JPH0449016Y2 - - Google Patents

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JPH0449016Y2
JPH0449016Y2 JP13843287U JP13843287U JPH0449016Y2 JP H0449016 Y2 JPH0449016 Y2 JP H0449016Y2 JP 13843287 U JP13843287 U JP 13843287U JP 13843287 U JP13843287 U JP 13843287U JP H0449016 Y2 JPH0449016 Y2 JP H0449016Y2
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water supply
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valve
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Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案の洗車機、特に、移動洗車機の洗浄水噴
射配管の入口に一端を接続される給水ホースを、
前記洗車機の走行フレームに設けた伸縮機構およ
び据付面上に立設した支持柱に支持させ、その他
端を据付面上に設置した給水源に接続してなる洗
車機における給水ホースの案内保持装置に関す
る。
(2) 従来の技術 従来、この種洗車装置においては、支持柱およ
び給水源間の給水ホースを直接据付面上に這わせ
るようにしたものがある(例えば実公昭50−
38234号公報参照)。
(3) 考案が解決しようとする問題点 しかし上記のように支持柱および給水源間の給
水ホースを直接据付面上に這わせてあると、洗車
後この範囲の給水ホース中に洗浄水が流れ込んで
溜り易く、そのため冬期等にその残留洗浄水が凍
結して洗車機に給水ができなくなつたり、またホ
ースの破裂を招く等の問題があつた。
本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、洗
車後支持柱および給水源間の給水ホースから残留
洗浄水を残らず排水して、洗浄水の凍結による給
水ホースの破裂事故等を未然に防止することので
きる、前記洗車機における給水ホースの案内保持
装置を提供することを目的とする。
B 考案の構成 (1) 問題点を解決するための手段 本考案によれば上記目的を達成するため、給水
源と支持柱間に該給水源から支持柱に向つて上り
勾配に索条を張設し、この索条にこれに沿つて給
水源と支持柱間の給水ホースを支持させる。
(2) 作用 上記構成によれば、支持柱および給水源間の給
水ホースは索条に支持されて傾斜しているため、
洗車後この範囲の給水ホース内の洗浄水は該ホー
スの傾斜に沿つて流れて残らず排水され、給水ホ
ース内に残留することがない。
(3) 実施例 以下、第1〜4図により本考案の第1実施例に
ついて説明する。
第1図に示すように据付面F上には一対の案内
レール1,1が敷設され、該レール1,1上に洗
車機の門型走行フレーム2が往復走行可能に載架
される。この走行フレーム2の内部には回転ブラ
シ3,3、洗浄水噴射配管4および乾燥装置(図
示せず)等からなる洗車機器Mが配設され、この
洗車機器Mによつて案内レール1,1間に停車さ
れた車両を洗浄するようになつている。そして前
記洗浄水噴射配管4の入口に洗浄水を圧送するた
めの後述する給水ホース5の一端が接続される。
一方の案内レール1の一端に近接して据付面F
上には支持柱6が立設され、この支持柱6の先端
にブラケツト7を介して枢支ピン8が鉛直方向に
軸支される。第2,3図に示すように、この枢支
ピン8には、基端より先端に向つて昇り傾斜とな
る中空の第1支持アーム9の基端部が前記走行フ
レーム2の走行方向に揺動可能に支持される。ま
た、前記枢支ピン8およびブラケツト7には第1
支持アーム9の必要以上の揺動を規制するための
ストツパ20が設けられる。さらに支持柱6の側
面略中央部にはリング状の係止具24が突設され
る。
走行フレーム2の上面の前記支持柱6に最も近
接し得る隅角部には、ブラケツト10が固設さ
れ、このブラケツト10にも枢支ピン11が鉛直
方向に軸支される。この枢支ピン11には、基端
より先端に向つて昇り傾斜となる中空の第2支持
アーム12の基端部が走行フレーム2の走行方向
に揺動可能に支持される。また前記枢支ピン11
