JPH0450097Y2 - - Google Patents

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JPH0450097Y2
JPH0450097Y2 JP20373886U JP20373886U JPH0450097Y2 JP H0450097 Y2 JPH0450097 Y2 JP H0450097Y2 JP 20373886 U JP20373886 U JP 20373886U JP 20373886 U JP20373886 U JP 20373886U JP H0450097 Y2 JPH0450097 Y2 JP H0450097Y2
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JP
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injection
nozzle
mold
injection device
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は金型に樹脂を押し込んで成形を行う射
出成形機に関する。
(従来の技術) 射出成形機では、加熱筒先端部のノズルを金型
にタツチさせて射出を行う。このため金型にはス
プルと連通するノズルタツチ部が凹設されてい
る。
ところで加熱筒を備えた射出装置本体は金型に
対して進退動自在で、射出時に前進してノズルが
金型のノズルタツチ部に当接する。この射出装置
本体の進退動は通常シリンダによつて行われ、ノ
ズルがノズルタツチ部に当接した時点でシリンダ
の作動が停止する。つまりノズルがノズルタツチ
部に当接したことを検出して射出可能の信号をと
るのであるが、この位置検出は通常リミツトスイ
ツチによつて行われている。
すなわち射出装置が移動自在なスライドベース
にリミツトスイツチを、また射出装置本体にカム
をそれぞれ取り付け、カムがリミツトスイツチに
当接する時点とノズルがノズルタツチ部に当接す
る時点とが一致するようにカムとリミツトスイツ
チとの位置関係を予め設定しておき、リミツトス
イツチの動作によつて射出可能の信号をとること
が行われている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来例では、リミツトスイツチの動作時に
ノズルがノズルタツチ部に当接したとの想定のも
とで射出を行うようにしているが、実際にはシリ
ンダの作動が停止してもノズルがノズルタツチ部
に当接していなくてシリンダのストロークエンド
で停止するときはタツチ力が全く不充分である場
合があり、この状態で射出を行うと、溶融樹脂の
一部が金型のスプルに入ることなく、ノズルタツ
チ部から外部に飛散することになる。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、射出時に溶融樹脂の飛散が生じない射出
成形機を得ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、射出装置本体がノズルタツチ設定位
置からさらに前進したシリンダストロークエンド
位置に達したことを検出して信号を出力する検出
器を設け、該検出器からの信号の出力によつて射
出を不能にする、というものである。
(作用) 射出装置本体が金型に対して前進し、加熱筒先
端部のノズルがノズルタツチ設定位置に達する
と、第2の検出器(リミツトスイツチ11)から
の出力信号によりシリンダの作動が停止し、射出
開始の状態となる。
次に、射出本体が、実際のノズルタツチまでさ
らに微少距離前進する間にシリンダストロークエ
ンド位置に達するようなことがあると、第1の検
出器(リミツトスイツチ10)がこれを検出して
射出を不能にする。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明
する。第1図において、1は射出装置本体で、加
熱筒2を有し、加熱筒2の先端部にはノズル3が
取り付けられている。4は基台5上に固定された
スライドベースで、このスライドベース4には射
出装置本体1が移動自在に設定されている。6は
金型で、固定盤7に取り付けられた固定側金型6
aと、可動盤8に取り付けられた可動側金型6b
とからなり、固定側金型6aには、第2図に示す
ように凹球面状に形成されたノズルタツチ部9が
設けられている。
射出装置本体1はスライドベース4上で金型6
に対して進退動自在で、この射出装置本体1の進
退動は図示しないシリンダで行われる。
スライドベース4には、射出装置本体1の進退
動方向沿いに3つの第1,第2,第3のリミツト
スイツチ10,11,12が所定の間隔をおいて
取り付けられ、また射出装置本体1にはそれぞれ
のリミツトスイツチ10,11,12に当接自在
な3つの第1,第2,第3のカム13,14,1
5が固定され、第1のリミツトスイツチ10が最
も金型6よりに位置し、ついで第2のリミツトス
イツチ11、第3のリミツトスイツチ12の順に
配列され、またカムも同様に第1のカム13が最
も金型よりに位置し、ついで第2のカム、第3の
