JPH0449159A - 入出力装置の紙媒体排出装置 - Google Patents

入出力装置の紙媒体排出装置

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JPH0449159A
JPH0449159A JP15946290A JP15946290A JPH0449159A JP H0449159 A JPH0449159 A JP H0449159A JP 15946290 A JP15946290 A JP 15946290A JP 15946290 A JP15946290 A JP 15946290A JP H0449159 A JPH0449159 A JP H0449159A
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Yoshinori Saeki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、情報処理装置の入出力装置に関するもので
、紙媒体を用いる入出力装置における当該紙媒体の排出
経路の切換手段に関するものである。
(従来の技術) 紙媒体に情報の印刷ないし読み取りを行う装置において
、処理が正常に行われなかった媒体を正常に処理された
媒体と異なるスタッカに排出することは公知である。こ
のような装置では、正常に処理された媒体を排出する第
1スタッカと処理されなかった媒体を排出する第2スタ
ッカの2つのスタン力が設けられる。従来装置における
第1スタッカと第2スタッカへの排出経路の切り換えは
、第13図に示すように切換ガイド50で媒体通路20
を分岐させ、媒体を同一方向へ送りながら振り分ける構
造が普通である。なお第13図中、Aは給紙部、Bは処
理部、Cは排紙部、Dは媒体通路20を形成している紙
送りローラ群、21および22は第1および第2スタッ
カである。
(発明が解決しようとする課題) 媒体の処理が正常に行われたかどうかは、情報処理装置
の本体装置によって判断され、正常な処理が行われたと
きには、本体装置から入出力装置にアクセプト信号が出
力される。第13図の装置では、入出力装置がアクセプ
ト信号を受は取らなかったときに切換ガイド50を動作
させて媒体通路20を第2スタンカ22側に切り換える
媒体の処理が正常に行われたかどうかは、媒体が処理部
Bを通過した後でなければ判断できない。
そのため第13図の装置では、媒体の後端が処理部Bを
通過したときに、媒体の先端が切換ガイド50の位置に
達していないことが必要である。すなわち第13図のよ
うな構造の従来装置では、処理部Bから切換ガイド50
に至る媒体通路20を処理される媒体の最大長さより長
くしておく必要があり、そのために媒体通路が長くなり
、装置が大型になり、媒体通路に沿って多数の紙送りロ
ーラを配置しなければならないために構造が複雑になり
、装置が高価になるという問題があった。
この発明は、処理部から排紙部に至る媒体通路の長さよ
り長い媒体でも、その排出経路を切り換えることができ
る技術手段を提供することにより、装置の小型化および
装置構造の簡易化を図ることを第1の課題としており、
上記第1の課題を媒体のスルーブツトを低下させること
なく実現することを第2の課題としている。
く課題を解決するための手段) この発明では、第1スタッカ21と第2スタンカ22と
をその媒体受入側を対向させて排紙部Cの両側に配置し
、処理部Bから排紙部Cに至る媒体通路20の延長上に
第1スタッカ21を配置し、該第1スタッカの直前に逆
転駆動可能な排紙ローラ11を設け、さらにこの排紙ロ
ーラの直前に媒体の後端を検出する排紙センサ14を設
けている。
排紙ローラ11と第2スタッカ22とは、両者の間に切
換ガイド50を設けて排紙ローラ11の正逆転の切り換
えと同期させて切り換えるか、第2スタッカ22を移動
可能に設けて排紙ローラ11の逆転時に第2スタンカを
排紙ローラ11からの媒体を受は取る位置に移動させる