およびブラケツト10にも第2支持アーム12の
必要以上の揺動を規制するためのストツパ21が
設けられる。
前記第1、第2支持アーム9,12の先端部に
は杆状の連結アーム13の両端部が回動自在に軸
支R1,R2され、また連結アーム13両端にも第
1、第2支持アーム9,12の必要以上の揺動を
規制するためのストツパ22,23が設けられ
る。そして、前記第1、第2支持アーム9,1
2、連結アーム13及びストツパ20〜23等に
より走行フレーム2の往復走行に追従し得る伸縮
機構Sが構成される。
第1,3図に示すように、支持柱6の一側の据
付面F上には洗浄水の給水源Wが設置される。こ
の給水源Wは、洗浄水の貯水タンク14および該
タンク14内に配設される水ポンプ15を備えて
おり、貯水タンク14には、最低位の噴射ノズル
4alよりも水面Uの高さが低くなる程度の容量を
以て洗浄水が貯留される。また貯水タンク14の
一側には、高圧エアを供給するエアポンプ16が
配設される。
前記水ポンプ15から延びる吐出管15aおよ
びエアポンプ16から延びるエアチユーブ16a
は、3つに分岐した分岐管25の2つの分岐路2
5a,25bにそれぞれ接続され、前記吐出管1
5aと一方の分岐路25aとの間には開閉弁17
が、またエアチユーブ16aと他方の分岐路25
bとの間にはエアポンプ16側より順に開閉弁1
8及び逆止弁19がそれぞれ介装され、その逆止
弁19は水ポンプ15からエアポンプ16側への
洗浄水の流れを規制する。また分岐管25の残る
分岐路25cには給水ホース5の他端が接続され
る。分岐管25の頂部にはリング状の係止具26
が固着されており、この係止具26の高さは支持
柱6に設けられた前記係止具24の高さよりも低
く設定されている。そしてこれらの両係止具2
4,26間にワイヤ等からなる索条27が貯水タ
ンク14から支持柱6に向つて上り傾斜するよう
に張設される。
合成ゴム等の可撓性素材より形成される給水ホ
ース5は他端を分岐路25cに接続された後、前
記索条27および支持柱6に沿設されてから屈曲
して第1支持アーム9の中空部を通るように沿設
され、再び屈曲して連結アーム13の外側に沿設
された後第2支持アーム12の中空部を通るよう
に沿設され、更に屈曲して走行フレーム2の上面
を這わせた後、該走行フレーム2上面に穿設され
た通孔Hより走行フレーム2内へと臨ませ、その
一端を前記洗浄水噴射配管4の入口に接続され
る。尚、前記給水ホース5の、索条27、支持柱
6および連結アーム13等への固定には従来公知
の取付具28,28……が用いられる。また洗浄
水噴射配管4の基端部には電磁弁29が介装され
る。
次に上記第1実施例の作用について説明する。
先ず、走行フレーム2の走行に先立つて、水ポ
ンプ15およびエアポンプ16に連なる開閉弁1
7,18並びに洗浄水噴射配管4の電磁弁29を
閉じておく。次に走行フレーム2を第1,4図矢
印A方向に往行させると、第1、第2支持アーム
9,12および連結アーム13は各枢支ピン8,
11及び軸支R1,R2部を中心に回動しながら伸
長し、走行フレーム2が往行を終了して左端位置
に達した時点で最大伸長する(第4図鎖線)。こ
の場合各アーム9,12,13はストツパ22,
23によつて上記の最大伸長位置を越えて伸長す
ることはない。続いて、走行フレーム2を上記と
は逆方向に復行させれば各アーム9,12,13
は前記と逆に作動し、走行フレーム2が復行を終
了して右端位置に達した時点で折りたたみ状態と
なる(第4図実線)。この場合にも各アーム9,
12,13はストツパ20,21により上記折り
たたみ位置を越えて移動することはない。以上の
ように走行フレーム2の往復走行時には第1、第
2支持アーム9,12および連結アーム13が円
滑に伸縮作動してそこに沿設される洗浄水給水ホ
ース5を的確に案内する。
ところで、前記走行フレーム2の往復走行時に
おいて、必要に応じて開閉弁17および電磁弁2
9を開き、水ポンプ15を作動させると、洗浄水
は水ポンプ15より給水ホース5に圧送され該ホ
ース5を通つて走行フレーム2内の洗浄水噴射配
管4に至り、該配管4の噴射ノズル4a,4alよ
り噴射されて停車した車両の車体面を洗浄するこ
とができる。尚、前記伸縮機構Sに、給水ホース
5の他の洗車機器Mを駆動するための電力供給用
電源ならびにワツクス液、リンス液を供給するホ
ース等を併せて案内保持させておけば、走行フレ
ーム2の往復走行時、それらを走行フレーム2の
移動に的確に追従させることができ、車体面の洗
