JPH0448452B2 - - Google Patents
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- JPH0448452B2 JPH0448452B2 JP25270288A JP25270288A JPH0448452B2 JP H0448452 B2 JPH0448452 B2 JP H0448452B2 JP 25270288 A JP25270288 A JP 25270288A JP 25270288 A JP25270288 A JP 25270288A JP H0448452 B2 JPH0448452 B2 JP H0448452B2
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 14
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/48—Diagnostic techniques
- A61B6/481—Diagnostic techniques involving the use of contrast agents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/50—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications
- A61B6/504—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment specially adapted for specific body parts; specially adapted for specific clinical applications for diagnosis of blood vessels, e.g. by angiography
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Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、被検者X線透視像を表示するととも
に、カテーテルを前記被検者の目的部位に導くた
めのロードマツプ画像を表示するX線診断装置に
関する。
に、カテーテルを前記被検者の目的部位に導くた
めのロードマツプ画像を表示するX線診断装置に
関する。
(従来の技術)
X線診断装置において、被検者の冠状動脈の血
行動態を把握するために経皮的冠状動脈形成術
(以下PTCAと称する。)が用いられるが、この
PTCAは次のように行われる。まず、PTCA施行
前に、被検者へ低量のX線が曝射され、このX線
はイメージインテンフアイヤにより光学像に変換
され、この光学像はTVカメラで画像入力されモ
ニタに透視像が表示される。そしてPTCA施行時
に術者は、モニタ上に得られた動画の透視像を観
察しながら、カテーテルを被検者の冠状動脈に挿
入し、このカテーテルをガイドワイヤーにより操
作して所望の目的部位へ移動させる。そしてカテ
ーテルが目的部位に達したとき、術者は比較的多
量のX線を曝射して血管造影のための撮影を行
い、心臓の血行動態像を得る。このようなPTCA
施行時においては、カテーテルを被検者の目的部
位に導くためにロードマツプ像が用いられてい
る。このロードマツプ像は現在においては、被検
者の心拍の特定位相例えばR波を1枚だけPTCA
施行前に撮影したものである。したがつて、術者
はPTCA施行時に前記1枚のロードマツプ像に基
き、カテーテルを操作していた。
行動態を把握するために経皮的冠状動脈形成術
(以下PTCAと称する。)が用いられるが、この
PTCAは次のように行われる。まず、PTCA施行
前に、被検者へ低量のX線が曝射され、このX線
はイメージインテンフアイヤにより光学像に変換
され、この光学像はTVカメラで画像入力されモ
ニタに透視像が表示される。そしてPTCA施行時
に術者は、モニタ上に得られた動画の透視像を観
察しながら、カテーテルを被検者の冠状動脈に挿
入し、このカテーテルをガイドワイヤーにより操
作して所望の目的部位へ移動させる。そしてカテ
