JPH0448553Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0448553Y2
JPH0448553Y2 JP1984071139U JP7113984U JPH0448553Y2 JP H0448553 Y2 JPH0448553 Y2 JP H0448553Y2 JP 1984071139 U JP1984071139 U JP 1984071139U JP 7113984 U JP7113984 U JP 7113984U JP H0448553 Y2 JPH0448553 Y2 JP H0448553Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water depth
switch
signal
circuit
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984071139U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60183895U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7113984U priority Critical patent/JPS60183895U/ja
Publication of JPS60183895U publication Critical patent/JPS60183895U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0448553Y2 publication Critical patent/JPH0448553Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、水深計測機能を備えた携帯電子機器
における電池寿命の長寿命化、および実用操作性
の向上に関する。
[従来技術] 第1図は、携帯型電子機器の代表例である電子
時計を例にとり、水深計測機能付時計の構成をブ
ロツク図で示したものである。図中、点線で囲ん
だ部分が水深計測のための基本構成である。水深
値の計測は、通常水深値と圧力が直線関係(1気
圧で約10m)にあることを利用する。そのためセ
ンサーとしては圧力センサーを用いる。図中、1
が圧力センサー、2は圧力センサーを駆動するた
めの駆動回路、3は圧力センサーからの信号を処
理する信号処理回路である。水深計測回路と、時
計回路4は、一部の信号が時計回路から信号処理
回路に供給されるのを除き、基本的に独立してい
る。5は水深値、時刻等を表示するための表示部
である。水深計測をする場合には、スイツチ6を
ONとする。水深計測をしない時は、OFFとす
る。
従つて、潜水者が潜水時に水深計測をするため
に、スイツチ6をONとしたとする。その時点か
ら圧力センサー駆動回路2、圧力センサー1、信
号処理回路3は駆動することになる。一方、潜水
者が潜水を終え、水深計測をストツプするため
に、スイツチ6をOFFとした時に、圧力センサ
ー駆動回路2、圧力センサー1、信号処理回路3
の駆動は停止することになる。
ところが、実際使用する場合を考えてみると、
潜水する直前にスイツチ6をONとする、また潜
水終了直後にスイツチ6をOFFとするというこ
とは、まれとなる。潜水前においては、スイツチ
6をONとした後、潜水道具を身につける。水温
に慣れるために、しばらくの間水面に滞在する場
合も考えられる。潜水終了後においては、水面ま
で浮上した後、船上、あるいは陸地まで到達した
後、スイツチをOFFとする。さらには、潜水道
具を脱いだ後スイツチをOFFとするケースも考
えられる。
また、特に潜水終了後においては、スイツチを
OFFとすることを、つい忘れ、気がつくまで不
必要な水深計測が続くことも考えられる。
以上、実際の使用においては、不必要な計測時
間がずいぶんと長くなる。一方、第1図をみても
わかるように、水深計測回路と時計回路とは、共
通に電源7を用いている。時計のような小型携帯
機器に用いられる電源は、寸法上、銀電池、ある
いはリチウム電池と小型のものが用いられ、必然
的に電池容量は限られたものとなる。また、時計
回路の消費電流は、通常0.5〜3μAであるのに対
し、水深計測回路での消費電流は、mAオーダー
であり、不必要な水深計測は、電池寿命を大幅に
短縮させてしまう恐れがある。
また、常にスイツチのON,OFFを気にしなけ
ればならないことは、使用上の大きな欠点とな
る。
[目的] 本考案は、このような欠点を解決するもので、
その目的とするところは、実際に潜水している時
にのみ、水深計測回路が駆動し、不必要な消費電
流を流すことをなくすと同時に、スイツチの
ON,OFFに特別な注意を払わなくてもすむ水深
計付携帯電子機器を提供することにある。
[概要] 本考案の水深計付携帯電子機器は、メインスイ
ツチ6の他に、カバーガラス上に、少なくとも1
つ形成された透明電極と、この透明電極に水又は
海水が接触していることを検出する検出手段、上
記透明電極と前記検出手段との電気的接続をする
ための導電部材よりなるサブスイツチを設け、メ