浄の他に必要に応じてブラシング、ポリシング作
業等を能率よく行うことができる。
洗車終了後、給水ホース5内に残留する洗浄水
が凍結する惧れのない場合には、水ポンプ15の
作動を停止させ、電磁弁29を引き続き開いた状
態にしておく。すると、洗浄水噴射配管4の各噴
射ノズル4aは貯水タンク14内の洗浄水の水面
Uよりも高い位置にあり、さらに貯水タンク14
と支持柱6間の給水ホース5も前記水面Uよりも
上方に位置しているので、サイホンの原理により
給水ホース5内の残留洗浄水が貯水タンク14に
向けて比較的短時間のうちに流れ、そのほとんど
が開閉弁17、吐出管15aを経て貯水タンク1
4内に戻る。また上記において電磁弁29を閉じ
たとしても、各噴射ノズル4aと洗浄水の水面U
との高低差により生じる水圧によつて電磁弁29
の弁が押上げられて開弁し、時間の経過とともに
残留洗浄水は徐々に貯水タンク14内に戻る。
次に洗車終了後、給水ホース5内の残留洗浄水
が凍結する惧れのある場合には、上記と同様に先
ず水ポンプ15の作動を停止し、電磁弁29を引
き続き開いた状態にして、給水ホース5内の残留
洗浄水のほとんどを貯水タンク14に戻す。続い
て開閉弁17を閉じ、開閉弁18を開いてエアポ
ンプ16を作動させ、給水ホース5内に高圧エア
を圧送する。これにより給水ホース5内に未だ排
水されずに残つた洗浄水を高圧エアと共に洗浄水
噴射配管4の噴射ノズル4a,4alより噴射して
ホース5外に排水する。この場合、給水ホース5
からは残留洗浄水のほとんどがサイホンの原理に
より予め貯水タンク14内に排水されているの
で、高圧エアによつて強制排出すべき残留洗浄水
は僅かであり、そのため高圧エアによる排水作業
を能率良く短時間で行うことができる。
上記高圧エアによる排水作業が終了すると、開
閉弁18を閉じ、開閉弁17を開く。ところで、
高圧エアによつても排水されずに給水ホース5の
水面に付着して残つた微小な水滴は、給水ホース
5内を流下して支持柱6および給水源W間の給水
ホース5に至るが、この範囲の給水ホース5は索
条27に支持されて支持柱6から貯水タンク14
に向つて下り傾斜しているので、この傾斜に沿つ
て流下し、開閉弁17、吐出管15aを経て該タ
ンク14内に排水される。こうして、従来洗浄水
が残留し易かつた支持柱6および給水源W間の給
水ホース5から残留洗浄水を確実に排水すること
ができるので、冬期等に前記支持柱6及び給水源
W間の給水ホース5内で残留洗浄水が凍結して洗
車機への給水が不可能となつたり、ホース5の破
裂を招く等の事故を未然に防止することができ
る。尚、上記において、洗車終了後直ちに水ポン
プ15の開閉弁17を閉じて、給水ホース5内の
残留洗浄水を貯水タンク14に戻さずにホース5
内に留めたままでエアポンプ16の開閉弁18を
開き、高圧エアによりこれを直接噴射ノズル4
a,4alから排水するようにしてもよい。
次に第5図により、本考案の第2実施例につい
て説明する。
この第2実施例では、分岐管25′に対する水
ポンプ15、エアポンプ16および給水ホース5
の接続構造が前記第1実施例と異なるのみで、そ
の他は同じであるので、以下その構造について説
明する。尚、第1実施例と同一部材には同一符号
を付す。
水ポンプ15から延びる吐出管15aは3つに
分岐した分岐管25′の1つの分岐路25′aに接
続される。残る分岐路25′bおよび25′cのう
ちの一方25′cには、内径1〜2mmの固定オリ
フイス30を介して排出管31が接続されてお
り、該排出管31の開口部は貯水タンク14内の
洗浄水の水面U上方に位置している。また他方の
分岐路25′cには、給水ホース5から水ポンプ
15側への洗浄水の流れを規制するための逆止弁
32を介してT字管33が接続され、このT字管
33の図において右側方に延びる分岐路33aに
は給水ホース5が接続される。T字管33の図に
おいて下方に延びる分岐路33bの途中には、前
記エアポンプ16から延びるエアチユーブ16a
が接続され、このエアチユーブ16には、T字管
33からエアポンプ16側への洗浄水の流れを規
制するための逆止弁34と、電磁弁35とが直列
に介装される。またこの分岐路33bの下端には
手動操作が可能な開閉弁36が設けられる。
前記分岐管25′の頂部にはリング状の係止具
26が固着されており、この係止具26の高さは
前記第1実施例同様、支持柱6に設けられた係止
具24の高さよりも低く設定されている。そして
これら両係止具24,26間に索条27が貯水タ
ンク14から支持柱6に向つて上り傾斜するよう
