JPH0448741B2 - - Google Patents

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JPH0448741B2
JPH0448741B2 JP58092228A JP9222883A JPH0448741B2 JP H0448741 B2 JPH0448741 B2 JP H0448741B2 JP 58092228 A JP58092228 A JP 58092228A JP 9222883 A JP9222883 A JP 9222883A JP H0448741 B2 JPH0448741 B2 JP H0448741B2
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Japan
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loop
inductor
induction heating
generator
conductor
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JP58092228A
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Sumetsuto Jaaku
Roran Misheru
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AGC Glass Europe SA
Original Assignee
Glaverbel Belgium SA
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Publication date
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Publication of JPH0448741B2 publication Critical patent/JPH0448741B2/ja
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/105Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications using a susceptor
    • H05B6/106Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications using a susceptor in the form of fillings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67339Working the edges of already assembled units
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/04Sources of current
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/105Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications using a susceptor
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E06DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
    • E06BFIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
    • E06B3/00Window sashes, door leaves, or like elements for closing wall or like openings; Layout of fixed or moving closures, e.g. windows in wall or like openings; Features of rigidly-mounted outer frames relating to the mounting of wing frames
    • E06B3/66Units comprising two or more parallel glass or like panes permanently secured together
    • E06B3/673Assembling the units
    • E06B3/67339Working the edges of already assembled units
    • E06B3/6736Heat treatment

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この説明は、誘導加熱によりその場で活性化さ
れる熱活性化可能接合剤を用い、パネルの端縁に
沿つて相互に接合せられるシート群からなるガラ
スパネルの製造法に関するものである。
かような方法は、たとえば、介在スペーサー手
段によつて相互に接合されるシート群からなる中
空ガラスパネルの製造に適用できる。スペーサー
手段は、たとえば、その場で溶かされるはんだに
よつてシート群の金属化端縁に結合される金属ス
ペーサーレール(群)からなるものである。別法
として、熱活性化可能接着組成物が、シート群と
金属、ガラスまたは他の材料からなるスペーサー
との接合に用いられる。さらに別の方法として、
スペーサー手段は熱活性化可能結合材料自体で構
成される。
熱活性化可能接合剤を加熱する種々の従来の技
術を以下に説明する。
誘導加熱を用いて中空のガラスパネルの組み合
