JPH04501073A - 音響的振動発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人体に振動を加える方法及び装置 この発明は、振動要素により、人体に振動を加える方法及び装置に関する。本方 法においては、身体をリラックスさせるのにとって気持ちのよい感覚を作りだす ため、複数の振動要素が強いパルスを発生させるという方法により、低周波数で 、好ましくは２０〜２００Ｈｚの幅で、当該振動要素は振動を引き起こす。身体 をリラックスさせるのにとって及び／又は健康維持に役立つ治療のために気持ち のよい感覚を作りだすための装置は、強いパルスを発生させることにより、低周 波数の振動、好ましくは、２０〜２００Ｈｚの幅での振動を引き起こす少なくと も２つの振動要素を有している。

従来技術には、身体の異なった部位、例えば、肌や、筋肉や、内臓を刺激するよ うに設計された種々の方法及び装置や、複数の振動要素によって人体に振動を加 えることにより緊張をやわらげる効果を作り出すように設計された種々の方法や 装置がある。この範躊に属する多くの解決策においては、電気機械式の振動器や 例えばラウドスピーカ−のような音響要素によって、身体に加えられる低周波数 の振動を用いるのが有利であることが見出だされている。振動要素、通常１つか いくつかの振動要素は、取り扱われる人が座ったり横たわったりできる椅子や、 休養するための保持体や、これらと同じようなものに取り付けられ、これにより 振動による効果を身体全体や身体のある部位に注ぐことができる。振動の伝達効 率を最大にするために、振動要素は、好ましくは身体に非常に近接させて載置さ れている。

国際出願の国際公開ＷＯ３７１０５４９７には、休養するための保持体に取り付 けられた１つ以上のラウドスピーカ−を有する装置が開示されている。このラウ ドスピーカ−は、低周波信号を供給するようになっており、その低周波信号は音 楽や予め決められた音楽的関数に変調され同期されている。

ドイツ出願公開ＤＥ　３５２　２３０５にも、同様の装置が開示されており、そ の装置では、振動要素に供給される信号は、リズムシンセサイザーによって作り 出された音楽やリズム信号の組み合わせからなっている。この装置では、信号周 波数及び振幅が変化されている。

更に、ドイツ出願公開ＤＥ　３　５４１　３５０、及び、欧州出願公開ＥＰ　Ｏ ２５１４３０に開示されている装置は、身体の異なる部分は、身体の関連のある 部分の共振周波数に釣り合うように、互い違いの振動周波数によって最も効果的 に治療され得るという観察を利用している。

従来知られている解決策に共通する問題点は、身体やそのある部位に一定の周波 数あるいは変化する周波数にかかわらず連続的な振動を加えることによって、問 題となる部位、例えば、筋肉等に、はとんど直ぐにしびれが生じる点に有り、そ のため、その治療は、ねらいとするより永続した効果を得ることができなかった 。しびれが大きくことは、問題とする内臓に、振動の適用によって達成される実 際的な効果が見出だせなくなることを意味している。しびれが生じた筋肉は、静 養して元に戻るまで、リラックスすることはない。

この発明の目的は、上述した問題点を解消することにある。

この発明の更なる目的は、治療を受けている人に、幸福で気持ちのよい感覚を与 え、リラックスした広範囲の状態を作りだすように設計された方法及び装置を達 成することにある。

この発明の更なる目的は、例えば運動をする人に、筋肉を直ぐに元気に回復させ るための可能性を提供することにある。

これらの目的を達成するため、人体に振動を加えるこの発明に係る方法及び装置 は、請求の範囲第１項及び第８項の特徴ある部分に現されたものによって特徴付 けられている。

この発明は重要な観察に基づいており、その観察は、身体や身体の部位を振動に 当てることによって作り出されるマツサージないしリラックスの効果は、振動そ のものが連続的で異なった変動を呈するものであるならば、換言すれば、振動が 周期的に強さを小さくしたり大きくしたりして変化するものであるならば、複数 の振動要素によって作られる強いパルスを発生することによって、著しく高めら れるというものである。また、これらの強いパルスがパルス間の位相のズレによ って分離されれば、マツサージの動作が身体の異なる部位に連続的に注がれ、そ の振動が加えられた部位は、各々のパルスのあとに、たちまち静養されて元に戻 ることになる。特別の利点は、隣接した振動要素によって作られる強いパルスが それらパルスの最大値に連続的に到達する装置を使用することによって得られる 。このことは、治療されている身体やその部位に沿って波がうねるように感じら れる著しく気持ちのよいマツサージ効果を作り出すことになる。