ーテルが目的部位に達したとき、術者は比較的多
量のX線を曝射して血管造影のための撮影を行
い、心臓の血行動態像を得る。このようなPTCA
施行時においては、カテーテルを被検者の目的部
位に導くためにロードマツプ像が用いられてい
る。このロードマツプ像は現在においては、被検
者の心拍の特定位相例えばR波を1枚だけPTCA
施行前に撮影したものである。したがつて、術者
はPTCA施行時に前記1枚のロードマツプ像に基
き、カテーテルを操作していた。
(発明が解決しよとする課題)
ところで、前記被検者の透視像はモニタ上に動
画像で。表示されるが、心拍の特定位相を撮影し
たロードマツプ像はモニタ上に1枚の静止画像で
表示されるため、ロードマツプ像は透視像に対応
しないものとなつていた。このためロードマツプ
像を見ても、カテーテルが被検者のどの部位にあ
るのかが判断しにくいという問題があつた。した
がつて、PTCA施行時にロードマツプ像を透視像
に対応すべく動画像にすることが望まれていた。
画像で。表示されるが、心拍の特定位相を撮影し
たロードマツプ像はモニタ上に1枚の静止画像で
表示されるため、ロードマツプ像は透視像に対応
しないものとなつていた。このためロードマツプ
像を見ても、カテーテルが被検者のどの部位にあ
るのかが判断しにくいという問題があつた。した
がつて、PTCA施行時にロードマツプ像を透視像
に対応すべく動画像にすることが望まれていた。
そこで本発明の目的は、常に実際の透視像と略
同位相のロードマツプ像を得、且つロードマツプ
像を標準にフレームレートでモニタに表示して得
るX線診断装置を提供することにある。
同位相のロードマツプ像を得、且つロードマツプ
像を標準にフレームレートでモニタに表示して得
るX線診断装置を提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決する為の手段)
本発明は上記の問題を解決し目的を達成する為
に次のような手段を講じた。本発明は、X線源か
ら曝射された被検者を透過したX線をイメージイ
ンテンフアイヤにより光学像に変換し、この光学
像をTVカメラで画像入力してモニタに透視像を
表示し且つカテーテル操作に供するロードマツプ
像を表示するX線診断装置において、前記被検者
の心電図およびこの心電図に同期して前記透視像
を一心拍だけ複数枚の画像からなる動画のロード
マツプ像として予め記録しておくメモリと、ロー
ドマツプ像を表示する際に、前記メモリから心電
図およびロードマツプ像を読出し、心電図の特定
位相を検出する毎にこの特定位相に対応するロー
ドマツプ像を順次モニタに表示させる制御手段
と、を備えるようにしたものである。
に次のような手段を講じた。本発明は、X線源か
ら曝射された被検者を透過したX線をイメージイ
ンテンフアイヤにより光学像に変換し、この光学
像をTVカメラで画像入力してモニタに透視像を
表示し且つカテーテル操作に供するロードマツプ
像を表示するX線診断装置において、前記被検者
の心電図およびこの心電図に同期して前記透視像
を一心拍だけ複数枚の画像からなる動画のロード
マツプ像として予め記録しておくメモリと、ロー
ドマツプ像を表示する際に、前記メモリから心電
図およびロードマツプ像を読出し、心電図の特定
位相を検出する毎にこの特定位相に対応するロー
ドマツプ像を順次モニタに表示させる制御手段
と、を備えるようにしたものである。
(作用)
このような手段を講じたことにより次のような
作用を呈する。被検者の心電図およびこの心電図
に同期してロードマツプ像をメモリに記録してお
く。そしてPTCA施行時にメモリから読出して心
電図をモニタすると、制御手段は心電図の特定位
相を検出し、直ちに特定位相に対応するロードマ
ツプ像すなわち記録フレームを標準のフレームレ
ートで動画として順次表示させる。したがつて、
ロードマツプ像記録時とPTCA施行時とで心拍周
期が異なつても、常に実際の心拍位相の対応する
ロードマツプ像が表示でき、且つ標準のフレーム
レートで表示できる。
作用を呈する。被検者の心電図およびこの心電図
に同期してロードマツプ像をメモリに記録してお
く。そしてPTCA施行時にメモリから読出して心
電図をモニタすると、制御手段は心電図の特定位
