JP2721396B2 - 座標入力装置 - Google Patents

座標入力装置

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JP2721396B2 JP14942589A JP14942589A JP2721396B2 JP 2721396 B2 JP2721396 B2 JP 2721396B2 JP 14942589 A JP14942589 A JP 14942589A JP 14942589 A JP14942589 A JP 14942589A JP 2721396 B2 JP2721396 B2 JP 2721396B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、座標入力装置に係り、特に、二次元座標入
力面の2つの対向辺における少なくとも1つの対向辺の
一方側に複数個の発光素子、他方側に複数個の受光素子
をそれぞれ配置し、切換回路で選択された発光素子と受
光素子の組の間で光信号の送受を行い、受光素子の受光
による出力信号レベルが判定基準値に達しないことを検
知して入力座標信号を得るようにした座標入力装置に関
する。
〔従来の技術〕
この種の座標入力装置は、CRTやLCD等の画像表示装置
の前面に配置されてコンピユータ等の座標入力に用いら
れており、上記CRT等の画面の前面外周に発光素子と受
光素子を対向させて多数組配設し、発光素子と受光素子
を選択的に駆動走査してこの走査中に指等で光線が遮断
されたことを検出して座標信号を得るように構成したも
のである。
以下、第8図と第9図を参照して従来の座標入力装置
の構成と動作を説明する。
第8図は従来の座標入力装置を説明する全体の構成
図、第9図はその動作波形図である。
第8図において、CRT等の画像表示装置の表示面の外
周の隣接する2辺に多数の発光素子である発光ダイオー
ドL1〜LmおよびL(m+1)〜Lnが配置され、これらの
発光ダイオードに対向して他の隣接する2辺に受光素子
であるフオトトランジスタPT1〜PTmおよびPT(m+1)
〜PTnが配設されている。
ここで、水平方向の辺に配列された発光ダイオードL1
〜LmとフオトトランジスタPT1〜PTmの組をX座標とし、
垂直方向の辺に配設された発光ダイオードL(m+1)
〜LnとフオトトランジスタPT(m+1)〜PTn(以下、
フオトトランジスタPT1〜PTnと纏めて表示することもあ
る)の組をY座標とする。
発光ダイオードL1〜Lm,L(m+1)〜Ln(以下、発光
ダイオードL1〜Lnと纏めて表示することもある)のカソ
ードとフオトトランジスタPT1〜PTnのエミツタは共に設
置されている。また発光ダイオードL1〜Lnのアノードは
常開のスイツチング素子SL1〜SLnの一端にそれぞれ接続
され、これらスイツチング素子SL1〜SLnの他端は共通に
接続されて駆動用トランジスタQのエミツタに接続され
ている。上記のスイツチング素子SL1〜SLnを含んで第1
の切換回路1が構成されている。
フオトトランジスタPT1〜PTnのコレクタは常開のスイ
ツチング素子S1〜Snの一端にそれぞれ接続され、これら
のスイツチング素子S1〜Snの他端は、共通に接続されて
増幅部2に接続している。また、スイツチング素子S1〜
Snを含んで第2の切換回路3が構成されている。なお、
駆動用トランジスタQのコレクタは駆動電源Vに接続さ
れている。以上の発光ダイオードL1〜Ln,フオトトラン
ジスタPT1〜PTn,第1の切換回路1,第2の切換回路3,増
幅部2および駆動用トランジスタQで座標検出部を構成
する。
さらに、図示しないホストコンピュータから動作開始
信号Scが駆動用トランジスタQとカウンタ回路4に与え
られる。
カウンタ回路4は動作開始信号Scの入力によりカウン
ト動作を開始し、カウント毎にパルス信号Pを出力し、
カウントデータDcを出力する。このパルス信号Pは第1
の切換回路1と第2の切換回路3に与えられる。これら
の切換回路は図示しないデコーダ等によりスイツチング
素子S1とSL1,S2とSL2,・・・・SnとSLnをそれぞれ対応
させて順次閉成し、発光ダイオードL1〜Lnが順次駆動さ
れて光信号を出力する。ここで、駆動用トランジスタQ
は動作開始信号Scが与えられていて動作状態にある。
この構成において、発光ダイオードの発光光線が遮断
されなければ対応するフオトトランジスタは受光により
導通し、オペレータが指などで光路を遮断すると遮断さ
れたフオトトランジスタは非導通となる。このフオトト
ランジスタPT1〜PTnの導通および非導通(遮断)に従
い、波形整形部5から第9図(a)に示したような2値
化信号が出力される。(a)に示した波形出力は発光ダ
イオードL5とL(m+6)からの光線が遮断された場合
の例である。
