JPH0449042Y2 - - Google Patents
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- JPH0449042Y2 JPH0449042Y2 JP1985055649U JP5564985U JPH0449042Y2 JP H0449042 Y2 JPH0449042 Y2 JP H0449042Y2 JP 1985055649 U JP1985055649 U JP 1985055649U JP 5564985 U JP5564985 U JP 5564985U JP H0449042 Y2 JPH0449042 Y2 JP H0449042Y2
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- paper container
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Landscapes
- Closing Of Containers (AREA)
- Vacuum Packaging (AREA)
- Making Paper Articles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は牛乳、ジユース、酒、その他清涼飲料
等を収納する紙容器の組立装置に関するものであ
る。
等を収納する紙容器の組立装置に関するものであ
る。
(従来の技術)
飲料用液体の容器として、従来の瓶にとつて代
わりつつある紙容器は、板紙をその素材としてカ
ートンから一貫して紙容器を組み立て、これに内
容物である液体を充填密封して製品とすることに
より、生産コストの低減を図ることができると共
に、使用後において容器を押し潰して簡単に廃棄
処分することができるという点で近年普及してき
たものである。さらに、この紙容器の使用にあた
つて内容物注出の便を図ると共に開封後の密封性
を向上させるために、紙容器頭部壁面に注出口を
取り付けることが盛んに行われている。
わりつつある紙容器は、板紙をその素材としてカ
ートンから一貫して紙容器を組み立て、これに内
容物である液体を充填密封して製品とすることに
より、生産コストの低減を図ることができると共
に、使用後において容器を押し潰して簡単に廃棄
処分することができるという点で近年普及してき
たものである。さらに、この紙容器の使用にあた
つて内容物注出の便を図ると共に開封後の密封性
を向上させるために、紙容器頭部壁面に注出口を
取り付けることが盛んに行われている。
第3図に製造された注出口を有する一般的な紙
容器10を示す。その底部12は第4図に示す如
く折目が設けられ、左壁14と右壁16を合わせ
るようにそれらの間を三角状に折り込み、さらに
左壁14を右壁16の方へおおい被さるように折
り曲げて全体を偏平に畳み込み、左壁14と右壁
16が底面を形成するようにして各壁間を接着す
ることによつて組み立てられる。この底部の構造
は、紙の端面が容器内面に露出せず内容物の紙へ
の浸透を防ぐようになつており、パーフエクトボ
トムと呼ばれるものである。接着は紙容器10の
内外面に予め塗布されているヒートシール性接着
剤層(例えばポリエチレン樹脂)を加熱溶融させ
て行う。また、紙容器10の頭部には一対の傾斜
面が形成され、該傾斜面の一側に注出口17が取
り付けられている。
容器10を示す。その底部12は第4図に示す如
く折目が設けられ、左壁14と右壁16を合わせ
るようにそれらの間を三角状に折り込み、さらに
左壁14を右壁16の方へおおい被さるように折
り曲げて全体を偏平に畳み込み、左壁14と右壁
16が底面を形成するようにして各壁間を接着す
ることによつて組み立てられる。この底部の構造
は、紙の端面が容器内面に露出せず内容物の紙へ
の浸透を防ぐようになつており、パーフエクトボ
トムと呼ばれるものである。接着は紙容器10の
内外面に予め塗布されているヒートシール性接着
剤層(例えばポリエチレン樹脂)を加熱溶融させ
て行う。また、紙容器10の頭部には一対の傾斜
面が形成され、該傾斜面の一側に注出口17が取
り付けられている。
上記の如き紙容器10の組立に適用できる装置
