JPH0448410Y2 - - Google Patents

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JPH0448410Y2
JPH0448410Y2 JP15513786U JP15513786U JPH0448410Y2 JP H0448410 Y2 JPH0448410 Y2 JP H0448410Y2 JP 15513786 U JP15513786 U JP 15513786U JP 15513786 U JP15513786 U JP 15513786U JP H0448410 Y2 JPH0448410 Y2 JP H0448410Y2
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JP
Japan
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valve
heating
heat exchanger
hot water
radiator
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JP15513786U
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  • Details Of Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は温水暖房装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、暖房回路には例えば実開昭51−26761号
公報に示されるようにバイパス路に流量調節弁を
設けてある。そしてこの流量調節弁の流量を変え
て放熱負荷に対応していた。又、暖房回路の途中
に接続した暖房目的以外の熱交換器への温水の循
環は三方弁の切換えによつて行つていた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のように放熱器と暖房以外の目的の熱交換
器とを有する暖房装置では循環の制御に2つの高
価な弁を使つており、しかも弁自体や弁への配管
等に多くのスペースを取つていた。更に、弁は高
温水回路に配されるものであり、複雑な構造のも
のであると信頼性、耐久性に欠けるという問題が
あるため、一般に熱動弁が用いられるものである
が熱動弁は反応が遅いという致命的な欠陥があつ
た。
本考案は上記従来の欠点を解消し、迅速に反応
し安価で信頼性も高くかつコンパクトな温水暖房
装置の提供を目的とするものである。
(本願考案の構成) 本考案の温水暖房装置は、上記の目的を達成す
るために次のような構成としている。すなわち、
熱源機に放熱器を接続して暖房回路を構成し、こ
の暖房回路に風呂用等の暖房目的以外の熱交換器
を並列あるいは直列に接続すると共に、該熱交換
器と直列に接続されかつ放熱器をバイパスするバ
イパス路を設け、該バイパス路には、バイパス路
外周に配されたコイルと、バイパス路内に配され
てバイパス路の軸方向に移動可能な磁性体のプラ
ンジヤと、プランジヤによつて開閉される弁座と
よりなる開閉弁を設け、該開閉弁には弁閉時にも
少量の温水が流通するバイパス通路を設け、かつ
前記暖房目的以外の熱交換器を使用しないときに
は開閉弁は閉じられ、暖房目的以外の熱交換器を
使用するときには開閉弁は開かれるように構成し
ている。
(本願考案の作用) 暖房目的以外の熱交換器を使用しないとき、開
閉弁は閉じられて温水は主として放熱器に流れ
る。ここで、開閉弁にはバイパス路を設けている
ため、放熱器の稼動台数が少ない場合はバイパス
通路の流量が多く、稼動台数が多い場合はバイパ
ス通路の流量が少なくなり、負荷が変わつても熱
源機の循環流量が変化しない。
暖房目的以外の熱交換器を使用するときには、
開閉弁が開かれて温水は上記熱交換器に流れる。
この開閉弁は、バイパス路外周に配されたコイル
に通電することによりバイパス路内に配された磁
性体のプランジヤが軸方向に移動して開弁するも
のであり、迅速に作動する。
(実施例) 図において、1は給湯装置、2は暖房装置、3
は風呂装置で同一ケーシングに収納されている。
4は暖房熱交換器で図示しないバーナにより加熱
される。5は暖房ポンプ、6は膨張タンクで熱交
換器4上流に配され、下流には出湯温度検出器7
が設けられる。8は暖房回路19に夫々並列に接
続される放熱器である。
9は追焚用の副熱交換器で、一次側が暖房回路
19と連通し、二次側は風呂の追焚回路10に連
通する液−液熱交換器であり、暖房回路19から
みれば一種の放熱器である。この副熱交換器9
は、暖房回路19の放熱器8をバイパス(すなわ
ち、放熱器8への温水の流入側より上流と放熱器
8からの温水の流出側より下流とを接続)するバ
イパス路20に配されている。11は追焚回路1
0の副熱交換器9より下流に配された追焚ポンプ
であり、12は副熱交換器9より上流に配された
湯温検出器である。13は副熱交換器9を通るバ
イパス路20に設けられた開閉弁である。14は
浴槽、15は追焚ポンプ11上流で副熱交換器9
との間に設けられた三方弁で、他方はホツパ16
に接続されている。17は自動給湯弁18を配し
た給湯装置1の落し込み回路で、ホツパ16に設
定量給湯するものである。開閉弁13は、バイパ
ス路20外周に配されたコイル21と、バイパス
路20内に配されてバイパス路20の軸方向に移
動可能な磁性体のプランジヤ22と、バイパス路
20内にプランジヤ22より下流に設けられプラ
ンジヤ22の接離によつてバイパス路20の通路
の開閉をする金属性に弁座23とよりなる。又、
前記プランジヤ22の軸心には、弁閉時にも温水
が流通する貫通穴が形成されており、この貫通穴
が弁のバイパス通路24となつている。
次にこの構成における作用を説明する。暖房使
用時にはバーナにより暖房熱交換器4を加熱し、
温度検出器7により暖房湯温(例えば60℃)にな
るようバーナの加熱量を比例弁等で制御する。こ
の時開閉弁13は閉じており、温水は大部分が放
熱器8へと流れ、放熱された後膨張タンク6に戻
り、再び暖房ポンプ5で熱交換器4に送り出され
る。放熱器8側でバルブ(図示せず)が閉じら
れ、放熱器8の稼動台数が少ない時、温水はバイ