相を検出し、直ちに特定位相に対応するロードマ
ツプ像すなわち記録フレームを標準のフレームレ
ートで動画として順次表示させる。したがつて、
ロードマツプ像記録時とPTCA施行時とで心拍周
期が異なつても、常に実際の心拍位相の対応する
ロードマツプ像が表示でき、且つ標準のフレーム
レートで表示できる。
(実施例)
第1図は本発明に係るX線診断装置の概略構成
を示す図である。第1図において、X線管1は被
検者2にX線を曝射するものであり、イメージイ
ンテンフアイヤ3は被検者2を透過したX線を入
力し、光学像に変換するものである。TVカメラ
5はレンズ等の光学系4を介してイメージインテ
ンフアイヤ3からの光学像を入力し、TV映像信
号に変換するものである。A/D変換器6はTV
映像信号をデイジタル信号に変換するものであ
る。心電計7は被検者2からの心拍を計測し心電
図を得るものであり、切換スイツチ9は端子aを
選択したとき、前記A/D変換器6からの透視画
像をメモリ10に導き、端子bを選択したとき、
前記A/D変換器6からの透視像をメモリ13に
導くものである。メモリ10はPTCA施行前に前
記A/D変換器6からの透視像を複数枚からなる
フレーム像F1……FNすなわち動画ロードマツプ
像として記録し、且つ心電計7からの心電図を記
録しておくものである。メモリコントローラ8は
前記心電計7からの心電図およびこの心電図に同
期して前記複数枚からなるフレーム像F1……FN
をメモリ10に記録させ、且つPTCA施行時にメ
モリ10から心電図の特定位相を検出毎にこの特
定位相に対応するフレーム像F1……FNを順次読
出してD/A変換器11に出力するように制御す
るものである。メモリ13はPTCA施行時に端子
bを介してA/D変換器6からの透視像を記録す
るものである。D/A変換器11,14前記メモ
リ11,13からの画像データをアナログ信号に
変換するものである。モニタ12はD/A変換器
11から画像データを入力して動画のロードマツ
プ像を表示し、モニタ15はD/A変換器14か
ら画像データを入力してリアルタイムの透視像を
表示する。
を示す図である。第1図において、X線管1は被
検者2にX線を曝射するものであり、イメージイ
ンテンフアイヤ3は被検者2を透過したX線を入
力し、光学像に変換するものである。TVカメラ
5はレンズ等の光学系4を介してイメージインテ
ンフアイヤ3からの光学像を入力し、TV映像信
号に変換するものである。A/D変換器6はTV
映像信号をデイジタル信号に変換するものであ
る。心電計7は被検者2からの心拍を計測し心電
図を得るものであり、切換スイツチ9は端子aを
選択したとき、前記A/D変換器6からの透視画
像をメモリ10に導き、端子bを選択したとき、
前記A/D変換器6からの透視像をメモリ13に
導くものである。メモリ10はPTCA施行前に前
記A/D変換器6からの透視像を複数枚からなる
フレーム像F1……FNすなわち動画ロードマツプ
像として記録し、且つ心電計7からの心電図を記
録しておくものである。メモリコントローラ8は
前記心電計7からの心電図およびこの心電図に同
期して前記複数枚からなるフレーム像F1……FN
をメモリ10に記録させ、且つPTCA施行時にメ
モリ10から心電図の特定位相を検出毎にこの特
定位相に対応するフレーム像F1……FNを順次読
出してD/A変換器11に出力するように制御す
るものである。メモリ13はPTCA施行時に端子
bを介してA/D変換器6からの透視像を記録す
るものである。D/A変換器11,14前記メモ
リ11,13からの画像データをアナログ信号に
変換するものである。モニタ12はD/A変換器
11から画像データを入力して動画のロードマツ
プ像を表示し、モニタ15はD/A変換器14か
ら画像データを入力してリアルタイムの透視像を
表示する。
第2図は前記動画のロードマツプ像と心電図と
の対応関係を示す図である。同図に示す如く心電
図Aの特定位相例えばR波がフレーム画像F1に
対応し、R波以下順次F2……FNが対応するもの
となつている。
の対応関係を示す図である。同図に示す如く心電
図Aの特定位相例えばR波がフレーム画像F1に
対応し、R波以下順次F2……FNが対応するもの
となつている。