として、例えば特開昭56−48901号公報に記載の
ものがある。この組立装置においては、予め筒貼
りされた偏平状の紙容器を供給装置から送り込
み、頭部と底部が開放した四角柱状にして、これ
を水平方向に回転するマンドレル集合体の各マン
ドレルに順次被冠させる。次いでマンドレルを間
欠回転させて紙容器を順次送りながら、底部を形
成する領域の加熱を行い、加熱された底部領域に
折くせをつけ、底部全体を偏平に畳み込み各壁間
を接着させて底部を形成する。この後、紙容器を
コンベア上に移載し、コンベア上で内容液の充
填、頭部の組立等を行つてから排出するものであ
る。さらに前記公報には別の例として、垂直方向
に回転するマンドレル集合体を使用したものも開
示されている。
として、例えば特開昭56−48901号公報に記載の
ものがある。この組立装置においては、予め筒貼
りされた偏平状の紙容器を供給装置から送り込
み、頭部と底部が開放した四角柱状にして、これ
を水平方向に回転するマンドレル集合体の各マン
ドレルに順次被冠させる。次いでマンドレルを間
欠回転させて紙容器を順次送りながら、底部を形
成する領域の加熱を行い、加熱された底部領域に
折くせをつけ、底部全体を偏平に畳み込み各壁間
を接着させて底部を形成する。この後、紙容器を
コンベア上に移載し、コンベア上で内容液の充
填、頭部の組立等を行つてから排出するものであ
る。さらに前記公報には別の例として、垂直方向
に回転するマンドレル集合体を使用したものも開
示されている。
また、垂直方向に回転するマンドレル集合体を
使用した組立装置として、実開昭58−92037号公
報に記載されるような二連式のものが知られてい
る。すなわち、この組立装置では紙容器の底部組
立及び溶着装置が一対のマンドレル集合体を備え
ており、これに応じてカートン供給装置も一対設
けられている。そして、底部が形成された紙容器
は、マンドレル集合体からターレツトに受継がれ
た後、90°回転せしめられることにより、並列状
態から直列状態となつてコンベア上に移載され、
コンベアは直列状態となつた2つの紙容器を1ピ
ツチとして間欠的に移送するようになつている。
使用した組立装置として、実開昭58−92037号公
報に記載されるような二連式のものが知られてい
る。すなわち、この組立装置では紙容器の底部組
立及び溶着装置が一対のマンドレル集合体を備え
ており、これに応じてカートン供給装置も一対設
けられている。そして、底部が形成された紙容器
は、マンドレル集合体からターレツトに受継がれ
た後、90°回転せしめられることにより、並列状
態から直列状態となつてコンベア上に移載され、
コンベアは直列状態となつた2つの紙容器を1ピ
ツチとして間欠的に移送するようになつている。
そして、紙容器内の内容液を長持ちさせるため
に無菌充填することが一般的に行われているが、
この無菌充填を行う場合、上記のような組立装置
は、通常、紙容器の供給装置から排出部までの間
の各装置を無菌チヤンバー内に収納配設した状態
で使用されている。
に無菌充填することが一般的に行われているが、
この無菌充填を行う場合、上記のような組立装置
は、通常、紙容器の供給装置から排出部までの間
の各装置を無菌チヤンバー内に収納配設した状態
で使用されている。
(従来技術の問題点)
上記した前者の組立装置のうち垂直方向に回転
するマンドレル集合体を使用したものは、水平方
向に回転するものに比べてスペースを取らないと
いう利点があるものの、工場内に組立装置を並べ
て複数の組立ラインを構成する場合には、マンド
レル集合体を間欠回転させるための駆動装置もそ
れぞれの組立ラインに設けなければならないの
で、どうしてもかなりのスペースを取つてしまう
という問題点があつた。
するマンドレル集合体を使用したものは、水平方
向に回転するものに比べてスペースを取らないと
いう利点があるものの、工場内に組立装置を並べ
て複数の組立ラインを構成する場合には、マンド
レル集合体を間欠回転させるための駆動装置もそ
れぞれの組立ラインに設けなければならないの
で、どうしてもかなりのスペースを取つてしまう
という問題点があつた。
一方、後者の組立装置は、一対のマンドレル集
合体を同じ水平駆動軸で回転するようになつてお