か、あるいは排紙ローラ11の媒体挟持面と媒体通路2
0との間に角度を持たせて、排紙ローラ11の逆転によ
って媒体が第2スタッカ22の方に排出されるようにす
る。
そして媒体排出時に排紙センサ14が媒体の後端を検出
したとき(該センサの出力が媒体検出から非検出に切り
替わったとき)、本体装置からのアクセプト信号の存否
を参照し、アクセプト信号が存在しないときは排紙ロー
ラ11を逆転させ、アクセプト信号が存在するときは排
紙ローラ11をそのまま正転させる。
上記第2の課題を達成するためには、上記第1の課題を
達成するための構成に加え、排紙ローラのローラ要素3
1.36を当接離隔可能に設けると共に排紙ローラ11
と第2スタッカ22との間に逆送りローラ13を設け、
排紙ローラ11から逆送りされた媒体がこの逆送りロー
ラ13に挟持されたことを検出する検出手段15を設け
ている。
そして排紙ローラ11の逆回転時に媒体が逆送りローラ
13に挟持されたことが検出されたときに、排紙ローラ
1】のローラ要素31.36を離隔させ、その後は逆送
りされた媒体を逆送りローラ13のみで挟持して第2ス
タッカ22へ排出する構造を採用している。
逆送りローラ13に媒体が挟持されたことを検出する手
段としては、逆送りローラ13と第2スタフカ22との
間にセンサ15 (以下「第2センサJという。)を設
けて該センサの出力が媒体非検出から検出に切り替わる
こと、あるいは排紙センサ14が媒体非検出から検出に
切り替わってから排紙ローラ11が排紙ローラ11と逆
送りローラ13との間隔に相当する分だけ回転したこと
を検出することによって実現できる。第2センサ15を
設けたときには、このセンサが媒体検出から非検出に切
り換わったとき(媒体の後端が検出されたとき)に逆送
りローラ13の回転を停止させればよい。ローラ要素3
1.36を離隔した後の排紙ローラ11は、正逆どちら
の方向に回転していてもよく、また停止していてもよい
。排紙ローラ11のローラ要素31.36は、逆送りロ
ーラ13によって逆送りされている媒体の後端が排紙ロ
ーラ11から外れた後のタイミングにおいて当接状態に
戻る。この当接状態に復帰するときには、排紙ローラ1
1は正転方向に切り換えられていなければならない。
逆送りされている媒体の後端が排紙ローラ11から外れ
るタイミングは、ある程度の時間遅れは生ずるが、第2
センサ15の出力が媒体検出から非検出に切り換わった
タイミングによって代用することができる。また排紙ロ
ーラ11の正転時に排紙センサ14の出力が媒体非検出
から検出に切り換わってから再度非検出に切り換わるま
での間の排紙ローラ11の回転量を記憶させ、逆送り時
に排紙センサ14の出力が媒体非検出から検出に切り換
わった後、排紙ローラ11が前記記憶された量だけ回転
した時点を検出することによって検出することもできる
(作用) 上記構成によれば、媒体の後端が処理部Bを通過したと
きに該媒体の先端部が第1スタッカ21に送出されてい
たとしても、該媒体の後端が排紙ローラ11の直前に達
した後で排紙ローラ11を逆転させることにより、当該
媒体を第2スタンカ22へと排出することができるから
、媒体通路20が媒体の長さより短くても媒体の振り分
けを行うことができる。
媒体の逆送り時(以下、逆送りされている媒体を「リジ
ェクト媒体」という、)に排紙ローラ11が離隔しない
構成のものでは、リジェクト媒体が排紙ローラ11から
離脱しない限り次の媒体を排紙ローラ11へと送り出す
ことができない、そのためリジェクト媒体が大きい場合
には、その媒体が排出されるまで次の媒体の処理を待た
なければならず、媒体のスループットを向上させたいと
いう要請に対する制限となる。
これに対して逆送りローラ13を設けて該ローラがリジ
ェクト媒体を挟持した後は排紙ローラ11を離隔させる
構成によれば、リジェクト媒体が排紙ローラ11から外
れる前でも次の媒体の先端部を該排紙ローラに送り込む
ことができ、離隔したローラ要素31と36の間にリジ
ェクト媒体と後続媒体とを互いに反対方向に同時に通過