第3図は心電図の心拍周期と動画のロードマツ
プ像との関係を示す図である。
プ像との関係を示す図である。
次にこのように構成された実施例の作用を説明
する。まず、動画のロードマツプ像のメモリ10
へ記録について説明する。X線管1から曝射され
た被検者2を透過したX線は、イメージインテン
フアイヤ3により光学像に変換され光学系4を介
して、TVカメラ5によりTV映像信号に変換さ
れる。さらにこのTV映像信号は、A/D変換器
6によりデイジタル信号に変換される。また同時
に心電計7により被検者2の心電図が得られる。
そして切換スイツチ9がメモリ10を選択する
と、第2図に示す如く被検者2の任意の一心拍に
ついて、メモリコントローラ8によりA/D変換
器6からの透視像すなわち造影動画像がメモリ1
0にデイジタル信号で記録される。またこのメモ
リ10への透視像の記録と共に心電計7からの心
電図Aも記録される。例えばR波の位相に対応す
る1枚の透視像をフレーム像F1、次の透視像を
フレーム像F2……最後の透視像をフレーム像FN
と番号付けし、番号順にメモリ10に記録してお
く。この記録のフレームレートは、例えば標準の
30フレーム/秒が使用されている。ここで例え
ば1心拍を約1秒とすると、メモリ10に記録さ
れたロードマツプ像は約30枚のメモリで構成され
る。このようにして動画ロードマツプ像の記録が
終了する。
する。まず、動画のロードマツプ像のメモリ10
へ記録について説明する。X線管1から曝射され
た被検者2を透過したX線は、イメージインテン
フアイヤ3により光学像に変換され光学系4を介
して、TVカメラ5によりTV映像信号に変換さ
れる。さらにこのTV映像信号は、A/D変換器
6によりデイジタル信号に変換される。また同時
に心電計7により被検者2の心電図が得られる。
そして切換スイツチ9がメモリ10を選択する
と、第2図に示す如く被検者2の任意の一心拍に
ついて、メモリコントローラ8によりA/D変換
器6からの透視像すなわち造影動画像がメモリ1
0にデイジタル信号で記録される。またこのメモ
リ10への透視像の記録と共に心電計7からの心
電図Aも記録される。例えばR波の位相に対応す
る1枚の透視像をフレーム像F1、次の透視像を
フレーム像F2……最後の透視像をフレーム像FN
と番号付けし、番号順にメモリ10に記録してお
く。この記録のフレームレートは、例えば標準の
30フレーム/秒が使用されている。ここで例え
ば1心拍を約1秒とすると、メモリ10に記録さ
れたロードマツプ像は約30枚のメモリで構成され
る。このようにして動画ロードマツプ像の記録が
終了する。
次に動画ロードマツプ像の記録が終了すると、
すぐにPTCAが施行される。ここで被検者2と撮
影装置との位置関係は変化していないものとす
る。切換スイツチ9がメモリ13に切換選択され
ると、A/D変換器6から透視像がメモリ13に
記録される。さらに画像データはD/A変換器1
4によりアナログ信号に変換され、モニタ15に
リアルタイムの透視像が表示される。また同時に
メモリコントローラ8により、被検者2の心電図
AのR波を検出する毎にメモリ10内のフレーム
像F1……FNが順次読出される。すなわちフレー
ム像F1……FNは、D/A変換器11を介して現
在のR波から次のR波を検出するまで、モニタ1
2に順次表示される。この表示フレームレート
は、記録時のフレームレートと同一で講わない。
すぐにPTCAが施行される。ここで被検者2と撮
影装置との位置関係は変化していないものとす
る。切換スイツチ9がメモリ13に切換選択され
ると、A/D変換器6から透視像がメモリ13に
記録される。さらに画像データはD/A変換器1
4によりアナログ信号に変換され、モニタ15に
リアルタイムの透視像が表示される。また同時に
メモリコントローラ8により、被検者2の心電図
AのR波を検出する毎にメモリ10内のフレーム
像F1……FNが順次読出される。すなわちフレー
ム像F1……FNは、D/A変換器11を介して現
在のR波から次のR波を検出するまで、モニタ1
2に順次表示される。この表示フレームレート
は、記録時のフレームレートと同一で講わない。
したがつて、モニタ12にはモニタ15に表示
