JPH0449102Y2 - - Google Patents

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JPH0449102Y2
JPH0449102Y2 JP11886787U JP11886787U JPH0449102Y2 JP H0449102 Y2 JPH0449102 Y2 JP H0449102Y2 JP 11886787 U JP11886787 U JP 11886787U JP 11886787 U JP11886787 U JP 11886787U JP H0449102 Y2 JPH0449102 Y2 JP H0449102Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、マヨネーズ、ドレツシング、ケチヤ
ツプ、しよう油、ジヤム、ミルク等の内容物の個
包装容器において、内容物の取り出し時に、1度
の開封動作で2種類の内容物を取り出すことが可
能であるとともに、2種類の内容物を個々にワン
タツチで取り出すことが可能である容器に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、個包装容器の内容物易取出し可能容器と
しては、第8図の如く容器本体Aとフタ材Bとを
引剥がすタイプの容器とか、第9図の如く容器本
体Aが外側へ折り曲げ可能で、かつ、互いに押圧
可能に分割された形状であり、又フタ材Bには切
断可能なスリツト線が付与されているような容器
が採用されているが、前者の場合、フタ材Bを引
剥がす時に内容物Cが飛び出し易く、手を汚した
り、又粘性の高い内容物の場合は完全に取り出す
ことは不可能であつた。
又、後者の場合容器本体Aを外側に折り曲げな
がらフタ材Bをスリツト線で切断する為、フタ材
がBが硬質塩化ビニール、ポリスチレン等脆性単
体材料に限られ、内容物Cも限定されるという欠
点があつた。
更に、例えば中華まんじゆうを賞味するなど、
しよう油とカラシの2種類の調味料等を使用する
ときのように2種類の内容物が必要な場合には
個々の容器から各々取り出す必要があり、1個の
包装体にて、1度の開封作業でしよう油とカラシ
の2種類を取り出したり、しよう油とカラシを
各々個々に取り出すことはできなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような問題点を解決すべく種々
検討の結果、容器本体が外側に折り曲げ可能であ
り、互いに押圧可能なるように2室に分割され
て、該各々の室が独立してシールされ、該各々の
室間に分割可能なる切込み或いは鋸目を有する形
状であり、又フタ材を構成するフイルム中に一軸
延伸フイルムを含み、該容器本体の折り曲げ部上
で、該フタ材内の延伸フイルムの同延伸方向のシ
ール部中に一部非シール部を有し、該非シール部
内に開封開始用のスリツト線を設け、該両端のス
リツト線間隔が2室を分割するシール巾間隔より
大きく設けてあることを特徴とする内容物の易取
出し可能容器を得ることにより、ワンタツチで開
封可能で、1度の開封動作で2種類の内容物を完
全に取出すことが可能であるとともに、2種類の
内容物を個々にワンタツチで取り出すことが可能
であり、又容器本体及びフタ材の材質面で特に限
定されることなく自由度のある容器を提供するこ
とを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案は、フタ材Bと容器本体Aとをシールし
た一度の開封動作で2種類の内容物を取り出すこ
とが可能であるとともに、2種類の内容物を個々
にワンタツチで取出し可能なる内容物の易取出し
可能容器に関するものである。
本考案を図面により詳細に説明する。
第1図は、本考案の概略図であり、第1−1図
の真空成形、圧空成形等で得られたポリプロピレ
ン、塩化ビニル、ポリスチレン、ポリプロピレ
ン/エチレン酢酸ビニル共重合体けん化物/ポリ
プロピレン、ポリプロピレン/塩化ビニリデン/
ポリプロピレン等の単層又は複合材料よりなり、
折り曲げ部1、互いに押圧可能に分割された形状
部2及び3及び分割された形状部間に分割可能な
る切込み或いは鋸目4を有する容器本体Aとポリ
エステル/一軸延伸ポリエチレン/イージーピー
ルシール材、塩化ビニリデンコートOPP/一軸
延伸ポリエチレン/イージーピールシール材の如
く一軸延伸フイルムを含んだ構成のフタ材Bで該
容器本体Aの折り曲げ部1上で該フタ材A内の延
伸フイルムの同延伸方向のシール部5中の端部の
一部に非シール部6を有し、該非シール部に開封
開始用の3本のスリツト線7を設け、該両端のス
リツト線間隔が2室を分割するシール巾間隔より