させることができる。そしてリジェクト媒体が排紙ロー
ラ11から外れた後、排紙ローラ11を当接させること
により、後続媒体の後縁が排紙ローラ11の位置を通過
する前に該媒体を排紙ローラ11で挟持し、該媒体に対
する排出処理を行うことができるようになる。すなわち
この場合には、後続媒体に対する処理をリジェクト媒体
の排出が完了するまで待つ必要がなくなり、スループッ
トを上げることに対する制限を除去できる。
(実施例) 第1図ないし第4図は、この発明の第1実施例を示した
ものである。装置を模式的に示す第1図において、Aは
給紙部、Bは処理部、Cは排紙部である。給紙部Aには
、給紙台1、ピックアップローラ2、分離ローラ3、媒
体先端検出センサ4が示されている。給紙台1は昇降自
在で、ピックアップローラ2は給紙台1上に積載した紙
媒体5の上面先端に当接しており、ピンクアンプローラ
2の回転により図の左方へ引き出した紙媒体を分離ロー
ラ3との間を通過させることによって1枚に分離する。
処理部Bは、印刷ヘッドや読取ヘッド等の処理へフド6
、媒体通路を挟んで処理へフド6に対向している裏あて
材7および処理ヘッドの前後に配置された紙送りローラ
8.9で構成したものを示しである。これらの給紙部A
および処理部Bの構造は、この発明を特徴づけるもので
はない。
排紙部Cは、排紙ローラ11、案内ローラ12、逆送り
ローラ13、排紙センサ14、第2センサ15で構成さ
れ、案内ローラ12と逆送りローラ13とはその間の1
個のローラ要素を共有してぃる。17は処理部Bから出
た媒体を案内ローラ12のニップ部16に案内する固定
ガイドである。
排紙ローラのニップ部18と逆送りローラのニップ部1
9とは略同−平面上に位置しており、案内ローラのニッ
プ部16はこれに挟持された媒体を斜め下方から排紙ロ
ーラのニップ部18に送り込むように位置している。2
0は処理部Bから排紙部Cに至る媒体通路である。
第1スタッカ21は排紙ローラ11の媒体送り出し側に
配置され、第2スタッカ22は排紙部Cを挟んで第1ス
タッカ21の反対側に配置されて逆送りローラ13に隣
接している。案内ローラ12は、従来のこの種装置と同
様に、処理部の紙送りローラ9とチェーン23や歯車な
どによって連結されて同方向に同期駆動されている(第
2図)。
逆送りローラ13は、案内ローラと逆送りローラを構成
するローラ要素24.25および26の側部に設けられ
た相互に噛合する歯車27.28および29により、案
内ローラ12とは逆の方向に駆動されている。
排紙ローラ11は、第2図に示すように、その一方のロ
ーラ要素31が不動軸32に枢支された腕33の先端に
軸着され、腕33はソレノイド34との間に介装された
圧縮バネ35により、定位置に軸着した他方のローラ要
素36に向けて付勢されている。ソレノイド34を励磁
すると、その作動杆37が縮退し、ローラ要素31と3
6とが離隔する。
排紙ローラ11は、定位置側のローラ要素36が駆動ロ
ーラとされ、この駆動ローラが正逆転機構38を介して
案内ローラ12に連結されている。
図の正逆転機構38は、不動軸39まわりに揺動自在な
2本の腕40.41を有する揺動枠42の一方の腕40
に互いに噛合する2個の歯車43.44を設け、他方の
腕41に1個の歯車45を設け、案内ローラ側の歯車2
7と排紙ローラ側の歯車46とを連結する歯車列を揺動
枠42の揺動動作によって切り換えるようにしたもので
ある。47は揺動枠42を揺動させるソレノイドである
図に示す定常状態では、案内ローラ例の歯車27と排紙
ローラ側の歯車46とは1個の歯車45を介して連結さ
れており、従って案内ローラ12と排紙ローラ11の回
転方向は同方向である。ソレノイド47が励磁されて揺
動枠42が反対方向に切り換えられると、案内ローラ側
の歯車27と排紙ローラ側の歯車46とは2個の歯車4
3.44を介して連結され、案内ローラ12と排紙ロー
ラ11の回転方向は逮になる。
次にこの装置の動作を第3図のフローチャートおよび第
