JPH0448489Y2 - - Google Patents

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JPH0448489Y2
JPH0448489Y2 JP11860086U JP11860086U JPH0448489Y2 JP H0448489 Y2 JPH0448489 Y2 JP H0448489Y2 JP 11860086 U JP11860086 U JP 11860086U JP 11860086 U JP11860086 U JP 11860086U JP H0448489 Y2 JPH0448489 Y2 JP H0448489Y2
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pipe
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center
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JP11860086U
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえば海洋構造物の支柱として
用いられる比較的大径のパイプの真円度測定装置
に関する。
従来技術およびその問題点 海洋構造物の支柱として用いられる比較的大径
のパイプの真円度測定は、測定者が棒ゲージを用
いて、パイプの両端での径を測定し、その測定値
に基づいて行なわれている。しかしながら、この
方法では、パイプの中心を通るように棒ゲージを
パイプ端面に当てる必要があるが、この調整は測
定者の勘にたよつていることおよびパイプの両端
でしかパイプの直径を測定できないことから、真
円度測定精度が非常に低いという問題がある。
この考案は測定精度が高いパイプの真円度測定
装置を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 この考案によるパイプの真円度測定装置は、水
平状に配された被測定パイプを定位置で回転可能
に支持する複数の支持ローラと、 治具本体および治具本体から放射状にのびる4
本の把持腕を有しかつ被測定パイプの両端に着脱
自在にそれぞれ取り付けられる一対の芯出し治具
ならびに各芯出し治具の本体中心に一端がそれぞ
れ枢着される一対の間隔調整棒からなる位置調整
器具と、 被測定パイプの両端に取り付けられている両位
置調整器具の間隔調整棒が固定され、両芯出し治
具の本体中心を通る被測定パイプの仮想中心軸に
対して平行にのびるように被測定パイプ外方に配
されるセンサ案内部材と、 センサ案内部材にその長さ方向に移動可能に取
り付けられかつ被測定パイプまでの距離を測定す
るための距離センサとを備え、 4本の把持腕のうちの2本ずつが治具本体の中
心に対して互いに対称に移動するように治具本体
に取り付けられており、各把持腕の先端にパイプ
把持部が設けられていることを特徴とする。
実施例 第1図および第2図は、パイプ真円度測定装置
の概略構成を示している。
床上には、前後方向にのびた軸を中心として回
転しうる左右一対の支持ローラ1をそれぞれ有す
る3つの支持装置2が、前後方向に間隔をおいて
設置されている。そして、これらの支持ローラ1
によつて、被測定パイプPが水平状にかつ回転可
能に支持されている。3つの支持装置2のうちの
1つは、その左右一対の支持ローラ1のうちの1
つを駆動するためのパイプ回転用電動モータ3を
備えている。
被測定パイプPの両端には、位置調整器具4が
着脱自在にそれぞれ取り付けられている。各位置
調整器具4は、治具本体6および治具本体6から
放射状にのびる第1〜第4の把持腕7a〜7dを
有し被測定パイプPの端部に着脱自在に取り付け
られた芯出し治具5と、芯出し治具5の本体6中
心に一端がそれぞれ枢着された間隔調整棒8とか
らなる。第1および第2の把持腕7a,7bは、
上下方向にのびており、本体6の中心に対して互
いに対称に移動可能に本体6に取り付けられてい
る。第3および第4の把持腕7c,7dは、左右
方向にのびており、本体6の中心に対して互いに
対称に移動可能に本体6に取り付けられている。
各把持腕7a〜7dの先端には、万力からなるパ
イプ把持部9がそれぞれ設けられている。間隔調
整棒8には、長さ方向に目盛(図示略)が記され
ている。間隔調整棒8の他端部は、案内部材12
上に載せられかつ固定されている。
床上には、さらに、被測定パイプPの右側位置
に、高さ調整可能な前後一対の支持台11が設置
されており、これらの支持台11上端に、前後方
向にのびた測定器案内部材12が左右方向移動可
能に支持されている。案内部材12には、非接触
型距離センサを有する距離測定器13が走行可能
に取り付けられている。
第3図および第4図は、位置調整器具4の詳細
を示している。前後一対の位置調整器具4は、前
後の向きが異なるだけなので、ここでは、前側の
調整器具4についてのみ説明する。芯出し治具5
の本体6は、前後方向に間隔をおいてかつ互いに
平行に配された3枚の金属板21,22,23
と、これらの金属板21,22,23の中心部を
貫通した状態で、これらの金属板21,22,2
3に固定された枢着ピン24と、中央の金属板2
