JPH04501579A - 軽質オレフィン改質と複合された接触クラッキング方法 - Google Patents
軽質オレフィン改質と複合された接触クラッキング方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
吃【す≦フZ盈言−1命劃川な遺鮮りクユ4−4グ方広本発明は、軽質オレフィ
ン系クラッキングガスを接触転化してガソリンおよび留出油範囲で沸騰する液体
炭化水素を製造するためのオレフィン改質プロセスと重質炭化水素油の接触クラ
ッキングを複合する技術に関する。
多量の軽質オレフィンを臨む炭化水素混合物は、石油精油所において、特に流動
接触クラッキング(FCC)プロセスの副生物と17で得られることが多い。オ
レフィンとの反応容易性故に、これらの流れハ種々の炭化水素転化プロセスにお
いで中間原料として役立つ。
多くのオレフィン転化プロセスは、オレフィン原料が高純度状態で提供されるこ
とを必要とする。しかしながら、更なる分離および精製の必要のないオレフィン
系原料を使用することのできるプロセスが非常に望ましい。
流動接触クラッキングの主な目的は軽油をガソリンおよび中間留出油沸騰範囲の
より低分子量の化合物に転化することであるが、多量のC4〜C4炭化水素も製
造される。これらの軽質炭化水素ガスは重合及ヒ/又はアルキル化手段によるガ
ソリンブレンド用原料ヘノ転化に有用であるオレフィンを豊富に含む。
この流れの最初の分離のために、流動接触クラッキング反応器からの流出液が分
留される。主分留器からの塔頂ガスは収集され、FCC不飽和ガスプラント(U
SGP)で加工される。典型的には、ガスは圧縮され、ナフサ流と接触され、ア
ミン溶液でスクラビングされて酸性硫黄成分が除去され、次に分留されて、アル
キル化のための軽質オレフィンおよびイソブタン、重合のための軽質オl/フィ
ン、ガソリンブレンドのためのn−ブタン、およびLPGのためのプロパンが提
供される。通常、エタンおよび他の軽質ガスが燃料としての用途のために回収さ
れる。
アルキル化装置は重合装置より製造および操作に費用がかかるので、最初はブレ
ンド原料を提供する手段としてオレフィンの重合が頻繁に用いられていた。アル
キル化は匹敵する重合生成物よりオクタン価の高いガソリンブレンド原料をより
高収率で供給するので、増加するガソリンの需要およびオクタン価向上の要請に
より、やがてアルキル化が頻繁に用いられるようになった。しかしながら1.接
触アルキル化は幾つかの安全および処理上の問題を生じさせ得る。
さらに、触媒汚染および過剰の触媒消費を防止するために原料の精製が必用であ
る。さらに、FCCからのC3〜C4オレフインの全てを接触アルキル化させる
のに充分なイソブタンが精油所において得られないことがある。
ガソリン及び/又は留出油生成物へのオレフィンの転化が米国特許第3,960
.978号オヨび同第4,021,502号に開示されており、そこでは、エチ
レン−ペンテンの範囲のオレフィンガスが単独でまたはパラフィンと混合されて
、ZSM−5または同種のゼオライトからなる触媒とオレフィンとの接触により
、オレフィン系ガソリンブレンド原料に転化される。米国特許第4,150.0
62号および同第4,227,992号は、C8+オレフインの選択的転化のた
めのモービル・オレフィン・トウー・ガソリン/ディスティレート(Mobil
O1efin to Ga5oline/ D 1stillate : M
OG D)プロセスの操作条件を開示している。MOGとして知られることのあ
る経済的流動床プロセスが、オレフィンおよび他のFCC軽質クラッキングガス
成分を混合して含む混合軽質ガス原料の改質に特に有用である。MOGプロセス
が1988年1月23日付けの米国特許出願筒006.407号に開示されてい
る。
接触オリゴマー化反応によるオレフィンから重質炭化水素への接触転化プロセス
の後に、芳香族化合物形成のための環化のような他の反応を行うことができる。
ZSM−5または類似の形状選択性触媒のような酸結晶性メタロシリケートゼオ
ライトを使用して、ガソリンまたは留出油範囲生成物のいずれかの生成に好まし
くなるようにプロセス条件を変えることができる。好ましい流動床ガソリン操作
式反応系において、エチレンおよび他の低級第1ノフインが高温および穏やかな
圧力下に接触オリゴマー化される。この条件下において、エチレンの転化速度が
大きく上昇し、低級オレフィンのオリゴマー化がほとんど完了して、ヘキセン、
ヘプテン、オクテンおよび他のC6゛炭化水素を含むオレフィン系ガソリンが高
収率で得られる。
他のC6十生成物は芳香族化合物、ナフテンおよびバレフィンを含む。
そのような転化装置は、n−ブタン、イソブタン、プロパン、エタンおよび少量
の未反応低級オレフィンを含むアルカン富含C3〜C4脂肪族炭化水素副生物を
多量に含む。
米国特許第4.0121,455号および同第4.090,949号オヨヒヨー
ロソバ特許公報0.113,180は、オレフィンの改’ltと典型的なFCC
