JPH0813122B2 - 走査線補間回路 - Google Patents

走査線補間回路

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JPH0813122B2
JPH0813122B2 JP2021681A JP2168190A JPH0813122B2 JP H0813122 B2 JPH0813122 B2 JP H0813122B2 JP 2021681 A JP2021681 A JP 2021681A JP 2168190 A JP2168190 A JP 2168190A JP H0813122 B2 JPH0813122 B2 JP H0813122B2
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隆洋 中井
浩 伊藤
令子 末廣
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、受信機側でインターレース信号をノンイ
ンターレース信号に変換するさいの走査線補間回路に関
するものである。
[従来の技術] 第3図は従来の走査線補間回路の構成を示すブロック
図である。
図において、(1b)は送信されてきたインターレース
信号が入力される入力端子である。入力されたインター
レース信号(201)は加算器(8a)の第1の入力として
与えらえる一方、525H遅延回路(3d)にも入力される。
525H遅延回路(3d)の出力(202)は加算器(8a)の第
2の入力として与えられ、加算器(8a)の出力は乗算器
(9a)を介して、加算器(8c)の第1の入力として与え
られる。(5)は伝送されてきたVTヘルパー伝送信号を
復調して出力するVTヘルパー復調回路であり、その出力
(205)は加算器(8c)の第2の入力として与えられ
る。加算器(8c)の出力(206)は低域通過フィルタ
(以下、LPFと記す。)LPF(4a)を介して出力端子(2
b)に出力される。
次に動作について説明する。
第3図の説明は第2図を用いて説明する。第2図はこ
の実施例を説明するための走査線構造図であり、縦軸に
垂直方向を、横軸に時間方向をとっており、第2図
(a)は送信側でのノンインターレース時の走査線構造
を、第2図(b)は受信側でのインターレース時の走査
線構造を示す。
入力端子(1b)に、第2図(b)の走査線Eが入力さ
れたとき、525H遅延回路(3d)の出力(202)は走査線
Aであるので、加算器(8a)の出力はA+Eとなる。こ
の信号は続いて乗算器(9a)にて係数1/2が掛けられ、
(A+E)/2となる。この信号は注目する補間走査線X
の前後フィールドの平均である。この信号は続いて加算
器(8c)に入力され、VTヘルパー復調回路(5)から出
力される信号(205)と足し合わされる。VTヘルパー復
調回路(5)は伝送されてきたVTヘルパー伝送信号を復
調して、VTヘルパー信号を出力する。ここで補間しよう
とする走査線Xに対するVTヘルパー信号VTとは、補間し
ようとする走査線Xの原信号Cからその前後フィールド
の走査線信号A,Eの平均(A+E)/2を引いた信号、す
なわち、 VT=C−(A+E)/2 のことであり、これは送信側にて作成される。一般にVT
ヘルパー信号VTは、伝送路の都合上、全水平帯域成分を
伝送することは出来なくて、その水平低域周波数成分
(例えば1.5MHz以下。以後、1.5MHzの場合を例にとって
説明する。)のみが伝送される。したがってVTヘルパー
復調回路(5)から出力されるVTヘルパー信号(205)
は水平低域周波数成分(1.5MHz以下)のみの信号である
ので、これをVTLと表わすと、 VTL=CL−(AL+EL)/2 と書ける。(ここにCL,AL,ELはC,A,Eの1.5MHz以下の水
平低域周波数成分である。)従って加算器(8c)からの
出力(206)は、 (A+E)/2+VTL=((AL+AH) +(EL+EH))/2+(CL−(AL+EL)/2) =(AH+EH)/2+CL となる。(ここにAH,EHはA,Eの1.5MHz以上の水平高域周
波数成分である。)信号(206)はVTヘルパー信号の伝