わせ構成成分を接合するため種々の提案が、たと
えば、英国特許明細書第831166号、同第1307843
号および同第1506282号に記述されている。
従来の大部分の提案において接合剤をその場で
加熱する可能性のある方法の一つとして誘導加熱
を述べてはいるが誘導加熱装置の形およびその使
用法に関する情報については殆ど言及していな
い。
前述の英国特許において、同第83166号は次の
如く簡単に述べている。即ち、ガラス板と介在銅
スペーサーストリツプとからなる組み合わせ構成
成分はコンベヤーにのせられ、トンネルオーブン
に移動され、そこにおいて工作物組み合わせ体が
500℃まで加熱され、交番磁場を通過させられ、
それによつてスペーサーストリツプの温度が、リ
ング端縁をガラス板に融着させるのに充分な程度
まで誘導電流によつて上昇せられる。この方法に
おいては、加熱が金属リングに接触しているガラ
ス部分を溶かすのに充分であるから他の接合剤は
不要である、しかし、同特許明細書には、溶けた
ガラスによる金属の″ぬれ″を良くするために粉末
ガラスや棚砂などの易溶性の結合剤の層で金属を
被覆することができることを示している。
英国特許明細書第1307843号には、二重のガラ
スパネルを介在金属スペーサーに結合するのに適
した結合剤が、組み合わせ体を誘導加熱または抵
抗加熱のような電気的加熱処理にさらすことによ
つてその場で活性化されることが述べられてい
る。しかし、この明細書は適切な電気的加熱装置
または手順に関する何らの情報をも提供していな
い。
英国特許明細書第1506282号は−これも同様に
二重ガラスパネルのスペーサーレール(群)を誘
導渦電流で加熱することに言及しているが−使用
可能な手順のアウトラインを含んでいる。この明
細書では、スペーサーレール(群)は全体的に誘
導渦電流によつて加熱されること、および、スペ
ーサーレールの相対的大部分が接合部シールに必
要な温度にまで誘導渦電流によつて徐々に加熱さ
れ、そして、その熱が、例えばスペーサーレール
の縦方向への渦電流のゆつくりした継続的かつ相
対的移動によつて、スペーサーレールに沿つて継
続的かつ徐々に前進させられるならば、多くの場
合満足すべき結果が得られることが述べられてい
る。特定の具体例において、高周波コイルが用い
られ、そして、高周波場の直径に実質的に相当す
るスペーサーレールの縦部分は、パネル組み合わ
せ体の隣接端縁域を次々にかかる場に導くため組
み合わせ体を移動させるまでに徐々に接合温度に
まで加熱せられる。
さて、誘導加熱によるガラスパネルの接合につ
いての一般的な課題を以下に述べる。
工業的大量生産条件下でのパネル接合部(群)
製造に用いられる誘導加熱の適合性評価では、
種々のフアクターを考慮しなければならない。い
うまでもなく最も大切なことは、パネル接合部
(群)の品質と、一定基準の接合部再現性に関す
る信頼度である。パネル接合部(群)は、使用時
にパネルにかかる力に耐えるだけのある最小限の
強度を有するだけではなく、パネル全体が均一な
品質でなければならない。
一定の品質基準を満足する接合部(群)の形成
は、熱活性可能接合剤における適当量の熱の発生
に依存しており、通常はその温度まで接合剤を昇
温させるべき温度と加熱時間がある限度内になけ
ればならない。例えば、ガラスシート群の金属化
端縁が、介在金属スペーサーにはんだづけされて
いるガラスパネルを製造するとき、はんだを充分
に加熱して溶融させ金属化ガラスシートの端縁と
スペーサーとの良好なぬれを達成し良好に形成さ
れたはんだビードを作ることが重要である。しか
し、この溶融状態は、殊に前述の金属化シートの
端縁のごとく接触している金属を腐食する危険性
を回避するため最短時間をこえて持続してはなら
ない。
ところで、本発明が解決しようとする問題点を
以下に述べる。
従来の如く一定誘導子入力で作動される誘導加
熱装置の加熱効果は多くのフアクターに依存して
いる、そのフアクターには、加熱されるべき工作
物の組成、その寸法およびその誘導子からの間隔
などが含まれる。従つて、ある加工物に対しては
高温に加熱しすぎる場合があり、また他の加工物
に対しては加熱温度が不足している場合がある。
更に加熱時間についても過不足がある。ある特別
な条件に見合う装置の適切なセツテイングを確立
するためにはかなりの量の実験が必要である。い
ろいろのパネル組み合わせ体−殊にいろいろの寸
法のパネル組み合わせ体、たとえば、厚さおよ
び/または長さおよび幅のちがうパネル組み合わ
せ体−を接合するための加熱装置の制御はかなり
の困難を伴なうものである。
この発明の目的はその調節法が工業的パネル製
造ラインでの利用に、また各種仕様のパネル製造
での使用に極めて好適な誘導加熱方法を提供する
にある。
かかる目的を達成するための本発明の特徴とす
る方法を以下に概略説明する。
本発明によれば、導電性でありおよび/または
導電性材料と接触し、かつ、誘導加熱によりその
場で活性化される熱活性化可能接合剤を用い、パ
ネルの端縁に沿つて相互に接合せられるシート群
からなるガラスパネルの製造法において、誘導加
熱を行うのに、固有の周波数を有さない発電機を
用い、かつ負荷により左右される誘導子を用い、
この誘導子を含む誘導子回路の共振周波数(負荷
によつて変化するのでこれを瞬間の共振周波数と
称す)の変化に応じて前記発電機の出力を変化さ
せて、この発電機からの電力で誘導子を付勢する
ということを特徴とするガラスパネルの製造法が
提供される。
この発明の好ましい具体例によれば、発電機出
力と加熱時間との特有な組み合わせが、瞬間の共
振周波数を示す信号が供給されているコンピユー
ターによつて決められることであり、そのコンピ
ユーターには、いろいろの共振周波数、および、
特定の加熱時間またはいろいろの加熱時間に特有
の出力セツテイングに関する情報が貯えられてい
る。
有利には、前述の瞬間の共振周波数がモニター
される間の最初のある時間だけ発電機は第1電力
