JPH0449715Y2 - - Google Patents

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JPH0449715Y2
JPH0449715Y2 JP1986197864U JP19786486U JPH0449715Y2 JP H0449715 Y2 JPH0449715 Y2 JP H0449715Y2 JP 1986197864 U JP1986197864 U JP 1986197864U JP 19786486 U JP19786486 U JP 19786486U JP H0449715 Y2 JPH0449715 Y2 JP H0449715Y2
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light receiving
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、外乱光により誤検出を生じないよう
にした光学式座標入力装置に関するものである。
(従来の技術) 光学式座標入力装置は、CRTデイスプレイや
LCD等の画像表示装置の前面に配置されてコン
ピユータ等への座標入力に用いられている。そし
て、CRTデイスプレイ等の画面の前面外周に発
光素子と受光素子を対向させて多数組配設し、発
光素子と受光素子を選択的に駆動走査し、この走
査中に指等で光信号が遮断されたことを検出して
座標信号を得るように構成されている。
ここで、第3図に従来の光学式座標入力装置の
一例の回路図を示す。第3図において、CRTデ
イスプレイ等の画像表示装置の前面外周の隣接す
る2辺に多数の発光素子たる発光ダイオードL1
〜Loが配置され、これらの発光ダイオードL1
Loに対向して他の2辺に受光素子たるフオトト
ランジスタPT1〜PToが配設されている。そし
て、水平方向の辺に配列された発光ダイオード
L1〜LnとフオトトランジスタPT1〜PTnの組を
X座標とし、垂直方向の辺に配列された発光ダイ
オードL(m+1)〜Lnとフオトトランジスタ
PT(m+1)〜PTnの組をY座標とする。これ
らの、発光ダイオードL1〜Loのカソードとフオ
トトランジスタPT1〜PToのエミツタはともに接
地されている。また、発光ダイオードL1〜Lo
アノードは、常開のスイツチング素子SL1〜SLo
の一端にそれぞれ接続され、これらのスイツチン
グ素子SL1〜SLoの他端は共通に接続されて駆動
用トランジスタQ1のエミツタに接続されている。
これらのスイツチング素子SL1〜SLoを含んで第
1の切換回路1が構成されている。さらに、フオ
トトランジスタPT1〜PToのコレクタは、常開の
スイツチング素子S1〜Soの一端にそれぞれ接続さ
れ、これらのスイツチング素子S1〜Soの他端は共
通に接続されて波形整形回路2に接続されてい
る。これらのスイツチング素子S1〜Soを含んで第
2の切換回路3が構成されている。
波形整形回路2は、スイツチング素子S1〜So
共通に接続された接続点pがコンデンサC1を介
してトランジスタQ2のベースに接続されている。
そして、このトランジスタQ2のエミツタは接地
され、コレクタは抵抗R1,R2を直列に介して駆
動電源端子Vに接続されている。また、抵抗R1
R2の接続点qは、パルスバイパス用のコンデン
サC2を介して接地されるとともに、抵抗R4を介
してスイツチング素子S1〜Soの共通に接続された
接続点pに接続されている。さらに、トランジス
タQ2のベースは、抵抗R5を介して駆動電源端子
Vに接続されている。
そして、かかる構成からなる波形整形回路2の
出力は、トランジスタQ2のコレクタから増幅回
路4に与えられ、適宜に増幅されてマイクロプロ
セツサ(以下CPUと称す)5に与えられている。
さらに、このCPU5から第1と第2の切換回
路1,3に切換信号aが与えられて、第1と第2
の切換回路1,3は、スイツチング素子SL1
SLo,S1〜Soが順次選択的に切り換え制御され
る。また、CPU5から駆動用トランジスタQ1
ベースに駆動信号bが与えられ、発光ダイオード
L1〜LoとフオトトランジスタPT1〜PToの一組が
選択されている間に、駆動用トランジスタQ1
例えば3回等の複数回パルス状に導通し、選択さ
れている発光ダイオードL1〜Loをパルス状に複
数回発光させる。なお、駆動用トランジスタQ1
のコレクタは適宜な抵抗を介して駆動電源端子V
に接続されている。
かかる構成において、駆動電源端子Vに与えら
れる電圧が抵抗R1,R4と選択されたフオトトラ
ンジスタPT1〜PToのインピーダンスで分圧され
た分圧電圧が接続点pに生じている。そして、接
続点pの電圧が変化しないならば、トランジスタ
Q2は導通状態で、出力が増幅回路4に与えられ
ない。
ここで、選択された発光ダイオードL1〜Lo
パルス状に発光した光信号を選択されたフオトト
ランジスタPT1〜PToで受光したならば、受光に
よりフオトトランジスタPT1〜PToのインピーダ
ンスは低下し、接続点pの分圧電圧がパルス状に
低下する。このため、トランジスタQ2はパルス
状に非導通となり、パルス状の出力を増幅回路4
に与える。
そこで、指等で光信号が遮断されなければ、増
幅回路4からCPU5に信号が与えられ、指等で
光信号が遮断されたならば、増幅回路4から
CPU5に信号が与えられない。そして、この
CPU5に与えられる信号の有無に基づく、演算