送帯域(今の場合は1.5MHz)を遮断周波数とするLPF(4
a)にて、1.5MHz以下の成分、すなわちCLのみが通過さ
せられ、端子(2b)から走査線補間信号として、 =CL が出力される。これは、原信号Cの1.5MHz以下の成分か
ら成る信号である。
また、第4図は別の従来の走査線補間回路の構成を示
すブロック図である。図において、(1c)は送信されて
きたインターレース信号が入力される入力端子である。
入力されたインターレース信号(101)は加算器(8a)
の第1の入力として与えらえるとともに、262H遅延回路
(3a)に入力される。その出力(102)は263H遅延回路
(3b)に入力されるとともに、1H遅延回路(3c)にも入
力され、更に加算器(8b)の第1の入力としても、同時
に与えられる。263H遅延回路(3b)の出力(103)は加
算器(8a)の第2の入力として与えられ、その出力(10
5)は乗算器(9a)を介してMIX回路(6)の第1の入力
として与えられる。1H遅延回路(3c)の出力(104)は
加算器(8b)の第2の入力として与えられ、その出力
(106)は乗算器(9b)を介して、MIX回路(6)の第2
の入力として与えられる。MIX回路(6)は動き情報回
路(7)から供給される信号(110)に応じて、第1の
入力(107)と第2の入力(108)とを混合し、走査線補
間信号(112)として、出力端子(2c)に出力する。
次に動作について説明する。第4図の動作についても
第2図を用いて説明する。
入力端子(1c)に、第2図(b)の走査線Eが入力さ
れたときは、262H遅延回路(3a)の出力(102)はDで
あり、263H遅延回路(3b)の出力(103)はAである。
従って、加算器(8a)の出力(105)はA+Eとなり、
乗算器(9a)に入力される。乗算器(9a)の出力(10
7)は係数1/2が掛けられて、(A+E)/2となって、MI
X回路(6)の第1の入力としてMIX回路(6)に与えら
れる。この信号は補間走査線Xの前後フィールドの走査
線の平均信号である。一方、262H遅延回路(3a)の出力
(102)がDであるとき、1H遅延回路(3c)の出力(10
4)はBであるので、加算器(8b)の出力(106)はB+
Dとなって、乗算器(9b)に入力されて乗算器(9b)に
より係数1/2が掛けられ、(B+D)/2となって、MIX回
路(6)の第2の入力としてMIX回路(6)に与えられ
る。この信号は補間走査線Xの上下走査線の平均信号で
ある。
一方、動き情報回路(7)では、補間走査線Xが、ど
の程度動画であるかを判断し、動き適応係数αを、その
出力(110)として出力する。すなわち、走査線Xを完
全静止画と判断すると、α=0を出力し、走査線Xを完
全動画と判断するα=1を出力し、その中間と判断する
と0≦α≦1なる中間の値αを出力する。MIX回路
(6)では、動き情報回路(7)から入力される動き適
応係数αを用いて、第1の入力(A+E)/2と第2の入
力(B+D)/2とから、 α・(B+D)/2+(1−α)・(A+E)/2 を作成して、補間走査線信号として、出力する。従っ
て、補間走査線信号は完全動画時には(B+D)/2、
すなわち上下走査線の平均となり、また、完全静止画時
には(A+E)/2、すなわち前後フィールドの走査線の
平均となる。なお、完全静止画の場合、時間方向に情報
は変化しないから、補間走査線信号の(A+E)/2と原
信号Cとは、完全に等しいものとなる。
[発明が解決しようとする課題] 第3図に示した従来の走査線補間回路では、上述のよ
うに、受信側で得られた補間走査線信号は、常に原信
号Cの例えば1.5MHz以下の水平低域周波数成分のみしか
復元できないという問題点があった。また、第4図に示
した従来の走査線補間回路では、上述のように、受信側
で得られた補間走査線信号は完全静止画部では前後フ
ィールドの平均(A+E)/2であって、原信号Cと全水
平周波数帯域に渡って等しい信号が復元できるが、完全
動画部では、上下走査線の平均(B+D)/2であって、
原信号Cといつも相関があるとは限らない信号であるた
め、どの水平周波数範囲に渡っても、原信号Cが復元さ
れていないことが多く、静止画部と動画部との間で、垂