波形整形部5の出力は比較部6に入力される。この比
較部6にはカウンタ回路4からパルス信号Pが入力さ
れ、このパルス信号Pが入力された時点で波形整形回路
5から出力がこの比較部6に入力されないときに、該比
較部6は記憶信号Smを記憶部7に出力する。第9図
(b)は比較部6から出力される波形であり、X座標の
「5」とY座標の「m+6」で記憶信号Smが出力された
ことを示す。
記憶信号Smが与えられる記憶部7は、記憶信号Smが入
力される時点でカウンタ回路4から出力されるカウント
データDcを記憶し、記憶部7に記憶されたカウントデー
タDcは出力制御部8に送出される。そして、出力制御部
8はカウントデータDcから適正な座標を演算してこれを
座標信号としてホストコンピユータに転送する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の座標入力装置においては、1つの対向辺の
一方側に複数個の発光素子、他方側に複数個の受光素子
をそれぞれ配置したとき、複数個の発光素子のいずれか
1つ以上のものから発光した光信号が他の対向辺のいず
れかの辺で反射し、複数個の受光素子のいずれか1つ以
上のものに伝達されることがあり、特に、他の対向辺に
近接して配置された発光素子と受光素子との間において
反射した光信号の伝達傾向が顕著に表れる。
第7図(a)、(b)は、上記従来の座標入力装置に
おいて、1つの対向辺に、他の対向辺に近接して配置さ
れた発光素子と受光素子との間で他の対向辺による反射
光信号の伝達が行われる状態を示す説明図であって、10
0は座標入力装置、101は垂直辺(Y軸辺)、201と202は
水平辺(水平方向の対向2辺:X軸辺)、L1〜L4は発光素
子(発光ダイオード)、PT1〜PT4は受光素子(フオトト
ランジスタ)、R1〜R4は発光ダイオードL1〜L4からフオ
トトランジスタPT1〜PT4に直進する光線、R1′はY軸辺
に隣接して配置された発光ダイオードからY軸辺101に
反射してフオトトランジスタに入力する光線、Diは発光
ダイオードの駆動信号、Doはフオトトランジスタからの
出力信号、Thは座標入力検出判定用の閾値、INは座標入
力(オペレータの指先等)である。
同図において、(a)は座標入力がない場合を、
(b)は座標入力がある場合を示す。
座標入力がない場合は、駆動信号Diで駆動された発光
ダイオードL1〜L4からの光線R1〜R4は全てフオトトラン
ジスタPT1〜PT4に入力され、フオトトランジスタの出力
信号はDoのようになる。ここで、Y軸辺101に隣接した
フオトトランジスタPT1に対応する出力信号が他のフオ
トトランジスタに対応する出力信号のレベルよりも大き
いのは、発光ダイオードL1からの光線の一部R1′がY軸
辺に反射して入力するためである。
出力Doの各フオトトランジスタに対応する出力信号
は、同図(a)においては全て閾値Thを越えるため、座
標入力はない(入力非検出)と判断される。
一方、(b)において、座標入力INがある場合、発光
ダイオードL1とL2からフオトトランジスタPT1とPT2に向
かつてそれぞれ直進する光線は座標入力INで遮断され
て、当該PT1とPT2の位置で入力検出となるはずである。
しかし、フオトトランジスタPT1についてはY軸辺101に
光線R1′が反射して入力することがあると、同図のよう
に対応するフオトトランジスタPT1の出力信号は閾値を
越え、その結果入力非検出となつて発光ダイオードL1と
フオトトランジスタPT1の組の位置に座標入力が無いと
いう誤つた判断をしてしまうという問題があつた。
なお、同図ではY軸辺101に隣接した一組の発光ダイ
オードとフオトトランジスタについて説明したが、この
問題は上記一組だけでなく、Y軸辺による反射光が入力
するようなフオトトランジスタについて同様の問題があ
り、また同図はX軸の対向2辺に配置した発光ダイオー
ドとフオトトランジスタの組についてだけでなく、Y軸
の対向2辺に配置した発光ダイオードとフオトトランジ
スタの組についても同様にX軸辺の反射光によつても発
生する。
本発明は、上記問題点を解決するもので、その目的
は、二次元座標入力面の1つの対向辺に配置された発光
素子と受光素子との間で、他の対向辺の反射光信号が伝
達され、誤った座標入力が生じるのを防ぐようにした座
標入力装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明による座標入力装
置は、二次元座標入力面の2つの対向辺における少なく
とも1つの対向辺の一方側に複数個の発光素子、他方側
に複数個の受光素子をそれぞれ配置して、座標入力面を
挟んで複数個の発光素子と受光素子の組を設け、カウン
タ回路の出力パルス信号による複数個の発光素子と受光
素子の組を切換回路により順次選択的に切換え駆動し、
