JPH0448786Y2 - - Google Patents

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JPH0448786Y2
JPH0448786Y2 JP8992287U JP8992287U JPH0448786Y2 JP H0448786 Y2 JPH0448786 Y2 JP H0448786Y2 JP 8992287 U JP8992287 U JP 8992287U JP 8992287 U JP8992287 U JP 8992287U JP H0448786 Y2 JPH0448786 Y2 JP H0448786Y2
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JP
Japan
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hopper
flour
rotary blade
blade
branch
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JP8992287U
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JPS63199738U (ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)
  • Food-Manufacturing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパン、ケーキ、クツキー、うどん等の
材料を攪拌して生地作りを行なう粉ねり機に使用
される粉ねり機用回転翼に関する。
[従来の技術] 従来、この種の粉ねり機はホツパー内に回転翼
を備え、パン、ケーキ、クツキー、うどん等の材
料を攪拌して生地作りを行なつている。この粉ね
り機に使用する回転翼は3種類あり、用途別にケ
ーキ用、クツキー用及びパン・うどん用に分かれ
ている。特に、ケーキ用の回転翼で生地を作る場
合には次のような問題点があつた。
第1にケーキの材料となる卵と砂糖を攪拌する
場合、素早く泡を形成する為には攪拌物に対して
広い接触面積を持ち、空気を混入させるような形
状の回転翼が必要であるが、従来の回転翼は接触
面積が広くてもその形状が単純な為、きめが細か
い大きさの揃つた泡を形成することが困難であつ
た。
第2に卵と砂糖を掻き混ぜる攪拌初期段階にお
いては卵が主体であり柔らかい為、回転翼への絡
み付きが少なくホツパー底部に卵が落ちてしま
い、十分な泡立てを行なうことができなかつた。
第3に卵と砂糖を攪拌して泡立てが終了したこ
とを判断する目安がなく、調理者が泡立ち状態を
見て判断するという熟練と見当に頼つている部分
があつた。
[考案の目的] 本考案は上記問題点に対処し成されたもので、
ケーキ用の回転翼を用いてケーキの生地作りを行
なう場合に、きめの細かい泡を素早く形成し、か
つその泡立ちの完了を的確に判断することが可能
な粉ねり機用回転翼を提供しようとするものであ
る。
[考案の実施例] 以下、図面を基に本考案の実施例について説明
する。第1図にパン、ケーキ、クツキー、うどん
等の材料を攪拌して生地作りを行なう粉ねり機の
断面図を示し、1は粉ねり機本体に対して着脱自
在に形成したホツパーで、材料の泡立て及び粉合
わせを行なう容器に使用される。また、ホツパー
1は表面上にフツ素樹脂加工を施し、攪拌物がホ
ツパー1の表面にこびりつくのを防いでいる。2
は後述する回転翼11を回転駆動するモーター
で、その回転軸にプーリー3を嵌め込んでいる。
4はホツパー1の底面より上方に向けて突出した
回転軸で、上部に回転翼11を挿着すると共に下
部に連結部5を介してシヤフト6を連結し、シヤ
フト6にはプーリー7を嵌め込んでいる。8は前
記各プーリー3及び7間に渡したゴムベルトで、
モーター2の回転を回転翼11に伝達している。
9は操作パネルで、ねり時間の設定ダイヤルと、
攪拌物にあわせて回転翼11の回転方法を切替え
る機能スイツチを配設している。10はモーター
2を本体に取り付けた際にモーター2の振動によ
つて取り付けボルトの緩みを防ぐスペーサーであ
る。
第2図は粉ねり機におけるホツパー1の断面
図、第3図は回転翼11の斜視図であり、図示す
る回転翼11は特にケーキの生地を作る為の回転
翼であり、図示しないがクツキー用及びパン・う
どん用の回転翼も備えられ、用途に合わせて回転
翼を交換して生地作りが行なえるように形成して
いる。11aは回転軸4に挿着する部分により側
方に向けて延出した枝11dの先端に備えた横翼
で、複数のリング部をホツパー1の側面形状に沿
うように連設し、ホツパー1の側面と横翼11a
との間隔を約3mm空け、卵の泡立て及び卵と小麦
粉の粉合わせの時に回転翼11とホツパー1の側
面との間に攪拌物が入り込むことを防止してい
る。また、横翼11aは上方に位置するリング部
を大径に、下方に位置するリング部を小径にそれ
ぞれ形成して攪拌物との接触面積を増大させ、下
方の小径リング部は通過する卵に空気を混入して
卵の泡立ちを促進させ、上方の大径リング部は通
過する泡立つた卵の泡を壊さないようにして、き
めの細かな泡を素早く生成している。
11bは横翼11aの下端よりホツパー1の底
面形状に沿うように回転軸4に向けて延出した下
翼で、卵の泡立て時にホツパー1の底部に落ちて
きた卵をホツパー1の上方に跳ね上げ、その卵を
横翼11aに絡み付くようにしている。11cは
枝11dより上方に向けて複数突出した棒で、泡