パス路20から開閉弁13のバイパス通路24を
通つて流れ、暖房ポンプ5の負荷変動をなくすこ
とができる。次に追焚使用時、暖房熱交換器4の
出湯温度を追焚温度(例えば80℃)に切換えると
共に開閉弁13を開き、追焚ポンプ11を駆動さ
せる。開閉弁13のコイル21に電流が流れると
磁性体のプランジヤ22は弁座23から離れて
(図の左方向に移動して)コイルに引き寄せられ
る。弁口が開かれるとコイル21への電圧は起動
時より低い保持電圧にして電力の浪費を抑える。
開閉弁13が開かれると、バイパス通路20に大
部分の温水が流れる。追焚回路10を循環する浴
槽水は、副熱交換器9で暖房回路の温水により加
熱され追焚をしていく。湯温検出器12により浴
槽水温が所定値になつたのを検出すると、追焚ポ
ンプ11を止め、暖房出湯温を暖房温度に切り換
え、コイル21への通電を停止する。コイル21
への通電を停止すると、プランジヤ22は水圧に
より弁座23に押圧され弁口を閉じるのである。
すなわち、開閉弁13は閉じるのである。
つまり、開閉弁13は追焚使用時のみ開となつ
ているのである。更に説明すれば、追焚使用時
は、暖房の放熱器8の稼動台数の多少にかかわら
ず、例えば稼動している放熱器8が無くても開閉
弁13は開なのである。そして、追焚不使用時
は、暖房の放熱器8の稼動台数の多少にかかわら
ず開閉弁13は閉なのである。
追焚使用時に開閉弁13を開にする理由は、副
熱交換器9に十分な量の温水を流すためである。
一方、追焚不使用時は、放熱器8に温水を十分
に流すために開閉弁13を閉にしているのであ
る。追焚不使用時に開閉弁13を開いていると、
暖房熱交換器4から出湯される温水がバイパス路
20に多量に流れ、放熱器8への流量が減つて暖
房効果が劣るのである。
ところで、放熱器8の稼動台数が多い場合は、
放熱器8へ多量の温水が流れるが、稼動台数が少
なくなると放熱器8へ流れる流量は少なくなる。
するとその減少した分の温水はどこか放熱器8以
外の所に流すが、暖房ポンプ5の吐出流量を減ら
すかしなければならない。後者はポンプ5の制御
が複雑かつ高価となるため、一般的には従来例で
示したように放熱器をバイパスさせる流量を加減
している。
本実施例のものもそれと同様に、バイパス路2
0へ温水をバイパスするようにしており、このと
きに閉じている開閉弁13をバイパスして温水を
流通させるのがバイパス通路24なのである。こ
れを開閉弁13との関係において詳述すれば、前
述のように追焚不使用時は放熱器8側に温水を流
さねばならない。従つてバイパス路20の開閉弁
13は閉じねばならない。ところが放熱器8の稼
動台数によつて流量が変動する。かといつて放熱
器8の稼動状況はわからない(放熱器側でバルブ
を閉じられるため)。従つて放熱器8の稼動状況
に応じて開閉弁13は開閉できない。よつて、流
量の変動に応じてバイパス路20に温水が流れる
よう開閉弁13を閉じていても温水の流通するバ
イパス通路24を設けているのである。つまり、
放熱器8の稼動台数が多い場合は、温水は抵抗の
少ない方、すなわち放熱器8へ多量に流れ、バイ
パス通路24へは少量しか流れない。稼動台数が
少ない場合は、放熱器8側が抵抗が大きくなり、
バイパス通路24へ流れる温水の量が増えるので
ある。すなわち、放熱器8側に流れる循環流量の
変化に対応できるのである。
尚、開閉弁13のコイル21への電流のON−
OFFは、上記より明らかなように、追焚使用と
連動するものであるので、例えば追焚ポンプ11
と同時にON−OFFされるようにしてあればよ
い。
(考案の効果) 以上のように本考案の温水暖房装置は、放熱器
への温水の循環と暖房目的以外の熱交換器への温
水の循環との切換えを安価な開閉弁で行い、且
つ、この開閉弁に設けたバイパス通路が放熱器の
バイパス路の一部を形成するので構成が簡単とな
る。しかも開閉弁は、弁構造が簡単なため安価で
信頼性も高く、また作動が迅速である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体回路図、第2
図は要部拡大図である。 8……放熱器、9……副熱交換器、13……開
閉弁、20……バイパス路、21……コイル、2
2……プランジヤ、23……弁座、24……バイ
パス通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱源機に放熱器を接続して暖房回路を構成し、
    この暖房回路に風呂用等の暖房目的以外の熱交換
    器を並列あるいは直列に接続すると共に、該熱交
    換器と直列に接続されかつ放熱器をバイパスする
    バイパス路を設け、該バイパス路には、バイパス
    路外周に配されたコイルと、バイパス路内に配さ
    れてバイパス路の軸方向に移動可能な磁性体のプ
    ランジヤと、プランジヤによつて開閉される弁座
    とよりなる開閉弁を設け、該開閉弁には弁閉時に
    も少量の温水が流通するバイパス通路を設け、か
    つ前記暖房目的以外の熱交換器を使用しないとき
    には開閉弁は閉じられ、暖房目的以外の熱交換器
    を使用するときには開閉弁は開かれるように構成
    したことを特徴とする温水暖房装置。
JP15513786U 1986-10-08 1986-10-08 Expired JPH0448410Y2 (ja)

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JP15513786U JPH0448410Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

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JP15513786U JPH0448410Y2 (ja) 1986-10-08 1986-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS6360810U JPS6360810U (ja) 1988-04-22
JPH0448410Y2 true JPH0448410Y2 (ja) 1992-11-16

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