出力でスイツチオンされ、その後発電機の出力は
モニターされた共振周波数に特有のセツテイング
まで増加せしめられる。これは電力を経済的に使
用するうえで有効である。かかる初期電力出力を
使用中の特定発電機が動く最小限の電力出力とす
るのが特に好ましい。
好ましくは、負荷回路が工作物/誘導子間隔を
変えるため全体的にあるいは部分的に移動可能な
一つあるいはいくつかの誘導子群を含み、本発明
方法はサイズのちがうパネルの連続的製造に、こ
のようにことなつたサイズに適合させるために誘
導子を適当に調整して用いられる。
誘導子は一つまたはそれ以上のコイルにより構
成される、しかし好ましくは、誘導子は形成され
るべき接合部(群)の端縁コースとの関連におい
て、接合剤が接合部(群)にそつたあらゆる位置
で同時に加熱されるようにもうけられた導体ある
いは導体群により形成されたループあるいはルー
プ群の形をしている。このような本発明の実施態
様では、パネルの周辺接合が素早く行なわれるこ
と、および、非常に簡単な装置であるので加熱途
中に接合部(群)のコースに沿つての誘導子のい
かなる相対的移動をも必要としないという利点を
有する。
この発明の特に推奨されるべき具体例におい
て、誘導子は前述したようにループの形をなし、
かようなループは中空棒または棒状の導体(群)
によつて形成せられる。
ループを形成する導体(群)が長方形の横断面
であるときに最良の結果が得られる。
好ましくは、誘導子は前述したようにループ形
をなしており、かつ(ループ面、すなわち誘導子
の縦軸を含む面に垂直にみたとき)、誘導子の径
路が形成されるべき接合部(群)のコースから実
質上に均等な間隔になるように配置せられる。こ
の条件は、出力源を効率的に用いるのに通常最も
好ましい。誘導子ループと工作物の間隔の幅は一
定パネルの接合に対する電力消費に影響する。
好ましくは、形成されるべき接合部(群)と導
体群との空間は、接合部(群)のコースにそつた
すべての点において、前述のループを構成する導
体の高さより低いことである。あるいはまた、そ
れと共に、形成されるべき接合部(群)とループ
導体群との間隔は30mm以下が好ましい。
この発明の最も好ましい具体例において、接合
剤を構成するあるいは接合剤と接触している導電
性材料が、パネルの端縁のまわりで連続的な伝導
性径路を形成する。これによつて、ループおよび
伝導性材料はトランスとして作用し、また導電性
材料が循環電流により加熱されるため、誘導子ル
ープからの導電性がさらによくなる。
この発明の最も好ましい具体例において、本発
明方法は二枚のシートをパネルの端縁に沿つて配
置されたシート間スペーサー手段に接合させるの
に用いられ、この目的のために誘導子ループはル
ープ面が該シート間に実質的に対称的に位置する
ように配置せられる。この具体例は、各シートの
端縁におけるループと伝導性材料の良好な結合で
両シートの均一な接合が極めて迅速に行なわれる
という利点を有している。
有利には、ループは工作物の厚さに対して前記
の対称的な位置を占めており、シート間の空間よ
り小さい寸法(工作物の厚さと平行に測定して)
の導体(群)からなつている。このような条件下
では、接合部群のコースに沿つての一定加熱効果
に対する出力消費量が、前述の空間と等しいかま
たはそれより大きい寸法の導体(群)を用いる場
合より小であることが見出された。
本発明のある具体例において、熱活性可能接合
剤としてはんだが用いられる。はんだづけに先立
つて、ガラスシート群は形成されるべき接合部の
コースに沿つて金属化されなければならない。な
お、この金属化された部分に介在金属スペーサー
を配置する前に、かかる金属化された部分に前も
つてはんだをコーテイングしておくのが有利であ
る。かようなはんだの前処理は高品質の接合部を
うるのに推奨される。はんだ接合部群を用いるこ
とは、たとえば、ユニツトの端縁で介在金属スペ
ーサーレールに接続されたガラスシートからなる
二重ガラスユニツトの製造に特に推奨せられる。
以上述べた本発明の方法を実施するための装置
を以下に概略説明する。本発明による装置は、シ
ート群を接合させるため対面シート群の組み合わ
せ体の端縁に沿つて存在する熱活性可能接合剤を
誘導加熱するのに適した誘導加熱手段からなる装
置であつて、固有の周波数を有しない発電機で電
力入力される誘導子および負荷によつて左右され
る誘導子の回路の共振周波数(すなわち瞬間の共
振周波数)により発電機の電力出力を自動的に制
御するための手段を有することを特徴とする。
好ましくは、該装置にはコンピユーターが含ま
れ、そのコンピユーターには、特定の加熱時間ま
たはいろいろの加熱時間に対するいろいろの瞬間
の共振周波数に対応した発電機出力セツテイング
に関する情報が貯えられており、該コンピユータ
ーは該発電機の出力調整を自動的に行なうために
該誘導子回路および該発電機に接続されている。
本発明の望ましい具体例において、誘導子はル
ープの形をしており、そのループ中にパネル組み
合わせ体をループの径路が組み合わせ体の周囲を
囲むように位置せしめることができる。ループ導
体群は支持枠の辺を形成する堅い構材によつて支
えられている。最も好適には、ループは多角形の
形状をなし、多角形の辺を形成する直線導体群か
らなるものである。
有利には、該ループはサイズの調節が可能であ
る。この目的に合う適当なループの構造は前述さ
れておりまたこのあとにも明らかにされる。
ループ導体群の少なくともいくらかは、ループ
サイズを変えるため互いに離したりあるいは移動
させることができ、導電的接触を保つていること
が好ましい。
有利には、多角形の隣接する辺を形成する導体
群はそれ自身に対し傾斜した方向に移動可能であ
り、それによつてそれぞれの辺の導体(群)は、
多角形の二つの隣接する辺の導体群と接触または
はなれるよう移動可能となる。このことは、導体
群によつて囲まれている部分を、接合されたガラ