この発明の実施態様では、各振動要素によって作られる振動の周波数はあるレン ジ内で変化され得るようになっており、そのため身体の各部位は、それ自身の共 振周波数に対応するある周波数の振動を受けることになる。安息保持体や、椅子 のようなものに上述したような複数の振動要素を備え、その振動要素が身体の長 さ全体を覆うように配置されており、また、振動要素によって作られる強いパル スがそのパルス間に位相のズレを生じるというようにして複数の振動要素が振動 を引き起こし、それから、その位相のズレが適合し、強いパルスが隣接する振動 要素に連続的に生じると、上述したような波のように進む連続的に繰り返される ロータリ効果が得られることになる。このロータリ効果は、連続的に繰り返すこ とができ、その進む方向を変化させることができ、所望する身体の種々の部位に 与えることができ、また、その回転運動は加速したり減速したりすることもでき る。音楽周波数に対応するある周波数で振動する少なくとも１つの要素を有する ことによって、この発明の装置は、取り扱われる人にとって要求される効果、例 えば、健康維持に役立つ効果を作り出すために使うことができる。

人体に振動を加える本発明に係る装置は、少なくとも２つの振動要素を有し、強 いパルスが作られるように実施される。その要素の振動は、異なる要素によって 作られる強いパルスが位相のズレによって相互に分離されるように制御される。

上述した最適なロータリ効果は、少なくとも３つの振動要素を有する装置であれ ば、達成できるものである。この場合には、振動が波のように進んでいく感覚が 作りだされる。

この方法及び装置により提供される最も宵利なことは、種々の調整及び／又はプ ログラミングを許容する制御手段や調整手段を装置に設けるならば、実現するこ とができる。

この制御−調整器は位相のズレを制御することができ、この位相のズレは、強い パルスに発生する周波数と関連し、また振動の周波数や周波数幅の限界と関連し 、各振動要素によって作られる振動の振幅と関連し、あるいは、全ての振動要素 により作られる振動のトータル振幅と関連するものである。

以下、この発明を添付した図面を参照しつつ、詳細に説明する。

図１は、本発明に係る装置の一実施例を示す図、図２は、本発明に係る装置の他 の実施例を示す図、図３は、本発明に係る方法の一実施例において、その方法で 発生する状態で、異なる振動要素によって作られる強いパルスを示す図、 図４は、本発明に係る方法の一実施例において、その方法で発生する状態で、異 なる振動要素によって作られる強いパルスの配列を示す図、 図４ａは、瞬間ｔ１での振動要素２ａ〜２ｄによって作られる振動の相対的な強 さを示す線図、図４ｂは、瞬間ｔ２での振動要素２ａ〜２ｄによって作られる振 動の相対的な強さを示す線図、図５は、本発明に係る方法の一実施例において生 じる、異なる振動要素によって作られる強いパルスの周波数が変化する状態を示 す図、 図６は、本発明に係る方法の一実施例において生じる、異なる振動要素によって 作られる強いパルスの振幅が変化するある状態を示す図である。

以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ説明する。

図１は、本発明に係る装置の一実施例を示す説明図であり、この実施例は、複数 の振動要素２により人体に振動を加える本発明方法を提供するために使用するこ とができる。

この方法では、振動要素が、強烈なパルスを発生させるという方法によって、低 周波数で、好ましくは２０〜２００Ｈｚの範囲で振動を引き起こし、これらパル スは、振動要素間で位相のズレをもっている。複数の振動要素２は、相互に離間 して安楽椅子中に設置されている。この図は、４つの振動要素のみを示している が、その数は少なくとも２つまでであれば、あらゆる適当な数にすることができ ることは明らかである。複数の振動要素２は、相互に並設するか、また近接状態 とするかあるいは他の適当な状態に設置することができる。ここにおける振動数 は、オーディオの周波数（２０〜２００Ｈｚ及び／又は音楽の周波数）であるの で、振動要素としては複数のラウドスピーカ−を使用することができる。これら ラウドスピーカ−は、安楽椅子の表面に直近して設置し、椅子の上に横たわる人 体に直面するようにするのが好ましく、これにより、振動は妨げられることなく 人体に伝達されることになる。安楽椅子中のラウドスピーカ−２のレイアウトは 、例えば、図に示すように、肩の部分に対しては椅子の背凭れ中に１つのスピー カー２ａを設け、腰の高さに対しては背凭れ中に１つのスピーカー２ｂを設け、 臀部に対しては椅子の座部中に１つのスピーカー２Ｃを設け、大腿部に対しては 脚部支持部内に１つのスピーカー２ｄを設ける。複数のラウドスピーカ−を並設 することで自然さを出すことができる。これは、例えば、肩の部分や大腿部に対 して望ましいものといえる。

