JPH04501036A - レーザ - Google Patents

レーザ

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JPH04501036A
JPH04501036A JP1504077A JP50407789A JPH04501036A JP H04501036 A JPH04501036 A JP H04501036A JP 1504077 A JP1504077 A JP 1504077A JP 50407789 A JP50407789 A JP 50407789A JP H04501036 A JPH04501036 A JP H04501036A
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reflectors
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JP1504077A
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ローゼン ペーター
ドゥ ケーミン
ヘアツィガー ゲルト
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フラウンホッファー―ゲゼルシャフト ツァ フェルダールング デァ アンゲヴァンテン フォアシュンク エー.ファオ.
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    • H01S3/00Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
    • H01S3/05Construction or shape of optical resonators; Accommodation of active medium therein; Shape of active medium
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、2個の共振器端鏡により数回屈曲した光路とレーザ光を屈曲して逆反 射にする少なくとも1個の反射体とを有し、反射体の軸を別の反射体の軸とは特 に平行にずらして配置してなる特許(特許出願P 3716873.8)記載の レーザに関する。
技術水準 主発明に記載のレーザではレーザ光を屈曲して逆反射にする多数の反射体がダハ 鏡として構成してあり、レーザ光の光路を往復して持続的に屈曲することができ るよう各2個が隣接し、互いに屈曲し平面上でその全幅の約半分だけ、又は1反 射鏡の幅だけ軸平行にずらしである。つまりダハ鏡は所謂多路共振器の部材であ る。その屈曲鏡又は反射体はレーザの長手幅を小さくするのに役立つ。しかしこ の屈曲により一般に光線案内及び光線品質の点で問題が生じる。光線案内は、鏡 の調整が正確でなく又はレーザの構成により望ましくない形で影響を受けること で光線が全く正確には希望方向に反射されないことにより損なわれる。光線品質 は例えば反射時ダハ鏡の角範囲における回折効果により劣化する。屈曲数に伴い これらの不具合が増す点は共通している。
前記不具合の全般的改善が逆反射柱鏡を使用することで得られ、これには前記ダ ハ鏡も含まれる。かかる違反射鏡は入射光を入射角に拘りなくそれ自身と平行に 反射する性質があり、その調整感度は比較的小さい。
かかる逆反射性反射体は例えば前記ダハ鏡等の平面上で、又は3つの鏡面を互い に直角に配置するとき三次元作用する。例えば10ミリラドの調整感度はその他 の非逆反射性反射体の例えば100マイクロラドに比べ既に著しく低下している のではあるが、しかしこの光線品質はなお改善の余地有りと見做される。
発明の説明 そこで本発明の課題は、冒頭述べた種類のレーザを改良し、その比較的小さな調 整感度を維持しつつ光線品質が向上するようにすることである。
この課題は光路を逆反射性反射体で少なくとも2回屈曲することにより解決され る。
本発明にとって重要な点は、光線品質に及ぼす光学的不均一性の影響がこの逆反 射性反射体の特殊な屈曲幾何学により少なくとも一部解消できることである。