に張設され、この索条27に給水ホース5が沿設
される。
次に上記第2実施例の作用について説明する
と、先ず走行フレーム2の走行に先立つてT字管
33の開閉弁36、エアポンプ16に連なる電磁
弁35および洗浄水噴射管4の電磁弁29を閉じ
ておく。続いて前記第1実施例と同様にして走行
フレーム2を往復走行させ、必要に応じて電磁弁
29を開き、水ポンプ15を作動させて車両の車
体面の洗浄を行う。
ところで上記洗車工程において水ポンプ15の
作動中は、該ポンプ15より給水ホース5内に圧
送された洗浄水のうちの一部が常に固定オリフイ
ス30より排出管31を経てタンク14内へ戻さ
れることになるが、その量は僅かであるため、水
ポンプ15から洗浄水噴射配管4への給水に支障
が出ることはない。そしてその水ポンプ15の作
動停止後は、排出管31及び固定オリフイス30
を通して大気が吐出管15a内上部に入り込ん
で、吐出管15a内上部の洗浄水を自重でタンク
14内に流下させる。
次に洗車終了後、給水ホース5内に残留する洗
浄水が凍結する惧れのない場合には、水ポンプ1
5の作動を停止し、開閉弁36を開き、電磁弁2
9を引き続き開いた状態にしておくと、前記第1
実施例同様、サイホンの原理により残留洗浄水は
T字管33、開閉弁36を経て比較的短時間のう
ちに貯水タンク14内に戻る。
次に洗車終了後、給水ホース5内の残留洗浄水
が凍結する惧れのある場合には、上記と同様に先
ず水ポンプ15の作動を停止し、開閉弁36を開
いて給水ホース5内の残留洗浄水のほとんどを貯
水タンク14内に戻す。その後、開閉弁36を閉
じ、エアポンプ16に連なる電磁弁35を開き、
エアポンプ16を作動させて給水ホース5内に高
圧エアを圧送し、噴射ノズル4a,4alより未だ
排水されずにホース5内に残留する洗浄水を排水
する。この高圧エアによる排水が終了すると、電
磁弁35,29を閉じ、開閉弁36を開いて、給
水ホース5内面に付着する微小な水滴を、索条2
7に支持される、支持柱6および給水源W間の給
水ホース5の傾斜を利用して開閉弁36より排水
する。ところで、高圧エアにより洗浄水を排水す
る際に逆止弁32より吐出管15a側へ漏れるエ
アは、固定オリフイス30および排出管31を経
て排出されるので、エアが水ポンプ15内に入り
込んで次のポンプ作動の開始を困難にするような
不都合の発生を未然に回避することができる。
尚、上記においても第1実施例同様、給水ホース
5内の残留洗浄水を予め貯水タンク14に戻すこ
となく高圧エアにより一度に噴射ノズル4a,4
alから排水するようにしてもよい。
また、上記実施例では第5図に示す鎖線P内部
の部材を、外気温度検知器を備えた公知の保温器
(図示せず)で保温することにより、外気温が氷
点以下になつても洗浄水を洗車機に供給すること
ができるように構成することもできる。この場合
貯水タンク14内の洗浄水は電気ヒータ等で加温
される。
斯かる構造のものにおいて、洗車終了後外気温
が氷点以下になつた場合は、外気温度検知器がこ
れを検知して、その検知信号により電磁弁29,
35を自動的に所定時間だけ開く(この時、壁3
6は閉弁状態に保持されている)と共に、エアポ
ンプ16を所定時間作動させて、高圧エアにより
給水ホース5内及び洗浄水噴射配管4内の残留洗
浄水を噴射ノズル4aから強制的に排出させる。
上記エアの導入によつても未だ給水ホース5内に
残る僅かな洗浄水は、前記同様支持柱6及び給水
源W間の傾斜した給水ホース5を伝つてT字管3
3内に流下するが、その下端の開閉弁36は閉じ
られたままであるため、そのT字管33内に洗浄
水が徐々に溜まる。ところがT字管33は保温器
により保温されているので、該管33に溜まつた
水を開閉弁36よりわざわざ排水しなくても凍結
の惧れがない。このように外気温が氷点以下であ
ることを外気温度検知器が検知している間は、一
回の洗車が終了する度毎に前記高圧エアによる残
留洗浄水の排水が行われる。
次に、第6図により本考案の第3実施例につい
て説明する。
この第3実施例では、給水源Wとして水道配管
37が用いられており、さらにこの水道配管37
から供給される洗浄水は走行フレーム2に配設さ
れた貯水タンク38に一旦貯留されるようになつ
ている。尚、前記第1、第2実施例と同一部材に
は同一符号を付す。
第6図において、支持柱6の一側の据付面F上
には、水道配管37を設置した塀39が立設され
る。水道配管37には開閉弁40を介して3つに
分岐した分岐管25″が連結され、該分岐管2
5″のうちの一方の分岐路25″aには開閉弁41