処理により、CPU5で座標信号が得られる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記した従来の光学式座標入力装置
では、フオトトランジスタPT1〜PToに強い外乱
光が照射されると、この外乱光によりインピーダ
ンスが低下し、飽和状態に近いインピーダンスと
なる。そして、接続点pの分圧電圧が低下し、発
光ダイオードL1〜Loからの光信号を受光しても、
フオトトランジスタPT1〜PToが飽和状態となる
までのインピーダンスの変化はほんの僅かなもの
となる。このために、接続点pの分圧電圧の電圧
変化が極めて小さく、トランジスタQ2を非導通
に反転し得ず、増幅回路4に出力が与えられな
い。この結果、光信号が遮断されていないにもか
かわらず、CPU5は遮断されたものと判断し、
誤つた座標信号が得られるという問題点があつ
た。
本考案の目的は、上記した従来の光学式座標入
力装置の問題点を解決すべくなされたもので、外
乱光により誤検出を生じないようにした光学式座
標入力装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案の光学式
座標入力装置は、発光素子と受光素子を対向させ
て複数組配設し、これらの複数組の発光素子と受
光素子を切換回路で順次選択的に切り換えて駆動
し、前記切換回路で選択された発光素子から出力
される光信号を対向する受光素子が受光したか否
かをこの受光素子のインピーダンス変化による分
圧電圧の変化で検知し、選択された受光素子が前
記光信号を受光しない信号に基づいて座標信号を
得る光学式座標入力装置において、前記受光素子
と直列に可変インピーダンス回路を接続してその
接続点に前記分圧電圧を生じさせ、前記受光素子
のインピーダンスに応じた電圧の低下を検出する
インピーダンス検出回路を設け、このインピーダ
ンス検出回路の検出信号により前記可変インピー
ダンスのインピーダンスを低下させるように構成
されている。
(作用) 受光素子と直列に可変インピーダンス回路を介
装し、受光素子の外乱光によるインピーダンスの
低下を検出するインピーダンス検出回路を設け、
インピーダンス検出回路の検出信号で可変インピ
ーダンス回路のインピーダンスを低下させるよう
にしたので、強い外乱光が受光素子に照射される
と可変インピーダンス回路のインピーダンスが低
下し、可変インピーダンスと受光素子による分圧
電圧が高く改善され、光信号を受光した受光素子
が飽和状態となるまでのインピーダンスの変化
が、大きな分圧電圧の変化となり、強い外乱光が
照射されても光信号の受光が検出される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図を参照して説明
する。第1図は、本考案の光学式座標入力装置の
一実施例の回路図である。第1図おいて、第3図
と同じブロツク回路および回路素子には同じ符号
を付けて重複する説明を省略する。
第1図において、第3図と相違するところは、
以下のとおりである。
まず、フオトトランジスタPT1〜PToの共通の
接続点pと駆動電圧端子Vとの間に直列に介装さ
れる第3図の抵抗R4に換えて、可変インピーダ
ンス回路6が介装されている。そして、この可変
インピーダンス回路6は、抵抗R1,R2の接続点
qが抵抗R6,R7を直列に介して接続点pに接続
され、一方の抵抗R6に並列にトランジスタQ3
接続されて構成されている。なお、抵抗R6,R7
の抵抗値の合計は、第3図の抵抗R4の抵抗値と
する。
また、インピーダンス検出回路7は、接続点p
が適宜な抵抗を介して比較器COMPのプラス入
力端に接続され、このプラス入力端は平滑用のコ
ンデンサC3を介して接地されている。さらに、
比較器COMPのマイナス入力端は基準電圧Sが
与えられて構成されている。この比較器COMP
の出力端が可変インピーダンス回路6のトランジ
スタQ3のベースに接続されている。
かかる構成において、トランジスタQ3が非導
通で、可変インピーダンス回路6のインピーダン
スが高いとともに、フオトトランジスタPT1
PToに強い外乱光が照射されていない状態で、接
続点pに生じる分圧電圧より基準信号Sは低く設
定されている。そこで、外乱光が弱いと比較器
COMPから高い電圧の信号が出力されてトラン
ジスタQ3は非導通である。このときに、フオト
トランジスタPT1〜PToのインピーダンスは充分
に大きく、光信号を受光したときのインピーダン
ス変化も大きく、接続点pの電圧が大きく変化し
て、第3図に示す従来の光学式座標入力装置と同
様に、光信号の受光が検出される。
また、外乱光が強くなると、フオトトランジス
タPT1〜PToのインピーダンスは低下し、フオト
トランジスタPT1〜PToの両端電圧である接続点
pの分圧電圧が低下して基準電圧Sを下まわる。
すると、比較器COMPから低い電圧の信号が検
出信号として出力され、トランジスタQ3は導通
に反転される。このため、可変インピーダンス回
路6のインピーダンスが抵抗R6,R7の直列接続
から抵抗R7のみのインピーダンスに切り換えら
れて低下し、フオトトランジスタPT1〜PToとの
分圧比が改善されて接続点pの分圧電圧が上昇す
る。この結果、光信号を受光したフオトトランジ
スタPT1〜PToが飽和状態となるまでのインピー
ダンスの変化が大きな分圧電圧の変化として接続
点pに現われ、光信号の受光を検出できる範囲が