かかる反射体では調整感度も更に低下する。このことはまずなによりも、光路を 屈曲するため逆反射性反射体を多重利用することにより達成される。つまり互い に独立した個々の反射体間に光学的不正確さが生じ、複数のこの逆反射性反射体 の調整誤差を防止し安定性を高めることもできる。特に光学的不均一性は、個々 の光路部分の空間的型なりを防止できるので、従来の多路共振器に比べ減少する 。
反射体の軸方向オフセットは有利にはレーザ光の半径に等しいか又はそれより大 きく、反射鏡の半径方向幅より小さい。軸方向オフセットをこのように設計する ことで一方で光路部分相互の重なりを避けることが保証される。レーザ光の個々 の平行な光路部分の重なりを避けることにより最良の光線品質が達成される。
レーザ光は両共振器の屈曲範囲内に留まる。このことにより更にレーザ光を反射 体の角範囲に入射させる必要のないようにすることが可能となる。二次元又は三 次元逆反射性反射体のかかる角は顕著な回折効果を生じるが、それは反射体の角 を正確な直角には実施できないからである。むしろ丸みやその他の、共振器損失 を引き起こす凹凸が常に存在し、これらはそれにより反射された放射の著しい広 がり角を生じ、光線品質をも明白に損なう。更に、逆反射体の角は一般に損傷の 虞に曝されており、この角を避けて光線を案内することによりレーザ放射が損な われる虞は一般に防止される。
逆反射性反射体は二次元作用し、軸方向オフセットは屈曲平面上にある。レーザ 又はその共振器配置をこのように構成することで1平面においてレーザ活性物質 の有利な利用を達成することができる。空間内又は相互に異なる3方向での活性 物質の最適利用は逆反射性反射体が三次元作用し、軸方向オフセットがレーザ活 性物質の利用可能な横断面に適合したこの反射体の横方向オフセットによって決 まるとき達成される。前記2つの事例では前述の諸利点になお、軸方向オフセッ トを適宜に選択することによりレーザの構造上与えられた条件に反射体を適合し て柔軟性が向上する。更に、従来の多路共振器の場合よりも活性物質の利用、つ まり出力利得も効果的となる。
有利には2個の逆反射性反射体が少なくとも光学的に対向させて設けてあり、各 反射体は光路を少なくとも2回屈曲する。かかる構成は特に二次元又は三次元作 用する逆反射性反射体を簡単に構成するうえで有利であるが、それは少なくとも ほぼ同じ回数屈曲する反射体、従ってほぼ同じ大きさの反射体が使用されるから である。
2個の逆反射性反射体間にあってレーザ活性物質をできるだけ密に有する空間を 可能なかぎり完全利用するためレーザは共振器端鏡を逆反射性反射体と同軸又は これと軸平行に配置して光路が螺旋状に広がるよう構成しである。その際共振器 端鏡は上述の不具合の故に元々光路内に入れるべきでない反射体の角範囲に配置 しておくのが望ましく、これによりレーザ構造の緻密さを一層高めることができ る。
レーザをできるだけ緻密に構成するうえで格別重要なのはレーザ活性物質の放射 状にあらゆる方向に伸びた空間を利用することである。このことは、平面的又は 二次元作用する逆反射性反射体でもって、少なくとも2つの光路平面上でレーザ 光を屈曲して逆反射することのできる2個の二次元作用する反射体と、これに対 し立てて配置され光路を2つの光路平面間に導く少なくとも1個の逆反射性反射 体とを設けることにより達成される。光を屈曲するのに逆反射性反射体を最適に 利用できるよう2個の共振器端鏡は光路平面の外側で一方の逆反射性反射体の横 にそれぞれ一方の光路平面の高さに配置しである。
三次元的に逆反射作用のある反射体が2個存在し且つこれが、2つの互いに平行 な光路平面を生じる並進的軸方向オフセットを有するとき、幾つもの光路平面を 有する共振器配置の互いに別々に反射する部材数が更に減少する。光路を2つの 光路平面間に導く1個又は複数個の鏡は不要となる。
特に光路を何度も屈曲するときレーザ放射は必ずしも無視しえる拡散又は出力損 失をもたないので、光路内に少なくとも1個の中間合焦する光学系を介設すると 有利である。この光学系の構成は光線案内の各平坦配置に合わせである。それは 有利には中間合焦光学系が全ての光路部分をそれぞれ転向し放物面状に作用する 鏡であるか又は屈曲した光路の占める全断面にわたって延びた集光レンズである よう構成しである。放物面状に作用する鏡は易製造性の理由から特に光路を1平 面又は複数平面で屈曲する場合使用され、他方集光レンズが優先されるのは、放 物面状に作用する鏡の製造に費用がかかりすぎ又は光線案内の不正確さが過度に 大きく且つ光線品質の劣化が受け入れ難くなるよう光路の横断面が構成しである ときである。
