JPH04500554A - 耐火的に被覆された運搬溝の清掃装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 耐火的に被覆された運搬溝の清掃装置 本発明は、溶融金属及び鉱滓のための耐火被覆された運搬溝の清掃装置に間する ものであり、特に溝壁の処理の間に運搬溝に沿って前記清掃装置を移動する装置 に間するものである。

西ドイツ国特許第３２２５０１５号明細書により、回転する鎖により運搬溝を清 掃する装置が公知である。この装置は、溝の両側でレールに案内される車により 、溝に沿って走行可能である。４つの車のための、巾広の溝の形での２つの案内 レールの前記明細書に示された配置ははしかし好都合でない、溶融金属及び鉱滓 の熱作用の下では、鋳造床（ホール基ｆｌＪｉ　（Ｈａｌｌｅｎｂｏｄｅｎ）　 ）は、特に溝の横の路床（Ｕｎｔｅｒｇｒｕｎｄ）は変形され、そのことは、こ の路床の中又は上に固定配置又は形成されたレールの残留変形を導き、従って軌 跡が溝に平行になるように申し分なく案内すること及び全ての車を均一に配置す ることが達成されない、走行路が不規則であると、装置の操作を困難にするだけ でなく、清掃工程にも欠点として影響する。更にこのようなレールでは、溝の稼 働の際、事故の危険性が高まる。更に、このようなレールは溝をオーバーラン（ ｊｉｂｅｒｌｉｉｕｆｔ）することにより使用不可能になる可能性がある。

従って、本発明の課題は、床の変化の発生を考慮に入れて、清掃装置を走行する ための装置及び事故の危険性を回避する装置を改良することにある。

上記の課題は、請求項１により解決される。請求項２以下の他の請求項は好まし い別の形態、特に予定しているレールの形状に関する好ましい別の形態を示す。

平坦でない床上で、三点支持が対象物の安定位置を保証することは当然公知であ る。しかし、目下の場合、巾に比して構造長さが比較的短い清掃装置の走行枠体 は、熱影響の下で継続し変化する路床の上を溝中心にできるだけ平行に案内する べきである。この変化はレールのための載置の高さ相違を導きだすだけではなく 、又２つのレールが使用されるときの軌跡中の変化を導きだす、その際、清掃経 過から又走行枠体へ側方力が作用することが考慮されるべきである０本発明は、 この問題を、簡単で又例えば溶鉱炉での厳しい稼働のために適した方法で解決す る。枠体の本発明に係る案内は、又特に清掃ヘッドが組付けられる例えば掘削走 行具（Ｂａｇｇｅｒｆａｈｒｚｅｕｇｅｎ）のようなレールのない装置に比べて 有利である。

溝清掃機械、特に走行枠体の本発明に係る案内装置の個々については添付の簡単 にした図面で略図的に示される形態に基づいて説明される。

第１図は溝を清掃する装置の図と共に運搬溝の断面図、 第２図は案内レールの端部の図、 第３図は運搬溝の横にある案内レールと清掃装置の輪郭と共に示す運搬溝の図で ある。

図示された清掃装置の清掃ヘッドＣＰｕｔｚｋｏｐｆ）はドラム１を有し、該ド ラムには複数の鎖２が固定されており、該鎖は例えば西ドイツ国特許第３２２５ ０１５号明細書に記載されているように、前記ドラムの回転の際に取り除かれる 鉱滓及び運搬溝３の壁の被覆４の耐火材料のゆるんだ（ｌｏｓｅ）成分を取り除 く。

前記清掃装置は走行枠体５を有する。該走行枠体上では支柱３０が溝に対して交 叉して移動可能である。前記支柱３０には往復台３１が垂直方向に可動に案内さ れている。支柱３０の、従って清掃ヘッド１．２の横移動は、モータ３２により 、特にチェーン装置３３により行われる。清掃へラド１．２の高さ調節はモータ ３４により行われ、又このために溶鉱炉での苛酷なほこりっぽい運転に対してチ ェーン３５が好都合である。ドラム１の駆動のために往復台３１の上にモータ６ が設けられている。

