JPH0448757Y2 - - Google Patents

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JPH0448757Y2
JPH0448757Y2 JP10215787U JP10215787U JPH0448757Y2 JP H0448757 Y2 JPH0448757 Y2 JP H0448757Y2 JP 10215787 U JP10215787 U JP 10215787U JP 10215787 U JP10215787 U JP 10215787U JP H0448757 Y2 JPH0448757 Y2 JP H0448757Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ゆでられたじやがいも、コーン或
いはゆで卵等の各種調理材料をすり潰す電動裏ご
し装置に関する。
[従来技術] 例えば実公昭61−5212号に示す従来の裏ごし装
置は、容器本体内に押圧羽根を回転可能に支持す
るとともに前記容器本体の下端開口に押圧羽根の
押圧面が当接する網体を取付けて構成されてい
る。そして前記容器本体内に投入された調理材料
は前記押圧羽根の回転及び網体に対する押圧に伴
つて前記網体との協働によりすり潰された後、網
目を通過してボトル内に収容されている。
[考案が解決しようとする問題点] 然し乍、上記した従来の電動裏ごし装置は押圧
羽根を所要の方向へ回転させながら該押圧羽根を
網体に向つて押圧しなければならず、調理材料を
円滑にすり潰すことが出来なかつた。また、裏ご
し作業の終了後においてはすり潰されて網目に詰
つた調理材料は下方に垂れ下つた状態で網体に付
着するため、垂れ下つた調理材料をヘラ等により
網体から分離しなければならず、裏ごしの作業性
が悪かつた。
[考案の目的] 本考案の目的は、上記した従来の欠点に鑑み、
投入された調理材料を効率的にすり潰すことが出
来るとともに網体に付着したすり潰された調理材
料を容易に分離することが出来、裏ごし作業を効
率的に行い得る電動裏ごし装置を提供することに
ある。
[問題点を解決するための手段] このため本考案は、内蔵された電動モータに連
結された駆動軸が回転可能に支持された駆動部
と、前記駆動部上に載置され、中心部に円筒部を
有するボトル部と、前記ボトル部上に載置され、
上下端が開口した容器本体と、前記容器本体の下
端開口が閉鎖するように取付けられ、中心部に軸
支部材が取付けられた網体と、前記網体と前記ボ
トル部との間にて放射方向に延びる複数のアーム
が前記網体下面に当接可能な分離手段と、前記ボ
トル部の円筒部及び前記軸支部材を挿通する連結
軸と、中空状の軸部外周に回転方向と反対方向に
向つて、徐々に下降傾斜する羽根が形成された押
圧羽根と、前記押圧羽根を付勢する弾性部材と、
前記容器本体の上端開口を閉鎖可能に取付けら
れ、前記容器本体の上端開口を閉鎖したとき、前
記弾性部材を弾性変形させて前記押圧羽根を弾性
部材の弾性力に応じた荷重にて前記網体上面へ圧
接させる押圧部材とから調理材料の裏ごし装置が
構成される。
[考案の作用] 本考案は上記のように構成されるため、駆動部
上にボトル部を取付けた後、連結軸がボトル部の
円筒部を挿通して駆動部に連結される。そして前
記ボトル部の上部に前記連結軸を挿通して分離手
段を取付けた後、容器本体がその下端に取付けら
れた網体の軸支部材に前記連結軸を挿通しかつ前
記分離手段が網体下面に当接するように取付けら
れる。次に、前記容器本体内に位置する連結軸に
押圧羽根が取付けられた後、該容器本体の上端開
口が蓋体により閉鎖されると、押圧部材により弾
性部材を付勢させることにより前記網体に対して
前記押圧羽根を弾性部材の弾性力に応じた荷重に
て圧接させる。
そして上記のように組立られた電動裏ごし装置
の駆動部が駆動されると、押圧羽根が網体に圧接
しながら所要の方向へ回転される。上記状態にて
調理材料が容器本体内に投入されると、該調理材
料は押圧羽根により網体側へ押圧されながら網体
との協働によりすり潰された後、網体の網目を通
過してボトル部内に収容される。
上記すり潰し作業後において、分離手段が回動