プラントの複合を開示している。EPA出願において、MOGDのためのオレフ
ィン原料は、湿潤ガスコンプレッサーの最終工程からの排出流またはガスプラン
トに含まれる最終工程湿潤ガスコンプレッサーからの濃縮流出液を分離する高圧
レシーバ−からの塔頂留分を含んでなる。本発明は、オレフィンの改質をFCC
反応器およびガスプラントと有利に組み合わせることによりそのような複合プロ
セスを改良し、オレフィン改質装置のアルカン富含副生物の新規用途を提供する
。
本発明は、軽質オレフィン系ガスをオリゴマー化/芳香族化条件下に酸型中間孔
ゼオライト触媒粒子の流動床に接触させてC6十炭化水素富含オリゴマー化反応
流出液流およびC,−C4飽和炭化水素富゛ 含副生軽質ガスを製造し、
オリゴマー化反応流出液流を分離して主にC5〜C4アルカンを含む第2の軽質
ガス流および凝縮液体炭化水素生成物流を提供し、第2のガス流の少なくとも一
部を、クラッキング装置の下方ライザ一部分における固体クラッキング触媒粒子
を流動化するためのリフトガスとして流動接触クラッキング装置に循環すること
を特徴とする、熱い固体タラソキング触媒を重質炭化水素原料に接触させるため
のライザー反応器を有する流動接触クラッキング装置からのエデンおよびプロペ
ンを含む軽質オし・フィン系クラブキングガスを改質する方法を提供する。
本発明は、さらに、炭化水素原料油と熱い再生触媒を反応器ライザーの底部にお
いて軽質炭化水素リフトガスと共に混合し、炭化水素原料油、触媒およびリフト
ガスの混合物をライザーを流通させることにより、原料油を揮発させ、吸熱プロ
セス条件下のプロセス温度でそのクラッキングを行い、触媒は炭素買付着物の付
着により失活し、
クラッキングした炭化水素原料から失活触媒を分離し、失活触媒を再生容器に送
り、そこで再生容器に導入された再生媒体により吸熱プロセス条件下に炭素質付
着物が失活触媒から除去され、43よび
実質的にプロセスクラッキング温度より高温の熱い再生触媒を反応器ライザーの
底部に送る
ことを含む流動接触クラッキング法であって、↑分留器内において炭化水素原料
油の接触クラッキングからの流出液を分離して液体クラブキング生成物およびC
2〜C4オレフイン系およびパラフィン系ガスを含む軽質ガス流を製造し、オレ
フィン改質反応器内において第1ノフイン含有ガスをオリゴマー化反応条件下に
中間孔ゼオライトオリゴマー化触媒の流動床に接触させてオレフィンを飽和炭化
水素を豊富に含むC4−副生ガス流およびガソリン範囲炭化水素に転化し、およ
び副生飽和ガス流の少なくとも一部をクラブキング反応器ライザーの底部にリフ
トガスとして送る
ことを特徴とする流動接触クラッキング法を提供する。
第1図は、改良された軽質クラッキングガス改質装置、およびFCC生成物およ
びオリゴマー化流出液を回収するための分離装置を含む直立のFCC反応器およ
び再生系を示す概略図であり、第2図は、本発明の好ましい流動床オリゴマー化
反応系の垂直断面図である。
接触反応器内における種々の石油フラクションのより価値の高い生成物への転化
は、FCC反応器の使用がその目的のために特に有利である精製産業において良
く知られている。FCC反応器は典型的に、再生触媒と原料の混合物を含む反応
容器および使用済触媒が再生される再生器を含んでなる装置の熱収支アセンブリ
ーを含む。
原料は反応容器内において触媒の存在下に転化され、同時に炭素質付着物が触媒
表面に付着し、それにより触媒が失活する。失活(使用済)触媒は反応容器から
除去され、再生容器に送られ、そこで空気によりコークスが燃焼されて触媒から
脱離され、触媒が再生される。次に、再生触媒を反応容器に循環される。反応器
−再生器アセンブリーは、コークス燃焼により発生する熱か反応容器内における
接触クラ、キングのための充分な熱エネルギーを提供するように、定常状態の熱
収支に維持されなくてはならない。定常状態熱収支は、通常、再生触媒の再生器
から反応器への流速を再生器から反応器への導管内における調節可能なスライド
バルブにより制御することにより達成され、維持される。
典型的には、接触クラッカーの生成物流が、ガス、ガソリン、軽質軽油および重
質環式軽油を含む一連の生成物に分別される。通常、重質環式軽油の一部は反応
容器に循環され、新しい原料と混合される。分留器の底部流出液は一般的な方法
で静置され、静置生成物の固体音含分を重質環式軽油および原料と混合して反応
容器に循環することができる。
最近のFCC反応器において、再生触媒は反応容器内のライザー反応塔の底部に
導入される。ライザー反応器の主な目的は、石油原料をクラッキングすることで
ある。再生された熱い触媒は、ライザー反応器の底部において新しい原料流およ
び循環石油フラクシコンと混合され、混合物はライザー反応器を上方に押l、上
げられる。多くの場合、リフトガスを用いることにより固体触媒粒子の流動化お
よび液体原料との混合を容易にすることが有利である。触媒および石油フラクシ
ョンの上方通過中に、石油がクラッキングされ、同時にコークスが触媒表面に付
