JPH0449832B2 - - Google Patents

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JPH0449832B2
JPH0449832B2 JP58174325A JP17432583A JPH0449832B2 JP H0449832 B2 JPH0449832 B2 JP H0449832B2 JP 58174325 A JP58174325 A JP 58174325A JP 17432583 A JP17432583 A JP 17432583A JP H0449832 B2 JPH0449832 B2 JP H0449832B2
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JP
Japan
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scanning lines
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conversion
scanning
dimensional
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JP58174325A
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English (en)
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JPS6066582A (ja
Inventor
Yutaka Tanaka
Daiji Nishizawa
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フイールド周波数を変化させること
なくテレビジヨン信号の走査線数を変換するよう
構成した走査線数変換方式に関するものである。
従来から知られている走査線数の変換方式とし
て フイールド内において処理する変換方式 例えば2:1のインターレース走査方式を採
る場合には、2フイールド分の画像情報をまず
順次走査に変換し、その後にフレーム内の処理
を行う変換方式 が用いられているが、前者の変換方式では、垂
直方向の周波数帯域が大幅に制限され、殊に走査
線数の変換比が1/2以上の場合には垂直方向の
解像度が著しく劣化するという欠点がある。ま
た、後者の変換方式では、入力画像情報の走査
線変換による損失は小さくなるものの、第1図に
関して後述する如く、順次走査変換を行う過程を
必要とするので、ハードウエアの規模が大きくな
るという欠点がみられた。
よつて、本発明の第1の目的は、上述の点に鑑
み、走査線の補間および間引き操作を一挙に実現
して所望の走査線数への変換をなし得ると共に、
動画についても不自然さを感じさせないようにし
た走査線数変換方式を提供することにある。
更に、本発明の第2の目的は、従来から知られ
ている装置の如く複雑なハードウエアを必要とせ
ず、格段に簡略な構成にて走査線数の変換をなし
得るようにした走査線数変換方式を提供すること
にある。
かかる目的を達成するために、本発明では、フ
イールド周波数が同一であつて走査線数が異なる
映像信号の走査線数変換を行うために、2次元補
間フイルタを用いてフレーム内信号処理およびイ
ンターレース処理を同時に行い、もつて走査線数
l本の映像信号を得るにあたり、2次元フイルタ
の周波数特製において、時間周波数が零である軸
の遮断周波数をほぼl/2(サイクル/画面高)
とし、かつ時間周波数がフレーム周波数と等しく
なる軸の遮断周波数をほぼ1/4・l/2(サイ
クル/画面高)とする。
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。
まず、本発明の理解を容易ならしめるために、
従来技術に係る変換方式について概説する。
第1図は従来から知られている走査線数変換装
置を示すものであり、まずインターレース比を
2:1として順次走査に変換し、次いでフレーム
内において走査線の補間および間引きを行い、再
びもとのインターレース比2:1を有する信号に
変換して送出するものである。ここで、xは走査
線数が(n/m)●l本であつてインターレース
比2:1の入力信号(m、n、lは整数)、1は
順次走査変換回路、2は(n/m)●l本の走査
線数をnl本の走査線数に増加するための補間フイ
ルタ、3はl本の走査線になるように間引きを行
う間引き回路、4は2:1のインターレース比に
戻すインターレース変換回路、yは走査線数がl
本であつてインターレース比2:1の出力信号を
表わす。
第2図は本発明を適用した走査線数変換装置の
一実施例を示し、像術の補間フイルタ2および間
引き回路3の機能を併せ持つよう構成してある。
そこで、第3図〜第10図を参照して本実施例の
動作原理を詳述する。
第3図は、走査線数が(n/m)●l本および
l本である2:1のインターレース走査方式の2
次元スペクトルを示す。ここで、縦軸はフイール