4図の動作説明図を参照して説明する6処理部Bで処理
された媒体は、案内ローラ12および排紙ローラ11で
順次挟持され、第1スタッカ21へと送り出される。排
紙センサ14が媒体の後縁を検出したとき、本体装置か
らのアクセプト信号の有無が参照される。もし本体装置
からのアクセプト信号を受は取っていれば、排紙ローラ
11はそのまま回転を続け、当該媒体を第1スタンカ2
1に排出する。一方本体装置からのアクセプト信号を受
は取っていないときは、直ちにソレノイド47が励磁さ
れて排紙ローラ11が逆転する(第4図(a))。この
逆転動作によって排紙ローラ11に挟持された媒体が逆
送りローラ13に向けて送り出され、逆送りローラ13
がこの媒体を挟持した後、第2センサ15が媒体を検出
したとき、ソレノイド34が励磁されて排紙ローラのロ
ーラ要素31.36が離隔しく第4図(b))、次いで
ソレノイド47の励磁が解かれて排紙ローラ11は正転
に切り換えられる。この状態で次の媒体に対する処理が
開始され、処理部Bで処理された媒体の先端部が案内ロ
ーラ12を経て排紙ローラ11へと送り出されてくる。
逆送りローラ13によって逆送りされているリジェクト
媒体の寸法が大きいと、このとき該リジェクト媒体の後
端部は排紙ローラ11から外れていない。しかし排紙ロ
ーラ11は開いた状態となっているため、後続する媒体
の先端部がリジェクト媒体の下を通って第1スタッカ2
1に送り出されてくる。そしてリジェクト媒体が排紙ロ
ーラ11から外れ(このとき排紙センサ14は該媒体の
後端を検出できない。)、逆送りローラ13からも離脱
して該媒体の後端が第2センサ15によって検出された
とき、ソレノイド34の励磁が解がれて排紙ローラ11
が後続媒体を挟持する(第4図(C))。以上の動作の
繰り返しにより、給紙部Aから順次送り込まれる媒体に
対する処理が行われ、正常に処理されたものは第1スタ
ッカ21に、正常な処理が行われなかったものは第2ス
タッカ22へと振り分けて排出される。
第5図ないし第7図は、本発明の最も簡単な構造の第2
実施例を示したものである。この第2実施例のものでは
、前言己実施例の案内ローラ、逆送りローラ、固定ガイ
ド板および第2センサが設けられておらず、第1スタッ
カ21と第2スタフカ22の配置が逆になっており、給
紙部Aから第1スタッカ21に至る媒体通路20が直線
的に形成されている。排紙ローラ11は、当接離隔機構
を備えておらず、両ローラ要素31.36は常時当接し
ている。
排紙ローラ11は第6図に示したような正逆転機構38
を介装した駆動系によって処理部の紙送リローラ9に連
結されている。排紙ローラ11の直前にはソレノイド4
9によって切り換えられる切換ガイド50が設けられて
いる。この切換ガイドは、常態においては、図に実線で
示すように上動した位置にあり、処理部Bがら送り出さ
れた媒体を排紙ローラのニップ部18に案内している。
ソレノイド4.9が励磁されると、切換ガイド5゜は下
動し、排紙ローラ11から逆送りされる媒体を第2スタ
ンカ22の方へ案内する。
第7図はこの第2実施例の動作を示すフローチャートで
、排紙センサ14が媒体後端を検出したときに本体装置
からのアクセプト信号が受は取られていなかったときに
は、ソレノイド49が励磁されて切換ガイド50が切り
換えられ、次いでソレノイド47が励磁されて排紙ロー
ラ11が逆転し、正常に処理されなかった媒体を第2ス
タ・I力22へと排出する。そしてリジェクト媒体の後
端が排紙センサ14で検出されたとき、すなわち排紙セ
ンサ14の出力が媒体検出から非検出に切り換わったと
きに、後続媒体に対する処理が間姶される。このように
この第2実施例のものでは、先の媒体が逆送りされたと
きには、リジェクト媒体が排紙ローラ11から外れるま
で次の媒体に対する処理が行われないため、逆送りされ
る媒体の割合が多いと媒体のスループントが低下するこ
とになる。リジェクト媒体の割合が少ないときには、こ
のスループントの低下はあまり問題にはならない。
第8図ないし第12図は、この発明の紙媒体排出装置を