着する。コークス付着触媒およびクラッキングされた石油成分は、上方に流され
ライザ・−から出、反応容器の頂上において、固体−気体分離装置、例えば一連
のサイクロンを通過する。クラッキングされた石油フラクションは生成物分離に
付され、一方コークス付着触媒はスチームストリッピングの後に再生容器内に送
られて上述のようにそこで再生される。そのような最近のFCC装置においては
、クラッキング反応の大部分が、ライザー反応器内で起こる。従って、反応容器
の残りの部分は主に石油フラクションからの捕捉触媒粒子の分離に使用される。
FCCプロセスの更なる詳細を、米国特許第3,152,065号、同第3,2
61,065号、同第3,654,140号、同第3,812.029号、同第
4,093,537号、同第4,118,337号、同第4,118,338号
、同第4,218,306号、同第4,444.722号、同第4,459,2
03号、同第4,639,308号、同第4,675,099号、同第4,68
1,743号、およびベヌート(V enuto)ら、フルイド・カタリティッ
ク・クラッキング・ウィズ・ゼオライト・カタリスッ(F 1uid Cata
lytie Cracking WithZeolite Catalysts
)、マーセル・デツカ−社(Marcel Dekker。
Inc、)(1979)に見ることができる。
通常の大孔ゼオライト固体FCC触媒を反応器で使用することができる。特に有
用なものは、微粉砕酸性ゼオライト、特に、ホージャサイトラ含ム低コークス生
成結晶性ゼオライトクラッキング触媒、結晶性REVゼオライトおよび当該分野
で知られている他の大孔ゼオライトである。代表的には、触媒は平均寸法が20
〜100ミクロンの微粒子である。
FCCクラブキングにおいて、熱い(650’C+)触媒を比較的低温(150
〜375°C)の装入原料と混合する。触媒は、油相を気化し、所望のクラッキ
ング反応に適当な温度(480〜545℃)に加熱するための熱伝達媒体である
。浦と触媒のaIQの最初の工程において、油の一部が熱い触媒の温度近くまで
加熱されることは避けられず、その結果、タラワキング過剰となり、ガス生成が
大幅に増加する。熱い触媒がクラ、キング温度を越える温度C液相内の油と接触
する場合、触媒のコークス付着量が特に多い。本発明の目的は、局部的過熱を最
小限にしコークス付着量を低下させるように、最初の混合を制御するためにリフ
トガス流を用いることにある。
11フトガスによるコークス付着量の低下は、少なくとも3つの機構の組jj合
わゼにより進むと考えられる:1)触媒の予備加速が油注入水準における油−触
媒接触を向上させる;2)リフトガス中に存在するH、Sが触媒の金属活性を低
下させる;3)・くラフインがH,Sと同様の効果を奏し得る。オレフィンはコ
ークス形成を低下させず増加させる傾向があるので、オレフィン系リフトガスの
導入は好ましくないことが知られている。
本発明での改良は、飽和骨を豊富に含みFCC混合領域においてリフトガスとし
て好適に使用される副生軽質ガス流およびより重質の液体炭化水素に低級脂肪族
タラノキング油が接触転化されるオレフィン改質装置からの新規り7トガス源と
共に、液体油原料をライザー混合領域の主な混合領域に連続的に注入する新規技
術を含む。
好ましい態様において、再生ループからの熱い再生触媒を受けるように操作可能
に接続された直立ライザー、加圧下に液状油を底部入口に供給するための手段、
ライザーの底部において触媒ライザー人口導管と隣接しているリフトガス入口手
段を有しライザーの上方に機能的に設置された混合チャンバー内の液状原料油と
再生ループからの固体クラッキング触媒を組み合わせる混合手段を有してなる流
動床接触クラッキングのための改良されたFCC反応系およびクラッキング油改
質装置が提供される。
通常、本発明は前述の参照文献に開示され”Cいるような一般的なFCC反応器
を用いて利用することができる。同様に、本発明の方法は、ナフサ、軽油、真空
軽油、残油、軽質および重質留出油および合成燃料のような種々のクラブキング
原料を用いて利用することもできる。
FCC装置の一例の概略系統図を表す第1図において、炭化水素原料は、入口手
段4を介してライザー反応器2の底部近くにおいて導入される。熱い再生触媒も
、通常流れ制御バルブ16を備えたスタンドバイブ供給導管14によりライザー
・の底部に導入される。リフトガスが、導管18を介して液体および固体原料入
口近くに導入される。反応器ライザーは、通常、長い円筒形の平滑壁管状部分を
有する。FCC反応器ライザーのリフトガス入口18と原料油入口4との間の部
分は、典型的には、ライザーの続く部分より狭い。これにより、より少量のりフ
トガスを用いて容易に高いリフト速度を達成することができる。このライザー加
速部分の長さは約1〜15mとすることができ、通常、複数の同心ノズルバイブ
(図示せず)を介してこの加速部分の上部にFCC原料が導入される。バイブは