切換回路で選択された発光素子と受光素子の組の間で光
信号の送受を行い、受光素子の受光により出力信号レベ
ルが判定基準値に達しないときのカウンタ回路の出力カ
ウントデータを記憶部に記憶し、記憶したカウントデー
タから座標入力面の座標信号を発生させるものであっ
て、受光素子の受光による出力信号レベルに基づいて座
標信号の発生の有無を判定する場合、複数個の発光素子
と受光素子の組で送受される光信号を受光素子の受光に
よって得られた出力信号を2値化処理するときに、複数
個の発光素子と受光素子の組の中で1つの対向辺に隣接
する他の対向辺のいずれかの辺で反射する光成分が含ま
れる発光素子と受光素子の組から得られた出力信号を第
1の閾値で2値化処理を行い、反射する光成分が含まれ
ない発光素子と受光素子の組から得られた出力信号を第
1の閾値と異なる第2の閾値で2値化処理を行うように
切換わる判定処理切換手段を用いている第1の手段を具
備する。
また、上記目的を達成するために、本発明による座標
入力装置は、二次元座標入力面の2つの対向辺における
少なくとも1つの対向辺の一方側に複数個の受光素子、
他方側に複数個の受光素子をそれぞれ配置して、座標入
力面を挟んで複数個の発光素子と受光素子の組を設け、
カウンタ回路の出力パルス信号により複数個の発光素子
と受光素子の組を切換回路により順次選択的に切換え駆
動し、切換回路で選択された発光素子と受光素子の組の
間で光信号の送受を行い、受光素子の受光による出力信
号レベルが判定基準値に達しないときのカウンタ回路の
出力カウントデータを記憶部に記憶し、記憶したカウン
トデータから座標入力面の座標信号を発生させるもので
あって、受光素子の受光による出力信号レベルに基づい
て座標信号の発生の有無を判定する場合、複数個の発光
素子と受光素子の組で送受される光信号を受光素子の受
光によって得られた出力信号を増幅するときに、複数個
の発光素子と受光素子の組の中で1つの対向辺に隣接す
る他の対向辺のいずれかの辺で反射する光成分が含まれ
る発光素子と受光素子の組から得られた出力信号を第1
の増幅率で増幅し、反射する光成分が含まれない発光素
子と受光素子の組から得られた出力信号を第1の増幅率
と異なる第2の増幅率で増幅するように切換わる判定処
理切換手段を用いている第2の手段を具備する。
さらに、上記目的を達成するために、本発明による座
標入力装置は、二次元座標入力面の2つの対向辺におけ
る少なくとも1つの対向辺の一方側に複数個の発光素
子、他方側に複数個の受光素子をそれぞれ配置して、座
標入力面を挟んで複数個の発光素子と受光素子の組を設
け、カウンタ回路の出力パルス信号により複数個の発光
素子と受光素子の組を切換回路により順次選択的に切換
え駆動し、切換回路で選択された発光素子と受光素子の
組の間で光信号の送受を行い、受光素子の受光による出
力信号レベルが判定基準値に達しないときのカウンタ回
路の出力カウントデータを記憶部に記憶し、記憶したカ
ウントデータから座標入力面の座標信号を発生させるも
のであって、受光素子の受光による出力信号レベルに基
づいて座標信号の発生の有無を判定する場合、複数個の
発光素子と受光素子の組で送受される光信号を受光素子
の受光によって出力信号を得るときに、複数個の発光素
子と受光素子の組の中で1つの対向辺に隣接する他の対
向辺のいずれかの辺で反射する光成分が含まれる発光素
子と受光素子の組における発光素子を第1の発光能率で
発光させ、反射する光成分が含まれない発光素子と受光
素子の組における発光素子を第1の発光能率と異なる第
2の発光能率で発光させるように切換わる判定処理切換
手段を用いている第3の手段を具備する。
ここで、第4図(a)、(b)、第5図(a)、
(b)及び第6図(a)、(b)は、それぞれ、本発明
による座標入力装置の動作原理を説明するための説明図
であって、第7図(a)、(b)に示された構成部分と
同じ構成部分については同じ符号を付け、その説明を省
略する。
まず、第4図(a)、(b)は、上記第1の手段に対
応するもので、Y軸辺101による反射光が影響する受光
素子であるフオトトランジスタPT1の出力信号に対して
第2の閾値Th2を設けたことにより、上記反射光の影響
による誤判定を無くすようにしたものである。
同図(a)は座標入力が無い場合で、フオトトランジ
スタPT1〜PT4の出力信号は、共通の閾値である第1の閾
値Th1を全て越え、反射光が入力するフオトトランジス
タPT1についてはこのフオトトランジスタの出力を判定
するために設けた第2の閾値Th2も越える。したがつ
て、この場合は座標入力無しの判定がなされる。同図
(b)は座標入力がある場合を示しており、Y軸辺の反
射光が入力するフオトトランジスタPT1の出力信号につ
いては第2の閾値Th2を設けたことで前記従来技術で説
明したような誤つた非検出状態を判定する結果をもたら
