JPH0448745B2 - - Google Patents

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JPH0448745B2
JPH0448745B2 JP60238170A JP23817085A JPH0448745B2 JP H0448745 B2 JPH0448745 B2 JP H0448745B2 JP 60238170 A JP60238170 A JP 60238170A JP 23817085 A JP23817085 A JP 23817085A JP H0448745 B2 JPH0448745 B2 JP H0448745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sludge
sewage treatment
incineration ash
polymeric
clay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60238170A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62100470A (ja
Inventor
Ryusuke Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJIMI SERAMITSUKU KK
Original Assignee
FUJIMI SERAMITSUKU KK
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Filing date
Publication date
Application filed by FUJIMI SERAMITSUKU KK filed Critical FUJIMI SERAMITSUKU KK
Priority to JP60238170A priority Critical patent/JPS62100470A/ja
Priority to US07/071,273 priority patent/US4874153A/en
Priority to PCT/JP1986/000536 priority patent/WO1990007474A1/ja
Publication of JPS62100470A publication Critical patent/JPS62100470A/ja
Priority to JP4072746A priority patent/JPH0578161A/ja
Publication of JPH0448745B2 publication Critical patent/JPH0448745B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/60Production of ceramic materials or ceramic elements, e.g. substitution of clay or shale by alternative raw materials, e.g. ashes