スパネルの取り除きと接合されるべき次の工作物
の差込みのために大にすることに役立つ。ループ
のサイズが調節可能の場合、かかる特徴はこのよ
うな調節の間中連続した導体群の接点における摩
耗を少なくするという有益な効果をも持つてい
る。
誘導子ループの少なくとも一辺はそれ自身と平
行にまたループの他の一つのまたはそれ以上の辺
に対し相対的に一体移動可能であることが好まし
い。
誘導子ループの少なくとも一辺は案内されて移
動可能なビームによつて支えられていることが好
ましい。
前述したように、ループは長方形断面の中空棒
導体群によつて形成されることが好ましい。
本発明の好ましい具体例を添付の図面に関して
より詳しく述べる: 第1図は、この発明の実施に用いられる誘導子
ループの支持手段の斜視図である。
第2図は、第1図のループ導体のための支持体
の平面図である。
第3図は、接合されるべきパネルに隣接して位
置する第2図の導体を示す断面図である。
第4図は、誘導子ループの裏面輪郭図である。
第5図は、ループ支持手段およびループがサイ
ズにおいていかに調節されるかを示している図。
第6図は、誘導子ループへの電流供給その制御
を示すブロツク回路線図である。
第7図は、特定の電力供給予定を示すグラフで
ある。
第8図は、ある特定の装置におけるある特定の
タイプのパネルの最適接合に対するパネル周辺の
長さ、共振周波数および発電機出力間の関係を示
すグラフである。
第1図において、固定枠は1対のポータル1,
2から構成され、それらのリンテル3,4は水平
に固定されたレール5,6によつて相互に連結さ
れている。レール5はポータル2を越えて伸びて
いる。その目的は後述する。固定レール5,6は
レール9を担持するキヤリツジ7,8を支えてお
り、このレール9はいつでもリンテルに平行のま
まポータルリンテル間を固定レールに沿つて選択
移動可能である。キヤジツジ8は第5図にさらに
詳しく示されている。第5図において、固定レー
ル5にはラツク10および、キヤリツジ8に取り
付けられているローラ12を支えるトラツクフラ
ンジ11が備えられている。キヤリツジ8にはト
ラツクガイド13が備えつけられており、キヤリ
ツジはラツク10とかみ合つているピニオン14
によつて駆動される。このピニオンは第1図にも
また示されている駆動ロツド15によつて回転さ
せられる、そしてこの駆動ロツドは二つのキヤリ
ツジの同調的移動のためにキヤリツジ7上の同様
のピニオンを駆動させる。
第1図に戻つて、固定レール6には、また、組
み合わされたキヤリツジ7のローラー12のため
のトラツクフランジ11ももうけられている。
リンテル3,4は16,17で示されるキヤリ
ツジを支えており、そのキヤリツジは第二のトラ
ベリングレール18を支えている。そして、この
トラベリングレールは、固定レール間に常に平行
のまま該固定レール5,6間のリンテル3,4に
沿つて移動可能である。キヤリツジ16,17は
第5図に示されているのと同様のラツクとピニオ
ン配置によつて駆動され得る。キヤリツジ16,
17に対するローラーおよびトラツクフランジは
第1図においてそれぞれ12および11で示され
ている。キヤリツジ16,17に対するピニオン
駆動ロツドは第1図における19で示される。
第二のトラベリングレール18は第一のトラベ
リングレール9の下で移動し、それらは、これら
両レールに沿つてすべることができるキヤリツジ
20の位置を両者で規定する。
支持ビーム21は固定レール5の下に支えら
れ、一端は例えば溶接によつてキヤリツジ8に固
定された支柱22によつて支えられ、他端はポー
タル2を越え突出しているレール5の延長26に
よつて支えられるトラツク25に沿つて移動可能
なトロリー24によつて支えられる支柱23で支
えられている。
第二の支持ビーム27はトラベリングレール9
の下に支えられる。第二のビーム27の一方の端
は、すべることのできるキヤリツジ20に固定さ
れた支柱28によつて支持されており、もう一方
の端は、トラベリングレール9の延長31によつ
て支えられるトラツク30に沿つて移動可能なト
ロリー29に依存している。
第三の支持ビーム32はキヤリツジ16,17
に各々固定された支柱33,34によつて支えら
れ従つて、それは第二のトラベリングレール18
の下に固定される。そして、第四の支持ビーム3
5は支柱36,37によつてポータル2のリンテ
ル4の下に固定される。
支持ビーム21,27,32および35は同じ
レベルで支えられ、始めの三つは移動可能であ
り、第4番目の35は固定されている。各支持ビ
ーム21,27,32および35の下には誘導子
ループ導体キヤリア−38,39,40,41が
もうけられ、図には39,40,41の三つは点
線だけで示されている。
これらの誘導子ループ導体キヤリアーの一つで
ある38は第2図および第3図により詳しく示さ
れている。
キヤリアー38はT−棒42からなり、それに
ホールダー43がボルト締めされており、そのホ
ールダーは誘導子ループである導体44を保持し
ている。
一改変例において、例えば三重のガラスパネル
ユニツトの接合を1回の操作で行なうためにデザ
インされた装置では、第二のループ(図示されて
いない)である導体が、導体44からの適当な垂
直方向間隔においてホールダー43によつて支え
られる。二つの誘導子ループは別個に出力供給源
に接続されているか、または、それらは連続接続
されている。
T−棒42は、その端に向つて支持ビーム21
によつて担持される二対の斜めのガイドロツド4
5の上にすえ付けられる。これらのガイドロツド
45はそれらの間では平行であるが、ビーム21
の軸から約15度の傾きがあり、この角度は変える
ことができる。空力ラム46は、一方の端がT−
棒42に接し、他の一方の端は支持ビーム21に
接している。ラム46がガイドロツド45と平行
して作用する。
誘導子ループ(第4図)の他の導体素子47,
48,49,50は同様に他の支持ビーム27,