すことはない。
次に、第5図(a)、(b)は、上記第2の手段に対
応するもので、Y軸辺101による反射光が影響する受光
素子であるフオトトランジスタPT1の出力信号を増幅す
る増幅手段の増幅率を他のフオトトランジスタのそれよ
りも小さく設定することにより、座標入力が無い同図
(a)の場合のフオトトランジスタの出力信号のレベル
が全て判定閾値Thを越えるように、また座標入力INがあ
る場合には同図(b)のように上記Y軸辺101による反
射光が影響する受光素子であるフオトトランジスタPT1
の出力信号のレベルが該閾値を越えないようにしたもの
である。
続く、第6図(a)、(b)は、上記第3の手段に対
応するもので、Y軸辺101による反射光が影響するフオ
トトランジスタPT1に対向する発光ダイオードL1の発光
能率を他の発光ダイオードのそれよりも小さく設定する
ことにより、座標入力が無い(a)の場合は全てのフオ
トトランジスタの出力信号が判定閾値Thを越え、座標入
力INがある場合には(b)のように上記Y軸辺101によ
る反射光が影響する受光素子であるフオトトランジスタ
PT1の出力信号のレベルが該閾値を越えないようにした
ものである。
〔作用〕
二次元座標入力面の2つの対向辺の少なくとも1つの
対向辺にそれぞれ複数個の発光素子と受光素子とを組に
して配置し、発光素子が発光した光信号を対応する受光
素子で受光することによって得られた出力信号のレベル
変動により座標入力信号の発生の有無を判定する場合、
複数個の発光素子と受光素子の組の中で、発光素子と受
光素子の組の間で送受される光信号に1つの対向辺に隣
接する他の対向辺のいずれかの辺で反射する光成分が含
まれる発光素子と受光素子の組と、反射する光成分が含
まれない発光素子と受光素子の組との間において、出力
信号を2値化処理する際の閾値の切換えを行う(上記第
1の手段)か、または、2値化する出力信号を増幅する
際の増幅率の切換えを行う(上記第2の手段)か、もし
くは、発光素子を発光させる際に発光能率の切換えを行
う(上記第3の手段)判定処理切換手段を設けているの
で、受光素子の光信号の受光によって得られた出力信号
の2値化処理を、反射する光成分の有無の影響を考慮す
ることなしに行うことができ、反射する光成分に基づい
た座標入力信号の有無の判定の誤りをなくすことができ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明による座標入力装置の第1の実施例を
説明する全体の構成図であつて、座標入力部分の構成と
その基本的動作は前記第8図で説明したものと同一であ
り、CRT等の画像表示装置の表示面の外周の隣接する2
辺に多数の発光素子である発光ダイオードL1〜Lmおよび
L(m+1)〜Lnが配置され、これらの発光ダイオード
に対向して他の隣接する2辺に受光素子であるフオトト
ランジスタPT1〜PTmおよびPT(m+1)〜PTnが配設さ
れている。
ここで、前記第8図と同様に水平方向の辺に配列され
た発光ダイオードL1〜LmとフオトトランジスタPT1〜PTm
の組をX座標とし、垂直方向の辺に配設された発光ダイ
オードL(m+1)〜LnとフオトトランジスタPT(m+
1)〜PTnの組をY座標とする。
発光ダイオードL1〜Lm,L(m+1)〜Lnのカソードと
フオトトランジスタPT1〜PTnのエミッタは共に設置され
ている。また発光ダイオードL1〜Lnのアノードは常開の
スイツチング素子SL1〜SLnの一端にそれぞれ接続され、
これらスイツチング素子SL1〜SLnの他端は共通に接続さ
れて駆動用トランジスタQのエミツタに接続されてい
る。上記のスイツチング素子SL1〜SLnを含んで第1の切
換回路1が構成されている。
フオトトランジスタPT1〜PTnのコレクタは常開のスイ
ツチング素子S1〜Snの一端にそれぞれ接続され、これら
のスイツチング素子S1〜Snの他端は、共通に接続されて
増幅部2に接続している。また、スイツチング素子S1〜
Snを含んで第2の切換回路3が構成されている。なお、
駆動用トランジスタQのコレクタは駆動電源Vに接続さ
れている。以上の発光ダイオードL1〜Ln,フオトトラン
ジスタPT1〜PTn,第1の切換回路1,第2の切換回路3,増
幅部2および駆動用トランジスタQで座標検出部を構成
する。
さらに、図示しないホストコンピュータから動作開始
信号Scが駆動用トランジスタQとカウンタ回路4に与え
られる。
カウンタ回路4は動作開始信号Scの入力によりカウン
ト動作を開始し、カウント毎にパルス信号Pを出力し、
カウントデータDcを出力する。このパルス信号Pは第1
の切換回路1と第2の切換回路3に与えられる。これら
の切換回路は図示しないデコーダ等によりスイツチング
素子S1とSL1,S2とSL2,・・・・SnとSLnをそれぞれ対応