操作されると、網体の網目に詰つて垂れ下がつた
調理材料が網体から分離されてボトル部内に収容
される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図は本考案に係る電動裏ごし装置の分解斜
視図、第2図は組立てられた電動裏ごし装置の中
央縦断面図であり、電動裏ごし装置1は容器本体
3と、押圧羽根5と、網体7と、ボトル9及び駆
動部本体11とから構成されている。
前記容器本体3は合成樹脂製にて上端及び下端
が開口したほぼ円筒形状に形成され、その一部外
周には外方へ突出する取手13が一体形成されて
いる。また、前記容器本体3の下部外周には掛止
凹部15が周方向にわたつて形成されている。更
に、前記容器本体3の内周面には上下方向に延び
る4本のリブ17が等分割位置に一体成形されて
いる。前記容器本体3の上端外周には係合突部1
9が一体形成されている。そして前記容器本体3
の上端開口には合成樹脂製からなり、投入開口2
1aを有した蓋体21が着脱可能に取付けられて
いる。該蓋体21の外周には前記容器本体3の上
端内周面に挿嵌されるフランジ21bが一体形成
されるとともに前記係合突部19に係合される被
係合部21cが一体形成されている。また、前記
蓋体21の下面中央部にはボス21dが一体形成
され、該ボス21d内には押圧軸23が挿嵌され
ている。
前記容器本体3の下端開口には金属製にて所要
の網目からなる網体7が取付けられている。この
網体7は中心部に形成された貫通孔7a周縁が下
方へ折曲された挟持部7bを有する平面部7c
と、該平面部7cの外周にて上方へ起立する起立
部7dとが一体形成され、前記容器本体3の下端
外周に対して固定リング25により下端開口を覆
うように取付けられる。即ち、前記固定リング2
5の内周には前記凹部15に対応する係合突部2
5aが周方向に一体形成され、前記凹部15に対
する係合突部25aに係合により起立部7dの一
部を塑性変形させることにより網体7が容器本体
3に固定される。前記固定リング25の上端外周
にはボトル9の上端面を支承する突部25bが一
体形成されている。また、第2図に示すように固
定リング25の左側にはボトル9の上部内面に一
体形成された突部9aに掛止して抜け止めする突
部25cが一体形成されている。
網体7の貫通孔7aには合成樹脂製の軸受部材
27が取付けられている。該軸受部材27は中心
部に透孔29aを有し、外周面に係合凹部29b
が形成された第1軸受部材29と、透孔31aを
有し、内周面に係合突部31bが形成された第2
軸受部材31とから構成されている。そして第2
軸受部材31の透孔31a内に挟持部7bを挿入
した状態で第1軸受部材29が第2軸受部材31
に向つて挿嵌されると、係合突部29bと係合突
部31bとの係合により軸受部材27が網体7に
固定される。網体7が取付けられた容器本体3の
下面には分離手段を構成するリング状の回転部材
33が回動可能に支持される。該回転部材33は
前記透孔29aを通過する透孔33aを有したボ
ス33bと、容器本体3の外周下面に位置するリ
ング部33cと、前記ボス33bとリング部33
cとの間にて網体7の下面に対し上端が当接する
ように放射方向へ延びる複数のアーム部33d
と、前記リング部33cの一部外周側にて放射方
向へ延出する操作片33eとが一体形成されてい
る。
前記ボトル9は合成樹脂製にて中心部に上下へ
連通する円筒部9bを有する有底の円筒形状に一
体成形され、第2図に示すボトル9の右側外周に
は前記操作片33eが回動可能に支持する切欠9
cが形成されている。尚、第2図に示すボトル9
の下面には駆動部本体11に対する回り止めを可
能にする凹所9dが一体成形されている。
前記ボトル9下面には駆動部本体11が取付け
られている。該駆動部本体11のケース35上面
中央部には上方へ起立して円筒部9b内に挿入さ
れる円筒状の支持部35aが一体成形され、該支
持部35a内には異形断面形状の駆動軸37aを
有する駆動歯車37が回転可能に支持されてい
る。そして駆動歯車37が内蔵された電動モータ
34が連結され、該電動モータ34の駆動に伴つ