ド方向の周波数を表わす時間周波数T[Hz]、横軸
は垂直方向の空間周波数V[サイクル/画面高]、
丸印によつて示したプロツト点は走査線数をl本
としたときのスペクトル、三角印によつて示した
プロツト点は走査線数を(n/m)●l本とした
ときのスペクトルである。また、fpはフレーム周
波数を示す。
第4図は、第3図の横軸を延長したときの2次
元スペクトルを示す。本発明による走査線数の変
換は、黒丸印によるプロツト点に示す如く、
(n/m)●l本とl本との最小公倍数であるn
本の走査線信号に変換すると共に、走査線数をl
本に間引きするものである。換言すれば、本発明
に係る走査線数変換方式では、本図の黒丸印に該
当するスペクトルを吹き出すことをその要旨とす
るものである。
第5図は、上述したnl本の走査線信号を得るた
めに必要な補間フイルタ特性を示す。
第6図は、かかる補間フオルタ特性を備えた本
実施例の詳細ブロツク図である。ここで、6−1
および6−2はフイールドメモリ、72o-1〜71
および72o-2〜70はラインメモリ、8〜11は
係数・加算器、12は切替器を示す。また、第7
図は切替器12の詳細な回路構成を示す。
(n/m)●l本の走査線数を有する入力信号
はフイールドメモリ6−1,6−2にストアされ
る。そして、現信号と2フイールド前の信号との
和信号は奇数フイールドの信号としてラインメモ
リ72o-1〜71に導入され、1フイールド前の信
号は偶数フイールドの信号としてラインメモリ7
2o−2〜70に導入される。これらラインメモリ72o
−1〜70の入・出力信号であるx2o+1x0は、第5図
示の特性を有する補間フイルタのインパルス応答
に大じて重み付けを行うために、係数・加算器8
〜11に入力される。そして、これら係数・加算
器8〜11の出力信号は切替器12により選択さ
れ、走査線l本の出力信号yが得られる。
このように第6図に示す如く、『時間軸方向の
位相特性が直線的であつて且つV「サイクル/画
面高]=0における時間周波数特性(すなわち、
時間軸上の周波数特性)が平坦となるような補間
フイルタを用いて、時間周波数T=0およびT=
fp(フレーム周波数)における垂直方向の空間周
波数特性を決定することにより、第5図示の補間
フイルタ特性を実現することができる。』 次に、 (イ) 時間周波数T=0における垂直空間周波数特
性に応じた1次元インパルス応答について、 (ロ) 2次元補間フイルタの周波数特性に対応した
2次元インパルス応答の求め方について、 (ハ) 係数・加算器8〜11における重み付けの関
係について 説明していく。但し、上述した(ロ)2次元インパル
ス対応の求め方については、既述の条件(『…』
で示した部分)を満たすことにより一義的に決定
される。
第5図示のフイルタ特性を得るにあたり、変換
損失が無く画像の有する情報をできる限り多く取
り出すためには、時間周波数T=0における垂直
空間周波数の遮断周波数l/2[サイクル/画面
高]に定め、時間周波数T=fpにおける遮断周波
数を評価試験に基づき約(1/4)・(l/2)
[サイクル/画面高]とすることにより、走査線
変換後の折返し歪み、動きの不自然さが少ない変
換画像を得ることができる。
第8図A〜Dは、本発明に係る補間フイルタイ
ンパルス応答および走査線数の変換について説明
する図である。
第6図の構成により得られるフイルタ特性にお
いて、時間周波数T=0の1次元インパルス応答
を第8図Aに示す。
また、1フイールドぶんの遅延を行うフイール
ドメモリに接続されているラインメモリにおける
入・出力信号の重み付けとして第8図Aに示す1
次元インパルス応答の偶数項を用い、 他方、2フイールドぶんだけ遅延させた信号と
現信号とを加え合わせる回路に接続されているラ
インメモリにおける入・出力信号の重み付けとし
て奇数項を用い、 もつて第8図Bに示す2次元インパルス応答の
如く2次元への展開を行うことにより、 時間周波数T=0およびT=fpに関して第5図
示の特性を有する補間フイルタのインパルス応答
を得ることができる。
第8図CおよびDは、それぞれ本実施例の入・
出力信号を走査線によつて表わした図である。す
なわち、(n/m)●l本の2:1インターレー
ス走査線を同図Cに、l本の2:1インターレー
ス走査線を同図Dに示す。
走査線数変換比(すなわち、変換前後における
走査線数の比)がn/mの場合には、入力走査線
n本に体して出力走査線m本が対応し、一周期を
形成する。
第9図AおよびBはm=7、n=9とした場合
における走査線数変換を示す。ここで、同図Aは
走査線数が(n/m)●l本、同図Bは走査線が
l本の場合について述べている。本図より明らか
な如く、垂直方向においてq0およびp0が空間的に
一致していると、q9およびp7も一致することにな
る。変換出期についてみれば、入力信号について
は(n/2)本目の走査線、出力信号については
(m/2)本目の走査線に関して対称となつてい
る。これは、p0〜p3の変換値を得る係数値の重み
付けと、p4〜p7の変換値を得る係数値の重み付け
とが、(m/2)本目を対称軸として同一になる
ことを意味する。