2に取り付けられかつ径および歯数が等しい第1
〜第4のピニオン25a〜25dおよび複数の押
えローラ26を備えている。
中央の金属板22の中心部の上方位置および下
方位置には、前方に突出した第1および第2のピ
ニオン軸27a,27bがそれぞれ固定されてお
り、各ピニオン軸27a,27bに第1および第
2のピニオン25a,25bが回転自在に取り付
けられている。また、中央の金属板22の中心部
の左方位置および右方位置には、後方に突出した
第3および第4のピニオン軸27c,27dがそ
れぞれ固定されており、各ピニオン軸27c,2
7dに第3および第4のピニオン25c,25d
が回転自在に取り付けられている。第1〜第4の
ピニオン軸27a〜27dは、金属板22の中心
を中心とする同心円上に位置している。 中央の
金属板22には、さらに、第1のピニオン軸27
aの真横であつて第3のピニオン軸27cの真上
位置、第2のピニオン軸27bの真横であつて第
3のピニオン軸27cの真下位置、第2のピニオ
ン軸27bの真横であつて第4のピニオン軸27
dの真下位置および第1のピニオン軸27aの真
横であつて第4のピニオン軸27dの真上位置
に、金属板22から前方および後方に突出した4
つのローラ軸28が固定されている。各ローラ軸
28の金属板22から前方に突出している部分お
よび後方に突出している部分に押えローラ26が
回転自在にそれぞれ取り付けられている。
第1の把持腕7aの右側面、第2の把持腕7b
の左側面、第3の把持腕7cの上面および第4の
把持腕7dの下面には、その長さ方向にのびたラ
ツク29a〜29dがそれぞれ形成されている。
各ラツク29a〜29dのピツチは、同じであ
る。第1の把持腕7aは、中央の金属板22と前
側の金属板21との間であつて、第1のピニオン
25aとその左側の押えローラ26との間および
第2のピニオン25bとその左側の押えローラ2
6との間を通つており、そのラツク29aが第1
および第2のピニオン25a,25bに噛み合つ
ている。第2の把持腕7bは、中央の金属板22
と前側の金属板21との間であつて、第1のピニ
オン25aとその右側の押えローラ26との間お
よび第2のピニオン25bとその右側の押えロー
ラ26との間を通つており、そのラツク29bが
第1および第2のピニオン25a,25bに噛み
合つている。第3の把持腕7cは、中央の金属板
22と後側の金属板23との間であつて、第3の
ピニオン25cとその下側の押えローラ26との
間および第4のピニオン25dとその下側の押え
ローラ26との間を通つており、そのラツク29
cが第3および第4のピニオン25c,25cに
噛み合つている。第4の把持腕7dは、中央の金
属板22と後側の金属板23との間であつて、第
3のピニオン25cとその上側の押えローラ26
との間および第4のピニオン25dとその上側の
押えローラ26との間を通つており、そのラツク
29dが第3および第4のピニオン25d,25
bに噛み合つている。
間隔調整棒8は、その一端部が枢着ピン24に
軸受31を介して回転自在に取り付けられてい
る。
第5図〜第7図は、支持台11、測定器案内部
材12、間隔調整棒8および距離測定器13を示
している。各支持台11上端部には、前後方向に
のびた軸を中心として回転しうる左右一対の案内
部材受けローラ41が設けられており、これらの
ローラ41上に測定器案内部材12が設けられて
いる。また、支持台11上面の両側部には、案内
部材落下防止用突条42がそれぞれ形成されてい
る。測定器案内部材12は、ローラ41上に受け
られている横断面略形の基部32と、基部32
の幅中央部に形成された横断面略形のレール3
3とからなる。
各位置調整器具4における間隔調整棒8の案内
部材12への固定は、以下のようにして行なわれ
ている。各位置調整器具4の間隔調整棒8の他端
部に、固定ねじ43を有する2つの矩形リング4
4を嵌め合わせ、両リング44がレール33の両
側に位置するようにして、間隔調整棒8をレール
33上に載せる。そして、各間隔調整棒8が水平
になるように、支持台11の高さを調整する。間
隔調整棒8が水平となつているかどうかは、たと
えば水準器を用いて調べられる。
次に、両間隔調整棒8の目盛を見ながら、前側
の位置調整器具4の枢着ピン24から、案内部材
12における枢着ピン24の真横位置に相当する
箇所までの距離と、後側の位置調整器具4の枢着
ピン24から、案内部材12における枢着ピン2
4の真横位置に相当する箇所までの距離が等しく
なるように案内部材13の左右位置を調整したの
ち、両リング44がレール33を挟むような状態
で固定ねじ43を締め付けてリング44を間隔調
整棒8に固定する。これにより、両間隔調整棒8
が案内部材12に固定される。
距離測定器13の下面には、レール33上面を
転動する左右一対のガイド・ローラ34が取付部
材35を介して取り付けられている。また距離測
定器13内からは、左右一対の回転軸36,37
が下方に突出しており、一方の回転軸36の下端
部には、レール33の一側面上を転動する駆動ロ
ーラ38が、他方の回転軸37の下端部には、レ
ール33の他側面上を転動する走行距離検出用ロ
ーラ39がそれぞれ固定されている。駆動ローラ
38は、距離測定器13に設けられた走行用電動