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本願発明は次に述べる問題点の解決を目的とす
る。 (産業上の利用分野) この発明は高分子系下水処理汚泥の焼却灰を原
料として使用した表面が粗面のタイルの製造方法
に関するものである。 (従来の技術) 大量のタイルを造るには大量の原料を必要とす
る。しかし最近は原料資源が少なくなり、必然割
高になつてコスト高を招く問題点が生じている。
一方高分子系下水処理汚泥は大量に発生している
がその大部分は埋め立てに使われている。即ち上
記の汚泥は重金属の存在や悪臭、腐敗の問題があ
る為、それを焼却してその焼却灰を埋め立てに使
用している。 (発明が解決しようとする問題点) この発明は上記従来の二つの問題点を除くた
め、上記安価な高分子系下水処理汚泥の焼却灰を
タイルの原料に活用できるようにした下水処理汚
泥の焼却灰を用いての表面が粗面のタイルの製法
を提供しようとするものである。 本願発明の構成は次の通りである。 (問題点を解決する為の手段) 本願発明は、5(重量)%〜25(重量)%の燐
(P2P5)を含む高分子系下水処理汚泥の焼却灰
と、粒状骨材とを混合して坏土とし、その坏土を
成形し、その成形された成形品を焼成して上記焼
却灰を焼固させる高分子系下水処理汚泥の焼却灰
を用いての表面が粗面のタイルの製法を提供する
ものであつてその作用は次の通りである。 (作用) 高分子系下水処理汚泥の焼却灰と粒状骨材とを
混合して坏土を形成する。次にその坏土を成形
し、それを低温でエネルギー少なく焼成する。そ
の焼成により減容の少ない良質の製品が得られ
る。 (実施例) 以下本願の実施例について説明する。まず脱水
された高分子系の下水処理汚泥を準備する。この
ような下水処理汚泥としては生汚泥ケーキさして
供給されるものやそれを乾燥させたもの等があ
る。生汚泥ケーキは手で持てる位の固さに圧縮脱
水された黒色板状のものとして供給され、約70%
の水分を含有している。汚泥としては高分子系汚
泥と石灰系汚泥とがある。高分子系汚泥とは脱水
機に汚泥を投入して処理する前に、汚泥の脱水性
を高める為に用いる薬品(調質材)として有機高
分子系凝集剤を用いた場合のものである。また石
灰系汚泥とは、脱水性を高める為の前処理におい
て無機系の硫酸第一鉄と過酸化水素等、或いは塩
化第二鉄と消石灰を併用されたものをであり、こ
れの焼却灰中には石灰成分が重量比で15〜40%程
度存在するものとして知られている。 なお、上記高分子系汚泥には、上記石灰成分は
例えば1〜8%という少ない値として知られてい
る。また、高分子系汚泥は乾燥状態で約75%の可
燃成分を含んでおり、約4700Kcal/Kgの発熱量
を有している。また下水処理汚泥の内、高分子系
のものは後述の焼成過程において約1050℃付近で
軟化溶融し、石灰系は約1200℃付近で軟化溶融す
る。 上記下水処理汚泥は一旦焼却して汚泥焼却灰と
したものを用いる。上記のような焼却の工程は周
知の公共の下水処理施設における焼却工程を利用
することができ、その場合は上記汚泥焼却灰とし
てその下水処理施設から送り出される汚泥焼却灰
を利用することができる。汚泥焼却灰(高分子系
焼却灰)は微細な黄褐色の粉末であり1050℃付近
で軟化溶融し始める。粉末の粒度は40ミクロン以
下のものがほぼ90%を占め、5〜20ミクロンの範
囲に50〜60%が集中している。従つてそのような
焼却灰は粉砕等の加工を要することなく原料とし
て使用することができる。 又上記のような汚泥焼却灰を用いた場合には、
坏土を形成する作業や、或いはその坏土を所定の
形状に成形したりする作業の場合に臭気が発生し
たり、或いは腐敗が生じたりすることが無い為、
それら混合或いは成形の作業環境を良好なものと
することができる。 次に原料の一部として、上記のような汚泥焼却
灰が軟化溶融する温度においてほぼその原型を保
つ粒状骨材を用いる。その粒状骨材が他の原料と
共に均一に混合して、その粒状骨材が成形後の成
形品の中に均一に混在する状態にする。 次にこれらを成形し、焼成する。この焼成の場
合、上記高分子系下水処理汚泥の焼却灰中には当
業者間において知られているように燐(P2O5
が通常5%〜25(重量)%位含まれているので、
1050℃前後の低い温度で軟化溶融する。焼却灰を
焼固すると、その容積は僅かに減少し、成形品の
表面には粒状骨材が表れてノンスリツプ効果のあ
る製品となる。 (発明の効果) 以上のように本発明にあつては、タイルを製造
する場合、廃棄物として棄てられる高分子系下水
処理汚泥の焼却灰を原料として用いるので、その
原料費は安くなる効果がある。 その上、同時に不要な高分子系下水処理汚泥の
処理ができる一石二鳥の効果がある。 更に本願発明にあつては、上記の如く原料とし
汚泥焼却灰を用いて粒状骨材との混合や成形の工
程を行うから、それらの工程においての臭気の発
生は無く、良好な作業環境でそれらの工程の作業
を行い得る効果がある。 さらに高分子系下水処理汚泥の焼却灰を粒状骨
材に混合して用いるから、焼成工程において汚泥
焼却灰が軟化溶融して僅かに容積減少をもたらせ
ても、上記骨材が成形品全体の減容を少なくし又
その減容による収縮を拒み、焼成された製品の寸
法や形状の安定化を図ることができる。 その上又、上記溶融による焼却灰の減容によ
り、その表面に粒状骨材によるノンスリツプ効果
(製品が舗石の場合に特に好ましい)を発生させ
ることができる。 その上、本願発明は高分子系下水処理汚泥の焼
却灰を用いるものであり、これらは多くの燐を含
有する為、成形後、焼成する場合、上記焼却灰部
分を低温で溶融化され得る特長がある。即ち、少
ないエネルギーで焼却灰を溶融させて表面にノン
スリツプ効果のある製品を造ることができる経済
効果がある。 次に上記実施例に基づいた種々の実験例を示
す。 実験例 1
【表】
【表】 上記の原料を攪拌混合して坏土を作る。次に油
圧成形機を用いて200Kgf/cm2の圧力で、100×
100×50mmに成形し、1080℃トンネル窯で22時間
焼成した結果、第1−2表に示す特性の製品を得
た。
【表】 第1−2表の特性値は、透水性舗石タイルに適
したものである。 実験例 2
【表】
【表】 上記の原料を攪拌混合して坏土を作る。次に油
圧成形機を用いて250Kgf/cm2の圧力で、100×
100×10mmに成形し、1080℃トンネル窯で22時間
焼成した結果、第2−2表に示す特性の製品を得
た。
【表】 第2−2表の特性値は無釉床タイルに適したも
のであり、特に滑り抵抗0.9〜1.0は既存の磁器、
せつ器質には見られない優れた特性である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 5(重量)%〜25(重量)%の燐(P2P5)を
    含む高分子系下水処理汚泥の焼却灰と、粒状骨材
    とを混合して坏土とし、その坏土を成形し、その
    成形された成形品を焼成して上記焼却灰を焼固さ
    せることを特徴とする高分子系下水処理汚泥の焼
    却灰を用いての表面が粗面のタイルの製法。
JP60238170A 1985-10-24 1985-10-24 高分子系下水処理汚泥の焼却灰を用いての表面が粗面のタイルの製法 Granted JPS62100470A (ja)

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JP60238170A JPS62100470A (ja) 1985-10-24 1985-10-24 高分子系下水処理汚泥の焼却灰を用いての表面が粗面のタイルの製法
US07/071,273 US4874153A (en) 1985-10-24 1986-10-23 Process for producing ceramic products using the sludge obtained by sewage treatment
PCT/JP1986/000536 WO1990007474A1 (en) 1985-10-24 1986-10-23 Method of producing ceramic products using sludge of sewage treatment
JP4072746A JPH0578161A (ja) 1985-10-24 1992-02-20 下水処理汚泥の処理方法

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