を介してエアポンプ16のエアチユーブ16a
が、また他方の分岐路25″bには給水ホース5
の基端部が接続される。さらに残りの分岐路2
5″cには開閉弁42が取付けられる。前記塀3
9には、支持柱6の係止具24よりも低い位置に
係止具26が固着され、これら両係止具24,2
6間に索条27が塀39から支持柱6に向つて上
り傾斜するように張設され、この索条27に給水
ホース5が沿設される。
走行フレーム2には内部に水ポンプ15を備え
た貯水タンク38が配設され、水ポンプ15の吐
出管15aは配管46を介して洗浄水噴射配管4
の入口に接続される。前記貯水タンク38の上方
側面にはT字形のタンク入口配管43が取付けら
れ、該配管43の取付側開口部には貯水タンク3
8内の貯水量を調節するボールタツプ44の基端
部が取付けられる。またタンク入口配管43の一
方の分岐路には開閉弁45が設けられ他方の分岐
路には給水ホース5の一端が接続される。
次に上記第3実施例の作用について説明する
と、まず開閉弁41,42,45を閉じ、水道配
管37に連なる開閉弁40を開いて、貯水タンク
38に所定量の洗浄水を給水する。続いて走行フ
レーム2を走行させ、必要に応じて水ポンプ15
を作動させて車体面の洗浄を行う。
洗車終了後、給水ホース5内の残留洗浄水が凍
結する惧れのない場合には、開閉弁40を閉じ、
開閉弁42,45を開けると、残留洗浄水は該開
閉弁42,45より排水される。
次に給水ホース5内の残留洗浄水が凍結する惧
れのある場合には、上記のように開閉弁42,4
5より予めほとんどの洗浄水を排水した後で、開
閉弁42を閉じ、開閉弁41を開き、エアポンプ
16を作動させて高圧エアを給水ホース5内に圧
送し、貯水タンク38側の開閉弁45より未だホ
ース5内に残る洗浄水を排水する。その後、開閉
弁41を閉じ、開閉弁42を開いて、支持柱6と
分岐管25bとの間の傾斜した給水ホース5内を
伝つて流下する微小な水滴を開閉弁42より排水
する。
尚、前記各実施例においては、第1、第2支持
アーム9,12に中空材を使用する例を示したが
これに代えて断面U字型の杆材を使用してもよ
い。また走行フレーム2上に枢支ピン11を設け
るに当つては、ブラケツト10を介さず溶接等に
より直接固設するようにしてもよい。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、給水源と支持柱
間に該給水源から支持柱に向つて上り勾配に索条
を張設し、この索条にこれに沿つて給水源と支持
柱間の給水ホースを支持させたので、洗車後支持
柱および給水源間の給水ホース内の洗車機を、該
ホースの傾斜に沿つて残らず流下させて排水する
ことができ、したがつて従来のように支持柱およ
び給水源間の給水ホース内に洗浄水が溜り、冬期
等にこれが凍結して洗車機に給水ができなくなつ
たり、ホース自体の破裂を招く等の事故を未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の第1実施例を示
しており、第1図は本考案装置を備えた洗車機の
全体斜視図、第2図は同洗車機の部分平面図、第
3図は第1図の矢視図で同洗車機の全体正面
図、第4図は同洗車機の作動を説明する図、第5
図は本考案の第2実施例を示す本考案装置の部分
側面図、第6図は本考案の第3実施例を示す洗車
機の全体正面図である。 F……据付面、S……伸縮機構、W……給水
源、2……走行フレーム、4……洗浄水噴射配
管、5……給水ホース、6……支持柱、27……
索条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動式洗車機の洗浄水噴射配管4の入口に一端
    を接続される給水ホース5を、前記洗車機の走行
    フレーム2に設けた伸縮機構Sおよび据付面F上
    に立設した支持柱6に支持させ、その他端を据付
    面F上に設置した給水源Wに接続してなる洗車機
    における給水ホースの案内保持装置において、前
    記給水源Wと前記支持柱6間に該給水源Wから支
    持柱6に向つて上り勾配に索条27を張設し、こ
    の索条27にこれに沿つて給水源Wと支持柱6間
    の給水ホース5を支持させたことを特徴とする、
    洗車機における給水ホースの案内保持装置。
JP13843287U 1987-09-10 1987-09-10 Expired JPH0449016Y2 (ja)

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