、例えば水平に対して45〜70度の角度でライザーに傾斜して入り、液体は上
方に排出される。種々の噴霧化装置を用いることができる。
そのような液体取り扱い手段は原料ノズルバイブの上部に配置することができる
。
液体原料は揮発し、直立反応器ライザー内を上方に移動する予備加速固体触媒と
懸濁体を形成する。ライザーの下方部分で形成された懸濁体は、選択された温度
および滞留時間の条件下にライザ・−を上方に輸送される。懸濁体は、一般的な
サイクロンのような固体−気体分離手段および触媒から捕捉炭化水素をストリッ
ピングするための手段を含む反応器の概しで広い部分6に入る。明瞭化の為、ス
1、 IJゾピング部分も固体−気体分離装置も図面に明確に示されていない。
そのような装置は、この種の接触クラッキング操作に一般的に使用されているも
のであり、その構造および操作は当業者に明白である。サイクロンおよびストリ
ッピング手段内で分離された蒸気は、希釈用蒸気を含み、導管8により反応器か
ら引き出される。
炭素質付着物またはコークスを含むストリッピングされた触lは、導管10を通
ってストリッピング部分の底部から引き出され、容器12の再生領域に誘導され
る。再生領域において、触媒は導管9を通して空気のような酸素含有ガスを送る
ことにより再生され、再生領域12においおてコークスか燃焼されて触媒から除
かれ、導管16により再生器から煙道ガスが引き出される。
有利なことに、原料は供給温度150〜375°Cの石油フラクションを含み、
再生容器からの熱い再生触媒は650〜725°Cであり、その結果、平均プロ
セスクラッキング温度は480〜535°Cとなる。全触媒と原料との重量比は
通常4:1〜8:1である。
FCC装置からのクラッキングされた炭化水素生成物は、出口8から主分留装置
20に送られ、そこでFCC流出液は分離されて、重質塔底流22、重質留出油
24、軽質留出油26、ナフサ28、C7〜C4オレフイン、C1〜C4飽和分
および他の軽質クラッキングガス成分を豊富に含む軽質塔頂流30が得られる。
この流れは、通常、不飽和ガスプラント32内で処理されて、C0〜C,L、P
Gおよび要すればC7−煙道ガス等を含む種々の軽質ガス流が回収される。
本発明は、オレフィン系成分をオリゴマー化して燃料等として使用されるオレフ
ィン系生成物を製造することにより燃料生成物を製造する連続的接触プロセスを
利用して、FCC軽質オレフィンを液体炭化水素に改質するためのサブシステム
40を提供する。本発明は、要すればエテノ、プロペン、ブテンまたは低級アル
カンを含む低級アルケン含有軽質ガスをオリゴマー化してオレフィン含有C6十
炭化水素を主として製造する技術を提供する。改質装置40からの流出液は、ガ
ソリンおよびC4−飽和炭化水素副生物を豊富に含み、分離装置50に送られて
、液体ガソリン生成物流52、軽質ガス回収流54、およびC3〜C4アルカン
を主として含み少量の未反応C1〜C4オレフインを含む循環流56が回収され
る。この流れを新しい補給ガスと一緒にして、好適な温度および圧力条件下に入
口18を介して反応器2の底部入1コに輸送することができる。
オレフィン改質装置への好ましい供給原料は、C2〜C4アルケン(モノオレフ
ィン)を含み%C3〜C4アルケン合計は約10〜50重量%である。メタンお
よび他のパラフィンおよび不活性ガスのような無害な成分が存在してよい。特に
有用な原料は、典型的に10〜40モル%のC2〜C4オレフインおよび5〜3
5モル%の水素、ナらびに様々な量のC,−C,パラフィンおよび窒素のような
不活性ガスを含むFCC軽油クラッキング装置の軽質ガス副生物である。ブロセ
スは、0〜95%の広範囲の低級アルカンを許容し得る。好ま17い原料は50
重量%以上のC,、C,低級脂肪族炭化水素を含み、少なくとも50kPaの全
第1,7747分圧を提供するのに充分なすレフインを含む。本発明で用いられ
る反応苛酷度条件下において、低級゛rアルカン特にプロパンを部分的に(ハキ
生成物に転化することができろ。
低級オレ゛ツイン、特にエフーン、プロペンおよびブテンの823M−5存在ド
ての転化は、穏やかに高い温度および圧力下において効県的である。転化生成物
は、液体燃料、特にC7十炭化水素であることがめられる。液体炭化水素の生成
物分布は、温度、圧力および空間速度のようなプロセス条件を制御することによ
り変えることができる。ガソリン(例えばC6〜C,)は、高温(例えば約51
0°Cまで)および大気圧〜約5500kPa、好ましくは約250〜2900
kPaの穏やかな圧力で容易に形成される。触媒活性、反応温度および空間速度
の適当な条件下に、主とし、て多量のオレフィン系ガソリンを高収率で製造し生
成物とし°C回収することができる。典型的なオレフィンオリゴマー化装置の操
作の詳細が、米国特許第4,456.779号、同第4.497,968号およ
び同第4,433.185号に開示されている。
C1〜C4富含オレフイン系軽質ガスを、低苛酷度反応条件モに固体酸型ゼオラ
イト触媒の乱流流動床において、単流でまたは流出気体成分を循環させて接触転
