JPH04502311A - 有機金属化合物、その調整方法及びそれを含む薬剤化合物 - Google Patents
有機金属化合物、その調整方法及びそれを含む薬剤化合物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
人 、その・ ゛ びそれを
金力JJI念物
本発明は、有機金属化合物、その調製方法及びそれを含む薬剤化合物に関する。
本発明は、トリパノゾーマ症、リーシュマニア症、糸状虫症なとの寄生虫病の治
療におけるこれらの薬剤化合物の使用を、特にその目的としている。
ヒト及び動物におけるこれらの寄生虫病の化学療法処置は、現在重大な問題を提
起している。
E、 FRIEDHEIMが発見したMeI2 B化合物(米国にて出願され1
953年2,659,723号として公示されたもの)は、第2段階でのヒトト
リパノゾーマ症の治療のために最もよく用いられている薬剤である。しかしなが
ら、この化合物は数多くの欠点を呈し、なかでも、最も重大な欠点は、このMe
J2 Bでの治療を受けた人の5%に発生する予想不可能な致死的脳障害の触発
である(WHO/FAO専門委員会(1979)、「アフリカトリパノソーマ症
」、WHO技術報告シリーズ、N635)。
この特許は五員環構造内に組み込まれた砒素(As)又はアンチモン(Sb)原
子を有するMeQ Bに似たその他の化合物も同様に開示している。アンチモン
原子が六員環構造内に組み込まれているようなMeQ Bに似た誘導体を提供す
る可能性のある方法が、この特許の中で一例として記述されている。
しかしながら、
【p−(ジアミノ−4,6−s−トリアジニル−2−アミノ)フ
ェニル−2−ジチアースチバンー1.3.2−トリオ−ルー4.5.6)に相応
する】上述の例において得ることのできる生成物の物理化学的又は生物的特性に
ついては、この特許において全(示されていなかった。
MeQ W化合物(FRIEDHEIM E、 A、 H(1966年)ドイツ
特許1,229,543号)は、Mej2Bの水溶性誘導体であり、獣医的治療
及びヒトの治療において使用された。しかしながら、ヒトでの応用は数多くの毒
性の問題を理由として放棄された。
上述の薬剤の毒性作用の問題に加えて、これらの製剤に対し抵抗性をもつ多数の
トリパノゾーマ株が発見された。
Me12 B及びMeβ Wというこれら2つの薬剤は、5頂点をもつジチアル
ソラン(五員環)タイプの類似する化合物である;これら2つの化合物の間の唯
−の構造的差異は、五員環上の異なる置換基にある。
この五員環の合成は、隣接ジチオール(つまり隣り合う2つの炭素原子に支持さ
れているジチオール)を用いて行なわれる。
本発明は、より限定的に言うと以下、p−(ジアミノ−4,6−s−トリアジニ
ル−2−アミノ)フェニル−2ジチアースチバン−1,3,2−1リオール−4
,5,6、と呼ぶ、
という化学式(I)の化合物を除いた、という一般化学式で特徴づけされる有機
金属化合物において、
−Mは砒素(A s )又はアンチモン(S b)を表ゎし、
一同一のものであるか又は異なるものであるYとZは、硫黄又は酸素原子を表わ
し
一同一のものであるか又は異なるものであるR1、Rs 、Rs 、R4及びR
5は、
・水素原子
・炭素原子1個乃至18個をもつ1つ又は2つのアルキル基により置換された、
−級アミンN Hg 、又は二級アミン又は三級アミン、・R6をメチル−CH
,又はアミン−NH3とし・−COOH基
・ヒドロキシル−OH
・Xを窒素原子又はCH基として
というタイプの基
を表わし、
−A、は、3個乃至21個の炭素原子特に4個乃至6個の炭素原子のアルキレン
基を表わし、このアルキレン基は場合によっては、
・−(CH* )、−R,(なお式中、R1は水素原子又はヒドロキシル官能基
−OH又は酸−COOH又はアミン−NH,又はスルホン酸基−8O3Hを表わ
し、nはOから10までの整数を表わす)又は上述の化学式−(cH*)−Rt
の同一の又は異なる複数の基によって、或いはまた
・上述の化学式−(CH,) n−Rtの基の単数又は複数の塩特にR1が酸性
官能基を表わす場合Na又はKの単数又は複数の塩、或いはまた、R2がアミン