本発明によるレーザは前記特徴を考慮に入れて特にそれが光線分割を可能とする よう構成することができる。その際それは共振器端鏡が半透窓として屈曲した光 路の内部に配置してあり、この共振器端鏡の後段に少なくとも1個の半透性出力 鏡を設けるようにしである。共振器を離れたレーザ光は共振器の範囲外で逆反射 性反射体間に導かれ、レーザ光の一部が出力結合され、反射された放射部分は第 二光線として別の箇所に用意される。こうして達成される光線分割が興味深いの は特に共振器を離れた放射部分を逆反射性反射体により再びレーザ活性物質に通 して増幅することができ、しかも出力鏡に達する前でもその後でも可能であるか らである。
2個の共振器端鏡を同軸に配置し、一方の反射体の少なくとも1つの反射体面で 出力鏡を形成するとき有利な1構成が得られる。この場合反射体により形成され た全ての光路部分は全レーザ光又はその一部を増幅するのに利用され、光線品質 と調整感度が多数の個別部分によって劣化することもない。
本発明構成においてレーザは光線の直径に適合した通路内に活性物質を有する誘 電体からなるレーザブロックを有し、逆反射性反射体はブロックから距離を置き 又は適宜に成形した端面に配置しである。
図面の簡単な説明 図示した実施例を基に本発明を説明する。
第1図及び第2図は2個の二次元逆反射性鏡開で屈曲した異なる光路の概要図、 第3a図は2つの光路平面で形成した共振器の概要斜視図、 第3b図は光線案内を説明する第3a図に示す共振器の平面図、 第4a図は三次元作用する2個の逆反射性反射体を有する共振器の斜視図、 第4b図は第4a図に示す配置のA方向における光線分布、 第5図は三次元作用する個々の逆反射性反射体の斜視図、 第6図は中間合焦光学系を有する第1図と同様の図示、 第7図は中間合焦放物面鏡を有し三次元作用する逆反射性反射体、そして 第8図及び第9図はレーザ放射を何度か出力するレーザの実施態様。
反射体Ml、M2を示す。各反射体Ml、M2は互いに直角に配置した2つの鏡 面10.11を有し、これらが軸al、a2を角の二等分線として含む。この軸 は図示平面上で互いに軸平行にずれ、軸方向オフセットはdに等しい。反射体M l、M2は2個の共振器端鏡ml、m2とで共振器配置を形成し、端鏡ml。
m2間を走るレーザ光13は図示平面上で数回屈曲している。レーザ光13の空 間的法がり又は直径は反射体M1の角範囲に配置した鏡m1によって決まる。従 ってレーザ光13は直径りである。それを基準に反射体Ml、M2の軸方向オフ セットはdがD/2、つまリレーザ光13の半径に等しいか又はそれより大きく なるようなものである。
第1図によればレーザ光13の光路が共振器端鏡ml、m2間で数回屈曲し、左 側反射体M1は2回、右側反射体M2は3回屈曲する。光路平面上で平行に並ん だ光路部分14は合計6つとなり、光路部分14の平行性は反射体Ml、M2が ほぼ図示平面上で二重矢印29に沿って互いに僅かに捩じれているかどうかに比 較的左右されない。というのも反射体Ml、M2による屈曲は逆反射的に行われ 、即ち入射光路部分はそれ自身に平行に反射されるからである。
第1図から更にわかるように光路部分14は比較的密に並んでいる。これにより 簡略化のため図示省略したレーザ活性物質の利用が良好になる。この利用はレー ザ放射に利用可能な全断面にわたってほぼ同じ大きさであるが、それは共振器端 鏡m1が逆反射性反射体M1と同軸に配置してあり、軸方向オフセットdがD/ 2より僅かに大きいだけであるからである。この過剰寸法によって最も内側の2 つの光路部分14a。
14bが反射体M2の角15からどれだけ離れるかが決まる。光路部分14a、 14bと角15とのこの距離又は光路部分14a、14b相互の距離は角15の 構成が不均一であればあるほど、従って光線品質の低下が大きければ大きいほど 大きいにちがいない。