ラウドスピーカ−は、個々に制御し得るように異なるチャンネルａ、ｂ、ｃ、ｄ に接続することができるが、１つのラウドスピーカ−に対して各チャンネルを接 続したり、あるいは相互に隣設され一群のグループ化されたラウドスピーカ−に 対して各チャンネルを接続することもでき、各チャンネルは、制御調整装置１に よって制御される。

このように構成することは、振動要素の制御を個々的に行なうことができること になり、本発明方法の実施に当り基本となるものである。振動要素の個々的制御 は、他の適当な方法でもまた実施できる。

本発明の装置は、このシステムの調整を考慮してあらゆる態様に変更使用できる ように設計されている制御調整装置１を有している。制御調整装置１は、周波数 の幅で２０〜２００　Ｈｚ　、好ましくは２５〜１５０Ｈｚ、さらに好ましくは ３０〜１００Ｈｚの低周波数振動を発生させる。振動は、好ましくは、簡素な波 形であるサイン波である。制御調整装置１によって発生されるサイン波の振幅は 、振動が周期的に激しくなったり弱くなったりするように変化される。これは、 周期的に変化するパルスを発生させることにより行なうが、強いパルスに関して は後述する。振動要素は、例えば、複数のチャンネルａ、ｂ、ｃ、ｄにより個々 に制御でき、種々の複数個の振動要素２により作られる強いパルスの間に本発明 によって提供されるような位相のズレを作ることが可能である。２つの異なる振 動要素によって作られた強いパルスの間の位相のズレは、２つの振動要素によっ て作られた振動の強さのピーク値の間における時間の間隔に関連する。位相のズ レは、図４．４ａ、４ｂにより詳細に記載されている。

制御調整装置１によれば、強いパルス間の位相のズレを大きくしたり小さくした りでき、また異なる振動要素２により作られる強いパルスの発生する周波数及び ／又は振動の周波数を調整でき、また周波数の変更可能な範囲内で、その限界ま で変化させることもできる。制御調整装置１は、また各振動要素２によって発生 される振動の振幅や強さの調整でき、及び／又は振動要素２によって発生される 振動のトータル振幅、つまり、このシステムの全体の振動の強さを調整すること ができる。制御調整装置１は、明らかに、この発明をあらゆる状態で実施する構 成にすることができる。かかる制御及び調整作用は、手動制御、プログラム制御 、デジタルあるいはアナログ技術あるいは他の適当な手段によっても実施できる 。

図２に示す実施例では、制御調整装置１は、調整ユニット３と制御ユニット４と からなり、これらは、異なる振動要素によって作られる強いパルス間の位相のズ レ、及び／又は、各振動要素によって発生される振動の周波数あるいは周波数レ ンジを調整するために設けられている。制御ユニット４は、例えば、デジタル信 号で振動を発生するマイクロプロセッサで構成できる。この振動信号は、デジタ ル振動信号をアナログ振動信号に変換するデジタル−アナログ変換器５より送ら れる。このＤＡＣから振動信号は、振動要素２に送られる振動信号の全振幅ある いは強さを制御するユニット６に送られる。この全振幅を制御するユニット６は 、例えば、デジタル制御されるポテンショメータとすることができる。また、制 御調整装置１は、いわゆる回転ユニット７を有している。回転ユニット７は、各 振動要素に対応する個別の振幅制御ユニット７ａ、７ｂ、７ｃ。

７ｄを有している。これら制御ユニットも、デジタル制御されるポテンショメー タとすることができ、調整ユニット３及び／又は制御ユニット４によって制御さ れる。本実施例では、各スピーカーユニット２ａ〜２ｄに対応してパワーアンプ ８ａ〜８ｄが設けられている。調整ユニット３又は制御ユニット４によって制御 されると、回転ユニット７は、異なる振動要素の強いパルスの発生周波数を変化 させることができる。また、各振動要素によって作られた振動の振幅を変化させ ることもできる。