大きく設けてあることを特徴としている。
2種類の内容物を同時に取り出すための開封時
には第1−1図の如く該フタ材Aの非シール部6
を両端のスリツト部分から内側を上方向に引張る
と第1−2図の如く延伸方向に引裂れ必要巾にフ
タ材のみ取り除かれ開封される。
次に容器本体Aを指で折り曲げると第1−3図
の如く折り曲げ部1に沿つて簡単に折り曲り、か
つ分割された押圧形状部2及び3が互いに押し合
い、内容物C及びDを手の汚すことなく完全に絞
り出すことが可能となる。特に粘度の高いジヤ
ム、ドレツシング等の内容物には効果的である。
本考案に於いて、押圧可能に分割された形状部
2及び3は互いに該各々の室が独立してシールさ
れる形状であり、シール部5により、2室に分割
されてシールされるので、1度の開封動作で2種
類の内容物C及びDを易取出し可能とするため
に、該非シール部6内に開封開始用のスリツト線
を設けるが、該両端のスリツト線間隔Xが2室を
分割するシール巾間隔Yより大きく設けてあるこ
とを特徴としている。
即ち、X>Yとなるように両端のスリツト線間
隔X及びシール巾間隔Yを設ける必要があり、内
容物Cの液出口8及び内容物Dの液出口9とな
り、1度の開封動作で2種類の内容物を手を汚さ
ずワンタツチで完全に取り出すことが可能とな
る。
次に、2種類の内容物を個々にワンタツチで取
り出すことに関して説明する。
まず、内容物Cのみを取り出すための開封時に
は、第2−1図の如く該フタ材Aの非シール部6
の内容物C側のスリツトと中央部のスリツト間の
非シール部を上方向に引張ると第2−2図の如く
延伸方向に引裂かれ、内容物C側のフタ材のみ取
り除かれ、液出口8が開封される。
次に容器本体Aを指で折曲げると第2−3図の
如く折り曲げ部1に沿つて簡単に折り曲り、かつ
分割された押圧形状部2及び3が互いに押し合い
内容物Cを手の汚すことなく完全に絞り出すこと
が可能となる。
次いで、内容物Dを取り出すときは、第2−3
図のものから、内容物C側の空になつた容器を分
割された形状部間に分割可能なる切込み或いは鋸
目4部分から切り離し、その後同様に内容物D側
のフタ材を取り除き、液出口9を開封し、第2−
4図の如く、容器本体Aとフタ材Bとを指で押す
と押圧形状部3が押し込まれて内容物Dを手の汚
すことなく完全に絞り出すことが可能となる。
即ち、内容物Dの容器は、内容物Cの容器と独
立した容器として、内容物Dを取り出すことがで
きる。
用途としては、内容物Cを取り出した後、必要
に応じて必要な時に内容物Dを取り出すときに利
用されるものである。
容器本体Aの分割された形状部間に分割可能な
る切込み或いは鋸目4は、容器の外側或いはシー
ル側にVノツチ状につけたり、長方形状の溝とし
てつけたり、鋸目のように切断部分と非切断部分
との組み合わせにより、押圧可能に分解された形
状部2及び3が各々分離されるものである。さら
に、内容物C及び内容物Dを個々に取り出して使
用するときに、第3−1図の如く内容物Cと内容
物Dの互いに押圧可能に分割された形状部2及び
3を分割可能なる切込み或いは鋸目4部から分割
させて使用することが可能である。その後、内容
物C及びDを個々に取り出し可能であるが、第3
−2図は内容物Dの取り出しを例示しているもの
で、該フタ材Aの非シール部6の内容物D側のス
リツトの非シール部を上方向に引張ると第3−3
図の如く延伸方向に引裂かれ、内容物D側のフタ
材のみ取り除かれ、液出口9が開封される。その
後、第3−4図の如く、容器本体Aとフタ材Bと
を指で押すと押圧形状部3が押し込まれて内容物
Dを手の汚すことなく完全に絞り出すことが可能
となる。同様に第3−5図の如く内容物Cを手の
汚すことなく完全に絞り出すことが可能となる。
即ち、内容物Cの容器と内容物Dの容器とを独
立した容器として、個々の内容物をワンタツチで
取り出しが可能である。
第4図は本考案の一部切欠斜視図、第5図は本
考案の一例の断面側面図である。
第5図に於いて、2種類の内容物C及びDのC
とDの包装内容量が異なつた場合の事例であり、
例示ではCの包装内容量が多く、Dの包装内容量
が少ない場合の一例である。
このような事例は、しよう油とワサビ等の2種
類の異なる内容物を包装する時に使用される。
第6図及び第7図は実施例の説明図であり、第
6図は落とし部10を設けたものであり、第7図
はフタ材Bとの非シール部を設ける為に、折り曲
げ部1の延長上のフランジ部11の一部に打抜き
部12を設けたものであり、これらの形状は、内
容物C及びDの種類及び量、容器本体Aの材質、
フタ材Bの材質等に応じ適宜変えることが可能で
ある。
又、フタ材Bのイージーピールシール材の代り
に、容器本体の内面層をイージーピールシール材
にすることも可能である。
