェニル/プロピルは、試験した酸素濃度範囲に対して比較的線形 の応答を示す(図2)。
少量の03TEEを、95−フェニル/ 5−03TEE及び80−フェニル/ 15−Phi/ 5−03THEを調製するために添加したとき、その付随する 透過率は、フェニル置換ゾル/ゲルが100%である100−フェニルの透過率 よりも低い。95−フェニル15−03TEE及び80−フェニル/15−Ph 2/ 5−OSTEEか、同様の酸素透過率を示すことに注目されたい(図3) 。
図4は、末端閉塞したゾル/ゲル、EC−C−18から及び100%n−オクチ ルトリエトキシシランゾル/ゲル、 10〇−オクチルから調製した被覆につい て得られた結果を示す。これらの二つの被覆の酸素消光に対する応答は、他の珪 酸ヘテロ重縮合物被覆とは著しく異なっている。これらの重縮合被覆は酸素に対 して非常に透過性であることが明らかである。
これらの応答曲線は、比較的低い酸素濃度で平坦域に達している。
測定した酸素透過率はまた、リン光プローブの壊変寿命の関数でもある。これら の被覆の間の酸素透過率を比較するために、本発明者らは付随するリン光寿命を 測定した。含有されたPt0EPのリン光寿命は、時間分割リン光測定から評価 した。図5は、窒素中で測定したフェニル−プロピル被覆物についての典型的な リン光壊変曲線を示す。これには二重指数(biexponential)壊変 を仮定することによる最良合致曲線も含める。合致は合理的に良好であり、良好 な合致は小さい偏差と、誤差(誤差を、図5及び図6で壊変曲線の下にプロット する)に於けるランダムな分布を有する。時間単位はミリ秒である。二重指数合 致は、Pt0EPの励起した三重項状態が二つの異なった環境を経験することを 示すてあろう。図6は、図5で使用した同じ被覆で空気中で得られた結果を示す 。また、この壊変曲線は、予期されたように、窒素中で測定されたものよりも短 い二つの壊変寿命によって説明できる。
表■は、空気中及び窒素中の両方で測定したリン光寿命を要約している。この表 にはまた、Pt0EP/CH2Cl□溶液について測定した結果も含まれている 。
τ、、 12 13.7 18.2 18.7τ、2 88.1 91.6 1 04.2〔空気〕 τ。、、 、46 2.0 3.5 2.6τ。825.2 7.5 5.3 *時間単位はミリ秒である。
図2〜4から、リン光寿命と酸素透過率との積に比例する傾斜の比率は、100 −メチル:フェニル/プロピル:95−フェニル/ 5−03THEについて、 l : 0.431 : 0.161である。それらのリン光寿命に於ける差異 について補正した後、比率は1 : 0.49 : 0.19になる。この場合 に、ルミネセンス寿命は、これらの3個の被覆の間の透過率について、相対強度 を変えるのみで順序は変えない。
観察された結果からある結論を出すことができる。即ち、アルキル置換したガラ ス状の被覆は、アリール置換した被覆よりも酸素に透過性であるようである。し かしながら、例2の過度の方法により調製された100%フェニル置換した被覆 は、従来の低温ゾル/ゲル方法から調製されたフェニル被覆よりも、高い酸素透 過率を示す。フェニルの一部をプロピルで置換した場合に、酸素透過率が増加す る結果になる。他方、5%の03TEEを含有させると酸素透過率が減少する。
03THEは、被覆の最終構造を更に緊密に架橋させ、より硬い被覆を作るよう にする。
末端閉塞されたゾル/ゲル被覆については、これらは高い酸素透過率を示す。
別の実験で、アミノプロピルシランから調製されたゾル/ゲル被覆の酸素透過率 は、空気及び窒素中の両方で含有したPdTPPSのリン光スペクトルを測定す ることにより評価した。
その結果は、空気がPdTPPS (パラジウムテトラフェニルポルフィリンス ルホネート)のリン光をどのような認識できる量へも消光しなかったことを示し ている。換言すると、この被覆は酸素に対して非常に不透過性である。このこと はアミン基の特性に起因させることができる。この種類の酸素不透過性被覆は、 それ自体の値を持っている。例えば、アミノプロピル基を含有するゾル/ゲルは 、センサーの透過率を微調整するためにより大きい酸素透過率を有する他のゾル /ゲルとブレンドすることができる。
本発明者らは、組み入れたPt(IEPのリン光強度か、空気中で光に露出した とき時間と共に徐々に減少することを観察した。制御した実験に於いて、本発明 者らは、この劣化を起こすために酸素と光との両方が必要であることを観察した 。フェニル/プロピル被覆中のPt0EPの可視スペクトルを、時間の関数とし てモニターした。その結果を図7 (A)−(B)に表す。図7で、(A)及び (B)は、それぞれ熱前処理無し及び有りの両方の被覆について得た。Pt0E Pの吸収強度は時間と共に著しく減少した。図7(B)に示されるような熱前処 理は、ある程度まで安定性を改良すると思われる。
本発明者らは過度の方法から調製した100%フェニルゾル/ゲルが、比較的に 遅い光劣化速度を示すことも観察した。