化することにより改質してオレフィン系ガソリン富含液体炭化水素とすることが
できることがわかった。この技術は、通常重質石油等のクラブキングにおいて製
造されたアゾン、プロペン、ブテン、Cl−C4パラフィンおよび水素を豊富に
含むFCC軽質ガスおよびLPGの改質に特に有用である。
ゼオライト技術の近年の発達により、同様の孔幾何構造を有する一群の中間孔珪
素富含物質が得られている。これらの中間孔ゼオライトのうちで最も卓越1.て
いるものはZSM−5であり、通常、AQ、GaまたはFeのような四面体配位
金属をゼオライト骨格に組み込むことによりブレンステッド酸活性部位を有する
ように合成される。これらの中間孔ゼオライトは酸触媒作用に好ましいが、ZS
M−5構造の利点は、種々の程度の酸性度を有する四面体種の一種またはそれ以
上を有する結晶性メタロシリケートまたは珪素富含物質を用いることにより利用
することができる。ZSM−5の結晶構造は、米国特許第3.702,866号
に記載されているX線回折パターンにより容易に同定される。
オレフィンの転化において好ましく使用されるオリゴマー化触媒は、シリカ/ア
ルミナ比約20:1またはそれ以上、拘束指数約1〜12および酸クラツキング
活性(アルファ値)約2〜200の中間孔(約5〜7人)形状選択性結晶性アル
ミノシリケートゼオライトを含む。代表的形状選択性ゼオライトは、ZSM−5
、ZSM−11、ZSさ、4i2、zSM−22、ZSM−23、ZSM−35
およびZSM−48を含む。ZSM−5は米国特許第3,702.886号およ
び米国再発行特許第29,948号に開Δくされている。他の適当なゼオ)イト
は米国特許第3,709,979号(ZSM−11)、同第3,832,449
号(ZSM−12)、同第4,076.979号、同第4,076.842号(
ZSM−23)、同第4.016.245号(ZSM−35)および同第4,3
75,573号(ZSM−48)に開示されている。
シリカと配位金属酸化物のモル比が20:1〜200:1またはそれ以上の好適
なゼオライトを使用することができるが、シリカアルミナモル比が25:1〜7
0:1の適当に改質された標準的ZSM−5を使用することが有利である。ブレ
ンステッド酸部位を有する典型的なゼオライト触媒成分は、本質的にアルミノシ
リケート28M−5ゼオライトからなり5〜95重量%のシリカクレー及び/又
はアルミナバインダーを含んでよい。
これらの珪素富含ゼオライトは、Ga5Pd、、Zn、Ni、Co及び/又は周
期表第■〜■族の他の金属のような適当な金属の一種またはそれ以上が含浸また
は・fオン交換された酸型で用いることができる。Ni交換または含浸触媒は低
苛酷度条件下でのアゾンの転化に特に有用である。ゼオライトは他の成分、通常
、周期表(IUPAC)第1B、nB、I[IB、VA、VIAまたは■A族の
一種またはそれ以上の金属を含んでよい。有用な水素化−脱水素成分は、第■A
族の貴金属、特に白金を含むが、パラジウム、金、銀、レニウムまたはロジウム
のような他の貴金属も用いることができる。卑金属水素化成分、特に、ニッケル
、コバルト、モリブデン、タングステン、銅または亜鉛も用いることができる。
触媒は、金属オリゴマー化成分(例えば、Ni[イオン、およびZSM−5ゼオ
ライトのような形状選択性中間孔酸性オリゴマー化触媒)のような触媒成分の二
種またはそれ以上を含んでよく、それら成分は混合されまたは組み合わされて二
官能一体化固体粒子として存在し得る。連続反応領域において原料エテノを効率
的に転化するためにエテンニ量化金属またはオリゴマー化剤を使用することがで
きる。特定のZSM−5型中間孔形状選択性触媒はペンタシルとしても知られて
いる。好ましいアルミノンリケードに加えて、ガロシリケート、ホロシリカート
、フェロシリケートおよび「シリカライト(silical 1te) jを用
いることができる。
再生性、長寿命および厳しい操作条件下における安定性故に、プロセスにおいて
ZSM−5型ペンタシルゼオライトが特に有用である。ゼオライトの結晶寸法は
、通常、約0.01〜・2ミクロンまたはそれ以上であり、0゜02〜1ミクロ
ンが好ましい。
更なる有用な触媒は、上述のような少なくとも一種の第■族金属を含む中間孔形
状選択性結晶性アルミノシリケートゼオライト、例えばNj−ZSM−5である
。この触媒は米国特許第4.71.7.782号に開示されでおり、穏やかな温
度でエチレンを転化することが示されている。
第2図は、260−510°Cの通常の操作範囲を越える過度の高温を防止する
ために、好まし2くは315〜400’Cの平均反応器温度になるように、反応
発熱を入念に制御することのできる間接型熱交換器及び/又は調節可能なガス冷
却器を備えた温度制御触媒領域を用いる典型的なMOG型オリゴマー化反応器を
示す。系の保存エネルギーは、熱い反応器流出液を原料及び/又は循環流で交換
することにより反応器発熱の少なくとも一部を利用することができる。