り二連式であつても装置全体の簡略化を図れるも
のではあるが、底部が形成された紙容器をターレ
ツトにより並列状態から直列状態とし、1つのコ
ンベア上で内容液の充填、頭部の組立等を行うよ
うになつているので、紙容器の供給装置から排出
部までの間の各装置を1つの無菌チヤンバー内に
配設している無菌充填状態では、いずれかの装置
が故障した場合にこの無菌チヤンバーを開けて修
理する必要があり、この間は製造をストツプせざ
るを得ず、したがつて製造効率が悪いという問題
点があつた。
合体を同じ水平駆動軸で回転するようになつてお
り二連式であつても装置全体の簡略化を図れるも
のではあるが、底部が形成された紙容器をターレ
ツトにより並列状態から直列状態とし、1つのコ
ンベア上で内容液の充填、頭部の組立等を行うよ
うになつているので、紙容器の供給装置から排出
部までの間の各装置を1つの無菌チヤンバー内に
配設している無菌充填状態では、いずれかの装置
が故障した場合にこの無菌チヤンバーを開けて修
理する必要があり、この間は製造をストツプせざ
るを得ず、したがつて製造効率が悪いという問題
点があつた。
(考案の目的)
本考案は上述の問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、組立ラインを複数
設けるにも拘わらず設置スペースが極力小さくて
すみ、しかも製造効率の高い紙容器の組立装置を
提供することにある。
で、その目的とするところは、組立ラインを複数
設けるにも拘わらず設置スペースが極力小さくて
すみ、しかも製造効率の高い紙容器の組立装置を
提供することにある。
(考案の概要)
上記目的を達成するために本考案は、内外面に
ヒートシール性接着剤層を有する筒貼りされた紙
容器を組み立てる装置であつて、複数のマンドレ
ルが等間隔で放射状に突設され中心の水平駆動軸
により垂直面内で間欠回転するマンドレル集合体
と、紙容器を四角柱状に拡開して供給し所定位置
のマンドレルに被冠させる紙容器供給装置と、紙
容器の底部を形成する領域を加熱し、折くせをつ
け、折くせをつけられた底部を折り畳んで加圧し
融着するためにマンドレル集合体の周囲に順次配
設された一連の底部形成装置と、底部の形成され
た紙容器をマンドレルからマンドレル集合体の回
転面と平行に配置されたコンベア上に移載する移
載装置と、コンベア上を間欠搬送される紙容器に
内容液を充填して頭部を形成する充填装置とから
なる組立ラインが複数隣接して併設され、前記各
組立ラインにおけるマンドレル集合体の水平駆動
軸が共用されており、マンドレル集合体、一連の
底部形成装置、移載装置及び充填装置が各組立ラ
イン毎に独立した無菌チヤンバー内に収納されて
いることを特徴とするものである。
ヒートシール性接着剤層を有する筒貼りされた紙
容器を組み立てる装置であつて、複数のマンドレ
ルが等間隔で放射状に突設され中心の水平駆動軸
により垂直面内で間欠回転するマンドレル集合体
と、紙容器を四角柱状に拡開して供給し所定位置
のマンドレルに被冠させる紙容器供給装置と、紙
容器の底部を形成する領域を加熱し、折くせをつ
け、折くせをつけられた底部を折り畳んで加圧し
融着するためにマンドレル集合体の周囲に順次配
設された一連の底部形成装置と、底部の形成され
た紙容器をマンドレルからマンドレル集合体の回
転面と平行に配置されたコンベア上に移載する移
載装置と、コンベア上を間欠搬送される紙容器に
内容液を充填して頭部を形成する充填装置とから
なる組立ラインが複数隣接して併設され、前記各
組立ラインにおけるマンドレル集合体の水平駆動
軸が共用されており、マンドレル集合体、一連の
底部形成装置、移載装置及び充填装置が各組立ラ
イン毎に独立した無菌チヤンバー内に収納されて
いることを特徴とするものである。
(作用)
上述の本考案の組立装置では、複数の組立ライ
ンにおけるマンドレル集合体の水平駆動軸が共用
されており、この水平駆動軸は1つの駆動装置に
より間欠回転させられる。
ンにおけるマンドレル集合体の水平駆動軸が共用
されており、この水平駆動軸は1つの駆動装置に
より間欠回転させられる。
また、いずれかの組立ラインにおいて紙容器供
給装置以外の装置が故障した場合、当該組立ライ
ンでの紙容器の供給を止め、当該組立ラインの無