色素安定性の問題にも拘わらず、上記の仕事は、ゾルゲルが酸素検知用の被覆と して多くの価値ある性質を有することを示した。ゾル/ゲル被覆の機械的及び化 学的安定性は、妨害問題を有するその他のリン光オプトロード(0ρtrade s)とは違って、センサーをI N NaOH、オキシヒドロキシド第二鉄(f erri coxyhydroxide)水性スラリー、ラテックスコロイド状 懸濁液及びガス中で操作できるようにする。ダイナミックレンジは、図4の10 0−メチルについての曲線により示されるように、文献のオプトロード(Mil ler、 F、、 et al、 J。
Lightwave Tech、、 Lt−5(7)、 1027〜1032頁 、1987年)よりも3〜4倍大きい。最適の酸素感度範囲は(図4〜6に示す ように)調節でき、最低の測定可能な酸素濃度は< 0.001%である。ある ゾル/ゲル被覆の光学的性質(透明度、散乱等)は、光学品質のガラスのそれら に近い。
正規化した強度比 1(N 2)/+(02) −1 +(N2)/+(02)−1 1(82)/l(02)−1 吸収 補正書の翻訳文提出書 吸収 (特許法第184条の8) 平成3年7月lZ日

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(A)試料にセンサーを曝し、センサーは、(i)可視光又は紫外光により 励起された場合にルミネセンスを発光し、ルミネセンスの寿命又は強度が酸素に より消光され得るルミネセンス物質と、(ii)酸素に透過性であり、ルミネセ ンス物質がその中に埋め込まれている膜とからなり、 (B)試料からの酸素を膜を透過させて、ルミネセンス物質と接触させ、 (C)酸素によりひき起こされるルミネセンスの消光−関連減少を測定し、そし て、 (D)それによって得られた測定値を試料の酸素含有量を測定するために使用す ることを含んでなり、前記膜は、式RSi≡のシラン単位を有し、該単位の遊離 原子価が酸素により相互連結されているように、有機変性された珪酸ヘテロ重縮 合物から本質的になる、試料中の酸素の存在を測定する方法。
  2. 2.該シラン単位中のR基が、 (a)約7個以下の炭素原子を有する低級アルキル基又はハロ置換アルキル基、 (b)約14個以下の炭素原子を有するアリール基及び、(c)(a)及び(b )の混合物 からなる群から選択される、請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 3.該シラン基中のR基が、該基の約70〜100%が群(b)から選択され、 該群の0〜30%が群(a)から選択される請求の範囲第2項記載の方法。
  4. 4.該シラン単位中のR基が副群(b)から選択され、該ヘテロ重縮合物が加水 分解性基又はシラノール基を実質的に含まないことによって更に特徴づけられる 請求の範囲第2項記載の方法。
  5. 5.該シラン単位中のR基がフェニルである請求の範囲第3項記載の方法。
  6. 6.該シラン単位中のR基がフェニルである請求の範囲第4項記載の方法。
  7. 7.該シラン単位中のR基が、約7個〜約20個の炭素原子を有するアルキル基 及びハロ置換アルキル基から選択される請求の範囲第1項記載の方法。
  8. 8.該シラン単位中のR基がオクチルである請求の範囲第7項記載の方法。
  9. 9.Rが、約20個以下の炭素原子のアルキル基若しくはハロ置換アルキル基又 はアミン基−NR1R2(但し、R1及びR2は同じか又は異なっており、水素 及び約4個以下の炭素原子を有する低級アルキルから選択される)で置換された 約14個以下の炭素原子のアリール基である請求の範囲第1項記載の方法。
  10. 10.Rがアミノプロピルである請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 11.(A)試料にセンサーを曝し、センサーは、(i)可視光又は紫外光によ り励起された場合にルミネセンスを発光し、ルミネセンスの寿命又は強度が酸素 により消光され得るルミネセンス物質と、(ii)酸素に透過性であり、該ルミ ネセンス物質がその中に埋め込まれている膜とからなり、 (B)試料からの酸素を膜を透過させて、ルミネセンス物質と接触させ、 (C)酸素によりひき起こされるルミネセンスの消光−関連減少を測定し、そし て、 (D)それによって得られた測定値を試料の酸素含有量を測定するために使用す ることからなり、前記膜は、式RSi≡のシラン単位を有し、該単位の満たされ ていない原子価が酸素により相互連結されている珪酸ヘテロ重縮合物から本質的 になる、試料中の酸素の存在を測定する方法。
  12. 12.可視光又は紫外光により励起された場合にルミネセンスを発光し、照明の 寿命又は強度が酸素により消光され得るルミネセンス物質からなり、該ルミネセ ンス物質が、式RSi≡のシラン単位を有し、該単位の原子価が酸素により相互 連結されている珪酸ヘテロ重縮合物から本質的になる膜内に組み入れられている センサー。
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