32および35の下にすえ付けられている。第4
図において、長方形の誘導子ループの一辺が二つ
の導体素子49,50から形成されていることに
注目すべきである。それは、一つのコーナーにお
けるよりも一辺に沿つた位置でのループへの電流
供給が好都合であることが見い出されたからであ
る。また同様に、固定支持ビーム35(第1図)
の下にあるループの該辺への電流供給にも最も好
都合である。
第3図に示されるように、導体素子44は、例
えば銅からなり、好ましくはクロムメツキした中
空棒であるので、冷却液をその中に通して流すこ
とができる。他の導体素子も同様の構造をもつて
いる。
ループの各々のコーナーにおいて、例えば銀か
らなる接触点51が導体素子44,47,48お
よび50の端と接している。
誘導子ループのサイズを調節することが望まし
い場合には、空力ラム46が延長され、それらが
もたれている導体素子から接触点51が引つこめ
られ、そして、一方または両方のピニオン駆動ロ
ツド15および19が適宜回転させられる。
駆動ロツド15の回転は、第一のトラベリング
レール9を移動させ、その結果第二の支持ビーム
27およびその導体素子47をそれ自身と平行に
移動させ、同様に、第一の支持ビーム21および
その結果として導体素子44をその軸に沿つて移
動させる。
駆動ロツド19の回転は、第二のトラベリング
レール18を移動させ、その結果第三の支持ビー
ム32およびその導体素子48をそれ自身と平行
に移動させ、同様に、キヤリツジ20を移動させ
るので、第二の支持ビーム27およびその導体素
子47はそれらの軸に沿つて移動させられる。
前述した接触点51の引つ込みは摩耗を助け
る。ループサイズを調節したのち、空力ラム46
は逆駆動される、その結果接触点は、周期的に次
にくる導体素子に対して良好な電気的接続を確実
にするため強く押しつけられる。
本発明の他の具体例では、ループがフレキシブ
ルな電導体群によつて連続して電気的に接続され
ている。前述したような直線の導体群間の取りは
ずしあるいは移動可能な接点の代わりにまたそれ
に加えて、かかるフレキシブル接続導体群を用い
ることができる。両方のタイプの接続を用いると
きには、該接点のどれかに万一欠損がおきても、
フレキシブル導体群がループの一体性を保持す
る。
好ましい操作方法として、ラム46は仕上がり
パネルの取り除きに先立つて、ループ導体を分離
するために駆動される。このことは、同じサイズ
のパネルの生産においてもパネルおよび導体の欠
損の危険を少なくするために用いられ、仕上がり
パネルの取り除きおよび次にくるパネル形成組み
合わせ体の位置づけにも用いられる。ラム46は
次にくるパネルの接合に先立つて逆駆動されるこ
とはもちろんである。
第四の支持ビーム35(第1図)は固定されて
いるので、それによつて運ばれる導体素子50
(第4図)と周期的に次にくる導体素子44との
間のコーナーは、固定位置を占め相互に接合され
るべきガラス組み合わせ体のコーナーを正しく位
置におくための好都合な基準を供給する。
かようなガラス組み合わせ体の実例の詳細が第
3図に示されており、これは二枚のガラスシート
52,53からなり、このガラスシートは金属化
されており、はんだコートされた端縁部を有し、
これらシート間にやはりはんだコートされたスペ
ーサー素子54が位置している。ガラス組み合わ
せ体は支持体55によつて支えられており、そし
て、ループの導体素子がスペーサー54に関して
対称的に配置されるようなレベルに支持ビーム2
1によつて支えられているクランプ56によつて
正しい位置に保たれている。
パネル支持体55が垂直に下方へ移動され、そ
の結果パネル組み合わせ体がループより低いレベ
ルで該支持体の上に位置することができ、それで
接合されたパネルがその低いレべルで取り除くこ
とができることが好ましい。
調整可能なループは、一定サイズのパネルを製
造するときでも誘導子と形成せられる接合部のコ
ース間との間隙を、いろいろの熱活性可能接合剤
に適するように加熱効果の変化に応じて変えるこ
とができるという利点をもつている。調整可能な
ループの他の重要な利点は、第1のパネルとはサ
イズの異なる第2パネルの端縁に沿つて接合剤を
加熱するのに、第2パネルに適するようにループ
を調整した後で用いうるという点である。このよ
うな条件下ではループと工作物の空間はあらゆる
サイズのパネルに対して常に一定である。
ループによつて発生せられる渦電流は工作物と
の関連において非常に効果的に分配されるので、
発生熱−電力消費に比率は非常に高い。
なお多角形のパネルの製造において、多角形の
ループの辺を形成する直線導体からなる同形状の
誘導子ループが用いられる。導体(群)の端にお
ける支持手段および/またはそれらの末端の間に
位置する少数の支持体によつて、誘導子ループは
加熱ステーシヨンで所望の作業位置に容易に保持
される。
なお金属スペーサーレールを曲げてパネルと同
じ形のフレームを作るなら1本のスペーサーレー
ルを用いることができる。あるいはまた、多数の
スペーサーレール群を端と端をあわせて用いるこ
とができる。例えば多角形のパネルの製造におい
て、多角形の各々の端縁に沿つて伸びる1本ずつ
の直線スペーサーレールを用いることができる。
かようなスペーサーレール群は角部分で例えばコ
ーナー片により相互に接続されている。金属スペ
ーサーレール(群)を用いるときには接合剤は導
電性である必要はない。
誘導子ループは第6図によつて示される回路に
よつて電力入力される。
固有の周波数を有さない発電機57のサイリス
ター制御された高電圧トランス58および高電圧
整流器回路59に主電流が供給され、次いで整流
器回路59から電流が発振器回路61の非振動ト
タンス60に供給される。非振動トランス60か
らの高周波パルスはアダプタ−回路62を経由し
て導線63,64に導かれ、その後65で示され
る誘導子ループの導体素子49,50に導かれ