させて順次閉成し、発光ダイオードL1〜Lnが順次駆動さ
れて光信号を出力する。ここで、駆動用トランジスタQ
は動作開始信号Scが与えられていて動作状態にある。
この構成において、発光ダイオードの発光光線が遮断
されなければ対応するフオトトランジスタは受光により
導通し、オペレータが指などで光路を遮断すると遮断さ
れたフオトトランジスタは非導通となる。このフオトト
ランジスタPT1〜PTnの導通および非導通(遮断)に従
い、波形整形判定部50から2値化信号が出力される。
波形整形判定部50の出力は比較部6に入力される。こ
の比較部6にはカウンタ回路4からパルス信号Pが入力
され、このパルス信号Pが入力された時点で判定波形整
形部50から出力がこの比較部6に入力されないときに、
該比較部6は記憶信号Smを記憶部7に出力する。
記憶信号Smが与えられる記憶部7は、記憶信号Smが入
力される時点でカウンタ回路4から出力されるカウント
データDcを記憶し、記憶部7に記憶されたカウントデー
タDcは出力制御部8に送出される。そして、出力制御部
8はカウントデータDcから適正な座標を演算してこれを
座標信号としてホストコンピユータに転送する。
この第1図の構成が前記第8図の構成と異なる点は、
第8図の波形成形部5に替えて波形整形判定部50を設け
たことにある。波形整形判定部50は、第1波形整形部5
1,第2波形整形部52、切換器53,定数メモリ54,および比
較器55から構成される。
同図において、前記第8図で説明したように、座標入
力面に設けた受光素子であるフオトトランジスタPT1〜P
Tm(X軸辺)とフオトトランジスタPT(m+1)〜PTn
から時系列で出力される受光信号は増幅部2で所定レベ
ルに増幅されて波形整形判定部50に入力する。
以下、波形整形判定部50の構成と動作を説明する。
波形整形判定部50は増幅部2からの信号を入力とする
第1波形整形部51と第2波形整形部52を有し、第1波形
整形部51は前記第4図に示した第1の閾値Th1を基準値
として増幅部2の出力波形を整形して2値化信号を作成
しこれを切換器53に与え、第2波形整形部52は同じく第
4図に示した第2の閾値Th2を判定基準値として増幅部
2の出力波形を整形してこれを切換器53に与える。
定数メモリ54には、隣接辺の反射によつて影響を受け
る発光ダイオードとフオトトランジスタの組を走査する
走査位置に対応するカウンタ回路4のカウント値が設定
されている。第1図の構成で、たとえば隣接辺に最も接
近して配置された発光ダイオードとフオトトランジスタ
の組〔L1−PT1〕,〔Lm−PTm〕,〔Ln−PTn〕,〔L
(m+1)−PT(m+1)〕の走査位置に相当するカウ
ンタ4のカウント値が設定されている。
定数メモリ54は比較器55に上記設定値を供給し、カウ
ンタ回路4のカウント値が上記設定値の何れかに一致し
たとき一方の切換信号T1を切換器53に出力して第2波形
整形部52の出力を比較部6に出力する。また、カウンタ
回路4のカウント値が上記設定値の何れとも一致しない
ときは他方の切換信号T2を切換器53に与え、第1波形整
形部51の出力を比較部6に与える。
前記第4図(a)に示したように、隣接する対向辺で
あるY軸辺101による発光ダイオードL1からの反射光線R
1′が対応するフオトトランジスタPT1に入力してその出
力レベルが他のフオトトランジスタからの出力レベルよ
り大きくなつても、この発光ダイオードL1と対になるフ
オトトランジスタPT1の走査時点でカウンタ4のカウン
トデータと定数メモリ54に設定されているカウント値に
一つが一致して第2の比較出力T2が切換器53を第2波形
整形部52側に切換えることにより、第4図(b)に示し
たように、フオトトランジスタPT1の出力信号の検出基
準となる閾値を第2閾値Th2とした波形整形処理が行わ
れる。そして、隣接対向辺による反射の影響がない他の
フオトトランジスタ(PT2,PT3,PT4,・・・・)の走査時
点では定数メモリ54の設定値の何れのカウント値もカウ
ンタ回路4のカウント値と一致しないので、比較器55は
比較出力T1を切換器53に与えて、切換器53を第1波形整
形部51の出力側に切換え、前記第4図(b)に示したよ
うに、第1の閾値Th1を基準とした2値化波形処理が行
われる。
なお、第1図においては、隣接対向辺の反射に影響さ
れる発光ダイオードとフオトトランジスタの組を〔L1−
PT1〕,〔Lm−PTm〕,〔Ln−PTn〕,〔L(m+1)−P
T(m+1)〕の4組とし、かつそれぞれの影響度が同
一として説明したが、Y軸,X軸の対向辺による反射が異
なるような場合は、その影響による出力信号のレベルの
違いに応じて波形整形部の数を各軸毎に違うレベルの閾
値を基準値とする処理を行うようにさらに一対増やして
設け、定数メモリの各軸に対応して影響されるフオトト