第2図が第1図と同様に示す図示では相隣接した内側光路部分14a、14bの 距離が第1図のものよりかなり大きい。この実施態様は反射体Ml、M2の角1 5が格別不均一であるような共振器配置を考慮したものである。例えば反射体M l、M2が一体でなく、つまり例えば一体なダハ鏡からでなく互いに分離した鏡 面から構成し、この鏡面を相互に一定の間隔を置いて例えばブロック状部材によ り互いに直角に配置して保持する場合がそうである。この場合角15だけでなく それを取り囲む角範囲もレーザ光の反射に使用できず、共振器端鏡m1は有利に は、第1図に示すように反射体M1と同軸に配置するのでなくこの反射体M1に 対し軸平行にずらして配置される。
前記2つの共振器配置では光路が螺旋状に広がるよう共振器端鏡m12m2が反 射体M1.M2の軸al。
a2に対し配設しである。両方の場合とも軸方向オフセットdが反射鏡の半径方 向幅r1例えば11より小さいことも自明である。というのも、そうでなければ 少なくとも1個の反射鏡、例えばM2による多重屈曲が不可能であるからである 。
第3a図及び第3b図には上下2つの光路平面16゜17用にダハ鏡として構成 した2個の逆反射性反射体Ml、M2を有するレーザが示しである。従って各反 射体Ml、M2の高さhは少なくとも2Dに等しい。
レーザ光13を2つの光路平面16.17間に導くため逆反射性反射体M3が立 てて配置してあり、これが光路部分14c、14a間でレーザ光13の転向を行 い、この反射体が反射体M1と同軸に配置してあり、後者はその角範囲にレーザ 光13用に上下2つの通過穴18を有する。
反射体M1は第3b図によれば軸方向オフセットdを考慮して反射体M2より多 少幅狭に保ってあり、レーザ光13は共振器端鏡m1.m2に達することができ る。端鏡は支持ブロック19にそれぞれ光路平面16.17の高さで上下に配置 しである。鏡m1が第1図及び第2図の実施態様では専ら反射作用を有する一方 、鏡m2は上記実施態様の鏡m2と同様に半透窓であり、つまり出力鏡として働 く。従ってレーザ光13の光路は鏡m1から出発して光路平面16上を螺旋状に 反射体M1の軸a1内に、そしてそこから、竪型配置の反射体M3を介し光路平 面17内に、そして螺旋状に広がって端鏡m2にまで走り、この端鏡を通してレ ーザ光の一部が出力される。
第1図乃至第3b図に示した共振器配置は二次元作用する逆反射性反射体に係わ る。これは図示平面に直角に調整感度を有し、それが要請される場合有利には三 次元作用する逆反射性反射体を使用しなければならない。かかる反射体M4が第 5図に概略示しである。
この反射体M4は第4a図にやはり示したように相互に直角に配置した鏡20, 21.22からなる。レーザ放射はかかる立体的に作用する逆反射性反射体M4 によって、反射体が図示平面上でだけでなく及び/又は付加的に反射体の軸に垂 直な方向で回転可能に配置しであるときでもそれ自身に平行に反射される。
第4a図に示した反射体配置はその反射体M4゜M5がエツジパラレル又は捩じ れておらず、従ってベクトルrOだけ摺動している。第4b図に示す2つの屈曲 平面16.17が得られ、この図には投影r′ 0、及びレーザ光13の光路転 向点の第4a図に示した位置ベクトルr2乃至r5の反射鏡20.21.22に 対する投影、そして共振器端鏡ml、m2用位置ベクトルr1.r6の投影、又 はこれと整列した鏡20の通過穴が記入してあり、そのうち第4a図には1つの 通過穴23が図示しである。
反射体M4.M5の軸方向オフセットは、投影r′ 0から生じる。
第6図に示す反射体Ml、M2及び共振器端鏡ml。
m2の配置は第1図に類似しているが、しかしレーザ光13の光路内に放物面状 に作用する鏡24が配置しである。この配置は光路全体の90°転向が行われる ようなされている。鏡24は中間合焦光学系であり、各1個の放物面鏡形成する 複数の鎖部分24′からなり、鎖部分は各光路部分、例えば14aに1つの鎖部 分24′が割り当てられ中間合焦作用を及ぼすよう光路に対し調整しである。
第6図に見られるような光路全体の90’転向は転向に起因して活性物質中で光 路部分が空間的に重なるとき望ましくないことがある。こうした場合鏡24や第 1図に示す反射体の配置に代え集光レンズが一層有利であろう。
第7図に示す逆反射性反射体M4は3個の互いに直角に配置した反射鏡20乃至 22を有し、鏡20は放物面状に構成しである。つまり反射体M4が三次元作用 する場合この鏡20により中間合焦が行われる。鏡20は1平面を基準に合焦を 行うことができるにすぎないので、必要なら鏡21.22も放物面状に構成する のが有利である。