る。
発振器回路61における三極真空管66のグリ
ツト制御は、例えばHeurtey型回路を用いること
によつてアダプター回路62からのフイードバツ
クによるという良く知られた方法で効果をあげる
ことができる。この方法において、アダプター回
路62は誘導子ループ65の近くに配置されてお
り、かつ、固有の周波数を有さない発電機57か
らある距離を保つている。
導線63における発振は導線67およびアンプ
68を経由して制御回路69によつてモニターさ
れる、この制御回路は特有な信号をプログラム記
憶回路70、次いでデジタル/アナログ変換器7
1を通過させる、この変換器は制御された信号を
順序よく高電圧トランス58のサイリスター制御
を通過させるので、トランス58の出力は全体の
共振周波数により制御される。周波数メーター7
2、記憶アドレスレジスターデイスプレイ73お
よび制御信号電圧計74がモニター手順のために
供給されている。
コンピユーター(すなわちプログラム記憶回路
70)には、実際のテストによつて得られた良品
質の接合部の確立のための最適の出力に関する情
報が貯えられている。そして、コンピユーターの
第一の機能は、負荷によつて左右される誘導回路
の瞬間の共振周波数により発電機出力を制御する
ことである。
実際の操作において、誘導子65は接合すべき
ガラスパネルの寸法に応じて移動されて接合部に
対して正しい位置に置かれる。発電機57はスイ
ツチオンされると最初、低い第一の電力出力(第
7図におけるP1)で作動されて、この低い電力
出力の間に誘導子65のループを含む誘導子回路
の共振周波数(いわゆる瞬間の共振周波数)が制
御回路69によつてモニターされる。この制御回
路69は、記憶アドレスレジスター70の中の一
つのアドレス(このアドレスはモニターされた共
振周波数に対応したもの)に信号を送る。かくし
て、この共振周波数に対応した最適の発電機出力
の信号が前記アドレスより出力されて、デジタ
ル/アナログ変換器71を経由して高圧トランス
58のサイリスター制御に送られる。かくして発
電機57は前記ガラスパネルに最適の第二の電力
出力(第7図におけるP2)にまで出力が増大せ
しめられ、所望の時間その出力を維持する。
最適の接合のためには、多くのフアクターが共
振周波数や第二の電力出力を左右する。かかるフ
アクターにはこれには次のものが含まれる: 1 必要とする接合時間 2 ループ導体の横断面寸法 3 接合剤のタイプと寸法および形成されるべき
接合部に沿つて導かれる伝導性材料。
4 接合部とループとの間隔 5 パネルおよびループの周辺の長さ 一つの生産工場を例に示せば、他の加工工程と
歩調を合せるべく全加熱時間は8.8秒であること
が望ましい。ループ導体は高さ8mm、幅12mm、厚
さ1mmの長方形の銅管である。12mmのシート間空
間を持つた二重ガラスパネルの製造において、第
3図に示されているようにパネルの端に設置され
ているはんだコートされた、銅の、みぞ型のスペ
ーサー部材を用いることが望ましい。ループ導体
の内側の端は、パネルシートの端から3〜5mmの
空間を有するコースをたどり、導体はみぞ型スペ
ーサー部材に対して対称的に位置している。いろ
いろなサイズのパネルを製造することが望まし
い。
このような条件で、実験的に得られた瞬間の共
振周波数とガラスパネルの周囲の長さとの関係、
および瞬間の共振周波数と最適の発電機出力との
関係を第8図にグラフで示す。なお、このグラフ
において横軸に瞬間の共振周波数(KHz)を、縦
軸の下半分に下に向かつて増大するガラスパネル
周長(m)縦軸の上半分に上に向かつて増大する
発電機出力(KW)を示す。
上記で概説したような条件下による接合の最適
出力は第8図の上の曲線によつて示される。これ
らの出力に相当する制御電圧値は、記憶レジスタ
ー70におけるいろいろのアドレスにプログラミ
ングされている。共振周波数が100Hz増加したの
に相当する電圧値がプログラミングされていると
き、非常に良好な制御が行なわれる。
ある特定の例として、前述したタイプのパネル
(寸法は835×740mm、周囲3.15mm)を相互に接合
することが望まれるとき、パネルがループの中に
あり、かつ、正しく位置するように誘導子ループ
のサイズは前述したように調節される。それから
発電機が低出力でスイツチオンされる(第7図に
おけるP1)。この特定の例において、用いられた
発電機はベルギー国ブリユツセルのMasser製の
固有の周波数を有さない発電機(aperiodic
generator)であつた。通常、誘導加熱用の高周
波発電器は固有の周波数を有している。しかるに
本発明の誘導加熱方法では固有の周波数を有さな
い発電機を用いているのである。さて前記発電機
の安定な最小出力は16KWであり、これはスイツ
チオンされてから約0.5秒で達成された。続く2
秒間に振動電流は安定化され、その共振周波数は
予感どおり24.3KHzであることが見い出された。
この周波数は周波数メーター72に表示され、制
御回路69に送られる。その制御回路は、アドレ
スレジスターデイスプレイ73に表示される如く
記憶レジスター70中の対応する記憶アドレスを
選び出す。特有の信号がデジタル/アナログ変換
器71に送られ、制御電圧(電圧計74で表示さ
れる)を出し、サイリスターブリツジ回路58を
調整させ、発電機出力を増加させて最適値
25.4KW(第7図におけるP2)にまでなつた。ス
イツチオンしたのち8.8秒で発電機はスイツチオ
フされ、誘導子ループの振動電流は約1秒で消失
した。仕上がつたパネルを取り除き、検査したと
ころ相互に良く接合していることが見い出され
た。
もちろん、加熱時間は可変的であり、作業中の
工作物に適合させるように前もつて調整されるこ
ともある。タイミング回路は発電機と誘導子との
間に設けられる。
本発明の他の実施例では、使用せられる接合剤
が熱活性可能接着剤である。例えば、ホツトメル