カムの順で配列されている。そして第1のリミツ
トスイツチ10は第1のカム13に、第2のリミ
ツトスイツチ11は第2のカム14に、また第3
のリミツトスイツチ12は第3のカム15にそれ
ぞれ当接自在になつている。
これらのリミツトスイツチは射出装置本体1の
位置を検出するためのもので、第2のリミツトス
イツチ11は射出装置本体1が前進してノズル3
が金型6のノズルタツチ部9に当接(タツチ)す
る手前の位置(ノズルタツチ設定位置)を検出す
るためのもの、第1のリミツトスイツチ10は射
出装置本体1を前進させるシリンダがストローク
いつぱい移動して停止し、それ以上前進させるこ
とができない位置、つまりシリンダストロークエ
ンド位置を検出するためのもので、第3のリミツ
トスイツチ12は射出装置本体1の後退停止位置
を検出するためのものである。なお、リミツトス
イツチ11,12は位置調整自在になつている。
ここで、リミツトスイツチ11,12とこれに
関連するカム14,15とは、射出装置本体の移
動距離を定めるものであり、いずれか一方を固定
し、他方を位置調整自在にすることが可能であ
る。
つぎに上記構成に係る射出成形機の作用につい
て述べる。射出装置本体1が前進し、第1および
第2のリミツトスイツチ10,11がそれぞれ第
1および第2のカム13,14に当接して動作し
信号を出力する。この状態を示すのが第3図で、
この場合はノズル3はノズルタツチ部9に当接し
ているようにみえてもノズル3のタツチ力が充分
でない場合があり、また第1および第2のリミツ
トスイツチ10,11の動作時には射出不能に設
定されている。
すなわち、通常ノズルタツチ確認のための第2
のリミツトスイツチ11は、タツチ位置調整を容
易にするために、実際のノズルタツチ位置よりも
わずか手前にセツトされる。
したがつて、射出装置本体1は、さらにノズル
3が金型のノズルタツチ部に当接するまで、わず
かに前進することになる。
しかし、この移動範囲内で、射出装置本体1と
ともに移動したカム13が第1のリミツトスイツ
チ10に接触してON状態になるとき、すなわ
ち、ノズルタツチ位置までにシリンダが前進でき
ないストロークエンドに達した場合には、第1の
リミツトスイツチ10からの信号によりノズルか
ら溶融樹脂が射出されるのを阻止する。
つぎに、第4図に示すように、第2のリミツト
スイツチ11が動作し、第1のリミツトスイツチ
10は第1のカム13によりまだ動作されていな
い、すなわち、射出装置本体1がシリンダのスト
ロークエンドに至る前段階において、実際にノズ
ルタツチが完了して射出装置本体1の前進が阻止
されることから、ノズル3のタツチ力が充分とな
り、射出が可能になる。
そして射出が完了すると射出装置本体1は後退
を始め、第3のリミツトスイツチ12が第3のカ
ム15に当接したところで後退を停止する。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案では、ノズルが充
分なタツチ力をもつて金型のノズルタツチ部に当
接するまでは射出不能にされているので、ノズル
タツチ力が不充分なままで射出が行われることが
なく、したがつて溶融樹脂がノズルタツチ部から
外部に飛散することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る射出成形機の側面図、第
2図は金型の断面図、第3図および第4図は第1
図に示す射出成形機の動作説明図である。 1……射出装置本体、2……加熱筒、3……ノ
ズル、4……スライドベース、6……金型、9…
…ノズルタツチ部、10,11,12……リミツ
トスイツチ(検出器)、13,14,15……カ
ム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 スプルが開口する金型のノズルタツチ部に加熱
    筒先端部のノズルをタツチさせて射出を行う射出
    成形機において、 加熱筒を備えた射出装置本体を金型に対して進
    退動自在にスライドベースに設置し、 該スライドベースに前記射出装置本体がノズル
    タツチ設定位置およびこの位置からさらに前進し
    たシリンダストロークエンド位置に達したことを
    検出して信号を出力する第1,第2の検出器を設
    け、 該第1,第2の検出器からの信号の出力によつ
    て射出を不能にすることを特徴とする射出成形
    機。
JP20373886U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0450097Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP20373886U JPH0450097Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JPS63108714U JPS63108714U (ja) 1988-07-13
JPH0450097Y2 true JPH0450097Y2 (ja) 1992-11-26

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