任意の熱交換器により分留の前に流出液から熱を回収することができる。間接型
熱交換器管を使用しないで低温の原料を用いることにより、反応熱の一部または
全部を反応器から除去することができ、原料の温度を調節するごどにより反応器
温度を制御することができる。内部熱交換管を、反応器の水力直径、および軸お
よび径方向の混合を低下させる内部バッフルとして使用することもできる。流動
床反応器を用いることには固定床反応器に対17て複数の利益をもたらす。流動
床反応器操作は、連続的接触再生故に、FCC軽質ガス中に存在する酸素、硫黄
及び/又は窒素含有汚染物により悪影響を受け1よい。
粒径分布は、乱流式流動化において全体を均質化するための重要な因子となり得
る。床全体に良好に混合される粒子を用いてプロセスを操作することが望ましい
3、粒子寸法が250ミクロンを越え7る大孔精子は避けるべきである。本質的
に1〜150ミクロンの粒子寸法範囲を用いることが有利である。平均粒子寸法
は、通常、20〜100ミクロンSあり、好ましくは40〜80ミクロ二ノであ
る。
粒径分布は、大きい粒子と小さい粒子の混合物を操作可能な範囲に収めることに
より向上させることができ、多量の微粒子を有することが特に望ましい。反応領
域内の全触媒の10=25重1%を粒子寸法32ミクロン以下に維持するように
分布の綿密な制御を維持することができる。この種の流動化可能な粒子は、ゲル
ダートA型(Geldart Group A)に分類される。従って、操作を
遷移速度と輸送速度の間に維持するために流動化形式が制御される。流動化条件
は、
非乱流濃厚床または輸送床において見られる条件と実質的に異なるオリゴマー化
反応笥酷度条件は、C,〜C11脂肪族炭化水素の収率を最高にするように制御
することができる。芳香族化合物および軽質パラフィン製造は、ブレンステッド
酸反応部位を高密度で有するゼオ−> :t ト触媒により促進されると解され
る。従って、重要な基準は、酸活性を有する新し2い触媒を提供するようにまた
は触媒失活および再生速度の制御により全固体触媒を基準にした平均γルファ値
が2 M−50となるように触媒を選択および維持することである3、反応苛酷
塵の決定において反応温度および接触時間も重要な因子であり、反応領域におい
て所望の重量比の°rルカンとアルケンが生成されるような限界内に反応苛酷間
指数(R,1,)が維持される実質的に安定状態の条件が提供されるようにプロ
セスパラメーターは従う。この指数は、C5→了ルカンの実質的不存在下に約0
.1.−7:1の範囲で変化するが、R,!、が約0.2〜5:1となるように
定常状態流動床装置Nを操作することが好まシ1.い。反応苛酷塵は気相のプロ
パン:プロペン重量比(R,i、、)により有利に決められるが、同様に、ブタ
ンニブ千ン比、ベンタン:ベノテン比(R,I 、J、マたは0.〜C5範囲の
全反応器流出液アルカン:アルケン平均比により評価することもできる。従って
、生成物0.の比率は、特f:、 C、〜C,フルカン含有混合脂肪族原料の反
応苛酷度条件の好ましい尺度となり得る。
この技術は、流動接触クラッキング(FCC)装置を用いて燃料ガス制限石6七
精油所の全液体生成物の製造量を増加させる操作に特に有用である。FCC軽質
ガス中に含まれるような軽質オレフィンおよび少量の軽質パラフィンを、ゼオラ
イト触媒を含む流動床反応器内において価値のあるC5+炭化水素生成物に転化
することができる。
C1〜C,オレフィンの改質に加えて、精油所燃料ガスプラントへの負荷がかな
り減少する。
流動床触媒の使用にJ、す、圧力低下を小さくして転化系を操作することができ
る。もう一つの重要な利点は、乱流式操作により可能となる綿密な温度制御であ
り、多くの場合10℃以下となる狭い許容範囲内に転化温度が均一に維持される
。底部ガス入口に隣接する小さな領域を除いて、完全な混合が達成されているた
めに、中間点測定は床全体を代表する。
典型的なプロセスにおいて、接触反応器内で、オレフィン系原料がオリゴマー化
条件および穏やかな圧力(すなわち400〜2500kPa)下に転化されて、
本質的にガソリン範囲オレフィン富含C2十炭化水素を含み芳香族化合物を実質
的に含まない液体生成物が主として多量に得られる。
第2図において、低級オレフィン富含原料ガスが加圧下に導管210を流通し、
流れの主要部分は反応容器220の底部入口を介して誘導され、グリッドプレー
ト222を通過して分散されて流動化領域224に入る。ごこで原料ガスは微粉
砕触媒粒子の乱流床に接触する。流動接触床の冑なる部分において温度制御を別
々に行うことができるように、複数の分離した熱交換管の束として配置すること
のできる熱交換管22Gを備えた反応容器220を示す。グリッドの小径穴を通
過する装入原料によるジJ・ノド作用を受けない、ように、管の底部は原料分配
、グリッド222のL方に充分離れている。
また、低温の原料を用いて反応熱を部分的にまたは完全にうばうことかできる。
軸方向および径方向の混合を制御するために・くノフル7;lθ加するこ、とが