ランジスタの走査時点にそれぞれ切換信号を出力するよ
う、切換器も増設すればよい。また、隣接対向辺の反射
により影響を受ける発光ダイオード/フオトトランジス
タの対がさらに存在する場合は、定数メモリ54に設定す
るカウント値もそれに応じた数のものとすればよい。
このように、第1の実施例においては、判定処理切換
手段を構成する波形整形判定部50を設けているので、複
数個の発光ダイオードとフォトトランジスタとの組の中
で、光信号に、隣接する対向辺に当たって反射した光成
分が入力されて含まれる組については、フォトトランジ
スタの受光によって得られた出力信号を2値化処理する
際に、出力信号の2値化状態を判定する判定基準となる
閾値を、反射した光成分の入力が実質的に無視できるよ
うな値に切換えているので、反射した光成分の入力に基
づく座標入力信号の有無の判定の誤りをなくすことがで
きる。
次に、第2図は、本発明による座標入力装置の第2の
実施例の構成を示す全体構成図であって、基本構成と基
本動作は上記第8図のものと同様であり、第1図の構成
と異なる点は増幅部2に替えて可変増幅部20を設けた点
である。
可変増幅部20は、第1増幅部21,第2増幅部22,切換器
23,定数メモリ24,および比較器25から構成されている。
第1増幅部21と第2増幅部22は、異なる増幅率でフオト
トランジスタPT1〜PTnの出力を増幅し、増幅した信号を
波形整形部5に供給するものであり、前記第5図の
(a)に示したように、座標入力がない場合の波形整形
出力信号(2値化信号)のレベルが全て波形整形部5の
出力において入力判定のための閾値Thを越えるような増
幅率が設定されている。
切換器23,定数メモリ24,および比較器25の構成とその
動作は前記第1図の切換器53,定数メモリ54,および比較
器55と同一であるので説明は省略する。
同図において、隣接対向辺の反射光線に影響される走
査位置に配置された発光ダイオードとフオトトランジス
タの対に対応するカウンタ4のカウント値が比較器25に
入力した時点で、該比較器25は一致出力T2を切換器23に
出力し、これを第2増幅部22の出力が波形整形部5に印
加されるように切換る。第2増幅器22の増幅率は第1増
幅器21の増幅率より小さく設定されており、例えば第5
図(b)に示したように、発光ダイオードL1からの直進
光線R1が座標入力INによつて遮断され、隣接対向辺101
の反射光線R1′が対応するフオトトランジスタPT1に入
力することによる出力が入力判定閾値Th以下となるよう
に設定される。
隣接対向辺の反射光線に影響を受けない発光ダイオー
ド/フオトトランジスタ対の出力信号については、その
走査時点においてカウンタ回路4のカウント値が定数メ
モリ24にないため、比較器25での一致が無く、この不一
致を示す出力信号T2が切換器23に印加され、切換器23が
第2増幅器22の出力信号を波形整形部5に与える。これ
により、波形整形回路5は第5図(b)に示したよう
に、判定閾値Thで座標入力の検出/非検出処理を行い、
処理後の信号を比較部6に与える。
なお、第2図においては、隣接対向辺の反射に影響さ
れる発光ダイオードとフオトトランジスタの組を〔L1−
PT1〕,〔Lm−PTm〕,〔Ln−PTn〕,〔L(m+1)−P
T(m+1)〕の4組とし、かつそれぞれの影響度が同
一として説明したが、Y軸,X軸の対向辺による反射が異
なるような場合は、その影響による出力信号のレベルの
違いに応じて増幅部の数を各軸毎に違うレベルの増幅率
を以て処理を行うようにさらに複数に増やして設け、定
数メモリの各軸に対応して影響されるフオトトランジス
タの走査時点にそれぞれ切換信号を出力するよう、切換
器も増設すればよい。また、隣接対向辺の反射により影
響を受ける発光ダイオード/フオトトランジスタの対が
さらに存在する場合は、定数メモリ54に設定するカウン
ト値もそれに応じた数のものとすればよい。
このように、第2の実施例においては、判定処理切換
手段を構成する可変増幅部20を設けているので、複数個
の発光ダイオードとフォトトランジスタとの組の中で、
光信号に、隣接する対向辺に当たって反射した光成分が
入力されて含まれる組については、フォトトランジスタ
の受光によって得られた出力信号を増幅する際に、可変
増幅部20の増幅部の増幅率が小さくなるようにし、反射
した光成分の入力が実質的に無視できるような値に切換
えているので、反射した光成分の入力に基づく座標信号
の有無の判定の誤りをなくすことができる。
続く、第3図は、本発明による座標入力装置の第3の
実施例の構成を示す全体構成図であって、その基本的構
成と動作は前記第8図で説明したものと同一であるので
説明は省略する。
第3図が第8図の構成と異なる点は、駆動用トランジ
スタQの電源側に挿入した切換器33,定数メモリ31,およ