直方向および水平方向の解像度の落差が大きく、不自然
なノンインターレース再生画像しか得られないという問
題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、静止画部については、全水平帯域にわたっ
て原信号と等しい補間走査線信号を得ることができ、動
画部についても、例えば1.5MHz以下の視覚的に重要な水
平低域周波数成分については、原信号に等しい補間走査
線信号を得ることができ、従って動画部、静止画部間
で、垂直方向および水平方向の解像度の落差が少ない、
自然で、良好なノンインターレース信号を得ることがで
きる走査線補間回路を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る走査線補間回路はインターレース信号
をノンインターレース信号に変換するための走査線補間
回路において、伝送されてきた走査線補間用補助信号
(VTヘルパー信号)の水平周波数帯域がμであるとす
ると、補間しようとする走査線Xの水平周波数帯域がμ
以下の水平低域周波数成分については、前記走査線X
についての前記走査線補間用補助信号(VTヘルパー信
号)と、前記走査線Xの前後フィールドの走査線の平均
値の水平周波数帯域がμ以下の水平低域周波数成分の
和として求め、前記補間しようとする走査線Xの水平周
波数帯域がμ以上の水平高域周波数成分については、
前記補間しようとする走査線Xの上下に位置する走査線
の平均値と、前記補間しようとする走査線Xの前後フィ
ールドの走査線の平均値とに対し、それぞれ動き情報に
応じた係数を掛けて足し合わせた信号の水平周波数帯域
がμ以上の水平高域周波数成分として求めるものであ
る。
[作用] この発明における走査線補間回路は、補間しようとす
る走査線の水平低域周波数成分(例えば1.5MHz以下)に
ついては、送信されてきた走査線補間用補助信号(VTヘ
ルパー信号)を用いることにより、動画部、静止画部に
関わらず、完全に原信号に等しい信号を復元することが
でき、かつ完全静止画部については、補間しようとする
走査線の前後フィールドの走査線の平均の水平高域周波
数成分(例えば1.5MHz以上)を用いることにより、補間
しようとする走査線(1.5MHz以上)の水平高域周波数成
分についても、原信号に等しい信号を得ることができ
る。
[実施例] 以下、この発明を図により説明する。
第1図はこの発明の一実施例による走査線補間回路の
構成を示すブロック図である。図において、第3図、第
4図の従来例と同一符号を付した構成要素は、従来例と
同じ構成要素および動作を表わす。図において、(1a)
は送信されてきたインターレース信号が入力される入力
端子である。入力されたインターレース信号(101)は2
62H遅延回路(3a)に入力されるとともに、加算器(8
a)の第1の入力として与えられる。262H遅延回路(3
a)の出力(102)は263H遅延回路(3b)に入力されると
ともに、1H遅延回路(3c)にも入力され、更に加算器
(8b)の第1の入力としても与えられる。263H遅延回路
(3b)の出力(103)は加算器(8a)の第2の入力とし
て与えられる。1H遅延回路(3c)の出力(104)は加算
器(8b)の第2の入力として与えられる。加算器(8a)
の出力(105)は乗算器(9a)を介して加算器(8c)の
第1の入力として与えられるとともに、MIX回路(6)
の第1の入力として与えられる。加算器(8b)の出力
(106)は乗算器(9b)を介してMIX回路(6)の第2の
入力として与えられる。動き情報回路(7)の出力(11
0)はMIX回路(6)の第3の入力として与えられる。VT
へルパー復調回路(5)の出力(109)は加算器(8c)
の第2の入力として与えられ、加算器(8c)の出力(11
1)はLPF(4a)を介して加算器(8d)の第1の入力とし
て与えられる。一方、MIX回路(6)の出力(112)はHP
F(4b)を介して、加算器(8b)の第2の入力として与
えられる。加算器(8d)の出力(115)は出力端子(2
a)に出力される。
次に動作について説明する。第1図の動作は第2図を
用いて説明する。入力端子(1a)から第2図(b)の走