第7図は中間合焦光学系として空間的に作用する反射体M4の1個又は複数個の 反射鏡20乃至22の構成に係わる。二次元作用する反射体の場合でも中間合焦 は反射体自体によって可能である。このことが第3a図に反射体M2の適宜に湾 曲したエツジ線25により示唆しである。
特に高出力レーザ用に設計した不安定構成の多路共振器を提供するため、共振器 端鏡m1又はm2に代え、スクレーパ鏡と凸面湾曲しスクレーパ鏡の孔寸法に合 わせた端鏡を使用することができ、その際光路を多重屈曲するとそれに応じて増 幅が大きくなり、レーザが可能なかぎり緻密に構成され、低感度、高光線品質と いう前述の特別の利点が得られる。だがまた前述の共振器構成を安定的に構成す ることも可能である。この場合光路部分を狭く並置させて多重屈曲させると低モ ード又は小さな光線断面の場合でも活性物質の希望する高い利用がもたらされる 。
本発明による多重屈曲が格別重要となるのは第8図及び第9図に示すように共振 器端鏡m2をレーザ光13の屈曲した光路の内部に配置する場合である。第8図 及び第9図は同軸に配置した共振器端鏡ml。
m2を示す。鏡m2が半透性であり、それを離れたレーザ放射はその基本特性が 鏡ml、m2間の比によって決まる。共振器は例えば図示省略しモード絞りでも って基本モード動作に調整することができる。半透性共振器端鏡m2を離れた放 射は次に前述の如く逆反射性反射体Ml、M2及び場合によっては中間合焦光学 系24により屈曲し又は転向され、活性物質を通過する際増幅される。
第8図及び第9図に示す2つの実施態様の特徴は共振器端鏡m2の後段で出力鏡 m3が光路内に配置しである点にある。その結果レーザ光の一部が系を離れ、第 一の外部レーザ光S1を形成する。その際出力鏡m3は逆反射性反射体M1の反 射するだけの非半透鏡11を補足する。その結果光路は第1図及び第2図と同じ 螺線状に案内され、レーザ光が反射鏡m3に衝突するたびに別の外部レーザ光、 例えばS2が発生され、最後にはレーザ光13が反射体系を離れて外部光S3を 形成する。こうして光線分割を達成することができ、その際上述の実施態様の諸 利点も利用される。光線分割時特に有利なのは各光線分割後に増幅が起き、それ に適合した出力の外部光線が用意される点にある。例えば出力整合は全ての光線 が同じ出力となるよう行うことができる。この場合例えば基本モード動作が可能 であり、外部レーザ光S1乃至S3は例えば平行に案内した切断光線として例え ば薄板分離操作のとき使用することができる。
第8図では反射体Ml、M2間に誘電体、例えばセラミックスからなるレーザブ ロック26が配置しである。そのなかに配置された通路27が活性物質、例えば ガスを受容する。レーザブロック26は互いに角度を成した端面28を有し、こ れに逆反射性反射体M1又はM2が被着してあり、それに応じて緻密な安定した レーザ構成が得られる。
通路27は光路に応じて互いに平行且つ垂直に配置してあり、光路の適宜な立体 的型なりを生じる。このことで光線品質は受け入れ難いほど劣化することがある 。こうした場合空間的型なりは第9図に示すようにレーザ活性物質の外側で行わ ねばならないであろうし、そこにはレーザブロック26が逆反射性反射体Ml。
M2又は中間合焦鏡24から距離を置いて配置しである。
共振器端鏡ml、m2に関しどの実施態様でも半透鏡又は全反射鏡を使用できる ことは自明である。前者は普通、安定した共振器を形成するのに利用されるのに 対し、後者は不安定共振器を設計するのに利用される。つまり前述の屈曲構想は 2つの基本的共振器構想に利用可能である。更に、共振器端鏡ml、m2を非遮 光窓に代えることも可能である。この場合それに入射するコヒーレント光の増幅 に役立つ増幅器又は発振器がある。かかる増幅器はレーザ光を発生する独自の共 振器系を有するレーザと合わせて使用することができる。かかる場合にも前述の 屈曲構想はレーザ系を改善するという課題提起の意味で有利である。
産業上の利用可能性 本発明方法は放射品質の著しく向上したレーザを製造するのに役立つ。
き1 国際調査報告 国際調査報告