基を表わす場合単数又は複数の塩酸塩によって、
置換されること、
を特徴とする有機金属化合物に関する。
さらに限定的に言うと本発明は、
という一般化学式をもち、式中
−Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)を表わし、
一同一のものであるか又は異なるものであるY及びZは、硫黄又は酸素原子を表
わしており、−Rは、
という化学式をもつ基又は水素原子を表わし、−Aは、場合によって単数又は複
数のヒドロキシル官能基−OHにより置換される1個乃至18個の炭素原子特に
2個乃至4個の炭素原子をもつアルキレン基を表わすこと、
を特徴とする化合物に関する。
本発明の目的は、さらに限定的に言って、以下の化合物にある。
本発明は同様に、
という化学式の化合物[なお 式中、R,、R,、R,、R,及びR2は上述の
ものと同じ意味をもち、Mは、砒素(As)又はアンチモン(sb)の二塩化物
、酸の塩又は酸又は酸化物の一形態を表わす]と、
−HY−AI−ZHという化学式の化合物[なお、Y 、 A +及びZは前述
のものと同じ意味をもつ]の間の反応及びそれに続く獲得化合物の回収及び純化
が含まれていることを特徴とする、前述の化合物の取得方法にも関する。
さらに限定的に言うと、本発明の目的は、という化学式の化合物[なお式中、R
は前述のものと同じ意味をもち、Mは砒素(As)又はアンチモン(sb)の二
塩化物又は酸の塩、又は酸化物の一形態を表わす]と、
−HY−CHI−A−CH,−ZHとイウ化学式の化合物[なお式中、Y、Z及
びAは前述のものと同じ意味をもつ]
の間の反応及びそれに続く化合物の回収及び純化が含まれていることを特徴とす
る、上述の特定の化合物の取得方法にある。
上述の反応の出発化合物を取得し存在させる条件は、当業者にとって周知のもの
であり、特に本発明の誘導体の合成についての詳しい説明において記されている
。
本発明は同様に、トリパノゾーマ症、リーシュマニア症、糸状虫によりひき起こ
される病気(糸状虫症)及び特にエイズ患者におけるPneumocystis
cariniiにューモシスチス・カリニ)による感染症の治療を目的とした
薬剤を得るための、上述の化学式(I)の誘導体を含めた上述の化合物の使用に
も関する。
本発明は、薬学的に受容可能な賦形剤と結びつけられた上述の化学式(1)の誘
導体を含め上述の殺トリパノゾーマ化合物を単数又は複数含む薬剤化合物を目的
とする。
これらの薬剤化合物は、特に嗜眠病といったトリパノゾーマによってひきおこさ
れるもの及び糸状虫(フィラリア)によりひきおこされるものといった寄生虫病
の治療のために特に有効である:これらの薬剤化合物は同様に、Pneumoc
ystis cariniiによりひきおこされる肺炎といったその他の病気に
も極めて有効である。
有利なことに、本発明に基づく化合物は、筋肉内又は皮下投与のため生理液内に
懸濁した形で薬学的に受容できる賦形剤に結びつけられる。このような薬剤化合
物は、刺激性有機溶剤の中に入れて投与され、痛みのある炎症をひき起こし、そ
のため使用が制限されているようなMeβ Bといった現行の殺トリパノゾーマ
薬に比べ、特に有利である。
本発明の薬剤化合物は、ヒト又は動物(獣医学的応用)における上述の寄生虫病
の予防又は治療を目的として利用できる。
同様に、これらの薬剤化合物がメラルリブロールCMeQ B)抵抗性トリパノ
ゾーマ株に対し活性をもつことも確認されている。
マウスに関して行われた研究から得られた結果によると、本発明に基づく化合物
は、現在使用されている砒素又はアンチモンベースの殺トリパノゾーマ誘導体よ
りも毒性がはるかに低い。
生理液中の本発明の化合物の溶解度が低く又安定性が優れていることから、この
化合物は、遊離が緩慢で従って作用時間が長い薬剤化合物における使用のために
好まれる物質となっている。
本発明はさらに限定的に、以下の例を用いて説明さ以下の化合物の合成:
この合成は、p−アルサニル酸(Banks)と還流により縮合されたジアミノ
−4,43−クロロ−2−s−)リアジンから行なわれる。
このようにして得られた生成物つまり以下の化学式をもつ2−(p−アルソノア
ニリノ)−ジアミノ=4.6、s−)リアジン:
を、二酸化硫黄を用いて還元させ、
という化学式のp(ジアミノ−4,6−s−トリアジニル−2−アミノ)−フェ
ニルアルセノン・二水和物(II)を得る。
次に、この中間生成物(II)を246B(0,75mmol) 、10m1の
メタノール中に溶解させる。溶液を雰囲気温度で窒素下で勢いよ(攪拌する。
次に、5mlのメタノール中に溶解させた化学式%式%
ルー2.3を、窒素雰囲気を維持しながらゆっくり付加する。白色沈殿物が形成
され、攪拌を1時間維持する。次にガラスフィルタ上で懸濁液をろ過する。洗浄
後、得られた白色固体を真空乾燥器内で乾燥する。反応収率は約98%である。
得られた化合物はp−(ジアミノ−4,6,s−トリアジニル−2−アミノ)−
フェニルー2 ジチアルセバンー1.3.2.ジオール−5,6,PF=220
℃である。
この合成の最後の段階は同様に、水性am内で行なうこともできる。
トリパノゾーマ・エバンシ(TrypanaEn、rrrm evansi)に
感染したマウスにおいては、皮下注射非により上述の本発明に基づく誘導体を5
mg/kgの用量で又は筋肉内注射で2 、5 mg/kgの用量で投与する
と1、車中トリパノゾーマは24時間以内に除去される。
マウスをガンビアトリパノゾーマ(T、 +gambiense)に感染させた
場合、皮下又は筋肉内注射で本発明の前記誘導体を5 mg/kgの用量で投与
すると、車中トリパノゾーマは48時間以内に除去される。
メラルソブロール抵抗性のあるローデシアトリパノゾーマ(T、 rhodes
iense)株にマウスを感染させて得た寄生虫血症は、10+ng/kgの筋
肉的注射用量を用いて3日後に消失する。筋肉内注射による1回の5 mg/k
g用量での投与により、T、エバンシに対し約12日の予防が得られる。この薬
剤は充分に許容される。すなわち、処置を受けたマウスは、最高5 r:) o
mg/kgの皮下注射の後中枢神経系のいかなる臨床的中毒症状も局所的反応
も示さない。
伝ユ」ニー
以下の化合物の合成:
当業者であれば周知の方法に従って二酸化硫黄を用いてp−アルサニル酸を還元
して得た
という化学式のp−アミノフェニルアルセノンニ水和物を219mg(1ミリモ
ル)を8mlのメタノール中に溶解させる。溶液を窒素下に置く。このとき2m
lのメタノール中に溶解した170+IIg(1,1ミリモル)のジメルカプト
−1,4−ブタンジオール−2,3を、溶液が充分に攪拌されている間にゆっく
りと付加する。容器の壁には、乳白色の粘着性物質が沈殿する。
3時間攪拌を続ける。その間生成物の外観は、固体の白色沈殿物に変化する。
反応混合物をろ過し、回収した生成物をメタノールで洗浄し乾燥させる。
容易に粉末化できる白色剥片の形をした取得生成物はp−アミノフェニル−2ジ
チアルセパン−1,3゜2−ジオール−5,6である。
これはメタノール及びエタノール中には溶解しない。これは濃塩酸及び沸とう酢
酸内で溶ける。
凱主亙二
例2aに記述された化合物の合成;
という化学式のアルサニル酸ナトリウムO15ミリモルを10m1の水中に溶解
させる。溶液を窒素下に置く。勢いよく攪拌しながら、5mlの水中の1.5ミ
リモルのジメルカプト−1,4,ブタンジオール−2゜3の溶液を付加する。3
時間反応混合物を攪拌しつづけ、次に生成物を回収して純化させる。
例3:
以下の化合物の合成二
を10m1の水中に溶解させる。攪拌しながら窒素雰囲気内で0.5ミリモルの
ジメルカプト−1,4,ブタジオール−2,3を添加する。1時間の反応後、生
成物を回収し純化する。
匠止二五二
タイプの化合物(なおX=1,2.3,4.及び6)を、
という化学式のp−(ジアミノ−4,6−s−トリアジニル−2−アミノ)−フ
ェニルアルセノン及び1゜3−ジメルカプト−プロパン、HS−(CHI )−
−5H1(Janssen Chimica ) 、l 、 4−ジメルカプト
−ブタン、H3〜(CH,)、−5H11,5−ジメルカプト−ペンタン、HS
−(CH,)、−5H11,6−ジメルカプト−ヘキサン、HS−(CHa )
、−5H1及び1.8−ジメルカプト−オクタン、HS −(CH,) s −
5H(Aldrich )を用いて実施した例1に記載のものと同じ方法に従っ