査線信号Eが入力されたとき、262H遅延回路(3a)の出
力(102)は走査線Dとなり、263H遅延回路(3b)の出
力(103)は走査線Aとなる。入力インターレース信号
(101)と263H遅延回路(3b)の出力(103)は加算器
(8a)で加算された後、乗算器(9a)で係数1/2を掛け
られるので、その出力(107)は(A+E)/2となっ
て、加算器(8c)の一方の入力として与えられる。一
方、VTヘルパー復調回路(5)からは、伝送されてきた
VTヘルパー伝送信号を復調して、VTヘルパー信号(10
9)が出力される。補間しようとする走査線Xについて
のVTヘルパー信号とは、補間しようとする走査線Xの原
信号Cとその前後フィールドの走査線A、Eの平均(A
+E)/2との差信号VT=C−(A+E)/2のことであ
る。ただし、前述のように、一般にVTヘルパー信号は伝
送路の都合上、例えば1.5MHz以下の水平低域周波数成分
のみしか伝送されてこないので、これをVTLと表わす
と、 VTL=CL−(AL+EL)/2 (ここで、CL,AL,ELはそれぞれC,A,Eの例えば1.5MHz以
下の水平低域周波数成分をあらわす。)となり、加算器
(8c)のもう一方の入力として与えられる。したがっ
て、加算器(8c)の出力(111)は、 (A+E)/2+VTL=((AL+AH) +(EL+EH))/2+CL−(AL+EL)/2 =(AH+EH)/2+CL (ただし、AH、EHは、A、Eの例えば1.5MHz以上の水平
高域周波数成分をあらわす。)となる。信号(111)
は、VTヘルパー信号の伝送帯域を遮断周波数(この場合
は1.5MHz)とするLPF(4a)に入力され、1.5MHz以下の
水平低域周波数成分であるCLのみが、LPF(4a)の出力
(113)として出力される。こうして信号(113)には、
補間走査線Xの水平低域周波数成分(1.5MHz以下)XL
ついては、全く原信号に等しい信号、すなわちXL=CL
再生される。ここまでの動作は第3図に示した従来例と
全く同じである。
一方、262H遅延回路(3a)の出力(102)のDは1H遅
延回路(3c)にも入力されるので、1H遅延回路(3c)か
らは、その出力(104)としてBが出力される。加算器
(8b)では、信号(102)であるDと信号(104)である
Bとが加算され、ついで、乗算器(9b)にて係数1/2が
乗算され、乗算器(9b)の出力(108)として(B+
D)/2が出力される。MIX回路(6)には、乗算器(9
a)の出力(107)である(A+E)/2が第1の入力とし
て、また乗算器(9b)の出力(108)である(B+D)/
2が第2の入力として与えられる。これらは、それぞれ
補間しようとする走査線Xの前後フィールドの走査線の
平均、及び補間しょうとする走査線Xの上下の走査線の
平均に等しい。一方、動き情報回路(7)では、補間走
査線Xが、どの程度動画であるかを判断し、動き適応係
数αを、その出力(110)として出力する。すなわち、
走査線Xを完全静止画と判断するとα=0を出力し、走
査線Xを完全動画と判断するとα=1を出力し、その中
間と判断すると0≦α≦1なる中間の値αを出力する。
MIX回路(6)では、動き情報回路(7)から入力され
る動き適応係数αを用いて、第1の入力(A+E)/2と
第2の入力(B+D)/2とから、 α・(B+D)/2+(1−α)・(A+E)/2 を作成して、出力信号(112)として出力する。
従って、出力信号(112)は完全動画時には(B+
D)/2、すなわち、上下走査線の平均となり、また、完
全静止画時には、(A+E)/2、すなわち前後フィール
ドの走査線の平均となる。なお、完全静止画の場合、時
間方向に情報は変化しないから、補間走査線信号の(A
+E)/2と原信号Cとは、完全に等しいものとなる。こ
こまでの動作も、第4図の従来例と全く同じである。た
だし、従来例においては、前述のLPF(4a)の出力CL
しくはこのMIX回路(6)の出力(112)を補間走査線信
号として出力していたが、この発明では、更に以下のよ
うに処理を行なう。
MIX回路(6)の出力(112)はVTヘルパー信号の水平
伝送帯域を遮断周波数とする(この場合は、1.5MHz)HP