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.2個の共振器端鏡により数回屈曲した光路とレーザ光を屈曲して逆反射にす る少なくとも1個の反射体とを有し、反射体の軸を別の反射体の軸とは特に平行 にずらして配置してなる特許(特許出願 P3716873,8)記載のレーザ において、光路を逆反射性反射体(M1,M2,M4,M5)で少なくとも2回 屈曲したことを特徴とするレーザ。
  2. 2.反射体(M1,M2,M4,M5)の軸方向オフセット(d)がレーザ光( 13)の半径(D/2)に等しいか又はそれより大きく、反射鏡(例えば11) の半径方向幅(r)より小さいことを特徴とする請求の範囲1記載のレーザ。
  3. 3.逆反射性反射体(M1,M2)が二次元作用し、軸方向オフセット(d)が 屈曲平面上にあることを特徴とする請求の範囲1又は2記載のレーザ。
  4. 4.逆反射性反射体(M4,M5)が三次元作用し、軸方向オフセットがこの反 射体(例えばM4)の、活性レーザ物質の利用可能な横断面に適合した並進オフ セットrOによって決まることを特徴とする請求の範囲1又は2記載のレーザ。
  5. 5.互いに少なくとも光学的に対向した2個の反射体(M1,M2)が設けてあ り、各反射体(M1,M2)が光路を少なくとも2回屈曲することを特徴とする 請求の範囲1乃至4のいずれか1項又は複数項記載のレーザ。
  6. 6.光路を螺線状に広げるため共振器端鏡(m1)を逆反射性反射体(M1)と 同軸又はこれと軸平行に配置したことを特徴とする請求の範囲1乃至5のいずれ か1項又は複数項記載のレーザ。
  7. 7.共振器端鏡(m1)を反射体(M1)の角範囲に配置したことを特徴とする 請求の範囲6記載のレーザ。
  8. 8.少なくとも2つの光路平面(16,17)上でレーザ光(13)を屈曲して 逆反射することのできる二次元作用する2個の反射体(M1,M2)と、これに 対し立てて配置され光路を2つの光路平面(16,17)間に導く逆反射性反射 体(M3)とを設けたことを特徴とする請求の範囲1乃至7のいずれか1項又は 複数項記載のレーザ。
  9. 9.2個の共振器端鏡(m1,m2)を光路平面(16,17)の外側で逆反射 性反射体(M1,M2)の横にそれぞれ一方の光路平面(16,17)の高さに 配置したことを特徴とする請求の範囲8記載のレーザ。
  10. 10.2個の三次元で逆反射作用する反射体(M4,M5)が設けてあり、2つ の互いに平行な光路平面(16,17)を引き起こす並進的軸方向オフセット( rO)を有することを特徴とする請求の範囲4及び5記載のレーザ。
  11. 11.光路内に少なくとも1個の中間合焦光学系(24)を介設したことを特徴 とする請求の範囲1乃至10のいずれか1項又は複数項記載のレーザ。
  12. 12.中間合焦光学系(24)が、全ての光路部分をそれぞれ転向し放物面状に 作用する鏡、又は屈曲した光路の占める全断面にわたって延びた集光レンズであ ることを特徴とする請求の範囲11記載のレーザ。
  13. 13.共振器端鏡(m2)が半透窓として屈曲した光路の内部に配置してあり、 この共振器端鏡(m2)の後段に少なくとも1個別の半透出力鏡(m3)が設け てあることを特徴とする請求の範囲1乃至12のいずれか1項又は複数項記載の レーザ。
  14. 14.2個の共振器端鏡(m1,m2)が同軸に配置してあり、一方の反射体の 少なくとも1つの反射体面が出力鏡(m3)を形成することを特徴とする請求の 範囲13記載のレーザ。
  15. 15.光線の直径に適合した通路(27)内に活性物質を有する誘電体からなる レーザブロック(26)をレーザが有し、逆反射性反射体(M1,M2,M4, M5)がブロック(26)から距離を置いて又は適宜に成形した端面(28)に 配置してあることを特徴とする請求の範囲1乃至14のいずれか1項又は複数項 記載のレーザ。
  16. 16.共振器端境(m1,m2)に代え、非遮光窓を設けたことを特徴とする請 求の範囲1乃至15の少なくとも1項記載のレーザ。
JP1504077A 1988-04-22 1989-04-21 レーザ Pending JPH04501036A (ja)

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