て、それぞれ取得した。
国際調査報告
国際調査報告
Claims (11)
- 1. ▲数式、化学式、表等があります▼ という化学式の化合物を除いた、 ▲数式、化学式、表等があります▼ という一般化学式で特徴づけされる有機金属化合物において、 −Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)を表わし、 −同一のものであるか又は異なるものであるYとZは、硫黄又は酸素原子を表わ し、 −同一のものであるか又は異なるものであるR1、R2、R2、R4及びR5は 、 ・水素原子 ・炭素原子1個乃至18個をもつ1つ又は2つのアルキル基により置換された一 級アミン−NH2、又は二級アミン又は三級アミン、 ・R6をメチル−CH3又はアミン−NH2として、−NH−■OC−R6とい う式の基、・−■OC−NH2基 ・−NO2基 ・−COOH基 ・ヒドロキシル−OH ・Xを窒素原子又はCH基として ▲数式、化学式、表等があります▼ というタイプの基 を表わし、 −A1は、3個乃至21個の炭素原子特に4個乃至6個の炭素原子のアルキレン 基を表わし、このアルキレン基は場合によっては、 ・−(CH2)n−R7(なお式中、R7は水素原子又はヒドロキシル官能基− OH又は酸−COOH又はアミン−NH2又はスルホン酸基−SO3Hを表わし 、nは0から10までの整数を表わす)又は上述の化学式−(CH2)n−R7 の同一の又は異なる複数の基によって、或いはまた ・上述の化学式−(CH2)n−R7の基の単数又は複数の塩特にR7が酸性官 能基を表わす場合Na又はKの単数又は複数の塩、或いはまた、R7がアミン基 を表わす場合単数又は複数の塩酸塩によって 置換されること、 を特徴とする有機金属化合物。
- 2. ▲数式、化学式、表等があります▼ という一般化学式をもち、式中 −Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)を表わし、 −同じものであるか又は異なるものであるY及びZは、硫黄又は酸素原子を表わ しており、−Rは、 ▲数式、化学式、表等があります▼ という化学式をもつ基又は水素原子を表わし、−Aは、場合によって単数又は複 数のヒドロキシル官能基−OHにより置換される1個乃至18個の炭素原子特に 2個乃至4個の炭素原子をもつアルキレン基を表わすこと、 を特徴とする、請求の範囲第1項に記載の有機金属化合物。
- 3. ▲数式、化学式、表等があります▼ という化学式で表わされる請求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
- 4. ▲数式、化学式、表等どがあります▼ という化学式で表わされる請求の範囲第1項又は第2項に記載の化合物。
- 5.− ▲数式、化学式、表等があります▼ という化学式の化合物[なお式中、R1、R2、R3、R4及びR5は請求の範 囲第1項に示されている意味をもち、Mは、砒素(As)又はアンチモン(Sb )の二塩化物、酸の塩又は酸又は酸化物の−形態を表わす]と −HY−A1−ZHという化学式の化合物[なお、Y、A1及びZは請求の範囲 第1項に示されている意味をもつ] の間の反応が含まれていることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載の化合物 の合成方法。
- 6.− ▲数式、化学式、表等があります▼ という化学式の化合物[なお式中、Rは請求の範囲第2項に示されている意味を もち、Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)の二塩化物又は酸の塩、又は酸 又は酸化物の一形態を表わす]と−HY−CH2−A−CH2−ZHという化学 式の化合物[なお式中、Y、Z及びAは請求の範囲第2項に示されている意味を もつ] の間の反応が含まれていることを特徴とする、請求の範囲第2項に記載の化合物 の合成方法。