されるリアルタイムの透視像と略同位相のロード
マツプ像が常に表示でき、正確なPTCA施行が可
能となる。なおTVカメラ5からの出力は、前述
したA/D変換器6、切換スイツチ9、メモリ1
3、D/A変換器14を介さずに直接にTVモニ
タ15に入力され、このTVモニタ15にリアル
タイムの透視像を表示することもできる。
されるリアルタイムの透視像と略同位相のロード
マツプ像が常に表示でき、正確なPTCA施行が可
能となる。なおTVカメラ5からの出力は、前述
したA/D変換器6、切換スイツチ9、メモリ1
3、D/A変換器14を介さずに直接にTVモニ
タ15に入力され、このTVモニタ15にリアル
タイムの透視像を表示することもできる。
ところで、ロードマツプ像の心拍周期T1と
PTCA時の周期T2とは必ずしも一致しない。こ
の周期が一致しない場合としては、以下の2つの
場合が考えられる。
PTCA時の周期T2とは必ずしも一致しない。こ
の周期が一致しない場合としては、以下の2つの
場合が考えられる。
(1) T1>T2であるときには、
第3図に示すR波r1とR波r2との間にお
いては、ロードマツプ像の表示が全部終了しな
いうちにR波r2が観測されるので、N枚より
少ない枚数N−2のロードマツプ像しか表示さ
れない。この場合には特に問題は生じない。
いては、ロードマツプ像の表示が全部終了しな
いうちにR波r2が観測されるので、N枚より
少ない枚数N−2のロードマツプ像しか表示さ
れない。この場合には特に問題は生じない。
(2) T1<T2であるときには、
第3図に示すR波r2とR波r3との間にお
いては、N枚のロードマツプ像の表示が全部終
了してもまだR3波が観測されない。この場合
にはN+1番目に表示すべき画像が存在しない
ので問題となる。
いては、N枚のロードマツプ像の表示が全部終
了してもまだR3波が観測されない。この場合
にはN+1番目に表示すべき画像が存在しない
ので問題となる。
そこで解決方法として、N+1番目以降は、N
番目の画像を表示し続けるとよい。すなわちR波
直前の位相は、R波の拡張後期d1に相当するの
で、心臓の動きが比較的ゆるやかであるからであ
る。
番目の画像を表示し続けるとよい。すなわちR波
直前の位相は、R波の拡張後期d1に相当するの
で、心臓の動きが比較的ゆるやかであるからであ
る。
このように本実施例によれば、被検者の心電図
Aおよびこの心電図Aに同期してロードマツプ像
をメモリ10に記録しておく。そしてPTCA施行
時にメモリ10から読出して心電図Aをモニタす
ると、メモリコントローラ8は心電図Aの特定位
相を検出し、直ちに特定位相に対応するロードマ
ツプ像すなわちフレーム画像F1……FNを標準の
フレームレートで動画として順次表示させる。し
たがつて、ロードマツプ像記録時とPTCA実施時
とで心拍周期が異なつても、常に実際の心拍位相
に対応するロードマツプ像が表示でき、且つ標準
のフレームレートで表示できる。
Aおよびこの心電図Aに同期してロードマツプ像
をメモリ10に記録しておく。そしてPTCA施行
時にメモリ10から読出して心電図Aをモニタす
ると、メモリコントローラ8は心電図Aの特定位
相を検出し、直ちに特定位相に対応するロードマ
ツプ像すなわちフレーム画像F1……FNを標準の
フレームレートで動画として順次表示させる。し
たがつて、ロードマツプ像記録時とPTCA実施時
とで心拍周期が異なつても、常に実際の心拍位相
に対応するロードマツプ像が表示でき、且つ標準
のフレームレートで表示できる。
なお本発明は、上述した実施例に限定されるも
のではない。上述した実施例においては、モニタ
12とモニタ15とを別々に設けたが、モニタ1
2とモニタ15を一つにまとめた構成も可能であ
る。この場合にロードマツプ像はリアルタイム画
像にスーパーインポーズされて表示される。この
ほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施可能であるのは勿論である。
のではない。上述した実施例においては、モニタ
12とモニタ15とを別々に設けたが、モニタ1
2とモニタ15を一つにまとめた構成も可能であ
る。この場合にロードマツプ像はリアルタイム画
像にスーパーインポーズされて表示される。この