ト型の接着剤が用いられる。その場合には熱活性
は溶融あるいは軟化操作の域を出てはならなず、
接合は接着剤の冷却で起る。適当な熱感性の接着
剤組成物として、アクリル酸またはメタクリル酸
の一つまたはそれ以上の水酸基またはエポキシ基
を有する低級脂肪族モノエステルとエチレンとの
共重合体またはメタクリル酸とエチレンおよびビ
ニルエステルまたはアクリルエステルまたはメタ
クリルエステルとエチレンとの共重合体などがあ
げられる。
他のタイプの熱活性可能接合剤として次のもの
がある。一種または数種のブチルゴムのみまた
は、エチレン/酢ビ共重合体またはポリイソブチ
レンなどと組み合わせたキユアーリング可能なエ
ラストマー組成物;1種または数種のエチレン/
プロピレンターポリマー殊に、ポリイソブチレン
のようなジエンとエチレン/プロピレンからなる
ターポリマーに基づく組成物、ブタジエン/スチ
レンまたはブタジエン/アクリロニトリル共重合
体に基づく組成物。
前述した如き熱活性可能接着剤組成物と外部表
面接触している導電性材料(金属スペーサー)に
代わつて、またはそれに加えて、導電性材料を熱
活性可能接着剤組成物に組み入れることができ
る。例えば、加硫可能なゴムタイプの接着剤組成
物に強磁性材料の粒子を組入れることができる。
該強磁性材料は次のものから選択される:鉄、ニ
ツケル、コバルトおよびこれらの合金、例えば
Fe−Ni、Ni−Cr、Mi−Mn、Ni−CrまたはMi
−Mn合金、炭素銅、銀、金、アルミニウム、シ
リコンおよびこれらの合金、バリウムフエライ
ト。
パネルのシート群間のシート間接合は周囲に連
続的であり得る、または、一つまたはそれ以上の
局部域で中断することもできる。かような中断は
例えば、ガスがシート間スペースに出入りしうる
ようにする目的で行われる。
あるいはまた、パネルシート群は、前述の接着
剤組成物からなるスペーサーストリツプまたはリ
ボンによつて間隔をもうけた関係に接続される。
このとき例えば銅コーテイングのような導電性コ
ーテイングの施されているシートの端縁がストリ
ツプまたはリボンと接触している。
この発明はまた、シートが熱活性可能接合剤に
よつて相互に直接的に接合せられるパネルの製造
に用いられる。シート群が空間をおいた関係にお
いて接合されているパネルにあつては、導電性材
料から作られるべきあるいは導電性材料と接触す
べき接合剤がシート間スペーサー手段として事実
上役立つことを意味する。
この発明による誘導加熱方法は、二枚のシート
をスペーサー(群)に接合させるか、または、一
枚のシートのみを接合させ、もう一方のシートを
他の方法によつてスペーサー(群)に接合させる
のに用いることができる。本発明が二枚のシート
をスペーサー(群)に接合させるのに用いられる
とき、一回の誘導加熱工程によるか、または連続
操作を行なうことによつて二枚のシートはスペー
サー(群)に接合せられる。
最後に、本発明の効果を簡単に述べる。
本発明による誘導加熱方法は、合せガラスパネ
ルの連続生産、例えば種々の寸法のパネルの連続
生産に適する。なぜならば、パネルを接合するの
に必要にして十分な出力を設定するのに容易でか
つ迅速となしたからであるからである。つまり、
加熱効果の制御が簡単であるからである。それ
は、瞬間の共振周波数が自動的に負荷のインピー
ダンスに適合し、この負荷のインピーダンスはそ
れ自身で工作物が必要とする最適の加熱エネルギ
ーを指示している(本発明者がこのことを見いだ
した)ことによる。従つて、誘導子回路の瞬間の
共振周波数を求めれば、標準加熱時間または選択
可能な加熱時間に対して、パネル構成成分を良好
に接合させるに必要とする発電機出力が記録情報
の中から容易に決められるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いられる誘導子ルー
プの支持手段の斜視図、第2図は第1図のループ
導体のための支持体の平面図、第3図は接合さる
べきパネルに隣接位置せしめられた第2図の導体
を示す側断面図、第4図は誘導子ループの下面を
示す概略図、第5図はループ支持手段およびルー
プのサイズを調節する方法を示すための図、第6
図は誘導子ループへの電流供給およびその制御を
示すブロツク回路図、第7図は特定電力供給スケ
ジユールを示すグラフ、第8図はある特定装置で
特定パネルの最適接合のためのパネル周長、共振
周波数、発電機電力出力の関係を示すグラフ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数のシートを熱活性化可能接合剤でその縁
    に沿つて互いに接合してガラスパネルを製造する
    方法であつて、前記熱活性化可能接合剤は導電性
    でありおよび/または導電性材料と接触状態にあ
    つて誘導加熱によりその場で活性化されるガラス
    パネルの製造方法において、 前記誘導加熱が、負荷によつて左右される誘導
    子回路の瞬間の共振周波数に依存して電力出力が
    決められる固有の周波数を有さない発電機で電力
    が入力される誘導子を用いて、行なわれることを
    特徴とするガラスパネルの製造方法。 2 瞬間の共振周波数が異なるのに対応して適す
    る電力出力設定に関する情報を、特定の加熱時間
    あるいは種々の加熱時間について、記憶している
    コンピユーターに前記の瞬間の共振周波数を示す
    信号が入れられて、このコンピユーターからの出
    力信号により前記発電機の電力出力が自動的に設
    定される特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 前記発電機はスイツチオンされると最初のあ
    る時間は第一の電力出力で作動されて、その間に
    前記の瞬間の共振周波数がモニターされ、その
    後、このモニターされた瞬間の共振周波数に適し
    た電力出力まで前記発電機の電力出力が増大され