光学的な情報読取装置に採用した場合のいくつかの実施
例をより具体的に示したものである。これらの図におい
て、5工は処理部Bの上流側に配置された情報読取ユニ
ットで、光源ランプ52、ロフトアレイレンズ53、−
次元イメージセンサ54、リバーシブルローラ55及び
媒体送すセンサ56で構成されている。57ば処理部B
の下流側に配置された情報出カニニットで、印刷ヘッド
58及びプラテン59で構成されている。
60は読取ユニット51と出カニニット57との間に配
置された中間ローラである。これらの部材の動作は従来
の入出力装置と変わらない。
第8図は本発明の第3実施例を示したもので、第2スタ
シカ22は装置フレームに揺動自在に枢支されており、
常態においては、図の実線で示すように、その先端辺が
排紙ローラのニップ部18の上方に位置しており、処理
部Bから送り出された媒体を排紙ローラ11のニップ部
18に案内している。排紙センサ14が媒体後端を検出
したときに本体装置からのアクセプト信号を受は取らな
いときには、図示しないカム等で第2スタッカ22を揺
動し、その先端辺を排紙ローラ11のニップ部18の下
方に位置させる(想像線の位置)。
その後排紙ローラが逆転し、正常に処理されなかった媒
体を第2スタッカ22へと排出する。そしてリジェクト
媒体の後端が排紙センサ14で検出されたとき、カム等
が作動して第2スタッカ22を図上左回動してその先端
辺を排紙ローラエ1のニップ部18の上方に移動させて
ニップ部18を開き、排紙ローラを正転に切り換えて後
続媒体に対する処理が開始される。
第9図は本発明の第4実施例を示したもので、−直線状
に設けられた処理部Bの下流側の紙送りローラ9の直後
に第2スタッカ22を配置し、切換ガイド50と紙送り
ローラ9との間に揺動自在な揺動ガイド61を配置した
ものである。常態においては、図の実線で示すように、
揺動ガイド61及び切換ガイド50は互いに離隔方向に
開いて円弧面を形成しており、処理部Bから送り出され
た媒体を排紙ローラ11のニップ部18に案内している
。排紙センサ14が媒体後端を検出したときに本体装置
からのアクセプト信号を受は取らないときは、切換ガイ
ド50が図上右回動した後排紙ローラ11が逆転し、正
常に処理されなかった媒体を第2スタッカ22へと排出
する。そしてリジェクト媒体の後端が排紙センサ14で
検出されたとき、切換ガイド50を図上左回動して元の
位置に復帰させる0本実施例では、オペレータの操作に
より揺動ガイド61を図上左回動して予め媒体通路20
を切り換えておくことにより、厚紙等の曲げたくない媒
体に屈曲力を加えることなく処理することができる。
第10図は本発明の第5実施例を示したもので、排紙ロ
ーラの上方のローラ要素31は、逆送りローラの軸に軸
支された腕33の先端に設けられており、ローラ要素3
1.36は互いに当接離隔可能である。処理部Bの紙送
りローラ9と排紙部Cの案内ローラ12との間には揺動
自在な円弧形の揺動ガイド61が設けられ、紙送りロー
ラ9の直後には第3スタッカ62が配置されている。6
3は読取ユニット51及び出カニニット57の間に設け
られた印影読取ユニット、64は紙送りローラ9の直前
に設けられた検出センサである。
この第5実施例の排紙動作は、第1実施例のものと同じ
なので、ここではその説明を省略する。
第1実施例と異なる点は、揺動ガイド61と第3スタッ
カ62を設けた点であり、第4実施例と同様に、厚紙等
の曲げたくない媒体を処理するときは、揺動ガイド61
を図上左回動させて第3スタフカ62に媒体を排出する
構造である。
第11図及び第12図は、本発明の第6実施例を示した
もので、排紙ローラ11のローラ要素31.36を装置
フレームに設けた不動軸65.6Bに枢支されたリンク
67.68の先端に設け、ローラ要素31.36を交互
に揺動させて当接離隔させる構造としたものである。リ
ンク66.67は各別に設けられたソレノイドで独立に
揺動される。第12図に基づき排紙ローラの動作を説明