前記清掃装置は更に走行スタンド３６を存する。電気エネルギーを前記清掃装置 に供給するためにケーブルドラム３７が設けられることができる。

走行枠体５の側部に、特に、走行モータ２９を介して個々に駆動される２つの車 ２工が配置されている。車２１は案内レール２０の上を回転する。はぼ車２１の 範囲に、垂直軸線のまわりを回転可能な、駆動されない側部案内ローラ２２が設 けられ、該側部案内ローラは案内レール２０の側部を回転し、車２Ｉの駆動の場 合の側部案内並びに溝の清掃の際、枠体５に作用する側方力を受ける。溝の別の 例では、枠体５に個々の駆動されない支持ローラ２３が配置される。支持ローラ ２３は車２１より大きな直径を有することができ、従って支持ローラは路床の非 平坦部を越えて容易に転動して離れる。両方の車２１を別々に駆動することは、 枠体５がどこかの場所に載り、車２１の１つがレール２０から持ち上げられる場 合に自身で、尚別の車２１を介しての駆動が可能であるという利点を有し、従っ て発生する困難をなくす場合に少なくとも寄与することができる。この場合、運 搬溝の範囲は又清掃工程の間、尚当然近づきにくいほど熱いことが考慮すべきで ある。

案内レール２０の下には、互いに間隔をおいて多数の小板２７があり、該仮によ り案内レールは、鋳造床に埋め込まれているスラブ又は厚い金属板２６の上にに 載る。

板２７には、第２図に示すように、ボルト２８が本体の非平坦性を補償するため の調節ねじとして取付けられることができる０図示されたボルト２８の代わりに 、又はボルト２８に加えて、又別の適当する補償手段、例えば互いに係合する部 分をもって積み重ね可能（Ｓｔａｐｅｌｂａｒｅ）であり、互いに形状拘束的に （ｆｏｒｌＩｓｃｈｌｉｆｌｉｇ）係合する下置板３８が使用されることができ る。普通には、レールの位置合わせは比較的粗くても十分である。レールのほぼ 端部に、特に溝長さの部分の二の間隔で、レールの下側に案内ビン２４が設けら れ、該案内ピンは板２６の長穴２５に挿入される。

例えば２０ｍの長さの一体状の案内レール２０は、運搬溝の普通の稼働の間は離 され、クレーンにより容易に取り除かれることができ、並びに清掃工程のために 、ビン２４と長穴２５により非常に簡単に再び装着されることができる。又清掃 装置自体は、普通の稼働の間は、クレーンにより運搬溝から１つの待機場所に置 かれる。溶鉱炉運転中に、多くのほぼ同じ長さの運搬溝が存在すると、前記清掃 装置及び案内レールは交互に、この溝において清掃されることができる。

第３図は簡単にするため、横に装着された案内レール２０及び輪郭を示す清掃装 置と共に溶鉱炉用運搬溝を示す、案内レール２０及び側部案内ローラ２２により 、清掃装置は問題なく、運搬溝３の中心に対し平行に走行する。ドラム１の１移 動は溝壁の状態により又はその経過により必要とされるときにのみ必要である。

場合によっては清掃装置は、一つの位置で清掃工程を繰り返すために、一区画（ Ｓｔｉｃｋ）戻し走行されることができる。清掃装置のレール２０の上での案内 は作業工程を非常に簡単にし、特に運搬溝の傍の鋳造床の非平坦性によっては影 響されない、第３図は更に溝稼働の間ガス及び／又は煙を吸引し、清掃の間発生 する塵埃の一部を取り除くことができる吸引装置４０を示す。

本発明は、ドラムに鎖を有する実施例に示した清掃装置に限定されず、別の清掃 ヘッドで作業する溝清掃機においても使用されることができる。

補正書の写しく翻訳文）提出書（特許法第１８４条の８）差出書 平成　２年　４月１１日

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）レールに案内され長手方向に運搬溝全体にわたって走行可能な枠体（５） を有し、回転ドラム（１）に配置される鎖により溶融金属及び鉱滓用の耐火被覆 された運搬溝の清掃装置において、運搬溝（３）の片側に単一の容易に組外し可 能な案内レール（２０）が配置されており、走行枠体（５）は案内レール（２０ ）の側に少なくとも１つは走行モータ（２９）により駆動される２つの車（２１ ）を、そして垂直軸の周りに回転可能な２対の側部案内ローラ（２２）並びに他 の側に自由に連れ回りする支持ローラ（２３）を有することを特徴とする装置。
2. （２）案内レール（２０）は下側に案内ピン（２４）を有し、該案内ピンが溝（ ３）の中心に対して平行に延在する金属板（２６）の長穴（２５）に挿入可能で あることを特徴とする請求項１に記載の装置。
3. （３）案内レール（２０）は下側に多数の小板（２７）を具備し、該小板に熱影 響により変化する鋳造床又は板（２６）に適合するためのねじ穴（２８）が配置 されていることを特徴とする請求項１又は２に記載の装置。
4. （４）案内レール（２０）が型鋼であり、該型鋼が一体として運搬溝（３）の全 長に達し、そしてほぼ各端部でのみ、特に溝長の約３分の２の間隔で１つの案内 ビン（２４）を有することを特徴とする請求項１〜３のいずれか１つに記載の装 置。