JPH0448519A - Ofケーブルの浸油方法 - Google Patents

Ofケーブルの浸油方法

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JPH0448519A
JPH0448519A JP15602690A JP15602690A JPH0448519A JP H0448519 A JPH0448519 A JP H0448519A JP 15602690 A JP15602690 A JP 15602690A JP 15602690 A JP15602690 A JP 15602690A JP H0448519 A JPH0448519 A JP H0448519A
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JP
Japan
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temperature
oil
cable
conductor
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP15602690A
Other languages
English (en)
Inventor
Kan Ito
完 伊藤
Niro Noda
野田 仁郎
Takashi Sakamoto
崇 坂本
Makoto Doi
誠 土井
Tsuneo Sugaya
菅谷 恒朗
Norio Sato
佐藤 教郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0448519A publication Critical patent/JPH0448519A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 この発明は電カケープル、特に油入型カケープルの絶縁
油注入方法の改良に関する。 [従来の技術J 油入型カケープルを製造するとき、ます脱湿。 脱ガスしたケーブルコア上に、真空下で金属シースを施
した後、ケーブルの一端から絶縁油を注入している。こ
の絶縁油の注入は、■常温下でそのまま注入する方法、
■金属シース上に絶縁テープを巻回し、この絶縁テープ
巻回層として金属シースを通電加熱しながら絶縁油を注
入し、この後上記絶縁テープを除去する方法、■上記■
の絶縁層として、絶縁テープの代りに通常浸油後に金属
シース上に施す防食層を浸油前に施すことにより、この
防食層を用いて■と同様に絶縁油を注入する方法等が知
られている。 【発明が解決しようとする課題J ところで、上記■の方法では、絶縁油の粘度が温度に依
存するため、外気温の変化を受は易く、浸油に要する時
間が一定せず、作業工程を組立てる大きな支障があるば
かりか、常温領域(0℃〜30℃)付近の絶縁油の粘度
が比較的に大きいことから、海底ケーブルのような製造
長が長尺となるものについては、浸油時間が膨大になっ
てしまう欠点がある。 また、上記■の方法では、上記■の欠点を補うため、浸
油するケーブルの温度を上げ、絶縁油の粘度を下げて浸
油時間を安定化し短縮するものであるが、ケーブルを構
成する上で全く不要な絶縁層を設けなければならず、浸
油後にこの絶縁層を剥ぎ取らなければならない作業上の
煩雑さおよび絶縁層を形成する絶縁材のロスが生じ、浸
油時間の短縮の効果を減殺してしまう結果となる。 上記■の方法では、上記■の作業上の煩雑さや絶縁材の
ロスを無(すため、ケーブル本来の構成上必要である防
食層を絶縁層としたものであるが、一般に用いられる防
食層材質としてポリエチレンあるいは塩化ビニルでは昇
温限界が略60℃程度のものであって、これ以上の温度
にケーブルを加熱することはケーブル品質上好ましくな
い。 一方、その他の構成材である導体、金属シー又は勿論、
絶縁紙についても耐熱性の点からさらに高い温度のもの
とする必要があり、浸油時間の短縮の阻害要因となって
いる。 さらに、上記■、■の方法で用いられている金属シース
の加熱方法では、絶縁体、導体、絶縁油の熱抵抗および
熱容量が異なるため、 金属シース温度〉絶縁体温度〉導体温度という温度勾配
ができる。この場合、一般にケーブル内の残留水分およ
び残留ガスについて、高温側の蒸気圧が高く低温側の方
が低くなるため、導体側へ蒸気(ガス)が移行し、凝縮
されていく。 一般にlooOm以下程度の短尺のケーブルにおいては
、注油端と反対側の端末からの真空引によって、この蒸
気(ガス)を除去することはできるが、それ以上の長尺
のケーブルでは、一端からの真空引きによって、その蒸
気(ガス)を除去することは真空理論上からも不可能で
あるため、水分は注入された絶縁油に溶解するか導体ま
たはその近傍で圧縮されてボイドとしてケーブル内に残
留することになり、ケーブルの絶縁性能を著しく低下さ
せてしまうことになる。 この発明は、このような点に鑑みてなされたものであり
、前述した従来技術の欠点を解消するとともに、浸油時
間を効率的に短縮し、品質を安定させることができるO
Fケーブルの浸油方法を提供することを目的とする。 [課題を解決するだめの手段] この発明は、脱湿、脱ガスしたケーブルコア上に真空下
で金属シースを施した後、ケーブルの一端より絶縁油を
注入するようにしたOFケーブルの製造において、OF
ケーブルの導体に通電して加熱し、導体温度をシー゛ス
温度よりも大きくして絶縁油を注入することを特′徴と
するOFケーブルのNJ油方法である。 [実 施 例] 以下2図面に基づいてこの発明の詳細な説明する;図は
、・この発明のOFケーブルの浸油方法に適用す−る装
置の構成を示す側面図である。即ち、絶縁油を一含・浸