できる。バッフル無しで示しているが、直立反応領域は、米国特許第4,251
.484号に示されているように、油圧抑制を維持するためにグリッドのL方に
開放端管を含むことができる。し斤、、からの熱放出は既知の方法により原料温
度を調節することにより制御することがでとる。
上の床224から触媒を抜き取、制御バルブ229を介して触媒再生のために容
器230に送るために、触媒出口手段228が提供される。部分的に失活した触
媒は、流動床再生領域において高温で空気または他の再生ガスと制御された状態
で接触することにより酸化再生され、炭素質付着物が除去され、酸活性が回復す
る。触媒粒子はリフトガスに捕捉され、ライザー管232を介して容器230の
塔頂部分に送られる。流動化のために空気が床の底部において分散され、酸化副
生物がサイクロン分離器234を通って再生領域から運び出され、捕捉固体は床
に戻される。煙道ガスは処理のために登頂の導管236を通して排出されるが、
煙道ガスの一部は、熱交換器238、分離器240およびコンプレッサー242
を介して循環して新17い酸化ガスと共に容器に戻すことができ、またライザー
232内の触媒用のリフトガスとして戻すことができる。
再生触媒は、流動制御バルブ248が備え付けられた導管246を通し7て主反
応器220に送られる。再生触媒は、加圧原料ガスと共に触媒回帰ライザー導管
250を通ってリフトされ触媒床に戻すことができる。反応器に送られる再生触
媒の亀は比較的少ないので、再生触媒の温度は反応器操作の温度抑制を大きく乱
すことはない。
連結されたサイクロン分離器252.254に、捕捉触媒粒子を床の下方部分に
戻すために、ディップレッグ252A、254Aが設けられている。これらの分
離器は、分散触媒相224を念む反応容器の上方部分に配置されている。焼結金
属プレートフィルターのようなフィルターを単独でまたはサイクロンと組み合わ
せて使用することができる。
次に、サイクロン分離系内の触媒粒子から分離された生成物流出液を、塔頂ガス
出口手段256を通して反応容器220から抜き取る。その後、要すれば、C5
+オレフイン及び/又は芳香族化合物、パラフィンおよびナフテンを含む回収さ
れた炭化水素生成物を加工して所望のカッリンまたはより高沸点の生成物を提供
する。
最適化されたプロセス条件下において、乱流床の空塔蒸気速度は約0.3〜2m
/秒(n/5ee)である。より高い速度において、微粒子の捕捉は過剰になり
、約3m/secを越えると、床全体が反応領域から送り出され得る。より低い
速度において、大きな泡またはガスボイドの形成は転化に悪影響を及ぼす。微小
な粒子でさえ、乱流床において約0.1m/秒以下に効果的に維持することはで
きない。
乱流流動化の便利な評価手段は床密度である。典型的乱流床の操作密度は、反応
領域の底部で測定して約100〜500 kg/ ts3、好ま1.りは約30
0〜500 kg/ !l”であり、圧力低下および粒子寸法に差が生じること
により反応領域の上端に向かって密度が低下する。
電量時間空間速度および均一な接触は、蒸気と固体相の接触時間を綿密に制御し
、典型的には約3〜30秒とする。
幾つかの有用なパラメーターが本発明の方法による乱流式の流動化に貢献する。
微粉末状のZSM−5型ゼオライト触媒を用いる場合、そのような触媒は、固体
密度(個々の粒子の代表的な重量を見掛は上の「外側」体積で割った値)が0.
6〜2g/cc、好ましくは0.9〜1.6g/ccである適当な担体に好適に
結合または含浸されたゼオライトを含んでなるべきである。触媒粒子の粒子寸法
は約250ミクロンまでの広範囲の大きさであり得、平均粒子寸法は約20〜1
00ミクロンであり、好ましくは10〜150ミクロンの大きさであり、平均粒
子寸法が40〜80ミクロンである。これらの固体粒子を空塔流体速度が0.3
〜2m/sの流動床に仕込むと、乱流式の操作が得られる。ここで特定した速度
は、反応器全圧が約400〜2500kPaにおける操作のためのものである。
当業者は、より高圧では、乱流流、動式の操作を維持するために、より低いガス
速度を用いることができると考えるであろう。反応はあらゆる技術的に可能な形
態をとることができるが、幾つかの重要な基準を考慮しなくてはならない。反応
器内の触媒床の高さは少なくとも5〜20メーターであり、好ましくは約9メー
ターである。
以下の実施例において、典型的なFCC軽質ガスオリゴマー化反応器および流出
液組成を表に示し、反応器の温度が400’Cに制御される特別の場合のプロセ
ス条件を示す。反応は、原料を約135°Cに制御的に予備加熱することにより
熱収支をとることができる。
好ましい触媒は乱流未操作のために上述した粒径分布を有するH−ZSM−5(
25重量%)である。
第1表
オリゴマー化反応器 FCCリフト
C5・ 21 3
イソC,1531
他のC,−1928
温度、’C400
圧力 1200kPa
ttzフィ7wT(sv 0.4
(全触媒重量基準)