    るようにした特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の方法。 4 前記誘導子回路は全体的にまたは部分的に移
    動できる誘導子を一つをまたはそれ以上含み工作
    物と誘導子との間隔を変えることが出来て、種々
    のサイズのガラスパネルに適すべく前記誘導子を
    調節することにより、かかる種々のサイズのガラ
    スパネルの連続的製造に用いるようになした特許
    請求の範囲第1項乃至第3項のいずれか一項に記
    載の方法。 5 前記誘導子は導体または導体群により形成さ
    れたループまたはループ群になつており、生ぜし
    められる接合部(群)の周縁に配置されてかかる
    接合部(群)に沿つて位置するすべての接合剤を
    同時に加熱する特許請求の範囲第1項乃至第4項
    のいずれか一項に記載の方法。 6 誘導子ループが中空棒または棒状の導体
    (群)から形成される特許請求の範囲第5項記載
    の方法。 7 前述の導体(群)が長方形の横断面である特
    許請求の範囲第6項記載の方法。 8 ループ面を垂直に見た際、ループの通路は形
    成されるべき接合部(群)の周縁から実質的に均
    一な距離間隔にある特許請求の範囲第5項〜第7
    項のいずれか一項に記載の方法。 9 形成されるべき接合部(群)と導体群との間
    隙は、接合部(群)の周縁のすべての点におい
    て、前述のループを構成する導体の、工作物の厚
    さ寸法と平行に測定した高さより低い特許請求の
    範囲第5項〜第8項のいずれか一項に記載の方
    法。 10 形成されるべき接合部(群)と導体群との
    間隙が、接合部(群)の周縁のすべての点におい
    て30mm以下である特許請求の範囲第5項〜第9項
    のいずれか一項に記載の方法。 11 接合剤を構成しあるいはそれと接触してい
    る導電性材料がパネルの周縁に連続的な導体性径
    路を形成する特許請求の範囲第1項〜第10項の
    いずれか一項に記載の方法。 12 パネルの端縁に沿つて配置されたシート間
    スペーサー手段に2枚のシートが一回の誘導加熱
    により同時に接合されるように、誘導子ループは
    ループ面がこれらシート間に実質的に対称的に位
    置せしめられるよう配置されている特許請求の範
    囲第5項乃至第11項のいずれか一項に記載の方
    法。 13 ループは導体または導体群から構成されて
    おり、工作物の厚さ寸法と平行に測定したそれら
    導体の寸法はシート間の空間より小さい特許請求
    の範囲第12項記載の方法。 14 接合剤がはんだである特許請求の範囲第1
    項〜第13項のいずれか一項に記載の方法。 15 中空のガラスユニツトを形成させるため介
    在金属スペーサーストリツプ(群)と組み合わさ
    れた2枚のガラスシートの金属化端縁に、はんだ
    が前もつてコーテイングされている特許請求の範
    囲第14項記載の方法。 16 対面シート群を相互に接合させるため該シ
    ート群の組み合わせ体の端縁に沿つて存在する熱
    活性化可能接合剤を誘導加熱する誘導加熱装置で
    あつて、固有の周波数を有さない発電機で電力が
    入力される誘導子と、負荷によつて左右される誘
    導子回路の瞬間の共振周波数により前記発電機の
    電力出力を自動制御する手段とからなることを特
    徴とする装置。 17 特定加熱時間または各種加熱時間につい
    て、瞬間の共振周波数が異なるのに応じた発電機
    の電力出力設定に関する情報を貯えたコンピユー
    ターがもうけられ、該コンピユーターは発電機の
    出力調整を自動的に行なうために該誘導子回路お
    よび該発電機に接続されている特許請求の範囲第
    16項記載の誘導加熱装置。 18 誘導子はループの型で存在し、そのループ
    の中にパネル組み合わせ体が置かれループの径路
    がその組み合わせ体の周囲を囲むようになつてい
    る特許請求の範囲第16項あるいは第17項記載
    の誘導加熱装置。 19 前記ループは多角形をしており、かつ多角
    形の辺を構成する直線導体群からなるものである
    特許請求の範囲第18項記載の誘導加熱装置。 20 該ループのサイズが調整可能である特許請
    求の範囲第18項あるいは第19項記載の誘導加
    熱装置。 21 ループ導体群の少なくともいくらかは、ル
    ープのサイズを変えることができるように、解放
    可能にまたは移動可能な如く相互に電気的に接触
    している特許請求の範囲第20項記載の誘導加熱
    装置。 22 多角形の隣接する辺を形成する導体群はそ
    れ自身で斜め方向に移動可能であり、それによつ
    てそれぞれの辺の導体(群)は、多角形の二つの
    隣接する辺の導体群と接触しあるいは互いに離れ
    るよう移動可能である特許請求の範囲第19項あ
    るいは第21項記載の誘導加熱装置。 23 誘導子ループの少なくとも一辺はそれ自身
    と平行にまたループの他の辺の一つまたそれ以上
    に対して一体となり移動可能である特許請求の範
    囲第20項〜第22項のいずれか一項に記載の誘
    導加熱装置。 24 誘導子ループの少なくとも一辺は、案内さ
    れて移動可能ビームによつて担持されている特許
    請求の範囲第20項〜第22項のいずれか一項に
    記載の誘導加熱装置。 25 該ループが長方形断面の中空棒導体群によ
    つて形成される特許請求の範囲第16項〜第24
    項のいずれか一項に記載の誘導加熱装置。
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