させるケーブル2はケーブルドラムlに・巻回されてお
一す、両端末2a、2bはケーブルドラム1の側部から
突出するよう固定されている。このケーブル端末2a、
2bには注油端6を有するケーブル端末金具4aと浸油
端7を有するケーブル端末金具4bがそれぞれ接続され
・る、浸油端7は、浸油するまで真空引端となり、図示
しない真空吸引装置に接続されてケーブル2の浸油部を
排気して注油端6から含浸される絶縁油を滲透させるよ
う番こなっている。 また、上記ケーブル端末金具4a、4bには接続端子3
a、3bがそれぞれ固定され、ここに通電加熱用電源5
からリード1ji8,8’が接続され、ケーブル2の導
体へN iJmを流すよ・うになっている、このとき、
ケーブル2の金属シースは導体と絶縁されており、ケー
ブル端末金具4a、4b内では金属シースには電流が流
れないように絶縁されている。 このようにして絶縁油を注入するが、このときケーブル
2は金属シース形成後の状態にあれば製造工程上のどの
段階においても実施してもよい。 従って、通電に当って電流値および通電時間等の条件を
決定する際には、浸油を行なおうとするケーブルの状態
、即ち、導体サイズ、絶縁体厚さ、金属シース材質およ
び厚さ、その他の構成材料、熱抵抗、熱容量を勘案し、
決定しなければならないが、この際に用いる諸定数は、
一般に知られている油入型カケープル用材料の値を参考
に使用すればよい。 加熱する際の温度管理条件としては、通常絶縁体の乾燥
時に使用されている100〜120℃の温度を上限とす
るのが、ケーブルの絶縁体の劣化を発生しないためには
好ましい、従って、導体直上で100〜120℃の温度
となるようにケーブル各構成材料の熱定数から必要電力
量を逆算し。 これに見合う電圧を印加して電流を流せばよく、これを
ケーブルの表面から熱放散を考慮した上でケーブル表面
温度で管理する。この管理を行うことにより、常に導体
温度(100〜120℃)〉金属シース側温度とするこ
とが可能になる。この際、注入する絶縁油は常温でも高
温でもよいが、比較的熱容量が大きいため、常に一定の
温度となるように注入配管および油タンク等を保温する
ことが望ましい。 また、通電に供する電流としては、直流、交流の何れで
も可能であるが、この発明の目的をよく達成するために
は、絶縁体損による発熱のない直流によって行なうほう
が望ましい。 従って、油の粘度を低くして浸油時間を短くする手段と
して、従来の金属シースに通電して加熱する方法では、
シース側温度が導体側温度よりもどうしても高(なって
しまい、残留ガスや水分が導体側に移動してしまう不具
合が生じていた。また、単心ケーブルにおいては、浸油
は導体中心に設けられた油通路より行なわれるため、浸
油の際、残留ガスや水分を溶解した絶縁油が最もストレ
スの高い導体近傍に浸油される傾向があった。 ところが、この発明の方法によれば、導体に通電して加
熱を行なう方法のため、導体温度がシース温度よりも高
くなるので、上記のような欠点は解消される。そして、
ケーブル1条の長さが数km〜数十kmにも及び、浸油
方向と反対側からの真空引きの効果が期待できない長尺
の海底ケーブルにおいてはより有効である。 [発明の効果〕 以上説明したとおり、この発明のOFケーブルの絶縁油
浸油方法によれは、絶縁油の粘度が常温で10〜20C
,、程度であり、油通路となる導体温度付近では1〜数
Cg tにまで低下するので、浸油時間が115〜1/
20に短縮することができる。その上、従来の通電加熱
の欠点であったケーブル使用時に最もストレスの低い金
属シース側に移行し、しかもこの部分は絶縁体の遮蔽層
部分となるため、金属シースと同電位となり、万一微小
ボイドとして残ったとしても、ボイド放電の可能性も低
いという利点もあり、品質的にも向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明のOFケーブルの浸油方法に適用される
絶縁油浸透装置の概略構成図である。 1・・・ケーブルドラム 2・・・ケーブル 2a、2b・・・ケーブル端末 3a、3b・・・接M端子 4a、4b・・・ケーブル端末金具 5・・・電源 6・・・注油端 7・・・浸油端 8.8′・・・リード線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脱湿,脱ガスしたケーブルコア上に真空下で金属シース
    を施した後、ケーブルの一端より絶縁油を注入するよう
    にしたOFケーブルの製造において、OFケーブルの導
    体に通電して加熱し、導体温度をシース温度よりも大き
    くして絶縁油を注入することを特徴とするOFケーブル
    の浸油方法。
JP15602690A 1990-06-14 1990-06-14 Ofケーブルの浸油方法 Pending JPH0448519A (ja)

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JP15602690A JPH0448519A (ja) 1990-06-14 1990-06-14 Ofケーブルの浸油方法

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JPH0448519A true JPH0448519A (ja) 1992-02-18

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JP15602690A Pending JPH0448519A (ja) 1990-06-14 1990-06-14 Ofケーブルの浸油方法

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