広がる。なお、可変インピーダンス回路6のイン
ピーダンス切り換えおよび光信号の受光による接
続点pの電圧変化で、比較器COMPが誤動作を
生じないように、コンデンサC3が設けられてい
る。
第2図は、本考案の光学式座標入力装置の他の
実施例の回路図である。第2図において第1図お
よび第3図と同一ブロツク回路および回路素子に
は同一符号を付けて重複する説明を省略する。
第2図において、第1図と相違するところは、
第1図において、比較器COMPのプラス入力端
と接地間に介装されたコンデンサC3が省かれ、
このコンデンサC3がトランジスタQ3のベースと
接地間に介装されたことにある。このコンデンサ
C3により比較器COMPの出力を平滑化してトラ
ンジスタQ3に与えることで、可変インピーダン
ス回路6のインピーダンス切り換えおよび光信号
の受光による接続点pの電圧変化による誤動作の
防止がなされる。
なお、上記実施例にあつては、トランジスタ
Q3の導通および非導通のスイツチング動作によ
つて可変インピーダンス回路6のインピーダンス
の切り換えが行われるが、これに限られず、イン
ピーダンス検出回路7をフオトトランジスタPT1
〜PToの両端電圧に応じた信号を出力させるよう
に構成し、可変インピーダンス回路6のインピー
ダンスが連続的に調整されるように構成しても良
い。また、インピーダンス検出回路7には、フオ
トトランジスタPT1〜PToのインピーダンスに応
じた電圧が与えられれば良い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の光学式座標入力
装置によれば、外乱光による受光素子のインピー
ダンスの低下に応じて、これと直列に接続される
可変インピーダンス回路のインピーダンスが低下
されるので、その接続点に生ずる分圧電圧の低下
が改善されて光信号の受光を検出できる範囲をよ
り強い外乱光まで拡げることができ、それだけ外
乱光による誤検出を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の光学式座標入力装置の一実
施例の回路図であり、第2図は、本考案の光学式
座標入力装置の他の実施例の回路図であり、第3
図は、従来の光学式座標入力装置の一例の回路図
である。 L1〜Lo……発光ダイオード、PT1〜PTo……フ
オトトランジスタ、1……第1の切換回路、3…
…第2の切換回路、6……可変インピーダンス回
路、7……インピーダンス検出回路、R6……抵
抗、Q3……トランジスタ、p……接続点、S…
…基準電圧、COMP……比較器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 発光素子と受光素子を対向させて複数組配設
    し、これらの複数組の発光素子と受光素子を切
    換回路で順次選択的に切り換えて駆動し、前記
    切換回路で選択された発光素子から出力される
    光信号を対向する受光素子が受光したか否かを
    この受光素子のインピーダンス変化による分圧
    電圧の変化で検知し、選択された受光素子が前
    記光信号を受光しない信号に基づいて座標信号
    を得る光学式座標入力装置において、前記受光
    素子と直列に可変インピーダンス回路を接続し
    てその接続点に前記分圧電圧を生じさせ、前記
    受光素子のインピーダンスに応じた電圧の低下
    を検出するインピーダンス検出回路を設け、こ
    のインピーダンス検出回路の検出信号により前
    記可変インピーダンスのインピーダンスを低下
    させるようにしたことを特徴とする光学式座標
    入力装置。 (2) 前記可変インピーダンス回路を、抵抗とトラ
    ンジスタを並列接続して構成し、前記インピー
    ダンス検出回路を、前記受光素子の両端電圧と
    基準電圧とを比較器で比較して、前記受光素子
    のインピーダンスの低下を検出するように構成
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の光学式座標入力装置。
JP1986197864U 1986-12-22 1986-12-22 Expired JPH0449715Y2 (ja)

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JPS63103143U JPS63103143U (ja) 1988-07-04
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146627B2 (ja) * 1982-12-15 1986-10-15 Matsushita Electric Works Ltd

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6146627U (ja) * 1984-08-29 1986-03-28 シャープ株式会社 平面表示装置

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JPS6146627B2 (ja) * 1982-12-15 1986-10-15 Matsushita Electric Works Ltd

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