て駆動軸37aが時計方向へ回転される。前記駆
動軸37aには透孔29a,33aを連通し、上
端が容器本体3内に位置するとともに異形断面形
状に形成された連結軸39が取付けられている。
そして該連結軸39上部には押圧羽根5が着脱可
能に取付けられる。該押圧羽根5は前記連結軸3
9の上部に挿嵌される中空状の軸部5aと、前記
軸部5a内の仕切板5bに対して軸線方向へ摺動
可能に支持される可動軸としてのスライド軸41
と、前記仕切板5bとスライド軸41との間に取
付けられた弾性部材としての圧縮ばね43とを有
し、前記軸部5aの外周には回転方向の反対側に
向つて徐々に下降傾斜した後に平面状となる羽根
5cが一体成形されている。また、前記軸部5a
の外周には案内羽根5dが一体成形されている。
この案内羽根5dは前記羽根5cの約1/2の反射
方向幅からなるとともに回転方向の反対側に向つ
て下降傾斜するように形成されている。尚、前記
支持部35a内に挿入された連結軸39には前記
支持部35aの上端開口を覆う鍔部39aが一体
形成されている。
次に、上記のように構成された電動裏ごし装置
1の作用を第2図乃至第4図に従つて説明する。
先ず、電動裏ごし装置装置1の組立方法を第2
図に従つて説明すると、ボトル9の円筒部9b内
に支持部35aを挿嵌するとともにボトル9の凹
所9dとケース35の突所35bとを掛止するこ
とにより駆動部本体11にボトル9が回り止めさ
れた状態で取付けられる。上記状態にて支持部3
5a内の駆動軸37aに対して連結軸39を挿嵌
される。上記のように取付けられたボトル9の上
部に対し、連結軸39が回転部材33の透孔33
a内に挿通されるとともに操作片33eが切欠9
c内に位置するように回転部材33が取付けられ
る。上記のように回転部材33が取付られたボト
ル9上部に対し、回転部材33のアーム部33d
上端が網体7の下面に当接した状態で連結軸39
が軸受部材27の透孔29aを挿通し、該ボトル
9上端面が固定リング25の突部25b下面に支
承されるように、また突部25cが突部9aに係
止されるように容器本体3が取付けられる。そし
て上記のように取付けられた容器本体3内の連結
軸39に対して押圧羽根5が回り止めされた状態
で取付けられる。
上記のように取付けられた容器本体3の上部に
対し、押圧軸23が軸部5a内に位置しかつ被係
合部21cと係合突部19とが係合するように蓋
体21が取付けられると、押圧軸23の当接に伴
つて移動するスライド軸41により圧縮ばね43
が弾性変形される。これにより網体7上面に対し
押圧羽根5が前記圧縮ばね43の弾性力に応じた
所要の荷重にて圧接される。
第3図において、上記のように組立てられた電
動裏ごし装置1の電源スイツチ(図示せず)が
ON操作されると、押圧羽根5は網体7上面に圧
接しながら時計方向へ回転される。上記状態にて
ゆでられたじやがいも、コーン或いはゆで卵等の
調理材料が投入開口21aを介して容器本体3内
に投入されると、該調理材料は押圧羽根5の回転
に伴つて羽根5cの傾斜面により網体7側へ押圧
されながら網体7との協働によりすり潰される。
このとき、すり潰し作業の初期時においては調理
材料は案内羽根5dによりその一部が該案内羽根
5dの上方を乗越えて、また一部が案内羽根5d
の下方へ、更に一部が該案内羽根5dの放射方向
側へと案内されることにより羽根5cに対して調
理材料が平均化するように分散される。また、前
記案内羽根5dの下方を通過する調理材料は該案
内羽根5dによりすり潰される。更に、調理材料
は該押圧羽根5の回転に伴つて容器本体3内にて
回動される。このとき、押圧羽根5と一体的に回
動する調理材料に対して容器本体3の内面に形成
されたリブ17による回転抵抗が生じて容器本体
3の内側へ移動される。これにより羽根5cに対
して調理材料を食い込ませて効率的にすり潰すこ
とが可能である。
そしてすり潰された調理材料は網体7の網目を
通過してボトル9内に収容される。
第4図において、上記した調理材料のすり潰し
作業後に、すり潰された調理材料は網体7の網目
に詰つたままの状態で下方へ垂れ下つて付着して
いる。この状態にて操作片33eが切欠9cの範