立ての完了を判断する目安となり、泡立てた卵の
液位が棒11cの上部まで達したら泡立ての完了
と判断することができる。また、棒11cは泡立
てた卵に小麦粉を入れて粉合わせを行なう場合に
両者をむらなく速やかに混ぜ合わす作用も持つ。
続いて、第5図に回転翼11の平面図を示し、
枝11dは途中より回転方向に向けて屈曲し、屈
曲された枝11dの延長上に横翼11aのリング
部が位置している。従つて、例えば枝11dの途
中を曲げずに枝11d及び横翼11aを一直線上
に配設した場合は横翼11aに当たつた攪拌物が
遠心力によつて横翼11aの外方に逃げてホツパ
ー1の側面に片寄つてしまい、横翼11aへの攪
拌物の絡み付きが悪くなるのに対して、本考案の
ように枝11dの途中を回転方向に向けて屈曲さ
せたことにより、横翼11のリング部が回転翼1
1の回転接線方向より内側に向けられるので、攪
拌物は横翼11aに正対して接し、攪拌物は回転
翼11の回転による遠心力によつて横翼11aの
外方に逃げることがなく効果的に横翼11aに絡
み付き、泡立てを向上させることができる。
第4図は第3図中A−A′部の断面図であり、
回転翼11の枝11dと横翼11aは回転方向に
対して角を取り、丸みを付け、細かな泡を形成
し、その形成した細かな泡を壊さないように作用
している。また、枝11dと横翼11aの角を取
り丸みを付けたことにより、回転翼11の回転時
にモーター2への負荷を軽減させている。
次に、本考案の粉ねり機用回転翼を用いたケー
キの生地作りの動作について説明する。まず、回
転軸4にケーキ用の回転翼11を取り付け、ホツ
パー1内に卵と砂糖を投入し、所定時間回転翼1
1を駆動する泡立てを行なう。回転翼11が回転
駆動すると、ホツパー1の底面に溜つた卵が下翼
11dにより上方に跳ね上げられ、その卵が横翼
11aに絡み付き、リング部によつて泡立てが行
なわれる。卵の泡立てが進行し、攪拌物の液位が
棒11dの上部に達したら卵の泡立てが完了した
と判断し、回転翼11の駆動を停止する。続い
て、ホツパー1内に小麦粉を投入して回転翼11
を所定時間攪拌する粉合わせを行なう。回転翼1
1が駆動すると、卵と小麦粉が攪拌され、ケーキ
の生地が作られる。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成し、回転翼の下部に
下翼を備えたことにより、卵などの柔らかい攪拌
物もホツパー底部に留まることなく、ホツパー上
方に跳ね上げられてその後攪拌物に対して広い接
触面積を持つリング状の横翼によつて攪拌される
ので、きめ細かな泡を短時間で得ることができ
る。そして、枝を途中より回転方向へ向けて屈曲
させたので、横翼が攪拌物と正対して接し、攪拌
物が横翼に絡み付き十分な泡立てを行なうことが
できる。また、枝に棒を設けたことにより、ケー
キ用生地の泡立ての終了が見当ではなく的確に判
断でき、泡立て終了後の粉合わせも卵の泡を消す
ことなく速やかに行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である粉ねり機の断面
図、第2図はホツパー1の断面図、第3図は回転
翼11の斜視図、第4図は第3図におけるA−
A′面にて切断した断面図、第5図は回転翼11
の平面図。 1はホツパー、2はモーター、4は回転軸、1
1は回転翼、11aは横翼、11bは下翼、11
cは棒、11dは枝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホツパーの底面より上方に向けて突出した回転
    軸に回転翼を装着し、前記ホツパー内でケーキ、
    クツキー等の材料を攪拌して生地作りを行なう粉
    ねり機に使用する粉ねり機用回転翼において、前
    記回転軸より側方に向けて延出しその途中を回転
    方向に屈曲させた枝と、該枝の先端にホツパーの
    側面形状に沿つて複数のリング部を連設した横翼
    と、該横翼の下端よりホツパーの底面形状に沿つ
    て回転軸方向に向けて延出した下翼と、前記枝よ
    り上方に向けて泡立て完了の目安となる高さまで
    突出した棒とを備えたことを特徴とする粉ねり機
    用回転翼。
JP8992287U 1987-06-11 1987-06-11 Expired JPH0448786Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8992287U JPH0448786Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8992287U JPH0448786Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63199738U JPS63199738U (ja) 1988-12-22
JPH0448786Y2 true JPH0448786Y2 (ja) 1992-11-17

Family

ID=30949341

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JP8992287U Expired JPH0448786Y2 (ja) 1987-06-11 1987-06-11

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JPS63199738U (ja) 1988-12-22

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