F(4b)に入力され、その1.5MHz以上の水平高域周波数
成分のみが出力される。従って、その出力(114)は、 α・(BH+DH)+(1−α)・(AH+EH)/2 と書ける。(ただし、BH,DH,AH,EHはB,D,A,Eの水平高域
周波数成分を表わす。)こうして、信号(114)には、
補間走査線Xの1.5MHz以上の水平高域周波数成分XHとし
て、 XH=α・(BH+DH)+(1−α)・(AH+EH)/2 が作成される。ここに得られた補間信号XHは完全静止画
時には、 XH=(AH+EH)/2 となるので、完全に原信号Cの1.5MHz以上の水平高域周
波数成分CHと等しいものになる。加算器(8d)では、上
記1.5MHz以下の水平低域周波数成分XLと上記1.5MHz以上
の水平高域周波数成分XHとが加算され、全水平帯域をも
つような補間走査線=XL+XHが得られる。こうして得
られた補間信号は、完全静止画の場合には、全水平帯
域に渡って原信号と等しいものとなり、また、完全動画
の場合には、1.5MHz以下の水平低域周波数成分について
は、完全に原信号と等しいものとなり、1.5MHz以上の水
平高域周波数成分については、上下の走査線の平均値の
水平高域周波数成分となる。なお、上記実施例では、伝
送されてきたVTヘルパー信号の水平帯域が1.5MHzの場合
について説明したが、その他の帯域であっても構わな
い。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、補間信号の水平低
域周波数成分については、VTヘルパー信号を用いるよう
に構成し、また、補間信号の水平高域周波数成分につい
ては、上下走査線の平均値と前後フィールドの走査線の
平均値に対し、それぞれ動き情報に応じた係数を掛けて
足し合わせた信号のHPF出力を使用するように構成した
ので、完全静止画の場合には、全水平帯域に渡って原信
号と等しい走査線補間信号が復元でき、また完全動画の
場合であっても水平低域周波数成分については、原信号
と等しい走査線補間信号が復元でき、従って、動画部、
静止画部間で、垂直方向、および水平方向の解像度の落
差が少なく、自然で、良好なノンインターレース再生画
像を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による走査線補間回路の構
成を示すブロック図、第2図はこの実施例を説明するた
めの走査線構造図、第3図および第4図は従来の走査線
補間回路の構成を示すブロック図である。 図において、(1a),(1b),(1c)は入力端子、(2
a),(2b),(2c)は出力端子、(3a)〜(3d)は遅
延回路、(4a)はLPF、(4b)はHPF、(5)はVTヘルパ
ー復調回路、(6)はMIX回路、(7)は動き情報回
路、(8a)〜(8d)は加算器、(9a)〜(9b)は乗算器
である。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インターレース信号をノンインターレース
    信号に変換するための走査線補間回路において、伝送さ
    れてきた走査線補間用補助信号(VTヘルパー信号)の水
    平周波数帯域がμであるとすると、補間しようとする
    走査線Xの水平周波数帯域がμ以下の水平低域周波数
    成分については、前記走査線Xについての前記走査線補
    間用補助信号(VTヘルパー信号)と、前記走査線Xの前
    後フィールドの走査線の平均値の水平周波数帯域がμ
    以下の水平低域周波数成分の和として求め、前記補間し
    ようとする走査線Xの水平周波数帯域がμ以上の水平
    高域周波数成分については、少なくとも前記補間しよう
    とする走査線Xの上下に位置する走査線と、前記補間し
    ようとする走査線Xの前後のフィールドの走査線とに対
    し、動き情報に応じた係数を掛けて足し合わせた信号の
    水平周波数帯域がμ以上の水平高域周波数成分として
    求めることを特徴とする走査線補間回路。
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