その結果、p0とp7,p1とp6,p2とp5,p3とp4
それぞれ同一の係数値を用いることができるの
で、ハードウエアとしての係数器の個数を1/2に
減らすことができる。よつて、第6図の係数器8
〜11はmが偶数の場合のとき (m/2)+1個 mが奇数の場合には (m+1)/2個 を必要とし、m個に対してほぼ1/2の個数となる。
そして、各係数器からの出力信号は切替器12に
より選択される。
第10図は切替器12の作動タイミングを示
す。この切替器12は遅延回路(図示せず)を備
え、入・出力信号間における時間軸の変換も行つ
ている。
以上説明したとおり、本発明によれば走査線の
補間および間引きを単一のハードウエアにて実現
することができるので、装置の規模を小さくする
と共に、垂直解像度の劣化および動き画像の不自
然さを減少させた変換画像を得ることができる。
なお、本発明を適用した具体例として、走査線
数が1125本の2:1インターレース方式を採る高
品位テレビジヨンシステムにおいて、送像側の走
査線を1125×(7/9)=875本とし、受像側にお
いて875本の順次走査変換を行う帯域圧縮方式が
考えられる。このとき、送像側では走査線数を
1125本から875本に変換し、逆に受像側では875本
から1125本へ変換して2:1インターレース方式
の高品位テレビジヨン信号を得る場合などに好適
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から知られている走査線数変換装
置を示すブロツク図、第2図は本発明を適用した
走査線数変換装置の一実施例を示すブロツク図、
第3図は走査線数が(n/m)本およびl本であ
る2:1インターレース走査方式の2次元スペク
トルを示す線図、第4図は第3図の横軸を延長し
たときの2次元スペクトルを示す線図、第5図は
nl本の走査線信号を得るために必要な補間フイル
タ特性を示す線図、第6図および第7図は本実施
例の詳細なブロツク図、第8図A〜Dは本発明に
係る補間フイルタのインパルス応答および走査線
数の変換について説明するプロツト図、第9図A
およびBはm=7,n=9とした場合における走
査線数変換を示す線図、第10図は第6図示の切
替器を作動させるためのタイミング図である。 1……順次走査変換回路、2……補間フイル
タ、3……間引き回路、4……インターレース変
換回路、○……走査線数l本のスペクトル、△…
…走査線数(n/m)・l本のスペクトル、●…
…走査線数(nl)本のスペクトル、6−1,6−
2……フイールドメモリ、70〜72o-1……ライ
ンメモリ、8〜11……係数・加算器、12……
切替器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 フイールド周波数が同一であつて走査線数が
    異なる映像信号間の走査線数変換を行うために、
    2次元補間フイルタを用いてフレーム内信号処理
    およびインターレース処理を同時に行い、もつて
    走査線数l本の映像信号を得るにあたり、 前記2次元フイルタの周波数特性において、時
    間周波数が零である軸の遮断周波数をほぼl/2
    (サイクル/画面高)とし、かつ時間周波数がフ
    レーム周波数と等しくなる軸の遮断周波数をほぼ
    1/4・l/2(サイクル/画面高)としたこと
    を特徴とする走査線数変換方式。 2 前記走査線数の変換比を整数比として、変換
    周期内における各走査線に対応する前記2次元補
    間フイルタの係数器切替えシーケンスを、該変換
    周期内において対称的になるよう定めたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の走査線数変
    換方式。
JP58174325A 1983-09-22 1983-09-22 走査線数変換方式 Granted JPS6066582A (ja)

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JP58174325A JPS6066582A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 走査線数変換方式

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JPS6066582A JPS6066582A (ja) 1985-04-16
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JPS62224175A (ja) * 1986-03-26 1987-10-02 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 方式変換伝送方式

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JPS6066582A (ja) 1985-04-16

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