菌チヤンバーを開けた状態で故障箇所の修理が行
われる。
給装置以外の装置が故障した場合、当該組立ライ
ンでの紙容器の供給を止め、当該組立ラインの無
菌チヤンバーを開けた状態で故障箇所の修理が行
われる。
(実施例)
以下、図面に基づいて本考案の実施例について
説明する。
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す装置の概略正
面図であり、第2図は第1図の−矢視図であ
る。
面図であり、第2図は第1図の−矢視図であ
る。
図中18は紙容器供給装置であり、筒貼りされ
偏平に畳まれた紙容器20が多数積み重ねられて
いるゲージ24、ゲージ24の下方に設けられた
吸盤22、ゲージ24と吸盤22との間に設けら
れた供給台26、ガイド28、往復部材29等に
よつて構成されている。なお、紙容器20の頭部
の所定位置には孔Hが穿設されている。
偏平に畳まれた紙容器20が多数積み重ねられて
いるゲージ24、ゲージ24の下方に設けられた
吸盤22、ゲージ24と吸盤22との間に設けら
れた供給台26、ガイド28、往復部材29等に
よつて構成されている。なお、紙容器20の頭部
の所定位置には孔Hが穿設されている。
30はマンドレル集合体とその周囲に順次配設
した一連の底部形成装置である。マンドレル集合
体は、ターレツト31の周囲に8本のマンドレル
32が等間隔に放射状に突設して構成されてお
り、ターレツト31を取り付けた水平駆動軸(図
2の51)により垂直面内で間欠回転するように
なつている。このマンドレル集合体の周囲には、
紙容器20の底部を形成する領域を加熱するヒー
タ33,34からなる加熱装置、アーム36,3
6を有する底部くせ折装置35、折くせを保持す
るためのガイド37、底部をさらに折り畳んで加
圧し融着させるための底部折畳み加圧装置38か
らなる一連の底部形成装置が順次配設されてい
る。
した一連の底部形成装置である。マンドレル集合
体は、ターレツト31の周囲に8本のマンドレル
32が等間隔に放射状に突設して構成されてお
り、ターレツト31を取り付けた水平駆動軸(図
2の51)により垂直面内で間欠回転するように
なつている。このマンドレル集合体の周囲には、
紙容器20の底部を形成する領域を加熱するヒー
タ33,34からなる加熱装置、アーム36,3
6を有する底部くせ折装置35、折くせを保持す
るためのガイド37、底部をさらに折り畳んで加
圧し融着させるための底部折畳み加圧装置38か
らなる一連の底部形成装置が順次配設されてい
る。
さらに、マンドレル集合体の最下位置には、底
部の形成された紙容器20をマンドレル32から
マンドレル集合体の回転面と平行に配置されたコ
ンベア40上に移載する移載装置(図示せず)が
設けられており、このコンベア40の先には紙容
器20に内容液を充填し頭部を密封して組み立て
る充填装置(図示せず)が適宜配設されている。
部の形成された紙容器20をマンドレル32から
マンドレル集合体の回転面と平行に配置されたコ
ンベア40上に移載する移載装置(図示せず)が
設けられており、このコンベア40の先には紙容
器20に内容液を充填し頭部を密封して組み立て
る充填装置(図示せず)が適宜配設されている。
そして、第2図に示すように、本実施例では、
上記の紙容器供給装置18、マンドレル集合体、
一連の底部形成装置、移載装置及び充填装置から
なる組立ラインが基台の上に2組隣接して併設さ
れており、それぞれのターレツト31,31が同
じ水平駆動軸51に取り付けられ該水平駆動軸5
1により垂直面内で間欠回転するようになつてい
る。すなわち、各組立ラインにおけるマンドレル
集合体の水平駆動軸51は共用されており、この
水平駆動軸51にはスプロケツト52が嵌合固定
され、スプロケツト52は1つの駆動装置(図示
せず)に連結されたチエーン53と係合してい
る。
上記の紙容器供給装置18、マンドレル集合体、
一連の底部形成装置、移載装置及び充填装置から
なる組立ラインが基台の上に2組隣接して併設さ
れており、それぞれのターレツト31,31が同
じ水平駆動軸51に取り付けられ該水平駆動軸5
1により垂直面内で間欠回転するようになつてい
る。すなわち、各組立ラインにおけるマンドレル