囲内にて時計方向及び反時計方向へ回動操作され
ると、網体7下面に対するアーム部33dの摺接
に伴つて網体7下面に付着した調理材料が網体7
から分離されてボトル9内に収容される。
このように本実施例は、圧縮ばね43の弾性力
により網体7に圧接する押圧羽根5の回転に伴つ
て投入された調理材料を羽根5cに対して案内羽
根5dによりほぼ均一となるように分散させなが
らすり潰すことが可能であるとともに前記押圧羽
根5の回転に伴つて一体的に回動する調理材料に
対し、リブ17により回転抵抗を与えることによ
り該調理材料を羽根5cへ食い込ませてすり潰す
ことが可能である。そして上記すり潰し作業の終
了時に網体7の網目に詰つたすり潰された調理材
料を回転部材33の回動操作により網体7から分
離して取出すことが出来、すり潰し作業を効率的
に行ない得る。
[考案の効果] このため本考案は、投入された調理材料を効率
的にすり潰すことが出来るとともに網体に付着し
たすり潰された調理材料を容易に分離することが
出来、裏ごし作業を効率的に行い得る電動裏ごし
装置を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電動裏ごし装置の分解斜
視図、第2図は組立てられた電動裏ごし装置の中
央縦断面図、第3図及び第4図は作用を示す説明
図である。 図中、1は電動裏ごし装置、3は容器本体、5
は押圧羽根、5aは軸部、5cは羽根、7は網
体、9はボトル部、9bは円筒部、11は駆動
部、27は軸支部材、33は分離手段としての回
転部材、33dはアーム部、37aは駆動軸、3
9は連結軸である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内蔵された電動モータに連結された駆動軸が回
    転可能に支持された駆動部と、 前記駆動部上に載置され、中心部に円筒部を有
    するボトル部と、 前記ボトル部上に載置され、上下端が開口した
    容器本体と、 前記容器本体の下端開口を閉鎖するように取付
    けられ、中心部に軸支部材が取付けられた網体
    と、 前記網体と前記ボトル部との間にて放射方向に
    延びる複数のアームが前記網体下面に当接可能な
    分離手段と、 前記ボトル部の円筒部及び前記軸支部材を挿通
    する連結軸と、 中空状の軸部外周に回転方向と反対方向に向つ
    て徐々に下降傾斜する羽根が形成された押圧羽根
    と、 前記押圧羽根を付勢する弾性部材と、 前記容器本体の上端開口を閉鎖可能に取付けら
    れ、前記容器本体の上端開口を閉鎖したとき、前
    記弾性部材を弾性変形させて前記押圧羽根を弾性
    部材の弾性力に応じた荷重にて前記網体上面へ圧
    接させる押圧部材と、 を備えたことを特徴とする電動裏ごし装置。
JP10215787U 1987-07-01 1987-07-01 Expired JPH0448757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10215787U JPH0448757Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10215787U JPH0448757Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS648318U JPS648318U (ja) 1989-01-18
JPH0448757Y2 true JPH0448757Y2 (ja) 1992-11-17

Family

ID=31331804

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10215787U Expired JPH0448757Y2 (ja) 1987-07-01 1987-07-01

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JPS648318U (ja) 1989-01-18

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