インスイツチと、サブスイツチからの信号をもと
に、水深計測機能を制御し、潜水時にのみ、水深
計測が行なわれるよう構成したことを特徴として
いる。
[実施例] 以下、本考案について実施例に基づき詳細に説
明する。
第2図は、本考案の一実施例として、水深計測
機能付電子時計を例にとり、その断面構造を示し
たものである。図中、8はカバーガラス、9はカ
バーガラス上に形成された透明電極、10はムー
ブメント、11は金属外装ケース、12は表示
部、13は外装ケースをVDDにアースする接点
バネ、14はカバーガラス8と外装ケース11と
の固定と同時に防水性を確保する絶縁性部材、1
5は透明電極と、ムーブメント10内に位置し、
水又は海水が透明電極9に接触していることを検
出する検出回路との電気的接続をとるための導電
部材。16は金属裏ブタ、17がパツキンであ
る。
今、このような構造の水深計測機能付時計を用
いての潜水を考える。潜水が開始される際、第3
図に示すように、カバーガラス上に形成された透
明電極9と外装ケース11は、水又は海水18を
通して、電気的に接続される。この際の導通抵抗
が第3図に示した導通抵抗Rである。なお、透明
電極9は、透明導電部材9aと透明絶縁部材9b
から構成されている。
第4図は、第2図に示す一実施例の、水深計測
回路回りのスイツチ回路を示したものである。図
中、11は金属外装ケースで、接点バネ(第2図
13)を通してVDDに接続されている。9は透
明電極である。19は先に述べた様に、金属外装
ケース11と透明電極9が水又は海水を通して電
気的に接続された際に発生する導通抵抗Rであ
る。また透明電極9は、導電部材(第2図15)
を通して、導通抵抗R19と比較して十分大きな
抵抗RaでVSSに接続され、かつインバータ20
を介して、D−フリツプフロツプ21のD入力に
接続される。D−フリツプフロツプ21のクロツ
クとして、CL信号が時計回路から入力される。
D−フリツプフロツプ21の反転出力信号は、
ANDゲート22に入力する。6はメインスイツ
チで、スイツチの一端はVDDに、他端は、抵抗
Rbを通してVSSに接続され、かつチヤタリング
防止回路23に入力する。チヤタリング防止回路
の出力は、ANDゲート22に入力する。ANDゲ
ート22の出力は、Nチヤンネルトランジスタ2
3′と、インバータ24を介して、Nチヤンネル
トランジスタ25に入力される。26は水深計測
回路である。
次に、第5図に示すタイミングチヤートに従つ
て動作を説明する。
メインスイツチ6がOFFの状態では、チヤタ
リング防止回路の出力(第5図1)は、デジタル
的にローレベル(以下“L”と記載、なお、ハイ
レベルは“H”と記載する。)となり、ANDゲー
ト22の出力(第5図5)は“L”となる。
ANDゲートの出力“L”となると、Nチヤンネ
ルトランジスタ25はONし、Nチヤンネルトラ
ンジスタ23′はOFFする。従つて水深計測回路
は起動しない。
次に、メインスイツチをOFFからONにする
(第5図6のt0のタイミング)と、チヤタリング
防止回路の出力(第5図1)は、“L”から“H”
となる。
CL信号は(第5図2)、たとえば512Hzとする。
実際に潜水する時までは、導通抵抗R19は存在
せず、D−フリツプフロツプ21のD入力は(第
5図3)“H”の状態となる。従つて反転出力
(第5図4)は“L”となる。ANDゲート22に
は、メインスイツチから“H”、サブスイツチか
ら“L”が入力し、出力(第5図5)は“L”と
なる。ANDゲート22の出力が“L”となると、
Nチヤンネルトランジスタ25はONとなり、N
チヤンネルトランジスタ23′はOFFとなる。従
つて、水深計測回路26は起動しない。つまり、
メインスイツチがON状態であつても、実際に潜
水が開始されるまでは、サブスイツチがOFFの
ために、水深計測回路26は起動しないことにな
る。
次に、実際の潜水が開始されたとする。(第5
図6のt1のタイミング)この際、金属外装ケース
11と透明電極9が、水又は海水により電気的に
接続され、導通抵抗R19が発生する。D−フリ
ツプフロツプ21のD入力は“H”となる。この
D入力は、クロツク信号の立下がりで読み込まれ
る。この際の時間的な遅れ(第5図6のΔt1)
は、最大1512Hz≒2mSECで、使用上、精度への
影響は皆無としてよい。D入力が読み込まれる
と、反転出力は“H”となる。この金属外装ケ
ース11、透明電極9、導通抵抗R19及びD−
フリツプフロツプ21がサブスイツチに相当する
のである。
そして、ANDゲート22には、メインスイツ
チ及びサブスイツチから“H”が入力し、出力は
“H”となる。従つて、Nチヤンネルトランジス
タ25はOFFとなり、Nチヤンネルトランジス
タ23′はONとなつて、水深計測回路26は起
動される。つまり、実際の潜水が開始された時、
始めて水深計測回路26は駆動されることにな
る。
次に、潜水が終了し、潜水者が水又は海水面か
ら浮上したとする。(第5図6のt2のタイミン
グ)、この場合、金属外装ケース11と透明電極
9との電気的接続は絶縁され、導通抵抗R19は
消滅する。D−フリツプフロツプ21のD入力は
“L”となる。このD入力は、クロツク信号の立
下がりで読み込まれる。この際の時間遅れ(第5