び比較器32とからなる可変駆動部30を設けた点である。
同図において、定数メモリ31に設定されるカウント
値,比較器32の動作は前記第1図,第2図の定数メモ
リ,比較器と同様のものである。切換器33は抵抗値の異
なる抵抗R1とR2(R1>R2)とを比較器32の出力で切り換
えるもので、隣接対向辺の反射光線に影響される発光ダ
イオード/フオトトランジスタの対が走査される時点で
当該発光ダイオードの発光能率を他の発光ダイオードの
それよりも低くして、上記反射光線のよるフオトトラン
ジスタの出力信号のレベルを小さくしたものである。
すなわち、前記第6図(a)に示したように、隣接対
向辺の反射光線に影響されるフオトトランジスタPT1に
光線を発射する発光ダイオードL1の発光能率を他の発光
ダイオードのそれよりも低くすることにより、第6図
(b)のように、座標入力があつた場合に当該フオトト
ランジスタの出力信号が判定閾値Thを越えないようにし
て、上記反射光線で誤判定を発生させないようにしたも
ので、発光ダイオードL1の走査時点でカウンタ回路4の
カウント値と定数メモリ31の設定値が一致して比較器32
から一致信号T1が切換器33に印加され、切換器33は抵抗
値の大きい抵抗R1を介して駆動用トランジスタQに電源
を接続する。したがつて、発光ダイオードL1は低能率で
駆動され、その発光量は他の発光ダイオードより少なく
される。また、上記反射光線の影響を受けない発光ダイ
オード/フオトトランジスタの走査時点では比較器32で
カウンタ回路4のカウント値と定数メモリの設定値との
一致がないため、比較器32からは不一致信号T2が切換器
33に出力されて、切換器33及び抵抗R1の抵抗値よりも小
さい抵抗値を持つ抵抗R2を介して駆動用トランジスタQ
を電源Vに接続している。
このように、第3の実施例においては、判定処理切換
手段を構成する可変駆動部30を設けているので、複数個
の発光ダイオードとフォトトランジスタとの組の中で、
光信号に、隣接する対向辺に当たって反射した光成分が
入力されて含まれる組については、可変駆動部30が発光
ダイオードを駆動する際に、その発光能率を低下させる
ように働いて、反射した光成分の入力が実質的に無視で
きるような値に切換えているので、反射した光成分の入
力に基づく座標信号の有無の判定の誤りをなくすことが
できる。
なお、第3図に示された第3実施例においては、隣接
対向辺の反射に影響される発光ダイオードとフオトトラ
ンジスタの組を〔L1−PT1〕,〔Lm−PTm〕,〔Ln−PT
n〕,〔L(m+1)−PT(m+1)〕の4組とし、か
つそれぞれの影響度が同一として説明したが、Y軸,X軸
の対向辺による反射が異なるような場合は、その影響に
よる出力信号のレベルの違いに応じて,駆動用トランジ
スタQへの給電回路の抵抗の数を各軸毎に違うレベルの
閾値を基準値とする処理を行うようにし、また、隣接対
向辺の反射により影響を受ける発光ダイオード/フオト
トランジスタの対がさらに存在する場合は、定数メモリ
54に設定するカウント値もそれに応じた数のものとすれ
ばよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、判定処理切換
手段である波形整形判定部または可変増幅部もしくは可
変駆動部を設けたことにより、二次元座標入力面の少な
くとも1つの対向面に配置された発光素子と受光素子と
の組の中で、光信号に、隣接する対向辺に当たって反射
した光成分が入力されて含まれる組については、受光素
子の受光によって得られた出力信号を処理し、座標信号
の有無を判定する際に、判定処理切換手段によって出力
信号の処理状態が切換えられる、即ち、反射した光成分
の入力が実質的に無視できるような値に切換えているの
で、反射した光成分の入力に基づく座標信号の有無の判
定の誤りをなくすことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による座標入力装置の第1の実施例を説
明する全体の構成図、第2図は本発明による座標入力装
置の第2の実施例を説明する全体の構成図、第3図は本
発明による座標入力装置の第3の実施例を説明する全体
の構成図、第4図,第5図,および第6図は本発明の原
理説明図、第7図は従来技術による問題点の説明図、第
8図は従来の座標入力装置を説明する全体の構成図、第
9図は第8図の動作波形図である。 1……第1の切換回路、2……増幅部、3……第2の切
換回路、4……カウンタ回路、6……比較部、7……記
憶部、8……出力制御部、20……可変増幅部、30……可
変駆動部、50……波形整形判定部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次元座標入力面の2つの対向辺における
    少なくとも1つの対向辺の一方側に複数個の発光素子、