すると、常態においてローラ要素31.36は当接して
おり、そのニップ部18と案内ローラのニップ部16と
が対向している(a)。排紙センサ14が媒体後端を検
出したときに本体装置からのアクセプト信号を受は取ら
ないときには、排紙ローラ11全体が上動してそのニッ
プ部18を逆送りローラ13のニップ部19に対向させ
(b)、排紙ローラ11を逆転して正常に処理されなか
った媒体を逆送りローラ13に挟持させる。その後下方
のローラ要素36がもとの位置に復帰して排紙ローラ1
1のローラ要素31.36が離隔する(C)0次いで案
内ローラ12に挟持された後続媒体が第1スタッカ21
へと送り出され、リジェクト媒体の後端が排紙ローラか
ら外れた時点で上方のローラ要素31を下動して後続媒
体を挟持する(d)。
(発明の効果) 以上のように、本発明の紙媒体排出装置は、第1スタッ
カに送出された媒体の後端が排出ローラの直前に達した
後で排紙ローラを逆転させることにより、正常な処理が
行われなかった媒体を第2スタフカへと排出するもので
あるから、処理部から排紙部に至る媒体通路の長さより
長い媒体でも媒体の振り分けを行うことができ、入出力
装置の小型化および装fil造の簡易化を図ることがで
きる。
また上記排紙ローラを当接離隔可能に設けると共に排紙
ローラと第2スタッカとの間に逆送りローラ・を設け、
リジェクト媒体を逆送りローラに挟持さセた後排紙ロー
ラを離隔して後続媒体の先端部を排紙ローラに送り込む
ようにすれば、スルーブツトの低下も防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示したもの
で、第1図は全体側面図、第2図は駆動系を示す拡大側
面図、第3図はフローチャート、第4図は排紙動作の説
明図である。第5図ないし第7図は第2実施例を示した
もので、第5図は全体側面図、第6図は駆動系を示す拡
大側面図、第7図はフローチャートである。第8図は第
3実施例の側面図、第9図は第4実施例の側面図、第1
0図は第5実施例を示す側面図、第11図及び第12図
は第6実施例を示す側面図および動作説明図である。第
13図は従来装置の側面図である。 図中、 B:処理部       C:排紙部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)給紙部(A)、処理部(B)及び排紙部(C)を
    備え、前記排紙部に隣接して第1スタッカ(21)と第
    2スタッカ(22)とが設けられた入出力装置において
    、第1スタッカ(21)と第2スタッカ(22)とをそ
    の媒体受入側を対向させて排紙部(C)の両側に配置し
    、処理部(B)から排紙部(C)に至る媒体通路(20
    )の延長上に第1スタッカ(21)を配置し、該第1ス
    タッカの直前に逆転駆動可能な排紙ローラ(11)を設
    け、さらにこの排紙ローラの直前に媒体の後端を検出す
    る排紙センサ(14)を設けたことを特徴とする、入出
    力装置の紙媒体排出装置。
  2. (2)前記排紙ローラのローラ要素(31)、(36)
    を当接離隔可能に設け、当該排紙ローラ(11)と第2
    スタッカ(22)との間に逆送りローラ(13)を設け
    るとともに、排紙ローラ(11)から逆送りされた媒体
    がこの逆送りローラ(13)に挟持されたことを検出す
    る検出手段(15)を設け、排紙ローラ(11)の逆回
    転時に媒体が逆送りローラ(13)に挟持されたことが
    検出されたときに排紙ローラ(11)のローラ要素(3
    1)、(36)を離隔させることを特徴とする、請求項
    1記載の紙媒体排出装置。
JP2159462A 1990-06-18 1990-06-18 入出力装置の紙媒体排出装置 Expired - Fee Related JP2779455B2 (ja)

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