複合FCC−改質系の全物質収支は、真空軽油原料100重量部を基準に、US
GPからの18.8部のC4−生成物ガスおよび73゜9部のC、+F CC液
体生成物を含む94.1部のFCC生成物を主分留器に提供した。FCC分離装
置から、エデン、プロペンおよびブテンを豊富に含む20.2部のオレフィン系
ガスが接触オリゴマー化装置に送られ、さらにFCC反応器のリフトガスとして
使用するための7.2部のC4=循環ガス、6.1部の軽質ガス生成物(例えば
、■、PGおよび燃料ガス)および6.9部のC6+ガソリン生成物が得られた
。FCC分離装置は、約57%のガソリン生成物、34%のL COおよび9%
のHFO液体液体フラノキング生成物供した。
FCCガソリンはオクタン価R+093およびM+031を有するC1〜C9炭
化水素を含んでいた。
FIG、1
FIG、2
国際調査報告
Claims (8)
- 1.軽質オレフィン系ガスをオリゴマー化/芳香族化条件下に酸型中間孔ゼオラ イト触媒粒子の流動床に接触させてC5+炭化水素富舎オリゴマー化反応流出液 流およびC1〜C4飽和炭化水素富含副生軽質ガスを製造し、 オリゴマー化反応流出液流を分離して主にC3〜C4アルカンを含む第2の軽質 ガス流および凝縮液体炭化水素生成物流を提供し、第2のガス流の少なくとも一 部を、クラッキング装置の下方ライザー部分における固体クラッキング触媒粒子 を流動化するためのリフトガスとして流動接触クラッキング装置に循環すること を特徴とする、熱い固体クラッキング触媒を重質炭化水素原料に接触させるため のライザー反応器を有する流動接触クラッキング装置からのエテンおよびプロペ ンを含む軽質オレフィン系クラッキングガスを改質する方法。
- 2.接触改質のためのオレフィン系原料および液体クラッキング生成物を提供す るために流動接触クラッキング主分留塔および不飽和ガスプラント内で流動接触 クラッキング軽油クラッキング油を分留する工程を含む請求項1記載の方法。
- 3.原料が供給温度150〜375℃の石油フラクションを含み、リフトガスが 重質原料油100部当たり約1〜10重量部の割合で提供され、熱い再生触媒が 650℃〜725℃の温度で再生容器から輸送される請求項1または2記載の方 法。
- 4.炭化水素原料油と熱い再生触媒を反応器ライザーの底部において軽質炭化水 素リフトガスと共に混合し、炭化水素原料油、触媒およびリフトガスの混合物を ライザーを流通させることにより、原料油を揮発させ、吸熱プロセス条件下のプ ロセス温度でそのクラッキングを行い、触媒は炭素質付着物の付着により失活し 、 クラッキングした炭化水素原料から失活触媒を分離し、失活触媒を再生容器に送 り、そこで再生容器に導入された再生媒体により吸熱プロセス条件下に炭素質付 着物が失活触媒から除去され、および 実質的にプロセスクラッキング温度より高温の熱い再生触媒を反応器ライザーの 底部に送る ことを含む流動接触クラッキング法であって、主分留器内において炭化水素原料 油の接触クラッキングからの流出液を分離して液体クラッキング生成物およびC 2〜C4オレフィン系およびパラフィン系ガスを含む軽質ガス流を製造し、オレ フィン改質反応器内においてオレフィン含有ガスをオリゴマー化反応条件下に中 間孔ゼオライトオリゴマー化触媒の流動床に接触させてオレフィンを飽和炭化水 素を豊富に含むC4−副生ガス流およびガソリン範囲炭化水素に転化し、および 副生飽和ガス流の少なくとも一部をクラッキング反応器ライザーの底部にリフト ガスとして送る ことを特徴とする流動接触クラッキング法。
- 5.ゼオライトオリゴマー化触媒粒子の流動床を含む反応器をオリゴマー化温度 において低過酷度反応器床に維持し、熱いオレフィン系クラッキングガスを、低 級オレフィンの少なくとも75重量%をC5〜C6範囲のより重質のオレフィン に改質するのに充分な反応過酷度条件下に流動触媒床を上方に一回流通させ、多 量のC5+炭化水素、1重量%以下の芳香族化合物および少量のC4−炭化水素 を含む流動接触反応器流液液を回収する請求項4記載の方法。
- 6.流動オリゴマー化触媒が、見掛け粒子密度が0.9〜1.6g/cm3、寸 法が1〜150ミクロン、平均触媒粒子寸法が20〜100ミクロンであり、粒 子寸法が32ミクロン以下の微粒子含量が10〜25重量%である請求項4また は5記載の方法。
- 7.オリゴマー化触媒の酸クラッキングアルファ値が反応器全流動触媒重量基準 で2〜50である請求項4〜6のいずれかに記載の方法。
- 8.オリゴマー化触媒が、酸クラッキングアルファ値が0.1〜20であり平均 粒子寸法が20〜100ミクロンである中間孔3枝状ゼオライトから本質的にな り、流動床反応器触媒貯蔵部分が粒子寸法が32ミクロン以下の微粒子を少なく とも10重量%含み、触媒粒子が結局寸法が0.02〜2ミクロンのZSM−5 メタロシリケートゼオライトを5〜95重量%含んでなる請求項5〜7のいずれ かに記載の方法。
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