図３に示すものは、図１に示された装置に対応するものであり、この装置は図３ に示すように振動する４つの振動要素２ａ〜２ｄを有している。符号２ａ〜２ｄ は、図１又は図２の振動要素２ａ〜２ｄに対応する。図は、サイン曲線振動の振 幅が変化する方法を明確に示している。図中の一点鎖線は、振動の包絡線を表わ している。強いパルスは、増加したり減少したりする振幅を伴う振動の周期の種 類によって構成される。また図は、本発明方法のある状態における異なる振動要 素によって作られた振動から構成される強いパルス間の位相のズレを明確に示し ている。

図４は、強いパルスの発生周波数が図３の状態より高くなっている点が相違する 図３に対応する配列を示している。

図は、本発明方法の実施例を明確に示し、ここでは、隣接する振動要素によって 作られた強いパルスが位相のズレによって分離された状態となり、このように配 列される結果、隣接した振動要素では最大量の強いパルスが連続的に発生するよ うになっている。ある瞬間ｔ１での状態を考えることとする。この瞬間ｔ１にお いては、振動要素２ａによって作られた強いパルスが最大量を示す点である。こ の瞬間ｔ１においては、振動要素２ｂによって作られた振動の振幅は、振動要素 ２ａによって作られた振動のものより低い。

同様、に、この瞬間ｔ１においては、振動要素２Ｃによって作られた振動の振幅 は、振動要素２ｂによって作られた振動のものより低い。この瞬間ｔｌにおいて は、振動要素２ｄによって作られた振動の振幅は、振動要素２Ｃによって作られ た振動のものより低い。このように瞬間ｔ１においては、２ａが最大量であり、 ２ｂと２０が振幅の増大状態であり、２ｄが振幅の減少状態である。瞬間ｔ１〜 ｔ２間の時間は、振動要素２ａと２ｂによって作られた強いパルス間の位相ズレ である。瞬間ｔ２においては、振動要素２ａの振動の振幅は、瞬間ｔ１での振幅 より低い。振動要素２ｂの振動の振幅は、最大量に達している。振動要素２ｃの 振動の振幅は、振動要素２ｂの振動の振幅より低く、振動要素２ｄの振動の振幅 は、振動要素２Ｃの振動の振幅より低い。

図４ａに示す線図は、図４に対応する瞬間ｔ１での振動要素２ａ〜２ｄによって 作られた振動の振幅関係を示している。

図４ｂは、瞬間ｔ２に対応する図を示している。

例えば、図１に示すように実施される実施例において、図４，４ａ及び４ｂによ って示された手段で強いパルス振動を適用することによって、例えば、体の上部 から下部まで波状に進む、ローリングマツサージ効果を達成する。これは、振動 が加えられた人体の内臓がパルス間に健康回復のための時間を許容するという利 点を提供する。隣接する振動要素の強いパルス間の位相のズレは、０．１〜５秒 、好ましくは、０．２〜４秒、さらに好ましくは、０．３〜３秒の範囲である。

図５は、本発明方法の実施例で起っている状態を示しており、異なる振動要素に よって作られた強いパルスの周波数が、変化している。この態様では、ロータリ 効果を遅延する調整作用が行なわれる。

図６は、本発明方法の実施例で起っているある状態を示しており、ここでは、振 動要素によって作られた強いパルスの振幅、強いパルスの形状と同様にシステム 全体としてのトータル振幅も変化される。換言すれば、図の右側でのカーブによ って代表される状態では、ロータリ効果は表われない。

本発明の範囲内で、調整で非常に大きな変化を許容するマツサージプログラムを 作ることができ、また、望むならば、調整の全範囲内で働くプログラムや、あら ゆるパラメータのあらゆる望ましい変化を許容するプログラムも、自由に予めプ ログラムすることができる。上述した実施例は、安楽椅子の利用を含む適用例と して本発明に係る方法と装置を表わしたものであるけれども、本発明は、マツト レス、シートあるいは同様の支持体を利用して実施することも同様にできる。本 発明の装置は、いかなる休息用支持体をも全く使用することな〈実施することも でき、この場合には、扱われる人は、例えば、立った状態で、体の異なる位置に 分離されて設けられた振動要素からの振動を受ける。

本発明は、上記実施例のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載し た本発明の範囲内で種々改変することができる。

Ｆｉｇ、６ 補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）平成３年　４月２４日

Claims (17)