- 7.薬学的に受容できる賦形剤と結びつけた形で、▲数式、化学式、表等があり ます▼ という化学式に相応し、しかも −Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)を表わし、 −同一のものであるか又は異なるものであるYとZは、硫黄又は酸素原子を表わ し、 −同一のものであるか又は異なるものであるR1、R2、R3、R4及びR5は 、 ・水素原子 ・炭素原子1個乃至18個をもつ1つ又は2つのアルキル基により置換された一 級アミン−NH2、又は二級アミン又は三級アミン、・R6をメチル−CH3又 はアミン−NH2として▲数式、化学式、表等があります▼という式の基、・▲ 数式、化学式、表等があります▼の基・−NO2基 ・−COOH基 ・ヒドロキシル−OH ・Xを窒素原子またはCH基として ▲数式、化学式、表等があります▼ というタイプの基 を表わし、 −A1は、3個乃至21個の炭素原子特に4個乃至6個の炭素原子のアルキレン 基を表わし、このアルキレン基は場合によっては、 ・−(CH2)n−R7(なお式中、R7は水素原子又はヒドロキシル官能基− OH又は酸−COOH又はアミン−NH2又はスルホン酸基−SO3Hを表わし 、nは0から10までの整数を表わす)又は上述の化学式−(CH2)n−R7 の同一の又は異なる複数の基によって、或いは又 ・上述の化学式−(CH2)n−R7の基の単数又は複数の塩特にR7が酸性官 能基を表わす場合Na又はKの単数又は複数の塩、或いは又、R7がアミン基を 表わす場合単数又は複数の塩酸塩によって、 置換されること、を特徴とする化合物を少なくとも1つ含む薬剤化合物。
- 8. ▲数式、化学式、表等があります▼ という一般化学式をもち、式中 −Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)を表わし、 −同じものであるか又は異なるものであるY及びZは、硫黄又は酸素原子を表わ しており、−Rは、▲数式、化学式、表等があります▼という化学式をもつ基又 は水素原子を表わし、−Aは、場合によって単数又は複数のヒドロキシル官能基 −OHにより置換される1個乃至18個の炭素原子特に2個乃至4個の炭素原子 をもつアルキレン基を表わすこと、 を特徴とする化合物を少なくとも1つ含む、請求の範囲第7項に記載の薬剤化合 物。
- 9.薬学的に受容できる賦形剤と結びつけた形で、請求の範囲第3項に記載の化 合物を少なくとも含んでいる薬剤化合物。
- 10.薬学的に受容できる賦形剤と結びつけた形で、請求の範囲第4項に記載の 化合物を少なくとも含んでいる薬剤化合物。
- 11.トリパノソーマ症、リーシュマニア症、糸状虫症及びPneumosys tis cariniiを原因とする肺炎の治療を目的とする薬剤を得るための 、 ▲数式、化学式、表等があります▼ という一般化学式をもち、式中 −Mは砒素(As)又はアンチモン(Sb)を表わし、 −同一のものであるか又は異なるものであるYとZは、硫黄又は酸素原子を表わ し、 −同一のものであるか又は異なるものであるR1、R2、R3、R4及びR5は 、 ・水素原子 ・炭素原子1個乃至18個をもつ1つ又は2つのアルキル基により置換された一 級アミン−NH2、又は二級アミン又は三級アミン、・R8をメチル−CH3又 はアミン−NH2として、▲数式、化学式、表等があります▼という式の基・▲ 数式、化学式、表等があります▼基・−NO2基 ・−COOH基 ・ヒドロキシル−OH ・Xを窒素原子又はCH基として ▲数式、化学式、表等があります▼ というタイプの基 を表わし、 −A1は、3個乃至21個の炭素原子特に4個乃至6個の炭素原子のアルキレン 基を表わし、このアルキレン基は場合によっては、 ・−(CH2)n−R7(なお式中、R7は水素原子又はヒドロキシル官能基− OH又は酸−COOH又はアミン−NH2又はスルホン酸基−SO3Hを表わし 、nは0から10までの整数を表わす)又は上述の化学式−(CH2)n−R7 の同一の又は異なる複数の基によって、或いはまた ・上述の化学式−(CH2)n−R7の基の単数又は複数の塩特にR7が酸性官 能基を表わす場合Na又はKの単数又は複数の塩、或いはまたR7がアミン基を 表わす場合単数又は複数の塩酸塩によって置換されること、 を特徴とする単数又は複数の化合物の利用。
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