    他方側に複数個の受光素子をそれぞれ配置して、前記座
    標入力面を挟んで複数個の発光素子と受光素子の組を設
    け、カウンタ回路の出力パルス信号による前記複数個の
    発光素子と受光素子の組を切換回路により順次選択的に
    切換え駆動し、前記切換回路で選択された発光素子と受
    光素子の組の間で光信号の送受を行い、受光素子の受光
    により出力信号レベルが判定基準値に達しないときの前
    記カウンタ回路の出力カウントデータを記憶部に記憶
    し、記憶したカウントデータから前記座標入力面の座標
    信号を発生させる座標入力装置において、前記受光素子
    の受光による出力信号レベルに基づいて前記座標信号の
    発生の有無を判定する場合、前記複数個の発光素子と受
    光素子の組で送受される光信号を前記受光素子の受光に
    よって得られた出力信号を2値化処理するときに、前記
    複数個の発光素子と受光素子の組の中で前記1つの対向
    辺に隣接する他の対向辺のいずれかの辺で反射する光成
    分が含まれる発光素子と受光素子の組から得られた出力
    信号を第1の閾値で2値化処理を行い、前記反射する光
    成分が含まれない発光素子と受光素子の組から得られた
    出力信号を前記第1の閾値と異なる第2の閾値で2値化
    処理を行うように切換わる判定処理切換手段を用いてい
    ることを特徴とする光学式座標入力装置。
  2. 【請求項2】二次元座標入力面の2つの対向辺における
    少なくとも1つの対向辺の一方側に複数個の発光素子、
    他方側に複数個の受光素子をそれぞれ配置して、前記座
    標入力面を挟んで複数個の発光素子と受光素子の組を設
    け、カウンタ回路の出力パルス信号により前記複数個の
    発光素子と受光素子の組を切換回路により順次選択的に
    切換え駆動し、前記切換回路で選択された発光素子と受
    光素子の組の間で光信号の送受を行い、受光素子の受光
    による出力信号レベルが判定基準値に達しないときの前
    記カウンタ回路の出力カウントデータを記憶部に記憶
    し、記憶したカウントデータから前記座標入力面の座標
    信号を発生させる座標入力装置において、前記受光素子
    の受光による出力信号レベルに基づいて前記座標信号の
    発生の有無を判定する場合、前記複数個の発光素子と受
    光素子の組で送受される光信号を前記受光素子の受光に
    よって得られた出力信号を増幅するときに、前記複数個
    の発光素子と受光素子の組の中で前記1つの対向辺に隣
    接する他の対向辺のいずれかの辺で反射する光成分が含
    まれる発光素子と受光素子の組から得られた出力信号を
    第1の増幅率で増幅し、前記反射する光成分が含まれな
    い発光素子と受光素子の組から得られた出力信号を前記
    第1の増幅率と異なる第2の増幅率で増幅するように切
    換わる判定処理切換手段を用いていることを特徴とする
    光学式座標入力装置。
  3. 【請求項3】二次元座標入力面の2つの対向辺における
    少なくとも1つの対向辺の一方側に複数個の発光素子、
    他方側に複数個の受光素子をそれぞれ配置して、前記座
    標入力面を挟んで複数個の発光素子と受光素子の組を設
    け、カウンタ回路の出力パルス信号により前記複数個の
    発光素子と受光素子の組を切換回路により順次選択的に
    切換え駆動し、前記切換回路で選択された発光素子と受
    光素子の組の間で光信号の送受を行い、受光素子の受光
    による出力信号レベルが判定基準値に達しないときの前
    記カウンタ回路の出力カウントデータを記憶部に記憶
    し、記憶したカウントデータから前記座標入力面の座標
    信号を発生させる座標入力装置において、前記受光素子
    の受光による出力信号レベルに基づいて前記座標信号の
    発生の有無を判定する場合、前記複数個の発光素子と受
    光素子の組で送受される光信号を前記受光素子の受光に
    よって出力信号を得るときに、前記複数個の発光素子と
    受光素子の組の中で前記1つの対向辺に隣接する他の対
    向辺のいずれかの辺で反射する光成分が含まれる発光素
    子と受光素子の組における発光素子を第1の発光能率で
    発光させ、前記反射する光成分が含まれない発光素子と
    受光素子の組における前記発光素子を前記第1の発光能
    率と異なる第2の発光能率で発光させるように切換わる
    判定処理切換手段を用いていることを特徴とする光学式
    座標入力装置。
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