ほか本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施可能であるのは勿論である。
[発明の効果]
本発明によれば、X線源から曝射された被検者
を透過したX線をイメージインテンフアイヤによ
り光学像に変換し、この光学像をTVカメラで画
像入力してモニタに透視像を表示し且つカテーテ
ル操作に供するロードマツプ像を表示するX線診
断装置において、前記被検者の心電図およびこの
心電図に同期して前記透視像を一心拍だけ複数枚
の画像からなる動画のロードマツプ像として予め
記録しておくメモリと、ロードマツプ像を表示す
る際に、前記メモリから心電図およびロードマツ
プ像を読出し、心電図の特定位相を検出する毎に
この特定位相に対応するロードマツプ像を順次モ
ニタに表示させる制御手段と、を備えたので、ロ
ードマツプ像記録画時とPTCA実施時とで心拍周
期が異なつても、常に実際の透視画像と略同一位
相のロードマツプ像が得られ、精度が向上でき
る。また心拍周期によらず、一定フレームレート
のロードマツプ像が得られるX線診断装置を提供
できる。
を透過したX線をイメージインテンフアイヤによ
り光学像に変換し、この光学像をTVカメラで画
像入力してモニタに透視像を表示し且つカテーテ
ル操作に供するロードマツプ像を表示するX線診
断装置において、前記被検者の心電図およびこの
心電図に同期して前記透視像を一心拍だけ複数枚
の画像からなる動画のロードマツプ像として予め
記録しておくメモリと、ロードマツプ像を表示す
る際に、前記メモリから心電図およびロードマツ
プ像を読出し、心電図の特定位相を検出する毎に
この特定位相に対応するロードマツプ像を順次モ
ニタに表示させる制御手段と、を備えたので、ロ
ードマツプ像記録画時とPTCA実施時とで心拍周
期が異なつても、常に実際の透視画像と略同一位
相のロードマツプ像が得られ、精度が向上でき
る。また心拍周期によらず、一定フレームレート
のロードマツプ像が得られるX線診断装置を提供
できる。
第1図は本発明に係るX線診断装置の一実施例
の概略構成を示す図、第2図は前記動画のロード
マツプ像と心電図との対応関係を示す図、第3図
は心電図の心拍周期と動画のロードマツプ像との
関係を示す図である。 1……X線管、2……被検者、3……イメージ
インテンフフアイヤ、4……光学系、5……TV
カメラ、6……A/D変換器、7……心電計、8
……メモリコントローラ、9……切換スイツチ、
10,13……メモリ、11,14……D/A変
換器、12,15……モニタ。
の概略構成を示す図、第2図は前記動画のロード
マツプ像と心電図との対応関係を示す図、第3図
は心電図の心拍周期と動画のロードマツプ像との
関係を示す図である。 1……X線管、2……被検者、3……イメージ
インテンフフアイヤ、4……光学系、5……TV
カメラ、6……A/D変換器、7……心電計、8
……メモリコントローラ、9……切換スイツチ、
10,13……メモリ、11,14……D/A変
換器、12,15……モニタ。
Claims (1)
- 1 X線源から曝射された被検者を透過したX線
をイメージインテンフアイヤにより光学像に変換
し、この光学像をTVカメラで画像入力してモニ
タに透視像を表示し且つカテーテル操作に供する
ロードマツプ像を表示するX線診断装置におい
て、前記被検者の心電図およびこの心電図に同期
して前記透視像を一心拍だけ複数枚の画像からな
る動画のロードマツプ像として予め記録しておく
メモリと、ロードマツプ像を表示する際に、前記
メモリから心電図およびロードマツプ像を読出
し、心電図の特定位相を検出する毎にこの特定位
相に対応するロードマツプ像を順次モニタに表示
させる制御手段と、を具備したことを特徴とする
X線診断装置。
Priority Applications (2)
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JP63252702A JPH0299040A (ja) | 1988-10-06 | 1988-10-06 | X線診断装置 |
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