図6Δt2)は最大2mSECとなる。2mSECの間、
むだに水深計測回路26が駆動されることになる
が、その電池寿命への影響は皆無といつてよい。
D入力が読み込まれると、反転出力は“L”と
なる。ANDゲート22の出力も“L”となる。
従つてNチヤンネルトランジスタ25はONとな
り、Nチヤンネルトランジスタ23′はOFFとな
つて、水深計測回路26の駆動は停止される。つ
まり、潜水が終了した直後に、メインスイツチが
ON状態でも、水深計測回路26の駆動は停止さ
れることになる。
第6図は、本考案の別の実施例を透明電極部分
について示したものである。図中、27,28は
カバーガラス上に形成した透明電極である。8は
カバーガラス、29,30は導電部材、14はカ
バーガラス8と外装ケース11との固定と同時に
防水性を確保する絶縁部材である。透明電極の一
方27は、導電部材を通してVDDに接続されて
いる。他方、透明電極28は抵抗RaでVSSに、
かつインバータを介してD−フリツプフロツプの
D入力に接続されている。この例においては、2
つの透明電極の間に導通抵抗Rが形成される。動
作、回路構成については、さきに示した第2図に
示した実施例と全く同様であるために、ここでは
省略する。
[効果] 以上述べてきたように、本実施例によれば、メ
インスイツチの他に、時計カバーガラス上に形成
された透明電極と、この透明電極に水又は海水が
接触していることを検出する検出手段によるサブ
スイツチを設け、メインスイツチとサブスイツチ
からの信号をもとに、水深計測回路の計測の開始
及び停止を制御し、潜水時にのみ、水深計測回路
が駆動されるよう構成されている。従つて、不必
要な水深計測をすることがなく、限られた電池容
量を有効に活用することができる。また、メイン
スイツチを一度ONにすれば、自動的に水深計測
が作動、停止し、スイツチのON,OFFに特別な
注意を払う必要がなく、実用操作性が極めて向上
する。つまり、この操作性の向上により、水面下
という特殊な環境にいる潜水者が潜水に専念でき
ることとなり、潜水の安全性も飛躍的に向上す
る。
また、時計回路と水深を計測するための回路と
で電源を共用するときに、本考案の構成を採用す
ることにより得られる低消費電力という効果が一
層現れるものである。さらに、時計回路から出力
されるクロツク信号を水深を計測するための回路
でも用いることにより、回路の簡略化が達成でき
るものである。
以上、本考案による効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、水深計測機能付時計の構成を示した
ブロツク図。第2図は、本考案の一実施例の断面
構造を示した図。第3図は、カバーガラス上に形
成された透明電極と金属外装ケースとの間に発生
する導通抵抗Rを示した図。第4図は、第2図に
示す本考案の一実施例の回路構成を、スイツチ回
路回りについて示した図。第5図は、第4図に示
した回路のタイミングチヤートを示した図。第6
図a,bは、本考案の別の実施例を透明電極部分
について示した図。 1……圧力センサー、2……圧力センサー駆動
回路、3……信号処理回路、4……時計回路、5
……表示部、6……メインスイツチ、7……電
源、8……カバーガラス、9……透明電極、9a
……透明導電部材、9b……透明絶縁部材、10
……ムーブメント、11……外装ケース、12…
…表示部、13……接点バネ、14……絶縁部
材、15……導電部材、16……裏ブタ、17…
…パツキン、18……水又は海水、19……導通
抵抗R、20……インバータ、21……D−フリ
ツプフロツプ、22……ANDゲート、23′……
Nチヤンネルトランジスタ、24……インバー
タ、25……Nチヤンネルトランジスタ、26…
…水深計測回路、27……透明電極、28……透
明電極、29……導電部材、30……導電部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも水深値を電気信号に変換する水深検
    知センサー、前記水深検知センサーを駆動するた
    めのセンサー駆動回路、前記水深検知センサーか
    らの電気信号を所望の計測信号に変換する信号処
    理回路、前記信号処理回路からの信号を基に、水
    深値を表示する表示部、スイツチ入力により電源
    と前記センサー駆動回路及び前記信号処理回路と
    の電気的導通をとるための第1スイツチ、水の実
    質的な存在を検知して第1検知信号を出力すると
    共に、水の実質的な不存在を検知して第2検知信
    号を出力する第2スイツチ、前記第1スイツチの
    入力と前記第2スイツチからの前記第1検知信号
    の出力とを条件にして、水深計測を開始するため
    の信号を水深計測回路へ出力すると共に、前記第
    2スイツチからの前記第2検知信号の出力を条件
    にして、水深計測を停止するための信号を前記水
    深計測回路へ出力するゲートを有することを特徴
    とする水深計付携帯電子機器。