集合体の水平駆動軸51は共用されており、この
水平駆動軸51にはスプロケツト52が嵌合固定
され、スプロケツト52は1つの駆動装置(図示
せず)に連結されたチエーン53と係合してい
る。
また、上記の紙容器供給装置18を除いて、マ
ンドレル集合体、一連の底部形成装置、移載装置
及び充填装置は、各組立ライン毎に独立した無菌
チヤンバー45内に収納されており、紙容器20
の無菌充填が行えるようになつている。なお、こ
の無菌チヤンバー45は、一連の底部形成装置を
支持する役目も果たしている。
ンドレル集合体、一連の底部形成装置、移載装置
及び充填装置は、各組立ライン毎に独立した無菌
チヤンバー45内に収納されており、紙容器20
の無菌充填が行えるようになつている。なお、こ
の無菌チヤンバー45は、一連の底部形成装置を
支持する役目も果たしている。
次に上記組立装置の動作について説明する。
まず、紙容器供給装置18のゲージ24内に多
数積み重ねられている偏平状の紙容器20は、吸
盤22によりその周壁の一面が吸着され、ゲージ
24の中から一個毎に取り出され、その取り出さ
れる間に紙容器20は固定部材(図示せず)の隣
接面が押し当てられつつ四角柱状に拡開されて供
給台26上にセツトされる。次いで、紙容器20
はガイド28に沿つて往復動する往復部材29に
よつてマンドレル32に被冠される。このとき、
紙容器の底面を形成する向かい合つた左壁および
右壁に挟まれた折畳み面がマンドレル集合体の回
転面と直角になるようにして、すなわち、頭部の
孔Hが穿設された面がマンドレル32の回転面と
平行になるようにしてマンドレル32に被冠され
る。
数積み重ねられている偏平状の紙容器20は、吸
盤22によりその周壁の一面が吸着され、ゲージ
24の中から一個毎に取り出され、その取り出さ
れる間に紙容器20は固定部材(図示せず)の隣
接面が押し当てられつつ四角柱状に拡開されて供
給台26上にセツトされる。次いで、紙容器20
はガイド28に沿つて往復動する往復部材29に
よつてマンドレル32に被冠される。このとき、
紙容器の底面を形成する向かい合つた左壁および
右壁に挟まれた折畳み面がマンドレル集合体の回
転面と直角になるようにして、すなわち、頭部の
孔Hが穿設された面がマンドレル32の回転面と
平行になるようにしてマンドレル32に被冠され
る。
マンドレル32に被冠された紙容器20はター
レツト31の間欠回転によつて、第1図に示すよ
うにP1の位置から順次P2,P3,P4,P5,P6,
P7の位置へと回転移送される。P2,P3の位置で
はヒータ33,34によつて紙容器20の底部の
内外面に設けられたヒートシール性接着剤層が溶
融される。P4の位置では底部くせ折装置35に
設けられたアーム36,36によつて紙容器20
の折畳み面が内側に折り込まれ、この折り込まれ
た状態がガイド37によつて保持されて次のP5
の位置に回転移送される。P5の位置では底部折
畳み加圧装置38によつて紙容器20の底部がマ
ンドレル32側に押し付けられ接着されてパーフ
エクトボトム形状の底部の組立が完了する。
レツト31の間欠回転によつて、第1図に示すよ
うにP1の位置から順次P2,P3,P4,P5,P6,
P7の位置へと回転移送される。P2,P3の位置で
はヒータ33,34によつて紙容器20の底部の
内外面に設けられたヒートシール性接着剤層が溶
融される。P4の位置では底部くせ折装置35に
設けられたアーム36,36によつて紙容器20
の折畳み面が内側に折り込まれ、この折り込まれ
た状態がガイド37によつて保持されて次のP5
の位置に回転移送される。P5の位置では底部折
畳み加圧装置38によつて紙容器20の底部がマ
ンドレル32側に押し付けられ接着されてパーフ
エクトボトム形状の底部の組立が完了する。
底部が組み立られた紙容器20がP7の位置に
到達すると、移載装置(図示せず)によつてター
レツト31の真下に設けられたコンベア40上に
移載され、紙容器20が取り外されたマンドレル
32はP1の位置に戻り、再び紙容器20が被冠
される。
到達すると、移載装置(図示せず)によつてター
レツト31の真下に設けられたコンベア40上に
移載され、紙容器20が取り外されたマンドレル