モータ(図示略)によつて駆動される。また、検
出用ローラ39の回転数が、距離測定器13に設
けられた走行距離検出器(図示略)によつて検出
される。
レール33上面から距離センサの測定媒体
(光、超音波等)出射入射口14(第2図参照)
までの高さl1は、間隔調整棒8の下面から枢着部
までの高さl2に等しく設定されている。したがつ
て、案内部材12上を走行する測定器13の測定
媒体出射入射口14の移動経路が、仮想中心軸M
を含むほぼ水平な平面内において仮想中心軸Mと
平行となる。
真円度測定装置は、マイクロコンピユータ等の
制御装置(図示略)によつて、たとえば以下のよ
うに制御される。距離測定器13は、案内部材1
2上におけるパイプPの前端側に対応する位置に
あらかじめ停止させられている。
駆動モータ3を駆動することによつて、パイプ
Pを一定速度で回転させ、パイプPが所定角度回
転するごとに、距離センサによつてセンサからパ
イプPまでの距離を測定し、その測定データをメ
モリ(図示略)に記憶する。パイプPが1回転す
ると、パイプPの回転を停止し、走行用電動モー
タによつて、測定器13を、一定距離だけ前進さ
せる。そして、パイプPを回転させ、パイプPが
所定角度回転するごとに、センサによつて、セン
サからパイプPまでの距離を測定し、その測定デ
ータをメモリに記憶する。パイプPが1回転する
と、パイプPの回転を停止し、測定器13を一定
距離だけ前進させる。そして、パイプPを回転さ
せ、パイプPが所定角度回転するごとに、センサ
からパイプPまでの距離を測定し、その測定デー
タをメモリに記憶する。
以下、同様な処理を繰り返して行なう。そし
て、測定器13がパイプPの後端側に対応する位
置に至り、その位置でパイプP1周分について、
センサからパイプPまでの距離測定が終了する
と、メモリに記憶されている測定データを分布表
にして、表示装置(図示略)に表示する。測定者
は、この表示にもとづいて、パイプPの真円度を
求める。
考案の効果 この考案によるパイプPの真円度測定装置で
は、パイプを定位置で回転させることができると
ともに、パイプの仮想中心軸と平行に距離センサ
を移動させることができるから、パイプの仮想中
心軸から、パイプの外周面までの距離に関連する
長さを、パイプの長さ方向の複数位置において、
パイプの複数の回転角度位置で正確に測定するこ
とができる。したがつて、精度の高い真円度測定
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の実施例を示し、第1図は真
円度測定装置の概略構成を示す斜視図、第2図は
第1図の正面図、第3図は位置調整器具を示す拡
大正面図、第4図は第3図の−線に沿う断面
図、第5図は支持台、測定器案内部材、間隔調整
棒および距離測定器を示す拡大側面図、第6図は
第5図の−線に沿う断面図、第7図は第5図
の−線に沿う断面図である。 1……支持ローラ、4……位置調整器具、5…
…芯出し治具、6……本体、7a〜7d……把持
腕、8……間隔調整棒、9……パイプ把持部、1
2……測定器案内部材、13……距離測定器、P
……被測定パイプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 水平状に配された被測定パイプを定位置で回転
    可能に支持する複数の支持ローラと、 治具本体および治具本体から放射状にのびる4
    本の把持腕を有しかつ被測定パイプの両端に着脱
    自在にそれぞれ取り付けられる一対の芯出し治具
    ならびに各芯出し治具の本体中心に一端がそれぞ
    れ枢着される一対の間隔調整棒からなる位置調整
    器具と、 被測定パイプの両端に取り付けられている両位
    置調整器具の間隔調整棒が固定され、両芯出し治
    具の本体中心を通る被測定パイプの仮想中心軸に
    対して平行にのびるように被測定パイプ外方に配
    されるセンサ案内部材と、 センサ案内部材にその長さ方向に移動可能に取
    り付けられかつ被測定パイプまでの距離を測定す
    るための距離センサとを備え、 4本の把持腕のうちの2本ずつが治具本体の中
    心に対して互いに対称に移動するように治具本体
    に取り付けられており、各把持腕の先端にパイプ
    把持部が設けられているパイプの真円度測定装
    置。
JP11860086U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0448489Y2 (ja)

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JP11860086U JPH0448489Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

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JPS6325314U JPS6325314U (ja) 1988-02-19
JPH0448489Y2 true JPH0448489Y2 (ja) 1992-11-16

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