JP7113984U 1984-05-16 1984-05-16 水深計付携帯電子機器 Granted JPS60183895U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7113984U JPS60183895U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 水深計付携帯電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7113984U JPS60183895U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 水深計付携帯電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60183895U JPS60183895U (ja) 1985-12-06
JPH0448553Y2 true JPH0448553Y2 (ja) 1992-11-16

Family

ID=30608360

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7113984U Granted JPS60183895U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 水深計付携帯電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60183895U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5519671A (en) * 1993-03-12 1996-05-21 Citizen Watch Co., Ltd. Electronic equipment with depth measuring function

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510595A (en) * 1978-06-09 1980-01-25 Rolex Montres Electronic timer for submarine use
JPS5619480A (en) * 1979-07-27 1981-02-24 Citizen Watch Co Ltd Electronic watch
JPS58102189A (ja) * 1981-12-15 1983-06-17 Casio Comput Co Ltd 電子時計

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510595A (en) * 1978-06-09 1980-01-25 Rolex Montres Electronic timer for submarine use
JPS5619480A (en) * 1979-07-27 1981-02-24 Citizen Watch Co Ltd Electronic watch
JPS58102189A (ja) * 1981-12-15 1983-06-17 Casio Comput Co Ltd 電子時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60183895U (ja) 1985-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5732469B2 (ja)
JP3329817B2 (ja) 水深計測機能付電子機器
JPH0448553Y2 (ja)
JPH0544795Y2 (ja)
JPH07218662A (ja) 水深計付携帯電子機器
JPH0370766B2 (ja)
JPS58191942A (ja) 圧力検出装置
JPS60183896U (ja) 水深計付携帯電子機器
JPH0576597B2 (ja)
JPS61193395U (ja)
FR2333285A1 (fr) Mode de montage d'une plaque ceramique pour une montre-bracelet electronique a cristal liquide
JPS60230086A (ja) 電子時計の電池電圧レベルメ−タ
JPH06289166A (ja) 水温計測及び水深計測機能付電子機器
JPS57144484A (en) Portable camera with electronic time piece
JPS637393U (ja)
JPS61130889A (ja) 水深計付電子時計
JPS62134093U (ja)
JPS61133891A (ja) 水深計付電子時計
JPS5847197U (ja) 時計を着脱自在にした表示装置
JPS5384766A (en) Alarm electronic watch
JPS6382388A (ja) 水深計付電子時計
JPS59137880A (ja) 温度表示機能付デイジタル腕時計
JPS57110983A (en) Electronic watch
JPS5321968A (en) Wrist watch in use of liquid crystal
JPS6136585U (ja) 電池寿命報知時計