JPH044866Y2 - - Google Patents

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JPH044866Y2
JPH044866Y2 JP2048086U JP2048086U JPH044866Y2 JP H044866 Y2 JPH044866 Y2 JP H044866Y2 JP 2048086 U JP2048086 U JP 2048086U JP 2048086 U JP2048086 U JP 2048086U JP H044866 Y2 JPH044866 Y2 JP H044866Y2
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JP
Japan
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hood
dust
suction
dust collector
connector
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JP2048086U
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JPS62132798U (ja
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  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、粉塵を発生する箇所や工場等に設置
する集塵装置に関する。
〔従来の技術〕
粉粒体の処理設備やサンドブラスト作業場等の
ように粉塵を多量に発生する工場では、この粉塵
を回収するための集塵装置を配備することが必要
である。これは、作業環境の保全を図るためにも
義務付けられている。
この集塵装置は、回収回路内に吸引用のブロワ
ー等を設けると共に、このブロワーにダクトを接
続したものが一般的であり、ダクトの開口端から
粉塵を吸引して回収するシステムとなつている。
ダクトは、主として粉塵が多量に発生する箇所
や、オペレータの作業範囲内に向けて吸引用の開
口部を位置させ、局所的な集塵を行うレイアウト
となつている。
また、集塵範囲を広くするために、ダクトの開
口端にフードを設け、このフード部分の全域から
集塵するような配置としたものもある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、集塵範囲を広くするフードを設け
たものでは、吸引ブロワーに接続したダクト開口
端部分の吸引力は大きくなるが、フードの端部で
はこれが小さくなることは避けられない。したが
つて、フードの大きさを制限するか、またはブロ
ワーの能力を大きくしてこれを対処する必要があ
る。
しかしながら、フードの大きさを制限すると、
集塵領域が狭くなつて装置の設置数を増加しなけ
ればならず、装置占有面積の増大や配備費が高く
なる。また、ブロワーの能力を大きくするにして
も、設備費の上昇は避けられず、振動や騒音も大
きくなつて作業環境の悪化の原因ともなる。
本考案は、このような問題に鑑みて案出された
ものであり、ダクトの先端に設けたフードの全域
から効率的に集塵できるようにすることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の集塵装置は、以上の目的を達成するた
めに、集塵機に連通する筒状のコネクタを傘状フ
ードの上部中央に設け、該コネクタ内に基端が位
置する複数の吸引管を、前記フードの下面に放射
状に配列し、更に、上記吸引管に複数の吸引開口
を、該吸引管の先端部までに亘つて設けたことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を具
体的に説明する。
第1図は本考案に係る集塵装置のフード部分を
示す底面図、第2図は拡大断面として示す同フー
ド部分の正面図、第3図は工場内に配置した状態
を示す斜視図である。
フード1の上端は、ブロワー及び回収装置等を
内蔵した集塵機2に可撓性のダクトホース3によ
つて接続され、フード1部分から粉塵を吸引して
集塵機2に給送する集塵システムを構成してい
る。
フード1は、布地4を利用して傘状に開閉自在
としたもので、ダクトホース3に接続する筒状の
コネクタ5を上端に備え、このコネクタ5の内部
に上端が位置する複数の吸引管6を布地4の下面
に放射状に配列している。
この吸引管6は、布地4に対して傘の骨のよう
な機能を果たし、第4図のようにフード1の全体
を畳むことができる。そして、吸引管6の下端の
開口7の他に全長に亘つて複数の吸引開口8を設
け、フード1の中央部分だけでなく下面全体から
粉塵を吸引できるようになつている。
コネクタ5は、吸引管6の上端を収納すると共
に、アジヤスタ10によつてダクトホース3に対
して着脱自在であり、更に上端には筒状のガイド
11を固定している。このガイド11は、第3図
に示すように工場内に架設配線したワイヤロープ
12に掛けるためのもので、フード1はこのワイ
ヤロープ12に沿つて移動でき、必要とする位置
にセツトできる。なお、ワイヤロープ12を備え
ていない場合でも、適当な固定構造によつてフー
ド1を工場の壁面や天井等に固定することもでき
る。
上記構成において、フード1の下面に配列した
吸引管6の開口7及び吸引開口8が、該フード1
の全面の領域に位置しているので、集塵機2から
の吸引力はフード1の中央部に集中せず、全域に
分散する。したがつて、フード1の下面全体から
吸引力が作用するようになるので、フード1の下
方のみならず、その周囲の空気にも影響を与えて
これを流動化する。これにより、フード1の上下
方向の投影面に停まらず、広い範囲からの粉塵の
吸引を行うことができる。そして、吸引された粉
塵は、吸引管6からコネクタ5内に流入し、更に
ダクトホース3を経て集塵機2に至つて処理され
る。
以上の集塵過程においては、吸引開口8をフー
ド1の下面全体に位置させたことによつて、広い
領域からの集塵を効率的に行うことができる。し
たがつて、ブロワーの能力を上げたり、フード1
及び集塵機2の設置台数を増加する等の必要はな
く、既設の集塵機2にもフード1を接続できる。
更に、フード1は布地4を主体としてその下面
に骨組をなす吸引管6を備えた傘状なので、自在
に折り畳むことができる。したがつて、集塵を必
要としない箇所では、フード1をコンパクトに収
納でき、作業空間を有効利用できる。また、ガイ
ド11と工場内に架設したワイヤロープ12を利
用すれば、フード1の位置を変えることができ、
収納位置と作業位置との間の移動設備作業も簡単
である。
なお、図示した実施例では、フード1は円形状
のものとしたが、これに代えて長方形や三角形等
の様々な形状とし、吸引管6を中央部から縁部に
向けて放射状に複数配置することもできる。ま
た、集塵機2を工場の外部に配置して、ダクトホ
ース3を延長配管することによつて、フード1に
接続することもできる。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案の集塵装置は、
フードの全域から吸引力を外界に作用させている
ので、フードの下方のみならず広い範囲から粉塵
を集塵できる。したがつて、ブロワー能力や集塵
機の設置台数を増加する必要は全くなく、効率的
な集塵作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る集塵装置のフードの底面
図、第2図は一部を拡大断面とした同フードの正
面図、第3図は工場内に設置した状態の斜視図、
第4図はフードを畳んだ状態の正面図である。 1……フード、2……集塵機、3……ダクトホ
ース、4……布地、5……コネクタ、6……吸引
管、7……開口、8……吸引開口、10……アジ
ヤスタ、11……ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 集塵機に連通する筒状のコネクタを傘状フード
    の上部中央に設け、該コネクタ内に基端が位置す
    る複数の吸引管を、前記フードの下面に放射状に
    配列し、更に、上記吸引管に複数の吸引開口を、
    該吸引管の先端部までに亘つて設けたことを特徴
    とする集塵装置。
JP2048086U 1986-02-14 1986-02-14 Expired JPH044866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2048086U JPH044866Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2048086U JPH044866Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62132798U JPS62132798U (ja) 1987-08-21
JPH044866Y2 true JPH044866Y2 (ja) 1992-02-12

Family

ID=30816030

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2048086U Expired JPH044866Y2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101599208B1 (ko) * 2014-04-18 2016-03-04 한국생산기술연구원 착탈형 집진후드

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Publication number Publication date
JPS62132798U (ja) 1987-08-21

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