【特許請求の範囲】
1. １．身体をリラックスさせるのにとって気持ちのよい感覚を作りだすため、複数 の振動要素によって人体に振動を加える方法であって、振動要素が強いパルスを 発生させることにより、低周波数で、好ましくは２０〜２００Ｈｚの幅で、当該 振動要素が振動を引き起こすようにした人体に振動を加える方法において、 異なる振動要素によって発生される強いパルスが、位相のズレを有することを特 徴とする人体に振動を加える方法。
2. ２．隣接する振動要素によって作られた強いパルスが互いに相関して配列され、 この強いパルスの最大値を隣接する振動要素に連続的に発生させることを特徴と する請求の範囲第１項に記載の人体に振動を加える方法。
3. ３．隣接する振動要素の強いパルス間の位相のズレが、０．１〜５秒、好ましく は、０．２〜４秒、さらに好ましくは、０．３〜３秒の範囲であることを特徴と する請求の範囲第１項又は第２項に記載の人体に振動を加える方法。
4. ４．各振動要素によって発生される振動の周波数は、周波数のある幅内で変化す ることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項の何れかに記載の人体に振動を 加える方法。
5. ５．振動要素は、２０〜２００Ｈｚ、好ましくは２５〜１５０Ｈｚ、さらに好ま しくは３０〜１００Ｈｚの幅における周波数で振動することを特徴とする請求の 範囲第１項から第４項の何れかに記載の人体に振動を加える方法。
6. ６．全ての振動要素の強いパルスに発生する周波数は、同時に変化することを特 徴とする請求の範囲第１項から第５項の何れかに記載の人体に振動を加える方法 。
7. ７．複数の振動要素のうち少なくとも１つは、音楽の周波数に対応する周波数で 振動を引き起こすことを特徴とする請求の範囲第１項から第６項の何れかに記載 の人体に振動を加える方法。
8. ８．身体をリラックスさせるのにとって及び／又は健康維持に役立つ治療のため に気持ちのよい感覚を作りだすため、複数の振動要素（２）によって人体に振動 を加える装置であって、強いパルスを発生させることにより、低周波数で、好ま しくは２０〜２００Ｈｚの幅で振動を引き起こす少なくとも２つの振動要素（２ ）を有する人体に振動を加える装置において、 異なる振動要素（２）によって発生される強いパルスが位相のズレを有するよう にして、振動要素（２）が振動を引き起こすことを特徴とする人体に振動を加え る装置。
9. ９．強いパルスを作るようにして振動するために設けられた少なくとも３つの振 動要素（２）を有することを特徴とする請求の範囲第８項に記載の人体に振動を 加える装置。
10. １０．異なる振動要素（２）によって発生される強いパルスの間に位相のズレを 生じさせる制御調整装置（１）を有することを特徴とする請求の範囲第８項又は 第９項に記載の人体に振動を加える装置。
11. １１．制御調整装置（１）は、異なる振動要素（２）により作られる強いパルス 間の位相のズレ、及び／又は、振動要素（２）によって発生される振動の周波数 あるいは周波数幅の限界を制御するために設けられていることを特徴とする請求 の範囲第８項から第１０項の何れかに記載の人体に振動を加える装置。
12. １２．制御調整装置（１）は、各振動要素（２）によって作られる振動の振幅、 及び／又は、振動要素（２）によって作られる振動のトータル振幅を制御するた めに設けられていることを特徴とする請求の範囲第８項から第１１項の何れかに 記載の人体に振動を加える装置。
13. １３．制御調整装置（１）は、異なる振動要素によって作られる強いパルス間の 位相のズレ、及び／又は、各振動要素によって発生される振動の周波数あるいは 周波数幅の限界を調整するために設けられる調整ユニット（３）及び／又は制御 ユニット（４）を有することを特徴とする請求の範囲第８項から第１２項の何れ かに記載の人体に振動を加える装置。
14. １４．制御調整装置（１）は、各振動要素（２）によって発生される強いパルス に発生する周波数を制御するために設けられるロータリ効果ユニット（７）を有 することを特徴とする請求の範囲第８項から第１３項の何れかに記載の人体に振 動を加える装置。
15. １５．ロータリ効果ユニット（７）は、各振動要素（２）によって発生される振 動の振幅を制御する制御手段（７ａ〜７ｄ）を備えてなることを特徴とする請求 の範囲第１４項に記載の人体に振動を加える装置。
16. １６．制御調整装置（１）は、振動要素（２）によって発生される振動の全振幅 を調整するために設けられる強度調整ユニット（６）を有することを特徴とする 請求の範囲第８項から第１６項の何れかに記載の人体に振動を加える装置。
17. １７．マットレス、安楽椅子、あるいは同じようなものに、複数の振動要素（２ ）が相互に離間して設けられていることを特徴とする請求の範囲第８項から第１ ６項の何れかに記載の人体に振動を加える装置。