32はP1の位置に戻り、再び紙容器20が被冠
される。
この後、紙容器20はコンベア40上で間欠搬
送され、注出口の取付け、内容液の充填、頭部の
組立が行われて排出部から排出される。ここで、
内容液は無菌充填されるため、充填前に紙容器2
0の殺菌が行われることとなる。
送され、注出口の取付け、内容液の充填、頭部の
組立が行われて排出部から排出される。ここで、
内容液は無菌充填されるため、充填前に紙容器2
0の殺菌が行われることとなる。
以上の一連の動作は、各組立ラインで並行して
行われるので、この組立装置によれば、組立ライ
ンの数だけ製造効率が上昇する。
行われるので、この組立装置によれば、組立ライ
ンの数だけ製造効率が上昇する。
また、各無菌チヤンバー45内には、一連の底
部形成装置、移載装置及び充填装置と数多くの装
置があつて故障する機会もそれだけ多くなるが、
いずれかの装置が故障した場合でも、その故障し
た装置のある組立ラインでのみ紙容器の供給を止
め、無菌チヤンバー45を開けて修理を行うよう
にする。すなわち、他の組立ラインでの動作はそ
のまま続行させた状態としておくものである。
部形成装置、移載装置及び充填装置と数多くの装
置があつて故障する機会もそれだけ多くなるが、
いずれかの装置が故障した場合でも、その故障し
た装置のある組立ラインでのみ紙容器の供給を止
め、無菌チヤンバー45を開けて修理を行うよう
にする。すなわち、他の組立ラインでの動作はそ
のまま続行させた状態としておくものである。
なお、上記実施例では紙容器は注出口を取り付
けたものを対象としたが、本考案の組立装置は注
出口のない容器に対しても適用できる。
けたものを対象としたが、本考案の組立装置は注
出口のない容器に対しても適用できる。
(考案の効果)
本考案は上述のように構成されているので、次
に記載する効果を奏する。
に記載する効果を奏する。
複数の組立ラインを隣接して併設し、しかも各
組立ラインにおけるマンドレル集合体の水平駆動
軸を共用したので、マンドレル集合体を間欠回転
させるための駆動装置が1つですむことから、複
数の組立ラインを併設した形態でありながらも、
装置全体の簡略化を図ることができ、スペースを
必要最小限に押さえることができる。
組立ラインにおけるマンドレル集合体の水平駆動
軸を共用したので、マンドレル集合体を間欠回転
させるための駆動装置が1つですむことから、複
数の組立ラインを併設した形態でありながらも、
装置全体の簡略化を図ることができ、スペースを
必要最小限に押さえることができる。
さらに、マンドレル集合体、一連の底部形成装
置、移載装置及び充填装置を各組立ライン毎に独
立した無菌チヤンバー内に収納したことにより、
いずれかの組立ラインにおいて紙容器供給装置以
外の装置が故障したとしても、他の組立ラインで
無菌充填を含む紙容器の組立を続行しながら故障
箇所の修理を行うことができる。したがつて、水
平駆動軸を共用しているにも拘わらず、故障時に
おいて組立装置全体を停止しなくてもすい、製造
効率の低下を防止することができる。
置、移載装置及び充填装置を各組立ライン毎に独
立した無菌チヤンバー内に収納したことにより、
いずれかの組立ラインにおいて紙容器供給装置以
外の装置が故障したとしても、他の組立ラインで
無菌充填を含む紙容器の組立を続行しながら故障
箇所の修理を行うことができる。したがつて、水
平駆動軸を共用しているにも拘わらず、故障時に
おいて組立装置全体を停止しなくてもすい、製造
効率の低下を防止することができる。
第1図は本考案の一実施例である紙容器の組立
装置を示す概略正面図、第2図は第1図に示す装
置の−矢視図、第3図は注出口を有する紙容
器の一例の斜視図、第4図は紙容器の底部に折く
せを付けた状態を示す斜視図である。 10……紙容器、12……底部、14……左
壁、16……右壁、18……紙容器供給装置、2
0……紙容器、22……吸盤、24……ゲージ、
26……供給台、28……ガイド、29……往復
部材、30……マンドレル集合体及び一連の底部
形成装置、31……ターレツト、32……マンド
レル、33,34……ヒータ、35……底部くせ
折装置、36……アーム、37……ガイド、38
……底部折畳み加圧装置、40……コンベア、4