〔考案の効果〕
本考案による内容物の易取出し可能容器は、従
来の容器と異なり、ワンタツチで開封可能であ
り、粘性の高い内容物でも手等を汚すことなく完
全に取り出すことが可能であり、1度の開封動作
で2種類の内容物を取り出すことが可能であると
ともに、2種類の内容物を個々にワンタツチで取
り出すことが可能であり、食品の賞味に際し、マ
ヨネーズ、ドレツシング、ケチヤツプ、しよう
油、カラシ、ジヤム、ミルク等の各種内容物の2
種類の内容物の組み合わせに使用する易取出し可
能容器として最適のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の概略図、第1−1図、第1
−2図、第1−3図、第2−1図、第2−2図、
第2−3図、第2−4図、第3−1図、第3−2
図、第3−3図、第3−4図、第3−5図は使用
状態を示す斜視図、第4図は本考案の一部切欠斜
視図、第5図は本考案の一例の断面側面図、第6
図、第7図は実施例の説明図、第8図、第9図は
従来容器の斜視図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フタ材と容器本体とをシールした容器に於い
    て、容器本体が外側に折り曲げ可能であり、互い
    に押圧可能なるように、2室に分割されて、該
    各々の室が独立してシールされ、該各々の室間に
    分割可能なる切込み或いは鋸目を有する形状であ
    り、又フタ材を構成するフイルム中に一軸延伸フ
    イルムを含み、該容器本体の折り曲げ部上で、該
    フタ材内の延伸フイルムの同延伸方向のシール部
    中に一部非シール部を有し、該非シール部内に開
    封開始用の3本以上のスリツト線を設け、該両端
    のスリツト線間隔が2室を分割するシール巾間隔
    より大きく設けてあることを特徴とする内容物の
    易取出し可能容器。
JP11886787U 1987-03-23 1987-08-04 Expired JPH0449102Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11886787U JPH0449102Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04
EP88115405A EP0359847B1 (en) 1987-03-23 1988-09-20 Container
US07/248,281 US4903842A (en) 1987-03-23 1988-09-22 Container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11886787U JPH0449102Y2 (ja) 1987-08-04 1987-08-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6426279U JPS6426279U (ja) 1989-02-14
JPH0449102Y2 true JPH0449102Y2 (ja) 1992-11-18

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ID=31363590

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JP11886787U Expired JPH0449102Y2 (ja) 1987-03-23 1987-08-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017121953A (ja) * 2016-01-07 2017-07-13 マルハニチロ株式会社 食品用トレイ及びトレイ入り冷凍食品

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4488310B2 (ja) * 2005-02-28 2010-06-23 株式会社吉野工業所 二液混合容器
JP2012206734A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Dainippon Printing Co Ltd 包装容器
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Publication number Publication date
JPS6426279U (ja) 1989-02-14

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