5……無菌チヤンバー、51……水平駆動軸、5
2……スプロケツト、53……チエーン。
装置を示す概略正面図、第2図は第1図に示す装
置の−矢視図、第3図は注出口を有する紙容
器の一例の斜視図、第4図は紙容器の底部に折く
せを付けた状態を示す斜視図である。 10……紙容器、12……底部、14……左
壁、16……右壁、18……紙容器供給装置、2
0……紙容器、22……吸盤、24……ゲージ、
26……供給台、28……ガイド、29……往復
部材、30……マンドレル集合体及び一連の底部
形成装置、31……ターレツト、32……マンド
レル、33,34……ヒータ、35……底部くせ
折装置、36……アーム、37……ガイド、38
……底部折畳み加圧装置、40……コンベア、4
5……無菌チヤンバー、51……水平駆動軸、5
2……スプロケツト、53……チエーン。
Claims (1)
- 内外面にヒートシール性接着剤層を有する筒貼
りされた紙容器を組み立てる装置であつて、複数
のマンドレルが等間隔で放射状に突設され中心の
水平駆動軸により垂直面内で間欠回転するマンド
レル集合体と、紙容器を四角柱状に拡開して供給
し所定位置のマンドレルに被冠させる紙容器供給
装置と、紙容器の底部を形成する領域を加熱し、
折くせをつけ、折くせをつけられた底部を折り畳
んで加圧し融着するためにマンドレル集合体の周
囲に順次配設された一連の底部形成装置と、底部
の形成された紙容器をマンドレルからマンドレル
集合体の回転面と平行に配置されたコンベア上に
移載する移載装置と、コンベア上を間欠搬送され
る紙容器に内容液を充填して頭部を形成する充填
装置とからなる組立ラインが複数隣接して併設さ
れ、前記各組立ラインにおけるマンドレル集合体
の水平駆動軸が共用されており、マンドレル集合
体、一連の底部形成装置、移載装置及び充填装置
が各組立ライン毎に独立した無菌チヤンバー内に
収納されていることを特徴とする紙容器の組立装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985055649U JPH0449042Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985055649U JPH0449042Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170526U JPS61170526U (ja) | 1986-10-22 |
JPH0449042Y2 true JPH0449042Y2 (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=30578520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985055649U Expired JPH0449042Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0449042Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648901A (en) * | 1979-09-07 | 1981-05-02 | Shinjirou Izumi | Manufacturing device for hexahedron vessel |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP1985055649U patent/JPH0449042Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648901A (en) * | 1979-09-07 | 1981-05-02 | Shinjirou Izumi | Manufacturing device for hexahedron vessel |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61170526U (ja) | 1986-10-22 |
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